JPH0441640A - カテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法 - Google Patents
カテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法Info
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- JPH0441640A JPH0441640A JP14908490A JP14908490A JPH0441640A JP H0441640 A JPH0441640 A JP H0441640A JP 14908490 A JP14908490 A JP 14908490A JP 14908490 A JP14908490 A JP 14908490A JP H0441640 A JPH0441640 A JP H0441640A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、カテーテルガイドワイヤなどに使用される高
発生力、高超弾性歪および高弾性係数を有する超弾性合
金線材およびその製造方法に関するものである。
発生力、高超弾性歪および高弾性係数を有する超弾性合
金線材およびその製造方法に関するものである。
人体内に挿入して用いるカテーテルガイドワイヤは、柔
軟性、曲げ変形に対する強度すなわち適度な弾性係数を
要することから超弾性合金線材が用いられている。この
カテーテルガイドワイヤに使用される超弾性合金線材の
超弾性特性としては2種類のタイプがある。
軟性、曲げ変形に対する強度すなわち適度な弾性係数を
要することから超弾性合金線材が用いられている。この
カテーテルガイドワイヤに使用される超弾性合金線材の
超弾性特性としては2種類のタイプがある。
そのタイプIとしては、第2図に応力−歪特性を示すよ
うに、ステージ部応カフ2kgf/−見かけの弾性係数
3600kgf/−、ステージ部長さ4.0%程度の特
性を存する。このタイプの特徴は高発生力型であり、ス
テージ部すなわち一定応力下での超弾性歪が短く、見か
けの弾性係数が小さい。この超弾性線材はカテーテルガ
イドワイヤ用として使用すると複雑な血管内を通すとき
、血管の曲率が小さくなるにつれて負荷量が大きくなり
4%を越える付近から発生力が大となり、ワイヤがスム
ーズに通れなくなる。したがって曲率が小さく複雑な血
管用としては不向きである。線径を細くして発生力を小
さくすることにより、血管内を通すことは可能であるが
、第3図に示す見かけの弾性係数と腰の強さの関係から
判るように腰の強さは弾性係数と比例関係にあることか
ら、このように弾性係数の小さい線材は腰が弱く、した
がって手元の操作性が悪くなる欠点がある。
うに、ステージ部応カフ2kgf/−見かけの弾性係数
3600kgf/−、ステージ部長さ4.0%程度の特
性を存する。このタイプの特徴は高発生力型であり、ス
テージ部すなわち一定応力下での超弾性歪が短く、見か
けの弾性係数が小さい。この超弾性線材はカテーテルガ
イドワイヤ用として使用すると複雑な血管内を通すとき
、血管の曲率が小さくなるにつれて負荷量が大きくなり
4%を越える付近から発生力が大となり、ワイヤがスム
ーズに通れなくなる。したがって曲率が小さく複雑な血
管用としては不向きである。線径を細くして発生力を小
さくすることにより、血管内を通すことは可能であるが
、第3図に示す見かけの弾性係数と腰の強さの関係から
判るように腰の強さは弾性係数と比例関係にあることか
ら、このように弾性係数の小さい線材は腰が弱く、した
がって手元の操作性が悪くなる欠点がある。
次にタイプ■としては、第4図に応力−歪特性を示すよ
うに、ステージ部応力46.4kgf/−1見かけの弾
性係数4450kgf/j、ステージ部長さ6.6%程
度の特性を有し、低発生力型であり、ステージ部の超弾
性歪が長く、見かけの弾性係数が大きいのが特徴である
。この線材は、曲率が小さく複雑な血管内を通すときに
発生力が小さいため座屈して前に進まないことがある。
うに、ステージ部応力46.4kgf/−1見かけの弾
性係数4450kgf/j、ステージ部長さ6.6%程
度の特性を有し、低発生力型であり、ステージ部の超弾
性歪が長く、見かけの弾性係数が大きいのが特徴である
。この線材は、曲率が小さく複雑な血管内を通すときに
発生力が小さいため座屈して前に進まないことがある。
このため線径を太くする必要があるが、線径を大きくす
ると、曲率が小さく複雑で細い血管には通り難いと云う
問題がある。
ると、曲率が小さく複雑で細い血管には通り難いと云う
問題がある。
従来、これらのカテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線
材の製造方法としては、Ni−Ti合金線材を700〜
750℃の温度において1分〜2分の走間焼鈍を行った
後30〜40%の減面加工率で伸線加工を施し、次いで
500℃〜550℃の温度で1分〜2分間の走間焼鈍を
行っていたものである。
材の製造方法としては、Ni−Ti合金線材を700〜
750℃の温度において1分〜2分の走間焼鈍を行った
後30〜40%の減面加工率で伸線加工を施し、次いで
500℃〜550℃の温度で1分〜2分間の走間焼鈍を
行っていたものである。
しかしながら、合金の組成および製造方法について種々
検討がなされているにも拘わらず上記の柔軟性と腰の強
さ、すなわち弾性係数を有するワイヤ用超弾性合金線材
を得ることは困難であった。
検討がなされているにも拘わらず上記の柔軟性と腰の強
さ、すなわち弾性係数を有するワイヤ用超弾性合金線材
を得ることは困難であった。
本発明は上記の問題について検討の結果なされたもので
、前記のタイプIおよび■の両者の長所を併せもつ高発
生力すなわちステージ応力が高く、見かけの弾性係数が
大きく、かつステージ部長さが長い特性を有するカテー
テルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法
を開発したものである。
、前記のタイプIおよび■の両者の長所を併せもつ高発
生力すなわちステージ応力が高く、見かけの弾性係数が
大きく、かつステージ部長さが長い特性を有するカテー
テルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法
を開発したものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明は、N
i 50.7〜53.0at%、残部Tiからなり、
ステージ部応力60kgf/mm2以上、見かけの弾性
係数4000以上、ステージ部長さ6.0%以上の特性
を有することを特徴とするカテーテルガイドワイヤ用超
弾性合金線材であり、またNi50.7〜53 、0a
t%、T i 49.3〜47.Oae%のNiまた
は、/およびTiの一部をCr、Fe、Co、Mo、V
、Pd、W、Cuの何れかIW!または2種以上を各(
1,01〜5.0at%の範囲で置換してなり、ステー
ジ部応力60kgf/mm2以上、見かけの弾性係数4
000以上、ステージ部長さ6.0%以上の特性を有す
ることを特徴とするカテーテルガイドワイヤ用超弾性合
金線材であり、そしてN i 50.7−53.Oa
t%、残部Tiからなる合金を450℃〜600℃の温
度で10秒〜180分の生地焼鈍を行って引張り強さを
100kgf /mm2以上とし、続いて加工率30%
以上の伸線加工を施して引張強さを150kgf/mm
2以上とし、次いで400℃〜60(1℃の温度で10
秒〜30分の仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜
190kgf/mm2とすることを特徴とするカテーテ
ルガイドワイヤ用超弾性合金線材の製造方法であり、さ
らにN450.7〜53.0at%、T i 49.3
〜47.0at%のNiまたは/およびTiの一部をC
r5Fe、Co、M01V、Pd、W、Cuの何れか1
種または2種以上を各0.01〜5.0at%の範囲で
置換してなる合金を450℃〜600℃の温度で10秒
〜180分の生地焼鈍を行って引張強さを100kgf
/mm2以上とし、続いて加工率30%以上の伸線加工
を施して引張り強さを150kgf /mm2以上とし
、次いで400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の
仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜190kgf
/mm2とすることを特徴とするカテーテルガイドワイ
ヤ用超弾性合金線材の製造方法である。
i 50.7〜53.0at%、残部Tiからなり、
ステージ部応力60kgf/mm2以上、見かけの弾性
係数4000以上、ステージ部長さ6.0%以上の特性
を有することを特徴とするカテーテルガイドワイヤ用超
弾性合金線材であり、またNi50.7〜53 、0a
t%、T i 49.3〜47.Oae%のNiまた
は、/およびTiの一部をCr、Fe、Co、Mo、V
、Pd、W、Cuの何れかIW!または2種以上を各(
1,01〜5.0at%の範囲で置換してなり、ステー
ジ部応力60kgf/mm2以上、見かけの弾性係数4
000以上、ステージ部長さ6.0%以上の特性を有す
ることを特徴とするカテーテルガイドワイヤ用超弾性合
金線材であり、そしてN i 50.7−53.Oa
t%、残部Tiからなる合金を450℃〜600℃の温
度で10秒〜180分の生地焼鈍を行って引張り強さを
100kgf /mm2以上とし、続いて加工率30%
以上の伸線加工を施して引張強さを150kgf/mm
2以上とし、次いで400℃〜60(1℃の温度で10
秒〜30分の仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜
190kgf/mm2とすることを特徴とするカテーテ
ルガイドワイヤ用超弾性合金線材の製造方法であり、さ
らにN450.7〜53.0at%、T i 49.3
〜47.0at%のNiまたは/およびTiの一部をC
r5Fe、Co、M01V、Pd、W、Cuの何れか1
種または2種以上を各0.01〜5.0at%の範囲で
置換してなる合金を450℃〜600℃の温度で10秒
〜180分の生地焼鈍を行って引張強さを100kgf
/mm2以上とし、続いて加工率30%以上の伸線加工
を施して引張り強さを150kgf /mm2以上とし
、次いで400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の
仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜190kgf
/mm2とすることを特徴とするカテーテルガイドワイ
ヤ用超弾性合金線材の製造方法である。
すなわち本発明は、N i 50.7〜53.0at%
、残部TiのN i −T i合金またはN i 50
.7〜53.0at%、T i 49.3〜47.0a
t%のNiまたは/およびTiの一部をCr、Fe、C
o、Mo、V、Pd、W。
、残部TiのN i −T i合金またはN i 50
.7〜53.0at%、T i 49.3〜47.0a
t%のNiまたは/およびTiの一部をCr、Fe、C
o、Mo、V、Pd、W。
Cuの何れか1種または2種以上を各0.01〜5.0
at%の範囲で置換したN i −T i系合金を上記
したように特定な生地焼鈍、伸線加工および仕上げ焼鈍
を施すことにより、ステージ部応力60kgf /mm
2以上、見かけの弾性係数4000以上、ステージ部長
さ6.0%以上の特性を有するカテーテルガイドワイヤ
用超弾性合金線材を得たものである。
at%の範囲で置換したN i −T i系合金を上記
したように特定な生地焼鈍、伸線加工および仕上げ焼鈍
を施すことにより、ステージ部応力60kgf /mm
2以上、見かけの弾性係数4000以上、ステージ部長
さ6.0%以上の特性を有するカテーテルガイドワイヤ
用超弾性合金線材を得たものである。
また本発明は、上記した特定のNi−Ti合金またはN
i−Ti系合金を450℃〜600℃の温度で10秒〜
180分の生地焼鈍を行って引張り強さを100 kg
f/mm2以上とし続いて加工率30%以上の伸線加工
を施して引張り強さを150 kgf/mm2以上とし
、続いて400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の
仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜190kgf
/−とすることにより所定のステージ部応力60kgf
/mm2以上、見かけの弾性係数4000以上、ステー
ジ部長さ6.0%以上の特性を有するカテーテルガイド
ワイヤ用超弾性合金線材を得るものである。
i−Ti系合金を450℃〜600℃の温度で10秒〜
180分の生地焼鈍を行って引張り強さを100 kg
f/mm2以上とし続いて加工率30%以上の伸線加工
を施して引張り強さを150 kgf/mm2以上とし
、続いて400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の
仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜190kgf
/−とすることにより所定のステージ部応力60kgf
/mm2以上、見かけの弾性係数4000以上、ステー
ジ部長さ6.0%以上の特性を有するカテーテルガイド
ワイヤ用超弾性合金線材を得るものである。
しかして本発明の合金組成をNi50.7〜53.0a
t%、残部Tjとしたのは、Niが50.7a t%未
満では、仕上げ焼鈍後の引張り強さが130〜190k
gf/−を満たしていても変態点が高くなることによる
ステージ部応力の低下、見かけの弾性係数の低下が起こ
り実用上問題となるからであり、Ni量が53 、 O
a t%を越えると伸線加工が困難になるためである。
t%、残部Tjとしたのは、Niが50.7a t%未
満では、仕上げ焼鈍後の引張り強さが130〜190k
gf/−を満たしていても変態点が高くなることによる
ステージ部応力の低下、見かけの弾性係数の低下が起こ
り実用上問題となるからであり、Ni量が53 、 O
a t%を越えると伸線加工が困難になるためである。
またN i 50.7〜53.0at%、T i 49
.3〜47.0at%のNiまたは/およびTiの一部
をCr、Fe、C0lMo、V、Pd、W、Cuの何れ
か1種または2種以上で各0.01〜5.0at%の範
囲で置換するのは、これらの元素は、上記した超弾性特
性を阻害せず、加工性、引張り強さ、耐食性などの向上
に寄与するからであり、0.01at%では上記の特性
の効果が少なく、5.0at%を越えると加工性が悪く
なるからである。
.3〜47.0at%のNiまたは/およびTiの一部
をCr、Fe、C0lMo、V、Pd、W、Cuの何れ
か1種または2種以上で各0.01〜5.0at%の範
囲で置換するのは、これらの元素は、上記した超弾性特
性を阻害せず、加工性、引張り強さ、耐食性などの向上
に寄与するからであり、0.01at%では上記の特性
の効果が少なく、5.0at%を越えると加工性が悪く
なるからである。
本発明の製造方法において生地焼鈍の条件を450℃〜
600℃の温度で10秒〜180分としたのは、この範
囲において焼鈍することにより、線材に加工組織を残し
て引張り強さを100 kgf/mm2以上とするもの
で、100kgf/−未満では仕上げ伸線後の引張り強
さが150kgf/mm2以上にならず、高いステージ
部応力が得られないからである。
600℃の温度で10秒〜180分としたのは、この範
囲において焼鈍することにより、線材に加工組織を残し
て引張り強さを100 kgf/mm2以上とするもの
で、100kgf/−未満では仕上げ伸線後の引張り強
さが150kgf/mm2以上にならず、高いステージ
部応力が得られないからである。
次に伸線加工率を30%以上としたのは、この伸線加工
により線材に強加工を付与して線材の引張強さを150
kgf/−にするためである。
により線材に強加工を付与して線材の引張強さを150
kgf/−にするためである。
また仕上げ焼鈍を400℃〜600℃の温度で10秒〜
30分としたのは、この焼鈍は、前工程の伸線における
加工組織を成る程度残存せしめて引張り強さを130〜
190kgf/−に維持せしめ、見かけの弾性係数およ
びステージ部の長さを所期の範囲に調整するものである
。
30分としたのは、この焼鈍は、前工程の伸線における
加工組織を成る程度残存せしめて引張り強さを130〜
190kgf/−に維持せしめ、見かけの弾性係数およ
びステージ部の長さを所期の範囲に調整するものである
。
この生地焼鈍、伸線加工、仕上げ焼鈍などの工程直後の
引張り強さを上記のように限定したのは、焼鈍および伸
線加工による加工組織の残存の度合いをみるための目安
とするもので、それぞれの工程後における引張り強さが
上記の範囲になるように処理しないと、所期のステージ
部応力、見かけの弾性係数、ステージ長さなどの特性が
得られないからである。
引張り強さを上記のように限定したのは、焼鈍および伸
線加工による加工組織の残存の度合いをみるための目安
とするもので、それぞれの工程後における引張り強さが
上記の範囲になるように処理しないと、所期のステージ
部応力、見かけの弾性係数、ステージ長さなどの特性が
得られないからである。
上記の生地焼鈍、伸線、仕上げ焼鈍工程と超弾性特性の
改善効果の理由については詳らかではないが、以下に述
べる理由によるものと考えられる。
改善効果の理由については詳らかではないが、以下に述
べる理由によるものと考えられる。
■Nl量の増加によって変態点は下がりこれによってス
テージ部の応力は高くなる。
テージ部の応力は高くなる。
■生地焼鈍で加工組織を残すことによってその後の仕上
げ伸線後の引張り強さが高くなり、これによってステー
ジ部の応力は高くなる。
げ伸線後の引張り強さが高くなり、これによってステー
ジ部の応力は高くなる。
以下に本発明の一実施例について説明する。
第1表に示す組成のNi−Ti合金およびNi−Ti系
合金線材を用い、500℃21分の生地焼鈍を行い、次
いで加工率40%で伸線加工を行い、続いて520℃で
1分の仕上げ焼鈍を施した。このそれぞれの工程後の線
材について引張り試験を行い引張り強さを測定した。そ
の結果を第1表に示す。
合金線材を用い、500℃21分の生地焼鈍を行い、次
いで加工率40%で伸線加工を行い、続いて520℃で
1分の仕上げ焼鈍を施した。このそれぞれの工程後の線
材について引張り試験を行い引張り強さを測定した。そ
の結果を第1表に示す。
上記のNO,1の試料について超弾性特性の評価法であ
る応力−歪特性を測定した。その結果を第1図に示す。
る応力−歪特性を測定した。その結果を第1図に示す。
なお見かけの弾性係数は0.5mφの線を引張り試験を
行い、見かけの降伏応力σ7を求め、これを歪ε、で除
した値である。
行い、見かけの降伏応力σ7を求め、これを歪ε、で除
した値である。
図から明らかなようにステージ部の発生応力(降伏応力
)は負荷時(歪1.6〜7%)で68kgf/−1除荷
時(歪0.8〜5,6%)で36kgf /−となり、
本発明の線材は従来の線材の線材のタイプ■ (第2図
)のものと比較して、ステージ部応力は同程度であるが
、ステージ部の長さ、すなわち一定荷重下での超弾性係
数歪量が大きく、およそ2倍の長さになっており、また
タイプ■(第4図)のものと比較するとステージ部の長
さは同程度であるが、ステージ部応力は46kgf/−
でおよそ4割程大きくなっており発す力が大きく、従来
のタイプIおよびHのそれぞれの欠点をカバーすること
が判る。
)は負荷時(歪1.6〜7%)で68kgf/−1除荷
時(歪0.8〜5,6%)で36kgf /−となり、
本発明の線材は従来の線材の線材のタイプ■ (第2図
)のものと比較して、ステージ部応力は同程度であるが
、ステージ部の長さ、すなわち一定荷重下での超弾性係
数歪量が大きく、およそ2倍の長さになっており、また
タイプ■(第4図)のものと比較するとステージ部の長
さは同程度であるが、ステージ部応力は46kgf/−
でおよそ4割程大きくなっており発す力が大きく、従来
のタイプIおよびHのそれぞれの欠点をカバーすること
が判る。
次に第1表の線材について、上記と同様にして応力−歪
特性を求め、ステージ部応力、ステージ部長さ、見かけ
の弾性係数、形状回復性などの特性と加工性について調
べた結果を第2表に示した。
特性を求め、ステージ部応力、ステージ部長さ、見かけ
の弾性係数、形状回復性などの特性と加工性について調
べた結果を第2表に示した。
■仕上げ焼鈍後の引張り強さが(i)、(ii)では(
2)仕上げ焼鈍条件について すなわち■より生地焼鈍後の引張り強さが100kgf
/−未満では伸線後の引張り強さが150 kgf/
−のものが得られず、また■より伸線後の引張り強さが
150 kgf/−未満では仕上げ焼鈍後の引張り強さ
130kgf/−が得られず、■の結果より焼鈍後の引
張り強さが130〜190kgf/−より小さくとも、
大きくとも超弾性特性の何れかが悪い。さ第2表から明
らかなように本発明の階1〜N114のものは、いずれ
もステージ部応力、ステージ部長さ、見かけの弾性係数
、形状回復性、加工性が良好なことが判る。これに対し
てNi量の少ないNCL5は、ステージ部長さは良好で
あるがその他の特性は悪い。またNi量の多いN[L6
は伸線ができず線材が得られなかった。次に生地焼鈍、
伸線加工、仕上げ焼鈍後の引張り強さと超弾性特性につ
いて調べた結果は下記の通りである。
2)仕上げ焼鈍条件について すなわち■より生地焼鈍後の引張り強さが100kgf
/−未満では伸線後の引張り強さが150 kgf/
−のものが得られず、また■より伸線後の引張り強さが
150 kgf/−未満では仕上げ焼鈍後の引張り強さ
130kgf/−が得られず、■の結果より焼鈍後の引
張り強さが130〜190kgf/−より小さくとも、
大きくとも超弾性特性の何れかが悪い。さ第2表から明
らかなように本発明の階1〜N114のものは、いずれ
もステージ部応力、ステージ部長さ、見かけの弾性係数
、形状回復性、加工性が良好なことが判る。これに対し
てNi量の少ないNCL5は、ステージ部長さは良好で
あるがその他の特性は悪い。またNi量の多いN[L6
は伸線ができず線材が得られなかった。次に生地焼鈍、
伸線加工、仕上げ焼鈍後の引張り強さと超弾性特性につ
いて調べた結果は下記の通りである。
(1)引張り強さについて
■生地焼鈍後の引張強さが70kgf/−では↓
伸線後の引張り強さは140kgf/−(<150kg
f/d)■伸線後の引張り強さが140kgf/−では
↓ 仕上焼鈍後の引張り強さは(550’CX 1分)11
5kgf/ wJ (< 130kgf/ d )らに
(2)の結果より仕上げ焼鈍の条件が本発明範囲外の場
合は超弾性特性の何れかか劣ることが判る。
f/d)■伸線後の引張り強さが140kgf/−では
↓ 仕上焼鈍後の引張り強さは(550’CX 1分)11
5kgf/ wJ (< 130kgf/ d )らに
(2)の結果より仕上げ焼鈍の条件が本発明範囲外の場
合は超弾性特性の何れかか劣ることが判る。
〔効果]
以上説明したように本発明によれば、高発生力を有し、
一定応力下での超弾性歪が長く、かつ見かけの弾性係数
をもつ超弾性台金線材が得られるものでカテーテルガイ
ドワイヤなどの材料として好適なもので工業上顕著な効
果を奏するものである。
一定応力下での超弾性歪が長く、かつ見かけの弾性係数
をもつ超弾性台金線材が得られるものでカテーテルガイ
ドワイヤなどの材料として好適なもので工業上顕著な効
果を奏するものである。
第1図は本発明の一実施例に係るカテーテルガイドワイ
ヤ用超弾性合金線材の応力−歪特性を示すグラフ。第2
図および第4図は従来のカテーテルガイドワイヤ用超弾
性合金線材の応力−歪特性を示すグラフ。第3図は超弾
性合金線材の腰の強さと見かけの弾性係数の関係を示す
グラフである。 特許出願人 代理人 弁理士 銘木 雄−第 図 第6図 第2図 第4図
ヤ用超弾性合金線材の応力−歪特性を示すグラフ。第2
図および第4図は従来のカテーテルガイドワイヤ用超弾
性合金線材の応力−歪特性を示すグラフ。第3図は超弾
性合金線材の腰の強さと見かけの弾性係数の関係を示す
グラフである。 特許出願人 代理人 弁理士 銘木 雄−第 図 第6図 第2図 第4図
Claims (4)
- (1)Ni50.7〜53.0at%、残部Tiからな
り、ステージ部応力60kgf/mm^2以上、見かけ
の弾性係数4000以上、ステージ部長さ6.0%以上
の特性を有することを特徴とするカテーテルガイドワイ
ヤ用超弾性合金線材。 - (2)Ni50.7〜53.0at%、Ti49.3〜
47.0at%のNiまたは/およびTiの一部をCr
、Fe、Co、Mo、V、Pd、W、Cuの何れか1種
または2種以上を各0.01〜5.0at%の範囲で置
換してなり、ステージ部応力60kgf/mm^2以上
、見かけの弾性係数4000以上、ステージ部長さ6.
0%以上の特性を有することを特徴とするカテーテルガ
イドワイヤ用超弾性合金線材。 - (3)Ni50.7〜53.0at%、残部Tiからな
る合金を450℃〜600℃の温度で10秒〜180分
の生地焼鈍を行って引張り強さを100kgf/mm^
2以上とし、続いて加工率30%以上の伸線加工を施し
て引張強さを150kgf/mm^2以上とし、次いで
400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の仕上げ焼
鈍を行って引張り強さを130〜190kgf/mm^
2とすることを特徴とするカテーテルガイドワイヤ用超
弾性合金線材の製造方法。 - (4)Ni50.7〜53.0at%、Ti49.3〜
47.0at%のNiまたは/およびTiの一部をCr
、Fe、Co、Mo、V、Pd、W、Cuの何れか1種
または2種以上を各0.01〜5.0at%の範囲で置
換してなる合金を450℃〜600℃の温度で10秒〜
180分の生地焼鈍を行って引張強さを100kgf/
mm^2以上とし、続いて加工率30%以上の伸線加工
を施して引張り強さを150kgf/mm^2以上とし
、次いで400℃〜600℃の温度で10秒〜30分の
仕上げ焼鈍を行って引張り強さを130〜190kgf
/mm^2とすることを特徴とするカテーテルガイドワ
イヤ用超弾性合金線材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14908490A JPH0441640A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | カテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14908490A JPH0441640A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | カテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441640A true JPH0441640A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15467349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14908490A Pending JPH0441640A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | カテーテルガイドワイヤ用超弾性合金線材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441640A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0800781A3 (en) * | 1996-04-09 | 1999-02-03 | Sunstar Inc. | Interdental brush wire and interdental brush |
| CN104745878A (zh) * | 2013-12-30 | 2015-07-01 | 有研亿金新材料股份有限公司 | 一种中等强度柔性窄滞后的NiTiWCu四元合金及其制备方法和应用 |
-
1990
- 1990-06-07 JP JP14908490A patent/JPH0441640A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0800781A3 (en) * | 1996-04-09 | 1999-02-03 | Sunstar Inc. | Interdental brush wire and interdental brush |
| CN104745878A (zh) * | 2013-12-30 | 2015-07-01 | 有研亿金新材料股份有限公司 | 一种中等强度柔性窄滞后的NiTiWCu四元合金及其制备方法和应用 |
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