JPH044262Y2 - - Google Patents

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JPH044262Y2
JPH044262Y2 JP11878085U JP11878085U JPH044262Y2 JP H044262 Y2 JPH044262 Y2 JP H044262Y2 JP 11878085 U JP11878085 U JP 11878085U JP 11878085 U JP11878085 U JP 11878085U JP H044262 Y2 JPH044262 Y2 JP H044262Y2
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spring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばテープレコーダ等の電子機器
の押釦装置に適用するのに最適な操作力伝達機構
の摺動部材の取付装置であつて、操作力伝達用の
一対の摺動部材を一対のガイドピンに平行状態で
かつ各々摺動自在に取付けるための取付装置に関
するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、電子機器の押釦装置等のような各種
の操作力伝達機構における操作力伝達用の一対の
摺動部材をこれらに各々設けた長孔によつて一対
のガイドピンに挿入して平行状態でかつ各々摺動
自在に取付け、これら各摺動部材を各々戻しばね
によつて復動付勢するテープレコーダ等の電子機
器の押釦装置の如き摺動部材の取付装置におい
て、前記一対の摺動部材を各々復動付勢する戻し
ばねを1本の線状ばねによつて特殊な形状に構成
することにより、1本の戻しばねによつて、前記
一対のガイドピンに対する前記一対の摺動部材の
一対の抜け止めワツシヤーと、これら一対の摺動
部材の一対の戻しばねとを兼用できるようにした
ものである。
〔従来の技術〕
操作力伝達機構の一例であるテープレコーダ等
の電子機器の押釦装置の従来例として、実公昭53
−16329号公報がある。この従来例は、捩りコイ
ルばねの中央コイル部を基板の突起に係止し、基
板に回動自在に取付けられた操作力伝達用の一対
の回動式押釦の後端に設けた一対の突起に前記捩
りコイルばねの両端を係止して、1本の捩りコイ
ルばねで一対の回動式押釦の戻しばねを兼用させ
たものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの従来例は、回動式装置に限つ
て有効であるが、摺動式押釦等では有効でない。
また、回動式押釦を基板に回動自在に取付ける
ための押釦取付構造とは別に、捩りコイルばねの
中央コイル部を取付けるための専用突起を基板に
設けなければならず、基板の形状、構造が複雑に
なると言つた欠陥があつた。
本考案は、操作力伝達用の一対の摺動部材をこ
れらに設けた一対の長孔によつて一対のガイドピ
ンに挿入して平行状態でかつ各々摺動自在に取付
け、これら各摺動部材を各々戻しばねによつて復
動付勢する摺動部材の取付装置において、一対の
ガイドピンに対する一対の摺動部材の一対の抜け
止めワツシヤーと、これら一対の摺動部材の一対
の戻しばねとを1本の戻しばねで兼用できるよう
にした操作力伝達機構の摺動部材の取付装置を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記操作力伝達機構の摺動部材の取
付装置において、前記戻しばねを1本の線状ばね
から形成して、この戻しばねに対称形状をなす一
対のフツク部と、その一対のフツク部の一端部間
を連結する連結部と、その一対のフツク部の他端
に連結された対称形状をなす一対のばね作用部と
を互いに一体に形成し、この戻しばねを一対のフ
ツク部により前記一対のガイドピンの先端外周に
設けた一対の係止溝に係止して、この戻しばねの
少なくとも連結部で前記一対の摺動部材をほゞ直
交する状態に押え込んで、これら一対の摺動部材
の前記一対のガイドピンに対する抜け止めを行う
と共に、この戻しばねの一対のばね作用部の先端
を前記一対の摺動部材に係止して、これら一対の
摺動部材を各々復動付勢させるように構成したも
のである。
〔作用〕
本考案の、操作力伝達機構の摺動部材の取付装
置は、戻しばねを1本の線状ばねから形成して、
この戻しばねに一対のフツク部、連結部およびば
ね作用部を互いに一体に形成した特殊な形状に構
成したので、一体のガイドピンに対する一対の摺
動部材の一対の抜け止めワツシヤーと、これら一
対の摺動部材の一対の戻しばねとを1本の戻しば
ねで兼用することができる。
〔実施例〕
以下、本考案をテープレコーダ等の電子機器の
押釦装置に適用した操作力伝達機構の摺動部材の
取付装置の一実施例を図面に基づき説明する。
先ず、先端に一対の押釦1,2が取付けられた
平板からなる操作力伝達用の一対の摺動部材3,
4をこれらに各々設けた長孔5,6によつて一対
のガイドピン7,8に挿入して平行に取付けてい
る。なお一対のガイドピン7,8はシヤーシ9上
に植設されており、一対の摺動部材3,4の先端
側及び一対の押釦1,2がシヤーシ9の垂直板9
aに設けられた一対の挿通孔10,11に挿通さ
れていて、これら各摺動部材3,4は各長孔5,
6の長手方向である矢印a,b方向に摺動自在に
構成されている。
次に、戻しばね13を1本の線状ばね14から
形成して、ほゞU形で対称形状をなす一対のフツ
ク部15,16と、その一対のフツク部15,1
6の一端部間を連結する直線状の連結部17と、
その一対のフツク部15,16の他端に連結され
たほゞV形で対称状をなす一対のばね作用部1
8,19とを互いに一体に設けている。
そして、この戻しばね13を一対のフツク部1
5,16により一対のガイドピン7,8の先端外
周に設けた一対の係止溝20,21に係止して、
この戻しばね13の少なくとも連結部17で一対
の摺動部材3,4をほゞ直交する状態に押え込ん
で、これら一対の摺動部材3,4の一対のガイド
ピン7,8に対する抜け止めを行う。
そして、この戻しばね13の一対のばね作用部
18,19の先端18a,19aを一対の摺動部
材3,4の一対の長孔5,6の端部5a,6aに
係止して、これら一対の摺動部材3,4を各々矢
印a方向に復動付勢させている。
なおこの際、一対のガイドピン7,8の先端外
周に設けた一対の円錐台形面22,23に戻しば
ね13のほぼU形をなす一対のフツク部15,1
6をその弾性に抗して上方から押圧することによ
り、その一対の円錐台形面22,23による案内
作用を利用して、これら一対のフツク部15,1
6を一対の係止溝20,21内に上方から滑り込
ませるようにして、戻しばね13を一対のガイド
ピン7,8の先端にワンタツチで取付けることが
できる。したがつて、一対のガイドピン7,8に
対する戻しばね13の取付け及び取外しが簡単で
ある。なお一対の係止溝20,21に係止された
戻しばね13の一対のフツク部15,16はその
一対の係止溝20,21内にあつてこれらを両側
(矢印a,b方向)から常時弾性的に締め付ける
状態で安定される。
以上の如く取付けられた一対の摺動部材3,4
は、シヤーン9と1本の戻しばね13との間で挾
み込まれた状態で、各々矢印a,b方向に円滑に
摺動操作できるように構成されている。
なおこの押釦装置には、平板からなる一対の摺
動部材3,4に対してほゞ直交するやはり平板か
らなるロツク板26がシヤーシ9上にガイドピン
27及び長孔28を介して矢印c,d方向に摺動
自在に取付けられている。そして押釦1,2の選
択的な矢印b方向への押圧操作によつて、摺動部
材3,4の1つが戻しばね13のばね作用部1
8,19の1つに抗して矢印b方向に摺動操作さ
れた時に、これら摺動部材3,4の遊端部に一体
に設けられている一対の係止爪29,30をロツ
ク板26の側面に一体に設けられている一対の係
止爪31,32に選択的に係止してロツクするよ
うに構成したものである。但しこの際、係止爪2
9,30を係止爪31,32に選択的に係止する
時、ロツク板26は矢印d方向に復動付勢する戻
しばね(図示せず)との協働作用により矢印c,
d方向に1往復動作される。そしてそのロツク板
26の矢印c方向への往動により、先にロツクさ
れていた摺動部材3,4の1つがロツク解除させ
て戻しばね13のばね作用部18,19の1つに
よつて矢印a方向に復動される。
なお、この押釦装置の押釦1,2はテープレコ
ーダの記録釦、再生釦、早送り釦、巻戻し釦、停
止釦等に構成されるものであり、これらの押釦
1,2のの押圧操作が摺動部材3,4を介してテ
ープレコーダのモード切換機構に伝達されて、テ
ープレコーダのモード切換が行われるものであ
る。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
例えば、戻しばねのフツク部やばね作用部の形
状は各種の変形が可能である。
また本考案は、各種電子機器の各種の操作力伝
達機構の摺動部材の取付装置に適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案の操作力伝達機構の摺動部材の取付装置
は、一対のガイドピンに対する操作力伝達用の一
対の摺動部材の一対の抜け止めワツシヤーと、こ
れら一対の摺動部材の一対の戻しばねとを1本の
戻しばねで兼用することができるものであり、し
かも、その1本の戻しばねが先端に取付けられる
一対のガイドピンはその戻しばねの取付部材と一
対の摺動部材の案内部材とを兼用するもである。
従つて装置全体の構造が非常に簡単であり、部品
点数並びに組立工数の極めて大巾な削減が可能で
あるから、生産性の向上と低コスト化とを図るこ
とができる。また実施例で示したように1本の戻
しばねの一対のフツク部を一対のガイドピンの先
端外周に設けた一対の係止溝に係止するのは非常
に簡単であり、一対の摺動部材及び1本の戻しば
ねの取付け並びに分解も非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は要部の斜視図、第2図は第1図−
線矢視図、第3図は第1図−線矢視図であ
る。 また図面に用いられた符号において、3……操
作力伝達用の摺動部材、4……操作力伝達用の摺
動部材、5……長孔、6……長孔、7……ガイド
ピン、8……ガイドピン、13……戻しばね、1
4……線状ばね、15……フツク部、16……フ
ツク部、17……連結部、18……ばね作用部、
19……ばね作用部、20……係止溝、21……
係止溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作力伝達用の一対の摺動部材をこれらに各々
    設けた長孔によつて一対のガイドピンに挿入して
    平行状態でかつ各々摺動自在に取付け、これら各
    摺動部材を各々戻しばねによつて復動付勢する操
    作力伝達機構の摺動部材の取付装置において、 前記戻しばねを一本の線状ばねから形成して、
    この戻しばねに対称形状をなす一対のフツク部
    と、その一対のフツク部の一端部間を連結する連
    結部と、その一対のフツク部の他端に連結された
    対称形状をなす一対のばね作用部とを互いに一体
    に形成し、 この戻しばねを一対のフツク部により前記一対
    のガイドピンの先端外周に設けた一対の係止溝に
    係止して、この戻しばねの少なくとも連結部で前
    記一対の摺動部材をほゞ直交する状態に押え込ん
    で、これら一対の摺動部材の前記一対のガイドピ
    ンに対する抜け止めを行うと共に、この戻しばね
    の一対のばね作用部の先端を前記一対の摺動部材
    に係止して、これら一対の摺動部材を各々復動付
    勢させるように構成したことを特徴とする操作力
    伝達機構の摺動部材の取付装置。
JP11878085U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH044262Y2 (ja)

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