JPH0443046Y2 - - Google Patents

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JPH0443046Y2
JPH0443046Y2 JP19467787U JP19467787U JPH0443046Y2 JP H0443046 Y2 JPH0443046 Y2 JP H0443046Y2 JP 19467787 U JP19467787 U JP 19467787U JP 19467787 U JP19467787 U JP 19467787U JP H0443046 Y2 JPH0443046 Y2 JP H0443046Y2
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sole
resin
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shoe
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、ゴルフ、野球、サツカー、陸上等の
靴に使用する合成樹脂製靴底(以下靴底と省略す
る)の改良に関するものである。 (従来の技術) 従来の靴底に関して、ゴルフ靴を一例として説
明すれば、一般にゴルフ靴の靴底は耐水性や耐摩
耗性を維持するため、合成樹脂で成型したものが
よく知られている。即ち、合成樹脂として、ナイ
ロン11やナイロン12のポリアミド樹脂や耐摩耗性
の良好なポリウレタン樹脂を使用して靴底本体を
成型したり、又、同材質の合成樹脂で、色調を変
えて靴底本体と靴底補強部材を一体成型した所謂
二色成型の靴底等が公知となつている。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、これらのゴルフ靴の場合には、以下の
ような問題点を有していた。即ち、前者のポリア
ミド樹脂製の靴底では、ポリアミド樹脂そのもの
の比重が小さいため、靴底の重量が軽減されその
分覆用時の足部の疲労はある程度防止出来るが、
ポリアミド樹脂の耐摩耗性が悪いため、耐久性に
劣ると言つた欠点を有していた。更に、冬期のよ
うに気温が低下することにより、ポリアミド樹脂
の物性として硬くなり、曲げ弾性係数が非常に高
くなり、そのため靴底の屈曲性が悪くなると言つ
た問題点をも有していた。 一方後者のポリウレタン樹脂の場合には、耐摩
耗性が非常に良好であり、耐久性のあるゴルフ靴
が提供出来ると共に、低温特性も良好なため、冬
期に使用してもポリアミド樹脂のように硬くなる
こともなく、靴底の屈曲性も良好であつた。その
反面、ポリウレタン樹脂の比重が大きいため、ゴ
ルフ靴の重量も重くなり、覆用時に足部が疲労し
やすいと言つた問題点を有していた。 そのため、従来からポリアミド樹脂の比重が小
さいと言つた特性と、ポリウレタン樹脂の耐摩耗
性と低温特性が良好であると言つた特性を利用し
て、異種材質の組み合わせにより靴底を成型する
ことが試みられたが、これら両者の密着性が悪
く、繰り返し曲げ試験や剥離試験等の結果剥離強
度が弱く製品化は実現しなかつた。 そのため、現在でも二色成型の靴底としては、
ポリアミド樹脂とポリアミド樹脂乃至はポリウレ
タン樹脂とポリウレタン樹脂と言つた同材質同士
による成型しか行えないと言つた問題点を有して
いた。 以上のことから、これら異種材質の組み合わせ
により各々の特性を発揮出来る軽量で且つ耐摩耗
性を有する低温特性の良好な靴底が供給されるこ
とが、望まれていた。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、種々の実験の結果以下のような構成
にすることにより、従来にない良好な特性を有す
る靴底を見いだしたものである。 即ち、ある程度耐摩耗性を要する部分を熱可塑
性ポリウレタン樹脂部材で形成し、且つある程度
剛性を要する部分を熱可塑性ポリエーテルブロツ
クアミド樹脂部材で形成したことを特徴とする異
種素材の射出一体成型よりなる合成樹脂製靴底で
ある。 (作用) 本考案は、以上のような構成にしたため、即
ち、熱可塑性ポリウレタン樹脂と熱可塑性ポリエ
ーテルブロツクアミド樹脂とを使用することによ
り、従来のポリアミド樹脂とポリウレタン樹脂と
では、出来なかつた樹脂相互間の密着性の向上を
図ることが出来、両者間の密着性が著しく向上す
るものである。 更に、ある程度耐摩耗性が要求される部位、例
えばゴルフ靴の場合では、爪先部周縁部や踵後端
部周縁部に熱可塑性ポリウレタン樹脂部材を配置
し、他の部分を比重が小さくバネ性に優れた熱可
塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材で形成
することにより、軽量で且つ耐摩耗性に優れた耐
久性のあるゴルフ靴となる。又、熱可塑性ポリエ
ーテルブロツクアミド樹脂の特性として、低温特
性が良好であるため、耐寒性に優れ、冬期でも従
来のポリアミド樹脂と比較して、曲げ弾性係数が
低いため、靴底の屈曲性が良好となるものであ
る。 (実施例) 本考案を一実施例としてゴルフ靴の靴底に基づ
いて説明すれば、第1図乃至第2図に示すよう
に、ゴルフ靴の靴底即ち合成樹脂製靴底1にお
いて、ある程度耐摩耗性を要する部分である爪先
周辺部を熱可塑性ポリウレタン樹脂部材2で形成
し、且つ剛性を要する部分である靴底本体を熱可
塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材3で形
成したことを特徴とする異種素材の射出一体成型
よりなる合成樹脂製靴底1である。 なお、前記熱可塑性ポリエーテルブロツクアミ
ド樹脂部材3に関しては、主成分とし熱可塑性ポ
リエーテルブロツクアミド樹脂単独で使用するこ
とも出来るし、更に熱可塑性ポリウレタン樹脂と
の密着性や他の特性を低下さすことのない範囲
で、適宜、ポリアミド樹脂やポリウレタン樹脂や
その他、熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹
脂との相溶性の良好な合成樹脂を混合して使用す
ることも可能である。なお、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂部材2と熱可塑性ポリウレタン樹脂部材3
の接合の方法としては、第2図に示すように、
各々の部材を凹凸状とし、特に熱可塑性ポリウレ
タン樹脂部材2側に接片2′を設けることにより、
接合部の密着性をより向上することが出来る。
又、第3図及び第4図に示すように、両部材を面
一に接合一体化することも可能である。その他図
示はしなかつたが、適宜の形態で接合一体化する
ことが出来るものである。 又、本考案のその他実施例としては、第5図乃
至第7図に示すように、例えばゴルフ靴の靴底
のように熱可塑性ポリウレタン樹脂部材2で靴底
1の爪先周辺部5又は踏付部6及び踵部7又は踵
後端周辺部8乃至はこれらの何れかを形成し、熱
可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材3で
靴底本体形成することも出来るものである。こ
のような構成にすることにより、軽量で且つ耐摩
耗性及び耐寒特性の良好なゴルフ靴が供給出来る
ものである。 更に本考案のその他実施例としては、第8図に
示すように、例えばサツカー靴等の靴底11にお
いて、熱可塑性ポリウレタン樹脂部材2でスタツ
ド12及び靴底本体4を形成し、補強部材を熱可
塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材3で形
成することも出来るものである。このような構成
にすることにより、耐摩耗性及び耐寒性が良好
で、且つ軽量で疲労し難いサツカー靴が供給出来
るものである。 更に、本考案のその他実施例としては、第9図
に示すように、例えば陸上靴等の靴底14におい
て、熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部
材3でナツト保持用の補強部材13やインサート
用の補強部材13を形成し、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂部材2で、靴底本体4を形成することも出
来るものである。このような構成にすることによ
り、熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂の
ナツト保持力に優れると言つた特性が発揮され、
スパイクピンの保持強度が向上し、靴自体の安全
性と耐久性が向上するものである。又、熱可塑性
ポリウレタン樹脂部材により耐摩耗性に優れた陸
上靴を供給出来るものである。なお図示はしなか
つたが、陸上靴としては、前述の靴底全体が一体
化されたものだけでなく、前部底とシヤークスキ
ンの後部底を組み合わせたタイプの靴でも同様に
使用出来るものである。又同様に図示はしなかつ
たが、例えば、熱可塑性ポリエーテルブロツクア
ミド樹脂部材でナツト保持部を含む靴底本体を形
成し、熱可塑性ポリウレタン樹脂部材で補強部材
を形成することも可能である。このような形態の
靴としては、野球靴、サツカー靴、陸上靴、ゴル
フ靴その他スパイクやスタツドを有する靴底に応
用出来るものである。その他本考案に係る靴底と
しては、前述の実施例以外にも種々の形態が可能
である。なお、本考案の一実施例として、第1表
に示すように熱可塑性ポリエーテルブロツクアミ
ド樹脂として、PEBAX(東レ株式会社の商標)
と、熱可塑性ポリウレタン樹脂(エーテル系ポリ
ウレタン樹脂及びエステル系ポリウレタン樹脂)
とを射出一体成型したものと、従来のポリアミド
樹脂とポリウレタン樹脂とを射出一体成型したも
のとの比較試験結果を示す。
【表】 このデータから分かるように、本考案に係る構
成の合成樹脂製靴底の強度が従来のものに比較し
て優れていることが分かる。 (考案の効果) 本考案は、以上のように、従来の同材質の素材
による二色成型等の合成樹脂製靴底と異なり、熱
可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂と熱可塑
性ポリウレタン樹脂を構成素材とすることによ
り、射出一体成型の際に、従来にない樹脂相互間
の密着性が生じることになり、これら両者の密着
性が一段と向上するものである。又従来と異な
り、本考案では、各々耐摩耗性が必要な箇所に
は、熱可塑性ポリウレタン樹脂部材を配置してい
るため、耐摩耗性が向上し、耐久性のある靴底を
供給出来る。又、剛性が必要な箇所には、熱可塑
性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材を配置し
ているため、バネ性(スナツピー性)が良好であ
るため、靴底の戻りが速く、歩行時や走行時の踏
み込みが確実になる。又、熱可塑性ポリエーテル
ブロツクアミド樹脂の比重が小さいため、靴底自
体の重量も軽減出来るため、覆用時の足部の疲労
を低減する効果が大きい。更に低温時の曲げ弾性
率も従来のポリアミド樹脂に比べて低いため、低
温時にも良好な屈曲性を発揮出来、足部へのフイ
ツト性も良好となると言つた効果も生じるもので
ある。以上のように、本考案においては、従来に
ない種々の効果を有する靴底が提供出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る一実施例としてのゴル
フ靴の靴底を示す平面図、第2図は、第1図のA
−A部分の断面を示す断面図、第3図及び第4図
は、本考案のその他実施例を示す断面図、第5図
乃至第7図は、本考案に係る一実施例としてのゴ
ルフ靴の靴底のその他実施例を示す平面図、第8
図は、本考案に係る一実施例としてのサツカー靴
の靴底を示す平面図、第9図は、本考案に係る一
実施例としての陸上靴の靴底を示す平面図、第1
0図は、第9図のB−B部分の断面を示す断面図
である。 1……合成樹脂製靴底、……ゴルフ靴の靴
底、2……熱可塑性ポリウレタン樹脂部材、2′
……接片、3……熱可塑性ポリエーテルブロツク
アミド樹脂部材、4……靴底本体、5……爪先周
辺部、6……踏付部、7……踵部、8……踵後端
周辺部、9……マツケイ溝、10……スパイク、
11……サツカー靴の靴底、12……スタツド、
13……補強板、14……陸上靴の靴底。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂製の靴底において、ある程度耐摩耗
    性を要する部分を熱可塑性ポリウレタン樹脂部
    材で形成し、且つある程度剛性を要する部分を
    熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部材
    で形成したことを特徴とする異種素材の射出一
    体成型よりなる合成樹脂製靴底。 2 前記熱可塑性ポリウレタン樹脂部材が、靴底
    の爪先周辺部、踏付部及び踵部、踵後端周辺部
    乃至はこれらの何かの部分に配置され、且つ前
    記熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド樹脂部
    材により、靴底本体が形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    合成樹脂製靴底。 3 前記熱可塑性ポリウレタン樹脂部材で、靴底
    本体乃至は、靴底本体及びスタツドを形成し、
    且つ前記熱可塑性ポリエーテルブロツクアミド
    樹脂部材により、補強部材が形成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の合成樹脂製靴底。 4 前記熱可塑性ポリウレタン樹脂部材で、補強
    部材を形成し、且つ前記熱可塑性ポリエーテル
    ブロツクアミド樹脂部材により、靴底本体が形
    成されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の合成樹脂製靴底。
JP19467787U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0443046Y2 (ja)

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JPH0647287Y2 (ja) * 1991-08-07 1994-12-07 株式会社アシックス サッカー、ラグビー、野球用の運動靴底
US12064003B2 (en) * 2020-10-28 2024-08-20 Puma SE Articles of footwear with support structures

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JPH0197704U (ja) 1989-06-29

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