JPH0443393Y2 - - Google Patents

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JPH0443393Y2
JPH0443393Y2 JP1987192473U JP19247387U JPH0443393Y2 JP H0443393 Y2 JPH0443393 Y2 JP H0443393Y2 JP 1987192473 U JP1987192473 U JP 1987192473U JP 19247387 U JP19247387 U JP 19247387U JP H0443393 Y2 JPH0443393 Y2 JP H0443393Y2
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JP
Japan
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strap
synthetic resin
ring
copper
powder
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JP1987192473U
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、表面に付着した雑菌類を速やかに殺
菌して、これら菌類による感染を効果的に防止で
きるようにした吊革用輪に関する。
[従来の技術] 電車、バスその他の車両等に設置される吊革に
取り付けられる吊革用輪は、従来、通常プラスチ
ツクその他これに類似する部材で構成されている
(例えば、実公昭56−4519号公報参照)。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、このような吊革用輪は、常に不特定
多数の人間の接触にさらされ、これら各人が保有
している雑菌類が次々と付着して繁殖するおそれ
がある。特に、感染性菌類の保菌者が接触した直
後にその吊革用輪に接触した場合には、この吊革
用輪を介して感染するおそれも生じてくる。すな
わち、従来のプラスチク等の吊革用輪は、このよ
うな感染の危険に対してほとんど無防備に近いも
のであつた。
本考案の目的は、上述の欠点を除去した吊革用
輪を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上述の課題を解決するために、本考案は、固定
部に懸架された吊革に取り付けられる吊革用輪に
おいて、銅粉と、この銅粉の粒径に近似した粒径
になるまで粉砕した合成樹脂粉とを均一に混合し
て得た成形材料を成形して輪形に形成したもので
あつて、合成樹脂の母材中に銅粒子が均一に分散
され、かつ、前記銅粒子間の間隔を、菌類がコロ
ニーを形成して繁殖するために必要とされる領域
の径より小さくなるようにしたことを特徴とする
構成としたものである。
[作用] 上述の構成において、この吊革用輪は、要する
に、合成樹脂の母材中に銅粒子が均一に分散さ
れ、かつ、前記銅粒子間の間隔を、菌類がコロニ
ーを形成して繁殖するために必要とされる領域の
径より小さくなるようにしたものであるが、さら
に、合成樹脂の母材中に銅粒子が均一に分散して
いる分散の形態が、任意の分散形態ではなく、銅
粉と、この銅粉の粒径に近似した粒径になるまで
粉砕した合成樹脂粉とを均一に混合して得た成形
材料を成形して輪形に形成した場合にはじめて得
られる分散形態である。すなわち、銅粉と合成樹
脂粉とが均一に混合された成形材料を成形するこ
とにより、銅粉と合成樹脂粉とが均一に混合され
た状態をそのまま維持したままで輪形の固体に形
成されたときに得られる分散状態である。
この構成により、銅粒子が自然に表面に露出す
るとともに、この銅粒子の間隔を、菌類がコロニ
ーを形成して繁殖するために必要とされる領域の
径より小さくなるようにしてあるので、菌類の繁
殖を効果的に防止できる。
また、表面に露出した銅粒子は、極めて熱容量
が小さく、かつ、互いに合成樹脂の母材によつて
熱的及び電気的に絶縁されているから、金属独特
の感触や放電による不快感を生じさせるおそれを
効果的に防止できる。
この場合、合成樹脂の母材に銅を点状、平行状
あるいは螺旋状に埋め込むようにした従来の場合
に比較して、より細かい間隔でより細かい銅粒子
を輪の表面に存在させることができるから、上記
菌類の繁殖防止や不快感の防止効果を従来の場合
に比較して著しく向上させることができる。しか
も、点状等に埋め込む場合には、埋め込むという
極めて繁雑な工程が必要になるが、上記構成では
銅粉と合成樹脂粉とを均一に混合した成形材料を
用意するだけであるから製造も極めて容易であ
る。
[実施例] 第1図は、本考案の一実施例に係る吊革用輪の
正面図であり、図において、符号1は車両上部に
固定された吊り棒であり、2はこの吊り棒1に懸
架された吊革である。この吊革2には、円環状の
吊革用輪3が取り付けられている。この場合、前
記吊革2は、皮革もしくは合成樹脂等の帯状体を
前記吊り棒2に跨がせ、さらに、前記吊革用輪3
の輪内を通過させてループ状に形成した後、前記
吊り棒1と吊革用輪3との中間部において両端部
を重ね、この重ねた部分を固定具4によつて固定
することによつて形成されたものである。なお、
前記吊り棒1には、中央部が前記吊革2を跨ぎ、
両端部がビス5,5によつて前記吊り棒1に固定
された固定金具6が取り付けられ、前記吊革2の
横ずれの防止が図られている。
さて、次に前記吊革用輪3の詳細について第2
図及び第3図を参照にしながら説明する。ここ
で、第2図は、第1図における−線断面図、
第3図は第2図におけるA部拡大図である。これ
ら各図に示されるように、前記吊革用輪3は合成
樹脂からなる母材7中に銅の微細粒子8が多数混
在されてなり、前記微細粒子8が表面に露出する
ように構成されている。この場合、これら露出し
た微細粒子同士の間隔が所定の間隔mよりも小さ
い範囲になるように、前記微細粒子8の混在する
密度が選定される。そして、この間隔mは前記吊
革用輪6の表面に付着した菌類がコロニーを形成
して繁殖するために必要とされる領域の径より十
分小さい値とされ、通常は、数百μm以下に設定
される。また、前記微細粒子8の径は前記間隔m
に応じて種々のものを採用できるが、通常は数十
μm以下に設定される。
なお、このような吊革用輪3は、例えば、所定
の粒径を有する銅粉と、この銅粉の粒径とほぼ同
様の粒径となるまで粉砕した合成樹脂粉とを均等
に混合して得た混合粉を成型材料として周知の射
出成型法によつて製造することができる。
上述の実施例によれば、前記吊革用輪3の表面
にプラスチツク等に比較して著しく殺菌力の強い
銅の微細粒子8が菌類の繁殖を阻止できるような
十分高い密度で露出しているから、該吊革用輪3
の表面に付着した菌類は速やかに殺菌され、次に
この吊革用輪3に接触した者に前記付着した菌類
を感染させるおそれを防止できる。
しかも、この実施例では、母材7を合成樹脂で
構成し、この母材7に銅の微細粒子8を混在させ
ていることから、前記吊革用輪3を把持した際の
感触が前記従来例のプラスチツク製の吊革用輪に
比較してほとんどかわりがない。すなわち、も
し、前記吊革用輪3を全部金属で構成した場合を
考えると、これを把持した瞬間冷たく感ずるとと
もに、金属独特の感触があり、人によつてはこれ
を極めて不快に感ずる場合があり、さらには、季
節によつては人体との間で放電現象さえ起こす場
合もある。これは、金属が合成樹脂等に比較して
熱伝導率及び熱容量がともにはるかに高く、か
つ、電気良導体であることから、手の熱が接触と
同時に大量に奪われ、さらには、人体に蓄積して
いた電荷が瞬時に流通して不快感を与えるととも
に、蓄積量が多い場合には接触直前に放電を起こ
すためであるものと考えられる。これに対して、
上記実施例では、絶縁体である母材7中に熱容量
の極めて小さい微細粒子が互いに熱的及び電気的
に絶縁された状態で散在している構成を有するこ
とから、接触時に冷たく感じたり、電荷の移動に
よつて不快に感じたりすることがないものであ
る。
さらに、上記実施例では、例えば、吊革用輪3
が使用につれて磨耗したとしても、前記母材7に
混在する微細粒子8が次々と表面に現れるから、
磨耗によつて殺菌力が低下するようなおそれもな
い。
加えて、前記母材7として、例えば、銅の色彩
と合う色彩を有する樹脂を用いたり、あるいは、
透明樹脂等を用いた場合には、特別なデザインを
施すまでもなく、美観に富んだものとすることも
容易である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案は、銅粉と、この
銅粉の粒径に近似した粒径になるまで粉砕した合
成樹脂粉とを均一に混合して得た成形材料を成形
して輪形に形成したものであつて、合成樹脂の母
材中に銅粒子が均一に分散され、かつ、前記銅粒
子間の間隔を、菌類がコロニーを形成して繁殖す
るために必要とされる領域の径より小さくなるよ
うにした構成により、菌類の繁殖をより効果的に
防止でき、かつ、金属独特の感触や放電による不
快感を生じさせるおそれも少なく、さらに、製造
も極めて容易な吊革用輪を得ているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る吊革用輪を示
す正面図、第2図は前記第1図における−線
断面図、第3図は第2図におけるA部拡大図であ
る。 1……固定部を構成する吊り棒、2……吊革、
3……吊革用輪、8……銅の微細粒子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定部に懸架された吊革に取り付けられる吊革
    用輪において、 銅粉と、この銅粉の粒径に近似した粒径になる
    まで粉砕した合成樹脂粉とを均一に混合して得た
    成形材料を成形して輪形に形成したものであつ
    て、合成樹脂の母材中に銅粒子が均一に分散さ
    れ、かつ、前記銅粒子間の間隔を、菌類がコロニ
    ーを形成して繁殖するために必要とされる領域の
    径より小さくなるようにしたことを特徴とする吊
    革用輪。
JP1987192473U 1987-12-18 1987-12-18 Expired JPH0443393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987192473U JPH0443393Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JP1987192473U JPH0443393Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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Publication Number Publication Date
JPH0196348U JPH0196348U (ja) 1989-06-27
JPH0443393Y2 true JPH0443393Y2 (ja) 1992-10-14

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ID=31483331

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219805U (ja) * 1975-07-29 1977-02-12
JPS54122504U (ja) * 1978-02-17 1979-08-27
JPS5561032U (ja) * 1978-10-18 1980-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0196348U (ja) 1989-06-27

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