JPH044350B2 - - Google Patents

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JPH044350B2
JPH044350B2 JP57038198A JP3819882A JPH044350B2 JP H044350 B2 JPH044350 B2 JP H044350B2 JP 57038198 A JP57038198 A JP 57038198A JP 3819882 A JP3819882 A JP 3819882A JP H044350 B2 JPH044350 B2 JP H044350B2
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    • C09B11/04Diaryl- or thriarylmethane dyes derived from triarylmethanes, i.e. central C-atom is substituted by amino, cyano, alkyl
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なカチオン性染料及びこれを紙
の染色及び印刷に使用することに関する。 新規染料は次の一般式で表わされる。 式中、Fは下記式により示される染料の(n+
m+p)価の基: または を表わし、L1はそれぞれ水素、ヒドロキシまた
はメトキシを表わし、L2はそれぞれ水素または
メチルを表わし、R1は水素またはC1〜C4−アル
キルを表わし、R2およびR3は互いに独立にC1
C4−アルキル、C2〜C4−ヒドロキシアルキルま
たはベンジルを表わし、n=0である場合、R2
は水素であつてもよいか、または
【式】はピ ロリジン基、イミダゾール基、モルホリン基、
N′−C1〜C4−アルキルピペラジン基、ピペリジ
ン基または2−メチルピペリジン基を表わすかま
たは式 で示される基を表わし、R4は水素またはメチル
基を表わし、R5はC1〜C4−アルキル、2−ヒド
ロキシエチルまたはベンジルを表わし、X は1
当量のアニオンを表わし、M はH または1当
量のカチオンを表わし、zは1または2を表わ
し、pは0または1を表わし、mは0,1または
2を表わし、nは0,1または2を表わし、1
(m+n)4である。 n=0である式の染料は希薄酸に、四級基を
有する式の染料は水に良好ないし容易に溶解す
る。高い溶解性にかかわらずこの染料は、紙に対
し強い染着性を有する。高度の染着性によつて、
式の染料によつて染色又は印刷された紙は、優
れたにじみ出し堅牢性を有する。すなわち式の
染料によつて染色された紙は、乳酸又は酢酸のよ
うな希薄酸、希アルカリ水溶液もしくは石けん溶
液、希アルコール、油又は牛乳の存在下で、白色
の接触する材料上に色がにじみ出すことがない
(試験はDIN53991による)。 染料の高い染着性によつて、紙の材料染色に
おける廃水は無色である。 染料の良好な溶解性は、製紙工業においてま
すます好まれるようになつた液状調製物を可能に
する。なぜならばそのような調製物は、ちりのな
い操業ならびに染色のための染料の簡単かつ再現
性良好な秤量供給を可能にするからである。 そのほか式の染料は、この染料によつて染色
された紙が漂白可能であるという長所を有する。
この特性は、高度の堅牢性を有する高度染着性染
料において湿潤堅牢性に関して予期されなかつた
ことである。この染料を用いて染色された紙の漂
白可能性は、損紙及び故紙の再使用において大き
な利点となる。なぜならば加工において実際上着
色のない紙料が得られるからである。 置換基R1としては、水素原子のほかC1〜C4
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基又はブチル基が用いられ、特に水素原子が優
れている。 R2及びR3としては前記のもののほか、個々に
は例えば次のものがあげられる。C1〜C14−アル
キル基、C2〜C4−ヒドロキシアルキル基及びC5
〜C8−シクロアルキル基:メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、n−アミル、イソアミル、n−ヘキシル、
イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチル
ヘキシル、デシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、2−ヒドロキシエチル、2−及び3−
ヒドロキシプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル及びシクロオクチル;N,N−ジ−C1
C5−アルキルアミノ−C2〜C4−アルキル基:N,
N−ジメチルアミノエチル、N,N−ジエチルア
ミノエチル、N,N−ジプロピルアミノエチル、
N,N−ジブチルアミノエチル、3−(N,N−
ジメチルアミノ)−プロピル、3−(N,N−ジエ
チルアミノ)−プロピル、3−(N,N−ジプロピ
ルアミノ)−プロピル及び3−(N,N−ジブチル
アミノ)−プロピル;N−C5〜C8−シクロアルキ
ルアミノ−C2〜C4−アルキル基及びN−C1〜C2
−アルキル−N−C5〜C8−シクロアルキルアミ
ノ−C2〜C4−アルキル基:N−シクロヘキシル
アミノエチル、3−(N−シクロヘキシルアミノ)
−プロピル、3−(N−シクロオクチルアミノ)−
プロピル、N−メチル−N−シクロヘキシルアミ
ノエチル及び3−(N−メチル−N−シクロヘキ
シルアミノ)−プロピル。 R2とR3は同一でも異なつてもよく、R2は水素
原子であつてもよい。 そのほか
【式】は、ピロリジン、イミダゾ ール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、モ
ルホリン、ピペラジン、N−C1〜C4−アルキル
ピペラジン例えばN−メチルもしくはN′−エチ
ルピペラジン、ピリジン又は3種のピコリンのい
ずれかの残基、あるいは次式 のピペラジンの残基であつてもよい。 特に好ましいR2及びR3は、C1〜C4−アルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基及び
ブチル基であり、
【式】はイミダゾール、ピ ロリジン又はピペリジンの残基である。 R4はメチル基又は好ましくは水素原子である。 R5は個々の例は下記のものである。C1〜C12
アルキル基及びC2〜C4−ヒドロキシアルキル
基:メチル、エチル、n−及びi−プロピル、n
−及びi−ブチル、n−及びi−アミル、n−及
びi−ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシ
ル、デシル、ドデシル、2−ヒドロキシエチル、
2−及び3−ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブ
チル及びベンジル。 特に好ましいものはC1〜C4−アルキル基、2
−ヒドロキシエチル基及びベンジル基で、メチル
基、エチル基、2−ヒドロキシエチル基及びベン
ジル基が特に優れている。 X のアニオンの例は次のものである。ベンゾ
ールスルホン酸、o−及びp−トルオールスルホ
ン酸のイオン、Cl 1/2SO42 、CH3OSO3
HO 、H5C2OSO3 、1/2ZnCl4 、酢酸、乳酸
及びメトキシ酢酸のイオン。 M のカチオンの例は次のものである。アルカ
リ金属及びアルカリ土類金属イオン:Na 、K
、Li 、1/2Ca2 、1/2Mg2 、及び(NH4
。 pは0又は1で、p=0とp=1の染料の混合
物が好ましく、この場合pの平均値は0〜0.5で
ある。特に好ましい式の染料はp=0のもので
ある。 (m+n)>1の場合は、染料はm及びnがそ
れぞれ1,2,3又は4の染料の混合物の形で存
在し、この場合m及びnは分数であつてもよい。
好ましく(m+n)は1〜4で、この場合m又は
nは0であつてもよい。好ましい染料はm=1〜
3でn=0のものであり、m=0でn=1〜3の
染料は特に優れている。 Fは(m+n+p)価の染料残基であつて、こ
れは(1)キノフタロン、(2)インジゴイド、(3)高度オ
ルト縮合したカルボニル色素及び(4)キサンテン色
素から導かれる。 新規染料は、一般式 F(H)(m+n+p) () の染料を基礎とする。この染料はアミドメチル
化可能である。染料は公知であるか、あるいは
公知方法によつて製造できる。 1 キノフタロンから誘導される染料としては、
例えば2−〔1,3−ジオキソ−ヒドリンデイ
ル−(2)〕−キノリン及び2−(1,3−ジオキソ
−ヒドリンデイル−(2)〕−5,6−ベンゾキノ
リンがあげられる。キノフタロンは、芳香族o
−又はpジカルボン酸無水物と場合によりさら
に置換されたキナルジンとの縮合によつて製造
される。この染料は置換基として、ハロゲン原
子例えば塩素又は臭素、アルキル基、アルコキ
シ基、フエニル基、シアン基、ニトロ基、アル
カノイルアミノ基、アルキルメルカプト基及
び/又はフエニルメルカプト基を有しうる。 2 のためのインジゴイドとしては、例えば下
記のものが用いられる。インジゴ、ジクロルイ
ンジゴ、テトラクロルインジゴ、ジブロムイン
ジゴ、チオインジゴ、ジクロルチオインジゴ、
ジブロムチオインジゴ、さらに混合インジゴ−
チオインジゴ及びその誘導体及び高縮合環系を
有するインジゴイド建染染料。 3 高度にオルト縮合したカルボニル染料には、
(a)アントラキノン及びベンゾアントロンを基礎
としてカルボニル基を含有する染料及び(b)ナフ
タリンを基礎としカルボニル基を含有する多環
状染料が属する。 (a)の染料は、例えばビオアントロン、イソビ
オアントロン、ピラントロン、ベンゾアントロ
ニルアミノアントラキノン、アセジアントロ
ン、インダントロン、又はシス−もしくはトラ
ンス−ジベンゾピレンキノンから誘導されたも
のであり、その個々の例は下記のものである。
ビオラントロン、イソビオラントロン、16,17
−ジヒドロキシビオラントロン、16,17−ジ−
C1〜C4−アルコキシビオラントロン例えば16,
17−ジメトキシビオラントロン、ベンゾアント
ロンピラゾロアントロン、ビスベンゾアントロ
ン−ペリチオフエン、ピラントロン、その塩素
及び/又は臭素含有誘導体、インダントロン、
分子中に1〜2個の塩素原子を有するクロルイ
ンダントロン、シス−及びトランス−ジベンゾ
ピレンキノン及びその臭素誘導体、アントラキ
ノン−モノアクリドン、アントラキノンビスア
クリドン及びアントラキノンチオキサントン。 (b)のナフタリンを基礎とし、カルボニル基を
含有する染料の例は、ナフトイレンベンゾイミ
ダゾール(C.I.バツト・オレンジ7、C.I.No.
71105)及びアンサントロンから誘導されるも
のである。 4 さらにF残基のためには、キサンテン染料例
えばC.I.ソルベント・バイオレツト10、C.I.No.
45190:1及びC.I.ソルベント・ダイC.I・No.
45195から誘導されるものが用いられる。 式の染料のうち、Fがキノフタロン、ベンゾ
キノフタロン、キサンテン染料、ビオラントロ
ン、ジヒドロキシ−及びジ−C1〜C4−アルコキ
シビオラントロン及びナフトイレンベンゾイミダ
ゾールから誘導されるものが優れている。特に優
れているものは実施例1,2,3,17,19及び25
に記載の染料である。 n=0である式の新化合物は、好ましくは染
料F(H)(m+n+p)()を、(a)次式 のアミノアセトアミド又はアミノプロピオニルア
ミド及び無水ホルムアルデヒドと反応させるか、
あるいは(b)酸性剤の存在下に次式 のN−メチロールアミドと反応させることによつ
て得られる。式及びaにおいてR1,R2,R3
R4及びzは前記の意味を有する。 化合物又はaは少なくとも化学当量で好ま
しくは過剰で、の場合は無水ホルムアルデヒド
と一緒に用いられる。ホルムアルデヒドは単量体
の形で用いてもよいが、パラホルムアルデヒド又
はトリオキサンを用いることが好ましい。 反応は一般に0〜130℃好ましくは0〜10℃温
度で行われる。反応時間は、化合物に導入され
るメチレンアミド基の数、染料、酸性剤及び反
応温度によつて異なるが、一般に1〜50時間の範
囲にある。 本方法において同時に反応媒質としても役立つ
酸性剤としては、例えば80〜100重量%の硫酸又
は燐酸(場合により脱水剤例えばSO3と一緒に)、
五酸化燐、メタ−又はポリ燐酸、無水酢酸、ベン
ゾール−又はトルオールスルホン酸が用いられ
る。同時に反応媒質として役立つ酸性剤として
は、96〜100重量%硫酸及び12重量%までの発煙
硫酸が優れている。 反応媒質の量は、反応混合物が撹拌可能である
限り厳密な制限はない。一般にに対し5〜20倍
重量の酸性剤が用いられる。 希望するならば硫酸又は発煙硫酸中の反応にお
いて、又はaとの反応の途中又は終了後に、
硫酸濃度を高めることにより及び/又は温度を高
めることにより、生成物に1個又はそれ以上のス
ルホン酸基を導入することができる。紙の染色用
染料は、にじみ出し堅牢性を保つため、普通は分
子中に平均して0〜0.5個以上のスルホン酸基を
含有すべきでない。 n=0である式の生成物を単離するため、反
応混合物を水又は氷水中に加入し、得られた酸性
の溶液又は懸濁液を中性ないしPH約11までのアル
カリ性となし、沈殿を例えば過により分離す
る。過物を場合により洗浄して乾燥するか、あ
るいは水で湿つたフイルターケーキの形で次の加
工に使用する。 生成物がスルホン酸基を含有する場合には、こ
れは好ましくはナトリウム塩、カリウム塩又はア
ンモニウム塩の形で存在する。 四級基を含有する、すなわちnが1〜4である
式の化合物は、n=0である式料から常法に
よるアルキル化により、例えば対応する硫酸ジエ
ステル例えばジメチル硫酸、ジエチル硫酸、対応
するスルホン酸エステル例えばトルオールスルホ
ン酸.C1〜C4−アルキルエステル、ベンゾール
−スルホン酸−C1〜C4−アルキルエステル、エ
チレンオキシド、エピクロルヒドリン、クロル−
C2−又はC3−アルカノール例えば2−クロルエ
タノール、2−又は3−クロルプロパノール又は
ベンジルクロリドとの反応により得られる。 アルキル化剤としては、硫酸のメチルエステル
及びエチルエステル、ベンゾール及びトルオール
スルホン酸のメチル−及びエチルエステル、エチ
レンクロルヒドリン、エチレンオキシド、エピク
ロルヒドリン及びベンジルクロリンドが優れてい
る。 下記実施例中の部及び%は重量に関する。染料
の吸収極大値(max)は特に指示しない限り、
5重量%酢酸1中の染料0.02gの溶液について
測定された。 実施例 1 96%硫酸270部に10〜15℃で順次に、2−(N−
イミダゾリル)プロピオン酸アミド35部及びパラ
ホルムアルデヒド7.5部を添加する。反応混合物
を35〜40℃に加温し、この温度で1時間保持す
る。20℃に冷却したのち、2−〔1,3−ジオキ
ソヒドリンデイル−(2)〕−5,6ベンゾキノリン
16.5部を添加し、次いで混合物を35〜40℃で1時
間撹拌する。23℃で15時間後に、さらに45〜50℃
で3時間撹拌する。反応混合物を氷水中に添加
し、25%アンモニア水を添加することにより(PH
=11)染料を沈殿させる。染料を吸引過して乾
燥する。次式の染料が24部得られる。 分析 m=1 C29H22N4O3(473) 計算値 N11.8% m=2 C36H31N7O4(624) 計算値 N15.7% 実測値 N15.3% λmax363及び422nm 実施例 2 実施例1と同様に操作し、ただし2−(N−イ
ミダゾリル)プロピオン酸アミドの代わりに2−
(N−ピペリジル)−プロピオン酸アミド39部を使
用し、反応混合物を50℃で3時間撹拌したのち、
次式の染料が20部得られる。 分析:C21H29N3O3(490) 計算値 N8.6% 実測値 N8.5% λmax417nm 実施例 3 90%硫酸270部に10〜15℃で(冷却)、順次に1
−(N−ジメチルアミノ)−アセトアミド10.2部及
びパラホルムアルデヒド3部を添加し、40℃で2
時間撹拌する。さらにこの温度で2−〔1,3−
ジオキソヒドリンデイル−(2)〕−5,6−ベンゾ
キノリン16.5部を少量ずつ添加し、混合物を40℃
で2時間、23℃で48時間撹拌する。反応混合物を
氷水に注入し、溶液をアンモニア水で中和し、沈
殿を吸引過し、水洗したのち乾燥する。次式の
染料が19部得られる。 分析:C27H22N3O3(436) 計算値 N9.6% 実測値 N9.0% λmax420nm 実施例 4〜15 実施例1,2又は3と同様に操作し、ただし当
量の次式のアミン を使用すると、次式 の染料が得られる。式中のA,R1,z及びmは
下記表に示す意味を有する。この染料は10%酢酸
に可溶であり、10%酢酸中の染料の吸収極大値を
表の第6欄に示す。
【表】
【表】 実施例 16 100%硫酸250部に10〜20℃で、1−N−ジメチ
ルアミノ−アセトアミド20.4部及びパラホルムア
ルデヒド8.4部を添加し、この温度で30分間撹拌
する。次いでチオインジゴ15部を少量ずつ添加
し、混合物を20〜22℃で3時間、40℃で30分間撹
拌する。反応混合物を水中に注入したのちアンモ
ニアでPH9.0となし、沈殿を吸引過し、中性及
び塩不含に水洗したのち乾燥する。次式の染料が
24.2部得られる。 分析: m=1 C21H18S2O3N2(410) 計算値 N6.83% S15.6% m=2 C26H28S2O4N4(524) 計算値 N10.7% S12.2% 実測値 N8.9% S12.4% 原子比 N1.64% S1.0% λmax241、280及び555nm(0.02g/l10%酢酸) この染料は希酢酸に帯青赤色に溶解し、紙を同
じ色調に染色する。 1−N−ジメチルアミノ−アセトアミドの代わ
りに2−ピロリジノ−1−メチル−プロピオン酸
アミド31.2部を使用し、反応混合物を20℃で18時
間、40℃で8時間撹拌したのち、次式の染料が
25.1部得られる。 分析: C22H24N2O3S2(464) 計算値 N6.03% S13.79% 実測値 N6.2% S13.0% λmax240、280及び557nm(0.02g/l10%酢酸) この染料は紙を帯青赤色の色調に染色する。 実施例 17 100%硫酸750部に内部時間を20℃に冷却しなが
ら、同時に1−N−ジメチルアミノ−アセトアミ
ド61.2部及びパラホルムアルデヒド25.2部を30分
間添加する。混合物を40℃で30分間撹拌したのち
20℃に冷却する。この温度でビオラントレン68.4
部を少量ずつ添加する。混合物を20〜30℃で1時
間、80℃で4時間撹拌する。反応混合物を氷水中
に注入し、50%苛性ソーダ液でPH11となし、沈殿
を吸引過し、水で中性に洗浄したのち80℃で乾
燥する。次式の染料が100部得られる。 分析: m=1 C39H26N2O3(570) 計算値 N4.9% m=2 計算値 N8.18% 実測値 N7.1% λmax249及び565nm(0.01g/l10%酢酸) この染料は酢酸溶液から紙を暗青色に染色し、
廃水は無色である。 実施例 18 100%硫酸150部に30℃で、1−N−ジブチルア
ミノ−アセトアミド及びパラホルムアルデヒド
3.9部を添加し、40℃で30分間撹拌する。次いで
20℃でC.I.バツト・オレンジ7、C.I.No.1105を10.3
部添加し、混合物を25℃で1時間、80℃で2時間
撹拌する。冷却後、反応混合物を氷水中に注入
し、溶液に沈殿が完了するまでアンモニアを添加
する。沈殿を吸引過し、水で中性に洗つたのち
乾燥する。次式の染料が24.5部得られる。 この染料は酢酸溶液から紙を橙色に染色する。 分析: C37H34N6O3(610) 計算値 N13.77% 実測値 N13.4% 実施例 19 実施例18と同様に操作し、ただしC.I.バツト・
オレンジ7の代わりに、C.I.バツト・ブルー7、
C.I.No.70305を13.6部使用すると、−=3.8、
λmax663nmの対応する染料が26.9部得られる。 実施例 20 実施例18と同様に操作し、ただしC.I.バツト・
オレンジ7の代わりに、C.I.バツト.グリーン
1、C.I.No.59825の12.9部を使用すると、酢酸溶液
から紙を青色に染色する染料が22.1部得られる。
この染料は2個の−CH2−NH−CO−CH2−N
−(C4H9−n)2基を有し、λmaxは576nmである。 実施例 21〜24 実施例17と同様に操作し、ただし下記表に示す
染料を使用すると、次式の1−N−ジメチルア
ミノアセトアミドメチレン化合物が得られる。F
〔 〕m及び-mは下記表に示す意味を有する。
【表】 実施例 25 96%硫酸270部に、順次に2−ピロリジノ−プ
ロピオンアミド36.8部及びパラホルムアルデヒド
7.5部を添加し、40℃で2時間撹拌する。0〜5
℃に冷却したのち、C.I.ソルベント・ダイ、C.I.
No.45195の26.9部を少量ずつ添加し、まず5〜20
℃で1時間、次いで20〜25℃で15時間撹拌する。
混合物を氷上に注ぎ、沈殿を吸引過し、水洗し
たのち乾燥する。次式の染料が38部得られる。 分析: C44H45N4O7S(773) 計算値 N7.2% S4.13% 実測値 N6.9% S5.1% λmax530nm この染料を用いて酢酸溶液から光沢ある赤色に
染色された紙が得られる。廃水は無色である。 実施例 26 96%硫酸270部に、1−ピロリジノ−酢酸アミ
ド40部及びパラホルムアルデヒド3部を添加し、
40℃で2時間撹拌する。混合物を0℃に冷却し、
C.I.ソルベント・バイオレツト10、C.I.No.45190:
1の25.5部を少量ずつ添加し、まず5〜20℃で1
時間、20〜25℃で15時間撹拌する。反応混合物を
氷水中に注入し、25%アンモニア水で中和する。
沈殿を吸引過し、水洗したのち乾燥する。次式
の染料が38部得られる。 分析: C41H38N4O4(650) 計算値 N8.6% 実測値 N8.6% λmax528nm この染料は酢酸溶液から紙料に光沢にある赤色
色調に染着する。 実施例 27 40%水性プレスケーキの形の実施例3の染料48
部、水50部及び酸化マグネシウム2部の均質な懸
濁液に、40℃で撹拌しながらジメチル硫酸19部を
添加する。これを40℃で3時間、60℃で2時間そ
して80℃で0.5時間撹拌する。次いで漂白土2部
を添加し、反応混合物を過すると、次式の染料
の23%水溶液が得られる。λmax410nm。 この溶液は直接に紙の染色に用いられる。 実施例 28 実施例17により得られた染料28.5部を、30%酢
酸340部に50℃で溶解する。この溶液を耐圧容器
に入れ、容器を窒素で洗浄したのち80%に加熱
し、エチレンオキシド25部を圧入する。反応混合
物100〜110℃に加熱し、この温度で一定圧力にな
るまで保持する。次いで容器を放圧し、窒素で洗
浄したのち冷却する。次式の染料の約7.7%水溶
液が得られる。 この染料は酢酸溶液から紙を暗青色に染色す
る。廃水は無色である。 実施例 29 実施例28と同様に操作し、ただし実施例21によ
り製造された染料を使用する。冷却した反応溶液
にアセトンを添加し沈殿した染料を別し、アセ
トンで洗浄したのち乾燥する。次式の染料が29.5
部得られる。 この染料は水に青紫色に容易に溶解し、少量の
乳酸又は酢酸の存在下に紙を青紫色に染色する。
廃水は無色である。この染料を用いて得られる紙
の染色は、きわめて光堅牢で、にじみ出しに対し
ても堅牢である。 実施例 30 実施例24により得られた染料12.6部を、30%酢
酸80部に60℃で溶解する。この溶液にベンジルク
ロリド6.4部を滴加したのち、60℃で2時間、70
℃で3時間撹拌する。反応混合物に冷却後アセト
ン200部を添加し、沈殿した染料を吸引過し、
アセトンで洗浄したのち乾燥する。次式の染料が
14部得られる。 この染料は水に容易に暗青色に溶解し、この溶
液から紙を帯赤青色に染色する。この染色はきわ
めて光堅牢で、にじみ出しに対しても堅牢であ
る。 実施例 31 実施例30と同様に操作し、ただし実施例21によ
り得られた染料11.4部を使用する。次式の染料が
12.5部得られる。 分析: C46H33ClN2O3(696.5) 計算値 Cl5.1% 実測値 Cl5.4% この染料は水に易溶で、この溶液から紙を紫色
に染色する。廃水は無色である。この染色はきわ
めて光堅牢で、にじみ出しに対しても堅牢であ
る。 実施例 32 実施例16により得られ染料16.3部を、30%酢酸
120部に60℃で溶解する。この温度でペンジルク
ロリド12.8部を滴加し、60℃で1時間、次いで70
℃で3時間撹拌する。アセトンの添加により沈殿
した染料を吸引過し、アセトンで洗浄したのち
乾燥する。次式の染料が14.9部得られる。 分析: C26H25ClN2O3S2(n=1) 計算値 Cl6.95% 実測値 Cl5.8% この染料は水に帯青赤色に溶解し、紙を同じ色
調に染色する。 実施例 33 100%硫酸300部に、1−N−ジメチルアミノ−
アセトアミド26.4部及びパラホルムアルデヒド
6.5部を30℃で添加し、40℃で0.5時間撹拌する。
この溶液に16,17−ジヒドロキシビオラントレン
ジオン−(5,10)24.4部を添加し、反応混合物
を40℃で2時間、80℃で6時間撹拌する。冷却
後、反応混合物を氷水中に注入し、アンモニア水
の添加により染料を沈殿させる。沈殿を吸引過
し、水で中性に洗浄したのち乾燥する。次式の本
発明が34.5部得られる。 分析: C38H24N2O5(588) 計算値 N4.76% 実測値 N5.7% この染料は酢酸溶液から紙を帯赤青色に染色す
る。廃水は無色である。 使用例 1 故紙(砕木パルプ含有)50gを水(10゜dH)1
中で室温で離解して繊維懸濁液とする。次いで
同じ水1で希釈し、この懸濁液に、実施例1の
染料の10%酢酸溶液2g及び水10mlの混合物を添
加する。この混合物を15分間軽く撹拌したのち、
水で0.5%の染料含量に希釈する。この懸濁液を
用いて、フランク社製の実験用抄紙機により80
g/m2の紙葉を造り、この湿つた紙葉を100℃で
5分間乾燥する。黄色に染色されたチツプ紙が得
られる。 廃水は無色である。染色された紙のにじみ出し
堅牢性(DIN53991)はきわめて良好である。 故紙を(a)かばのクラフトパルプ30%及び松のク
ラフトパルプ70%からの混合物、(b)松の亜硫酸パ
ルプ又は松のクラフトパルプにより置き換えたと
きも、同様に良好な結果が得られる。優れた堅牢
性を有する黄色紙が得られる。 この染色紙は、次亜塩素酸ソーダ(紙料に対し
活性塩素2%)を用いて処理することにより完全
に脱色される。 使用例 2 故紙(砕木パルプ含有)15Kg、漂白された砕木
パルプ25Kg及び未漂白クラフトパルプ10Kgを、パ
ルパー中で離解してパルプの3%水懸濁液とす
る。この懸濁液を染色槽中で2%に希釈し、これ
に撹拌しながら順次に、酸化分解された可溶性と
うもろこし殿粉0.5%、カオリン5%(いずれも
乾燥全繊維に対する量)及び実施例3の染料の5
%酢酸溶液1.25Kgを添加する。20分後に混合チエ
スト中のパルプに樹脂サイズ剤分散液1%(絶乾
繊維に対し)を混和する。均質なパルプ懸濁液を
抄紙機中でフロウボツクスの直前で明ばんを用い
てPHを5にする。 抄紙機上で重さ80g/m2の袋用紙を機械光沢仕
上げに製造する。これは透明な黄色色調を有し、
DIN53991による良好なにじみ出し堅牢性を有す
る。この染色紙は実際上無色の漂白できる。 使用例 3 カタログ用紙(損紙)25Kg、漂白された砕木パ
ルプ(65゜シヨツパー・リーグラー)60Kg及び未
漂白亜硫酸パルプ15Kgを、パルパー中で水2500
に離解させるパルプの4%水懸濁液に、可溶性殿
粉0.4%、カオリン16%及びタルク2%(いずれ
も乾燥繊維に対する量)を添加する。次いでパル
プ懸濁液をリフアイナーにより45゜シヨツパー・
リーグラーに磨砕する。このパルプ懸濁液に、実
施例17の染料の10%酢酸溶液12Kgを添加する。
(繊維に対し乾燥青色染料1%に相当する)。15分
後にパルプに樹脂サイズ剤分散液(繊維に対し乾
物として0.6%)を添加する。10分後に混合槽か
ら流出したパルプを水で0.8%のパルプ含量に希
釈し、連続的に明ばん(Al2(SO43・18H2O)で
PHを4.5となし(バツクウオーター中で測定)、フ
ロウボツクスにポンプ輸送する。青色カタログ用
紙(60g/m2)が得られ、これはDIN53991によ
る良好なにじみ出し堅牢性を有する。 実施例18の染料の代わりに、実施例1,2又は
3の染料を使用すると、良好な湿潤堅牢性を有す
る黄色に染色された紙が得られる。この紙は次亜
塩素酸ソーダを用いて処理することとにより、実
際上完全に脱色される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 [式中、Fは下記式により示される染料の(n
    +m+p)価の基: または を表わし、L1はそれぞれ水素、ヒドロキシまた
    はメトキシを表わし、L2はそれぞれ水素または
    メチルを表わし、R1は水素またはC1〜C4−アル
    キルを表わし、R2およびR3は互いに独立にC1
    C4−アルキル、C2〜C4−ヒドロキシアルキルま
    たはベンジルを表わし、n=0である場合、R2
    は水素であつてもよいか、または【式】はピ ロリジン基、イミダゾール基、モルホリン基、
    N′−C1〜C4−アルキルピペラジン基、ピペリジ
    ン基または2−メチルピペリジン基を表わすかま
    たは式 で示される基を表わし、R4は水素またはメチル
    基を表わし、R5はC1〜C4−アルキル、2−ヒド
    ロキシエチルまたはベンジルを表わし、X は1
    当量のアニオンを表わし、M はH または1当
    量のカチオンを表わし、zは1または2を表わ
    し、pは0または1を表わし、mは0,1または
    2を表わし、nは0,1または2を表わし、1
    (m+n)4である]で示されるカチオン性染
    料。
JP57038198A 1981-03-21 1982-03-12 Cationic dye and use Granted JPS57162759A (en)

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