JPH0443639Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443639Y2 JPH0443639Y2 JP1988070641U JP7064188U JPH0443639Y2 JP H0443639 Y2 JPH0443639 Y2 JP H0443639Y2 JP 1988070641 U JP1988070641 U JP 1988070641U JP 7064188 U JP7064188 U JP 7064188U JP H0443639 Y2 JPH0443639 Y2 JP H0443639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driven gear
- sleeve
- shaft
- speedometer
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、トランスミツシヨンの回転により駆
動され、メータケーブルなどを介してスピードメ
ータにその回転力を伝達するスピードメータドリ
ブンギヤ装置に関する。
動され、メータケーブルなどを介してスピードメ
ータにその回転力を伝達するスピードメータドリ
ブンギヤ装置に関する。
[従来の技術]
スピードメータドリブンギヤ装置は第5図に示
すように、ギヤ部101とシヤフト部102とよ
りなるドリブンギヤ100と、ドリブンギヤ10
0を回転自在に軸支するスリーブ200と、スリ
ーブ200に保持されスリーブ200とドリブン
ギヤ100との間をシールするシール部材300
と、から構成されている。ドリブンギヤ100と
スリーブ200とはクリツプ500によつて係止
され、軸方向の相対移動が規制されている。この
スピードメータドリブンギヤ装置は、第7図に示
すようにOリング400を介してトランスミツシ
ヨン600に装着される。そしてギヤ部101に
トランスミツシヨン600の回転が伝達され、シ
ヤフト部102に連結されるメータケーブルによ
り、その回転がスピードメータに伝達される構成
である。
すように、ギヤ部101とシヤフト部102とよ
りなるドリブンギヤ100と、ドリブンギヤ10
0を回転自在に軸支するスリーブ200と、スリ
ーブ200に保持されスリーブ200とドリブン
ギヤ100との間をシールするシール部材300
と、から構成されている。ドリブンギヤ100と
スリーブ200とはクリツプ500によつて係止
され、軸方向の相対移動が規制されている。この
スピードメータドリブンギヤ装置は、第7図に示
すようにOリング400を介してトランスミツシ
ヨン600に装着される。そしてギヤ部101に
トランスミツシヨン600の回転が伝達され、シ
ヤフト部102に連結されるメータケーブルによ
り、その回転がスピードメータに伝達される構成
である。
従来のスピードメータドリブンギヤ装置として
は、ギヤ部101は樹脂製で、シヤフト部102
は金属製のものが一般的である。シヤフト部10
2表面には潤滑用オイルの通路となる螺旋溝10
3が形成されている。またギヤ部101は通常シ
ヤフト102をインサートとして射出成形により
形成されるが、両者の結合を一層強固にするため
に、シヤフト102のギヤ部101と当接する表
面にはローレント加工などが施されている。
は、ギヤ部101は樹脂製で、シヤフト部102
は金属製のものが一般的である。シヤフト部10
2表面には潤滑用オイルの通路となる螺旋溝10
3が形成されている。またギヤ部101は通常シ
ヤフト102をインサートとして射出成形により
形成されるが、両者の結合を一層強固にするため
に、シヤフト102のギヤ部101と当接する表
面にはローレント加工などが施されている。
ところでシヤフト102は金属製であるため
に、螺旋溝103の加工およびローレツト加工な
どは後加工となり工数が多大となる。そこで例え
ば第6図に示す実開昭54−112093号公報などに見
られるように、シヤフト部102を樹脂製としギ
ヤ部101とともに一体成形したスピードメータ
ドリブンギヤ装置が提案されている。
に、螺旋溝103の加工およびローレツト加工な
どは後加工となり工数が多大となる。そこで例え
ば第6図に示す実開昭54−112093号公報などに見
られるように、シヤフト部102を樹脂製としギ
ヤ部101とともに一体成形したスピードメータ
ドリブンギヤ装置が提案されている。
しかしギヤ部とシヤフト部は、通常中空部を有
している。そのため樹脂製とすると、成形後の歪
により真円度が得にくく精度上好ましいものとは
いえない。そこで特開昭52−104649号公報には、
ギヤ部の中空部にギヤ部とシヤフト部とを連結す
るリブ部を設け、これにより精度を向上させたド
リブンギヤが開示されている。
している。そのため樹脂製とすると、成形後の歪
により真円度が得にくく精度上好ましいものとは
いえない。そこで特開昭52−104649号公報には、
ギヤ部の中空部にギヤ部とシヤフト部とを連結す
るリブ部を設け、これにより精度を向上させたド
リブンギヤが開示されている。
[考案が解決しようとする課題]
上記したようにドリブンギヤは樹脂化が進んで
いるが、スリーブは依然として金属製のものが利
用されている。スリーブはシヤフト部と摺接する
内周表面に精密な真円度が要求され、かつ軸が完
全な直線状に延びている(これを以下、軸度とい
う)ことが要求される。肉厚を厚くして成形すれ
ば真円度と精度とを満足させることができるが、
全体の形状が大きくなつて配置スペース面で不具
合がある。また配置スペースを優先して薄肉に成
形した場合は、成形後の収縮現象などにより真円
度と軸度とを両立させることは困難であつた。
いるが、スリーブは依然として金属製のものが利
用されている。スリーブはシヤフト部と摺接する
内周表面に精密な真円度が要求され、かつ軸が完
全な直線状に延びている(これを以下、軸度とい
う)ことが要求される。肉厚を厚くして成形すれ
ば真円度と精度とを満足させることができるが、
全体の形状が大きくなつて配置スペース面で不具
合がある。また配置スペースを優先して薄肉に成
形した場合は、成形後の収縮現象などにより真円
度と軸度とを両立させることは困難であつた。
さらに、スリーブを樹脂化した場合には摺動時
の熱おぴょび摩耗に対処する必要があるが、従来
のスリーブと同様の形状とするとスリーブ内での
潤滑油の循環が充分とはいえなかつた。すなわ
ち、スリーブとシヤフト部の間などからスリーブ
内に入つた潤滑油がスリーブ内で滞留しやすいた
めに、冷却効果が不十分で摺動部分の温度が上昇
し、摩耗しやすくなるからである。
の熱おぴょび摩耗に対処する必要があるが、従来
のスリーブと同様の形状とするとスリーブ内での
潤滑油の循環が充分とはいえなかつた。すなわ
ち、スリーブとシヤフト部の間などからスリーブ
内に入つた潤滑油がスリーブ内で滞留しやすいた
めに、冷却効果が不十分で摺動部分の温度が上昇
し、摩耗しやすくなるからである。
なお、実開昭59−23665号には、スリーブ及び
ドリブンギヤを樹脂から形成し、かつその少なく
とも一方を含油プラスチツクから構成し油中での
使用を不要としたスピードメータドリブンギヤ装
置が開示されている。しかし含油プラスチツクか
ら形成されたといえども、真円度や軸度の精度が
低いと摺動時の摩耗により温度が上昇し摩耗しや
すくなるが、この公報には、スリーブの真円度や
軸度の精度については何ら記載されていない。た
だスリーブに軸方向に延びる割溝が形成されてい
るので、割溝によるスリーブの径方向の弾性変形
により誤差が吸収されるのであろうと推察される
が、逆に割溝の存在によりスリーブの強度が不十
分となつてしまう。
ドリブンギヤを樹脂から形成し、かつその少なく
とも一方を含油プラスチツクから構成し油中での
使用を不要としたスピードメータドリブンギヤ装
置が開示されている。しかし含油プラスチツクか
ら形成されたといえども、真円度や軸度の精度が
低いと摺動時の摩耗により温度が上昇し摩耗しや
すくなるが、この公報には、スリーブの真円度や
軸度の精度については何ら記載されていない。た
だスリーブに軸方向に延びる割溝が形成されてい
るので、割溝によるスリーブの径方向の弾性変形
により誤差が吸収されるのであろうと推察される
が、逆に割溝の存在によりスリーブの強度が不十
分となつてしまう。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、スピードメータドリブンギヤ装置のスリーブ
を全て樹脂から形成するとともに、十分な強度を
有し、かつ真円度および軸度を満足させ摩耗を防
止することを技術的課題とするものである。
り、スピードメータドリブンギヤ装置のスリーブ
を全て樹脂から形成するとともに、十分な強度を
有し、かつ真円度および軸度を満足させ摩耗を防
止することを技術的課題とするものである。
[課題を解決するための手段]
本考案のスピードメータドリブンギヤ装置は、
トランスミツシヨンの出力シヤフトの回転を駆動
源とするギヤ部とスピードメータを作動させるケ
ーブルが連結されるシヤフト部とよりなるドリブ
ンギヤと、ドリブンギヤを回転自在に軸支するス
リーブと、スリーブに保持されスリーブとドリブ
ンギヤとの間をシールするシール部材と、からな
るスピードメータドリブンギヤ装置において、 スリーブは、ドリブンギヤのシヤフト部が摺接
するする円筒状の筒部と、筒部の後方で外周面よ
り突出し軸方向に延びるリブ部と壁面に内部およ
び外部を連通する貫通孔とをもつ筒状の軸部と、
軸部の後方で内周面にシール部材を保持する筒状
のシール部と、を有し、合成樹脂から形成されて
いることを特徴とする。
トランスミツシヨンの出力シヤフトの回転を駆動
源とするギヤ部とスピードメータを作動させるケ
ーブルが連結されるシヤフト部とよりなるドリブ
ンギヤと、ドリブンギヤを回転自在に軸支するス
リーブと、スリーブに保持されスリーブとドリブ
ンギヤとの間をシールするシール部材と、からな
るスピードメータドリブンギヤ装置において、 スリーブは、ドリブンギヤのシヤフト部が摺接
するする円筒状の筒部と、筒部の後方で外周面よ
り突出し軸方向に延びるリブ部と壁面に内部およ
び外部を連通する貫通孔とをもつ筒状の軸部と、
軸部の後方で内周面にシール部材を保持する筒状
のシール部と、を有し、合成樹脂から形成されて
いることを特徴とする。
本考案のスピードメータドリブンギヤ装置は、
ドリブンギヤと、スリーブと、シール部材から構
成される。
ドリブンギヤと、スリーブと、シール部材から構
成される。
ドリブンギヤはギヤ部とシヤフト部とより構成
され、ギヤ部がトランスミツシヨンの出力シヤフ
トの回転を駆動源として回転する。そしてシヤフ
ト部にはスピードメータを作動させるケーブルが
連結され、ギヤ部の回転によりケーブルがスピー
ドメータを作動させる構成である。このドリブン
ギヤは、樹脂製あるいは金属製など従来と同様の
ものを用いることができる。
され、ギヤ部がトランスミツシヨンの出力シヤフ
トの回転を駆動源として回転する。そしてシヤフ
ト部にはスピードメータを作動させるケーブルが
連結され、ギヤ部の回転によりケーブルがスピー
ドメータを作動させる構成である。このドリブン
ギヤは、樹脂製あるいは金属製など従来と同様の
ものを用いることができる。
シール部材はスリーブの内周面に保持されてス
リーブとドリブンギヤとの間をシールし、オイル
の漏れを防止する機能を果たすものである。すな
わち、通常リング状をなしドリブンギヤの外周表
面を一周して弾接する構成とされる。その材質と
しては従来と同様にゴム、樹脂などの弾性体が用
いられる。
リーブとドリブンギヤとの間をシールし、オイル
の漏れを防止する機能を果たすものである。すな
わち、通常リング状をなしドリブンギヤの外周表
面を一周して弾接する構成とされる。その材質と
しては従来と同様にゴム、樹脂などの弾性体が用
いられる。
本考案の特色は樹脂から形成されたスリーブの
構成にある。すなわち、スリーブは筒部と軸部と
シール部とからなり、筒部は円筒状をなし、軸部
は筒部の後方でリブ部と貫通孔をもつところに最
大の特徴を有する。
構成にある。すなわち、スリーブは筒部と軸部と
シール部とからなり、筒部は円筒状をなし、軸部
は筒部の後方でリブ部と貫通孔をもつところに最
大の特徴を有する。
筒部は円筒状をなしている。従つて成形後に収
縮などが生じても真円度を確保することができ、
ドリブンギヤと均一に摺接させることができる。
縮などが生じても真円度を確保することができ、
ドリブンギヤと均一に摺接させることができる。
リブ部が形成された軸部では、真円度の確保は
困難となるがリブ部により軸度を確保することが
できる。これによりシール部の軸と同一軸が確保
され、シール部材とシヤフト部とを同一軸とする
ことができシール力を高くできる。また、軸部の
内径とシヤフト部の外径との差を大きくしておけ
ば、軸部の真円度が不十分であつてもシヤフト部
との接触が防止される。なお、リブ部は軸に対し
て対称に複数個設けることが望ましい。
困難となるがリブ部により軸度を確保することが
できる。これによりシール部の軸と同一軸が確保
され、シール部材とシヤフト部とを同一軸とする
ことができシール力を高くできる。また、軸部の
内径とシヤフト部の外径との差を大きくしておけ
ば、軸部の真円度が不十分であつてもシヤフト部
との接触が防止される。なお、リブ部は軸に対し
て対称に複数個設けることが望ましい。
また軸部は貫通孔を有する。従つて貫通孔から
潤滑油が出入し、新しい潤滑油が筒部とシヤフト
部の摺動面に供給される。これにより潤滑油の循
環が良好となり、摺動面の冷却効率が向上すると
ともに摩耗粉などを速やかに排出できる。なお、
貫通孔は1個でもよいし複数個設けることも好ま
しい。
潤滑油が出入し、新しい潤滑油が筒部とシヤフト
部の摺動面に供給される。これにより潤滑油の循
環が良好となり、摺動面の冷却効率が向上すると
ともに摩耗粉などを速やかに排出できる。なお、
貫通孔は1個でもよいし複数個設けることも好ま
しい。
シール部はシール部材を保持する部分であり、
従来と同様の形状とすることができる。シール部
材は接着により、あるいは機械的な保持により従
来と同様に保持される。
従来と同様の形状とすることができる。シール部
材は接着により、あるいは機械的な保持により従
来と同様に保持される。
スリーブの材質としては特に制限されないが、
耐油性が必要でありポリアミド樹脂、飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリフエニレンスルフイドなどが好
ましい。また強度を付与するために、ガラス繊
維、無機質フイラーなどを充填することが望まし
い。成形法としては射出成形が一般的であるがこ
れに限るものではない。
耐油性が必要でありポリアミド樹脂、飽和ポリエ
ステル樹脂、ポリフエニレンスルフイドなどが好
ましい。また強度を付与するために、ガラス繊
維、無機質フイラーなどを充填することが望まし
い。成形法としては射出成形が一般的であるがこ
れに限るものではない。
[考案の作用および効果]
本考案のスピードメータドリブンギヤ装置は、
スリーブが樹脂製である。従つて軽量で安価とな
る。そしてスリーブは成形により形成されるた
め、ロツクプレートなどの突出部品も一体的に形
成することができる。またクリツプ溝、ネジなど
も成形時に同時に形成でき、切削などの後加工を
行なう必要がない。
スリーブが樹脂製である。従つて軽量で安価とな
る。そしてスリーブは成形により形成されるた
め、ロツクプレートなどの突出部品も一体的に形
成することができる。またクリツプ溝、ネジなど
も成形時に同時に形成でき、切削などの後加工を
行なう必要がない。
そして本考案のスピードメータドリブンギヤ装
置では、スリーブは円筒状の筒部と外周面にリブ
部をもつ軸部とシール部とを有する。先端の筒部
は円筒状であるため真円度が確保されている。ま
た軸部はリブ部により軽量を維持しつつ軸度およ
び強度が確保されている。従つてドリブンギヤの
シヤフト部は筒部と均一に摺接し、円滑に回転す
る。そして軸部により軸度が確保されているた
め、シール部でシール部材が均一に弾接し確実に
シールされる。また貫通孔により潤滑油の循環が
良好となるため、摺動面の冷却効率が向上し摩耗
粉も速やかに排出される。従つて樹脂製のスリー
ブでも摺動部分の摩耗が防止され、所定の性能を
長期間維持することができる。
置では、スリーブは円筒状の筒部と外周面にリブ
部をもつ軸部とシール部とを有する。先端の筒部
は円筒状であるため真円度が確保されている。ま
た軸部はリブ部により軽量を維持しつつ軸度およ
び強度が確保されている。従つてドリブンギヤの
シヤフト部は筒部と均一に摺接し、円滑に回転す
る。そして軸部により軸度が確保されているた
め、シール部でシール部材が均一に弾接し確実に
シールされる。また貫通孔により潤滑油の循環が
良好となるため、摺動面の冷却効率が向上し摩耗
粉も速やかに排出される。従つて樹脂製のスリー
ブでも摺動部分の摩耗が防止され、所定の性能を
長期間維持することができる。
すなわち本考案のスピードメータドリブンギヤ
装置によれば、軽量で安価であるとともに、摺動
面の摩耗が防止される。
装置によれば、軽量で安価であるとともに、摺動
面の摩耗が防止される。
[実施例]
以下、実施例により具体的に説明する。
第1図に本考案の一実施例のスピードメータド
リブンギヤ装置の正面図を示す。このスピードメ
ータドリブンギヤ装置は、トランスミツシヨンの
出力シヤフトの回転を駆動源とするドリブンギヤ
1と、ドリブンギヤ1を回転自在に軸支するスリ
ーブ2と、スリーブ2に保持されスリーブ2とド
リブンギヤ1との間をシールするシール部材3
と、から主として構成されている。
リブンギヤ装置の正面図を示す。このスピードメ
ータドリブンギヤ装置は、トランスミツシヨンの
出力シヤフトの回転を駆動源とするドリブンギヤ
1と、ドリブンギヤ1を回転自在に軸支するスリ
ーブ2と、スリーブ2に保持されスリーブ2とド
リブンギヤ1との間をシールするシール部材3
と、から主として構成されている。
ドリブンギヤ1は、ギヤ部10とシヤフト部1
1とよりなり、大部分は6,6−ナイロンから形
成されている。そしてシヤフト部11の一部表面
には筒状の摺動部12が形成され、シール部材3
が摺動部12と摺接するように構成されている。
摺動部12の材質はPPS(ポリフエニレンスルフ
イド)である。
1とよりなり、大部分は6,6−ナイロンから形
成されている。そしてシヤフト部11の一部表面
には筒状の摺動部12が形成され、シール部材3
が摺動部12と摺接するように構成されている。
摺動部12の材質はPPS(ポリフエニレンスルフ
イド)である。
第2図にシヤフト部11の摺動部12をもつ部
分の縦断面図を示す。摺動部12が形成される部
分のシヤフト部11の外径は他の部分より1mm程
度小さくされ、さらに3方向に突起11aが突出
している。そして摺動部12内に突起11aが埋
設されているため、シヤフト部11と摺動部12
とは強固に結合されている。また摺動部12の外
径はシヤフト部11の一般外径よりも大きくさ
れ、確実にシール部材3と摺接するように構成さ
れている。なお、摺動部12はシヤフト部11を
インサートとしたインサート射出成形により形成
されたものであるが、成形型の型割り面はシヤフ
ト部11から径方向へ突出する摺動部12の端面
に位置している。これによりパーテイングライン
が摺動部12の摺動表面に表出するのが防止され
ているため、高いシール性が得られる。
分の縦断面図を示す。摺動部12が形成される部
分のシヤフト部11の外径は他の部分より1mm程
度小さくされ、さらに3方向に突起11aが突出
している。そして摺動部12内に突起11aが埋
設されているため、シヤフト部11と摺動部12
とは強固に結合されている。また摺動部12の外
径はシヤフト部11の一般外径よりも大きくさ
れ、確実にシール部材3と摺接するように構成さ
れている。なお、摺動部12はシヤフト部11を
インサートとしたインサート射出成形により形成
されたものであるが、成形型の型割り面はシヤフ
ト部11から径方向へ突出する摺動部12の端面
に位置している。これによりパーテイングライン
が摺動部12の摺動表面に表出するのが防止され
ているため、高いシール性が得られる。
ギヤ部10表面にはトランスミツシヨン内のウ
オームギヤと噛み合う歯部13が形成され、シヤ
フト部11表面にはクリツプ4が係合する係止溝
14およびオイルの通路となる螺旋溝15が形成
されている。そしてシヤフト部11は筒状となつ
ており、その中心孔にスピードメータに連結され
るフレキシブルメータケーブルが嵌合される。
オームギヤと噛み合う歯部13が形成され、シヤ
フト部11表面にはクリツプ4が係合する係止溝
14およびオイルの通路となる螺旋溝15が形成
されている。そしてシヤフト部11は筒状となつ
ており、その中心孔にスピードメータに連結され
るフレキシブルメータケーブルが嵌合される。
スリーブ2は無機質フイラーが混合されたポリ
アミド樹脂から射出成形により形成されている。
このスリーブ2は第3図、第4図に示すように、
先端から、円筒状の筒部21と、筒部21に連続
する筒状の軸部22と、軸部22に連続する筒状
のシール部23とから構成されている。筒部21
は暑さ2.5mmの真円の円筒形状をなし、シヤフト
部11と摺接している。軸部22の内径は筒部2
1の内径より大きくされ、シヤフト部11と接触
しないように構成されている。この軸部22の外
周面には、クリツプ溝20と、軸方向へ延びる4
本のリブ部24が設けられ、リブ部24が設けら
れている位置以外の壁面には、内部と外部とを連
通する複数個の貫通孔25が形成されている。ま
たシール部23にはリング溝26,フランジ27
および雄ネジ部28が形成され、内周面にシール
部材3が接着されて保持されている。フランジ2
7にはボルト孔29が穿設されている。このスリ
ーブ2の各構成成分は、ボルト孔29を除いて射
出成形時に一体的に形成されたものである。
アミド樹脂から射出成形により形成されている。
このスリーブ2は第3図、第4図に示すように、
先端から、円筒状の筒部21と、筒部21に連続
する筒状の軸部22と、軸部22に連続する筒状
のシール部23とから構成されている。筒部21
は暑さ2.5mmの真円の円筒形状をなし、シヤフト
部11と摺接している。軸部22の内径は筒部2
1の内径より大きくされ、シヤフト部11と接触
しないように構成されている。この軸部22の外
周面には、クリツプ溝20と、軸方向へ延びる4
本のリブ部24が設けられ、リブ部24が設けら
れている位置以外の壁面には、内部と外部とを連
通する複数個の貫通孔25が形成されている。ま
たシール部23にはリング溝26,フランジ27
および雄ネジ部28が形成され、内周面にシール
部材3が接着されて保持されている。フランジ2
7にはボルト孔29が穿設されている。このスリ
ーブ2の各構成成分は、ボルト孔29を除いて射
出成形時に一体的に形成されたものである。
シール部材3はゴムから成形され、スリーブ2
の内周表面に接着により固定されている。その形
状はリング状をなし、内周面に設けられたリツプ
部30が中心孔に挿入されたシヤフト部11の摺
動部12表面と弾接するように構成されている。
の内周表面に接着により固定されている。その形
状はリング状をなし、内周面に設けられたリツプ
部30が中心孔に挿入されたシヤフト部11の摺
動部12表面と弾接するように構成されている。
本実施例のスピードメータドリブンギヤ装置で
は、スリーブ2の中心孔にシヤフト部11が挿入
されシール部材3が摺動部12に弾接した状態
で、クリツプ4によりドリブンギヤ1とスリーブ
2とが係止される。なお、ドリブンギヤ1とスリ
ーブ2との軸方向の相対移動はクリツプ4により
規制されるが、ドリブンギヤ1はスリーブ2内で
回転自在である。このスピードメータドリブンギ
ヤ装置は、スリーブ2にOリング5が装着され
て、ギヤ部10がトランスミツシヨン内の所定位
置になるように配置され、ブラケツト27により
固定される。そして車両の走行時にはトランスミ
ツシヨンの回転がギヤ部10からシヤフト部11
を介してフレキシブルメータケーブルなどに伝わ
り、スピードメータが作動する。この時ドリブン
ギヤ1とスリーブ2の間にはギヤオイルが介在
し、ドリブンギヤ1は滑らかに回転する。そして
シール部材3が摺動部12に弾接しているので、
ギヤオイルの漏れが確実に防止されている。
は、スリーブ2の中心孔にシヤフト部11が挿入
されシール部材3が摺動部12に弾接した状態
で、クリツプ4によりドリブンギヤ1とスリーブ
2とが係止される。なお、ドリブンギヤ1とスリ
ーブ2との軸方向の相対移動はクリツプ4により
規制されるが、ドリブンギヤ1はスリーブ2内で
回転自在である。このスピードメータドリブンギ
ヤ装置は、スリーブ2にOリング5が装着され
て、ギヤ部10がトランスミツシヨン内の所定位
置になるように配置され、ブラケツト27により
固定される。そして車両の走行時にはトランスミ
ツシヨンの回転がギヤ部10からシヤフト部11
を介してフレキシブルメータケーブルなどに伝わ
り、スピードメータが作動する。この時ドリブン
ギヤ1とスリーブ2の間にはギヤオイルが介在
し、ドリブンギヤ1は滑らかに回転する。そして
シール部材3が摺動部12に弾接しているので、
ギヤオイルの漏れが確実に防止されている。
(実施例の作用)
本実施例のスピードメータドリブンギヤ装置で
は、筒部21は円筒状であるため真円度が高くシ
ヤフト部11は均一に摺接し円滑に回転する。ま
た軸部22にはリブ部14が形成されているの
で、軸度および強度を高く維持できる。従つてシ
ヤフト部11はシール部材と均一に弾接し確実に
シールされる。
は、筒部21は円筒状であるため真円度が高くシ
ヤフト部11は均一に摺接し円滑に回転する。ま
た軸部22にはリブ部14が形成されているの
で、軸度および強度を高く維持できる。従つてシ
ヤフト部11はシール部材と均一に弾接し確実に
シールされる。
またシヤフト部11の回転時には、螺旋溝15
によりギヤオイルは筒部21とシヤフト11の間
およびクリツプ溝20からスリーブ2内に流入
し、貫通孔25から外部へ流出する。このように
ギヤオイルは貫通孔25により容易に循環するた
め、筒部21とシヤフト部11との摺動面を冷却
し摩耗を防止している。また摩耗粉なども容易に
外部へ排出される。
によりギヤオイルは筒部21とシヤフト11の間
およびクリツプ溝20からスリーブ2内に流入
し、貫通孔25から外部へ流出する。このように
ギヤオイルは貫通孔25により容易に循環するた
め、筒部21とシヤフト部11との摺動面を冷却
し摩耗を防止している。また摩耗粉なども容易に
外部へ排出される。
すなわち本実施例のスピードメータドリブンギ
ヤ装置によれば、シヤフト部11は円滑に回転
し、摩耗が確実に防止されているため、所定の性
能を長期間維持することができる。また樹脂製で
あるので、安価であり、部品点数を低減すること
ができる。
ヤ装置によれば、シヤフト部11は円滑に回転
し、摩耗が確実に防止されているため、所定の性
能を長期間維持することができる。また樹脂製で
あるので、安価であり、部品点数を低減すること
ができる。
第1図は本考案の一実施例のスピードメータド
リブンギヤ装置の一部断面で示す正面図、第2図
は第1図のシヤフト部の縦断面図である。第3図
はスリーブの断面図、第4図はスリーブの側面図
である。第5図および第6図は従来のスピードメ
ータドリブンギヤ装置の一部断面で示す正面図、
第7図はスピードメータドリブンギヤ装置を装着
する場合の構成部品説明図である。 1……ドリブンギヤ、2……スリーブ、3……
シール部材、4……クリツプ、5……Oリング、
10……ギヤ部、11……シヤフト部、21……
筒部、22……軸部、23……シール部、24…
…リブ部、25……貫通孔。
リブンギヤ装置の一部断面で示す正面図、第2図
は第1図のシヤフト部の縦断面図である。第3図
はスリーブの断面図、第4図はスリーブの側面図
である。第5図および第6図は従来のスピードメ
ータドリブンギヤ装置の一部断面で示す正面図、
第7図はスピードメータドリブンギヤ装置を装着
する場合の構成部品説明図である。 1……ドリブンギヤ、2……スリーブ、3……
シール部材、4……クリツプ、5……Oリング、
10……ギヤ部、11……シヤフト部、21……
筒部、22……軸部、23……シール部、24…
…リブ部、25……貫通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 トランスミツシヨンの出力シヤフトの回転を駆
動源とするギヤ部とスピードメータを作動させる
ケーブルが連結されるシヤフト部とよりなるドリ
ブンギヤと、該ドリブンギヤを回転自在に軸支す
るスリーブと、該スリーブに保持され該スリーブ
と該ドリブンギヤとの間をシールするシール部材
と、からなるスピードメータドリブンギヤ装置に
おいて、 該スリーブは、該ドリブンギヤの該シヤフト部
が摺接する円筒状の筒部と、該筒部の後方で、外
周面より突出し軸方向に延びるリブ部と内部およ
び外部を連通する貫通孔とをもつ筒状の軸部と、
該軸部の後方で内周面に該シール部材を保持する
筒状のシール部と、を有し、合成樹脂から形成さ
れていることを特徴とするスピードメータドリブ
ンギヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070641U JPH0443639Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070641U JPH0443639Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173547U JPH01173547U (ja) | 1989-12-08 |
| JPH0443639Y2 true JPH0443639Y2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31295873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988070641U Expired JPH0443639Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443639Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH073331Y2 (ja) * | 1989-04-21 | 1995-01-30 | 株式会社富士鉄工所 | スピードメータ用ドリブンギアの組付構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923665U (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-14 | 丸五ゴム工業株式会社 | スピ−ドメ−タドリブンギヤ及そのアダプタ− |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP1988070641U patent/JPH0443639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173547U (ja) | 1989-12-08 |
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