JPH0443829A - 内燃エンジンの可変圧縮比機構 - Google Patents
内燃エンジンの可変圧縮比機構Info
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- JPH0443829A JPH0443829A JP15113790A JP15113790A JPH0443829A JP H0443829 A JPH0443829 A JP H0443829A JP 15113790 A JP15113790 A JP 15113790A JP 15113790 A JP15113790 A JP 15113790A JP H0443829 A JPH0443829 A JP H0443829A
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- compression ratio
- sprocket
- shaft
- eccentric sleeve
- piston
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- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、運転状態に応して圧縮比を変化させることが
できる、内燃エンジンの可変圧縮比機構に関する。
できる、内燃エンジンの可変圧縮比機構に関する。
(従来の技術)
従来、内燃エンジンのピストンを軸支するピストンピン
と、該ピストンピンをクランク軸に連結するコネクティ
ングロッド(以下単にコンロッドと記す)との間に偏心
スリーブを介在させ、当該偏心スリーブのコンロッドに
対する位相を変化させることによりピストンのストロー
ク方向に対する相対的な位置を変化させ、エンジンの圧
縮比を変えることのできる可変圧縮比機構が知られてい
る。
と、該ピストンピンをクランク軸に連結するコネクティ
ングロッド(以下単にコンロッドと記す)との間に偏心
スリーブを介在させ、当該偏心スリーブのコンロッドに
対する位相を変化させることによりピストンのストロー
ク方向に対する相対的な位置を変化させ、エンジンの圧
縮比を変えることのできる可変圧縮比機構が知られてい
る。
この可変圧縮比機構は、フンロッド側から偏心スリーブ
の外周の所定位置に形成された複数個の係合部のうちの
一つに向けて出没される油圧式のロックピンを備えてい
る。偏心スリーブは、ピストンからの荷重とクランク軸
からの反力とが偏心することによって生じる回転力によ
り回動される。
の外周の所定位置に形成された複数個の係合部のうちの
一つに向けて出没される油圧式のロックピンを備えてい
る。偏心スリーブは、ピストンからの荷重とクランク軸
からの反力とが偏心することによって生じる回転力によ
り回動される。
この偏心スリーブは、ロックピンを係合部に係合させた
場合にはコンロッドと相対回動不能とされ、ロックピン
と係合部との係合を解いた場合には回動可能とされる。
場合にはコンロッドと相対回動不能とされ、ロックピン
と係合部との係合を解いた場合には回動可能とされる。
ロックピンを出没させることによりこれが係合する係合
部を選択的に変え、偏心スリーブのコンロッドに対する
回動角度、即ち、位相を選択的に変化させることができ
る。従って、圧縮比は選択的に可変とされる。
部を選択的に変え、偏心スリーブのコンロッドに対する
回動角度、即ち、位相を選択的に変化させることができ
る。従って、圧縮比は選択的に可変とされる。
エンジンの低負荷領域及び低回転域においては圧縮比を
増加させる。これにより、熱効率が向上し、燃料消費率
が向上する。一方、エンジンの高負荷領域及び高回転域
においては、圧縮比を減少させる。これにより、圧縮時
の温度及び圧力が比較的大きいことに起因して発生する
ノッキングの防止を図ることができる。
増加させる。これにより、熱効率が向上し、燃料消費率
が向上する。一方、エンジンの高負荷領域及び高回転域
においては、圧縮比を減少させる。これにより、圧縮時
の温度及び圧力が比較的大きいことに起因して発生する
ノッキングの防止を図ることができる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記従来の内燃エンジンの可変圧縮比機構
においては、ロックピンの係合する係合部を変える際、
ピストンからの荷重とクランク軸からの反力とが偏心す
ることにより生じる回転力で偏心スリーブを回動させて
いるため、偏心スリーブの摩擦力、ピストンの往復慣性
力、シリンダ内の圧力等が偏心スリーブの回動に大きく
影響し、圧縮比切換時の偏心スリーブの挙動(回動)が
安定しない。また、ロックピンを油圧により出没させて
いるために偏心スリーブの軸受面に作動オイルの油路と
して溝を形成する必要があり、偏心スリーブの軸受面圧
が増加すると共に、潤滑性が低下する。さらに、ロック
ピンを係合部に係合させて圧縮比を選択するために、予
め設定された圧縮比以外の圧縮比に変化させることがで
きず、エンジンの負荷、エンジンの回転数等に応じて、
圧縮比をきめこまかく制御することができない等の問題
がある。
においては、ロックピンの係合する係合部を変える際、
ピストンからの荷重とクランク軸からの反力とが偏心す
ることにより生じる回転力で偏心スリーブを回動させて
いるため、偏心スリーブの摩擦力、ピストンの往復慣性
力、シリンダ内の圧力等が偏心スリーブの回動に大きく
影響し、圧縮比切換時の偏心スリーブの挙動(回動)が
安定しない。また、ロックピンを油圧により出没させて
いるために偏心スリーブの軸受面に作動オイルの油路と
して溝を形成する必要があり、偏心スリーブの軸受面圧
が増加すると共に、潤滑性が低下する。さらに、ロック
ピンを係合部に係合させて圧縮比を選択するために、予
め設定された圧縮比以外の圧縮比に変化させることがで
きず、エンジンの負荷、エンジンの回転数等に応じて、
圧縮比をきめこまかく制御することができない等の問題
がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、圧縮比の切り換えを安定させことができると共に、圧
縮比を連続的に変化させることができ、さらに、作動オ
イルの油路を必要としない内燃エンジンの可変圧縮比機
構を提供することを目的とする。
、圧縮比の切り換えを安定させことができると共に、圧
縮比を連続的に変化させることができ、さらに、作動オ
イルの油路を必要としない内燃エンジンの可変圧縮比機
構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明によれば、ピストンを
軸支するピストンピンと、該ピストンピンとクランク軸
とを連結するコネクティングロッドの小端部との間に、
これらピストンピンとコネクティングロッドに相対回転
可能な偏心スリーブを介在させ、該偏心スリーブの位相
を変化させることによりエンジンの圧縮比を変化させる
可変圧縮比機構において、前記偏心スリーブの端面と前
記ピストンの周壁との間に、前記コネクティングロッド
の小端部の軸孔の軸心と同心で且つ前記偏心スリーブと
一体的に回転する第1のスプロケットを配設し、また、
前記クランク軸の径方向外方に支軸手段を設け、当該支
軸手段は前記クランク軸の軸心と平行に配設され且つエ
ンジン本体側に回動可能に支持されたシャフト、該ンヤ
フトに形成された第2のスプロケット、前記シャフトを
回動させて当該シャフトの位相を制御する回動制御装置
を備えてなり、さらに、前記ピストンピンと支軸手段を
リンク手段により連結し、当該リンク手段は、一端が前
記ピストンピンに相対回転自在に接続された第1のリン
ク、一端か前記ノヤフトに相対回転自在に取り付けられ
た第2のリンク、これら第1及び第2のリンクの各他端
間に相対回動自在に軸支される回動体を備えてなり、こ
の回動体は、前記第1及び第2のスプロケットにそれぞ
れ連動して回動する構成としたものである。
軸支するピストンピンと、該ピストンピンとクランク軸
とを連結するコネクティングロッドの小端部との間に、
これらピストンピンとコネクティングロッドに相対回転
可能な偏心スリーブを介在させ、該偏心スリーブの位相
を変化させることによりエンジンの圧縮比を変化させる
可変圧縮比機構において、前記偏心スリーブの端面と前
記ピストンの周壁との間に、前記コネクティングロッド
の小端部の軸孔の軸心と同心で且つ前記偏心スリーブと
一体的に回転する第1のスプロケットを配設し、また、
前記クランク軸の径方向外方に支軸手段を設け、当該支
軸手段は前記クランク軸の軸心と平行に配設され且つエ
ンジン本体側に回動可能に支持されたシャフト、該ンヤ
フトに形成された第2のスプロケット、前記シャフトを
回動させて当該シャフトの位相を制御する回動制御装置
を備えてなり、さらに、前記ピストンピンと支軸手段を
リンク手段により連結し、当該リンク手段は、一端が前
記ピストンピンに相対回転自在に接続された第1のリン
ク、一端か前記ノヤフトに相対回転自在に取り付けられ
た第2のリンク、これら第1及び第2のリンクの各他端
間に相対回動自在に軸支される回動体を備えてなり、こ
の回動体は、前記第1及び第2のスプロケットにそれぞ
れ連動して回動する構成としたものである。
(作用)
停止状態の回動制御装置は、支軸手段のシャフトを回動
不能とし、第2のスプロケットを回動不能とする。リン
ク手段の第1のリンク及び第2のリンクはピストンピン
及びシャフトにそれぞれ相対回転自在に接続されており
、また、回動体の部位で第1のリンクと第2のリンクと
が折れ曲がるように変位するので、リンク手段はピスト
ンの上下動(ストローク)を妨げることなく第1のスプ
ロケットと第2のスプロケット間で回動体を移動させる
。
不能とし、第2のスプロケットを回動不能とする。リン
ク手段の第1のリンク及び第2のリンクはピストンピン
及びシャフトにそれぞれ相対回転自在に接続されており
、また、回動体の部位で第1のリンクと第2のリンクと
が折れ曲がるように変位するので、リンク手段はピスト
ンの上下動(ストローク)を妨げることなく第1のスプ
ロケットと第2のスプロケット間で回動体を移動させる
。
第1のスプロケットは、この回動体を介して第2のスプ
ロケットに連動されるので、第1のスプロケットのピス
トンのストローク方向に対する回動角度、即ち位相は、
クランク軸の回転によるコンロッド及びピストンの変位
に係わらずシャフトの回動角度により決定される。この
ため、クランク軸が回転しコンロッド及びピストンが変
位しても、第1のスプロケットの位相は保持される。偏
心スリーブは、この第1のスプロケットと一体的に回転
するので、クランク軸の回転によるコンロッド及びピス
トンの変位に係わらずピストンのストロータ方向に対す
る位相を一定に保持され、従って、エンジンは所定の圧
縮比のままで運転される。
ロケットに連動されるので、第1のスプロケットのピス
トンのストローク方向に対する回動角度、即ち位相は、
クランク軸の回転によるコンロッド及びピストンの変位
に係わらずシャフトの回動角度により決定される。この
ため、クランク軸が回転しコンロッド及びピストンが変
位しても、第1のスプロケットの位相は保持される。偏
心スリーブは、この第1のスプロケットと一体的に回転
するので、クランク軸の回転によるコンロッド及びピス
トンの変位に係わらずピストンのストロータ方向に対す
る位相を一定に保持され、従って、エンジンは所定の圧
縮比のままで運転される。
この状態より、回動制御装置がシャフトを回動させた場
合には、二〇回動が第2のスプロケット→回動体→第1
のスプロケット→偏心スリーブの順で伝達され、偏心ス
リーブの位相、即ちエンジンの圧縮比が変化する。そし
て、偏心スリーブは、この変化した位相を保持され、エ
ンジンは変化した圧縮比のままで運転される。
合には、二〇回動が第2のスプロケット→回動体→第1
のスプロケット→偏心スリーブの順で伝達され、偏心ス
リーブの位相、即ちエンジンの圧縮比が変化する。そし
て、偏心スリーブは、この変化した位相を保持され、エ
ンジンは変化した圧縮比のままで運転される。
回動制御装置は、シャフトを所望の回動角度だけ回動さ
せることができ、圧縮比を所望の値に連続的に設定でき
る。
せることができ、圧縮比を所望の値に連続的に設定でき
る。
(実施例)
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図は本発明を適用した内燃エンジンの可
変圧縮比機構の一実施例を示し、可変圧縮比機構lは、
偏心スリーブ2、第1のスプロケット3、支軸手段4及
びリンク手段5等より構成されている。偏心スリーブ2
は、内周面2aの軸心に対して外周面2bの軸心を偏心
させて形成された円筒形状の軸受部材で、ピストン22
を軸支するピストンピン23と、コンロッド7の小端部
7aとの間に、これらに相対回転可能に介在されている
。また、偏心スリーブ2の一端面には、ピストン22の
周壁22aとの間に第1のスプロケット3が一体形成さ
れている。第1のスプロケット3はピストンピン23に
回転自在に取り付けられ、その軸心は、コンロッド7の
小端部7aの軸孔の軸心と同心になるように配置されて
いる。
変圧縮比機構の一実施例を示し、可変圧縮比機構lは、
偏心スリーブ2、第1のスプロケット3、支軸手段4及
びリンク手段5等より構成されている。偏心スリーブ2
は、内周面2aの軸心に対して外周面2bの軸心を偏心
させて形成された円筒形状の軸受部材で、ピストン22
を軸支するピストンピン23と、コンロッド7の小端部
7aとの間に、これらに相対回転可能に介在されている
。また、偏心スリーブ2の一端面には、ピストン22の
周壁22aとの間に第1のスプロケット3が一体形成さ
れている。第1のスプロケット3はピストンピン23に
回転自在に取り付けられ、その軸心は、コンロッド7の
小端部7aの軸孔の軸心と同心になるように配置されて
いる。
支軸手段4は、シャフト9、第2のスプロケットlO及
び回動制御装置(図示せず)等より構成され、図示しな
いクランク軸の径方向外方に、クランク軸の回転に干渉
しないように配設されている。シャフト9はクランク軸
の軸心と平行に配設され、且つエンジン本体側、例えば
シリンダブロックに回動可能に支持され、後述する回動
制御装置により回動操作されてその位相を制御される。
び回動制御装置(図示せず)等より構成され、図示しな
いクランク軸の径方向外方に、クランク軸の回転に干渉
しないように配設されている。シャフト9はクランク軸
の軸心と平行に配設され、且つエンジン本体側、例えば
シリンダブロックに回動可能に支持され、後述する回動
制御装置により回動操作されてその位相を制御される。
第2のスプロケット10は、シャフト9の所定位置、詳
しくは前記第1のスプロケット3とクランク軸の軸方向
略同位置に形成され、シャフト9と一体に回動する。
しくは前記第1のスプロケット3とクランク軸の軸方向
略同位置に形成され、シャフト9と一体に回動する。
回動制御装置は、例えば、ステッピングモータ及びコン
トローラ(共に図示せず)等より構成され、エンジン本
体側、例えば、シリンダブロックに取り付けられている
。このコントローラは、エンジンの負荷、エンジン回転
数等に応してステッピングモータに制御信号を供給し、
当該ステッピングモータを介してシャフト9を正方向あ
るいは逆方向に所望の回動角度だけ回動させる。
トローラ(共に図示せず)等より構成され、エンジン本
体側、例えば、シリンダブロックに取り付けられている
。このコントローラは、エンジンの負荷、エンジン回転
数等に応してステッピングモータに制御信号を供給し、
当該ステッピングモータを介してシャフト9を正方向あ
るいは逆方向に所望の回動角度だけ回動させる。
リンク手段5は、第1のリンク13、第2のリンク14
及び回動体15等より構成され、クランク軸及びコンロ
ッド7に干渉しないように配置されている。回動体15
は、一体形成された第3のスプロケット16と第4のス
プロケット17よりなり、これらのスプロケット16.
17は後述のリンク13.l 4の揺動端13b、14
b間に架は渡されたピン18に回転自在に軸支されてい
る。
及び回動体15等より構成され、クランク軸及びコンロ
ッド7に干渉しないように配置されている。回動体15
は、一体形成された第3のスプロケット16と第4のス
プロケット17よりなり、これらのスプロケット16.
17は後述のリンク13.l 4の揺動端13b、14
b間に架は渡されたピン18に回転自在に軸支されてい
る。
第3のスプロケット16は、第1のスプロケット3の歯
数及び直径と同じ歯数及び直径に設定されている。そし
て、この第3のスプロケット16は、チェーン20を介
して第1のスプロケット3を連動させる。また、第4の
スプロケット17は、第2のスプロケットlOの歯数及
び直径と同じ歯数及び直径に設定されている。そして、
この第4のスプロケット17は、チェーン21を介して
第2のスプロケット10に連動する。
数及び直径と同じ歯数及び直径に設定されている。そし
て、この第3のスプロケット16は、チェーン20を介
して第1のスプロケット3を連動させる。また、第4の
スプロケット17は、第2のスプロケットlOの歯数及
び直径と同じ歯数及び直径に設定されている。そして、
この第4のスプロケット17は、チェーン21を介して
第2のスプロケット10に連動する。
なお、上述のチェーン20.21に代えてタイミングベ
ルト、ワイヤ等を使用しても良い。また、各リンク13
.14の途中に歯車を回転自在に配設し、当該歯車によ
り、第3のスプロケット16と第1のスプロケット3を
、第4のスプロケット17と第2のスプロケット10を
それぞれ連動させる構成としても良い。
ルト、ワイヤ等を使用しても良い。また、各リンク13
.14の途中に歯車を回転自在に配設し、当該歯車によ
り、第3のスプロケット16と第1のスプロケット3を
、第4のスプロケット17と第2のスプロケット10を
それぞれ連動させる構成としても良い。
第1のリンク13は、所謂Iアーム形状をなし、その両
端にそれぞれ軸受孔が穿設されている。リンク13の一
端13aは、ピストンピン23に相対回動自在に連結さ
れている。第2のリンク14は、第1図に示すように、
シャフト9の軸心方向に沿って二股に分岐して形成され
た2個の基端14 a。
端にそれぞれ軸受孔が穿設されている。リンク13の一
端13aは、ピストンピン23に相対回動自在に連結さ
れている。第2のリンク14は、第1図に示すように、
シャフト9の軸心方向に沿って二股に分岐して形成され
た2個の基端14 a。
14aを有しており、各基端14aはシャフト9に相対
回動自在に外嵌している。
回動自在に外嵌している。
以下作用を説明する。
偏心スリーブ2は、その内周面2aと外周面2bが偏心
しているので、位相を変化させることによりコンロッド
7に対するピストンピン23、即ちピストン22の取り
付は位置を変化させることができ、ストローク方向に対
するピストンの相対的な位置、即ちピストンのストロー
ク量を変えることができる。詳しくは、第2図に示すよ
うに、偏心スリーブ2の厚内部分(図中三角形A)を下
側に位置させた場合には、コンロッド7の小端部7aに
対してピストンピン23が上方に偏倚する。このため、
ピストン22の上死点及び下死点におけるピストン22
のシリンダに対する位置が上方に偏倚し、ピストン22
の下死点におけるシリンダ容積の減少に伴い、ピストン
22の上死点における燃焼室の容積も減少し、圧縮比が
増加して値εHとなる。
しているので、位相を変化させることによりコンロッド
7に対するピストンピン23、即ちピストン22の取り
付は位置を変化させることができ、ストローク方向に対
するピストンの相対的な位置、即ちピストンのストロー
ク量を変えることができる。詳しくは、第2図に示すよ
うに、偏心スリーブ2の厚内部分(図中三角形A)を下
側に位置させた場合には、コンロッド7の小端部7aに
対してピストンピン23が上方に偏倚する。このため、
ピストン22の上死点及び下死点におけるピストン22
のシリンダに対する位置が上方に偏倚し、ピストン22
の下死点におけるシリンダ容積の減少に伴い、ピストン
22の上死点における燃焼室の容積も減少し、圧縮比が
増加して値εHとなる。
一方、第6図に示すように、偏心スリーブ2の三角形A
を上側に位置させた場合には、コンロッド7の小端部7
aに対してクランクビン23が下方に偏倚する。このた
め、ピストン22の上死点及び下死点におけるピストン
22のシリンダに対する位置が下方に偏倚し、ピストン
22の下死点におけるシリンダ容積の増加に伴い、ピス
トン22の上死点における燃焼室の容積も増加し、圧縮
比が減少して値εL (ε1くε8)となる。
を上側に位置させた場合には、コンロッド7の小端部7
aに対してクランクビン23が下方に偏倚する。このた
め、ピストン22の上死点及び下死点におけるピストン
22のシリンダに対する位置が下方に偏倚し、ピストン
22の下死点におけるシリンダ容積の増加に伴い、ピス
トン22の上死点における燃焼室の容積も増加し、圧縮
比が減少して値εL (ε1くε8)となる。
リンク手段5の第1のリンク13はピストンピン23及
び回動体15に、第2のリンク14は回動体15及びシ
ャフト9にそれぞれ相対回動自在に接続されている。第
2図乃至第5図は、可変圧縮比機構1の回動状態をクラ
ンク角90度ごとに順に示しており、クランク軸が回転
しピストン22(これに代えてピストンピン23を図示
)がストロークした場合、コンロッド7の大端部7bが
連結するクランクビン6aはクランク軸の軸心(図中0
点)廻りに公転し、クランクビン6aの中心の軌跡は図
中B円となる。リンク手段5は、回動体15の部位で第
1のリンク13と第2のリンク14とが折れ曲がるよう
に変位し、クランク軸の回転及びピストン22のストロ
ークを妨げることなく、シャフト9の回動を第1のスプ
ロケット3に伝達させることができる。即ち、第1のス
プロケット3は、チェーン20を介して第3のスプロケ
ット16に、該第3のスプロケット13と一体回動する
第4のスプロケット17は、チェーン2】を介して第2
のスプロケット10にそれぞれ連動される。
び回動体15に、第2のリンク14は回動体15及びシ
ャフト9にそれぞれ相対回動自在に接続されている。第
2図乃至第5図は、可変圧縮比機構1の回動状態をクラ
ンク角90度ごとに順に示しており、クランク軸が回転
しピストン22(これに代えてピストンピン23を図示
)がストロークした場合、コンロッド7の大端部7bが
連結するクランクビン6aはクランク軸の軸心(図中0
点)廻りに公転し、クランクビン6aの中心の軌跡は図
中B円となる。リンク手段5は、回動体15の部位で第
1のリンク13と第2のリンク14とが折れ曲がるよう
に変位し、クランク軸の回転及びピストン22のストロ
ークを妨げることなく、シャフト9の回動を第1のスプ
ロケット3に伝達させることができる。即ち、第1のス
プロケット3は、チェーン20を介して第3のスプロケ
ット16に、該第3のスプロケット13と一体回動する
第4のスプロケット17は、チェーン2】を介して第2
のスプロケット10にそれぞれ連動される。
このとき、第4のスプロケット17は、第2のスプロケ
ット10の歯数及び直径と同し歯数及び直径に設定され
ており、第2のスプロケット10の回動角度は、そのま
ま第4のスプロケット17の回動角度となる。また、第
3のスプロケット16は、第1のスプロケット3の歯数
及び直径と同じ歯数及び直径に設定されており、第3の
スプロケット16の回動角度は、そのまま第1のスプロ
ケット3の回動角度となる。従って、第1のスプロケッ
ト5のピストンのストローク方向に対する位相は、クラ
ンク軸の回転及びピストン22のストロークに係わらず
シャフト9の回動角度により決定される。ステッピング
モータが停止している場合には、支軸手段4のシャフト
9は回動不能とされる。このため、このシャフト9は、
第1のスプロケット3、即ち偏心スリーブ2の位相を一
定に保持し、エンジンは圧縮比εゆのままで運転される
。
ット10の歯数及び直径と同し歯数及び直径に設定され
ており、第2のスプロケット10の回動角度は、そのま
ま第4のスプロケット17の回動角度となる。また、第
3のスプロケット16は、第1のスプロケット3の歯数
及び直径と同じ歯数及び直径に設定されており、第3の
スプロケット16の回動角度は、そのまま第1のスプロ
ケット3の回動角度となる。従って、第1のスプロケッ
ト5のピストンのストローク方向に対する位相は、クラ
ンク軸の回転及びピストン22のストロークに係わらず
シャフト9の回動角度により決定される。ステッピング
モータが停止している場合には、支軸手段4のシャフト
9は回動不能とされる。このため、このシャフト9は、
第1のスプロケット3、即ち偏心スリーブ2の位相を一
定に保持し、エンジンは圧縮比εゆのままで運転される
。
この状態より、エンジンの圧縮比を変えるには、回動制
御装置のステッピングモータを操作する。
御装置のステッピングモータを操作する。
例えば、ステッピングモータが180度だけ回動した場
合、この回動がシャフト9→第2のスプロケット10→
チエーン21→第4及び第3のスプロケット17.16
(回動体15)→チェーン20→第1のスプロケット3
→偏心スリーブ2の順に伝達され、偏心スリーブ2の位
相が180度だけ変化する(第6図)。そして、偏心ス
リーブ2は、クランク軸の回転に伴うコンロッド7及び
ピストン22の変位に係わらず変化した位相を保持され
、エンジンは圧縮比ε、のままで運転される。
合、この回動がシャフト9→第2のスプロケット10→
チエーン21→第4及び第3のスプロケット17.16
(回動体15)→チェーン20→第1のスプロケット3
→偏心スリーブ2の順に伝達され、偏心スリーブ2の位
相が180度だけ変化する(第6図)。そして、偏心ス
リーブ2は、クランク軸の回転に伴うコンロッド7及び
ピストン22の変位に係わらず変化した位相を保持され
、エンジンは圧縮比ε、のままで運転される。
ステッピングモータは、シャフト9を所望の角度だけ回
動させることができるので、偏心スリーブ2の位相は連
続的に変化し、圧縮比εHとεLの間で所望の圧縮比を
得ることができる。
動させることができるので、偏心スリーブ2の位相は連
続的に変化し、圧縮比εHとεLの間で所望の圧縮比を
得ることができる。
また、偏心スリーブ2は、リンク手段5を介して支軸手
段4により位相を変化されるので、従来の可変圧縮比機
構のように作動オイルを必要とせずに、偏心スリーブの
軸受面の作動オイルが通る油溝を省略することができる
。
段4により位相を変化されるので、従来の可変圧縮比機
構のように作動オイルを必要とせずに、偏心スリーブの
軸受面の作動オイルが通る油溝を省略することができる
。
なお、本実施例においては、第1のスプロケット3の軸
心を、コンロッド7の小端部7aの軸孔の軸心と同心に
なるように設定したがこれに限るものではなく、ピスト
ンピンの軸心と同心になるように設定しても良い。この
場合、偏心スリーブの厚肉部分を上方に位置させたとき
には、エンジンの圧縮比は増加し、偏心スリーブの厚内
部分を下方に位置させたときには、エンジンの圧縮比は
減少する。
心を、コンロッド7の小端部7aの軸孔の軸心と同心に
なるように設定したがこれに限るものではなく、ピスト
ンピンの軸心と同心になるように設定しても良い。この
場合、偏心スリーブの厚肉部分を上方に位置させたとき
には、エンジンの圧縮比は増加し、偏心スリーブの厚内
部分を下方に位置させたときには、エンジンの圧縮比は
減少する。
また、複数の気筒に可変圧縮比機構を取り付けるには、
各気筒毎にリンク手段5を設け、この各リンク手段5を
それぞれ支軸手段4に連結すれば良い。
各気筒毎にリンク手段5を設け、この各リンク手段5を
それぞれ支軸手段4に連結すれば良い。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、偏心スリーブの端
面とピストンの周壁との間に、コネクティングロッドの
小端部の軸孔の軸心と同心で且つ偏心スリーブと一体的
に回転する第1のスプロケットを配設し、また、クラン
ク軸の径方向外方に支軸手段を設け、当該支軸手段はク
ランク軸の軸心と平行に配設され且つエンジン本体側に
回動可能に支持されたシャフト、該シャフトに形成され
た第2のスプロケット、シャフトを回動させて当該シャ
フトの位相を制御する回動制御装置を備えてなり、さら
に、ピストンピンと支軸手段をリンク手段により連結し
、当該リンク手段は、一端がピストンピンに相対回転自
在に接続された第1のリンク、一端がシャフトに相対回
転自在に取り付けられた第2のリンク、これら第1及び
第2のリンクの各他端間に相対回動自在に軸支される回
動体を備えてなり、この回動体は、第1及び第2のスプ
ロケットにそれぞれ連動して回動するので、圧縮比の切
り換えを安定化させると共に、圧縮比を連続的に変化さ
せることができ、さらに、作動オイルの油路を省略でき
て偏心スリーブの軸受面圧を増加させ、且つ潤滑性能を
向上させることができる等の優れた効果がある。
面とピストンの周壁との間に、コネクティングロッドの
小端部の軸孔の軸心と同心で且つ偏心スリーブと一体的
に回転する第1のスプロケットを配設し、また、クラン
ク軸の径方向外方に支軸手段を設け、当該支軸手段はク
ランク軸の軸心と平行に配設され且つエンジン本体側に
回動可能に支持されたシャフト、該シャフトに形成され
た第2のスプロケット、シャフトを回動させて当該シャ
フトの位相を制御する回動制御装置を備えてなり、さら
に、ピストンピンと支軸手段をリンク手段により連結し
、当該リンク手段は、一端がピストンピンに相対回転自
在に接続された第1のリンク、一端がシャフトに相対回
転自在に取り付けられた第2のリンク、これら第1及び
第2のリンクの各他端間に相対回動自在に軸支される回
動体を備えてなり、この回動体は、第1及び第2のスプ
ロケットにそれぞれ連動して回動するので、圧縮比の切
り換えを安定化させると共に、圧縮比を連続的に変化さ
せることができ、さらに、作動オイルの油路を省略でき
て偏心スリーブの軸受面圧を増加させ、且つ潤滑性能を
向上させることができる等の優れた効果がある。
第1図は本発明を適用した内燃エンジンの可変圧縮比機
構の一実施例を示す断面図、第2図乃至第5図は第1図
の側方より視た高圧縮比状態におけるクランク角90度
ごとの回動状態を示す概略構成図、第6図は第1図の側
方より視た低圧縮比状態における概略構成図である。 l・・・可変圧縮比機構、2・・・偏心スリーブ、3・
・・第1のスプロケット、4・・・支軸手段、5・・・
リンク手段、7・・・コンロッド、7a・・・小端部、
9・・・シャフト、lO・・・第2のスプロケット、1
3・・・第1のリンク、14・・・第2のリンク、15
・・・回動体、22・・・ピストン、22a・・・周壁
、23・・・ピストンピン。 第2図 第 ! 図 第4図 第5図
構の一実施例を示す断面図、第2図乃至第5図は第1図
の側方より視た高圧縮比状態におけるクランク角90度
ごとの回動状態を示す概略構成図、第6図は第1図の側
方より視た低圧縮比状態における概略構成図である。 l・・・可変圧縮比機構、2・・・偏心スリーブ、3・
・・第1のスプロケット、4・・・支軸手段、5・・・
リンク手段、7・・・コンロッド、7a・・・小端部、
9・・・シャフト、lO・・・第2のスプロケット、1
3・・・第1のリンク、14・・・第2のリンク、15
・・・回動体、22・・・ピストン、22a・・・周壁
、23・・・ピストンピン。 第2図 第 ! 図 第4図 第5図
Claims (1)
- ピストンを軸支するピストンピンと、該ピストンピンと
クランク軸とを連結するコネクティングロッドの小端部
との間に、これらピストンピンとコネクティングロッド
に相対回転可能な偏心スリーブを介在させ、該偏心スリ
ーブの位相を変化させることによりエンジンの圧縮比を
変化させる可変圧縮比機構において、前記偏心スリーブ
の端面と前記ピストンの周壁との間に、前記コネクティ
ングロッドの小端部の軸孔の軸心と同心で且つ前記偏心
スリーブと一体的に回転する第1のスプロケットを配設
し、また、前記クランク軸の径方向外方に支軸手段を設
け、当該支軸手段は前記クランク軸の軸心と平行に配設
され且つエンジン本体側に回動可能に支持されたシャフ
ト、該シャフトに形成された第2のスプロケット、前記
シャフトを回動させて当該シャフトの位相を制御する回
動制御装置を備えてなり、さらに、前記ピストンピンと
支軸手段をリンク手段により連結し、当該リンク手段は
、一端が前記ピストンピンに相対回転自在に接続された
第1のリンク、一端が前記シャフトに相対回転自在に取
り付けられた第2のリンク、これら第1及び第2のリン
クの各他端間に相対回動自在に軸支される回動体を備え
てなり、この回動体は、前記第1及び第2のスプロケッ
トにそれぞれ連動して回動することを特徴とする内燃エ
ンジンの可変圧縮比機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15113790A JPH0443829A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 内燃エンジンの可変圧縮比機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15113790A JPH0443829A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 内燃エンジンの可変圧縮比機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443829A true JPH0443829A (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=15512180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15113790A Pending JPH0443829A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 内燃エンジンの可変圧縮比機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443829A (ja) |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP15113790A patent/JPH0443829A/ja active Pending
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