JPH0443904Y2 - - Google Patents
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- JPH0443904Y2 JPH0443904Y2 JP19867786U JP19867786U JPH0443904Y2 JP H0443904 Y2 JPH0443904 Y2 JP H0443904Y2 JP 19867786 U JP19867786 U JP 19867786U JP 19867786 U JP19867786 U JP 19867786U JP H0443904 Y2 JPH0443904 Y2 JP H0443904Y2
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- capacitor
- reactor
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- power
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、フラツシユ定着装置に関し、特に、
周波数が50Hzまたは60Hzのいずれの商用電源を使
用する場合にも誤動作させることなく効率的に作
動させることができるフラツシユ定着装置に関す
るものである。 〔考案の背景〕 例えば複写機、フアクシミリ、レーザープリン
ターなどの装置においては、現像により形成され
たトナー像を通常は紙よりなる定着用支持体上に
定着して可視画像が形成される。トナー像の定着
方式としては、従来、熱ローラを用いた熱ローラ
定着方式が知られている。しかしながら、この熱
ローラ定着方式においては、画像形成当初におい
て熱ローラがトナーの定着に必要とされる温度に
上昇するまでの待機時間を要し、特に冬季のよう
に環境温度が低いときにはこの待機時間が相当に
長くなる問題点がある。 このようなことから、最近、定着用熱源として
フラツシユランプを用いてこのフラツシユランプ
よりの光オネルギーを利用してトナー像を定着す
るフラツシユ定着方式が注目を浴びている。斯か
るフラツシユ定着方式によれば、フラツシユラン
プは瞬時に点灯が可能であつて待機時間を要せず
即座に定着処理を行うことができる利点がある。 〔従来の技術〕 このようなフラツシユ定着装置に用いられるフ
ラツシユランプの電源回路40の一例を第4図に
示す。同図において、31は電源トランス、34
は整流回路、35はエネルギー供給用主コンデン
サ、37は周波数が50Hzまたは60Hzの商用電源、
38はソリツドステートリレーなどの半導体スイ
ツチング素子よりなるスイツチング回路、39は
スイツチング回路38のオン・オフ動作を制御す
るための制御回路、10はフラツシユランプ、4
1は力率改善用リアクター、42および43は力
率改善用コンデンサ、44および45は切り換え
スイツチである。 力率改善用リアクターと、力率改善用コンデン
サは、主コンデンサ35の充電時における力率を
大きくして効率的な充電を行うと共に、主コンデ
ンサ35の充電時においてスイチング回路38を
構成する半導体スイツチング素子に過大電流が流
れることを防止しながら、しかもフラツシユラン
プ10の発光周期に対応した適正な時間内で主コ
ンデンサ35の充電を完了させるために設けられ
るものである。 このような観点から、切り換えスイツチ44に
より端子44Aと端子44Cとが接続され、かつ
切り換えスイツチ45により端子45Aと端子4
5Bとの間が開放されたとき(図示の状態)に
は、リアクター41によるインダクタンスとコン
デンサ42によるキヤパシタンスの値が、周波数
60Hzの商用電源を使用したときに共振する値とな
り、一方切り換えスイツチ44により端子44B
と端子44Cとが接続され、かつ切り換えスイツ
チ45により端子45Aと端子45Bとが接続さ
れたときには、リアクター41によるインダクタ
ンスとコンデンサ42および43によるキヤパシ
タンスの値が、周波数50Hzの商用電源を使用した
ときに共振する値となるように、あらかじめリア
クター41、コンデンサ42および44の定数が
選定されている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 従つて、操作者は、使用する商用電源37の周
波数が50Hzであるか60Hzであるかを確認したう
え、上記切り換えスイツチ44および45による
切り換え操作を行うことが必要となる。 しかしながら、操作者が上記切り換え操作を行
うことを忘れたり、あるいは上記切り換え操作を
間違えて行つた場合には、入力電流が増加し、そ
の結果電源トランス31、力率改善用リアクター
41等が焼損するなどの事故が発生し、電源回路
40の使用寿命が短くなる問題点がある。 〔考案の目的〕 本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、その目的は、操作者による切り換え操
作を必要とせず、周波数が50Hzおよび60Hzのいず
れの商用電源を使用する場合にも誤動作させるこ
となく適正に作動させることができるフラツシユ
定着装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のフラツシユ定着装置は、加熱源として
のフラツシユランプと、このフラツシユランプを
発光させるための電源回路とを具えてなるフラツ
シユ定着装置において、前記電源回路は、電源ト
ランスと、この電源トランスの二次側に接続され
た、力率改善用コンデンサおよび力率改善用リア
クターと、これらの力率改善用コンデンサおよび
力率改善用リアクターの後段に接続された整流回
路と、この整流回路の二次側に接続された、前記
フラツシユランプへ発光エネルギーを供給するた
めのエネルギー供給用主コンデンサとを有し、前
記力率改善用コンデンサおよび力率改善用リアク
ターは、52〜58Hzの範囲内の特定の周波数に対し
て共振するよう当該コンデンサのキヤパシタンス
および当該リウクターのインダクタンスの値が選
定されていることを特徴とする。 〔考案の作用効果〕 本考案によれば、電源回路を構成する力率改善
用コンデンサおよび力率改善用リアクターが、52
〜58Hzの範囲内の特定の周波数に対して共振する
よう当該コンデンサのキヤパシタンスおよび当該
リアクターのインダクタンスの値が選定されてい
るので、周波数が50Hzの商用電源を使用する場
合、あるいは周波数が60Hzの商用電源を使用する
場合のいずれにおいても、実用上十分な力率改善
効果が得られ、しかもフラツシユランプの発光周
期に対応した適正な時間で主コンデンサの充電を
行うことができ、その結果操作者による切り換え
操作を必要とせず、周波数が50Hzおよび60Hzのい
ずれの商用電源を使用する場合にも誤動作させる
ことなく適正に作動させることができる。 すなわち、フラツシユ定着においては、フラツ
シユランプを短い周期で繰り返して発光させるた
め、主コンデンサの充電電圧が発光に必要とされ
る設定電圧に到達するまでの充電時間が発光周期
に対応する適正な範囲にあることが必要とされ、
しかもこの条件は、周波数が50Hzの商用電源を使
用する場合にも、また周波数が60Hzの商用電源を
使用する場合にも満足することが必要である。し
かして、上記のように、52〜58Hzの周波数で共振
するように力率改善用コンデンサのキヤパシタン
スおよび力率改善用リアクターのインダクタンス
の値を設定しておけば、周波数が50Hzの商用電源
を使用する場合にも、また周波数が60Hzの商用電
源を使用する場合にも、実用上十分な力率で効率
的な充電を行うことができると共に、しかもフラ
ツシユランプの発光周期に対応した適正な時間内
で主コンデンサの充電を完了させることができ
る。 〔具体的構成〕 以下、図面により本考案を詳細に説明する。 第1図は本考案に係るフラツシユ定着装置の一
例の概略を示す説明図である。 10は例えばキセノンフラツシユランプよりな
る加熱源としてのフラツシユランプであり、ケー
シング11内に保持されている。このケーシング
11内には、フラツシユランプ10よりの光を定
着用支持体Sに向かつて反射する例えばアルミニ
ウム製の樋状の反射板12が位置され、そしてケ
ーシング11の下部には光投射用開口13が形成
され、この開口13を塞ぐよう透明ガラス板14
が配置されている。 30はフラツシユランプ10を発光させるため
の電源回路であり、この電源回路30は搬送台
(図示せず)の下方に配置されている。 この電源回路30は、第2図に示すように、二
次電圧が約0.5〜3kV程度となる昇圧用の電源ト
ランス31と、この電源テランス31の二次側に
接続された、力率改善用コンデンサ32および力
率改善用リアクター33と、これらの力率改善用
コンデンサ32および力率改善用リアクター33
の後段に接続された整流回路34と、この整流回
路34の二次側に接続された、フラツシユランプ
10へ発光エネルギーを供給するためのエネルギ
ー供給用主コンデンサ35と、トリガー回路36
と、例えばソリツドステートリレーなどの半導体
スイツチング素子よりなるスイツチング回路38
と、このスイツチング回路38のオン・オフ動作
を制御するための制御回路39とを有してなる。
37は周波数が50Hzまたは60Hzの商用電源であ
る。 そして、力率改善用コンデンサ32および力率
改善用リアクター33は、52〜58Hzの範囲内の特
定の周波数に対して共振するよう当該コンデンサ
32のキヤパシタンスおよび当該リアクター33
のインダクタンスの値が選定されている。 以上の構成の装置によれば、電源回路30を構
成する力率改善用コンデンサ32および力率改善
用リアクター33が、52〜58Hzの範囲内の特定の
周波数に対して共振するよう当該コンデンサ32
のキヤパシタンスおよび当該リアクター33のイ
ンダクタンスの値が選定されているので、周波数
が50Hzの商用電源を使用する場合、あるいは周波
数が60Hzの商用電源を使用する場合のいずれにお
いても、実用上十分な力率改善効果が得られ、し
かもフラツシユランプの発光周期に対応した適正
な時間で主コンデンサの充電を行うことができ、
その結果操作者による切り換え操作を必要とせ
ず、周波数が50Hzおよび60Hzのいずれの商用電源
を使用する場合にも誤動作させることなく効率的
に作動させることができる。 すなわち、フラツシユ定着においては、フラツ
シユランプ10を短い周期で繰り返して発光させ
るため、主コンデンサ35の充電電圧が発光に必
要とされる設定電圧に到達するまでの充電時間が
発光周期に対応する適正な範囲にあることが必要
とされ、しかもこの条件は、周波数が50Hzの商用
電源を使用する場合にも、また周波数が60Hzの商
用電源を使用する場合にも満足することが必要で
ある。しかして、上記のように、52〜58Hzの周波
数で共振するように力率改善用コンデンサ32の
キヤパシタンスおよび力率改善用リアクター33
のインダクタンスの値を設定しておくことによ
り、後述の実験結果からも理解されるように、周
波数が50Hzの商用電源を使用する場合にも、また
周波数が60Hzの商用電源を使用する場合にも、実
用上十分な力率で効率的な充電を行うことができ
ると共に、しかもフラツシユランプ10の発光周
期に対応した適正な時間内で主コンデンサ35の
充電を完了させることができる。 実際に、フラツシユランプ10を周期Tで繰り
返して発光させる場合において、力率改善用コン
デンサ32のキヤパシタンスおよび力率改善用リ
アクター33のインダクタンスの値を適宜選定す
ることにより共振周波数を変化させて実際に発光
させる実験を行い、第3図に示すように、主コン
デンサ35の充電開始時点から、フラツシユラン
プ10の発光に必要な設定電圧に到達するまでの
時間(充電時間)tと入力電流を測定した。結果
を第1表に示す。なお、第1表において、充電時
間および入力電流の値は相対値である。
周波数が50Hzまたは60Hzのいずれの商用電源を使
用する場合にも誤動作させることなく効率的に作
動させることができるフラツシユ定着装置に関す
るものである。 〔考案の背景〕 例えば複写機、フアクシミリ、レーザープリン
ターなどの装置においては、現像により形成され
たトナー像を通常は紙よりなる定着用支持体上に
定着して可視画像が形成される。トナー像の定着
方式としては、従来、熱ローラを用いた熱ローラ
定着方式が知られている。しかしながら、この熱
ローラ定着方式においては、画像形成当初におい
て熱ローラがトナーの定着に必要とされる温度に
上昇するまでの待機時間を要し、特に冬季のよう
に環境温度が低いときにはこの待機時間が相当に
長くなる問題点がある。 このようなことから、最近、定着用熱源として
フラツシユランプを用いてこのフラツシユランプ
よりの光オネルギーを利用してトナー像を定着す
るフラツシユ定着方式が注目を浴びている。斯か
るフラツシユ定着方式によれば、フラツシユラン
プは瞬時に点灯が可能であつて待機時間を要せず
即座に定着処理を行うことができる利点がある。 〔従来の技術〕 このようなフラツシユ定着装置に用いられるフ
ラツシユランプの電源回路40の一例を第4図に
示す。同図において、31は電源トランス、34
は整流回路、35はエネルギー供給用主コンデン
サ、37は周波数が50Hzまたは60Hzの商用電源、
38はソリツドステートリレーなどの半導体スイ
ツチング素子よりなるスイツチング回路、39は
スイツチング回路38のオン・オフ動作を制御す
るための制御回路、10はフラツシユランプ、4
1は力率改善用リアクター、42および43は力
率改善用コンデンサ、44および45は切り換え
スイツチである。 力率改善用リアクターと、力率改善用コンデン
サは、主コンデンサ35の充電時における力率を
大きくして効率的な充電を行うと共に、主コンデ
ンサ35の充電時においてスイチング回路38を
構成する半導体スイツチング素子に過大電流が流
れることを防止しながら、しかもフラツシユラン
プ10の発光周期に対応した適正な時間内で主コ
ンデンサ35の充電を完了させるために設けられ
るものである。 このような観点から、切り換えスイツチ44に
より端子44Aと端子44Cとが接続され、かつ
切り換えスイツチ45により端子45Aと端子4
5Bとの間が開放されたとき(図示の状態)に
は、リアクター41によるインダクタンスとコン
デンサ42によるキヤパシタンスの値が、周波数
60Hzの商用電源を使用したときに共振する値とな
り、一方切り換えスイツチ44により端子44B
と端子44Cとが接続され、かつ切り換えスイツ
チ45により端子45Aと端子45Bとが接続さ
れたときには、リアクター41によるインダクタ
ンスとコンデンサ42および43によるキヤパシ
タンスの値が、周波数50Hzの商用電源を使用した
ときに共振する値となるように、あらかじめリア
クター41、コンデンサ42および44の定数が
選定されている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 従つて、操作者は、使用する商用電源37の周
波数が50Hzであるか60Hzであるかを確認したう
え、上記切り換えスイツチ44および45による
切り換え操作を行うことが必要となる。 しかしながら、操作者が上記切り換え操作を行
うことを忘れたり、あるいは上記切り換え操作を
間違えて行つた場合には、入力電流が増加し、そ
の結果電源トランス31、力率改善用リアクター
41等が焼損するなどの事故が発生し、電源回路
40の使用寿命が短くなる問題点がある。 〔考案の目的〕 本考案は以上の如き事情に基いてなされたもの
であつて、その目的は、操作者による切り換え操
作を必要とせず、周波数が50Hzおよび60Hzのいず
れの商用電源を使用する場合にも誤動作させるこ
となく適正に作動させることができるフラツシユ
定着装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のフラツシユ定着装置は、加熱源として
のフラツシユランプと、このフラツシユランプを
発光させるための電源回路とを具えてなるフラツ
シユ定着装置において、前記電源回路は、電源ト
ランスと、この電源トランスの二次側に接続され
た、力率改善用コンデンサおよび力率改善用リア
クターと、これらの力率改善用コンデンサおよび
力率改善用リアクターの後段に接続された整流回
路と、この整流回路の二次側に接続された、前記
フラツシユランプへ発光エネルギーを供給するた
めのエネルギー供給用主コンデンサとを有し、前
記力率改善用コンデンサおよび力率改善用リアク
ターは、52〜58Hzの範囲内の特定の周波数に対し
て共振するよう当該コンデンサのキヤパシタンス
および当該リウクターのインダクタンスの値が選
定されていることを特徴とする。 〔考案の作用効果〕 本考案によれば、電源回路を構成する力率改善
用コンデンサおよび力率改善用リアクターが、52
〜58Hzの範囲内の特定の周波数に対して共振する
よう当該コンデンサのキヤパシタンスおよび当該
リアクターのインダクタンスの値が選定されてい
るので、周波数が50Hzの商用電源を使用する場
合、あるいは周波数が60Hzの商用電源を使用する
場合のいずれにおいても、実用上十分な力率改善
効果が得られ、しかもフラツシユランプの発光周
期に対応した適正な時間で主コンデンサの充電を
行うことができ、その結果操作者による切り換え
操作を必要とせず、周波数が50Hzおよび60Hzのい
ずれの商用電源を使用する場合にも誤動作させる
ことなく適正に作動させることができる。 すなわち、フラツシユ定着においては、フラツ
シユランプを短い周期で繰り返して発光させるた
め、主コンデンサの充電電圧が発光に必要とされ
る設定電圧に到達するまでの充電時間が発光周期
に対応する適正な範囲にあることが必要とされ、
しかもこの条件は、周波数が50Hzの商用電源を使
用する場合にも、また周波数が60Hzの商用電源を
使用する場合にも満足することが必要である。し
かして、上記のように、52〜58Hzの周波数で共振
するように力率改善用コンデンサのキヤパシタン
スおよび力率改善用リアクターのインダクタンス
の値を設定しておけば、周波数が50Hzの商用電源
を使用する場合にも、また周波数が60Hzの商用電
源を使用する場合にも、実用上十分な力率で効率
的な充電を行うことができると共に、しかもフラ
ツシユランプの発光周期に対応した適正な時間内
で主コンデンサの充電を完了させることができ
る。 〔具体的構成〕 以下、図面により本考案を詳細に説明する。 第1図は本考案に係るフラツシユ定着装置の一
例の概略を示す説明図である。 10は例えばキセノンフラツシユランプよりな
る加熱源としてのフラツシユランプであり、ケー
シング11内に保持されている。このケーシング
11内には、フラツシユランプ10よりの光を定
着用支持体Sに向かつて反射する例えばアルミニ
ウム製の樋状の反射板12が位置され、そしてケ
ーシング11の下部には光投射用開口13が形成
され、この開口13を塞ぐよう透明ガラス板14
が配置されている。 30はフラツシユランプ10を発光させるため
の電源回路であり、この電源回路30は搬送台
(図示せず)の下方に配置されている。 この電源回路30は、第2図に示すように、二
次電圧が約0.5〜3kV程度となる昇圧用の電源ト
ランス31と、この電源テランス31の二次側に
接続された、力率改善用コンデンサ32および力
率改善用リアクター33と、これらの力率改善用
コンデンサ32および力率改善用リアクター33
の後段に接続された整流回路34と、この整流回
路34の二次側に接続された、フラツシユランプ
10へ発光エネルギーを供給するためのエネルギ
ー供給用主コンデンサ35と、トリガー回路36
と、例えばソリツドステートリレーなどの半導体
スイツチング素子よりなるスイツチング回路38
と、このスイツチング回路38のオン・オフ動作
を制御するための制御回路39とを有してなる。
37は周波数が50Hzまたは60Hzの商用電源であ
る。 そして、力率改善用コンデンサ32および力率
改善用リアクター33は、52〜58Hzの範囲内の特
定の周波数に対して共振するよう当該コンデンサ
32のキヤパシタンスおよび当該リアクター33
のインダクタンスの値が選定されている。 以上の構成の装置によれば、電源回路30を構
成する力率改善用コンデンサ32および力率改善
用リアクター33が、52〜58Hzの範囲内の特定の
周波数に対して共振するよう当該コンデンサ32
のキヤパシタンスおよび当該リアクター33のイ
ンダクタンスの値が選定されているので、周波数
が50Hzの商用電源を使用する場合、あるいは周波
数が60Hzの商用電源を使用する場合のいずれにお
いても、実用上十分な力率改善効果が得られ、し
かもフラツシユランプの発光周期に対応した適正
な時間で主コンデンサの充電を行うことができ、
その結果操作者による切り換え操作を必要とせ
ず、周波数が50Hzおよび60Hzのいずれの商用電源
を使用する場合にも誤動作させることなく効率的
に作動させることができる。 すなわち、フラツシユ定着においては、フラツ
シユランプ10を短い周期で繰り返して発光させ
るため、主コンデンサ35の充電電圧が発光に必
要とされる設定電圧に到達するまでの充電時間が
発光周期に対応する適正な範囲にあることが必要
とされ、しかもこの条件は、周波数が50Hzの商用
電源を使用する場合にも、また周波数が60Hzの商
用電源を使用する場合にも満足することが必要で
ある。しかして、上記のように、52〜58Hzの周波
数で共振するように力率改善用コンデンサ32の
キヤパシタンスおよび力率改善用リアクター33
のインダクタンスの値を設定しておくことによ
り、後述の実験結果からも理解されるように、周
波数が50Hzの商用電源を使用する場合にも、また
周波数が60Hzの商用電源を使用する場合にも、実
用上十分な力率で効率的な充電を行うことができ
ると共に、しかもフラツシユランプ10の発光周
期に対応した適正な時間内で主コンデンサ35の
充電を完了させることができる。 実際に、フラツシユランプ10を周期Tで繰り
返して発光させる場合において、力率改善用コン
デンサ32のキヤパシタンスおよび力率改善用リ
アクター33のインダクタンスの値を適宜選定す
ることにより共振周波数を変化させて実際に発光
させる実験を行い、第3図に示すように、主コン
デンサ35の充電開始時点から、フラツシユラン
プ10の発光に必要な設定電圧に到達するまでの
時間(充電時間)tと入力電流を測定した。結果
を第1表に示す。なお、第1表において、充電時
間および入力電流の値は相対値である。
【表】
第1表の結果から、理解されるように、力率改
善用コンデンサ32および力率改善用リアクター
33の共振周波数が52〜58Hzの範囲内にある場合
には、周波数が50Hzの商用電源を使用する場合、
また周波数が60Hzの商用電源を使用する場合のい
ずれにおいても、充電時間がフラツシユランプ1
0の発光周期Tに対応する実用上適正な範囲のも
のとなり、スイツチング回路38を構成する半導
体スイツチング素子に過大電流を流すことなく主
コンデンサ35の充電を効率的に行うことができ
る。 これに対して、力率改善用コンデンサ32およ
び力率改善用リアクター33の共振周波数が過小
または過大の場合には、力率が低下して力率改善
効果が得られず、また主コンデンサの充電時間が
長くなつてフラツシユランプの発光周期に追随さ
せて充電を行うことが困難となり、あるいは主コ
ンデンサの充電時間が短くなつてスイツチング回
路38を構成する半導体スイツチング素子に過大
電流が流れて当該素子が破壊される、等の問題点
が生ずる。 以上、本考案に係る装置の一例について説明し
たが、本考案においては、スイツチング回路およ
びその制御回路、整流回路、トリガー回路などの
具体的構成は、特に限定されず、種々の構成を採
用することができる。
善用コンデンサ32および力率改善用リアクター
33の共振周波数が52〜58Hzの範囲内にある場合
には、周波数が50Hzの商用電源を使用する場合、
また周波数が60Hzの商用電源を使用する場合のい
ずれにおいても、充電時間がフラツシユランプ1
0の発光周期Tに対応する実用上適正な範囲のも
のとなり、スイツチング回路38を構成する半導
体スイツチング素子に過大電流を流すことなく主
コンデンサ35の充電を効率的に行うことができ
る。 これに対して、力率改善用コンデンサ32およ
び力率改善用リアクター33の共振周波数が過小
または過大の場合には、力率が低下して力率改善
効果が得られず、また主コンデンサの充電時間が
長くなつてフラツシユランプの発光周期に追随さ
せて充電を行うことが困難となり、あるいは主コ
ンデンサの充電時間が短くなつてスイツチング回
路38を構成する半導体スイツチング素子に過大
電流が流れて当該素子が破壊される、等の問題点
が生ずる。 以上、本考案に係る装置の一例について説明し
たが、本考案においては、スイツチング回路およ
びその制御回路、整流回路、トリガー回路などの
具体的構成は、特に限定されず、種々の構成を採
用することができる。
第1図は本考案に係るフラツシユ定着装置の一
例の概略を示す説明用断面図、第2図は電源回路
の一例を示す説明図、第3図はエネルギー供給用
主コンデンサの充放電の繰り返しを示す説明図、
第4図は従来のフラツシユ定着装置における電源
回路を示す説明図である。 10……フラツシユランプ、11……ケーシン
グ、12……反射板、13……光投射用開口、1
4……透明ガラス板、30……電源回路、31…
…電源トランス、32……力率改善用コンデン
サ、33……力率改善用リアクター、34……整
流回路、35……主コンデンサ、36……トリガ
ー回路、37……50Hzまたは60Hzの商用電源、3
8……スイツチング回路、39……制御回路、4
0……電源回路、41……力率改善用リアクタ
ー、42,43……力率改善用コンデンサ、4
4,45……切り換えスイツチ。
例の概略を示す説明用断面図、第2図は電源回路
の一例を示す説明図、第3図はエネルギー供給用
主コンデンサの充放電の繰り返しを示す説明図、
第4図は従来のフラツシユ定着装置における電源
回路を示す説明図である。 10……フラツシユランプ、11……ケーシン
グ、12……反射板、13……光投射用開口、1
4……透明ガラス板、30……電源回路、31…
…電源トランス、32……力率改善用コンデン
サ、33……力率改善用リアクター、34……整
流回路、35……主コンデンサ、36……トリガ
ー回路、37……50Hzまたは60Hzの商用電源、3
8……スイツチング回路、39……制御回路、4
0……電源回路、41……力率改善用リアクタ
ー、42,43……力率改善用コンデンサ、4
4,45……切り換えスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 加熱源としてのフラツシユランプと、このフラ
ツシユランプを発光させるための電源回路とを具
えてなるフラツシユ定着装置において、 前記電源回路は、電源トランスと、この電源ト
ランスの二次側に接続された、力率改善用コンデ
ンサおよび力率改善用リアクターと、これらの力
率改善用コンデンサおよび力率改善用リアクター
の後段に接続された整流回路と、この整流回路の
二次側に接続された、前記フラツシユランプへ発
光エネルギーを供給するためのエネルギー供給用
主コンデンサとを有し、 前記力率改善用コンデンサおよび力率改善用リ
アクターは、52〜58Hzの範囲内の特定の周波数に
対して共振するよう当該コンデンサのキヤパシタ
ンスおよび当該リアクターのインダクタンスの値
が選定されていることを特徴とするフラツシユ定
着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19867786U JPH0443904Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19867786U JPH0443904Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105168U JPS63105168U (ja) | 1988-07-07 |
| JPH0443904Y2 true JPH0443904Y2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=31159587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19867786U Expired JPH0443904Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443904Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP19867786U patent/JPH0443904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105168U (ja) | 1988-07-07 |
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