JPH044390Y2 - - Google Patents

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JPH044390Y2
JPH044390Y2 JP1987069939U JP6993987U JPH044390Y2 JP H044390 Y2 JPH044390 Y2 JP H044390Y2 JP 1987069939 U JP1987069939 U JP 1987069939U JP 6993987 U JP6993987 U JP 6993987U JP H044390 Y2 JPH044390 Y2 JP H044390Y2
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は物品を乾燥したり、加熱したりする遠
赤外線を放射する遠赤外線放射体に関する。
〔従来の技術〕
従来は遠赤外線を放射する物質を電気、ガス、
灯油等をエネルギーとするヒーターで間接的に加
熱していた。
例えば第4図および第5図に示すように、シー
ズヒーター9に電気を供給して中心部のニクロム
線10が発熱しても、その周りの耐熱性無機絶縁
体11、それを覆うシース管12、このシース管
12に隣接して配設された金属板13を介して遠
赤外線放射物質14に熱が伝わるため(なお、1
5は反射板、16は断熱材、17は外筐)、熱伝
導が余り良くなく、遠赤外線放射物質14に熱が
伝わる迄に時間がかかり、また供給した電気量に
比して上昇する温度が低く熱効率が悪いという欠
点を有していた。
これらの欠点を解決するものとして、金属板に
絶縁板を介して金属抵抗体層を被着し、この金属
抵抗体層に遠赤外線放射層を被着したものがあ
る。
しかしながら、一般的に絶縁板、遠赤外線放射
層はセラミツクであり、金属抵抗体層に比べ、熱
膨張率が小さくまた延性に乏しいので、熱的衝撃
性が問題になる。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、
短時間で所定の温度に上昇する高速応答性をもつ
と共に、熱効率がよく、しかも機械的、熱的衝撃
性に優れた遠赤外線放射体を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、ア
ルミニウム板の表面に硬質アルマイト皮膜を形成
し、そのアルマイト皮膜の表面にセラミツク溶射
絶縁層を形成し、その絶縁層の表面に抵抗発熱体
としての合金溶射層を形成したことを特徴とす
る。
〔作用〕 抵抗発熱体としての合金溶射層に電流を流して
ジユール熱により発熱させ、この合金溶射層がセ
ラミツク溶射絶縁層を介して一体に構成されてい
るアルマイト皮膜を加熱することにより、アルマ
イト皮膜は効率よく短時間で所定の温度に上昇し
て遠赤外線を放射する。
〔実施例〕
第1図は遠赤外線放射体4の平面図、第2図は
その一部分の縦断面図である。
厚さ2mm、幅160mm、長さ400mmのアルミニウム
板(JIS5052)5に厚さ90〜100μmの硬質アルマ
イト皮膜5aを形成し、更にこの硬質アルマイト
皮膜5aをブラスト加工により厚さ75〜85μm、
表面粗さ10〜20μmとし、その表面にセラミツク
絶縁層7、例えば厚さ10〜20μmのAl2O3−TiO2
絶縁層を溶射により設ける。次に、そのセラミツ
ク溶射絶縁層7の表面に、Ni(80重量%)−Cr(20
重量%)合金粉末を第1図に示す如きパターンに
溶射し、抵抗発熱体としての合金層6を溶着し
た。合金溶射層6の厚さは25μmであり、帯巾22
mm、延べ長さ2200mmの全抵抗値14オームで、
100Vの電源に接続して700Wのヒーターを得た。
なお、第3図に示すように合金溶射層6の外側
に更にセラミツク絶縁層8を設けて合金溶射層6
を内部に封じ込めて熱効率をよくするようにして
もよい。
また、上記実施例ではプラスト加工による表面
粗さを10〜20μmとしたが、3〜20μm程度であ
れば良好である。
また、抵抗発熱体としての合金はNi−Cr合金
の他、例えばFe−Ni−Cr合金、Ni−Cu−Mn合
金等の電気抵抗の高い耐熱合金がよい。そして、
合金溶射層6の厚さ、帯巾、延べ長さを変えるこ
とによつて抵抗値を調整することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば下記の効果
を奏する。
抵抗発熱体としての合金溶射層がセラミツク
溶射絶縁層を介して硬質アルマイト皮膜に一体
に溶着されているので、通電と同時にアルマイ
ト皮膜も加熱され、アルマイト皮膜の表面から
遠赤外線が放射される。このように、熱効率が
よく、かつ即熱性に優れた高速応答性のよい遠
赤外線放射体を提供できる。
遠赤外線放射体の基板本体がアルミニウム板
であるので、強度が大きく丈夫である。
金属基板本体(アルミニウム)と遠赤外線放
射層(アルマイト皮膜)の結合は緊密であつ
て、機械的、熱的衝撃性に優れる。
また、金属基板本体(アルミニウム)の絶縁を
行うセラミツク絶縁層は、アルマイト皮膜に被着
されるため、通常の金属に被着される場合に比較
して、熱膨張率の差が縮まり、熱的衝撃性が良好
である。
更に、セラミツク絶縁層と抵抗発熱体としての
合金層は溶射により形成されるため、多孔性を有
し、そのため熱膨張差を吸収することができるた
め、熱的衝撃性が向上し、また機械的な密着性に
も優れる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示し、第1図は
遠赤外線放射体の平面図、第2図はその一部分の
縦断面図、第3図は遠赤外線放射体の一部分の縦
断面図、第4図は従来例の一部分の縦断面図、第
5図はシーズヒーターの一部分の斜視図である。 4は遠赤外線放射体、5はアルミニウム板、5
aはアルマイト皮膜、6は合金溶射層、7,8は
セラミツク溶射絶縁層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム板の表面に硬質アルマイト皮膜を
    形成し、そのアルマイト皮膜の表面にセラミツク
    溶射絶縁層を形成し、その絶縁層の表面に抵抗発
    熱体としての合金溶射層を形成したことを特徴と
    する遠赤外線放射体。
JP1987069939U 1987-05-11 1987-05-11 Expired JPH044390Y2 (ja)

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JP1987069939U JPH044390Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JPS63178089U JPS63178089U (ja) 1988-11-17
JPH044390Y2 true JPH044390Y2 (ja) 1992-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941276B2 (ja) * 1974-10-05 1984-10-05 ティーディーケイ株式会社 発熱体
JPS5413028A (en) * 1977-06-29 1979-01-31 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Far infrared heater
JPS6115020A (ja) * 1984-07-02 1986-01-23 Nippon Glass Hiito:Kk 遠赤外線暖房装置

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JPS63178089U (ja) 1988-11-17

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