JPH0444358Y2 - - Google Patents

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JPH0444358Y2
JPH0444358Y2 JP13351285U JP13351285U JPH0444358Y2 JP H0444358 Y2 JPH0444358 Y2 JP H0444358Y2 JP 13351285 U JP13351285 U JP 13351285U JP 13351285 U JP13351285 U JP 13351285U JP H0444358 Y2 JPH0444358 Y2 JP H0444358Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、温水等方圧加圧装置に関し、さら
に詳述すると、加圧容器を迅速に加熱することが
できると共に加圧時に所定の高温に維持すること
のできる温水等方圧加圧装置に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、たとえば複数の回路基板を積層してなる
多層回路基板を製造するための装置として、等方
圧加圧装置がある。
この等方圧加圧装置は、槽内の温水中に浸漬し
た圧力容器内に複数枚の回路基板を収納し、その
後、この圧力容器内に純水を圧入することにより
前記回路基板を等方加圧し、これにより一体化す
るようになつている。
しかしながら、この等方圧加圧装置は、加圧容
器およびその内部の加熱が、圧力容器を温水に浸
漬することによつているので、圧力容器およびそ
の内部を所定温度に高めるのに時間がかかるとい
う問題点がある。
また、この等方圧加圧装置では、圧力容器外の
温水により加熱するので、圧力容器およびその内
部を60℃程度に昇温するのが限度である。このよ
うな温度下での等方加圧では、せいぜい5〜6層
の多層回路基板にしかプレスすることができず、
15層、30層あるいはそれ以上もの層を有する多層
回路基板にプレスすることは、到底無理である。
たとえば15層以上もの層を有する多層回路基板に
一体化するためには、従来よりも高い温度、たと
えば80℃以上に圧力容器およびその内部を加熱し
なければならない。
この考案は前記事情に基づいてなされたもので
ある。
すなわち、この考案は、圧力容器およびその内
部を迅速に高温に加熱することができ、しかもそ
の高温度を一定に維持することのできる温水等方
圧加圧装置を提供することにある。
またこの考案の他の目的は、圧力容器およびそ
の内部を従来のものよりもはるかに高温度に維持
してたとえば多層回路基板を一体にプレスするこ
とのできる温水等方圧加圧装置を提供することに
ある。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためのこの考案の概要
は、第1図に示すように、気密に封止可能な開口
部1が前記温水の液面よりも上方に位置するよう
に、槽2内の温水3中に浸漬した圧力容器4内に
被加圧物を収納し、この圧力容器4内に水を圧入
することにより前記被加圧物を等方加圧する温水
等方圧加圧装置5おいて、 槽2内の温水3を圧力容器4と槽2内とに循環
する温水循環手段6、および、槽2内の温水3を
圧力容器4内に気密に圧入する温水圧入手段7を
備えてなることを特徴とする温水等方圧加圧装置
5である。
槽2内の温水3は、槽2内または槽2外に設け
た適宜の加熱手段により加熱することができ、こ
の温水等方圧加圧装置5により非常に多数の回路
基板を一体にプレスするのであれば、温水3の温
度は80℃以上であるのが好ましく、また温水3は
そのような温度に加熱された純水であるのが好ま
しい。
前記圧力容器4は、被加圧物を水の圧入により
高圧に加圧することができる構造を有すれば良
く、たとえば、開口部1を上部に有する耐圧容器
と、前記開口部1を気密に封止することができる
と共に被加圧物を収納するラツクを着脱自在に下
面に設けた蓋とで構成することができる。この開
口部1は、循環ポンプで圧力容器4内に温水3を
供給したときに、温水3を圧入容器4からあふれ
出して槽2内に戻す機能を有するものである。し
たがつて、かかる機能を有するのであれば、この
考案における開口部1は、前記ラツクを下面に有
する蓋を気密に封止する開口部1であるに限ら
ず、前記開口部1とは別に設けられたもの、たと
えば圧力容器4の周面を貫通する貫通孔であつて
も良い。
被加圧物としては、たとえば回路基板を挙げる
ことができるが、高温、高圧の下に加圧加工する
必要のあるものであれば特に制限がない。
第1図に示すように、前記温水循環手段6は、
槽2内の温水3を排出可能な第1排出管8と、圧
力容器4内に温水3を導入可能な第1導入管9
と、前記第1排出管8と前記第1導入管9との間
に結合された循環ポンプ10とで形成し、前記温
水圧入手段7は、前記第1排出管8と、前記第1
導入管9と、この第1排出管8および第1導入管
9に結合した昇圧ポンプ12と、この昇圧ポンプ
12の駆動時に前記温水循環手段6を気密に閉鎖
する閉鎖手段、たとえば、前記循環ポンプ10と
第1排出管8との間に介装した弁11とで形成す
ることができる。
さらにこの温水循環手段6および温水圧入手段
7の他の例として、第2図に示すように、循環ポ
ンプ10と、一端を槽2内に開口すると共に他端
を前記循環ポンプ10に結合する第2排出管13
と、一端を圧力容器4内に開口すると共に他端を
前記循環ポンプに結合する第2導入管14とで温
水循環手段6を構成し、また、昇圧ポンプ12
と、一端を槽2内に開口すると共に他端を前記昇
圧ポンプ12に結合する第3排出管15と、一端
を圧力容器4内に開口すると共に他端を前記昇圧
ポンプ12に結合する第3導入管16と、この昇
圧ポンプ12の駆動時に前記温水循環手段6を気
密に閉鎖する閉鎖手段、たとえば、前記第2導入
管14の中間に設けた弁11とで温水圧入手段7
を構成しても良い。
第2図に示す温水循環手段6および温水圧入手
段7よりも第1図に示すもののほうが、装置の構
造が簡略になつて好ましい。
次に第3図および第4図を参照しながら、この
考案の作用について説明する。
前提として、槽2内の温水3の温度をたとえば
80℃以上に加熱しておく。圧力容器4およびその
内部を加熱するために、弁11を開状態としてお
く。次いで、第3図に示すように、昇圧ポンプ1
2の駆動を停止したまま、循環ポンプ10を駆動
する。そうすると、槽2内の温水3は、第1排出
管8、弁11および第1導入管9を介して圧力容
器4内に供給される。圧力容器4内の温水3は、
その開口部1からあふれ出て槽2内に戻る。この
ようにして、温水3を槽2内および圧力容器4内
を循環させると、圧力容器4は、すぐに温水3と
同じ温度に達する。次いで、循環ポンプ10の駆
動を停止する。第4図に示すように、ラツク17
に被加圧物(図示せず。)たとえば多数層の回路
基板を重ねて袋に収納したものを載置したラツク
17を圧力容器4内に入れると共に前記開口部1
に気密に蓋18をする。弁11を閉鎖すると共に
昇圧ポンプ12を駆動する。槽2内の温水3は、
第1排出管8、および第1導入管9を介して圧力
容器4内に圧入される。圧力容器4内の圧力が所
定圧たとえば400気圧程度に達すると、昇圧ポン
プ12の駆動を停止する。その後、圧力容器4内
の圧力を常圧に戻し、開口部1を開けて、ラツク
17上の被加圧物を圧力容器4外に取り出す。
第2図に示す構成のものも、この第1図に示す
構成のものと同様の作用を示す。
[実施例] 次にこの考案の具体的な実施例を図面を参照し
ながら説明する。
第5図に示す温水等方圧加圧装置20は、温水
21を入れた槽22内に、上部が温水21の液面
の上方に露出するように圧力容器23を浸漬し、
前記槽22内に一端を開口する排出管24をこの
槽22に取り付け、この排出管24は途中で枝別
れしていて各支管の先端開口部それぞれを循環ポ
ンプ25と昇圧ポンプ26とに接続する。また、
前記圧力容器23内の底面近傍に一端開口部を有
する導入管27をこの圧力容器23に取り付け、
この導入管27は途中で枝別れしていて、一方の
支管の開口部は前記昇圧ポンプ26に接続すると
共に他方の支管の開口部は、途中にソレノイド駆
動の弁28を介して循環ポンプ25に結合する。
さらに前記循環ポンプ25と前記弁28との間の
導入管27は、枝別れしていて、ソレノイド駆動
の開閉バルブ29を介して一端開口部を槽22内
に向けて開口する供給管30と結合している。こ
の実施例では、前記第1図に示すのと同様に、排
出管24、昇圧ポンプ26、導入管27および弁
28により温水圧入手段を形成し、排出管24、
循環ポンプ25および導入管27により温水循環
手段を形成している。
前記圧力容器23は、その上部に開口部31を
有し、この開口部31には、その下面に着脱自在
に取り付けたラツク32を有する蓋33が前記開
口部31に気密に封止することができるようにな
つている。
また、この圧力容器23の上部周面には、直径
方向に貫通する第1貫通孔34を有し、この第1
貫通孔34にはクロージヤーピン35が貫通す
る。この第1貫通孔34は、この考案におけると
ころの、圧力容器23内の温水21をあふれ出さ
せる開口部としての機能を有する。その他の機能
は、後述する。
前記蓋33には、その周側面に、この蓋33を
前記開口部31に装着するときに、前記第1貫通
孔34に一致する第2貫通孔36を開設する。
前記蓋33は、回転機構であるロータリーアク
チユエーター37と昇降機構である昇降シリンダ
ー38に、図示しない支持体を介して結合する。
このロータリーアクチユエーター37は、第1
切り換え弁39を介して空気圧で駆動し、また、
前記昇降シリンダー38は、第2切り換え弁40
を介して空気圧で駆動する。
前記クロージヤーピン35は、往復動機構であ
る水平移動用シリンダー41に結合していて、こ
の水平移動用シリンダー41は、第3切り換え弁
42により空気圧で駆動する。
前記第1切り換え弁39、第2切り換え弁4
0、第3切り換え弁42それぞれは、空気を送り
込む送気管43および空気を排出する排気管44
を結合する。
一方、前記槽22内の水は、槽22内に配置す
るヒータ45により所定温度の温水21に加熱さ
れる。
槽22内の温水21の液面よりも上方の槽22
内周面には、冷却管46を配設していて、温水2
1の層22外へ立ち昇る蒸気を抑制することがで
きるようになつている。
なお、47で示すのは、圧力容器23内の水圧
を除くためのドレン弁である。
次に以上構成のこの温水等方圧加圧装置20の
作用について説明する。
先ず、槽22内に所定量の水、特に純水を入
れ、ヒータ45により、この水を加熱して所定た
とえば80℃の温水21にする。
初期状態として、第1切り換え弁39をB1の
状態にしておき、蓋33を開口部31の上方以外
の位置にしておくと共にクロージヤーピン35を
開口部31から退避した状態としておく。
次いで、ソレノイドを駆動して弁28を開放す
ると共に循環ポンプ25を駆動して、排出管24
および導入管27を介して槽22内の温水21を
圧力容器23内に導入する。循環ポンプ25の駆
動を継続すると、圧力容器23内に温水21が供
給される一方であり、遂には、第1貫通孔34か
らあふれ出て、あふれ出た温水21は槽22内に
戻る。つまり、循環機構により、温水21が槽2
2と圧力容器23内とを循環することとなる。こ
の温水21の循環を継続することにより、圧力容
器23の内外から、圧力容器23が加熱され、所
定温度たとえば80℃になる。
圧力容器23が所定温度に達すると、循環ポン
プ25の駆動を停止すると共に弁28を閉鎖す
る。
ラツク32に複数層たとえば30層の回路基板を
重ねたものを袋に入れて配置しておく。
第1切り換え弁39をA1状態に切り換え、空
気圧をロータリーアクチユエーター37に送り込
むことにより、蓋33を水平回転し、第1切り換
え弁28をB1状態にしてロータリーアクチユエ
ーター37を停止することにより、蓋33を開口
部31の上方に位置させる。次いで、第2切り換
え弁40をC2の状態にして昇降シリンダー38
を下降するように駆動して、蓋33を開口部31
に装着する。開口部31に蓋33を装着したなら
ば、第2切り換え弁40をB2の状態にすると共
に第3切り換え弁42をC3の状態にして水平移
動用シリンダー41を駆動してクロージヤーピン
35を水平移動し、これによりクロージヤーピン
35を第1貫通孔34および第2貫通孔36を貫
通させて、蓋33を気密に開口部31に装着す
る。この時、ラツク32は圧力容器23内に収納
されている。
この後、昇圧ポンプ26を駆動して排出管24
および導入管27を介して槽22内の温水21を
圧力容器23内に圧入する。温水21は、圧力容
器23内が所定圧に達するまで、これを圧入す
る。
この温水21の圧入により、ラツク32に配置
された複数層の回路基板は、所定温度の下に、等
方的に加圧されて一体の回路基板に成型される。
圧力容器23内が所定圧力に達した後は、昇圧
ポンプ26の駆動を停止すると共に開閉バルブ2
9を開放し、循環ポンプ25を駆動することによ
り、供給管30を介して、槽22内の温水21を
槽22中に循環する。これにより、槽22内の温
水21は、槽22内で滞留して温度勾配を生じる
ことなく、均一な温度分布を維持することとな
る。
昇圧ポンプ26の駆動を停止したまま、圧力容
器23内を一定時間所定圧力に維持した後、ドレ
ン弁28を開放して圧力容器23内の水圧を開放
する。
第3切り換え弁42をA3の状態にして水平移
動用シリンダー41を駆動してクロージヤーピン
35を後退して、これを第2貫通孔36から除去
する。
第3切り換え弁42をB3の状態にしてクロー
ジヤーピン35を初期状態にすると共に、第2切
り換え弁40をA2の状態にして昇降シリンダー
38を駆動して蓋33を上昇させる。蓋33が上
死点に達したならば、第2切り換え弁40をB2
の状態にすると共に、第1切り換え弁39をC1
状態にして蓋33を前回とは反対方向に回転し、
第1切り換え弁39をB1の状態にして蓋33を
開口部31から逃げた位置に配置する。
ラツク32から、一体に成型された30層の回路
基板を取り出して、これを得る。
以上の工程が一個の多層回路基板を成型する工
程である。
この実施例装置によると、従来装置よりも迅速
に圧力容器23を所定の高温度に加熱し、加圧中
においても所定の高温度に圧力容器23内を維持
することができる。したがつて、効率よく、等方
加圧成型を行なうことができる。
[効果] この考案によると、槽内の温水に浸漬した圧力
容器を、前記温水を槽内と圧力容器内とに循環し
て、圧力容器の内外からこれを加熱するので、迅
速に所望の温度にすることができる。また、この
ようにして所定温度に加熱された圧力容器内に
は、槽内の温水を圧入するので、温度の低下を生
じることなく、所定の温度で被加圧物を等方的に
加圧することができる。
この温水等方圧加圧装置は、温水の循環、圧入
を行なうので、理論的には水の沸点近くまでの温
度で等方加圧成型を行なうことができる。
したがつて、この温水等方圧加圧装置による
と、たとえば従来よりもはるかに多数の枚数の回
路基板の一体化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の構成を示す縦
断面説明図、第3図および第4図はこの考案の作
用を示す縦断面説明図、並びに第5図はこの考案
の一実施例を示す説明図である。 1……開口部、2……槽、3……熱水、4……
圧力容器、5……温水等方圧加圧装置、6……温
水循環手段、7……温水圧入手段、8……第1排
出管、9……第1導入管、10……循環ポンプ、
11……弁、12……昇圧ポンプ、13……第2
排出管、14……第2導入管、15……第3排出
管、16……第3導入管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 気密に封止可能な開口部が温水の液面よりも
    上方に位置するように、槽内の温水中に浸漬し
    た圧力容器内に被加圧物を収納し、この圧力容
    器内に水を圧入することにより前記被加圧物を
    等方加圧する温水等方圧加圧装置において、 槽内の温水を圧力容器内と槽内とに循環する
    温水循環手段および槽内の温水を圧力容器内に
    気密に圧入する温水圧入手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする温水等方圧加圧装置。 (2) 前記温水が純水である前記実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の温水等方圧加圧装置。 (3) 前記温水循環手段は、槽内の温水を排出可能
    とする第1排出管と、圧力容器内に温水を導入
    可能とする第1導入管と、前記第1排出管と前
    記第1導入管との間に結合された循環ポンプと
    で形成し、前記温水圧入手段は、前記第1排出
    管と、前記第1導入管と、この第1排出管およ
    び第1導入管に結合した昇圧ポンプと、前記循
    環ポンプおよび第1導入管との間に結合した弁
    とで形成する前記実用新案登録請求の範囲第1
    項または2項に記載の温水等方圧加圧装置。 (4) 前記温水循環手段が、循環ポンプと、一端を
    槽内に開口すると共に他端を前記循環ポンプに
    結合する第2排出管と、一端を圧力容器内に開
    口すると共に他端を前記循環ポンプに結合し、
    中間に弁を有する第2導入管とからなり、前記
    温水圧入手段が、昇圧ポンプと、一端を槽内に
    開口すると共に他端を前記昇圧ポンプに結合す
    る第3排出管と、一端を圧力容器内に開口する
    と共に他端を前記昇圧ポンプに結合する第3導
    入管とからなる前記実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項に記載の温水等方圧加圧装
    置。
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JP2008221306A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nikkiso Co Ltd 等方加圧成形装置

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