JPH044544Y2 - - Google Patents
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- JPH044544Y2 JPH044544Y2 JP1987080777U JP8077787U JPH044544Y2 JP H044544 Y2 JPH044544 Y2 JP H044544Y2 JP 1987080777 U JP1987080777 U JP 1987080777U JP 8077787 U JP8077787 U JP 8077787U JP H044544 Y2 JPH044544 Y2 JP H044544Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鼠を効率よく確実に捕獲できるとと
もに取扱い性にも優れる捕鼠器に関するものであ
る。
もに取扱い性にも優れる捕鼠器に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来一般に用いられている捕鼠器は、第11〜
12図に示すごとく、金属線材を格子状等に組ん
でなる開放型の捕鼠箱aの捕鼠口bを遮蔽板cに
よつて遮蔽可能とし、該遮蔽状態がコイルバネd
の付勢作用によつて維持されるごとくなすととも
に、該遮蔽板cの開閉が規制棒eによつて規制さ
れるように構成されている。該規制棒eは、上端
側部分が捕鼠箱aの頂部に回動自在に枢支fされ
かつ下端部がカギ状をなす餌保持部hとされると
ともに、上端部には、遮蔽板cの上端部に突設さ
れた門形突出部の係止部iと係合しうる係止鉤部
jを有する。
12図に示すごとく、金属線材を格子状等に組ん
でなる開放型の捕鼠箱aの捕鼠口bを遮蔽板cに
よつて遮蔽可能とし、該遮蔽状態がコイルバネd
の付勢作用によつて維持されるごとくなすととも
に、該遮蔽板cの開閉が規制棒eによつて規制さ
れるように構成されている。該規制棒eは、上端
側部分が捕鼠箱aの頂部に回動自在に枢支fされ
かつ下端部がカギ状をなす餌保持部hとされると
ともに、上端部には、遮蔽板cの上端部に突設さ
れた門形突出部の係止部iと係合しうる係止鉤部
jを有する。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の捕鼠器にあつては次のよ
うな各種の問題があつた。即ち、 捕鼠箱を、線材を格子状に組んでなる開放型
のものとして鋼製しているため、餌の匂いが四
方に分散して希釈化され、鼠の嗅覚を刺激し難
く、従つて鼠を効果的におびき寄せることがで
きないという問題があつた。
うな各種の問題があつた。即ち、 捕鼠箱を、線材を格子状に組んでなる開放型
のものとして鋼製しているため、餌の匂いが四
方に分散して希釈化され、鼠の嗅覚を刺激し難
く、従つて鼠を効果的におびき寄せることがで
きないという問題があつた。
又遮蔽板cを、コイルバネdによつて常時閉
方向に付勢された状態とし、かつ遮蔽板cの開
閉を、その係止部iと係合しうる係止鉤部jを
具えた規制棒eによつて行うこととしているた
め、係止部iと係止鉤部jとの係合の解除は、
コイルバネdの付勢作用によつて両者間に生ず
る摩擦力に抵抗して行われなければならない。
そのためには、鼠が、規制棒eの下端に取付け
られた餌kをかじる際に、係止部iと係止鉤部
jとの係合が前記摩擦力に打ち勝つて解除され
るよう、規制棒eが回動せしめられなければな
らない。しかしながら、規制棒eの下端に取付
けられている餌が比較的軟らかいばあいには、
鼠が餌をかじる際に、前記係合を解除させるこ
となく餌が規制棒eから脱落してしまつたり、
あるいは餌が規制棒eから外れない程度に堅い
ものであつたとしても、前記摩擦力により、規
制棒eがほとんど動かない状態で餌だけが食べ
られてしまい、せつかく捕鼠箱内に侵入させた
鼠を捕獲することなく逃がしてしまうという問
題があつた。
方向に付勢された状態とし、かつ遮蔽板cの開
閉を、その係止部iと係合しうる係止鉤部jを
具えた規制棒eによつて行うこととしているた
め、係止部iと係止鉤部jとの係合の解除は、
コイルバネdの付勢作用によつて両者間に生ず
る摩擦力に抵抗して行われなければならない。
そのためには、鼠が、規制棒eの下端に取付け
られた餌kをかじる際に、係止部iと係止鉤部
jとの係合が前記摩擦力に打ち勝つて解除され
るよう、規制棒eが回動せしめられなければな
らない。しかしながら、規制棒eの下端に取付
けられている餌が比較的軟らかいばあいには、
鼠が餌をかじる際に、前記係合を解除させるこ
となく餌が規制棒eから脱落してしまつたり、
あるいは餌が規制棒eから外れない程度に堅い
ものであつたとしても、前記摩擦力により、規
制棒eがほとんど動かない状態で餌だけが食べ
られてしまい、せつかく捕鼠箱内に侵入させた
鼠を捕獲することなく逃がしてしまうという問
題があつた。
係る問題点の一端を解決せんとする捕鼠器の一
例としては、実開昭52−159981号公報が開示する
ものや実開昭58−182688号公報が開示する捕鼠
器、即ち、鼠を導き入れる捕鼠口を前側に具えた
捕鼠箱の該捕鼠口を、上端が捕鼠口の上端部に枢
着されて内側に回動する遮蔽板により遮蔽可能と
した捕鼠器が提案されている。しかしながら、こ
の捕鼠器は、捕鼠箱内の餌の匂いを捕鼠口の周囲
に効果的に放散させがたいものであつたことか
ら、捕鼠箱に鼠を効率的におびき寄せることがで
きなかつた。例えおびき寄せることができたとし
ても、鼠の目の高さからして、遮蔽板をかなり押
さなければ餌が鼠の視野に入らないことから、鼠
を捕鼠箱内に素早く導き入れることができにくか
つた。
例としては、実開昭52−159981号公報が開示する
ものや実開昭58−182688号公報が開示する捕鼠
器、即ち、鼠を導き入れる捕鼠口を前側に具えた
捕鼠箱の該捕鼠口を、上端が捕鼠口の上端部に枢
着されて内側に回動する遮蔽板により遮蔽可能と
した捕鼠器が提案されている。しかしながら、こ
の捕鼠器は、捕鼠箱内の餌の匂いを捕鼠口の周囲
に効果的に放散させがたいものであつたことか
ら、捕鼠箱に鼠を効率的におびき寄せることがで
きなかつた。例えおびき寄せることができたとし
ても、鼠の目の高さからして、遮蔽板をかなり押
さなければ餌が鼠の視野に入らないことから、鼠
を捕鼠箱内に素早く導き入れることができにくか
つた。
本考案は、主としてこのような問題点を解決し
うる捕鼠器の提供を目的とするものである。
うる捕鼠器の提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本考案の捕鼠器1は、鼠捕獲用の捕鼠箱2と遮
蔽板3とを具え、該捕鼠箱2は、鼠を導き入れる
捕鼠口5を前側に具えた(例えば前側にのみ具え
た)箱体として形成し、一方遮蔽板3は、捕鼠箱
2の後方に向け下方に傾斜した状態において捕鼠
口5を遮蔽しうるように、その上端側部分を捕鼠
口5部分に回動自在に枢着し、該遮蔽板3の傾斜
角度は、遮蔽板3の下側に鼠の頭部形態に近似し
た三角形状の誘導凹所21が形成されるごとく設
定し、又該遮蔽板3には、捕鼠箱2内に納められ
た餌の匂いを放散させるための透孔17の所要数
からなる匂放散部22を設け、又、捕鼠箱2の前
端寄りの側面部に設けた挿通孔24を挿通する操
作紐25の内端を、遮蔽板3側縁部における挿通
孔24との対向部位に固定したことを特徴とする
ものである。
蔽板3とを具え、該捕鼠箱2は、鼠を導き入れる
捕鼠口5を前側に具えた(例えば前側にのみ具え
た)箱体として形成し、一方遮蔽板3は、捕鼠箱
2の後方に向け下方に傾斜した状態において捕鼠
口5を遮蔽しうるように、その上端側部分を捕鼠
口5部分に回動自在に枢着し、該遮蔽板3の傾斜
角度は、遮蔽板3の下側に鼠の頭部形態に近似し
た三角形状の誘導凹所21が形成されるごとく設
定し、又該遮蔽板3には、捕鼠箱2内に納められ
た餌の匂いを放散させるための透孔17の所要数
からなる匂放散部22を設け、又、捕鼠箱2の前
端寄りの側面部に設けた挿通孔24を挿通する操
作紐25の内端を、遮蔽板3側縁部における挿通
孔24との対向部位に固定したことを特徴とする
ものである。
(作用)
然して、捕鼠箱2内に餌(例えば米粒等)を納
めてなる捕鼠器1を、鼠の通路附近の所要場所に
設置すると、匂放散部22から集中的に放散され
る餌の匂いに誘われて捕鼠口5に近付いた鼠は、
例えば第3図において一点鎖線で示すごとく、そ
の嗅覚を刺激する匂発生源、即ち、傾斜遮蔽板3
の下側に形成される誘導凹所21に、押し入ろう
する。その際、該誘導凹所21は、鼠の頭部形態
に近似した三角形状の凹所として形成されている
ため、鼠は違和感を感じることなく極自然に該誘
導凹所21に押し入ると考えられる。そして鼠が
誘導凹所21に押し入るにつれて、傾斜状態にあ
る遮蔽板3は、鼠の頭部により多少持ち上げられ
ただけで瞬間的に大きく開く(第3図において一
点鎖線で示した遮蔽板3参照)。このように遮蔽
板が開くと、捕鼠箱2内にこもつていた餌の匂
は、遮蔽板3の開きに伴う開放部4から一気に放
散され、それと同時に餌8が鼠の視野に飛び込む
ことともなつて、鼠は餌に向つて突進することと
なろう。その結果、鼠は捕鼠箱2内に収容され、
同時に遮蔽板3は傾斜状態で再び閉じて、鼠は捕
獲されることとなる。
めてなる捕鼠器1を、鼠の通路附近の所要場所に
設置すると、匂放散部22から集中的に放散され
る餌の匂いに誘われて捕鼠口5に近付いた鼠は、
例えば第3図において一点鎖線で示すごとく、そ
の嗅覚を刺激する匂発生源、即ち、傾斜遮蔽板3
の下側に形成される誘導凹所21に、押し入ろう
する。その際、該誘導凹所21は、鼠の頭部形態
に近似した三角形状の凹所として形成されている
ため、鼠は違和感を感じることなく極自然に該誘
導凹所21に押し入ると考えられる。そして鼠が
誘導凹所21に押し入るにつれて、傾斜状態にあ
る遮蔽板3は、鼠の頭部により多少持ち上げられ
ただけで瞬間的に大きく開く(第3図において一
点鎖線で示した遮蔽板3参照)。このように遮蔽
板が開くと、捕鼠箱2内にこもつていた餌の匂
は、遮蔽板3の開きに伴う開放部4から一気に放
散され、それと同時に餌8が鼠の視野に飛び込む
ことともなつて、鼠は餌に向つて突進することと
なろう。その結果、鼠は捕鼠箱2内に収容され、
同時に遮蔽板3は傾斜状態で再び閉じて、鼠は捕
獲されることとなる。
このように捕獲された鼠を排出するには、例え
ば、捕鼠箱2の反転によつて遮蔽板3を回転さ
せ、捕鼠口5を開放して行うのであるが、この排
出までの間、捕鼠口5が不用意に開放しないよう
にするため、前記操作紐25を引つ張ることによ
つて、遮蔽板3の回動を阻止する。
ば、捕鼠箱2の反転によつて遮蔽板3を回転さ
せ、捕鼠口5を開放して行うのであるが、この排
出までの間、捕鼠口5が不用意に開放しないよう
にするため、前記操作紐25を引つ張ることによ
つて、遮蔽板3の回動を阻止する。
又捕鼠器1の設置に際してこの操作紐を張つた
状態にしておくと、その先端位置がずれたか否か
によつても、捕鼠箱に鼠が捕獲されたどうかを判
断することができる。
状態にしておくと、その先端位置がずれたか否か
によつても、捕鼠箱に鼠が捕獲されたどうかを判
断することができる。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1実施例
第1〜4図において本考案の捕鼠器1は、鼠捕
獲用の捕鼠箱2と遮蔽板3とを具える。
獲用の捕鼠箱2と遮蔽板3とを具える。
捕鼠箱2は、前端部の略下半分のみが開口した
前後方向に長い四角筒状をなし、前記開口部は、
鼠を導き入れる捕鼠口5とされている。
前後方向に長い四角筒状をなし、前記開口部は、
鼠を導き入れる捕鼠口5とされている。
該捕鼠箱2は、本実施例においては、箱主体6
とスライド蓋7とを組合わせてなる。箱主体6
は、前側及び上側が開口した矩形箱状をなし、そ
の前端開口部9の上半分9aは欠切されており、
その下半分9bが捕鼠口5となる。又その対向す
る上端側縁部には、係止突条10,10が対向状
態で折曲形成されている。一方スライド蓋7は、
箱主体6の上端開口部11を覆う上覆板12の前
端に、箱主体6の前端開口部の上半分9aと嵌合
して該上半分9aを覆う前覆板13を折曲形成し
てなり、該上覆板12の両側縁部には、第4図に
示すごとく、前記係止突条10,10と係合しう
るコ字状をなす係止溝15,15が設けられてい
る。然して、係止突条10と係止溝15とを係合
させ(第4図参照)、スライド蓋7を後方にスラ
イドさせると、第1図に示すごとき、前側に捕鼠
口5を具えた四角筒状をなす捕鼠箱2が構成され
ることとなる。なおスライド蓋7の不用意な開放
を防止するために、例えば、該スライド蓋7が箱
主体6の開放部を閉じた状態において、スライド
蓋7と箱主体6とを弾性的係合により固定状態と
する。なお、捕鼠箱2は、その内部状態を視認し
うるよう、例えば、スライド蓋7の上覆板12が
透明あるいは半透明とされることもある。
とスライド蓋7とを組合わせてなる。箱主体6
は、前側及び上側が開口した矩形箱状をなし、そ
の前端開口部9の上半分9aは欠切されており、
その下半分9bが捕鼠口5となる。又その対向す
る上端側縁部には、係止突条10,10が対向状
態で折曲形成されている。一方スライド蓋7は、
箱主体6の上端開口部11を覆う上覆板12の前
端に、箱主体6の前端開口部の上半分9aと嵌合
して該上半分9aを覆う前覆板13を折曲形成し
てなり、該上覆板12の両側縁部には、第4図に
示すごとく、前記係止突条10,10と係合しう
るコ字状をなす係止溝15,15が設けられてい
る。然して、係止突条10と係止溝15とを係合
させ(第4図参照)、スライド蓋7を後方にスラ
イドさせると、第1図に示すごとき、前側に捕鼠
口5を具えた四角筒状をなす捕鼠箱2が構成され
ることとなる。なおスライド蓋7の不用意な開放
を防止するために、例えば、該スライド蓋7が箱
主体6の開放部を閉じた状態において、スライド
蓋7と箱主体6とを弾性的係合により固定状態と
する。なお、捕鼠箱2は、その内部状態を視認し
うるよう、例えば、スライド蓋7の上覆板12が
透明あるいは半透明とされることもある。
前記遮蔽板3は、捕鼠口5の横幅と略等しい幅
寸法を有する例えば金属平板を以て形成されてお
り、その基端部には枢支軸挿通孔16(第3図参
照)が巻き込み形成されるとともに、その板面に
は円形孔や長孔等としての透孔(本実施例におい
ては円形孔)17が分散状態に穿設されている。
該遮蔽板3は、その枢支軸挿通孔16を挿通する
枢支軸19の両端部20,20が、箱主体6の前
端開口部の下半分9bの両側上端部位に固定され
ることによつて、その上端側部分(本実施例にお
いては上端部)3aが捕鼠口部分に回動自在に枢
着された状態となり、その自重により、後方に向
け下方に傾斜した状態で捕鼠口5を遮蔽しうる。
なお遮蔽板3の傾斜角度は、該遮蔽板3の下側に
鼠の頭部形態に近似した三角形状の誘導凹所21
が形成されるごとく設定される。そして、本実施
例においては、前記透孔17の集合及び遮蔽板3
と捕鼠口5の周縁部(特に上側の部分)との間に
形成される間隙gが、捕鼠箱2内に納められた餌
の匂いを放散させるための匂放散部22となる。
寸法を有する例えば金属平板を以て形成されてお
り、その基端部には枢支軸挿通孔16(第3図参
照)が巻き込み形成されるとともに、その板面に
は円形孔や長孔等としての透孔(本実施例におい
ては円形孔)17が分散状態に穿設されている。
該遮蔽板3は、その枢支軸挿通孔16を挿通する
枢支軸19の両端部20,20が、箱主体6の前
端開口部の下半分9bの両側上端部位に固定され
ることによつて、その上端側部分(本実施例にお
いては上端部)3aが捕鼠口部分に回動自在に枢
着された状態となり、その自重により、後方に向
け下方に傾斜した状態で捕鼠口5を遮蔽しうる。
なお遮蔽板3の傾斜角度は、該遮蔽板3の下側に
鼠の頭部形態に近似した三角形状の誘導凹所21
が形成されるごとく設定される。そして、本実施
例においては、前記透孔17の集合及び遮蔽板3
と捕鼠口5の周縁部(特に上側の部分)との間に
形成される間隙gが、捕鼠箱2内に納められた餌
の匂いを放散させるための匂放散部22となる。
又捕鼠器1は、遮蔽板3の回動による捕鼠口5
の不用意な開放を防止するための遮蔽板ロツク機
構23を具える。該遮蔽板ロツク機構23は、第
1図に示すごとく、捕鼠箱2の前端側面部に設け
られた挿通孔24を挿通する操作紐25の内端を
遮蔽板3の側縁部適部位に固定し、該操作紐25
を引つ張ることによつて遮蔽板3の回動を阻止す
るようになされている。
の不用意な開放を防止するための遮蔽板ロツク機
構23を具える。該遮蔽板ロツク機構23は、第
1図に示すごとく、捕鼠箱2の前端側面部に設け
られた挿通孔24を挿通する操作紐25の内端を
遮蔽板3の側縁部適部位に固定し、該操作紐25
を引つ張ることによつて遮蔽板3の回動を阻止す
るようになされている。
本考案に係る捕鼠器1の捕鼠作用は、前記「作
用」の項で述べたところと基本的には同様であ
る。
用」の項で述べたところと基本的には同様であ
る。
なお本実施例に係る捕鼠器1において、捕獲さ
れた鼠を排出するには、第5図に示すように、捕
鼠箱2を反転させて、遮蔽板3を回転させ、捕鼠
口5を開放して行う(第5図において矢印Fは鼠
の排出方向を示す)。鼠の排出までの間、捕鼠口
5が不用意に開放しないようにするため、前記操
作紐25を引つ張りその状態を維持して、遮蔽板
3の回動を阻止するのがよい。なお又、第2〜3
図、第5図において一点鎖線で示すごとく、捕鼠
箱1を反転したばあいにおける回動遮蔽板3の裏
側を受けた状態となりうる仕切り板14を、例え
ばスライド蓋7の上覆板12に設けるばあいに
は、捕獲された鼠が小型のものであつても、上覆
板12方向に遮蔽板3が回動する際に、該鼠が、
遮蔽板3と上覆板12との間に形成される三角形
状の空間部18(第5図参照)に入り込むのを防
止でき、鼠の排出を容易とする。係る構成は、以
下に述べる各実施例においても同様に採用されう
る。さらに本実施例においては、捕鼠箱2を、前
側及び上側が開口した箱主体6と該箱主体6に着
脱自在であるスライド蓋7とにより構成している
ため、スライド蓋7を取り外すことによつて、箱
主体6の前方及び上方の全体が開放状態となり、
従つて、箱主体6及びスライド蓋7の洗浄を容易
に行いうることとなる。
れた鼠を排出するには、第5図に示すように、捕
鼠箱2を反転させて、遮蔽板3を回転させ、捕鼠
口5を開放して行う(第5図において矢印Fは鼠
の排出方向を示す)。鼠の排出までの間、捕鼠口
5が不用意に開放しないようにするため、前記操
作紐25を引つ張りその状態を維持して、遮蔽板
3の回動を阻止するのがよい。なお又、第2〜3
図、第5図において一点鎖線で示すごとく、捕鼠
箱1を反転したばあいにおける回動遮蔽板3の裏
側を受けた状態となりうる仕切り板14を、例え
ばスライド蓋7の上覆板12に設けるばあいに
は、捕獲された鼠が小型のものであつても、上覆
板12方向に遮蔽板3が回動する際に、該鼠が、
遮蔽板3と上覆板12との間に形成される三角形
状の空間部18(第5図参照)に入り込むのを防
止でき、鼠の排出を容易とする。係る構成は、以
下に述べる各実施例においても同様に採用されう
る。さらに本実施例においては、捕鼠箱2を、前
側及び上側が開口した箱主体6と該箱主体6に着
脱自在であるスライド蓋7とにより構成している
ため、スライド蓋7を取り外すことによつて、箱
主体6の前方及び上方の全体が開放状態となり、
従つて、箱主体6及びスライド蓋7の洗浄を容易
に行いうることとなる。
第2実施例
第6〜7図は本考案に係る捕鼠器1の他の実施
例を示すものであり、捕鼠箱2は、その前側及び
後側が開口しかつその前端開口部26の両側には
対向状態で案内溝27,27を有する角筒体29
と、その後端開口部30に弾性的に嵌着される後
蓋31と、両側端部分32,32が前記案内溝2
7,27に案内されて前端開口部26を閉止でき
かつ捕鼠口5としての前端開口部の下半分26a
が開放された状態でロツクされうる前蓋33とに
より構成されている。なお、捕鼠箱2は、その内
部状態を視認しうるよう、例えば、角筒体29の
上面部35が透明あるいは半透明とされることも
ある。
例を示すものであり、捕鼠箱2は、その前側及び
後側が開口しかつその前端開口部26の両側には
対向状態で案内溝27,27を有する角筒体29
と、その後端開口部30に弾性的に嵌着される後
蓋31と、両側端部分32,32が前記案内溝2
7,27に案内されて前端開口部26を閉止でき
かつ捕鼠口5としての前端開口部の下半分26a
が開放された状態でロツクされうる前蓋33とに
より構成されている。なお、捕鼠箱2は、その内
部状態を視認しうるよう、例えば、角筒体29の
上面部35が透明あるいは半透明とされることも
ある。
一方遮蔽板3は、下方に緩く湾曲した湾曲板と
して形成するとともに、その先端部を稍延長して
重り部36としてなり、前記実施例におけると同
様の要領によつて、その上端側部分3aが捕鼠口
5部分に回動自在に枢着されている。又本実施例
においては、遮蔽板3に設けられた透孔17の集
合及び遮蔽板3と捕鼠口5の周縁部との間に形成
される間隙gが匂放散部22とされている。
して形成するとともに、その先端部を稍延長して
重り部36としてなり、前記実施例におけると同
様の要領によつて、その上端側部分3aが捕鼠口
5部分に回動自在に枢着されている。又本実施例
においては、遮蔽板3に設けられた透孔17の集
合及び遮蔽板3と捕鼠口5の周縁部との間に形成
される間隙gが匂放散部22とされている。
本実施例に係る捕鼠器1においては、特に、遮
蔽板3が下方に緩く湾曲しているため、前記実施
例におけるように遮蔽板3が平板体として形成さ
れているばあいに比し、誘導凹所21に鼠の頭部
が少し押し入つたばあいであつても、遮蔽板3は
大きく開放されることとなり、従つて、鼠をより
早く捕鼠箱2内に突進させうると期待される。
蔽板3が下方に緩く湾曲しているため、前記実施
例におけるように遮蔽板3が平板体として形成さ
れているばあいに比し、誘導凹所21に鼠の頭部
が少し押し入つたばあいであつても、遮蔽板3は
大きく開放されることとなり、従つて、鼠をより
早く捕鼠箱2内に突進させうると期待される。
又第1実施例におけるばあいと同様にして、操
作紐25からなる簡便な遮蔽板ロツク機構が設け
られている。
作紐25からなる簡便な遮蔽板ロツク機構が設け
られている。
なお、後蓋31や前蓋33を外すことによつ
て、捕鼠箱2の内部を容易に洗浄することができ
る。又捕鼠器の不使用時においては、前蓋33も
完全に閉じて保管する。
て、捕鼠箱2の内部を容易に洗浄することができ
る。又捕鼠器の不使用時においては、前蓋33も
完全に閉じて保管する。
第3実施例
第8〜10図は本考案に係る捕鼠器1のその他
の実施例を示すものであり、捕鼠箱2は、四角筒
部37の前端に上面部が下方に傾斜する先すぼま
り部39を連設してなり、該先すぼまり部39の
前端開口部40は、四角筒部37の前端開口部と
しての捕鼠口5と対向するごとくなされている。
又四角筒部37の上面部41は、その後端縁部を
蝶番部42として開閉できる開閉蓋として形成さ
れ、かつ該上面部41が閉止状態で保持されうる
ように構成されている。なお、捕鼠箱2はその内
部状態を視認しうるよう、例えば、四角筒部37
の上面部41が透明あるいは半透明とされること
もある。
の実施例を示すものであり、捕鼠箱2は、四角筒
部37の前端に上面部が下方に傾斜する先すぼま
り部39を連設してなり、該先すぼまり部39の
前端開口部40は、四角筒部37の前端開口部と
しての捕鼠口5と対向するごとくなされている。
又四角筒部37の上面部41は、その後端縁部を
蝶番部42として開閉できる開閉蓋として形成さ
れ、かつ該上面部41が閉止状態で保持されうる
ように構成されている。なお、捕鼠箱2はその内
部状態を視認しうるよう、例えば、四角筒部37
の上面部41が透明あるいは半透明とされること
もある。
一方遮蔽板3は、その下端部43が、捕鼠箱2
の底面部においてその幅方向に設けられた溝部4
5に嵌まり込むごとくなされており、その上端側
部分が捕鼠口5部分において回動自在に枢着され
ている。
の底面部においてその幅方向に設けられた溝部4
5に嵌まり込むごとくなされており、その上端側
部分が捕鼠口5部分において回動自在に枢着され
ている。
本実施例に係る捕鼠器1においては、特に捕鼠
口5の前方に空洞部46が設けられているため、
該空洞部46に餌の匂いをこもらせることがで
き、しかも該空洞部46の左右が遮蔽されている
ことから、一旦該空洞部46に侵入した鼠は、目
移りすることなく誘導凹所21に向けて極自然に
進むことが期待され、捕獲効率の一層の向上を期
しうるものと考えられる。又四角筒部37の上面
部41が開閉自在とされていることから、捕鼠箱
2の内部の洗浄が容易である。又第1実施例にお
けるばあいと同様にして、操作紐25からなる簡
便な遮蔽板ロツク機構が設けられている。
口5の前方に空洞部46が設けられているため、
該空洞部46に餌の匂いをこもらせることがで
き、しかも該空洞部46の左右が遮蔽されている
ことから、一旦該空洞部46に侵入した鼠は、目
移りすることなく誘導凹所21に向けて極自然に
進むことが期待され、捕獲効率の一層の向上を期
しうるものと考えられる。又四角筒部37の上面
部41が開閉自在とされていることから、捕鼠箱
2の内部の洗浄が容易である。又第1実施例にお
けるばあいと同様にして、操作紐25からなる簡
便な遮蔽板ロツク機構が設けられている。
(考案の効果)
本考案は以上のように構成されているため、鼠
を効率よく確実に捕獲できるとともに取扱い性に
も優れる。以下これを具体的に説明する。
を効率よく確実に捕獲できるとともに取扱い性に
も優れる。以下これを具体的に説明する。
本考案の捕鼠器は、密封型捕鼠箱の捕鼠口を
回動自在の傾斜遮蔽板によつて遮蔽可能とし、
かつ遮蔽板に設けた透孔を主たる匂放散部とし
てこの匂放散部から捕鼠箱内の餌の匂いが強く
放散されるようにしている。従つて、餌の匂い
が分散してしまう従来の開放型の捕鼠器や匂い
の放散が行われるにしてもその放散が効果的で
なかつた従来の箱型の捕鼠器とは異なり、鼠の
嗅覚を強く刺激することができ、従つて捕鼠口
に鼠を効率的におびき寄せることができる。
回動自在の傾斜遮蔽板によつて遮蔽可能とし、
かつ遮蔽板に設けた透孔を主たる匂放散部とし
てこの匂放散部から捕鼠箱内の餌の匂いが強く
放散されるようにしている。従つて、餌の匂い
が分散してしまう従来の開放型の捕鼠器や匂い
の放散が行われるにしてもその放散が効果的で
なかつた従来の箱型の捕鼠器とは異なり、鼠の
嗅覚を強く刺激することができ、従つて捕鼠口
に鼠を効率的におびき寄せることができる。
本考案の捕鼠器は、遮蔽板が捕鼠口を遮蔽し
た状態において、遮蔽板の下側に、鼠の頭部形
態に近似した三角形状の誘導凹所を具える。そ
のため、捕鼠口におびき寄せた鼠を誘導凹所に
無理なく押し入らせることができる。
た状態において、遮蔽板の下側に、鼠の頭部形
態に近似した三角形状の誘導凹所を具える。そ
のため、捕鼠口におびき寄せた鼠を誘導凹所に
無理なく押し入らせることができる。
加えて、鼠が誘導凹所に押し入つてその頭が
傾斜遮蔽板を多少押し上げただけで、捕鼠口が
瞬間的に大きく開く。そのため、捕鼠箱内にこ
もつていた餌の強い匂いが一気に放散されるこ
とになり、しかも餌が鼠の視野に飛び込むこと
ともなつて、誘導凹所に押し入つた鼠を餌に向
かつて極自然に突進せしめうる。
傾斜遮蔽板を多少押し上げただけで、捕鼠口が
瞬間的に大きく開く。そのため、捕鼠箱内にこ
もつていた餌の強い匂いが一気に放散されるこ
とになり、しかも餌が鼠の視野に飛び込むこと
ともなつて、誘導凹所に押し入つた鼠を餌に向
かつて極自然に突進せしめうる。
このように本考案の捕鼠器は、従来の捕鼠器
即ち、遮蔽板が捕鼠箱に垂直状態に取付けられ
ており、あるいは傾斜状態に取付けられていて
も捕鼠箱の底面に対する傾斜角度が鼠の頭部形
態に比してかなり大きい従来の箱型の捕鼠器と
は全く異なり、捕鼠箱におびき寄せた鼠を捕鼠
箱内に素早く侵入させることができ、鼠の捕獲
を確実なものとする。
即ち、遮蔽板が捕鼠箱に垂直状態に取付けられ
ており、あるいは傾斜状態に取付けられていて
も捕鼠箱の底面に対する傾斜角度が鼠の頭部形
態に比してかなり大きい従来の箱型の捕鼠器と
は全く異なり、捕鼠箱におびき寄せた鼠を捕鼠
箱内に素早く侵入させることができ、鼠の捕獲
を確実なものとする。
捕鼠箱に捕獲された鼠を排出するには、例え
ば、捕鼠箱の反転によつて遮蔽板を回転させ、
捕鼠口を開放して行うのであるが、このとき操
作紐を引つ張れば、遮蔽板を閉状態で簡単且つ
確実に固定することができる。
ば、捕鼠箱の反転によつて遮蔽板を回転させ、
捕鼠口を開放して行うのであるが、このとき操
作紐を引つ張れば、遮蔽板を閉状態で簡単且つ
確実に固定することができる。
又遮蔽板の側縁部に操作紐が固定され、これ
が外部に導き出されているため、捕鼠器の設置
に際してこの操作紐を張つた状態にしておく
と、その先端位置がずれたか否かによつて、捕
鼠箱に鼠が捕獲されたかどうかを目視により容
易に判断することができる。
が外部に導き出されているため、捕鼠器の設置
に際してこの操作紐を張つた状態にしておく
と、その先端位置がずれたか否かによつて、捕
鼠箱に鼠が捕獲されたかどうかを目視により容
易に判断することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその分解斜視図、第3図はその断面図、第4
図はスライド蓋の係合状態を示す断面図、第5図
は鼠の排出要領を示す断面図、第6図は本考案の
他の実施例を示す一部切欠斜視図、第7図はその
断面図、第8図は本考案の他の実施例を示す一部
切欠斜視図、第9図はその断面図、第10図は四
角筒体の上側部分を示す断面図、第11図は従来
の捕鼠器をその作用とともに説明する説明図、第
12図は従来の捕鼠器における係止部と係止鉤部
との係合状態を示す斜視図である。 1……捕鼠器、2……捕鼠箱、3……遮蔽板、
5……捕鼠口、22……匂放散部。
図はその分解斜視図、第3図はその断面図、第4
図はスライド蓋の係合状態を示す断面図、第5図
は鼠の排出要領を示す断面図、第6図は本考案の
他の実施例を示す一部切欠斜視図、第7図はその
断面図、第8図は本考案の他の実施例を示す一部
切欠斜視図、第9図はその断面図、第10図は四
角筒体の上側部分を示す断面図、第11図は従来
の捕鼠器をその作用とともに説明する説明図、第
12図は従来の捕鼠器における係止部と係止鉤部
との係合状態を示す斜視図である。 1……捕鼠器、2……捕鼠箱、3……遮蔽板、
5……捕鼠口、22……匂放散部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鼠捕獲用の捕鼠箱2と遮蔽板3とを具え、該
捕鼠箱2は、鼠を導き入れる捕鼠口5を前側に
具えた密封状箱体として形成し、一方遮蔽板3
は、捕鼠箱2の後方に向け下方に傾斜した状態
において捕鼠口5を遮蔽しうるように、その上
端側部分を捕鼠口5部分に回動自在に枢着し、
該遮蔽板3の傾斜角度は、遮蔽板3の下側に鼠
の頭部形態に近似した三角形状の誘導凹所21
が形成されるごとく設定し、又該遮蔽板3に
は、捕鼠箱2内に納められた餌の匂いを放散さ
せるための透孔17の所要数からなる匂放散部
22を設け、又、捕鼠箱2の前端寄りの側面部
に設けた挿通孔24を挿通する操作紐25の内
端を、遮蔽板3側縁部における挿通孔24との
対向部位に固定したことを特徴とする捕鼠器。 (2) 遮蔽板3は、下方に緩く湾曲した湾曲板とし
て形成されている実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の捕鼠器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987080777U JPH044544Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987080777U JPH044544Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63187869U JPS63187869U (ja) | 1988-12-01 |
| JPH044544Y2 true JPH044544Y2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=30931894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987080777U Expired JPH044544Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044544Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MX2011002957A (es) * | 2008-09-22 | 2011-04-26 | Basf Corp | Trampa para atrapar roedores vivos. |
| EP2337448A1 (en) * | 2008-09-22 | 2011-06-29 | BASF Corporation | Rodent management system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52159981U (ja) * | 1976-05-28 | 1977-12-05 | ||
| JPS58182688U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | 松尾 成克 | 鼠捕獲器 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP1987080777U patent/JPH044544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63187869U (ja) | 1988-12-01 |
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