JPH0445727A - ベタ掛け用被覆材 - Google Patents

ベタ掛け用被覆材

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JPH0445727A
JPH0445727A JP15072590A JP15072590A JPH0445727A JP H0445727 A JPH0445727 A JP H0445727A JP 15072590 A JP15072590 A JP 15072590A JP 15072590 A JP15072590 A JP 15072590A JP H0445727 A JPH0445727 A JP H0445727A
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Akira Tamaki
彰 玉木
Kazumi Watamoto
綿本 和美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、ベタ掛け用被覆材に関しさらに詳しくは露地
栽培、トンネル栽培、ハウス栽培に使用し、作物の生育
を促進させるとともに、強風等によって破損しにくく、
かつ1ボ当たりのフィラメント重量(以下、目付と称す
る)が小さい、安価なベタ掛け用土壌被覆材に関するも
のである。
[従来の技術〕 近年、作業が簡単で被覆に要するコストも安いため、作
物の保温、防霜、防虫等を目的として、作物を直接覆う
ベタ掛け用被覆材が使用されるようになってきている。
このベタ掛け用被覆材の被覆方法としては、被覆材が強
風等によって吹き飛ばされないように杭を打つことによ
って、土壌面に被覆材を固定する方法が一般的に用いら
れている。このベタ掛け用被覆材として、疎水性繊維か
らなる不織布を用いた実開昭61−128985号が既
に提案されている。しかし、単一成分からなる不織布の
場合、強風等により最も破れ易い杭打ち部から破れ易い
杭打ち部から破れや穴あきが止し易く、著しい場合は不
織布が土壌面から引き剥がされ、ヘタ掛けとして機能し
なくなることもあった。
[発明が解決しようとする課題] 単一成分からなる不織布において、目付を大きくするこ
とによって、破れや穴あきを少なくすることが可能では
あるが、日付を大きくすると、作物生育において重要な
透光性を著しく減少させることになる。二〇透光性の減
少を抑えるために繊度を大きくすることも考えられるが
、単一成分からなる不織布の場合、繊度を大きくすると
引張強力が低下して、杭打ち部からの破れに対する抵抗
力も小さくなる。すなわち、単一成分からなる不織布に
おいては透光性に優れ、かつ強風等による杭打ち部から
の破れに対する抵抗力が充分に大きいベタ掛は用被覆材
を得ることはできなかった。
〔課題を解決するための手段] 杭打ち部からの破れに対する抵抗力を強くするためには
、基本的には不織布の引張破断強力と引裂強力を高くす
れば達成できるが、従来の不織布においては引張破断強
力と引裂強力は逆相関の関係にあり、不織布を構成する
繊維間の接合を強くして引張破断強力を高くすると、接
合点で繊維が完全に固定されるために引裂強力が低下す
る。
方、引裂強力を高くするために繊維間の接合を弱(する
と、引張破断強力が太き(低下する。
本発明者らは、この二律背反を解決しようとして鋭意研
究を進めた結果、繊維間の接合を強くして引張強力を高
くした場合においても、引裂応力が働いた場合、繊維が
切断される前に繊維間の接合がはずれ、繊維の束が形成
されれば強い引裂強力が得られ、したがってきわめて強
い破れに対する抵抗力が得られることを見出し、本発明
に到ったものである。
すなわち、本発明は、フィラメントからなる不織布で、
その不織布を構成するフィラメントが、融点を異にする
211類の熱可塑性樹脂からなり、その低融点成分が高
融点成分の表面を全面的に覆う複合繊維であり、その複
合繊維間が熱によって融着されて接合されており、透光
率が75%以上で、かつ杭打ち部からの破れに対する抵
抗力が1゜0kg以上であることを特徴とするベタ掛け
用被覆材である。
以下、本発明について詳しく説明する。
杭打ち部の不織布に強い力が働いた場合、繊維が切断さ
れる前に繊維間の接合をはずして繊維の束を形成させる
ことは、低融点成分が高融点成分の表面を全面的に覆う
複合繊維間を熱によって融着させて接合することにより
達成される。
本発明に用いる不織布は、融点の異なる2種類の熱可塑
性樹脂からなる前記複合繊維のウェッブ、またはシート
状物を低融点成分の融点以上で、高融点成分の融点以下
の温度条件で熱風噴射加熱装置、フェルトカレンダーロ
ール、表面平滑加熱ロール等を通過させて、複合繊維間
を全体的に熱融着させるか、または低融点成分のみが実
質的に融着する条件で加熱した彫刻ロールと、加熱した
表面平滑ロールの間に、前記ウェッブ類を通過させて加
圧したり、彫刻ロールと超音波ホーンの間にウェッブを
通過させて加圧すること等により、複合繊維間を部分的
に熱融着させたものである。なお、単一成分からなる繊
維間を熱融着する場合においては、ある一定温度までは
繊維間の接合力は非常に弱く、不織布としての形をなさ
ないか、または引張破断強力がきわめて弱く、事実上使
用することは不可能である。一方、一定温度を超えると
急激に繊維が溶融し、繊維間に強固な接合が形成され、
杭打ち部の不織布に強い力が働いた場合、繊維間の接合
がはずれずに繊維が切断されて、次々に伝播してい(た
め、破れに対する強い抵抗力を得ることは不可能である
本発明の低融点成分(111成分ともいう)が、高融点
成分(芯成分ともいう)の表面を全面的に覆う複合繊維
間を熱融着する場合においては、第1図に示すように、
高融点成分2の表面を全面的に覆っている低融点成分1
間のみで接合部3が形成されているため、杭打ち部の不
織布に強い力が働いた場合、低融点成分lと高融点成分
2の間に剥離が生しることによって、第2圀に示すよう
に、複合繊維間の接合がはず牲で繊維間の拘束力が解除
されるため、繊維が切断される前に第3図(A)〜(C
)に示すように、繊維の東を形成することが可能になる
のである。図中、(A)は引裂応力がかかる前の状態、
(B)は引裂応力がかかリ、かつ接合点が破壊されずに
糸が破断された状態、および(C)は引裂応力がかかり
、かつ接合点が破壊されたため、繊維の束が生成した場
合を示す。
低融点成分が高融点成分の表面を全面的に覆っていない
場合は、高融点成分と低融点成分の接触点、および高融
点成分と高融点成分の接触点においては、繊維間に強固
な接着が得られず、したがって引張破断強力の優れた不
織布を得ることは困難である。
本発明における複合繊維の芯成分および/または鞘成分
の断面形状は、円形のみではなく三角形や四角形等の異
形断面、または中空断面であってもよく、また芯成分が
1つだげでな(、いわゆる多芯構造であってもよい。
本発明においてフィラメントを用いるのは、短繊維より
も機械的物性が強くなるためである。
本発明でいう杭打ち部からの破れに対する抵抗力(以下
、破れ抵抗力と称す)の測定方法を、第4図を用いて説
明する。長さ170閣×幅30閣の試験片3の上部50
m1を、引張試験機(東洋ボールドウィン社製 STM
−101)のチャック21によってクランプし、試験片
23の下端から15am、かつ幅15mの位置に直径1
0閣の塩化ビニル製杭24を差し込み、その杭24の下
部をチャック25によってクランプし、引張速度30±
2cIIlZ分で測定した試験片の破断強力の情を、不
織布の機械方向、幅方向にそれぞれ5点ずつ測定して平
均値を算出し、いずれか弱い方向の平均値を破れ抵抗力
とする。
こうして測定した破れ抵抗力が高い方が好ましいことは
いうまでもないが、ベタ掛は用被覆材としては、1.0
 kg以上であれば実質的に強風等によって、杭打ち部
からの破れや穴あきが発生しないと考えてよい。
破れ抵抗力が1.0 kg以上である限り、低融点成分
の複合繊維全体に占める重量比率については特に限定す
るものではないが、12,5〜50%であることが好ま
しく、特に12.5〜33%が好ましい。12.5%未
満の場合は、複合繊維間の接合力か弱くなるため、不織
布の引張強力が小さくなり、33%を超える場合は、不
織布の引張強力を実質的に決定する高融点成分の割合が
少なくなり、引張強力が低下するだけでなく、複合繊維
間の接合力が強くなりすぎることにより、繊維間の接合
がはずれにくくなって破れ抵抗力が低下する。
作物の成育にとって、不織布の透光性は重要な要素であ
り、本発明に用いる不織布は、財団法人日本化学繊維検
査協会の透光率試験法による透光率が75%以上である
ことが必要であり、75%未満では成育不良や奇形化を
起こし易く、80%以上であることが好ましい。
透光率を決定する大きな要因は、不織布の目付と複合繊
維の繊度であり、75%以上の透光率を得るための繊度
は目付によって異なり、目付が大きくなるに従もて繊度
を大きくする必要がある。
従来の単一成分からなる不織布は、破れ抵抗力が小さい
ため目付を大きくして破れ抵抗力を大きくせざるを得す
、目付を大きくすると透光率が低下するため、繊度を大
きくせざるを得なかった。
一方、単一成分からなる不織布においては、繊度を太き
(すれば引張強力が大きく低下するという問題があり、
破れ抵抗力と透過率の双方を充分満足させることは不可
能であった。本発明では、破れ抵抗力が大きいため目付
を小さくでき、したがって繊度を小さくしても充分な透
光率が得られ、繊度をかなり広範囲に選ぶことが可能と
なり、作物の種類に応じて繊度を変えることにより、保
温性もコントロールできるという際立った利点を有する
本発明では、繊度については特に限定するものではない
が、例えば目付10g/rrfにおいては3デニ一ル程
廣以上、目付15 g / nrにおいては4デニ一ル
以上であれは、75%以上の透光率を得ることができる
。なお、15デニールを超えると不織布の引張破断強力
の低下が大きくなるため、15デニール以下が好ましく
、10デニール以下が特に好ましい。
本発明で用いられる熱可塑性樹脂とは、熔融紡糸可能な
合成高分子重合体を総称するもので、例えばポリエチレ
ンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレートなどのホモポリエステル樹脂
、またはこれらに共重合成分として、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、キシレン
グリコール、ジエチレングリコール、アジピン酸、セバ
シン酸、フタル酸、イソフタル酸等を共重合させたポリ
エステル系樹脂、例えばポリ−ε−カプロラクタム、ポ
リへキザメチレンアジパミド、ポリドデカンアミド等の
ホモポリアミド樹脂、ε−カプロラクタムとヘキサメチ
レンアジパミドの共重合体等のポリアミド系樹脂、例え
ば高密度、中密度、低密度、または線状低密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のホモポリオレフィン樹脂、エ
チレンとプロピレンの共重合体等のポリオレフィン系樹
脂が挙げられるが、本発明での熱可塑性樹脂組成物とは
これらのブレンド体でもよい。
本発明の複合繊維の熱可塑性樹脂の組合わせは、特に限
定するものではないが、ベタ掛け用被覆材としては耐候
性、寸法安定性に優れた熱可塑性樹脂のほうが好ましく
、高融点成分としては、ポリエステル系樹脂またはポリ
オレフィン系樹脂が好ましく、樹脂価格および入手の容
易性という面から、ポリエチレンテレフタレートおよび
ポリプロピレンが特に好ましい。また、強い引裂強力が
働いた場合に、高融点成分と低融点成分との剥離を容易
にするためには、興なる系の熱可塑性樹脂を組合わせる
ことが好ましい。
本発明での熱可塑性樹脂組成物とは、前記の単一成分か
らなるものはもちろん、これらのブレンド体でもよい。
また、特に透光率を上げようとする場合には、二酸化チ
タン等の顔料を含まないほうが好ましいが、目的に応じ
ては顔料、熱安定剤、紫外線吸収剤等が混合されていて
も差し支えない。
以下、本発明を実施例により説明するが、実施例中、引
張破断強力についてはJIS  L  1085(不織
布しん地試験法)に準じ、輻5C1+1の試験片をつか
み間隔10cm+、引張速度30土2〔7分で測定した
破断時の値を、不織布の機械方向、幅方向にそれぞれ5
点ずつ測定して平均値を算出し、この2方向の平均値を
引張破断強力とした。
また、引裂強力についてはJIS  L  1085(
不織布しん地試験法)に準じて、不織布の機械方向、幅
方向にそれぞれ5点ずつ測定して平均値を算出し、この
2方向の平均値を引裂強力とした。
〔実施例〕
実施例1 ポリエチレンテレフタレートを高融点成分とし、ポリエ
チレンを低融点成分とした芯鞘構造で、低融点成分の複
合繊維全体に占める重量比率を12゜5%、25%、5
0%とした複合繊維を引き取り速度5000m/分で引
き取り、単糸繊度を5.0デニールとし、コロナ帯電方
式によりフィラメントを帯電させ、開繊復移動する多孔
質帯状物に堆積し、ウェッブ化し、このウェッブを凸部
がロール表面に均一に分布したエンボスロールとフラッ
トロール間で120℃で熱圧着し、目付15g/ポであ
る不織布を得た。得られた不織布の特性を第1表に示す
第 表 実施例2 実施例1と同様で、低融点成分の複合繊維全体に占める
重量比率が25%のウェッブを、熱風温度130 ’C
1熱風風速1.0m/秒、熱風処理時間30秒の条件で
熱風接合させて、目付15 g/lr?である不織布を
得た。得られた不織布の特性を第2表に示す。
以下余白 第 表 実施例3 実施例1と同様で、低融点成分の複合繊維全体に占める
重量比率が25%のウェッブのもので、目付と繊度を変
化させた不織布を得た。得られた不織布の特性を第3表
、第4表、第5表に示す。
第3表 第 表 第 表 比較例1 ポリプロピレン単独で紡糸し、実施例1と同様に開繊、
堆積後、実施例1と同じロールでロール温度、繊度、目
付を変化させた不織布を得た。得られた不織布の特性を
第6表、第7表、第8表に示す。
第 表 第 表 第 表 [発明の効果〕 本発明のベタ掛は用被覆材によれば、次のような優れた
効果が得られる。
(1)従来のものよりも小さい目付で、破れに対する抵
抗力の大きいベタ掛は用被覆材を得ることができる。
(2)接着剤を用いずに熱のみで融着しているため、乾
燥等に必要なエネルギーコストが不要である。
(3)従来のものよりも小さい目付のものを使用できる
ため、敷設作業が楽であり、かつ不要な時期の保存にも
便利である。
(4)破れ抵抗力と透光率を保ったまま繊度を変えるこ
とにより、作物に適した保温性、湿度およびi!l風性
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複合繊維間の接合部を示す説明図、第2図は
、接合部に引裂応力がかかり、低融点成分と高融点成分
の間に剥離が住しることによって、複合繊維間の接合が
はずれたことを示す説明図、第3図(A)、(B)、(
C)は、引裂応力がかかってできた繊維の束を示す説明
図、第4図は、破れ抵抗力の測定方法を示す説明図、第
5図は、ベタ掛けの使用方法例を示す説明図である。 1・・・低融点成分、2・・・高融点成分、3・・・接
合部、11・・・接合点、12・・・繊維、13・・・
引裂応力、14・・・繊維の破断部、15・・・破壊さ
れた接合点、16・・・繊維の束、31・・・不織布、
32・・・作物、33・・・杭、34・・・土壌。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィラメントからなる不織布で、その不織布を構
    成するフィラメントが、融点を異にする2種類の熱可塑
    性樹脂からなり、その低融点成分が高融点成分の表面を
    全面的に覆う複合繊維であり、その複合繊維間が熱によ
    って融着されて接合されており、透光率が75%以上で
    、かつ杭打ち部からの破れに対する抵抗力が1.0kg
    以上であることを特徴とするベタ掛け用被覆材。
  2. (2)低融点成分の複合繊維全体に占める重量比率が1
    2.5%以上、50%以下であることを特徴とする請求
    項(1)記載のベタ掛け用被覆材。
JP15072590A 1990-06-08 1990-06-08 ベタ掛け用被覆材 Expired - Lifetime JP2878398B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014046070A1 (ja) * 2012-09-19 2014-03-27 三井化学株式会社 農業用被覆材及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014046070A1 (ja) * 2012-09-19 2014-03-27 三井化学株式会社 農業用被覆材及びその製造方法

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