JPH0446514Y2 - - Google Patents
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- JPH0446514Y2 JPH0446514Y2 JP13614888U JP13614888U JPH0446514Y2 JP H0446514 Y2 JPH0446514 Y2 JP H0446514Y2 JP 13614888 U JP13614888 U JP 13614888U JP 13614888 U JP13614888 U JP 13614888U JP H0446514 Y2 JPH0446514 Y2 JP H0446514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- power transmission
- transmission shaft
- operating rod
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 50
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 17
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、草刈り等に使用される刈払機に係
り、詳しくは従来のリコイルスタータ及びセルモ
ータに代わる新規な始動装置を備える刈払機に関
するものである。
り、詳しくは従来のリコイルスタータ及びセルモ
ータに代わる新規な始動装置を備える刈払機に関
するものである。
草刈り等に使用される従来の刈払機は、始動の
ためにリコイルスタータ又はセルモータを備えて
いる。そして、リコイルスタータによるエンジン
の始動では、スタータノブを強く引つ張ることに
より、また、セルモータによるエンジンの始動で
は、スタータスイツチをオンにして、セルモータ
を作動させることにより、エンジンの出力軸を強
制的に回転させている。
ためにリコイルスタータ又はセルモータを備えて
いる。そして、リコイルスタータによるエンジン
の始動では、スタータノブを強く引つ張ることに
より、また、セルモータによるエンジンの始動で
は、スタータスイツチをオンにして、セルモータ
を作動させることにより、エンジンの出力軸を強
制的に回転させている。
実願昭60−110072号のマイクロフイルムは、咬
合クラツチが、芝刈機を自走させるための駆動輪
としての後車輪と車軸との間に配設され、車軸の
伝達トルクが過大になると、断となる芝刈機を開
示する。しかし、この咬合クラツチは、伝達トル
クが大きくなると、接から断へ切替わるものなの
で、作業者が後車輪を転動させて、後車輪の回転
を、咬合クラツチを介してエンジンへ伝達させ
て、エンジンの始動させようとしても、始動させ
るための回転トルクは大きいので、咬合クラツチ
は断となつてしまい、後車輪の転動によるエンジ
ンの始動は困難である。また、エンジンの始動後
は、エンジンの回転が咬合クラツチを介して後車
輪へ伝達されてしまい、この構造を刈払機におけ
るエンジンの始動構造として適用すると、刈払機
に通常装備されるエンジンは小型であるので、エ
ンジンストツプの問題が生じてしまう。さらに、
もしエンジンの動力が車輪に急に伝達されること
になれば、作業者の意志に反して刈払機が動きか
ねず、作業者自身や周囲の人間にも危害を及ぼす
恐れが生じる。
合クラツチが、芝刈機を自走させるための駆動輪
としての後車輪と車軸との間に配設され、車軸の
伝達トルクが過大になると、断となる芝刈機を開
示する。しかし、この咬合クラツチは、伝達トル
クが大きくなると、接から断へ切替わるものなの
で、作業者が後車輪を転動させて、後車輪の回転
を、咬合クラツチを介してエンジンへ伝達させ
て、エンジンの始動させようとしても、始動させ
るための回転トルクは大きいので、咬合クラツチ
は断となつてしまい、後車輪の転動によるエンジ
ンの始動は困難である。また、エンジンの始動後
は、エンジンの回転が咬合クラツチを介して後車
輪へ伝達されてしまい、この構造を刈払機におけ
るエンジンの始動構造として適用すると、刈払機
に通常装備されるエンジンは小型であるので、エ
ンジンストツプの問題が生じてしまう。さらに、
もしエンジンの動力が車輪に急に伝達されること
になれば、作業者の意志に反して刈払機が動きか
ねず、作業者自身や周囲の人間にも危害を及ぼす
恐れが生じる。
リコイルスタータによるエンジンの始動では、
スタータノブを大きな力で強く引つ張る必要があ
り、始動作業の労力が増大する。また、セルモー
タによりエンジンを始動する場合は、刈払機にセ
ルモータ、バツテリ及び減速機等の付属物が付加
されるので、刈払機の重量が増大する。
スタータノブを大きな力で強く引つ張る必要があ
り、始動作業の労力が増大する。また、セルモー
タによりエンジンを始動する場合は、刈払機にセ
ルモータ、バツテリ及び減速機等の付属物が付加
されるので、刈払機の重量が増大する。
この考案の目的は、刈払機において、このよう
な問題を含むリコイルスタータ及びセルモータに
代わつて、エンジンを支障なく始動できるように
することである。
な問題を含むリコイルスタータ及びセルモータに
代わつて、エンジンを支障なく始動できるように
することである。
なお、実開昭61−10622号公報には操作桿の下
部に車輪を取付け、刈払機の重量を車輪により支
持可能とすることが開示され、また、実公昭63−
27551号公報では、操作桿の下部に取付けた車輪
を刈刃駆動用のエンジンにより駆動させることが
開示されている。しかし、両公知技術共、そのよ
うな車輪をエンジンの始動に利用することには言
及していない。
部に車輪を取付け、刈払機の重量を車輪により支
持可能とすることが開示され、また、実公昭63−
27551号公報では、操作桿の下部に取付けた車輪
を刈刃駆動用のエンジンにより駆動させることが
開示されている。しかし、両公知技術共、そのよ
うな車輪をエンジンの始動に利用することには言
及していない。
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使
用して説明する。
用して説明する。
請求項1の刈払機10は、一端部にエンジン1
8を取付けられる操作桿12と、この操作桿12
内に延び一端側においてエンジン18の出力軸2
0に一体回転的に結合する動力伝達軸24と、操
作桿12の他端側に配設され動力伝達軸24の他
端側から回転動力を受ける刈刃28と、地面を走
行可能に操作桿12の他端部に取付けられる車輪
32と、この車輪32から動力伝達軸24への一
方向的な回転伝達を行なう一方向クラツチ38と
を有してなる。
8を取付けられる操作桿12と、この操作桿12
内に延び一端側においてエンジン18の出力軸2
0に一体回転的に結合する動力伝達軸24と、操
作桿12の他端側に配設され動力伝達軸24の他
端側から回転動力を受ける刈刃28と、地面を走
行可能に操作桿12の他端部に取付けられる車輪
32と、この車輪32から動力伝達軸24への一
方向的な回転伝達を行なう一方向クラツチ38と
を有してなる。
請求項2の刈払機10では、エンジン18のア
イドリング回転速度より小さくかつエンジン18
が始動するエンジン回転速度以上の所定エンジン
回転速度に対応する動力伝達軸24の所定回転速
度の上下でそれぞれ断及び接となつて車輪32と
動力伝達軸24との間の回転伝達を行なう遠心ク
ラツチ38が、請求項1の刈払機10における一
方向クラツチ38の代わりに、設けられる。
イドリング回転速度より小さくかつエンジン18
が始動するエンジン回転速度以上の所定エンジン
回転速度に対応する動力伝達軸24の所定回転速
度の上下でそれぞれ断及び接となつて車輪32と
動力伝達軸24との間の回転伝達を行なう遠心ク
ラツチ38が、請求項1の刈払機10における一
方向クラツチ38の代わりに、設けられる。
請求項1の考案において、エンジン18を始動
するために、車輪32を、接地させ、地面上を走
らせる。これにより、車輪32は、転動し、車輪
32の回転は、一方向クラツチ38を介して動力
伝達軸24へ伝達され、エンジン18の出力軸2
0は強制的に回転され、エンジン18は始動され
る。エンジン18の始動に伴つて、エンジン18
の出力軸20の回転速度が上昇すると、一方向ク
ラツチ38において動力伝達軸24側の回転速度
が車輪32側のそれを超える。しかし、一方向ク
ラツチ38は動力伝達軸24から車輪38への回
転伝達を行なわないので、車輪32が動力伝達軸
24の回転動力により回転するのが回避される。
するために、車輪32を、接地させ、地面上を走
らせる。これにより、車輪32は、転動し、車輪
32の回転は、一方向クラツチ38を介して動力
伝達軸24へ伝達され、エンジン18の出力軸2
0は強制的に回転され、エンジン18は始動され
る。エンジン18の始動に伴つて、エンジン18
の出力軸20の回転速度が上昇すると、一方向ク
ラツチ38において動力伝達軸24側の回転速度
が車輪32側のそれを超える。しかし、一方向ク
ラツチ38は動力伝達軸24から車輪38への回
転伝達を行なわないので、車輪32が動力伝達軸
24の回転動力により回転するのが回避される。
エンジン18の運転中は、動力伝達軸24は所
定値以上の回転速度を維持しているので、一方向
クラツチ38の動力伝達軸24側は車輪32側よ
り速い回転速度で回転し、一方向クラツチ38は
断状態になつている。したがつて、車輪32は、
地面に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無
関係に地面を転動し得るので、刈払機10は、車
輪32により重量を支持されつつ、車輪32の転
動により前後方向へ自由に移動する。
定値以上の回転速度を維持しているので、一方向
クラツチ38の動力伝達軸24側は車輪32側よ
り速い回転速度で回転し、一方向クラツチ38は
断状態になつている。したがつて、車輪32は、
地面に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無
関係に地面を転動し得るので、刈払機10は、車
輪32により重量を支持されつつ、車輪32の転
動により前後方向へ自由に移動する。
請求項2の考案では、エンジン18の始動前で
は、遠心クラツチ38の動力伝達軸24側の回転
速度は低く、遠心クラツチ38は接状態にあり、
車輪32の回転は、遠心クラツチ38を介して動
力伝達軸24へ伝達され、エンジン18は始動さ
れる。これに対し、エンジン18の運転中、遠心
クラツチ38は断状態にあり、車輪32は、地面
に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無関係
に地面を転動する。
は、遠心クラツチ38の動力伝達軸24側の回転
速度は低く、遠心クラツチ38は接状態にあり、
車輪32の回転は、遠心クラツチ38を介して動
力伝達軸24へ伝達され、エンジン18は始動さ
れる。これに対し、エンジン18の運転中、遠心
クラツチ38は断状態にあり、車輪32は、地面
に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無関係
に地面を転動する。
以下、この考案を図面の実施例について説明す
る。
る。
第1図は一部を断面として刈払機10の全体を
示す図である。刈払機10は、長く延びる中空の
操作桿12を備え、操作桿12は、両端部にそれ
ぞれギヤ装置14及び動力部16を取付けられて
いる。二サイクルエンジン18は、動力部16に
設けられ、クランク軸20を有している。フアン
22は、クランク軸20の端部に一体回転的に嵌
合し、回転により二サイクルエンジン18の冷却
風を生成する。動力伝達軸24は、操作桿12内
を延び、一端部においてクランク軸20に直結さ
れ、他端部においてギヤ装置14のギヤへ接続さ
れている。ギヤ装置14の出力軸26は、動力伝
達軸24に対して所定の傾斜角を有し、先端部に
刈刃28を一体回転的に固定されている。車輪3
0は、操作桿12の刈刃28側の端部に回転自在
に軸支され、動力伝達軸24に対して直角方向へ
延び、両端部においてタイヤ32を一体回転的に
取付けられている。かさ歯車34は車軸30に一
体回転的に嵌合し、かさ歯車36は、動力伝達軸
24に回転自在に支持され、かさ歯車34にかみ
合つている。かさ歯車34はかさ歯車36より大
径であり、かさ歯車34の回転は、増速されて、
かさ歯車36へ伝達される。一方向兼遠心クラツ
チ38は、一方向クラツチと遠心クラツチとを兼
ねるもので、かさ歯車36から動力伝達軸24へ
の一方向の回転伝達を行なうとともに、動力伝達
軸24側の回転速度が所定値を超えると、かさ歯
車36と動力伝達軸24との間の動力伝達を断
つ。
示す図である。刈払機10は、長く延びる中空の
操作桿12を備え、操作桿12は、両端部にそれ
ぞれギヤ装置14及び動力部16を取付けられて
いる。二サイクルエンジン18は、動力部16に
設けられ、クランク軸20を有している。フアン
22は、クランク軸20の端部に一体回転的に嵌
合し、回転により二サイクルエンジン18の冷却
風を生成する。動力伝達軸24は、操作桿12内
を延び、一端部においてクランク軸20に直結さ
れ、他端部においてギヤ装置14のギヤへ接続さ
れている。ギヤ装置14の出力軸26は、動力伝
達軸24に対して所定の傾斜角を有し、先端部に
刈刃28を一体回転的に固定されている。車輪3
0は、操作桿12の刈刃28側の端部に回転自在
に軸支され、動力伝達軸24に対して直角方向へ
延び、両端部においてタイヤ32を一体回転的に
取付けられている。かさ歯車34は車軸30に一
体回転的に嵌合し、かさ歯車36は、動力伝達軸
24に回転自在に支持され、かさ歯車34にかみ
合つている。かさ歯車34はかさ歯車36より大
径であり、かさ歯車34の回転は、増速されて、
かさ歯車36へ伝達される。一方向兼遠心クラツ
チ38は、一方向クラツチと遠心クラツチとを兼
ねるもので、かさ歯車36から動力伝達軸24へ
の一方向の回転伝達を行なうとともに、動力伝達
軸24側の回転速度が所定値を超えると、かさ歯
車36と動力伝達軸24との間の動力伝達を断
つ。
第2図はタイヤ32が取付けられている操作桿
12の部分の斜視図である。上側ブラケツト42
は操作桿12の上半部に固定され、下側ブラケツ
ト44は、車軸30を回転自在に軸支し、上側ブ
ラケツト42の下側から上側ブラケツト42の下
面に当てられ、ボルト46により着脱自在に上側
ブラケツト42に接合される。クラツチケース4
8は、上側ブラケツト42より動力部16側の操
作桿12の個所に固定される。
12の部分の斜視図である。上側ブラケツト42
は操作桿12の上半部に固定され、下側ブラケツ
ト44は、車軸30を回転自在に軸支し、上側ブ
ラケツト42の下側から上側ブラケツト42の下
面に当てられ、ボルト46により着脱自在に上側
ブラケツト42に接合される。クラツチケース4
8は、上側ブラケツト42より動力部16側の操
作桿12の個所に固定される。
第3図はタイヤ32の車軸30が軸支されてい
る操作桿12の部分を上方から見た断面図であ
る。一対のボールベアリング50は車軸30を回
転自在に下側ブラケツト44に支持し、ボールベ
アリング52は内外輪をそれぞれ動力伝達軸24
の周面及び操作桿12の内周面に固定され、動力
伝達軸24を操作桿12に対して相対回転自在に
支持する。動力伝達軸24へのかさ歯車34の組
付け作業では、動力伝達軸24の周面へのベアリ
ング押え54の嵌装、ベアリング押え54の外周
面へのボールベアリング56の内輪の嵌装、及び
ボールベアリング56の外輪へのかさ歯車34の
嵌装が、順番に行なわれる。ベアリング押え54
は動力伝達軸24とボールベアリング56の内周
面との間に挿入されて、挟圧され、ボールベアリ
ング56の内周を動力伝達軸24の周面に動力伝
達軸24の長手方向及び周方向に固定する。クラ
ツチケース48は、内部にかさ歯車36及び一方
向兼遠心クラツチ38を収容しており、操作桿1
2の外周面に固定される部分58と、動力伝達軸
24へのかさ歯車34,36及び一方向兼遠心ク
ラツチ38等の組付け後にギヤ装置14側から部
分58に接合される部分60とから成る。一方向
兼遠心クラツチ38は、それぞれ動力伝達軸24
及びかさ歯車36と一体的に回転するドラム62
及びボス部64を備える。
る操作桿12の部分を上方から見た断面図であ
る。一対のボールベアリング50は車軸30を回
転自在に下側ブラケツト44に支持し、ボールベ
アリング52は内外輪をそれぞれ動力伝達軸24
の周面及び操作桿12の内周面に固定され、動力
伝達軸24を操作桿12に対して相対回転自在に
支持する。動力伝達軸24へのかさ歯車34の組
付け作業では、動力伝達軸24の周面へのベアリ
ング押え54の嵌装、ベアリング押え54の外周
面へのボールベアリング56の内輪の嵌装、及び
ボールベアリング56の外輪へのかさ歯車34の
嵌装が、順番に行なわれる。ベアリング押え54
は動力伝達軸24とボールベアリング56の内周
面との間に挿入されて、挟圧され、ボールベアリ
ング56の内周を動力伝達軸24の周面に動力伝
達軸24の長手方向及び周方向に固定する。クラ
ツチケース48は、内部にかさ歯車36及び一方
向兼遠心クラツチ38を収容しており、操作桿1
2の外周面に固定される部分58と、動力伝達軸
24へのかさ歯車34,36及び一方向兼遠心ク
ラツチ38等の組付け後にギヤ装置14側から部
分58に接合される部分60とから成る。一方向
兼遠心クラツチ38は、それぞれ動力伝達軸24
及びかさ歯車36と一体的に回転するドラム62
及びボス部64を備える。
第4図は一方向兼遠心クラツチ38の構造を示
す図である。ボス部64は、かさ歯車36の背面
に固定されて、かさ歯車36と一体的に回転し、
外周部に半径方向外方へ突出する係止突起66を
有している。爪部材68は、基端部において回動
自在にドラム62に支持され、先端部を係止突起
66の側面に当接可能とされる。捻りばね70
は、爪部材68の先端がドラム62の中心へ向か
うように、爪部材68を付勢する。A方向へのド
ラム62の回転速度は低いときは、爪部材68に
かかる遠心力は小さく、爪部材68の先端部は捻
りばね70によりボス部64の中心の方へ付勢さ
れる。この結果、A方向へのボス部64の回転に
より係止突起66の側面は爪部材68の先端部に
当接し、ボス部64の回転はドラム62へ伝達さ
れる。また、A方向へのドラム62の回転速度は
高いときは、爪部材68にかかる遠心力は増大
し、爪部材68の先端部は捻りばね70に抗して
ドラム62の半径方向外方へ変位し、係止突起6
6から離れる。この結果、ドラム62とボス部6
4との間の回転伝達は断たれる。さらに、A方向
とは反対方向へのボス部64の回転では、爪部材
68の先端部は係止突起66の側面を滑り、ボス
部64からドラム62へ回転が伝達されることは
ない。
す図である。ボス部64は、かさ歯車36の背面
に固定されて、かさ歯車36と一体的に回転し、
外周部に半径方向外方へ突出する係止突起66を
有している。爪部材68は、基端部において回動
自在にドラム62に支持され、先端部を係止突起
66の側面に当接可能とされる。捻りばね70
は、爪部材68の先端がドラム62の中心へ向か
うように、爪部材68を付勢する。A方向へのド
ラム62の回転速度は低いときは、爪部材68に
かかる遠心力は小さく、爪部材68の先端部は捻
りばね70によりボス部64の中心の方へ付勢さ
れる。この結果、A方向へのボス部64の回転に
より係止突起66の側面は爪部材68の先端部に
当接し、ボス部64の回転はドラム62へ伝達さ
れる。また、A方向へのドラム62の回転速度は
高いときは、爪部材68にかかる遠心力は増大
し、爪部材68の先端部は捻りばね70に抗して
ドラム62の半径方向外方へ変位し、係止突起6
6から離れる。この結果、ドラム62とボス部6
4との間の回転伝達は断たれる。さらに、A方向
とは反対方向へのボス部64の回転では、爪部材
68の先端部は係止突起66の側面を滑り、ボス
部64からドラム62へ回転が伝達されることは
ない。
実施例の作用について説明する。
二サイクルエンジン18の始動前では、動力伝
達軸24は所定値未満の回転速度にあり、一方向
兼遠心クラツチ38は、ボス部64からドラム6
2へA方向(第4図)へ回転伝達を行なう接状態
になつている。作業者は、二サイクルエンジン1
8を始動するために、タイヤ32を、接地させ、
地面上を走らせる。これにより、タイヤ32は、
転動し、タイヤ32の回転は、一方向兼遠心クラ
ツチ38を介して動力伝達軸24へ伝達され、二
サイクルエンジン18のクランク軸20は強制的
に回転され、二サイクルエンジン18は始動され
る。二サイクルエンジン18の始動に伴つて、二
サイクルエンジン18のクランク軸20の回転速
度が上昇すると、一方向兼遠心クラツチ38で
は、ドラム62の回転速度がボス部64のそれを
超え、一方向兼遠心クラツチ38は断状態にな
る。したがつて、タイヤ32が動力伝達軸24の
回転動力により回転するのが回避される。
達軸24は所定値未満の回転速度にあり、一方向
兼遠心クラツチ38は、ボス部64からドラム6
2へA方向(第4図)へ回転伝達を行なう接状態
になつている。作業者は、二サイクルエンジン1
8を始動するために、タイヤ32を、接地させ、
地面上を走らせる。これにより、タイヤ32は、
転動し、タイヤ32の回転は、一方向兼遠心クラ
ツチ38を介して動力伝達軸24へ伝達され、二
サイクルエンジン18のクランク軸20は強制的
に回転され、二サイクルエンジン18は始動され
る。二サイクルエンジン18の始動に伴つて、二
サイクルエンジン18のクランク軸20の回転速
度が上昇すると、一方向兼遠心クラツチ38で
は、ドラム62の回転速度がボス部64のそれを
超え、一方向兼遠心クラツチ38は断状態にな
る。したがつて、タイヤ32が動力伝達軸24の
回転動力により回転するのが回避される。
二サイクルエンジン18の運転中、動力伝達軸
24は所定値以上の回転速度を維持しているの
で、一方向兼遠心クラツチ38は断状態に保持さ
れ、タイヤ32から動力伝達軸24への及びその
逆への回転伝達を断つている。タイヤ32は、地
面に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無関
係に地面を転動する。これにより、刈払機10
は、タイヤ32により重量を支持されつつ、タイ
ヤ32の転動により前後方向へ自由に移動する。
24は所定値以上の回転速度を維持しているの
で、一方向兼遠心クラツチ38は断状態に保持さ
れ、タイヤ32から動力伝達軸24への及びその
逆への回転伝達を断つている。タイヤ32は、地
面に接地されて、動力伝達軸24の回転とは無関
係に地面を転動する。これにより、刈払機10
は、タイヤ32により重量を支持されつつ、タイ
ヤ32の転動により前後方向へ自由に移動する。
第4図の一方向兼遠心クラツチ38は、一方向
クラツチとしてボス部64からドラム62への反
A方向への回転伝達は行なわないようになつてい
る。したがつて、二サイクルエンジン18の停止
中、刈払機10を移動するような場合に、ボス部
64から反A方向へ回転するように、タイヤ32
を地面を所定方向へ転動させれば、二サイクルエ
ンジン18の停止中にもかかわらず、刈払機10
の重量をタイヤ32に支持させつつ、移動させる
ことができ、便利となる。
クラツチとしてボス部64からドラム62への反
A方向への回転伝達は行なわないようになつてい
る。したがつて、二サイクルエンジン18の停止
中、刈払機10を移動するような場合に、ボス部
64から反A方向へ回転するように、タイヤ32
を地面を所定方向へ転動させれば、二サイクルエ
ンジン18の停止中にもかかわらず、刈払機10
の重量をタイヤ32に支持させつつ、移動させる
ことができ、便利となる。
実施例では、一方向クラツチと遠心クラツチと
を兼ねる一方向兼遠心クラツチ38が使用されて
いるが、二サイクルエンジン18の停止中の刈払
機10の移動時のタイヤ32の転動に因る二サイ
クルエンジン18の強制的な回転を一方向クラツ
チにより回避する利点を無視すれば、この考案の
刈払機では、遠心クラツチのみの機能しか備えて
いないクラツチを使用することが可能である。す
なわち、一方向クラツチのみの機能しか、又は遠
心クラツチのみの機能しか備えていないクラツチ
によつても、始動の際には、タイヤ32の転動に
より二サイクルエンジン18を強制的に回転させ
ることができるとともに、始動後は、二サイクル
エンジン18の回転がタイヤ32へ伝達するのを
回避できる。
を兼ねる一方向兼遠心クラツチ38が使用されて
いるが、二サイクルエンジン18の停止中の刈払
機10の移動時のタイヤ32の転動に因る二サイ
クルエンジン18の強制的な回転を一方向クラツ
チにより回避する利点を無視すれば、この考案の
刈払機では、遠心クラツチのみの機能しか備えて
いないクラツチを使用することが可能である。す
なわち、一方向クラツチのみの機能しか、又は遠
心クラツチのみの機能しか備えていないクラツチ
によつても、始動の際には、タイヤ32の転動に
より二サイクルエンジン18を強制的に回転させ
ることができるとともに、始動後は、二サイクル
エンジン18の回転がタイヤ32へ伝達するのを
回避できる。
実施例では、二サイクルエンジン18を装備す
る刈払機10について説明したが、四サイクルエ
ンジンを装備する刈払機にもこの考案は適用可能
である。
る刈払機10について説明したが、四サイクルエ
ンジンを装備する刈払機にもこの考案は適用可能
である。
請求項1の考案では、車輪が、操作桿の刈刃側
の端部に地面を走行自在に取付けられ、一方向ク
ラツチ又は遠心クラツチを介してエンジン出力軸
に一体回転的な動力伝達軸へ接続されている。し
たがつて、エンジンの始動中において、地面に車
輪を走行させることにより、エンジンの出力軸が
強制的に回転され、スタータノブの引つ張り及び
セルモータの作動を利用することなく、エンジン
を簡単に始動させることができ、始動操作が簡単
になるとともに、刈払機の軽量化を図ることがで
きる。
の端部に地面を走行自在に取付けられ、一方向ク
ラツチ又は遠心クラツチを介してエンジン出力軸
に一体回転的な動力伝達軸へ接続されている。し
たがつて、エンジンの始動中において、地面に車
輪を走行させることにより、エンジンの出力軸が
強制的に回転され、スタータノブの引つ張り及び
セルモータの作動を利用することなく、エンジン
を簡単に始動させることができ、始動操作が簡単
になるとともに、刈払機の軽量化を図ることがで
きる。
さらに、一方向クラツチ及び遠心クラツチは、
エンジンの運転中、車輪と動力伝達軸との接続を
断ち、車輪を両方向へ自由に回転可能とする。し
たがつて、エンジンの運転中、車輪を接地して転
動させることにより、刈払機の重量を車輪により
支持させつつ、刈払機を前後方向へ楽に移動させ
ることができ、刈払機を担ぐ手間を省略でき、労
力を軽減して、作業能率を向上させることができ
る。
エンジンの運転中、車輪と動力伝達軸との接続を
断ち、車輪を両方向へ自由に回転可能とする。し
たがつて、エンジンの運転中、車輪を接地して転
動させることにより、刈払機の重量を車輪により
支持させつつ、刈払機を前後方向へ楽に移動させ
ることができ、刈払機を担ぐ手間を省略でき、労
力を軽減して、作業能率を向上させることができ
る。
図面はこの考案の実施例に関し、第1図は一部
を断面として刈払機の全体を示す図、第2図はタ
イヤが取付けられている操作桿の部分の斜視図、
第3図はタイヤの車軸が軸支されている操作桿の
部分を上方から見た断面図、第4図は一方向兼遠
心クラツチの構造を示す図である。 10……刈払機、12……操作桿、18……二
サイクルエンジン(エンジン)、20……クラン
ク軸(出力軸)、24……動力伝達軸、28……
刈刃、32……タイヤ(車輪)、38……一方向
兼遠心クラツチ(一方向クラツチ、遠心クラツ
チ)。
を断面として刈払機の全体を示す図、第2図はタ
イヤが取付けられている操作桿の部分の斜視図、
第3図はタイヤの車軸が軸支されている操作桿の
部分を上方から見た断面図、第4図は一方向兼遠
心クラツチの構造を示す図である。 10……刈払機、12……操作桿、18……二
サイクルエンジン(エンジン)、20……クラン
ク軸(出力軸)、24……動力伝達軸、28……
刈刃、32……タイヤ(車輪)、38……一方向
兼遠心クラツチ(一方向クラツチ、遠心クラツ
チ)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端部にエンジン18を取付けられる操作桿
12と、この操作桿12内に延び一端側におい
て前記エンジン18の出力軸20に一体回転的
に結合する動力伝達軸24と、前記操作桿12
の他端側に配設され前記動力伝達軸24の他端
側から回転動力を受ける刈刃28と、地面を走
行可能に前記操作桿12の前記他端部に取付け
られる車輪32と、この車輪32から前記動力
伝達軸24への一方向的な回転伝達を行なう一
方向クラツチ38とを有してなることを特徴と
する刈払機。 (2) 一端部にエンジン18を取付けられる操作桿
12と、この操作桿12内に延び一端側におい
て前記エンジン18の出力軸20に一体回転的
に結合する動力伝達軸24と、前記操作桿12
の他端側に配設され前記動力伝達軸24の他端
側から回転動力を受ける刈刃28と、地面を走
行可能に前記操作桿12の前記他端部に取付け
られる車輪32と、前記エンジン18のアイド
リング回転速度より小さくかつ前記エンジン1
8が始動するエンジン回転速度以上の所定エン
ジン回転速度に対応する前記動力伝達軸24の
所定回転速度の上下でそれぞれ断及び接となつ
て前記車輪32と前記動力伝達軸24との間の
回転伝達を行なう遠心クラツチ38とを有して
なることを特徴とする刈払機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13614888U JPH0446514Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13614888U JPH0446514Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0257316U JPH0257316U (ja) | 1990-04-25 |
| JPH0446514Y2 true JPH0446514Y2 (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=31396384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13614888U Expired JPH0446514Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446514Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP13614888U patent/JPH0446514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0257316U (ja) | 1990-04-25 |
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