JPH0446760Y2 - - Google Patents

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JPH0446760Y2
JPH0446760Y2 JP1984018956U JP1895684U JPH0446760Y2 JP H0446760 Y2 JPH0446760 Y2 JP H0446760Y2 JP 1984018956 U JP1984018956 U JP 1984018956U JP 1895684 U JP1895684 U JP 1895684U JP H0446760 Y2 JPH0446760 Y2 JP H0446760Y2
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smoke
wall
sound
proof
hanging
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JP1984018956U
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JPS60129951U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸音機能を兼ね具える防煙壁に係り、
詳しくは、建物等の天井に取付けられ火災等の非
常時には煙の流動をきわめて効果的におさえるこ
とができ、この煙や熱の影響からもある程度防止
でき、更に、火災時以外の平常のときには、騒音
を有効に吸音し防止できる防煙壁に係る。
消防法や、建築基準法、更に、それにもとずく
政令によつてホテル、学校、工場等の建物の天井
等には一定の基準に適合するよう、防煙壁を垂設
することが義務づけられている。この防煙壁とは
火災時に煙の流動をさまたげるものであつて、消
防法施工令第28条の規定によると、天井面から下
方に50cm以上突出されて煙の流動をさまたげる垂
れ状若しくはこれと同等のものである。
従つて、ホテル、工場等においては天井に対し
て、通常、ワイヤ入りのガラス板の垂れ壁を金属
枠とボルト等の吊り金具とで支持して、防煙壁を
構成している。この防煙壁はガラス板から構成さ
れ、防煙壁によつて照明がそこなわれずに、火災
のときには煙の流動が防止でき、有効な防煙壁で
あり、この構造が一般化している。火災時に防煙
壁には高温の熱にさらされるほか、高温の煙は相
当な速度で衝突するため、防煙壁には相当熱と外
力とが加えられる。このため、従来例に係る防煙
壁では、単に透明ガラスを用いることなくワイヤ
入りの強化ガラス板を用いて、その防煙効果を達
成している。しかし、ワイヤ入りガラス板から構
成しても、火災時には、生成する熱や煙によつて
破損し、その目的が達成できず、通常の時には使
用しないこともあつて無用の長物になつているほ
か、かえつて騒音は防煙片で反射して重畳され、
むしろ、防煙壁が騒音源となつている。
このところから、防煙壁に吸音効果を持たすこ
とに着目し、この機能を具える防煙壁の開発をこ
ころみたところ、セラミツクスや金属などの粉末
粒子を焼結して成る多孔質焼結板の持つ吸音機能
を有効に利用することによつて、防煙と吸音の機
能を具え、しかも、火災時の煙からの影響を極力
少なくできる防煙壁を開発した。
この防煙壁を、例えば、人通りの多い所、工場
等の天井に取付けると、その騒音は常に吸音さ
れ、また、火災時には防煙効果が達成でき、多孔
質焼結板は金属やセラミツクスから成るため、耐
熱性があり、火災時でも十分に耐えられるほか、
発生する煙の速度やエネルギーを十分に吸収で
き、煙の衝突によつても十分に耐えることができ
る。
そこで、本考案に係る防煙壁につき図面によつ
て説明する。
なお、第1図は本考案の一つの実施例に係る防
煙壁の一部を示す斜視図であり、第2図はその防
音箱の吸音機構の説明図であり、第3図は本考案
の他の実施例に係る防煙壁の一部を示す側面図で
ある。
まず、第1図において符号1は建物等の天井を
示す。この天井1において、常法の如く、その表
面から下向きに垂れ状壁2を例えば51cmの如く50
cm以上突出させる。垂れ状壁2は単に防煙機能の
ほかに遮音機能を示すもので、このようなもので
あれば何れのもの、例えば、鋼板でもよいが、常
法の如く金属製枠体の壁面で構成することもでき
る。その取付けは何れの態様でも良いが、通常
は、ボルト等の取付金具で取付けることができ
る。
次に、垂れ状壁2と略々平行でかつ所定のエア
ースペース3をとつて多孔質板4を配設し、多孔
質板4ならびに垂れ状壁2の間はその下端におい
て板状の取付具5によつて連結する。すなわち、
垂れ状壁2の上端縁は板状の取付具を介して天井
1に取付けると共に、下端縁も板状の取付具5を
介して取付ける。また、上下の取付具の対向面に
は収容溝を形成し、これら収容溝に多孔質板4の
上下端縁を嵌入すると、容易に取付けることがで
きる。この場合、第1図に示す如く、垂れ状壁2
の両側に多孔質板4を配設することもできるが、
第3図に示す如く、片側にのみ多孔質板4を配設
することもできる。何れの場合であつても、多孔
質板4、垂れ状壁2ならびに板状の取付具5によ
つて少なくとも1つの所謂吸音箱が構成でき、音
は効率よく吸音できる。
すなわち、第2図はこの吸音箱の吸音機構の説
明図であつて、表面の多孔質板4は金属若しくは
セラミツクスの粉末粒子4aの焼結体から成つて
いる。これら粉末粒子4aの間には孔〓が形成さ
れ、孔〓は互いに3次元に連通して立体的な連通
孔4bを形成している。このため、音の疎密波が
矢印方向から入射すると、立体的連通孔4bを通
つてエアースペース3に入り、とくに、音の疎密
波はエアースペース3の空気層と共鳴を起こし、
そのエネルギーを失なつて吸音される。更に、火
災時に発生する煙が相当の速度を持つていても、
この立体的連通孔4bを通る間に速度エネルギー
は相当失なわれ、この状態で垂れ状壁2に衝突す
る。
そこで、第1図に示す防煙壁を工場の建屋に施
工したところ、この設置により工場騒音が4dB程
度低くなつて、工場関係者にもきわめて好評であ
つた。
また、第3図に示す防煙壁をホテルのロビーに
おいて吹抜け立上がり部の天井面に設置し、この
際に、遮音壁はワイヤ入りガラス板を用いて、空
間的な趣向をこらした。これにより、防火上も、
吸音上も有効なものであつた。
以上要するに、本考案は、建物等の天井面より
下方に突出された垂れ状壁の両側若しくは片側に
所定のエアースペースを残し、粒子間に立体的に
連通する連通孔を有する焼結多孔質板を配設して
成るものである。従つて、この防煙壁は両側若し
くは片側に垂れ状壁と焼結多孔質板とから成る吸
音箱が構成される仕組みになつているため、防煙
効果と防音効果とが達成できるほか、煙の衝突時
の負荷も軽減できるものである。
すなわち、消防法や、その政令によると、防煙
壁は上記の如く天井から50cm以上下方に突出し、
煙の流動をさまたげる不燃材料でおおわれている
ものである。従つて、本考案の如く少なくとも片
側に吸音箱を取付けて成るものは、多孔質板が金
属、セラミツクスの不燃性材料から構成され、し
かも、煙の流動は十分にさまたげられて、通過の
間に煙の持つ速度エネルギーなどが相当失なわれ
るため、防煙効果は全く支障なく発揮でき、火災
時に破損することもない。
また、多孔質板内の細い(径=100μ程度)立
体的連通孔を音の疎密波が通過する時、背後のエ
アースペースの空気層と共鳴をおこし、音のエネ
ルギーが減衰されるため、十分な吸音効果が示さ
れる。
また、多孔質板は上記の如く、金属粉末、セラ
ミツクス等の焼結材として構成するが、経済性、
軽量等の関係からは、Al若しくはその合金が好
ましい。
このAl若しくはその合金の粉末より構成する
と、吸音効果もきわめて高く、それのみならず、
消炎効果も大きく、光炎があたつても、隣の天井
に移ることがない。なお、上記の垂れ壁は建物の
趣向に合わせて構成し、例えば、ガラス板のほか
に耐熱性を有するものとして鋼板等からも構成で
き、耐熱性と遮音性を持つているものは何れのも
のでも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係る防煙壁の
一部の斜視図、第2図はその吸音機構の説明図、
第3図は本考案の他の実施例に係る防煙壁の一部
の斜視図である。 符号1……天井、2……垂れ状壁、3……エア
ースペース、4……多孔質板、4a……粉末粒
子、4b……立体的連通孔、5……板状の取付
具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物等の天井から下向きに垂設された垂れ状壁
    を具える防煙壁において、 この垂れ状壁の片面又は両面から所定間隔のエ
    アースペースをおいて、前記垂れ状壁と略々平行
    に、粒子間に立体的に連通する連通孔を有する多
    孔質焼結板を配設し、一体化して成ることを特徴
    とする吸音機能を兼ね具える防煙壁。
JP1895684U 1984-02-13 1984-02-13 吸音機能を兼ね具える防煙壁 Granted JPS60129951U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1895684U JPS60129951U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 吸音機能を兼ね具える防煙壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1895684U JPS60129951U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 吸音機能を兼ね具える防煙壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60129951U JPS60129951U (ja) 1985-08-31
JPH0446760Y2 true JPH0446760Y2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=30813107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1895684U Granted JPS60129951U (ja) 1984-02-13 1984-02-13 吸音機能を兼ね具える防煙壁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60129951U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254239Y2 (ja) * 1971-11-30 1977-12-08
JPS6222332Y2 (ja) * 1978-09-05 1987-06-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60129951U (ja) 1985-08-31

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