JPH0446815A - 車両用ロール減衰力制御装置 - Google Patents

車両用ロール減衰力制御装置

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JPH0446815A
JPH0446815A JP15565290A JP15565290A JPH0446815A JP H0446815 A JPH0446815 A JP H0446815A JP 15565290 A JP15565290 A JP 15565290A JP 15565290 A JP15565290 A JP 15565290A JP H0446815 A JPH0446815 A JP H0446815A
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steering
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智弘 山村
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菅沢 深
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は、前後輪のロール減衰力を個別に制御する車
両用ロール減衰力制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車両のロール運動を抑制できる装置としては、例
えば本出願人が提案している特開昭60128011号
記載のもの(発明の名称は「車両におけるロール剛性制
御装置」)が知られている。この従来装置の一態様は、
各輪に設けられ且つロール剛性を変更可能なロール剛性
可変機構としての減衰力可変ションクアプソーバと、操
舵角を検出する操舵角検出器と、この検出器の検出信号
に基づき単位時間当たりの操舵量を算出する操舵量算出
手段と、この算出手段の算出値が所定値以上であるか否
かを判定する操舵量判定手段と、この判定手段の判定結
果が所定操舵量以上であるとき、各輪の減衰力可変ショ
ックアブソーバのロール剛性を高める制御手段とを備え
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来装置においては、4輪金部
の減衰力を操舵角速度に応じて切り換える構成になって
いたため、以下のような点に改善の余地を残していた。
つまり、車両が旋回する際、車体は通常、前後のサスペ
ンションの構造に拠って決まるロール軸という軸を中心
としてロール方向の運動を行うが、例えば高速での車線
変更のように、非常に速いハンドル操舵によって旋回す
ると、単純なロール運動だけでなく、車体の前方も沈み
込むピッチ運動を連成した対角ロールと呼ばれるロール
運動が発生する。
この対角ロールの発生原因は次のように考えられる。旋
回開始時の前輪だけに横力が発生している状態では、前
輪側が先にロールしようとしている。一方、シゴックア
プソーバの特性は圧縮側と伸長側とで異なり、伸長側の
発生減衰力の方が圧縮側に比べて格段に大きくなってい
ることから、ロールモーメントを釣り合わせるためには
圧縮側は伸長側よりも大きく (速く)ストロークしな
ければならない。その結果、ロールすることによって前
輪2輪の平均的なホイールストロークは縮む方向になる
が、後輪2輪は未だロールを生じていないため、前輪側
が沈み込むようなピッチ成分が生じて、対角ロールが発
生する。
このような対角ロールは、そのロール量が大きい場合、
タイヤ特性が不均一になることに因って操縦安定性を低
下させるし、また、乗員に違和感を与え、フィーリング
を悪くさせてしまう。
本願発明は、このような従来装置の未解決の問題に鑑み
てなされたもので、その解決しようとする課題は、対角
ロールを確実に防止し、操縦安定性の一層の向上を図る
とともに、乗員に与える違和感を排除することである。
(課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、請求項(1)記載の発明は第
1図(a)に示すように、車体のロール角速度に比例し
た減衰力を発生させ且つ当該減衰力を変更可能な減衰力
発生機構を、前輪及び後輪と車体との間に個別に設置し
た車両用ロール減衰力制御装置において、操舵角速度を
検出する操舵角速度検出手段と、この操舵角速度検出手
段の検出値が大きくなるにつれて前輪の後輪に対する減
衰力の比が大きくなるように前記減衰力発生機構の夫々
を制御する前後ロール減衰力制御手段とを設けている。
また請求項(2)記載の発明は第1図(b)に示すよう
に、車体のロール角速度に比例した減衰力を発生させ且
つ当該減衰力を変更可能な減衰力発生機構を、前輪及び
後輪と車体との間に個別に設置した車両用ロール減衰力
制御装置において、車速を検出する車速検出手段と、操
舵角速度を検出する操舵角速度検出手段と、前記車速検
出手段の検出値が大きくなるにつれて前後輪の減衰力を
高めるとともに、前記操舵角速度検出手段の検出値が大
きくなるにつれて前輪の後輪に対する減衰力の比が大き
くなるように前記減衰力発生機構の夫々を制御する前後
ロール減衰力制御手段とを備えている。
〔作用〕
請求項(1)記載の発明において、前後ロール減衰比制
御手段は、操舵角速度検出手段の操舵角速度検出量に応
して前後輪の減衰力発生機構を制御してロールを抑制す
る。このとき、同一車速の状態であっても、操舵を早め
て、操舵角速度を大きくするほど、前輪側のロール減衰
比が後輪側のそれよりも大きく制御される。これにより
、前輪側のロール剛性が後輪側よりも強くなって、前輪
の沈み込み、即ちピッチ成分が抑制され、対角ロールの
発生も防止される。
また請求項(2)記載の発明においては、車速検出手段
の検出値が大きくなるにつれて前後輪の減衰力が共に高
められるから、走行速度に応じた全体のロール剛性が得
られるとともに、高速になるはど旋回時のピッチ成分も
強く抑制され、対角ロールも確実に排除される。
〔実施例] 以下、本願発明の詳細な説明する。
(第1実施例) 本願発明の第1実施例を添付図面の第2図乃至第5図に
基づき説明する。
第2図において、2FL〜2RRは車両の前左輪〜後右
輪を、4は車輪支持部材を、6は車体を示す。
車輪支持部材4にはサスペンションリンク8の一端が揺
動可能に連結され、このサスペンションリンク8の他端
は車体6に揺動可能に連結されている。
各車輪支持部材4及び車体6間には、車両用サスペンシ
ョン9が装備されており、このサスペンション9は、各
サスペンションリンク8と車体6との間に個別に設けら
れたショックアブソーバ10及びコイルスプリング12
と、各サスペンションリンク8と車体6との間にアクチ
ュエータ部分が設けられた油圧式のスタビライザ14と
を備えている。このスタビライザ14が本実施例では車
両用ロール減衰力制御装置に対応している。各ショック
アブソーバ10は、従来周知の如く構成され、その圧縮
側と伸長側とでストローク速度に応じて減衰力を夫々発
生する。
また、スタビライザ14は、前後左右輪のサスペンショ
ンリンク8.・・・、8及び車体6間に設けたスタビラ
イザ本体14Aと、このスタビライザ本体14Aによる
旋回時のロール剛性を制御する制御部14Bとを備えて
いる。
スタビライザ本体14Aは、各輪2FL〜2RRに対応
して配設された流体圧シリンダとしての油圧シリンダ2
0FL〜20RRと、前後に配設された減衰力発生機構
としての可変絞り弁22F、22Rとを有し、これらの
各要素が油圧配管によって相互に接続されている。
油圧シリンダ20FL〜20RRの夫々は、シリンダチ
ューブ20aと、このシリンダチューブ20a内を上側
のシリンダ室U及び下側のシリンダ室りに分離し且つチ
ューブ内を摺動可能なピストン20bと、このピストン
20bに固設され軸側方向に延びるピストンロッド20
cとを有した両ロンド、複動形に構成されている。係る
構造を有する油圧シリンダ20FL〜20RRは、各々
、ピストンロッド20cの下方の端部がサスペンション
リンク8に取り付けられ、上方の端部がフリーな状態に
置かれるとともに、このフリ一端例のシリンダチューブ
20aの端部が車体6に揺動可能に支持され、これによ
って、油圧シリンダ20FL〜20RRが前後左右のハ
ネ上、バネ下問に各々介挿されている。
また、前輪側、後輪側の夫々において、左輪側油圧シリ
ンダ20FL (20RL)の上側シリンダ室Uが一方
の油圧配管26Aを介して右輪側油圧シリンダ20PR
(20RR)の下側シリンダ室りに接続され、左輪側油
圧シリンダ20FL (20RL)の下側シリンダ室り
が他方の油圧配管26Bを介して右輪側油圧シリンダ2
0FR(20RR)の上側シリンダ室Uに接続され、こ
れにより、シリンダが相互にクロス接続されている。
さらに、前輪側、後輪側では夫々、油圧配管26A、2
6Bがその途中において可変絞り弁22F(22R)を
介して相互に接続されている。この可変絞り弁22F、
22Rは、その電磁ソレノイドに供給される電流値で成
る指令信号i、、i、の値に応じてプランジャが移動し
、この移動がスプール弁を付勢して、オリフィス径が可
変される周知の構造になっている。ここで、オリフィス
径によって調整される減衰係数C,,C,は、各々、第
3図に示す如く指令信号’f +  lrの値に比例す
るようになっている。
一方、制御部14Bは、可変絞り弁22F、22Rの減
衰係数C,,c、を制御するロール減衰制御コントロー
ラ36と、このコントローラ36に検出信号を送る操舵
角センサ38及び車速センサ40とを備える。
この内、コントローラ36は本実施例ではマイクロコン
ピュータ及びソレノイド駆動回路などを有し、操舵角セ
ンサ38の検出信号θ□及び車速センサ40の検出信号
Vを入力して後述する第4図の処理を行い、可変絞り弁
22F、22Rのソレノイドに指令信号1t+  Lを
出力するようになっている。操舵角センサ38はステア
リング機構に設置され、操舵角及び操舵方向に応した操
舵角信号θ8を電圧信号の形で検出し、コントローラ3
6に供給する。また車速センサ40は例えば変速機の出
力軸の回転を検出して、車速に比例した電圧パルス信号
■をコントローラ36に出力する。
次に、本第1実施例の動作を説明する。
最初に、ロール減衰制御コントローラ36のマイクロコ
ンピュータで実行される第4図のタイマ割込処理を説明
する。第4図の処理は一定時間Δを毎に実行される。同
図ステップ■において、コントローラ36のマイクロコ
ンピュータは操舵角センサ38の検出信号θ□を読み込
み、その値を記憶してステップ■に移行する。ステップ
■では、ステップ■の読込み値における前回値と今回値
との変化率を求めて操舵角速度θ8を求める。次いでス
テップ■に移行し、マイクロコンピュータは車速センサ
40の検出信号■を読み込み、その値を車速値として記
憶した後、ステップ■に移行する。
ステップ■では、メモリに予め記憶している、第5図に
対応した特性マツプを参照することによって、その時点
の車速■及び操舵角速度1θ。
に対応した前輪、後輪の減衰指令値D Ct 、 D 
C1を設定する。つまり、最初に車速Vに対応した特性
曲線を選定し、その選定曲線において操舵角速度1ON
 1に対応して一義的に定まる減衰指令値DC,,DC
,を設定する。
ここで、第5図における前輪側の減衰指令値DCf及び
後輪側の減衰指令値DCrは車速V一定とした場合、前
輪側の指令値DC,は操舵角速度6.1に正比例し、後
輪側の指令値DC,は反比例し、しかも、両指令値DC
t、DC,の和が一定に保持される。このため、両指令
4KDCt。
DC,の比’DCt/DC,,Jは操舵角速度1汐H1
に比例して大きくなる(第5図中の仮想線参照)。なお
、1θ、l=lθH1tとなるまでの間はDCr <D
Crにしている。さらに、車速Vが増加するにつれて、
第5図中の指令曲線DC,。
DCrを上側に並行移動した形、即ち指令値DC、、D
C,の値を車速■に比例して増加させている。
次いでステップ■に移行し、マイクロコンピュータはス
テップ■で設定した指令値DC,,DC7をソレノイド
駆動回路に出力する。これにより、ソレノイド駆動回路
は指令値DC,,DC,に比例した指令信号+t、is
を可変絞り弁22F。
22Rに供給する。
本実施例では、操舵角センサ38及び第4図ステップ■
、■の処理が操舵角速度検出手段を構成し、車速センサ
40及び第4図ステップ■の処理が車速検出手段を構成
し、さらに第4図ステップ■、■の処理及びコントロー
ラ36のソレノイド駆動回路が前後ロール減衰比制御手
段を構成している。
次に、本実施例の全体動作を説明する。
車両が凹凸の無い良路を直進している場合、車速センサ
40はその時点の車速に応じた信号■を検出するが、操
舵角センサ38の検出信号θ8が零であるから、第4図
の処理において操舵角速度θ□ 1も零となる。このた
め、その時点の車速■によって選定される指令値曲線の
初期値、DCr−DCto、DC,=DC,0(DCt
o<DCr。)が設定されるから、可変絞り弁22F、
22Rに出力される指令信号1ftIrもi、<i、と
なる。これによって、後輪側可変絞り弁22Rの減衰係
数Orが前輪側可変絞り弁22Fのそれよりも大きくな
り、しかもその両者の和は車速Vに比例した値となる。
このとき、車速■の大きさが変わると、それに比例して
可変絞り弁22F、22Rの減衰係数C,,C,が変更
されるが、その比’Cr/CrJは一定に保持される。
 しかし、いまサスペンションストロークが変化しない
から、スタビライザ14の油圧シリンダ20FL〜20
RRのストローク変動も無く、フロント側、リヤ側共に
油圧配管26A、26B中を作動油が流れることもない
。このため、スタビライザ14は油圧反力によるスタビ
ライザ効果及び減衰力を発生せず、サスペンション9に
よって設定されたバネ定数が保持されている。
このため、上述した直進時から旋回しようとしてロール
が始まるときは、スタビライザ14のリヤ側の発生減衰
力がフロント側のそれよりも大きくなり、ステア特性は
オーバーステア方向に向かい、良好な回顧性が得られる
さらに、上述した直進走行において、左右輪が同相に上
下動するバウンスが生じたすると、各輪のショックアブ
ソーバ10がピストン速度に比例した減衰力を発生させ
る。これと共に、スタビライザ14では、左右の油圧シ
リンダ20FL、20FL及び20RL、20RRが同
相にストロークし、このときの、圧縮された上側シリン
ダ室U(下側シリンダ室L)と伸長した下側シリンダ室
L(上側シリンダ室U)の体積変化が両ロンド形のため
に同じである。そこで、圧縮された上側シリンダ室U(
下側シリンダ室L)の作動油は、そのほぼ全量が油圧配
管26A(26B)を介して、対を成す反対側のシリン
ダの伸長された下側シリンダ室L(上側シリンダ室U)
に流れ込むので、作動油が可変絞り弁22F、22Rを
通過することはない、これによって、バウンス時には各
ショックアブソーバ10に拠る減衰力のみが車体上下振
動を減衰させ、スタビライザ14が余分な減衰力を発生
して、乗心地を悪化させることもない。
さらに、前述した直進状態から操舵して旋回状態に移行
したとする。その場合には、操舵角センサ38の検出信
号θ9に基づき操舵角速度θイが演算され、車速■及び
操舵角速度aI4に応じてフロント側、リヤ側の減衰指
令値DC,,DC,が設定される。
このとき、操舵角速度ljHl=j□となるまでの比較
的緩やかな操舵状態の場合には、減衰指令値DC,<D
C,となるから、この指令に基づき可変絞り弁22F、
22Rの減衰係数Ct、C7もCf <C,に設定され
る。そこで、4輪のショックアブソーバ10.・・・、
10が車体のロールに応じて減衰力を発生する一方で、
スタビライザ14の油圧シリンダ20FL〜20RRも
共に左右逆相にストロークし、左右のシリンダ間で一方
の対を成すシリンダ室U、Lが共に圧縮され且つ他方の
対を成すシリンダ室り、IJが共に伸長される。
具体的には、いま右切り操舵であって左輪側2FL2R
Lが沈み込む車体ロールのときには、左側油圧シリンダ
22FL、  22RLの上側シリンダ室U及び右側油
圧シリンダ22PR,22RRの下側シリンダ室りが共
に圧縮され、同時に、左側油圧シリンダ22FL、  
22RLの下側シリンダ室り及び右側油圧シリンダ22
FR,22RRの上側シリンダ室Uが共に伸長する。左
旋回の場合には反対の圧縮、伸長となる。
係るストローク状態に至るとき、圧縮された側の作動油
が可変絞り弁22F、22Rを通過して拡張された反対
側のシリンダ室に流れるから、可変絞り弁22F、22
Rのその時点のオリフィス径に応じて減衰力を発生させ
る。この発生減衰力は今の1θM+<θH1の状態では
、後輪側の方を大きくし、依然としてオーバーステア化
の傾向を保持させ、緩慢な旋回時の回頭性向上を図って
いる。
しかし、操舵角速度1θ、1≧θ、の急操舵状態の場合
には、同一車速■であっても、減衰指令値D Ct≧D
C,となるから、この指令に基づき可変絞り弁22F、
22Rの減衰係数C,,C。
もC2≧C1に設定される。そこで、4輪のショックア
ブソーバ10.・・・、10及び前述した如く発生する
スタビライザ14の減衰力に拠って車体ロールが確実に
抑制される。しかも、このときのスタビライザ14の発
生減衰力は、リヤ側よりもフロント側の方が相対的に大
きいから、ステア特性がアンダーステア方向に向かって
旋回安定性が保持されるとともに、フロント側の車体ロ
ールがリヤ側よりも強く抑制されて、フロント側の過渡
的な沈み込み、即ちピンチ成分が排除され、対角ロール
も排除される。したがって、対角ロールによる操縦安定
性の低下を防止でき、且つ、乗員のロールに対するフィ
ーリングを悪化させることもない。
なお、前述した第1実施例においては車速検出手段を設
けて、車速を加味したロール剛性としたが、必要に応じ
て操舵角速度θhによる前後のロール剛性制御のみとす
ることもでき、それにより構成が簡単化される。
また、第1実施例では1θI41〈6N、の間は前後の
減衰係数をC,<C,に設定するとしたが、必要に応じ
て1ffnl<l?o+の間であってもCf〉C1に設
定するようにしてもよい。
また、本願発明のロール減衰力制御装置に用いる流体圧
シリンダは、前述したように両ロンド形に限定されるこ
となく、片ロンド形であってもよい。また、流体圧シリ
ンダの車輪側、車体側取付位置を車両左右で相互に反対
向きにすることもでき、そのようにすると、流体圧シリ
ンダを接続する管路は見かけ上、クロス接続にならず並
行接続となる。
(第2実施例) 続いて、第2実施例を第6図乃至第9図に基づき説明す
る。
第6図において、52FL〜52RRは車両の前立〜後
右の各車輪を示し、54は車両用ロール減衰力制御装置
を示す。
前輪52PL、  52FRに対するフロント・サスペ
ンション56FL、  56FRの夫々は、ストラット
型独立懸架方式で構成されており、前輪52FL(52
FR)に取り付けられるナックル58Fと、このナック
ル58Fの下端及び車体側部材間に弾性連結されたサス
ペンションアーム60Fと、ナックル58Fの上端及び
車体間に弾性体を介して介挿された減衰力発生機構とし
ての減衰力可変ショックアブソーバ62FL (62F
R)とを備えている。
また、後輪52RL、  52RRに対するリヤ・サス
ペンション56RL、  56RRの夫々は、パラレル
・リンク型独立懸架方式で構成されており、後輪52R
L(52RR)に取り付けられるナックル58Rと、こ
のナックル58Rの下端及び車体側部材間に弾性連結さ
れたパラレル・リンク60Rと、ナックル58Rの上端
及び車体間に弾性体を介して介挿された減衰力発生機構
としての減衰力可変ショックアブソーバ62RL (6
21?R)とを備えている。
ロール減衰力制御装置54は、前述したサスペンション
の一部をも形成する減衰力可変ショックアブソーバ62
FL〜62RRを含むとともに、第6図に示すように操
舵角センサ64.車速センサ66及びコントローラ68
を有して構成される。
この内、減衰力可変ショックアブソーバ62FL〜62
RRの夫々は、例えば特開昭60−128011号記載
のものと同様にコントローラ68からの励磁電流Iに応
じて、その減衰力を例えば高。
低2段階に切換制御を行うことができる。
操舵角センサ64は車両のステアリング機構に配設した
ポテンショメータ等で構成され、ステアリングホイール
70の回動位置に応じた検出信号Dθをコントローラ6
8に出力する。すなわち、検出信号Dθはステアリング
ホイール70が中立位置にある状態で所定アナログ量の
中立電圧となり、この中立位置からステアリングホイー
ル70を左切り又は右切りしたときにその回動位置に応
じて中立電圧より減少又は増加する電圧となる。
車速センサ66は、車両の変速機、推進軸等の車速に対
応する回転数を磁気あるいは光学的に検出し、回転数に
応じた周期のパルス信号DVをコントローラ68に出力
する。
コントローラ68は、第7図に示すように、入力する操
舵角検出信号Dθをデジタル量に変換するA/D変換器
72と、入力する車速検出信号D■の波形を整形する波
形整形回路74と、各検出信号Dθ、DVを読み込んで
所定の演算処理を行い、減衰力を制御する制御信号O3
を各輪に対応して出力するマイクロコンピュータ76と
、このマイクロコンピュータ56からの制御信号C3に
応じて減衰力可変ショックアブソーバ62FL〜62R
Rのソレノイドに励磁電流Iを供給する駆動回路78A
〜78Dとを備えている。マイクロコンピュータ76は
インターフェイス回路79.演算処理装置80.記憶装
置82を少なくとも含んで構成され、記憶装置82には
演算処理装置80の処理の実行に必要なプログラム及び
固定データ等を予め記憶しているとともに、その処理結
果を−時記憶可能になっている。
次に、本第2実施例の動作を説明する。
演算処理装置80は、常時は他のメインプログラムを実
行しており、この状態で、例えば20m5ec毎に第8
図に示す割込処理を実行する。なお、メインプログラム
ではその初期値設定処理において、後述するフラグFl
、F2を「0」に設定し、またカウンタCNTa 、C
NT!+をクリアする。
これを詳述すると、同図ステップ■において、演算処理
装置80はデジタル量に変換された操舵角検出信号Dθ
をインターフェイス回路79を介して読み込み、その値
を一時記憶する。次いでステップ■に移行し、ステップ
■での読み込み値から操舵角θを、予め設定している信
号値Dθに対する操舵角θの記憶テーブルを参照する等
によって算出する。次いでステップ■に移行し、例えば
n回前の割込処理時の操舵角θ7との差値から操舵角速
度θを演算する。
続いて演算処理装置80はその処理をステップ■に進め
、ステップ■で演算した操舵角速度θと基準操舵角速度
θ。とに対して、lθ1≧6゜か否かを判断する。ここ
で、基準操舵角速度θ。は速い操舵操作か否かを弁別で
きる値で、予め設定されている。このため、ステップ■
において「NO」、即ちlal<j、であると判断され
たときは、ゆっくりとした操舵状態であるとしてステッ
プ■に移行し、フラグF1=1か否かを判断する。
このフラグF1は操舵角θに基づき速い操舵状態が検出
され、フロント側及びリヤ側の少なくとも一方が高い減
衰力(即ちハード「H」の状態)に維持されていること
を示すものである。
そこで、ステップ■の判断においてフラグFl=0.つ
まりフロント側及びリヤ側が共に低い減衰力(即ちソフ
ト「L」の状態)であるとすると、そのままメインプロ
グラムに戻り、減衰力可変ショックアブソーバ62FL
〜62RRにそれまでの減衰力を保持させる。
一方、前記ステップ■のljl≧6゜か否かの判断でr
YEsJ 、即ち速い操舵状態が検出されたとすると、
ステップ■に移行し、フラグF1=■か否か判断を行う
。この判断でrNOJ 、即ちFl=Oの場合は、前回
の処理では1θ1〈θ。
の場合であって今回の処理で初めて181≧00の状態
に到達したとして、続いてステップ■、■に移行する。
この内、ステップ■ではフラグF1を立てて、本実施例
ではフロント側の減衰力を高める状態を示す。またステ
ップ■で、演算処理装置1F80は、インターフェイス
回路79を介して駆動回路78A、78Bに出力する制
御信号C5のみを論理値r1.とし、メインプログラム
に戻る。
このため、駆動回路78A、78Bから減衰力可変ショ
ンクアブソーパ62PL、  62FRのソレノイドに
供給する励磁電流Iをオンとするので、前輪側の減衰力
可変ショックアブソーバ62FL、62PRの減衰力は
高い所定値(ハード)に設定される。
このとき、後輪側の減衰力可変ショックアブソーバ62
RL、  62RRの減衰力は低い状態を維持している
さらに、前記ステップ■においてrYES」。
即ちFl−1の場合は、前回の処理において1θ≧汐。
の場合であって今回の処理でも1θ1≧60の状態であ
るとして、続いてステップ■に移行する。このステップ
■ではカウンタcNTAをインクリメントした後、ステ
ップ[相]に移行する。このステップ[相]では、カウ
ンタcNTAのカウント値がLoか否かを判断する。カ
ウント値L0は時間T0に対応する値である。このため
、ステップ[相]にてrNO,、即ちIθ1≧θ。の状
態に到達りでから未だ所定時間T0が経過していないと
きには、前後何れの減衰力制御にも関与せず、そのまま
メインプログラムに戻り、それまでの減衰力状態を維持
する。
しかし、ステップ[相]にてrYEsj 、即ちIθ≧
θ。の状態に到達してから所定時間T0が経過したとき
には、ステップ■〜■に移行する。この内、ステップ0
にてカウンタcNTAをクリアし、ステップ@にてリヤ
側の減衰力を高い値に設定済みか否かを示すフラグF2
を立て、ステップ@にて、今度は後輪側の駆動回路78
C,78Dに出力する制御信号C8をも論理値「1」と
し、メインプログラムに戻る。このため、駆動回路78
C178Dから減衰力可変ショックアブソーバ62RL
62RRのソレノイドに供給する励磁電流Iがオンとさ
れるので、後輪側の減衰力可変ショックアブソーバ62
RL、  62RRの減衰力も高い所定値(ハード)に
設定される。つまり、この時点では4輪の減衰力可変シ
ョックアブソーバ62FL〜62RRの減衰力が全て高
い状態に設定される。
一方、前記ステップ■の判断において、フラグF1=1
.つまりフロント側及びリヤ側の少なくも一方が高い減
衰力の状態であるとすると、ステップ[相]に移行し、
フラグF2=1か否かを判断する。
そこで、ステップ[相]で設定済み、つまりrYES」
の場合はステップ■に移行し、演算処理装置80はカウ
ンタCNT、のカウント値がり、か否かを判断する。カ
ウント値L1は時間T、に対応する値である。このステ
ップ■において「NO」の判断の場合は、ステップ■に
移行して、カウンタCNT、をインクリメントした後、
メインプログラムに復帰する。
しかし、ステップ■においてrYEs、、即ち所定周期
のタイマ割込処理を繰り返す中で、1θくθ。となった
時点から設定時間T、が経過したと判断すると、ステッ
プ@〜[相]の処理を行う。この内、ステップOではカ
ウンタCNT、をクリアし、ステップ[相]ではフラグ
Fl、F2を各々降ろし、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]において、演算処理装置80はイン
ターフェイス回路79を介して駆動回路78A〜78D
に出力する制御信号C3を論理値「0」とし、メインプ
ログラムに戻る。このため、駆動回路78A〜78Dか
ら減衰力可変ショックアブソーバ62FL〜62RRの
ソレノイドに供給される励磁電流Iがオフとなるので、
各4輪の減衰力可変ショックアブソーバ62FL〜62
RRの減衰力は低い所定値(ソフト)に設定される。
一方、前記ステップ[株]においてrNOJ 、っまり
F2−0の場合は、フロント側の減衰力は高められたが
、リヤ側の減衰力は未だ低い状態のままであるとして、
ステップ[相]に移行してカウンタCNTAをインクリ
メントする。次いで、ステップ■にてカウンタCNTA
=L、か否かを判断し、rNo、の場合は前記ステップ
■以降の処理を行う。一方、ステップ0にてrYEsJ
の場合は、ステップ@にてカウンタCNTA=Oにし、
ステップ@、[相]にて前記ステップ@、■と同様にフ
ラグF2を立て、後輪側の減衰力可変ショックアフソー
ハ62RL、  62RRの減衰力の高めを指令する。
この後、前記ステップ■以降の処理を行う。
演算処理装置80は以上の処理を繰り返すので、本第2
実施例では、操舵角センサ64.A/D変換器72.及
び第8図ステップ■〜■の処理が操舵角速度検出手段を
構成し、第8図ステップ■〜[相]及び駆動回路78A
〜78Dが前後ロール減衰比制御手段を構成している。
続いて、第9図を参照して全体動作を説明する。
まず、車両が直進走行の状態にあるとする。この走行状
態では、演算処理装置80は第8図のステップ■〜■の
処理を経てメインプログラムに戻るルーチンを繰り返す
ために、それまでの直進状態における4輪の減衰力低め
(ソフ) : S)の状態が保持される。
この直進状態から時刻り、で右切りを開始したとすると
、これに応して操舵角センサ64の検出信号Dθが増加
し始め、第9図(1)に示すように増加する正の操舵角
θが演算処理装置8oで算出される。これに伴って、演
算処理装置8oでは同図(2)に示すように変化する操
舵角速度θが逐次演算され、その値θが閾値θ。以上に
なるが否かが監視されている。
そして、第9図に示すように、速い操舵(急操舵)によ
って時刻t2でθ≧θ。に到達したとすると、この到達
時から第1回目の割込処理において演算処理装置80は
第8図ステップ■、■を通る処理を行う。これにより、
時刻L2にて先ずフロント側の減衰力可変ショックアブ
ソーバ62PL。
62FHの減衰力高め(ハード:H)が指令される(第
9図(3)参照)。そして、この時刻t2よりT。時間
だけ経過した時刻t3にて、演算処理装置70は今度、
第8図のステップ@、■を通る処理を行うので、これに
よりリヤ側の減衰力可変ショックアブソーバ62RL、
  62RRの減衰力高め(ハード:H)が指令される
(第9図(4)参照)。
つまり、時刻t2〜t3の10間の初期状態では第9図
(5)に示すように、フロント側の減衰力がリヤ側のそ
れよりも所定値だけ大きくなることから、その間は減衰
比C,/C,を大にすることができ、急操舵時の過渡的
な対角ロールを抑制できる。また、ステア特性もアンダ
ーステア化の方向に向かい、旋回初期の安定性も良好に
なる。
そして、時刻t、以降は、4輪の各減衰力可変ショック
アブソーバ62FL〜62RRが共に高い減衰力に設定
されて、トータルのロール剛性制御がなされるから、車
体のロールが適宜抑制され、旋回時の良好な車両姿勢が
得られる。このとき、本実施例では第9図の如く、時刻
L4以降は操舵角速度θ〈θ。の状態に戻るが、T、時
間が経過する時刻t5までハードなサスペンション状態
が保持されて、回頭終了時の揺り戻しを抑制している(
第9図ステップ[相]、@)参照)。そして、時刻L5
が経過した後は、再び第9図のステップ■〜[株]によ
って4輪共、ソフトな減衰力状態に戻される。
さらに、上記回頭が終了し、一定操舵角で旋回している
状態から、時刻t6にて今度は右旋回を止めるべく、操
舵中立方向にハンドル操作したとする。これによって第
9図(1)に示す如く変化する操舵角θが検出されるか
ら、その操舵角速度θ≦−j。となる時刻t、に再び第
8図ステップ■を通る処理がなされてフロント側の減衰
力が先にハードに設定され、この後T。時間後の時刻t
8にリヤ側の減衰力がハードに設定される。
このため、時刻t7〜t11間の切り戻し初期において
は、前述した旋回開始時と同様に、フロント側のロール
剛性分担率が後輪側のそれよりも大きくなり、対角ロー
ルが防止される。
そして、切り戻し時の一定時間T0経過後にはリヤ側も
ハードな減衰力とされ、この状態がθ〉−〇。となる時
点から一定時間T、が経過するまで適宜なロール抑制状
態が得られる(第9図t8〜tlo参照)。
ところで、上記実施例において、象、操舵の程度が比較
的急峻であって操舵角速度1jl≧6゜となる期間が短
く、これより1回の第8図ステップ■を介する割込処理
の後、直ちに1θ1〈θ。となってしまったとする。こ
の場合には、第8図ステップ■にてrYESJ且つステ
ップ0にて「NOJとなるから、フロント側を先にハー
ドな減衰力状態にした後、所定時間T0が経過すると、
ステップ[相]にてリヤ側も自動的にハードな減衰力に
設定され、4輪の高減衰力によってロールが抑制される
。このロール抑制状態は前述と同様に、フロント側をハ
ードに設定した時点からT7時間経過まで継続される。
このように急旋回に際し、前輪側の減衰力を高める時刻
を後輪側よりも早めることによって、第1実施例と同等
の作用効果を得ることができる。
なお、前記第2実施例において、車速検出信号■を読み
込み、その値が大きくなるほど前輪側の切換時間を速め
、C,>C,とする時間T0を長くすることもでき、こ
れによって第1実施例と同等の作用効果を得ることがで
きる。
さらに、本願発明における作動流体は上述した如く作動
油を用いるものに限定されることなく、例えば非圧縮性
の気体を作動流体として用いる装置であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本願発明は、操舵角速度が大きいほ
ど、前輪側ロール減衰力の後輪側ロール減衰力に対する
比を大きくする構成としたため、象、操舵時に対角ロー
ルが発生しようとしても、前輪側のロールに対する減衰
力が後輪側よりも相対的に大きいことから、過渡的なピ
ンチ成分が抑制されて、対角ロールの発生が無く、した
がって、操縦安定性が向上するとともに、運転者のロー
ルに対するフィーリングも自然なものになるいう効果が
得られる。とくに、請求項(2)記載の発明にあっては
、車速か大きいほど、ロール剛性全体も大きくなるから
、対角ロールを含めた車体ロールがより高精度に抑制さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は夫々本願発明のクレーム対応図、
第2図乃至第5図は本願発明の第1実施例を示す図であ
って、第2図は概略構成図、第3図は減衰係数と指令信
号の関係を示すグラフ、第4図はコントローラでの処理
の一例を示す概略フローチャート、第5図は操舵角速度
の変化に対する指令値の変化例を示すグラフである。第
6図乃至第9図は本願発明の第2実施例を示す図であっ
て、第6図は概略構成図、第7図はコントローラの構成
を示すブロック図、第8図はコントローラでの処理の一
例を示す概略フローチャート、第9図は制御例を示すタ
イミングチャートである。 図中の主要符号は、2FL〜2RR・・・車輪、6・・
・車体、8・・・サスペンションリンク、9・・・車両
用サスペンション、10・・・ショックアブソーバ、1
4・・・スタビライザ、20FL〜20RR・・・油圧
シリンダ、22F、22R・・・可変絞り弁、26A、
26B・・・油圧配管、36・・・コントローラ、38
・・・操舵角センサ、40・・・車速センサ、52FL
〜52RR・・・車輪、54・・・ロール減衰力制御装
置、56FL〜56RR・・・サスペンション、62F
L〜62RR・・・減衰力可変ショックアブソーバ、6
4・・・操舵角センサ、68・・・コントローラ、であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のロール角速度に比例した減衰力を発生させ
    且つ当該減衰力を変更可能な減衰力発生機構を、前輪及
    び後輪と車体との間に個別に設置した車両用ロール減衰
    力制御装置において、 操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段と、この操舵
    角速度検出手段の検出値が大きくなるにつれて前輪の後
    輪に対する減衰力の比が大きくなるように前記減衰力発
    生機構の夫々を制御する前後ロール減衰力制御手段とを
    備えたことを特徴する車両用ロール減衰力制御装置。
  2. (2)車体のロール角速度に比例した減衰力を発生させ
    且つ当該減衰力を変更可能な減衰力発生機構を、前輪及
    び後輪と車体との間に個別に設置した車両用ロール減衰
    力制御装置において、 車速を検出する車速検出手段と、操舵角速度を検出する
    操舵角速度検出手段と、前記車速検出手段の検出値が大
    きくなるにつれて前後輪の減衰力を高めるとともに、前
    記操舵角速度検出手段の検出値が大きくなるにつれて前
    輪の後輪に対する減衰力の比が大きくなるように前記減
    衰力発生機構の夫々を制御する前後ロール減衰力制御手
    段とを備えたことを特徴する車両用ロール減衰力制御装
    置。
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