JPH0446923Y2 - - Google Patents

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JPH0446923Y2
JPH0446923Y2 JP14483487U JP14483487U JPH0446923Y2 JP H0446923 Y2 JPH0446923 Y2 JP H0446923Y2 JP 14483487 U JP14483487 U JP 14483487U JP 14483487 U JP14483487 U JP 14483487U JP H0446923 Y2 JPH0446923 Y2 JP H0446923Y2
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ethylene
decorative
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車その他ゴムタイヤを用いる車
輌のスペアタイヤの包装袋、一般住宅や、商店展
示場で用いるキヤスタ付家具、展示台などのキヤ
スター覆用沓などのゴム製品と直接接触する包装
用の装飾シートに関する。 (従来技術及び問題点) 従来軟質ポリ塩化ビニールシート、若しくはレ
ザーは着色が鮮明なこと、耐久性、耐水性に優れ
ていることなど長所を有するため椅子や、カバ
ン、自動車用内装材、その他壁内装材として広く
使用されており、その長所を利用して自動車用ス
ペアタイヤのカバーや、家具や展示装置に取付け
られているキヤスターの沓(カバー)として使用
しインテリヤ乃至エクステリヤ効果を上げてい
る。 ところが前記の軟質ポリ塩化ビニルシート若し
くはレザーは前述のように優れた利点を有する反
面、スペヤタイヤカバーや、キヤスター沓のよう
に裏面からゴム製品と接しているような装飾シー
トにおいては、裏面からの汚れが表面の表化粧層
を構成しているポリ塩化ビニル層の表面を黒乃至
茶褐色に汚染し、見苦しく装飾的効果を著しく減
殺しているが、このようなゴム製品による汚染を
起こさないゴム製品被覆用のシートはこの出願時
点においては市場に見当らない。 従つて従来はこの汚染が目立たない明度の低い
鼠色、黒暗赤色、黒など限定された色調のものし
かなく、色、柄などの選択の幅が狭いものであつ
た。 この汚染の原因はゴム製品中に添加されている
老化防止剤によるものであり、その老化防止剤の
主なものは、アミン及びその誘導体で第一級アミ
ン、第二級アミン、アミン−アルデヒド反応物、
アミン−ケトン反応物、アミンフエノール反応物
等があるが、これら老化防止剤がゴム製品と接触
するポリ塩化ビニルシート若しくはレザーの裏面
から移行し、さらに表面にまで浸透する。ところ
で老化防止剤は、大気中で黒乃至焦げ茶に変色す
る性質が有る。従つて前記軟質塩化ビニルシート
若しくはレザー製タイヤカバーの表面が変色汚染
されることが知られている。 従来、軟質ポリ塩化ビニルシート若しくはレザ
ーの裏側にウレタンスポンジとアルミ箔を貼り老
化防止剤の移行を防止したり、軟質塩化ビニルレ
ザーを使用せず着色した不織布を使用したり又黒
い色の軟質ポリ塩化ビニルレザーを使うなどし
て、その対策としていた。しかしコストが高くな
つたり、或は色や装飾が自由にならないなど問題
があつた。 他方、エチレン−ビニルアルコール共重合体フ
イルムは前記老化防止剤の浸透防止効果が出願人
会社内で非公開実験したところ優れていることを
知見したが、このフイルムが水に漏れたときには
その効果が著しく減殺することが判り、そのまゝ
では使用できないことも判つた。 (解決しようとする問題点) この考案は上記のゴム製品を被覆したとして
も、これに含まれるゴムの老化防止剤が表面にま
で浸透せず、特に水分の多い状態で使用したとし
ても老化防止剤が浸透せず、表化粧層の装飾面が
汚染されないようにすることであり、かゝる点を
満足したゴム製品被覆用の装飾シートを市場に提
供することをその目的とする。 (問題点を解決するための技術手段) この考案は表化粧層が軟質ポリ塩化ビニル層、
中間層がエチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリビニルアルコールのうちの一種の合成樹脂
層、裏面が軟質ポリ塩化ビニル層として積層して
一体化してあることを特徴とするゴム製品被覆用
装飾シートである。 (使用方法) 上記の通り構成しているこの考案のものを使用
するには表化粧層を表面としてこれと反対の裏面
がゴム製品と接触するように使用する。 例えばスペアタイヤのカバー又はキヤスターの
沓として使用する時は外側を表化粧層として使用
する。 (効果) 叙上のように構成し使用するこの考案のものに
おいては、耐水保護層としての裏面は直接若しく
は裏貼基布を介してゴム製品と接触しゴム製品中
の前記老化防止剤では汚染されるが中間層のエチ
レン−ビニルアルコール共重合体などには前述の
老化防止剤は浸透しないため、表化粧層は全く老
化防止剤によつて汚染されず、長期間鮮明な色彩
と明度とを保持する。 また前述のポリビニルアルコール又はエチレン
−ビニルアルコール樹脂層などがゴム老化防止剤
に起因する前記変色による汚染を防止するメカニ
ズムは明らかではないが、ポリビニルアルコール
又は前記共重合体の構成材のうちのビニルアルコ
ールは水、水蒸気は浸透し易い反面、有機溶剤、
有機化合物(例えばアミン)などやガスの遮断性
に優れている。 またゴム製品若しくはこの考案のシートが雨水
や、掃除水によつて濡れた状態になつたとして
も、シートの表裏両面層は水遮断性に優れたポリ
塩化ビニル層によつて覆われているから、中間の
前記共重合体などが、多水分雰囲気に曝されるこ
とはない。 よつて、自動車のスペアタイヤのカバー、キヤ
スターの沓など仮に水に濡れたとしても表裏面と
もに軟質ポリ塩化ビニル層で被覆されているた
め、水分はこの層で阻止され、裏面のポリ塩化ビ
ニル層を貫通して、これと中間層との境界面にま
で達した老化防止剤があつたとしても、この中間
層には水分が供給されないため、前記老化防止剤
はこの中間層を貫通することなく完全に阻止され
このシートの表層をなす表化粧層の軟質ポリ塩化
ビニル層はゴム老化防止剤によつて汚染されるこ
となく、長期の使用に耐え、前記の例示のゴム製
品の外、車両内装ゴム成形品表面被覆材など、従
来殺風景なゴム製品の表面被覆材として幅広く利
用できる。 (実施例) 今この考案を代表的な実施例に基づいて説明す
る。 実施例1 (第1図参照) 10は表化粧層であり、厚さ0.2mm乃至2mmの
軟質ポリ塩化ビニル層よりなり、中間層11は厚
さ4μ乃至20μ(ミクロン)のエチレン−ビニルア
ルコール共重合体層11であり、更に裏面の軟質
ポリ塩化ビニル層12を厚さ0.1mm乃至0.2mmで形
成し、場合によつては平織布又はメリヤス地など
の裏貼基布13が張り合わせて、一体に形成され
ている。 これらシートの製造方法の一例を示せば、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体層11のフイル
ムの一面に30g/m2位接着剤(東洋モートン株式
会社製AD527)14をコートし、この上に印刷
模様など施された厚さ0.2mmの表化粧層用の軟質
ポリ塩化ビニルフイルム10を張り合わせ、100
℃の加熱ロールを通した後、表面温度50℃以下の
挾持ロールによりこれらを挾持密着させる。 次に、エチレン−ビニルアルコール共重合体フ
イルム11の裏面に同様の方法により同じ材質の
接着材15をコートし、無地の軟質ポリ塩化ビニ
ルフイルム12を張り合わせる。更に、裏貼基布
13に約15g/m2接着剤(鐘淵化学工業株式会社
製・カラビツク、L−H)17を塗布直後、前記
張り合わせシートの裏面を重ね合わせ、130℃に
加熱された加熱ドラム周面上に裏貼基布13より
圧接させて、前記接着剤を乾燥させると共にシー
ト全体の樹脂を加熱し、この加熱ドラムより離反
したシートを更に赤外線ヒータにより表層側より
加熱して、少なくとも軟質ポリ塩化ビニル層10
を軟化させ、軟質ポリ塩化ビニル層10の表面に
絞ロールを、裏貼基布13側にバツクアツプロー
ルを当てて挟圧してシート表面に適宜の絞模様1
6を有した製品とする。 実施例1の使用方法 叙上のように構成している実施例1のものを使
用するには裏貼基布13がゴム製品に接するよう
に使用する。 実施例1の効果 この考案の効果を奏することは勿論、その他、
裏面に裏貼基布13が貼付してあるため、裏側の
軟質ポリ塩化ビニル樹脂層12にも殆ど直接ゴム
製品は接触しないため、老化防止剤の浸透がより
少なく、表面への汚染は絶無である。 実施例2 (第2図参照) 実施例1の表化粧層10及と裏面の軟質ポリ塩
化ビニル層12を発泡層としたもので、その他は
実施例1と何ら変わるところがなく、同一符号の
ところは同一の構成部分であり、同一の作用及び
効果を奏する。 尚発泡層は、表化粧層10と裏面の軟質ポリ塩
化ビニル層12のうちの一方であつてもよい。 前述の実施例1及び2におけるエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体11は、先ずエチレンと酢
酸ビニルの共重合体にし、後その酢酸基をアルコ
ール基をアルコール基に置換する製造法を採用す
るため、完全なエチレン−ビニルアルコール共重
合体とならず一部に酢酸基が残留し、恰もエチレ
ン−ビニルアルコール−酢酸ビニル三元共重合体
のような状態の樹脂の場合であつても、この明細
書においてはエチレン−ビニルアルコール共重合
体の範囲内に入るものとする。 実施例 3 実施例1の中間層11がエチレン−ビニルアル
コール共重合体の代わりにポリビニルアルコール
としたもので、他は実施例1と同一の構成とした
ものである。 使用方法は実施例1と同じである。 実施例3の効果 この実施例においても、中間層11のポリビニ
ルアルコールはこれが単層では前述のゴムの老化
防止剤は乾燥状態においては透過しないが、ポリ
ビニルアルコールは親水性であり、水に濡れると
膨潤し、他方老化防止剤も水に溶け、前述の水に
膨潤したポリビニルアルコールに浸透してこれを
貫通するおそれがあるが裏面も軟質ポリ塩化ビニ
ルの耐水保護層で被膜されて水分を遮断している
から、この実施例3においても実施例1と同じ効
果を奏する。 実験例 次に本件考案の代表例たる実施例1と従来品と
の比較試験の結果を次に説明する。 (1) 試験方法 被試験レザーをサンシヤインウエザーメーター
にセツトする為、実施例1の装飾シートの一種で
あるレザー6.5×16cmの大きさにカツトし、未使
用のバイクタイヤを4×6cmの大きさにカツトし
て、このレザーの基材側(裏側)に乗せ、更にそ
の上に6.5×16cmの大きさにカツトしたステンレ
ス金網を乗せ、タイヤを包み挟む状態でレザーと
金網を針と糸で縫い合わせる。このサンプルのレ
ザー表面側に83℃サンシヤインウエザーメーター
にて300時間紫外線照射する(第3図参照)。 条件シヤワー当てなし、条件シヤワー当て
あり後に取り出し、乾いた布で表面をふきとりレ
ザー表面の汚染の状態を目視にて判定した。 (2) サンプル 本件考案品 No.1 実施例1に示した構造及び材質と同一のも
のであつてエチレン−ビニルアルコール共重合
体である中間層11の厚さ15μのもの No.2 No.1の構造中の裏面の耐水保護層の軟質ポ
リ塩化ビニル層12を除いたもの 対照品(従来品) No.3 No.1の構造中のエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体の中間層11及び接着剤層14及び
15を除いたもの (3) 判定基準 1級……タイヤ跡が著しく黒く残つた状態 2級……タイヤ跡がかなり目立つ状態 3級……タイヤ跡が容易に識別できる状態 4級……汚染がわずかに識別できる状態 5級……汚染が全くない状態 (4) 試験結果 【表】
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係わるもので、第1図は実施例
1の拡大縦断面図、第2図は実施例2の拡大縦断
面図、第3図は実験例に用いたテストピースとゴ
ム製品の状態を示す縦断側面図である。 図中、符号、10……表化粧層(軟質ポリ塩化
ビニル層)、11……中間層(エチレン−ビニル
アルコール共重合体)、12……軟質ポリ塩化ビ
ニル層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表化粧層が軟質ポリ塩化ビニル層、中間層が
    エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビ
    ニルアルコールのうちの一種の合成樹脂層、裏
    面が軟質ポリ塩化ビニル層として積層して一体
    化してあることを特徴とするゴム製品被覆用装
    飾シート。 2 前記装飾シートは、縫製可能なものであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のゴム製品被覆用装飾シート。 3 前記各層の一体化とは接着剤による接着であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のゴム製品被覆用装飾シート。
JP14483487U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH0446923Y2 (ja)

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