JPH0447762B2 - - Google Patents
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- JPH0447762B2 JPH0447762B2 JP58232498A JP23249883A JPH0447762B2 JP H0447762 B2 JPH0447762 B2 JP H0447762B2 JP 58232498 A JP58232498 A JP 58232498A JP 23249883 A JP23249883 A JP 23249883A JP H0447762 B2 JPH0447762 B2 JP H0447762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strain
- layer
- thin film
- sensitive
- resistance
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D48/00—Individual devices not covered by groups H10D1/00 - H10D44/00
- H10D48/50—Devices controlled by mechanical forces, e.g. pressure
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は、たとえば構造物などに発生した歪
を電気信号に変換して取出す形式の歪センサの構
造に関する。
を電気信号に変換して取出す形式の歪センサの構
造に関する。
先行技術の説明
従来より、たとえば構造物などに生じた歪を検
出する手段として、歪ゲージが広範に使用されて
いる。第1図は、従来の歪ゲージの一使用例を示
す略図的断面図である。歪ゲージ1は、たとえば
ポリエステルなどからなるプラスチツク基板2上
に、たとえば金属箔やフイラメント状の金属細線
からなる感歪抵抗体3を固定した構造を有し、プ
ラスチツク基板2を介して伝達された歪により金
属箔などの感歪抵抗体3の電気抵抗が変化するこ
とを利用して歪を電気信号として検出するもので
ある。第1図に示した構造では、歪ゲージ1は、
検出対象部材4上に接着剤5により接着・固定さ
れており、したがつて検出対象物4において発生
した歪は接着剤5、プラスチツク基板2を介して
感歪抵抗体3に伝達される。感歪抵抗体3が歪む
ことにより、その電気抵抗値は変化し、これがリ
ード線6a,6bにより取出されるように構成さ
れている。
出する手段として、歪ゲージが広範に使用されて
いる。第1図は、従来の歪ゲージの一使用例を示
す略図的断面図である。歪ゲージ1は、たとえば
ポリエステルなどからなるプラスチツク基板2上
に、たとえば金属箔やフイラメント状の金属細線
からなる感歪抵抗体3を固定した構造を有し、プ
ラスチツク基板2を介して伝達された歪により金
属箔などの感歪抵抗体3の電気抵抗が変化するこ
とを利用して歪を電気信号として検出するもので
ある。第1図に示した構造では、歪ゲージ1は、
検出対象部材4上に接着剤5により接着・固定さ
れており、したがつて検出対象物4において発生
した歪は接着剤5、プラスチツク基板2を介して
感歪抵抗体3に伝達される。感歪抵抗体3が歪む
ことにより、その電気抵抗値は変化し、これがリ
ード線6a,6bにより取出されるように構成さ
れている。
ところで、上述のように従来の歪ゲージ1は、
接着剤5を用いて検出対象物4に接着されて使用
されるものであるため、検出対象物4が頻繁に
振動を繰返すものである場合、あるいは外部か
ら振動・衝撃などが加わつた場合、接着剤5が劣
化し、接着力の低下により歪ゲージ1が検出対象
物4から剥離するという問題があつた。また、80
℃以上の高温の環境の下で使用した場合には、接
着剤5が軟化するため、検出対象物4に歪が発生
したとしても正確にその歪を検出し得ないという
欠点があつた。
接着剤5を用いて検出対象物4に接着されて使用
されるものであるため、検出対象物4が頻繁に
振動を繰返すものである場合、あるいは外部か
ら振動・衝撃などが加わつた場合、接着剤5が劣
化し、接着力の低下により歪ゲージ1が検出対象
物4から剥離するという問題があつた。また、80
℃以上の高温の環境の下で使用した場合には、接
着剤5が軟化するため、検出対象物4に歪が発生
したとしても正確にその歪を検出し得ないという
欠点があつた。
また、従来の歪ゲージ1では、接着剤5により
検出対象物4に接着固定するものであるため、正
確な歪検出を行なうには接着剤5を均一にむらな
く塗布することが必要であるが、この作業にはか
なりの熟練を要するという問題もあつた。
検出対象物4に接着固定するものであるため、正
確な歪検出を行なうには接着剤5を均一にむらな
く塗布することが必要であるが、この作業にはか
なりの熟練を要するという問題もあつた。
発明の目的
この発明の目的は、上述の諸問題に鑑み、外部
からの振動や衝撃が繰返し加えられも感歪部は剥
離を生ずることがなく、また80℃以上の高温下で
使用しても繰返し使用することができるととも
に、良好な歪−電気抵抗変換作用を示し、信頼性
に優れた歪検出を行なうことが可能な歪センサを
提供することにある。
からの振動や衝撃が繰返し加えられも感歪部は剥
離を生ずることがなく、また80℃以上の高温下で
使用しても繰返し使用することができるととも
に、良好な歪−電気抵抗変換作用を示し、信頼性
に優れた歪検出を行なうことが可能な歪センサを
提供することにある。
発明の構成
この発明に従つた歪センサは、受歪構造部材
と、感歪抵抗層と、複数個の電極層とを備える。
受歪構造部材は、加えられる力に応じて歪を発生
する。感歪抵抗層は、受歪構造部材の上に直接、
蒸着形成され、かつ歪に従つてその電気抵抗が変
化する。電極層は感歪抵抗層の上に形成されてい
る。感歪抵抗層は、第1の半導体層と第2の半導
体層とを含む。第1の半導体層は受歪構造部材側
に形成され、第1の電気抵抗を有する。第2の半
導体層は電極層側に形成され、第1の電気抵抗よ
りも低い第2の電気抵抗を有し、第1の半導体層
と同一の半導体成分を含む。電極層間において少
なくとも受歪構造部材を通る経路の電気抵抗が、
電極層間において第2の半導体層のみを通る経路
の電気抵抗の102倍以上である。
と、感歪抵抗層と、複数個の電極層とを備える。
受歪構造部材は、加えられる力に応じて歪を発生
する。感歪抵抗層は、受歪構造部材の上に直接、
蒸着形成され、かつ歪に従つてその電気抵抗が変
化する。電極層は感歪抵抗層の上に形成されてい
る。感歪抵抗層は、第1の半導体層と第2の半導
体層とを含む。第1の半導体層は受歪構造部材側
に形成され、第1の電気抵抗を有する。第2の半
導体層は電極層側に形成され、第1の電気抵抗よ
りも低い第2の電気抵抗を有し、第1の半導体層
と同一の半導体成分を含む。電極層間において少
なくとも受歪構造部材を通る経路の電気抵抗が、
電極層間において第2の半導体層のみを通る経路
の電気抵抗の102倍以上である。
この発明のその他の特徴は、以下の実施例の説
明により明らかとなろう。
明により明らかとなろう。
実施例の説明
第2図は、この発明の第1の実施例を説明する
ための略図的正面断面図である。この実施例は、
検出対象物14の歪を測定するものであるが、こ
こでは検出対象物14自身が受歪構造部材とな
る。すなわち、受歪構造部材としての検出対象物
14上に、直接感歪抵抗薄膜層17が、たとえば
化学蒸着および物理蒸着などの蒸着法その他の薄
膜形成手段により密着形成されている。感歪抵抗
薄膜層17は、2層のシリコン薄膜抵抗層18,
19から構成されており、第2のシリコン薄膜抵
抗層19上にはリード線16a,16bを接続す
るための取出電極21a,21bが形成されてい
る。なお、22は防湿のための樹脂層を示す。
ための略図的正面断面図である。この実施例は、
検出対象物14の歪を測定するものであるが、こ
こでは検出対象物14自身が受歪構造部材とな
る。すなわち、受歪構造部材としての検出対象物
14上に、直接感歪抵抗薄膜層17が、たとえば
化学蒸着および物理蒸着などの蒸着法その他の薄
膜形成手段により密着形成されている。感歪抵抗
薄膜層17は、2層のシリコン薄膜抵抗層18,
19から構成されており、第2のシリコン薄膜抵
抗層19上にはリード線16a,16bを接続す
るための取出電極21a,21bが形成されてい
る。なお、22は防湿のための樹脂層を示す。
第1のシリコン抵抗薄膜層18は、第2のシリ
コン抵抗薄膜層19に比べて相対的に高い電気抵
抗を有するように構成されている。すなわち、第
1のシリコン抵抗薄膜層18が、感歪抵抗薄膜層
17の第1の領域を構成し、他方、第2のシリコ
ン抵抗薄膜層19が第2の領域を構成している。
コン抵抗薄膜層19に比べて相対的に高い電気抵
抗を有するように構成されている。すなわち、第
1のシリコン抵抗薄膜層18が、感歪抵抗薄膜層
17の第1の領域を構成し、他方、第2のシリコ
ン抵抗薄膜層19が第2の領域を構成している。
さらに、電極21a,21b間において、第2
のシリコン抵抗薄膜層19、第1のシリコン抵抗
薄膜層18、受歪構造部材としての検出対象部材
14、第1のシリコン抵抗薄膜層18および第2
のシリコン抵抗薄膜層19を順次通る経路の電気
抵抗が、第2のシリコン抵抗薄膜層19を介した
電極21a,21b間の電気抵抗の102倍以上と
されている。したがつて、いま検出対象物を兼ね
る受歪構造部材14に歪が発生したとき感歪抵抗
薄膜層17も同様に歪むが、検出対象部材14が
導電性であつても、感歪抵抗薄膜層17が上述の
ように構成されているため、感歪抵抗薄膜層17
の第2のシリコン抵抗薄膜層19における歪に基
づく電気抵抗の変化を正確にリード線16a,1
6bにより取出すことができる。これを、第2図
に示した実施例の等価回路図を示す第3図に則し
てより具体的に説明する。なお第3図では、電極
21a,21bおよび検出対象物14の抵抗は0
と近似してある。第3図において、AおよびB
は、それぞれリード線16a,16bを示し、
R1は、第2図の電極21a−第2のシリコン抵
抗薄膜層19−電極21b間の電気抵抗を示し、
R2は電極21a−第2のシリコン抵抗薄膜層1
9−第1のシリコン抵抗薄膜層18−受歪構造部
材としての検出対象物14間の抵抗を示し、R3
は電極21b−第2のシリコン抵抗薄膜層19−
第1のシリコン抵抗薄膜層18−検出対象物14
間の抵抗を示す。感歪抵抗薄膜層17が上述のよ
うに構成されているため、第3図の回路図におい
て、R1,R2,R3の抵抗値の関係は、R2≫R1,R3
≫R1となる。
のシリコン抵抗薄膜層19、第1のシリコン抵抗
薄膜層18、受歪構造部材としての検出対象部材
14、第1のシリコン抵抗薄膜層18および第2
のシリコン抵抗薄膜層19を順次通る経路の電気
抵抗が、第2のシリコン抵抗薄膜層19を介した
電極21a,21b間の電気抵抗の102倍以上と
されている。したがつて、いま検出対象物を兼ね
る受歪構造部材14に歪が発生したとき感歪抵抗
薄膜層17も同様に歪むが、検出対象部材14が
導電性であつても、感歪抵抗薄膜層17が上述の
ように構成されているため、感歪抵抗薄膜層17
の第2のシリコン抵抗薄膜層19における歪に基
づく電気抵抗の変化を正確にリード線16a,1
6bにより取出すことができる。これを、第2図
に示した実施例の等価回路図を示す第3図に則し
てより具体的に説明する。なお第3図では、電極
21a,21bおよび検出対象物14の抵抗は0
と近似してある。第3図において、AおよびB
は、それぞれリード線16a,16bを示し、
R1は、第2図の電極21a−第2のシリコン抵
抗薄膜層19−電極21b間の電気抵抗を示し、
R2は電極21a−第2のシリコン抵抗薄膜層1
9−第1のシリコン抵抗薄膜層18−受歪構造部
材としての検出対象物14間の抵抗を示し、R3
は電極21b−第2のシリコン抵抗薄膜層19−
第1のシリコン抵抗薄膜層18−検出対象物14
間の抵抗を示す。感歪抵抗薄膜層17が上述のよ
うに構成されているため、第3図の回路図におい
て、R1,R2,R3の抵抗値の関係は、R2≫R1,R3
≫R1となる。
したがつて、感歪抵抗薄膜層17の第2のシリ
コン抵抗薄膜層19を介した電極21a,21b
間の電気抵抗は、検出対象物14から確実に絶縁
され、良好な歪−電気抵抗変換作用を示し、信頼
性に優れた歪検出を行なうことが可能である。
コン抵抗薄膜層19を介した電極21a,21b
間の電気抵抗は、検出対象物14から確実に絶縁
され、良好な歪−電気抵抗変換作用を示し、信頼
性に優れた歪検出を行なうことが可能である。
なお、本願発明者達の実験によれば、上述のよ
うな絶縁作用を十分に発揮させるためには、第1
のシリコン抵抗薄膜層18の電気抵抗率は1×
104Ωcm以上とすることが好ましいことがわかつ
ている。また、感歪抵抗薄膜層17の歪−電気抵
抗変化に良好な感度を与え、かつ第2のシリコン
抵抗薄膜層19から電気出力信号を外部に取出す
場合に抵抗値を低くし、S/N比を向上させ、よ
り精度の優れた検出を行なうには、第2のシリコ
ン抵抗薄膜層19の電気抵抗率を1×102Ωcm以
下とすることが望ましいことがわかつている。
うな絶縁作用を十分に発揮させるためには、第1
のシリコン抵抗薄膜層18の電気抵抗率は1×
104Ωcm以上とすることが好ましいことがわかつ
ている。また、感歪抵抗薄膜層17の歪−電気抵
抗変化に良好な感度を与え、かつ第2のシリコン
抵抗薄膜層19から電気出力信号を外部に取出す
場合に抵抗値を低くし、S/N比を向上させ、よ
り精度の優れた検出を行なうには、第2のシリコ
ン抵抗薄膜層19の電気抵抗率を1×102Ωcm以
下とすることが望ましいことがわかつている。
上述のように、第2図に示した実施例では、受
歪構造部材が検出対象部材14を兼ねているもの
であり、この検出対象部材14上に、感歪抵抗薄
膜層17および電極21a,21bが直接形成さ
れるため、従来のように接着剤を用いずに歪セン
サを構成することができ、したがつて接着剤層の
存在に基づく種々の問題をすべて解消し得ること
がわかる。すなわち接着剤層の剥離あるいは接着
剤層の軟化に伴なう検出精度の低下等を効果的に
解消できる。
歪構造部材が検出対象部材14を兼ねているもの
であり、この検出対象部材14上に、感歪抵抗薄
膜層17および電極21a,21bが直接形成さ
れるため、従来のように接着剤を用いずに歪セン
サを構成することができ、したがつて接着剤層の
存在に基づく種々の問題をすべて解消し得ること
がわかる。すなわち接着剤層の剥離あるいは接着
剤層の軟化に伴なう検出精度の低下等を効果的に
解消できる。
なお、第2図に示した実施例では感歪抵抗薄膜
層17は2層のシリコン抵抗薄膜層18,19に
より構成されており、したがつて検出対象物とし
ての受歪構造部材14上に形成するに際し、同一
の設備で同一主成分の材料を用いて連続的に成膜
することができる。混入すべき不純物の濃度を変
えることにより、容易に電気抵抗の異なる2個の
領域を形成し得るからである。また、薄膜形成技
術により形成するものであるため、膜質も均一で
あり、したがつて検出精度をより一層高めること
ができ、さらにはコストの低減にも大きく寄与す
る。
層17は2層のシリコン抵抗薄膜層18,19に
より構成されており、したがつて検出対象物とし
ての受歪構造部材14上に形成するに際し、同一
の設備で同一主成分の材料を用いて連続的に成膜
することができる。混入すべき不純物の濃度を変
えることにより、容易に電気抵抗の異なる2個の
領域を形成し得るからである。また、薄膜形成技
術により形成するものであるため、膜質も均一で
あり、したがつて検出精度をより一層高めること
ができ、さらにはコストの低減にも大きく寄与す
る。
なお、感歪抵抗薄膜層17を構成する材料は、
上記したアモルフアスシリコンに限らず、ゲルマ
ニウム炭素(ダイヤモンド)、ガリウム−ヒ素、
ガリウム、燐など様々な材料を用いることができ
る。また、感歪抵抗薄膜層17を構成する2個の
電気抵抗の異なる領域は、別々に形成してもよ
く、さらに3層以上の多層薄膜により構成しても
よいことは言うまでもない。また、受歪構造部材
としての検出対象物14は、金属等の導電性材料
でなくともよく、すなわち絶縁材よりなるもので
もよい。
上記したアモルフアスシリコンに限らず、ゲルマ
ニウム炭素(ダイヤモンド)、ガリウム−ヒ素、
ガリウム、燐など様々な材料を用いることができ
る。また、感歪抵抗薄膜層17を構成する2個の
電気抵抗の異なる領域は、別々に形成してもよ
く、さらに3層以上の多層薄膜により構成しても
よいことは言うまでもない。また、受歪構造部材
としての検出対象物14は、金属等の導電性材料
でなくともよく、すなわち絶縁材よりなるもので
もよい。
第4図は、第2図に示した実施例を応用した圧
力センサを示す縦断面図である。圧力センサ31
は、圧力を検出すべき流体が取込まれる導入孔3
2を有する円筒部材33と、円筒部材33が螺着
された本体34とを備え、本体34には、流体の
圧力により歪み得る受歪構造部材35が設けられ
ている。この受歪構造部材35上に上述した第1
のシリコン抵抗薄膜層18、第2のシリコン抵抗
薄膜層19および電極21a,21bが直接形成
されている。電極21a,21bの上方には合成
樹脂からなる防湿層22が形成されており、防湿
層22から上方に引出されたリード線16a,1
6bは、支持体36の内面に固定された円板37
の開口38、樹脂モールド層39、キヤツプ40
の開口41を介して、圧力センサ31外へ引出さ
れている。したがつて、リード線16a,16b
に外力が加わつたとしても、樹脂モールド層39
において固定されているため、この外力は樹脂モ
ールド層39で受止められ、歪センサ部分には伝
達されない。
力センサを示す縦断面図である。圧力センサ31
は、圧力を検出すべき流体が取込まれる導入孔3
2を有する円筒部材33と、円筒部材33が螺着
された本体34とを備え、本体34には、流体の
圧力により歪み得る受歪構造部材35が設けられ
ている。この受歪構造部材35上に上述した第1
のシリコン抵抗薄膜層18、第2のシリコン抵抗
薄膜層19および電極21a,21bが直接形成
されている。電極21a,21bの上方には合成
樹脂からなる防湿層22が形成されており、防湿
層22から上方に引出されたリード線16a,1
6bは、支持体36の内面に固定された円板37
の開口38、樹脂モールド層39、キヤツプ40
の開口41を介して、圧力センサ31外へ引出さ
れている。したがつて、リード線16a,16b
に外力が加わつたとしても、樹脂モールド層39
において固定されているため、この外力は樹脂モ
ールド層39で受止められ、歪センサ部分には伝
達されない。
第4図に示した圧力センサ31では、流体の圧
力が、受歪構造部材35を介して第2のシリコン
抵抗薄膜層19に伝達された歪に基づきリード線
16a,16bより電気抵抗の変化として検出さ
れる。このように、第2図に示した実施例は、圧
力センサ31のように専用のセンサとして構成し
た場合特に有利である。受歪構造部材35上に予
め蒸着等の薄膜形成手段により感歪抵抗薄膜層を
形成し得るからである。
力が、受歪構造部材35を介して第2のシリコン
抵抗薄膜層19に伝達された歪に基づきリード線
16a,16bより電気抵抗の変化として検出さ
れる。このように、第2図に示した実施例は、圧
力センサ31のように専用のセンサとして構成し
た場合特に有利である。受歪構造部材35上に予
め蒸着等の薄膜形成手段により感歪抵抗薄膜層を
形成し得るからである。
なお、第2図に示した実施例では、複数の電極
として2個の電極21a,21bを設けていた
が、これに限らず、3個以上の任意の電極を形成
してもよい。たとえば第5図に略図的回路図で示
すように、4個の電極を形成し、ブリツジを形成
してもよい。第5図において、61,62,6
3,64は感歪抵抗薄膜層の第2の領域を、Eお
よびRは外部電源および外部抵抗を示す。
として2個の電極21a,21bを設けていた
が、これに限らず、3個以上の任意の電極を形成
してもよい。たとえば第5図に略図的回路図で示
すように、4個の電極を形成し、ブリツジを形成
してもよい。第5図において、61,62,6
3,64は感歪抵抗薄膜層の第2の領域を、Eお
よびRは外部電源および外部抵抗を示す。
発明の効果
以上のように、この発明によれば、歪を発生す
る受歪構造部材の上に感歪抵抗層が直接、蒸着形
成されているので、従来、問題となつていた接着
剤層を省略することができる。したがつて、外部
からの振動や衝撃が繰返し加えられても感歪抵抗
層は受歪構造部材から剥離することがなく、また
80℃以上の高温度下で使用しても繰返し使用する
ことができ、信頼性に優れた歪センサを得ること
ができる。
る受歪構造部材の上に感歪抵抗層が直接、蒸着形
成されているので、従来、問題となつていた接着
剤層を省略することができる。したがつて、外部
からの振動や衝撃が繰返し加えられても感歪抵抗
層は受歪構造部材から剥離することがなく、また
80℃以上の高温度下で使用しても繰返し使用する
ことができ、信頼性に優れた歪センサを得ること
ができる。
また、感歪抵抗層は第1と第2の半導体層を含
み、受歪構造部材側に形成された第1の半導体層
の電気抵抗が、電極層側に形成された第2の半導
体層よりも高くなつている。そのため、受歪構造
部材が導電性を示す場合において、受歪構造部材
と感歪抵抗体となる領域との間に電気抵抗率の極
めて高い絶縁層を形成しなくても、電極層間にお
いて第2の半導体層のみを通る経路が受歪構造部
材から確実に絶縁され得る。その結果、感歪抵抗
体となる第2の半導体層が良好な歪−電気抵抗変
換作用を示し、信頼性に優れた歪検出を行なうこ
とが可能になる。
み、受歪構造部材側に形成された第1の半導体層
の電気抵抗が、電極層側に形成された第2の半導
体層よりも高くなつている。そのため、受歪構造
部材が導電性を示す場合において、受歪構造部材
と感歪抵抗体となる領域との間に電気抵抗率の極
めて高い絶縁層を形成しなくても、電極層間にお
いて第2の半導体層のみを通る経路が受歪構造部
材から確実に絶縁され得る。その結果、感歪抵抗
体となる第2の半導体層が良好な歪−電気抵抗変
換作用を示し、信頼性に優れた歪検出を行なうこ
とが可能になる。
さらに、感歪抵抗層を構成する2種類の半導体
層は同一の半導体成分を含んでいる。そのため、
この2種類の半導体層は同一の設備で同一主成分
の材料を用いて連続的に形成され得る。半導体層
に混入すべき不純物の濃度を変えることにより、
容易に電気抵抗の異なる2種類の半導体層を形成
することができる。また、これらの半導体層は蒸
着形成されるので、その膜質も均一である。した
がつて、歪センサの検出精度をより一層高めるこ
とができ、さらには生産コストの低減にも大きく
寄与することができる。
層は同一の半導体成分を含んでいる。そのため、
この2種類の半導体層は同一の設備で同一主成分
の材料を用いて連続的に形成され得る。半導体層
に混入すべき不純物の濃度を変えることにより、
容易に電気抵抗の異なる2種類の半導体層を形成
することができる。また、これらの半導体層は蒸
着形成されるので、その膜質も均一である。した
がつて、歪センサの検出精度をより一層高めるこ
とができ、さらには生産コストの低減にも大きく
寄与することができる。
第1図は、従来の歪ゲージの一使用例を示す略
図的断面図である。第2図は、この発明の一実施
例を示す略図的断面図である。第3図は、第2図
に示した実施例の等価回路図である。第4図は、
第2図に示した実施例を応用した圧力センサの具
体的構造を示す縦断面図である。第5図は、この
発明のさらに他の実施例の等価回路図である。 図において、14,35,51は受歪構造部
材、17は感歪抵抗薄膜層、18は第1の領域と
しての第1の半導体抵抗薄膜層、19,61,6
2,63,64は第2の領域としての第2の半導
体抵抗薄膜層、21a,21bは電極を示す。
図的断面図である。第2図は、この発明の一実施
例を示す略図的断面図である。第3図は、第2図
に示した実施例の等価回路図である。第4図は、
第2図に示した実施例を応用した圧力センサの具
体的構造を示す縦断面図である。第5図は、この
発明のさらに他の実施例の等価回路図である。 図において、14,35,51は受歪構造部
材、17は感歪抵抗薄膜層、18は第1の領域と
しての第1の半導体抵抗薄膜層、19,61,6
2,63,64は第2の領域としての第2の半導
体抵抗薄膜層、21a,21bは電極を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加えられる力に応じて歪を発生する受歪構造
部材と、 前記受歪構造部材の上に直接、蒸着形成され、
かつ前記歪に従つてその電気抵抗が変化する感歪
抵抗層と、 前記感歪抵抗層の上に形成された複数個の電極
層とを備え、 前記感歪抵抗層は、前記受歪構造部材側に形成
され、第1の電気抵抗を有する第1の半導体層
と、前記電極層側に形成され、前記第1の電気抵
抗よりも低い第2の電気抵抗を有し、前記第1の
半導体層と同一の半導体成分を含む第2の半導体
層とを含み、 前記電極層間において少なくとも前記受歪構造
部材を通る経路の電気抵抗が、前記電極層間にお
いて前記第2の半導体層のみを通る経路の電気抵
抗の102倍以上であることを特徴とする、歪セン
サ。 2 前記第1の半導体層の電気抵抗率が1×
104Ωcm以上であり、前記第2の半導体層の電気
抵抗率が1×102Ωcm以下である、特許請求の範
囲第1項に記載の歪センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232498A JPS60124877A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 歪センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58232498A JPS60124877A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 歪センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60124877A JPS60124877A (ja) | 1985-07-03 |
| JPH0447762B2 true JPH0447762B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=16940263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58232498A Granted JPS60124877A (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 歪センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60124877A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55113381A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-01 | Hitachi Ltd | Semiconductor displacement transducer |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP58232498A patent/JPS60124877A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60124877A (ja) | 1985-07-03 |
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