JPH0448205A - 管内面の腐食診断法 - Google Patents

管内面の腐食診断法

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JPH0448205A
JPH0448205A JP2157768A JP15776890A JPH0448205A JP H0448205 A JPH0448205 A JP H0448205A JP 2157768 A JP2157768 A JP 2157768A JP 15776890 A JP15776890 A JP 15776890A JP H0448205 A JPH0448205 A JP H0448205A
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Kenichiro Tsuchiya
憲一郎 土屋
Masashi Hayataki
早滝 正志
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Nippon Kokan Koji KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はX線透過写真法による稼動中の鋼管内面の腐
食診′断法、特に腐食検出処理の迅速化に関するもので
ある。
[従来の技術] 地上あるいは水中に設置された管内面の腐食状況を稼動
しながら調査する方法としては、超音波を利用して管の
肉厚を測定する超音波探傷法やX線透過により撮影した
X線フィルムから腐食の状態を検出する方法等が使用さ
れている。
超音波探傷法によると、肉厚を0.1mmの精度まで測
定することができる。また、X線透過法によると測定精
度が超音波探傷法より落ちるが、充分に腐食の状況を調
査することができ、かつ、X線透過法によると腐食の状
態をX線フィルムによりで簡単に確認することができる
とともに、測定した資料の保存性等が良いため、地上の
みならず海中等水中の管の腐食調査にX線透過法が使用
されている。
このX線フィルムを用いる撮影法では、照射するX線に
垂直な2次元像しか得られないため、X線フィルムに形
成された像の濃度分布を調べ、この像の濃度分布から腐
食の深さ分布を求めて表示し、腐食の状況をより確実に
調査する方法が採用されている。
従来、この像の濃度分布から腐食の深さ分布を求めて腐
食の状況を調査するときには、あらかじめ調査する管と
同じ径、厚さの管に標準凹みを作り、調査する現場と同
様な状態でシミュレーション実験を行ない比較用のX線
フィルムに標準凹みの像を形成し、このX線フィルムの
濃度に対する残厚推定データを求めておく、そして調査
する管を撮影したX線フィルムの濃度とシミュレーショ
ン実験で得たX線フィルムの濃度とを比較して腐食の分
布と推定残厚を求め、デイスプレ表示したり、X−Yプ
ロッタ等で印刷している。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法で、例えば海中に設置された管の腐食分
布を調査するときには21回の調査でも必ず水中でシミ
ュレーション実験を行ない、事前にX線フィルムの濃度
と残厚推定データの特性を求める必要があり、調査毎に
1〜2週間程度の実験が必要になる。このため実際の調
査を行う前にかなりの時間と費用がかかるという短所が
あった。
また2腐食の分布を得るために、X−Yプロッタ上のX
線フィルムを1点ずつ濃度計で測定する必要があり、1
枚のX線フィルム(四切りサイズ)を読み取るのに2〜
3時間程度必要になり、読取時間が長くかかるという短
所もあった。
さらに、シミュレーション実験においてX線フィルムの
濃度と残厚推定データの特性や腐食分布を精度よく得る
ためには熟練を要し、専門家でないと解析することが出
来ないという短所もあった。
この発明はかかる短所を解決するためになされたもので
あり、シミュレーション実験なしで、かつ、専門家でな
くても短時間で腐食分布を1与ることができる管内面の
腐食診断法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る管内面の腐食診断法は、管の被検部近傍
に、深さが異なる複数の標準凹みを有するテストピース
を重ね合わせてX線を照射し、X線フィルムにX線透過
画像を形成し、 このX線透過画像をイメージセンサで読み取り、読み取
った画像のテストピースの凹み位置の濃度からその近傍
の濃度を差引いて標準凹み濃度を算出し、標準凹み濃度
と標準凹み深さとの回帰式を算出し、 被検部の無減厚位置の濃度分布より被検部の母材推定濃
度分布を回帰式により作成し、母材推定濃度分布から被
検部の測定濃度を差引き凹み濃度を算出し、 算出した凹み濃度を使用して上記標準凹み濃度と標準凹
み深さとの回帰式より被検部の凹み深さを算出し、算出
した凹み深さ分布を表示することを特徴とする。
また、被検部の凹み深さを凹み形状により補正すること
により、より精度よく凹み深さ分布を求めることができ
る。
[作用] この発明においては、深さが異なる複数の標準凹みを有
するテストピースを管の被検部周囲に重ね合わせてX線
を照射し、X線フィルムにテストピースと被検部のX線
透過画像を形成する。このX線透過画像をイメージセン
サで読み取り画像処理手段に入力する。
画像処理手段は読み取った画像のテストピースの凹み位
置の濃度からその近傍の濃度を差引いて標準凹み濃度を
算出し、X線フィルムのフィルム面の位置により画像濃
度や写真コントラストが異なることにより生じる誤差を
修正する。
この標準凹み濃度と標準凹み深さとの回帰式を算出し、
被検部の設置状況に応じた画像濃度と凹み深さとの関係
を算出する。
また、画像処理手段は読み取った画像の被検部の無減厚
位置の濃度分布より被検部の母材推定濃度分布を回帰式
により作成し、X線透過画像のフィルム面の位置により
異なる画像濃度を補正する。
そして、母材推定濃度分布と被検部各部の濃度の差から
腐食による凹み濃度を算出し、この凹み濃度と上記標準
凹み濃度と標準凹み深さとの回帰式より被検部の凹み深
さを算出する。
また、同じ凹み深さでも、凹みの幾何学的寸法によりそ
の濃度が興なるため、算出した被検部の凹み深さを凹み
の形状により補正することにより、凹み深さ検知精度を
高めることができる。
[実施例] 第1図、第2図はこの発明の一実施例を示し、第1図は
調査する管のX線撮影を行なうときの配置図、第2図は
画像処理装置を示すブロック図である。
第1図に示すように、管1の腐食を調査するときは、管
lの被検部2にテストピース3を重ね合わせ、この被検
部2にX線装置4からX線を照射してX線フィルム5に
被検部2とテストピース3のX線透過画像を形成する。
テストピース3は管lと同じ材料で形成され、第3図に
示すように、試験視野部31の周囲に深さが異なる複数
の標準凹み32を有する。この標準凹み32の内部は管
lの内容物と同質の物質により充填されている。なお、
第3図において、標準凹み32内に記載した数字はそれ
ぞれ凹み深さを示す。この標準凹み32の深さはX線フ
ィルム5にX線透過画像を形成したときに、X線フィル
ム5の位置により濃度やコントラストが興なるため、そ
れを補正するために同じ深さの標準凹み32がそれぞれ
中央部と周辺部に設けられている。
このテストピース3と被検部2のX線透過画像を画像処
理装置に読込み処理する1画像処理装置は第2図に示す
ように、X線フィルム5に撮影されたX線透過画像を読
取る画像認識手段6と、入力手段71画像処理手段81
表示手段9及びプリンタ10を有する。
画像認識手段6は、例えば撮像管等のイメージセンサを
有し、X線透過画像を読取りデジタル化する。
画像処理手段8は標準凹み濃度算出部11と、特徴抽出
部12.母材濃度算出部13.凹み濃度算出部14.凹
み深さ算出部15.画像メモリ16及びテストピース登
録記録部17とを有する。
標準凹み濃度算出部11は、画像認識手段6から送られ
るテストピース3の画像、あるいはテストピース登録記
録部17に格納されたテストピース3の画像を入力し、
標準凹み32の画像濃度からその近傍の画像濃度を差引
いて標準凹み濃度を算出する。
特徴抽出部12は算出した標準凹み濃度と入力手段7か
ら人力される標準凹み32の深さとの回帰式を算出し、
管lの設置状況に応じた画像濃度と凹み深さとの関係を
得る 母材濃度算出部13は画像認識手段6から送られる被検
部2の画像から無減厚位置の濃度を抽出して被検部2の
母材推定濃度分布を回帰式により作成する。
凹み濃度算出部14は母材推定濃度分布と被検部2の各
部の濃度の差を求めて、腐食による凹み濃度を算出する
凹み深さ算出部15は算出した凹み濃度と特徴抽出部1
2で得た標準凹み濃度と標準凹み深さとの回帰式より被
検部2の凹み深さを算出する。
次に、この実施例により管lの腐食の状況を調査する場
合の動作を説明する。
管lの腐食を調査するときは、第1図に示すように、テ
ストピース3とX線フィルム5を管lの被検部2に重ね
合わせて設置し、X線装置4からX線を照射して、テス
トピース3と被検部2のX線透過画像をX線フィルム5
に形成する。このX線フィルム5のX線透過画像を画像
認識手段6の撮像管等のイメージセンサで読取り1画像
処理手段8でに送り画像処理する。このように、撮像管
等でX線透過画像を読取ることにより、瞬時にX線透過
画像を入力することができる。また、撮像管等では、濃
度計で読取った濃度と同程度の濃度で画像を読取ること
ができる。
X線透過画像を画像処理するときは、第4図のフローチ
ャートに示すように、まずテストピース登録記録部17
に格納されている登録済のテストピース3を使用するか
否かを判断しくステップSl) 登録済のテストピース
3を使用するときは、ただちにテストピース登録記録部
17から登録済のテストピース3と画像認識手段6から
被検部の情報を読み込む(ステップS7)。
登録済のテストピース3を使用しないときは、X線透過
画像のテストピース3の標準凹み32部を標準凹み濃度
算出部11に読み込み格納し、同時に表示手段9に表示
する(ステップ52)0次に、入力手段7から各標準凹
み32の位置と外径を標準凹み濃度算出部11に入力し
、かつ表示手段7に標準凹み32の輪郭を描く(ステッ
プS3)、その後、入力手段7から各標準凹み32の深
さを入力し特徴抽出部12に格納する(ステップS4)
。次に、表示手段7に表示された各標準凹み32の近傍
のテストピース母材濃度測定位置を複数点入力手段7あ
るいは不図示のマウスにより標準凹み濃度算出部11に
入力する(ステップS5)、これらの操作を標準凹み3
2の全数に繰り返し行ないその情報を登録する(ステッ
プS6)。
次に、標準凹み32と被検部の情報を読込み(ステップ
S7)、標準凹み32部の画像信号と標準凹み32の位
置、大きさ、テストピース母材濃度測定位置から標準凹
み濃度算出部11で標準凹み濃度を算出する(ステップ
S8)。すなわち、X線フィルム5の濃度分布や写真コ
ントラストが一様でないので、それによる誤差を小さく
するために、各標準凹み32の画像濃度からテストピー
ス母材濃度測定位置の画像濃度を差引いて各標準凹み3
2の標準凹み濃度を算出する。
この標準凹み濃度をそれぞれ特徴抽出部12に送り、先
に入力されている各標準凹み32の深さとから標準凹み
濃度と標準凹み深さとの回帰式を算出して、調査する管
lの周囲状況に応じた凹み濃度と凹み深さの相関関係を
求める(ステップS9)。
次に、腐食等により凹みが生じている被検部2の位置を
確認し、入力手段7あるいはマウスにより凹みがない被
検部2の複数の位置を指定し母材濃度算出部13に入力
する(ステップ5IO)。
母材濃度算出部13は被検部2の画像から指示された母
材の位置の濃度を抽出して被検部2の母材推定濃度分布
を回帰式により作成し、X線透過画像の中央部と端部の
濃度差を補正する(ステップ5ll)。
この母材推定濃度分布が凹み濃度算出部14に送られ、
凹み濃度算出部14で母材推定濃度分布と被検部2の各
部の濃度の差を求めて、腐食による凹み濃度を算出して
凹み深さ算出部15に送る(ステ、ツブ512)、凹み
深さ算出部15は送られた凹み濃度と、特徴抽出部12
で得た標準凹み濃度と標準凹み深さとの回帰式とにより
被検部2の凹み深さを算出する(ステップ513)、そ
して、凹みの幾何学的寸法によっては、間し深さの凹み
でもX線透過画像の濃度が異なる場合があるので、凹み
の幾何学的寸法と濃度との関係を実験により求めておき
、凹み深さを補正した後、凹みの深さに応じた凹み分布
を作成し、画像メモリ16に格納するとともに、表示手
段9に凹み分布をカラー凹み分布図、3次元のプロフィ
ール図として表示する(ステップS14.515)。こ
れらの処理を被検部全体にわたって行なったのち、プリ
ンタlOで印刷する(ステップ516)。
凹み深さを補正するときは、例えば、画像処理手段8に
形状補正部を設け、作成した凹み分布を表示手段9の画
面で確認しながら、凹み形状による補正を行なう範囲と
凹み径を形状補正部に指示し、次式で算出した係数Yを
凹み測定深さに乗算して、凹み深さを補正する。
Y=f(X)           ・・・・・(1)
ここで、X:凹み径を変数とする数 このように、凹みの形状により凹み深さを補正すること
により、より精度よく凹み深さとその分布を得ることが
できる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、深さが異なる複数の標
準凹みを有するテストピースを管の被検部周囲に重ね合
わせてX線を照射し、X線フィルムにテストピースと被
検部のX線透過画像を形成し、このX線透過画像をイメ
ージセンサで読み取り画像処理手段に入力するようにし
たから、短時間でX線透過画像を画像処理手段に入力す
ることができる。
また、画像処理手段に入力された画像のテストピースの
標準凹みと標準凹み濃度の調査環境に応じた関係と腐食
等による凹み濃度とから被検部の凹み深さを算出し、凹
み分布を表示するようにしたから、内部にガス等の流体
がある活管の状態で、腐食等による凹みの状態を確実に
検知することができる。
さらに、X線フィルムの濃度の不均一を補正して、被検
部の凹み深さを算出するようにしたから、凹み深さの検
出精度を高めることができる。
また、シミュレーション実験なしで凹み深さを求めるこ
とができるから、地上あるいは水中に設置された管の腐
食調査を短時間で行なうことができるとともに、専門家
でなくても管の調査1診断を行なうことができる。
また、算出した被検部の凹み深さを凹みの形状により補
正することにより、凹み深さ検知精度をより高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明の実施例を示し、第1図は調
査する管のX線撮影を行なうときの配置図、第2図は画
像処理装置を示すブロック図、第3図は上記実施例のテ
ストピースを示す正面図、第4図は上記実施例の動作を
示すフローチャトである。 1・・・・管、2・・・・被検部、3・・・・テストピ
ース、31・・・・試験視野部、32・・・・標準凹み
、4・・・・X線装置、5・・・・X線フィルム、6・
・・・画像認識手段、7・・・・入力手段、8・・・・
画像処理手段、9・・・・表示手段、10・・・・プリ
ンタ、11・・・・標準凹み濃度算出部、12・・・・
特徴抽出部、13・・・・母材濃度算出部、工4・・・
・凹み濃度算出部、15・・・・凹み深さ算出部、16
・・・・画像メモリ、17・・・・テストピース登録記
録部。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、管の被検部近傍に、深さが異なる複数の標準凹みを
    有するテストピースを重ね合わせてX線を照射し、X線
    フィルムにX線透過画像を形成し、 X線透過画像をイメージセンサで読み取り、読み取った
    画像のテストピースの凹み位置の濃度からその近傍の濃
    度を差引いて標準凹み濃度を算出し、標準凹み濃度と標
    準凹み深さとの回帰式を算出し、 被検部の無減厚位置の濃度分布より被検部の母材推定濃
    度分布を回帰式により作成し、 母材推定濃度分布から被検部の測定濃度を差引き凹み濃
    度を算出し、 算出した凹み濃度を使用して上記標準凹み濃度と標準凹
    み深さとの回帰式より被検部の凹み深さを算出し、 算出した凹み深さ分布を表示することを特徴とする管内
    面の腐食診断法。 2、被検部の凹み深さを凹み形状により補正する請求項
    1記載の管内面の腐食診断法。
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