JPH0448208Y2 - - Google Patents
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- JPH0448208Y2 JPH0448208Y2 JP18118787U JP18118787U JPH0448208Y2 JP H0448208 Y2 JPH0448208 Y2 JP H0448208Y2 JP 18118787 U JP18118787 U JP 18118787U JP 18118787 U JP18118787 U JP 18118787U JP H0448208 Y2 JPH0448208 Y2 JP H0448208Y2
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- Japan
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- person
- rope
- rock
- rock climbing
- fixed
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Links
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、ロツククライミング(岩登り)に
おけるダイニングビレイ(動的または制動確保)
をトレーニングする為に使用されるダイニングビ
レイ トレーニング装置に関する。
おけるダイニングビレイ(動的または制動確保)
をトレーニングする為に使用されるダイニングビ
レイ トレーニング装置に関する。
(従来の技術)
ロツククライミング(岩登り)が複数名によつ
て行なわれる時には、通常2、3人が1本のロツ
ククライミング用ロープによつて相互に連結され
て1つのパーテイー(組)が構成される。
て行なわれる時には、通常2、3人が1本のロツ
ククライミング用ロープによつて相互に連結され
て1つのパーテイー(組)が構成される。
第19図には、2名が1つのパーテイーを構成
して岩登りをする場合が示されている。岩壁10
上の、または岩壁10の基部の、比較的安定した
部分12からロツククライミングを開始した1つ
のパーテイーにおける先頭者14は、岩壁10上
で手掛かり足掛かりを捜しながら岩壁10上の次
の比較的安定した部分まで岩壁10上を上方また
は側方または斜めに移動する。この移動の間に先
頭者14は、第20図に示す如く、岩壁10中の
割目16に例えばハーケン(岩釘)18をハンマ
ーにて打ち込み、このハーケン18の頭部に形成
されている貫通孔に直接または細引を介して間接
的にカラバナ(偏平な形状の金属製の輪であつて
その一部が開閉可能であり、上記一部はばね仕掛
けによつて常に閉鎖位置に付勢されている)20
を掛け、このカラビナ20中にロツククライミン
グ用ロープ22を通して行く。ハーケン18の代
わりに岩壁10中の割目16に抜け落ちないよう
設置出来る特殊なくさび部材を使用することもあ
り、この場合には特殊なくさび部材に予め連結さ
れているワイヤーまたは細引にカラビナ20が上
述した如くして直接または間接的に連結される。
して岩登りをする場合が示されている。岩壁10
上の、または岩壁10の基部の、比較的安定した
部分12からロツククライミングを開始した1つ
のパーテイーにおける先頭者14は、岩壁10上
で手掛かり足掛かりを捜しながら岩壁10上の次
の比較的安定した部分まで岩壁10上を上方また
は側方または斜めに移動する。この移動の間に先
頭者14は、第20図に示す如く、岩壁10中の
割目16に例えばハーケン(岩釘)18をハンマ
ーにて打ち込み、このハーケン18の頭部に形成
されている貫通孔に直接または細引を介して間接
的にカラバナ(偏平な形状の金属製の輪であつて
その一部が開閉可能であり、上記一部はばね仕掛
けによつて常に閉鎖位置に付勢されている)20
を掛け、このカラビナ20中にロツククライミン
グ用ロープ22を通して行く。ハーケン18の代
わりに岩壁10中の割目16に抜け落ちないよう
設置出来る特殊なくさび部材を使用することもあ
り、この場合には特殊なくさび部材に予め連結さ
れているワイヤーまたは細引にカラビナ20が上
述した如くして直接または間接的に連結される。
先頭者14がロツククライミングを開始する前
に第2番目の者24は、岩壁10上の、または岩
壁10の基部の、比較的安定した部分12におい
て岩壁10中の割目16に打ち込まれたハーケン
18に連結されているカラビナ20に先頭者14
と第2番目の者24との間のロツククライミング
用ロープ22の第2番目の者24に近接した部分
をロツククライミング用ロープ22に引張り荷重
が加わつても移動しないよう結び付け固定する。
そして先頭者14がロツククライミングを行なつ
ている最中に第2番目の者24は、先頭者14の
墜落に備えていわゆる確保操作を行なう。確保操
作は先頭者14からのロツククライミング用ロー
プ22を第2番目の者24が胴体に半周させた
り、岩壁10上の、または岩壁10の基部の、比
較的安定した部分12において岩壁10中の割目
16に打ち込まれた図示しないもう1つのハーケ
ンに連結されているカラビナ20に連結した図示
しない周知の制動器に装着したりすることによつ
て行なわれ、第2番目の者24は自分の胴体か
ら、または上記制動器から先頭者14へと延出し
ているロツククライミング用ロープ22を先頭者
14のロツククライミング動作の妨げとならない
よう先頭者14の移動に従つて順次送り出す。上
記送り出しは、先頭者14の移動にもかかわらず
先頭者14と第2番目の者24の胴体との間、ま
たは上記制動器との間、でロツククライミング用
ロープ22が常に軽くたるんだ状態となるよう行
なわれ、上記送り出しが先頭者14の移動よりも
遅れると上記の間でロツククライミング用ロープ
22が堅く張つてしまい先頭者14はロツククラ
イミング用ロープ22中に発生した引張力に対す
る反力によつて引き戻される格好となり先頭者1
4の移動が妨げられるし、また先頭者14の移動
よりも早過ぎると上記の間でロツククライミング
用ロープ22が大きくたるみ、このたるみが岩角
にひつかつたりロープ22の捻りを生じさせて結
局のところ先頭者14の移動に伴つた上述した如
き適切なロープ22の送り出しが行なわれず先頭
者14の移動の妨げとなる。
に第2番目の者24は、岩壁10上の、または岩
壁10の基部の、比較的安定した部分12におい
て岩壁10中の割目16に打ち込まれたハーケン
18に連結されているカラビナ20に先頭者14
と第2番目の者24との間のロツククライミング
用ロープ22の第2番目の者24に近接した部分
をロツククライミング用ロープ22に引張り荷重
が加わつても移動しないよう結び付け固定する。
そして先頭者14がロツククライミングを行なつ
ている最中に第2番目の者24は、先頭者14の
墜落に備えていわゆる確保操作を行なう。確保操
作は先頭者14からのロツククライミング用ロー
プ22を第2番目の者24が胴体に半周させた
り、岩壁10上の、または岩壁10の基部の、比
較的安定した部分12において岩壁10中の割目
16に打ち込まれた図示しないもう1つのハーケ
ンに連結されているカラビナ20に連結した図示
しない周知の制動器に装着したりすることによつ
て行なわれ、第2番目の者24は自分の胴体か
ら、または上記制動器から先頭者14へと延出し
ているロツククライミング用ロープ22を先頭者
14のロツククライミング動作の妨げとならない
よう先頭者14の移動に従つて順次送り出す。上
記送り出しは、先頭者14の移動にもかかわらず
先頭者14と第2番目の者24の胴体との間、ま
たは上記制動器との間、でロツククライミング用
ロープ22が常に軽くたるんだ状態となるよう行
なわれ、上記送り出しが先頭者14の移動よりも
遅れると上記の間でロツククライミング用ロープ
22が堅く張つてしまい先頭者14はロツククラ
イミング用ロープ22中に発生した引張力に対す
る反力によつて引き戻される格好となり先頭者1
4の移動が妨げられるし、また先頭者14の移動
よりも早過ぎると上記の間でロツククライミング
用ロープ22が大きくたるみ、このたるみが岩角
にひつかつたりロープ22の捻りを生じさせて結
局のところ先頭者14の移動に伴つた上述した如
き適切なロープ22の送り出しが行なわれず先頭
者14の移動の妨げとなる。
ここにおいてもし先頭者14が墜落したとする
と、先頭者14が最後に打つたハーケン18から
先頭者14が墜落を開始した地点までの垂直上方
向距離に上記ハーケン18から先頭者14までの
ロープ22の距離を加算した距離Aを先頭者14
が少なくとも落下した時点で、第2番目の者24
の胴体おいて、または上記制動器において、ロー
プ22との間に発生する摩擦力と第2番目の者2
4がロープ22を握る握力によりロープ22に発
生する摩擦力との合計が上記墜落により生じる落
下エネルギよりも大となることにより第2番目の
者24の胴体または上記制動器からのロープ22
の自由な状態での繰り出しを阻止出来、しかも上
記自由な状態での繰り出しが阻止されたことによ
り上記落下エネルギがロープ22に衝撃的に作用
する引張り力にロープ22の強度が耐えられれ
ば、先頭者14の上記の落下距離A以上の落下は
くい止められる。
と、先頭者14が最後に打つたハーケン18から
先頭者14が墜落を開始した地点までの垂直上方
向距離に上記ハーケン18から先頭者14までの
ロープ22の距離を加算した距離Aを先頭者14
が少なくとも落下した時点で、第2番目の者24
の胴体おいて、または上記制動器において、ロー
プ22との間に発生する摩擦力と第2番目の者2
4がロープ22を握る握力によりロープ22に発
生する摩擦力との合計が上記墜落により生じる落
下エネルギよりも大となることにより第2番目の
者24の胴体または上記制動器からのロープ22
の自由な状態での繰り出しを阻止出来、しかも上
記自由な状態での繰り出しが阻止されたことによ
り上記落下エネルギがロープ22に衝撃的に作用
する引張り力にロープ22の強度が耐えられれ
ば、先頭者14の上記の落下距離A以上の落下は
くい止められる。
とは言うものの落下距離Aが比較的大であつた
場合には、先頭者14の落下距離A以上の落下が
くい止められたにしても墜落した先頭者14には
大きな衝撃力が加わつて先頭者14の内蔵や骨格
に損傷を来たす確率が極めて高くなる。また上記
落下エネルギがロープ22に作用する衝撃的な引
張り力にロープ22の強度が耐えられなければロ
ープ22が破断して先頭者14の墜落を阻止する
ことが不可能になつてしまう。また上記衝撃的な
引張り力に対して岩壁10の割れ目16における
ハーケン18の指示強度が耐えられなければハー
ケン18が岩壁10の割れ目16から抜け落ちて
先頭者14は最後から2番目に打つたハーケンに
連結されたカラビナまでのロープ22の距離をさ
らに落下することになり、こうなると先頭者14
の落下により生ずる落下エネルギーが益々大とな
り、この結果先頭者14の落下を阻止するのが
益々困難になる。もし幸いに最後から2番目に打
つたハーケンにおいて先頭者14の落下を阻止で
きたとしても、先頭者14や第2番目の者24に
大きな衝撃力が加わつてこれらの者は大きな損傷
を受ける。
場合には、先頭者14の落下距離A以上の落下が
くい止められたにしても墜落した先頭者14には
大きな衝撃力が加わつて先頭者14の内蔵や骨格
に損傷を来たす確率が極めて高くなる。また上記
落下エネルギがロープ22に作用する衝撃的な引
張り力にロープ22の強度が耐えられなければロ
ープ22が破断して先頭者14の墜落を阻止する
ことが不可能になつてしまう。また上記衝撃的な
引張り力に対して岩壁10の割れ目16における
ハーケン18の指示強度が耐えられなければハー
ケン18が岩壁10の割れ目16から抜け落ちて
先頭者14は最後から2番目に打つたハーケンに
連結されたカラビナまでのロープ22の距離をさ
らに落下することになり、こうなると先頭者14
の落下により生ずる落下エネルギーが益々大とな
り、この結果先頭者14の落下を阻止するのが
益々困難になる。もし幸いに最後から2番目に打
つたハーケンにおいて先頭者14の落下を阻止で
きたとしても、先頭者14や第2番目の者24に
大きな衝撃力が加わつてこれらの者は大きな損傷
を受ける。
さらにまた上記落下エネルギがロープ22に作
用する衝撃的な引張り力が第2番目の者24の胴
体おいて、または上記制動器において、ロープ2
2との間に発生する摩擦力と第2番目の者24が
ロープ22を握る握力によるロープ22に発生す
る摩擦力との合計よりも大になれば、ロープ22
は第2番目の者24または上記制動器から第2番
目の者24の近傍の岩の割目16に打ち込んだも
う1つのハーケン18に連結されているカラビナ
20までの間で弛んでいるロープ22の距離をさ
らに落下することになり、この結果として先頭者
14の落下により生ずる落下エネルギーが益々大
となり先頭者14の落下を阻止するのが益々困難
になる。ここにおいて、もし幸いに上記もう1つ
のハーケン18によつて先頭者14の落下を阻止
出来たとしても、先頭者14や第2番目の者24
には大きな衝撃力が加わつてこれらの者は大きな
損傷を受けることになる。またこの場合、もし不
幸にして上記もう1つのハーケン18によつて先
頭者14の落下を阻止出来なかつた時には、先頭
者14の落下が岩壁10上の比較的安定した部分
12からの第2番目の者24の墜落を生じさせ、
これによつて2人がロープ22で結ばれたまま墜
落してしまうという最悪の事態が生ずることにな
る。
用する衝撃的な引張り力が第2番目の者24の胴
体おいて、または上記制動器において、ロープ2
2との間に発生する摩擦力と第2番目の者24が
ロープ22を握る握力によるロープ22に発生す
る摩擦力との合計よりも大になれば、ロープ22
は第2番目の者24または上記制動器から第2番
目の者24の近傍の岩の割目16に打ち込んだも
う1つのハーケン18に連結されているカラビナ
20までの間で弛んでいるロープ22の距離をさ
らに落下することになり、この結果として先頭者
14の落下により生ずる落下エネルギーが益々大
となり先頭者14の落下を阻止するのが益々困難
になる。ここにおいて、もし幸いに上記もう1つ
のハーケン18によつて先頭者14の落下を阻止
出来たとしても、先頭者14や第2番目の者24
には大きな衝撃力が加わつてこれらの者は大きな
損傷を受けることになる。またこの場合、もし不
幸にして上記もう1つのハーケン18によつて先
頭者14の落下を阻止出来なかつた時には、先頭
者14の落下が岩壁10上の比較的安定した部分
12からの第2番目の者24の墜落を生じさせ、
これによつて2人がロープ22で結ばれたまま墜
落してしまうという最悪の事態が生ずることにな
る。
以上詳述したことから分るように、先頭者14
及び第2番目の者24の夫々に重大な損傷を与え
ることなく先頭者14の墜落の為の確保操作を成
功させる為には、先頭者14の墜落が第2番目の
者24の胴体おいて、または上記制動器におい
て、ロープ22との間に発生する摩擦力と第2番
目の者24がロープ22を握る握力によりロープ
22に発生する摩擦力との合計によつて停止され
ようとした時に上記墜落により生じた落下エネル
ギがロープ22に発生させる衝撃的な引張り力を
上記合計の力よりも小さくなるように第2番目の
者24の胴体において、または上記制動器におい
て、制御してやらねばならない。
及び第2番目の者24の夫々に重大な損傷を与え
ることなく先頭者14の墜落の為の確保操作を成
功させる為には、先頭者14の墜落が第2番目の
者24の胴体おいて、または上記制動器におい
て、ロープ22との間に発生する摩擦力と第2番
目の者24がロープ22を握る握力によりロープ
22に発生する摩擦力との合計によつて停止され
ようとした時に上記墜落により生じた落下エネル
ギがロープ22に発生させる衝撃的な引張り力を
上記合計の力よりも小さくなるように第2番目の
者24の胴体において、または上記制動器におい
て、制御してやらねばならない。
制動器や第2番目の者24の胴体における摩擦
力のみを利用し上述した如き制御を伴わない確保
方法は、第2番目の者24の体及びロープ22を
持つ弾性が前述の衝撃力を幾分か吸収する弾性体
と考えられているので弾性確保と通常呼ばれてお
り、先頭者14やロープ22が墜落から受ける損
傷は上述した弾性体によつて幾分弱まるものの、
先頭者14の落下距離Aが比較的大きくなつた場
合には前述した如き種々の問題を内在させてい
る。
力のみを利用し上述した如き制御を伴わない確保
方法は、第2番目の者24の体及びロープ22を
持つ弾性が前述の衝撃力を幾分か吸収する弾性体
と考えられているので弾性確保と通常呼ばれてお
り、先頭者14やロープ22が墜落から受ける損
傷は上述した弾性体によつて幾分弱まるものの、
先頭者14の落下距離Aが比較的大きくなつた場
合には前述した如き種々の問題を内在させてい
る。
これに対して上述した如き制御を伴つた確保方
法は動的または制動確保(ダイニングビレイ)と
呼ばれており、動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)においては先頭者14の墜落により生じ
た落下エネルギを第2番目の者24がロープ22
の引張力として感じた瞬間に第2番目の者24は
第2番目の者24の胴体または制動器と第2番目
の者24の手によつてロープ22に加えられる摩
擦力を一気にその最大値にせず、上記瞬間から極
めて短時間の内ではあるが序々に強めて最大値に
到達させるようにする。このような制御によつて
ロープ22は第2番目の者24の胴体または制動
器の上と第2番目の者24の手の中とでこれから
徐々に強くなる制動力を受けながらわずかに走行
した後その走行速度を序々に弱めてやがて停止す
る。第19図に2点鎖線により示す如く、この時
の制動に要する距離Bは落下距離Aの略1/3程度
となるのが普通である。
法は動的または制動確保(ダイニングビレイ)と
呼ばれており、動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)においては先頭者14の墜落により生じ
た落下エネルギを第2番目の者24がロープ22
の引張力として感じた瞬間に第2番目の者24は
第2番目の者24の胴体または制動器と第2番目
の者24の手によつてロープ22に加えられる摩
擦力を一気にその最大値にせず、上記瞬間から極
めて短時間の内ではあるが序々に強めて最大値に
到達させるようにする。このような制御によつて
ロープ22は第2番目の者24の胴体または制動
器の上と第2番目の者24の手の中とでこれから
徐々に強くなる制動力を受けながらわずかに走行
した後その走行速度を序々に弱めてやがて停止す
る。第19図に2点鎖線により示す如く、この時
の制動に要する距離Bは落下距離Aの略1/3程度
となるのが普通である。
先頭者14の落下距離Aが比較的大きい場合に
弾性確保で生じている前述した如き種々の問題を
解消することが出来る動的または制動確保(ダイ
ニングビレイ)ではあるが、実際これを行なうこ
とが出来るのは動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)について実際に十分な訓練を受けた極く
少数の者だけであつて、それ以外の大多数のもの
は知識としては動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)を知つていても先頭者14が墜落したの
を見ると瞬間にロープ22をきつく握り締めてし
まい結局のところ先頭者14の落下距離Aが比較
的大きい場合には前述した如き種々の問題を発生
させる前述の弾性確保になつてしまう。
弾性確保で生じている前述した如き種々の問題を
解消することが出来る動的または制動確保(ダイ
ニングビレイ)ではあるが、実際これを行なうこ
とが出来るのは動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)について実際に十分な訓練を受けた極く
少数の者だけであつて、それ以外の大多数のもの
は知識としては動的または制動確保(ダイニング
ビレイ)を知つていても先頭者14が墜落したの
を見ると瞬間にロープ22をきつく握り締めてし
まい結局のところ先頭者14の落下距離Aが比較
的大きい場合には前述した如き種々の問題を発生
させる前述の弾性確保になつてしまう。
動的または制動確保(ダイニングビレイ)につ
いて実際に十分な訓練を受けた者が極く少数であ
るのは、動的または制動確保(ダイニングビレ
イ)の訓練を手近かな所で少人数で容易に行なう
ことが出来ないからである。
いて実際に十分な訓練を受けた者が極く少数であ
るのは、動的または制動確保(ダイニングビレ
イ)の訓練を手近かな所で少人数で容易に行なう
ことが出来ないからである。
従来のダイニングビレイの訓練(即ち、トレー
ニング)は、都市近郊の小規模の岩場で、足場が
安定しており、確実な固定確保支点を設置するこ
とが出来、落石等の自然界の引き起こす危険の発
生がない所、見通しが良い所、等の種々の条件を
兼ね備えた場所が選ばれる。そして第21図に示
す如く、2人1組で実際のロツククライミングの
時と同じようにロツククライミング用ロープ22
によつて相互に連結されたパーテイーを組んだ後
に岩壁10の比較的安定している部分12まで移
動し、岩壁10の比較的安定している部分12に
おいて先頭者14の墜落を確保をする第2番目の
者24の役をする者は岩壁10の岩の割目16に
打ち込んだハーケン18に連結したカラビナ20
に自分と先頭者14の役の者との間のロープ22
を通過させるとともに、自分の近傍の岩壁10の
岩の割目16に打ち込んだもう1つのハーケン1
8に連結したカラビナ20にロープ22の自分の
近傍の部分を固定する。この後、先頭者14の役
をする者は第2番目の者24の役をする者の確保
操作によりロープ22を介して支持されながら岩
壁10中の比較的安定した部分12から岩壁10
上を下降する。先頭者14の役をする者は適当な
位置まで下降した時に下降を停止して第2番目の
者24の役をする者に確保操作の準備をさせ、し
かる後に幾分か登り返し、合図とともに岩壁10
上から落下し、これによつて第2番目の者24の
役をする者はダイニングビレイの練習をする。
ニング)は、都市近郊の小規模の岩場で、足場が
安定しており、確実な固定確保支点を設置するこ
とが出来、落石等の自然界の引き起こす危険の発
生がない所、見通しが良い所、等の種々の条件を
兼ね備えた場所が選ばれる。そして第21図に示
す如く、2人1組で実際のロツククライミングの
時と同じようにロツククライミング用ロープ22
によつて相互に連結されたパーテイーを組んだ後
に岩壁10の比較的安定している部分12まで移
動し、岩壁10の比較的安定している部分12に
おいて先頭者14の墜落を確保をする第2番目の
者24の役をする者は岩壁10の岩の割目16に
打ち込んだハーケン18に連結したカラビナ20
に自分と先頭者14の役の者との間のロープ22
を通過させるとともに、自分の近傍の岩壁10の
岩の割目16に打ち込んだもう1つのハーケン1
8に連結したカラビナ20にロープ22の自分の
近傍の部分を固定する。この後、先頭者14の役
をする者は第2番目の者24の役をする者の確保
操作によりロープ22を介して支持されながら岩
壁10中の比較的安定した部分12から岩壁10
上を下降する。先頭者14の役をする者は適当な
位置まで下降した時に下降を停止して第2番目の
者24の役をする者に確保操作の準備をさせ、し
かる後に幾分か登り返し、合図とともに岩壁10
上から落下し、これによつて第2番目の者24の
役をする者はダイニングビレイの練習をする。
先頭者14の落下距離が比較的大きな場合を想
定してダイニングビレイのトレーニングをする場
合には、先頭者14の役に土のうを使用する。こ
こにおいては先頭者14の役をする者の代わりに
土のうをロープ22の末端に縛り付け、第2番目
の者24の役をする者に確保操作の準備をさせた
後に、岩壁10中の比較的安定した部分12から
第3者が土のうを落下させる。ここにおいては、
土のうから第2番目の者24の役をする者の胴体
または前述の図示しない制動器までのロープ22
の長さを長くすれば長くする程、土のうの落下距
離を増やすことが出来る。
定してダイニングビレイのトレーニングをする場
合には、先頭者14の役に土のうを使用する。こ
こにおいては先頭者14の役をする者の代わりに
土のうをロープ22の末端に縛り付け、第2番目
の者24の役をする者に確保操作の準備をさせた
後に、岩壁10中の比較的安定した部分12から
第3者が土のうを落下させる。ここにおいては、
土のうから第2番目の者24の役をする者の胴体
または前述の図示しない制動器までのロープ22
の長さを長くすれば長くする程、土のうの落下距
離を増やすことが出来る。
(考案が解決しようとする問題点)
上述した如き従来のダイニングビレイ トレー
ニング方法においては、まず第1にトレーニング
を行なう場所を確保しなければならないという問
題がある。前述した都市近郊の小規模な岩場でダ
イニングビレイ トレーニング方法に適した前述
した如き種々の条件を兼ね備えた所は少ない。ま
た都市近郊とは言つても、日本国で一番ロツクク
ライミング人口が多い東京都を例に取れば、上記
小規模な岩場の近傍の交通機関の終点まで自動車
または電車と自動車とを乗り継いで2,3時間か
かるのが普通であり、しかも上記終点から上記小
規模な岩場の基部までにさらに30分乃至小1時間
歩かなければならない。さらに、上記小規模な岩
場において、上記トレーニング方法の準備を終了
するまでには幾分かの時間と労力とを必要として
いる。また上記トレーニング方法には、先頭者1
4の役を果たす者と第2番目の者24の役を果た
す者との2人だけでなく、これらの者の補助をす
る為の人間も必要としている。さらにまた上記ト
レーニング方法において第21図に示す如く墜落
する先頭者14の役を人間が果たす場合には、先
頭者14の役を果たす者と第2番目の者24の役
を果たす者との2人に重大な損傷が生じないよう
にする為に、先頭者14の役を果たす者の落下距
離Cを大きく設定することが出来ないし、しかも
先頭者14の役を果たす者の疲労が激しい。また
上記トレーニング方法において人間の代わりに土
のうが先頭者14の役を果たす場合には、ダイニ
ングビレイの練習を1回行なう度毎に土のうを岸
壁10中の比較的安定した部分まで引き上げなけ
ればならないが、標準的な人体の体重と等しい重
量を有するよう作られるのが普通である土のうを
引き上げる作業には多大の労力を必要としてい
る。さらに、上記トレーニング方法において土の
うを先頭者14の役として使用し土のうを比較的
大きな距離落下させた場合において、第2番目の
者24の役を果たす者が適切なダイニングビレイ
操作を行なえなかつた時には、第2番目の者24
の役を果たす者が大きな損傷を受ける可能性が極
めて大である。
ニング方法においては、まず第1にトレーニング
を行なう場所を確保しなければならないという問
題がある。前述した都市近郊の小規模な岩場でダ
イニングビレイ トレーニング方法に適した前述
した如き種々の条件を兼ね備えた所は少ない。ま
た都市近郊とは言つても、日本国で一番ロツクク
ライミング人口が多い東京都を例に取れば、上記
小規模な岩場の近傍の交通機関の終点まで自動車
または電車と自動車とを乗り継いで2,3時間か
かるのが普通であり、しかも上記終点から上記小
規模な岩場の基部までにさらに30分乃至小1時間
歩かなければならない。さらに、上記小規模な岩
場において、上記トレーニング方法の準備を終了
するまでには幾分かの時間と労力とを必要として
いる。また上記トレーニング方法には、先頭者1
4の役を果たす者と第2番目の者24の役を果た
す者との2人だけでなく、これらの者の補助をす
る為の人間も必要としている。さらにまた上記ト
レーニング方法において第21図に示す如く墜落
する先頭者14の役を人間が果たす場合には、先
頭者14の役を果たす者と第2番目の者24の役
を果たす者との2人に重大な損傷が生じないよう
にする為に、先頭者14の役を果たす者の落下距
離Cを大きく設定することが出来ないし、しかも
先頭者14の役を果たす者の疲労が激しい。また
上記トレーニング方法において人間の代わりに土
のうが先頭者14の役を果たす場合には、ダイニ
ングビレイの練習を1回行なう度毎に土のうを岸
壁10中の比較的安定した部分まで引き上げなけ
ればならないが、標準的な人体の体重と等しい重
量を有するよう作られるのが普通である土のうを
引き上げる作業には多大の労力を必要としてい
る。さらに、上記トレーニング方法において土の
うを先頭者14の役として使用し土のうを比較的
大きな距離落下させた場合において、第2番目の
者24の役を果たす者が適切なダイニングビレイ
操作を行なえなかつた時には、第2番目の者24
の役を果たす者が大きな損傷を受ける可能性が極
めて大である。
(問題点を解決する為の手段)
この考案は上記事情に基づいて成され、この考
案の目的は、トレーニングを行なう場所を実際の
岩場に確保することを不要とし、トレーニングを
行なう場所への交通機関に要する時間や金銭やト
レーニング方法の準備に要する時間や労力を大幅
に削減してトレーニングに費やす時間を増大させ
ることが出来、また1人だけでも容易かつ安全に
トレーニングを行なうことが出来、ダイニングビ
レイの修得以外の無駄なことに体力を費やす必要
がなく、先頭者の比較的大きな距離の落下を想定
した場合のダイニングビレイのトレーニングにお
いて適切なダイニングビレイ操作を行なうことが
出来なかつた場合でもダイニングビレイの操作者
が損傷を受けることがなく、先頭者の種々の状況
下における所望の距離の落下を想定した場合のダ
イニングビレイのトレーニングを行なうことが出
来る、ロツククライミングのダイニングビレイト
レーニング装置を提供することである。
案の目的は、トレーニングを行なう場所を実際の
岩場に確保することを不要とし、トレーニングを
行なう場所への交通機関に要する時間や金銭やト
レーニング方法の準備に要する時間や労力を大幅
に削減してトレーニングに費やす時間を増大させ
ることが出来、また1人だけでも容易かつ安全に
トレーニングを行なうことが出来、ダイニングビ
レイの修得以外の無駄なことに体力を費やす必要
がなく、先頭者の比較的大きな距離の落下を想定
した場合のダイニングビレイのトレーニングにお
いて適切なダイニングビレイ操作を行なうことが
出来なかつた場合でもダイニングビレイの操作者
が損傷を受けることがなく、先頭者の種々の状況
下における所望の距離の落下を想定した場合のダ
イニングビレイのトレーニングを行なうことが出
来る、ロツククライミングのダイニングビレイト
レーニング装置を提供することである。
上述した如きこの考案の目的は、ダミーと、ダ
ミーを所望の高さまで引き上げた後に落下させる
揚重・落下装置と、一端がダミーに固定されたロ
ツククライミング用ロープと、上下方向に延出し
揚重・落下装置に隣接して配置された側壁を有し
た固定部材と、固定部材の側壁に固定されロツク
クライミング用ロープの他端部が通過し揚重・落
下装置によるダミーの上下に従つて側壁の固定位
置からダミーへとロツククライミング用ロープを
導く固定支点と、固定部材に設けられ固定支点か
らのロツククライミング用ロープの他端部が通過
する複数のロープ案内部材を備えており複数のロ
ープ案内部材の相対的な位置を動かしてロツクク
ライミング用ロープの他端部の通過経路を変化さ
せるロープ案内装置と、固定部材に設けられ固定
支点よりも下流でロツククライミング用ロープの
他端部が通過され揚重・落下装置におけるダミー
の落下により生じるロツククライミング用ロープ
の走行がダイニングビレイを含む確保操作により
制動された時にロツククライミング用ロープ中に
生ずる荷重が所定値以上になつた場合に作動して
上記荷重を緩和する荷重緩和装置と、を備えたこ
とを特徴とするこの考案に従つたロツククライミ
ングのダイニングビレイトレーニング装置により
達成することが出来る。
ミーを所望の高さまで引き上げた後に落下させる
揚重・落下装置と、一端がダミーに固定されたロ
ツククライミング用ロープと、上下方向に延出し
揚重・落下装置に隣接して配置された側壁を有し
た固定部材と、固定部材の側壁に固定されロツク
クライミング用ロープの他端部が通過し揚重・落
下装置によるダミーの上下に従つて側壁の固定位
置からダミーへとロツククライミング用ロープを
導く固定支点と、固定部材に設けられ固定支点か
らのロツククライミング用ロープの他端部が通過
する複数のロープ案内部材を備えており複数のロ
ープ案内部材の相対的な位置を動かしてロツクク
ライミング用ロープの他端部の通過経路を変化さ
せるロープ案内装置と、固定部材に設けられ固定
支点よりも下流でロツククライミング用ロープの
他端部が通過され揚重・落下装置におけるダミー
の落下により生じるロツククライミング用ロープ
の走行がダイニングビレイを含む確保操作により
制動された時にロツククライミング用ロープ中に
生ずる荷重が所定値以上になつた場合に作動して
上記荷重を緩和する荷重緩和装置と、を備えたこ
とを特徴とするこの考案に従つたロツククライミ
ングのダイニングビレイトレーニング装置により
達成することが出来る。
(作用)
上述した如く構成されたことを特徴とするこの
考案に従つたロツククライミングのダイニングビ
レイトレーニング装置は、ダミーを所望の高さま
で引き上げた後に落下させる揚重・落下装置と、
揚重・落下装置に隣接して配置され上下方向に延
出した側壁を有した固定部材と、を備えている。
揚重・落下装置により揚重されそして落下される
ダミーにはロツククライミング用ロープの一端が
固定されており、ロツククライミング用ロープの
他端部は固定部材の側壁に固定された固定支点を
通過した後に固定部材に設けられているロープ案
内装置の複数のロープ案内部材によつて先頭者の
種々の状況下における所望の距離の落下を設定し
ている所望の通過経路に導かれている。
考案に従つたロツククライミングのダイニングビ
レイトレーニング装置は、ダミーを所望の高さま
で引き上げた後に落下させる揚重・落下装置と、
揚重・落下装置に隣接して配置され上下方向に延
出した側壁を有した固定部材と、を備えている。
揚重・落下装置により揚重されそして落下される
ダミーにはロツククライミング用ロープの一端が
固定されており、ロツククライミング用ロープの
他端部は固定部材の側壁に固定された固定支点を
通過した後に固定部材に設けられているロープ案
内装置の複数のロープ案内部材によつて先頭者の
種々の状況下における所望の距離の落下を設定し
ている所望の通過経路に導かれている。
ダイニングビレイのトレーニングを受ける者
は、ダミーが揚重・落下装置により所望の高さま
で引き上げられた後に、ロープ案内装置の複数の
ロープ案内部材によつて設定されている所望の通
過経路を導かれた後のクラミング用ロープの他端
部を利用してダイニングビレイを行なう為に必要
な所定の確保操作の準備を整える。ダミーが揚
重・落下装置により所望の高さから落下されたな
らば、このダミーの落下をトレーニングを受ける
者と実際にロツククライミング時にパーテイーを
構成する先頭者が墜落したものとみなして、トレ
ーニングを受ける者はクライミング用ロープに対
してダイニングビレイの為の操作を行なう。固定
部材に設けられ固定支点よりも下流でロツククラ
イミング用ロープの他端部が通過された荷重緩和
装置は、揚重・落下装置におけるダミーの落下に
より生じるロツククライミング用ロープの走行が
ダイニングビレイを含む確保操作により制動され
た時にロツククライミング用ロープ中に生ずる荷
重が所定値以上になつた場合に作動して上記荷重
を緩和し、トレーニングを受ける者が上記荷重に
より損傷を受けるのを防止する。
は、ダミーが揚重・落下装置により所望の高さま
で引き上げられた後に、ロープ案内装置の複数の
ロープ案内部材によつて設定されている所望の通
過経路を導かれた後のクラミング用ロープの他端
部を利用してダイニングビレイを行なう為に必要
な所定の確保操作の準備を整える。ダミーが揚
重・落下装置により所望の高さから落下されたな
らば、このダミーの落下をトレーニングを受ける
者と実際にロツククライミング時にパーテイーを
構成する先頭者が墜落したものとみなして、トレ
ーニングを受ける者はクライミング用ロープに対
してダイニングビレイの為の操作を行なう。固定
部材に設けられ固定支点よりも下流でロツククラ
イミング用ロープの他端部が通過された荷重緩和
装置は、揚重・落下装置におけるダミーの落下に
より生じるロツククライミング用ロープの走行が
ダイニングビレイを含む確保操作により制動され
た時にロツククライミング用ロープ中に生ずる荷
重が所定値以上になつた場合に作動して上記荷重
を緩和し、トレーニングを受ける者が上記荷重に
より損傷を受けるのを防止する。
以下この考案を別紙図面を参照して説明する。
(実施例)
第1図にはこの考案の実施例に従つたロツクク
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置が概略的に示されており、この実施例は、ダミ
ー30を所望の高さまで引上げた後落下させる揚
重・落下装置32と、揚重・落下装置32に隣接
して配置された上下方向に延出した側壁34を有
した固定部材36と、を備えており、揚重・落下
装置32と固定部材36とは地面または建物の床
等の頑丈な基台38上に固定されている。
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置が概略的に示されており、この実施例は、ダミ
ー30を所望の高さまで引上げた後落下させる揚
重・落下装置32と、揚重・落下装置32に隣接
して配置された上下方向に延出した側壁34を有
した固定部材36と、を備えており、揚重・落下
装置32と固定部材36とは地面または建物の床
等の頑丈な基台38上に固定されている。
揚重・落下装置32は、フレーム部材40によ
り略垂直に支持されている第1及び第2の案内部
材42,44を備えている。第1の案内部材42
の上端と下端にはスプロケツト46が取り付けら
れており、これら1対のスプロケツト46にはフ
レーム部材40の基部に固定されている揚重機4
8により駆動されるチエイン50が掛け渡されて
いる。チエイン50は1対のスプロケツト46の
間で第1の案内部材42に沿つて延出しており、
1対のスプロケツト46から揚重機48まではフ
レーム部材40上に適宜配設された複数の他のス
プロケツト52により案内されている。
り略垂直に支持されている第1及び第2の案内部
材42,44を備えている。第1の案内部材42
の上端と下端にはスプロケツト46が取り付けら
れており、これら1対のスプロケツト46にはフ
レーム部材40の基部に固定されている揚重機4
8により駆動されるチエイン50が掛け渡されて
いる。チエイン50は1対のスプロケツト46の
間で第1の案内部材42に沿つて延出しており、
1対のスプロケツト46から揚重機48まではフ
レーム部材40上に適宜配設された複数の他のス
プロケツト52により案内されている。
第1の案内部材42上には掴み具54を支持し
た台車56が配置されており、台車56はチエイ
ン50に連結されていて、揚重機48によつてチ
エイン50は第1の案内部材42上を走行するこ
とにより台車56は第1の案内部材42上を第1
の案内部材42により走行を案内されながら上下
する。掴み具54は図示しない強力なばねにより
閉位置に付勢されている1対の爪部材58を有し
ており、1対の爪部材58は図示しない電気式ア
クチユエータが所定の電気信号を受けることによ
りこの電気式アクチユエータによつて開位置に移
動される。
た台車56が配置されており、台車56はチエイ
ン50に連結されていて、揚重機48によつてチ
エイン50は第1の案内部材42上を走行するこ
とにより台車56は第1の案内部材42上を第1
の案内部材42により走行を案内されながら上下
する。掴み具54は図示しない強力なばねにより
閉位置に付勢されている1対の爪部材58を有し
ており、1対の爪部材58は図示しない電気式ア
クチユエータが所定の電気信号を受けることによ
りこの電気式アクチユエータによつて開位置に移
動される。
第2の案内部材44は例えばH型鋼によつて強
固な構造に形成されており、第2の案内部材44
上にはダミー30が第2の案内部材44によつて
上下方向に移動を案内されるよう配置されてい
る。
固な構造に形成されており、第2の案内部材44
上にはダミー30が第2の案内部材44によつて
上下方向に移動を案内されるよう配置されてい
る。
ダミー30はこの実施例においてウレタンによ
り大人の平均的な体重と同じ重さを有するよう形
成されており、第2の案内部材44に対する着脱
を容易にするよう2つの縦割り構造をしている。
ダミー30には加速度センサーが組み込まれてお
り、加速度センサーはダミー30の落下停止時に
ダミー30に作用する加速度を測定する。
り大人の平均的な体重と同じ重さを有するよう形
成されており、第2の案内部材44に対する着脱
を容易にするよう2つの縦割り構造をしている。
ダミー30には加速度センサーが組み込まれてお
り、加速度センサーはダミー30の落下停止時に
ダミー30に作用する加速度を測定する。
第2の案内部材44の基部には周知の構成の衝
撃緩衝装置60が配置されており、衝撃緩衝装置
60はこの上にダミー30が落下した場合にダミ
ー30との間に生ずる衝撃力を緩和する。
撃緩衝装置60が配置されており、衝撃緩衝装置
60はこの上にダミー30が落下した場合にダミ
ー30との間に生ずる衝撃力を緩和する。
上述した如く構成されている揚重・落下装置3
2においては、衝撃緩衝装置60上に載置されて
いるダミー30を掴み具54の1対の爪部材58
により掴ませた後に揚重機48によつてチエイン
50を介して掴み具54を第1の案内部材42上
を上方に移動させればダミー30を第2の案内部
材44上で上方に移動させることが出来る。揚重
機48にはチエイン50の走行距離を知る為のロ
ータリーエンコーダが設けられているので、これ
によつて第1の案内部材42上における掴み具5
4の移動距離、ひいては第2の案内部材44上に
おける衝撃緩衝装置60からのダミー30の移動
距離(即ち、ダミー30の揚重距離)、を知るこ
とが出来、従つてダミー30の所望の揚重距離を
設定することが出来る。
2においては、衝撃緩衝装置60上に載置されて
いるダミー30を掴み具54の1対の爪部材58
により掴ませた後に揚重機48によつてチエイン
50を介して掴み具54を第1の案内部材42上
を上方に移動させればダミー30を第2の案内部
材44上で上方に移動させることが出来る。揚重
機48にはチエイン50の走行距離を知る為のロ
ータリーエンコーダが設けられているので、これ
によつて第1の案内部材42上における掴み具5
4の移動距離、ひいては第2の案内部材44上に
おける衝撃緩衝装置60からのダミー30の移動
距離(即ち、ダミー30の揚重距離)、を知るこ
とが出来、従つてダミー30の所望の揚重距離を
設定することが出来る。
揚重・落下装置32の上述した如き構成自体は
当業者にとつて何等目新しいものでない。
当業者にとつて何等目新しいものでない。
この実施例において固定部材36は側壁34を
支持した3階建ての構造をしている。
支持した3階建ての構造をしている。
側壁34中で固定部材36の2階及び3階の
夫々に対応する部分には、固定部材36の2階及
び3階の夫々からダミー30に向かつてロツクク
ライミング用ロープ62の一端を導く為の固定支
点部材64を着脱自在に固定する為の複数の着座
が形成されている。そしてロツククライミング用
ロープ62の一端はダミー30に結合されてい
る。
夫々に対応する部分には、固定部材36の2階及
び3階の夫々からダミー30に向かつてロツクク
ライミング用ロープ62の一端を導く為の固定支
点部材64を着脱自在に固定する為の複数の着座
が形成されている。そしてロツククライミング用
ロープ62の一端はダミー30に結合されてい
る。
固定支点部材64は、墜落時の種々の状況を再
現する為に種々の形式が用意されている。
現する為に種々の形式が用意されている。
第2図には、第1番目の者よりも上方の位置か
ら墜落した先頭者を第2番目の者が確保するとい
う状況下におけるダイニングビレイのトレーニン
グをする場合に使用される固定支点部材64Aが
示されている。
ら墜落した先頭者を第2番目の者が確保するとい
う状況下におけるダイニングビレイのトレーニン
グをする場合に使用される固定支点部材64Aが
示されている。
上述した如き状況下では先頭者が墜落以前に最
後に岩壁10の割目16に打つた固定支点として
のハーケン18は第2番目の者よりも下方に位置
している。従つて、先頭者が墜落した場合には、
先頭者と第2番目の者とを結んでいるロツククラ
イミング用ロープ22は第3図に示す如く上記最
後のハーケン18に連結されたカラビナ20にお
いて鋭く折れ曲がつている。
後に岩壁10の割目16に打つた固定支点として
のハーケン18は第2番目の者よりも下方に位置
している。従つて、先頭者が墜落した場合には、
先頭者と第2番目の者とを結んでいるロツククラ
イミング用ロープ22は第3図に示す如く上記最
後のハーケン18に連結されたカラビナ20にお
いて鋭く折れ曲がつている。
このような最後のハーケン18に連結されたカ
ラビナ20におけるロツククライミング用ロープ
22の鋭い折れ曲がりを再現する為に、固定支点
部材64Aにおいては、最後のハーケン18に連
結されたカラビナ20の代用としての固定ピン6
6がロツククライミング用ロープ62の移動方向
を案内する為の滑車68よりも上方に位置するよ
うフレーム70上に配置されている。
ラビナ20におけるロツククライミング用ロープ
22の鋭い折れ曲がりを再現する為に、固定支点
部材64Aにおいては、最後のハーケン18に連
結されたカラビナ20の代用としての固定ピン6
6がロツククライミング用ロープ62の移動方向
を案内する為の滑車68よりも上方に位置するよ
うフレーム70上に配置されている。
固定ピン66はカラビナ20と同様な摩擦力を
ロツククライミング用ロープ62に与えるもので
あつて、第4図に示す如く、外周面にロープ案内
溝が形成されており、一端には鍔71が形成さ
れ、または他端には雄ねじ72が形成されてい
る。そして雄ねじ72が固定支点部材64Aのフ
レーム70の側壁に形成されている雌ねじに螺合
されることによりフレーム70の側壁に固定され
ている。固定ピン66の鍔側の端面にはフレーム
70の側壁の雌ねじに対しての固定ピン66の雄
ねじ72の螺合及び螺合の解除を行なう為の6角
棒レンチが挿入される6角穴74が形成されてい
る。
ロツククライミング用ロープ62に与えるもので
あつて、第4図に示す如く、外周面にロープ案内
溝が形成されており、一端には鍔71が形成さ
れ、または他端には雄ねじ72が形成されてい
る。そして雄ねじ72が固定支点部材64Aのフ
レーム70の側壁に形成されている雌ねじに螺合
されることによりフレーム70の側壁に固定され
ている。固定ピン66の鍔側の端面にはフレーム
70の側壁の雌ねじに対しての固定ピン66の雄
ねじ72の螺合及び螺合の解除を行なう為の6角
棒レンチが挿入される6角穴74が形成されてい
る。
滑車68は、第5図に示す如く、外周面にロー
プ案内溝が形成されているプーリを有しており、
プーリは一端に雄ねじ76が形成され他端面に6
角穴78が形成されている中心軸80上に回転自
在に支持されている。そして6角穴78に挿入さ
れた図示しない6角棒レンチによつて一方向また
は他方向に中心軸80が回転されることによりフ
レーム70の側壁に形成されている雌ねじに対し
ての中心軸80の雄ねじ76の螺合及び螺合の解
除が行なわれる。
プ案内溝が形成されているプーリを有しており、
プーリは一端に雄ねじ76が形成され他端面に6
角穴78が形成されている中心軸80上に回転自
在に支持されている。そして6角穴78に挿入さ
れた図示しない6角棒レンチによつて一方向また
は他方向に中心軸80が回転されることによりフ
レーム70の側壁に形成されている雌ねじに対し
ての中心軸80の雄ねじ76の螺合及び螺合の解
除が行なわれる。
第6図には、第2番目の者の側方の位置から墜
落した先頭者を第2番目の者が確保するという状
況下におけるダイニングビレイのトレーニングを
する場合に使用される固定支点部材64Bが示さ
れている。
落した先頭者を第2番目の者が確保するという状
況下におけるダイニングビレイのトレーニングを
する場合に使用される固定支点部材64Bが示さ
れている。
上述した如き状況下では先頭者が墜落以前に最
後に岩壁10の割目16に打つた固定支点として
のハーケン18は第2番目の者の側方に位置して
いる。従つて、先頭者が墜落した場合には、先頭
者と第2番目の者とを結んでいるロツククライミ
ング用ロープ22は第7図に示す如く上記最後の
ハーケン18に連結されたカラビナ20において
鈍い角度で折れ曲がつている。
後に岩壁10の割目16に打つた固定支点として
のハーケン18は第2番目の者の側方に位置して
いる。従つて、先頭者が墜落した場合には、先頭
者と第2番目の者とを結んでいるロツククライミ
ング用ロープ22は第7図に示す如く上記最後の
ハーケン18に連結されたカラビナ20において
鈍い角度で折れ曲がつている。
このような最後のハーケン18に連結されたカ
ラビナ20におけるロツククライミング用ロープ
22の鈍い折れ曲がりを再現する為に、固定支点
部材64Bにおいては、最後のハーケン18に連
結されたカラビナ20の代用としての固定ピン6
6がロツククライミング用ロープ62の移動方向
を案内する為の滑車68よりも下方または滑車6
8に対して略水平に位置するようフレーム70上
に配置されている。
ラビナ20におけるロツククライミング用ロープ
22の鈍い折れ曲がりを再現する為に、固定支点
部材64Bにおいては、最後のハーケン18に連
結されたカラビナ20の代用としての固定ピン6
6がロツククライミング用ロープ62の移動方向
を案内する為の滑車68よりも下方または滑車6
8に対して略水平に位置するようフレーム70上
に配置されている。
固定支点部材64Bはまた、第2番目の者の墜
落を先頭者が確保するという状況下におけるビレ
イ(確保)のトレーニングをする場合にも使用で
きる。このような状況下においては、岩壁上で第
2番目の者よりも上方に位置している比較的安定
した部分に既に登り着いている先頭者は自分の近
傍の岩壁10上の割目16にハーケン18を打ち
込み、このハーケン18に連結されたカラビナ2
0に第2番目の者へと向かうロツククライミング
用ロープ22を挿通させる。この時の状況は第2
1図を参照して説明した人間を使用した従来のダ
イニングビレイのトレーニング不法において先頭
者14と第2番目の者24の位置が逆転したのと
同じになる。このような状況下における第2番目
の者24の為のビレイ(確保)においては、第2
番目の者24の落下距離は先頭者14が落下した
場合における先頭者14の落下距離に比べると遥
かに小さいので、先頭者14は弾性確保を行な
い、しかもこれによつて第2番目の者24、先頭
者14、ロープ22、ハーケン18のいずれも全
く損傷を受けない。
落を先頭者が確保するという状況下におけるビレ
イ(確保)のトレーニングをする場合にも使用で
きる。このような状況下においては、岩壁上で第
2番目の者よりも上方に位置している比較的安定
した部分に既に登り着いている先頭者は自分の近
傍の岩壁10上の割目16にハーケン18を打ち
込み、このハーケン18に連結されたカラビナ2
0に第2番目の者へと向かうロツククライミング
用ロープ22を挿通させる。この時の状況は第2
1図を参照して説明した人間を使用した従来のダ
イニングビレイのトレーニング不法において先頭
者14と第2番目の者24の位置が逆転したのと
同じになる。このような状況下における第2番目
の者24の為のビレイ(確保)においては、第2
番目の者24の落下距離は先頭者14が落下した
場合における先頭者14の落下距離に比べると遥
かに小さいので、先頭者14は弾性確保を行な
い、しかもこれによつて第2番目の者24、先頭
者14、ロープ22、ハーケン18のいずれも全
く損傷を受けない。
第8図には、固定支点として大きく湾曲した岩
角を利用した状況下におけるダイニングビレイの
トレーニングをする場合に使用される固定支点部
材64Cが示されている。
角を利用した状況下におけるダイニングビレイの
トレーニングをする場合に使用される固定支点部
材64Cが示されている。
固定支点部材64Cにおいては、大きく湾曲し
た外表面を有するよう形成された石柱82が固定
ピン66の代わりにフレーム70に固定されてい
る。
た外表面を有するよう形成された石柱82が固定
ピン66の代わりにフレーム70に固定されてい
る。
第1図に示すこの考案の実施例においては、固
定部材36の2階及び3階の夫々の隔壁及び床に
は共通の寸法の複数の雌ねじ孔が形成されてお
り、これら複数の雌ねじ孔の夫々には隔壁及び床
における縦方向と横方向の位置を現わす記号が付
されている。
定部材36の2階及び3階の夫々の隔壁及び床に
は共通の寸法の複数の雌ねじ孔が形成されてお
り、これら複数の雌ねじ孔の夫々には隔壁及び床
における縦方向と横方向の位置を現わす記号が付
されている。
上記隔壁の複数の雌ねじ孔中の幾つかには滑車
68の中心軸80の雄ねじ76が螺合されてお
り、上記隔壁に固定された複数の滑車68には固
定支点部材64から固定部材36の2階及び3階
の夫々の中へと導入されているロツククライミン
グ用ロープ62の他端部が掛け渡されている。
68の中心軸80の雄ねじ76が螺合されてお
り、上記隔壁に固定された複数の滑車68には固
定支点部材64から固定部材36の2階及び3階
の夫々の中へと導入されているロツククライミン
グ用ロープ62の他端部が掛け渡されている。
(第1図には固定部材36の構造は2階のみが
示されており3階は2階の同じ構造なので省略さ
れている。)ロープ62の他端部は上記隔壁に固
定された複数の滑車68に掛け渡されることによ
り固定部材36の2階中における走行経路を規定
される。従つて、この実施例においては、上記隔
壁の複数の雌ねじ孔に対する滑車68の中心軸8
0の雄ねじ76の螺合を選択することにより上記
隔壁の複数の雌ねじ孔に固定された複数の滑車6
8の相対的な位置を変化させれば、固定部材36
の2階及び3階の中におけるロツククライミング
用ロープ62の他端部の走行経路を変化させるこ
とが出来、複数の滑車68と固定部材36の2階
及び3階の夫々の隔壁及び床に形成された複数の
雌ねじ孔とはロープ案内装置を構成している。
示されており3階は2階の同じ構造なので省略さ
れている。)ロープ62の他端部は上記隔壁に固
定された複数の滑車68に掛け渡されることによ
り固定部材36の2階中における走行経路を規定
される。従つて、この実施例においては、上記隔
壁の複数の雌ねじ孔に対する滑車68の中心軸8
0の雄ねじ76の螺合を選択することにより上記
隔壁の複数の雌ねじ孔に固定された複数の滑車6
8の相対的な位置を変化させれば、固定部材36
の2階及び3階の中におけるロツククライミング
用ロープ62の他端部の走行経路を変化させるこ
とが出来、複数の滑車68と固定部材36の2階
及び3階の夫々の隔壁及び床に形成された複数の
雌ねじ孔とはロープ案内装置を構成している。
ロープ案内装置を構成している複数の滑車68
を通過した後のロツククライミング用ロープ62
の他端部は、固定部材36の2階の隔壁に形成さ
れた複数の雌ねじ孔中のいずれかに螺合されてい
る荷重緩和装置84に支持されている滑車86を
通過され、さらには2階の隔壁に形成された複数
の雌ねじ孔中の別の1つに螺合されている滑車6
8によつて2階の床に向かうよう案内されてい
る。
を通過した後のロツククライミング用ロープ62
の他端部は、固定部材36の2階の隔壁に形成さ
れた複数の雌ねじ孔中のいずれかに螺合されてい
る荷重緩和装置84に支持されている滑車86を
通過され、さらには2階の隔壁に形成された複数
の雌ねじ孔中の別の1つに螺合されている滑車6
8によつて2階の床に向かうよう案内されてい
る。
なおこの実施例において、荷重緩和装置84は
隔壁の雌ねじ孔に螺合されていたが、床の雌ねじ
孔に螺合させることも出来る。
隔壁の雌ねじ孔に螺合されていたが、床の雌ねじ
孔に螺合させることも出来る。
第9図には荷重緩和装置84の主要部分が示さ
れている。この主要部分は、隔壁の雌ねじ孔にボ
ルト止めされるフレーム88と、フレーム88上
に1対の軸受90を介して支持され1対の軸受9
0によつてフレーム88が固定された隔壁に対し
て平行に移動自在である軸92とを有している。
軸92の一端には荷重/電気信号変換器(例えば
ロードセル)取付け部材94を介して滑車86が
取り付けられており、軸92の他端の連結孔98
aには連結部材96を介して油圧式シヨツクアブ
ソーバ98(第1図参照)の一端が連結されてい
る。油圧式シヨツクアブソーバ98(第1図参
照)の他端は隔壁上の雌ねじ孔にボルト止めされ
ている。軸92には一方の軸受90においてシヤ
ーピン102が挿通されている。シヤーピン10
2は滑車86に掛けられているロツククライミン
グ用ロープ62に負荷された荷重が所定値以上に
なることにより滑車86を支持している軸92が
所定値以上の引張り力を受けた時に剪断し、軸9
2に負荷された所定値以上の引張り力、即ちロツ
ククライミング用ロープ62に負荷された所定値
以上の荷重、は油圧式シヨツクアブソーバ98に
よつて緩和される。なおシヤーピン102が剪断
される荷重の所定値は、トレーニングを受ける者
がダミー30の落下によりロツククライミング用
ロープ62に最初に衝撃的に負荷される荷重を安
全に保持出来る最大値に設定されることが好適で
あり、一般には女性の為の剪断荷重は男性の為の
剪断荷重よりも小さく設定される。
れている。この主要部分は、隔壁の雌ねじ孔にボ
ルト止めされるフレーム88と、フレーム88上
に1対の軸受90を介して支持され1対の軸受9
0によつてフレーム88が固定された隔壁に対し
て平行に移動自在である軸92とを有している。
軸92の一端には荷重/電気信号変換器(例えば
ロードセル)取付け部材94を介して滑車86が
取り付けられており、軸92の他端の連結孔98
aには連結部材96を介して油圧式シヨツクアブ
ソーバ98(第1図参照)の一端が連結されてい
る。油圧式シヨツクアブソーバ98(第1図参
照)の他端は隔壁上の雌ねじ孔にボルト止めされ
ている。軸92には一方の軸受90においてシヤ
ーピン102が挿通されている。シヤーピン10
2は滑車86に掛けられているロツククライミン
グ用ロープ62に負荷された荷重が所定値以上に
なることにより滑車86を支持している軸92が
所定値以上の引張り力を受けた時に剪断し、軸9
2に負荷された所定値以上の引張り力、即ちロツ
ククライミング用ロープ62に負荷された所定値
以上の荷重、は油圧式シヨツクアブソーバ98に
よつて緩和される。なおシヤーピン102が剪断
される荷重の所定値は、トレーニングを受ける者
がダミー30の落下によりロツククライミング用
ロープ62に最初に衝撃的に負荷される荷重を安
全に保持出来る最大値に設定されることが好適で
あり、一般には女性の為の剪断荷重は男性の為の
剪断荷重よりも小さく設定される。
荷重緩和装置84を通過したロツククライミン
グ用ロープ62の他端部はさらに固定部材36の
2階の床の複数の雌ねじ孔のいずれかに螺合され
た荷重/電気信号変換器104に連結された周知
の制動器106を通過している。荷重/電気信号
変換器104はロードセルの如き周知の荷重/電
気信号変換手段を備えており、ロツククライミン
グ用ロープ62から制動器106に負荷される荷
重を電気信号に変換する。
グ用ロープ62の他端部はさらに固定部材36の
2階の床の複数の雌ねじ孔のいずれかに螺合され
た荷重/電気信号変換器104に連結された周知
の制動器106を通過している。荷重/電気信号
変換器104はロードセルの如き周知の荷重/電
気信号変換手段を備えており、ロツククライミン
グ用ロープ62から制動器106に負荷される荷
重を電気信号に変換する。
ダイニングビレイのトレーニングを受ける者1
08は固定部材36の2階の床に立つて制動器1
06を操作し、先頭者に見立てたダミー30の落
下を制動器106におけるロツククライミング用
ロープ6射の摩擦力を利用した制動を調節するこ
とにより確保(ビレイ)する。ダミー30の落下
によりダミー30と制動器106との間で引張り
力を感じた瞬間にロツククライミング用ロープ6
2を制動器106上で滑らせながら短時間にでは
あるが序々に制動器106におけるロツククライ
ミング用ロープ62の制動を強め最終的には制動
器106におけるロツククライミング用ロープ6
2の滑り、即ち走行、を停止させることが出来れ
ば、ダイニングビレイは成功したことになる。こ
れに対して、ダミー30の落下を制動器106上
におけるロツククライミング用ロープ62の滑り
を生じさせることなく瞬間的に停止させるようト
レーニングを受ける者108が制動器106を操
作した場合には、この操作はダミー30の落下距
離が比較的大となつた時にダミー30により代用
されている先頭者や固定部材36の側壁34に対
する固定支点部材64の固定や床に対する制動器
106の固定に損傷をもたらす可能性を極めて大
きくする弾性確保となる。
08は固定部材36の2階の床に立つて制動器1
06を操作し、先頭者に見立てたダミー30の落
下を制動器106におけるロツククライミング用
ロープ6射の摩擦力を利用した制動を調節するこ
とにより確保(ビレイ)する。ダミー30の落下
によりダミー30と制動器106との間で引張り
力を感じた瞬間にロツククライミング用ロープ6
2を制動器106上で滑らせながら短時間にでは
あるが序々に制動器106におけるロツククライ
ミング用ロープ62の制動を強め最終的には制動
器106におけるロツククライミング用ロープ6
2の滑り、即ち走行、を停止させることが出来れ
ば、ダイニングビレイは成功したことになる。こ
れに対して、ダミー30の落下を制動器106上
におけるロツククライミング用ロープ62の滑り
を生じさせることなく瞬間的に停止させるようト
レーニングを受ける者108が制動器106を操
作した場合には、この操作はダミー30の落下距
離が比較的大となつた時にダミー30により代用
されている先頭者や固定部材36の側壁34に対
する固定支点部材64の固定や床に対する制動器
106の固定に損傷をもたらす可能性を極めて大
きくする弾性確保となる。
固定部材36の2階の床に立つてダイニングビ
レイのトレーニングを受ける者108の腰には幅
広の周知の安全ベルト(ハーネスと通常呼ばれ
る)110が着装されており、ハーネス110に
カラビナを介して一端が結合されている細引11
2の他端は固定部材36の2階の隔壁または床の
複数の雌ねじ孔のいずれかに螺合された荷重/電
気信号変換器114に結合されている。この荷
重/電気信号変換器104は前述の荷重/電気信
号変換器104と同じ構成をしており、ダイニン
グビレイのトレーニングを受ける者108がダミ
ー30の落下に対して確保操作を行なつた時にト
レーニングを受ける者108がロツククライミン
グ用ロープ62から受ける引張り力を測定する。
レイのトレーニングを受ける者108の腰には幅
広の周知の安全ベルト(ハーネスと通常呼ばれ
る)110が着装されており、ハーネス110に
カラビナを介して一端が結合されている細引11
2の他端は固定部材36の2階の隔壁または床の
複数の雌ねじ孔のいずれかに螺合された荷重/電
気信号変換器114に結合されている。この荷
重/電気信号変換器104は前述の荷重/電気信
号変換器104と同じ構成をしており、ダイニン
グビレイのトレーニングを受ける者108がダミ
ー30の落下に対して確保操作を行なつた時にト
レーニングを受ける者108がロツククライミン
グ用ロープ62から受ける引張り力を測定する。
上述した実施例において荷重緩和装置84及び
荷重/電気信号変換器114の夫々は固定部材3
6の2階の隔壁に固定され、また制動器106と
組み合わされた荷重/電気信号変換器114は固
定部材36の2階の床に固定されていたが、荷重
緩和装置84及び荷重/電気信号変換器114の
夫々を固定部材36の2階の床に固定し、制動器
106と組み合わされた荷重/電気信号変換器1
14を固定部材36の2階の隔壁に固定すること
も出来る。また制動器106をトレーニングを受
ける者108の腰のハーネス110にカラビナに
連結することも出来るし、制動器106を使用せ
ず、荷重緩和装置84からのロツククライミング
用ロープ62の他端部をトレーニングを受ける者
108の胴体に半周させることによりトレーニン
グを受ける者108の胴体を制動器106の代わ
りとして使用することも出来る。
荷重/電気信号変換器114の夫々は固定部材3
6の2階の隔壁に固定され、また制動器106と
組み合わされた荷重/電気信号変換器114は固
定部材36の2階の床に固定されていたが、荷重
緩和装置84及び荷重/電気信号変換器114の
夫々を固定部材36の2階の床に固定し、制動器
106と組み合わされた荷重/電気信号変換器1
14を固定部材36の2階の隔壁に固定すること
も出来る。また制動器106をトレーニングを受
ける者108の腰のハーネス110にカラビナに
連結することも出来るし、制動器106を使用せ
ず、荷重緩和装置84からのロツククライミング
用ロープ62の他端部をトレーニングを受ける者
108の胴体に半周させることによりトレーニン
グを受ける者108の胴体を制動器106の代わ
りとして使用することも出来る。
固定部材36の1階には、揚重機48中のエン
コーダやダミー30中の加速度計や荷重緩和器8
4中のロードセルや、制動器106と組み合わせ
られた荷重/電気信号変換機104及びトレーニ
ングを受ける者108に連結されている荷重/電
気信号変換機114と電気的に接続され、これら
から受ける電気信号に種々の処理を加える情報処
理装置が配置されている。固定部材36の1階に
はさらに、上述した種々の電気信号から得られた
種々の数値を表示する為の計器や揚重機48の動
きを制御する為の制御機器もまた設置されてお
り、固定部材36の2階及び3階の夫々の隔壁に
は、1階の情報処理装置及び種々の計器からの必
要な情報を表示する為の表示装置や揚重機48の
為の制御機器が設置されている。
コーダやダミー30中の加速度計や荷重緩和器8
4中のロードセルや、制動器106と組み合わせ
られた荷重/電気信号変換機104及びトレーニ
ングを受ける者108に連結されている荷重/電
気信号変換機114と電気的に接続され、これら
から受ける電気信号に種々の処理を加える情報処
理装置が配置されている。固定部材36の1階に
はさらに、上述した種々の電気信号から得られた
種々の数値を表示する為の計器や揚重機48の動
きを制御する為の制御機器もまた設置されてお
り、固定部材36の2階及び3階の夫々の隔壁に
は、1階の情報処理装置及び種々の計器からの必
要な情報を表示する為の表示装置や揚重機48の
為の制御機器が設置されている。
上述した如く構成されているこの考案の実施例
に従つたロツククライミングのダイニングビレイ
トレーニング装置を使用し、実際の岩壁におけ
る種々の状況下を想定した時のトレーニング方法
について以下に説明する。
に従つたロツククライミングのダイニングビレイ
トレーニング装置を使用し、実際の岩壁におけ
る種々の状況下を想定した時のトレーニング方法
について以下に説明する。
第10図には実際の岩壁10において岩壁10
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
からDメートル側方に移動した地点で最後に岩壁
10の割目16に打つたハーケン18から1メー
トル隔たつた位置において先頭者14が墜落した
場合が概略的に示されている。
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
からDメートル側方に移動した地点で最後に岩壁
10の割目16に打つたハーケン18から1メー
トル隔たつた位置において先頭者14が墜落した
場合が概略的に示されている。
このような状況を再現した時のロツククライミ
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の構
成が第11図の固定部材36の3階に示されてい
る。ここにおいては固定支点部材64として第6
図に参照符号64Bで示されていた形式を使用し
ており、固定支点部材64Bから固定部材36の
3階中へと導入されてきたロツククライミング用
ロープ62の他端部は複数の滑車68と荷重緩和
装置84の滑車86とを通過し、最後には、細引
112に連結された荷重/電気信号変換器114
を介して3階の隔壁又は床に連結されているトレ
ーニングを受ける者108の胴体に半周されてい
る。ここにおいてはまた、ロツククライミング用
ロープ62が固定支点部材64からトレーニング
を受ける者108までに至る走行経路の長さが上
述した実際の岩壁における第2番目の者24から
第10図に示す如く側方に移動した先頭者14が
最後に岩壁10の割目16に打つたハーケン18
までのロツククライミング用ロープ62の長さD
に相当している。そして、揚重機48によりダミ
ー30を第11図に実線で示す如く固定支点部材
64Bの1メートル下方の位置まで一旦引き上げ
た後に、ロツククライミング用ロープ62はダミ
ー30とトレーニングを受ける者108との間で
大きな弛みを生じないようトレーニングを受ける
者108により引つ張られる。次にトレーニング
を受ける者108は確保(ビレイ)の準備態勢に
入り、さらに揚重機48によりダミー30が第1
1図に実線で示された位置から第11図に2点鎖
線で示された位置まで1メートルさらに揚重され
た後に掴み具54の1対の爪部材58を開放され
て落下し、この落下をトレーニングを受ける者1
08はロツククライミング用ロープ62を使用し
て確保(ビレイ)する。この時にトレーニングを
受ける者108は確保(ビレイ)がダイニングビ
レイとなるよう試みる。
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の構
成が第11図の固定部材36の3階に示されてい
る。ここにおいては固定支点部材64として第6
図に参照符号64Bで示されていた形式を使用し
ており、固定支点部材64Bから固定部材36の
3階中へと導入されてきたロツククライミング用
ロープ62の他端部は複数の滑車68と荷重緩和
装置84の滑車86とを通過し、最後には、細引
112に連結された荷重/電気信号変換器114
を介して3階の隔壁又は床に連結されているトレ
ーニングを受ける者108の胴体に半周されてい
る。ここにおいてはまた、ロツククライミング用
ロープ62が固定支点部材64からトレーニング
を受ける者108までに至る走行経路の長さが上
述した実際の岩壁における第2番目の者24から
第10図に示す如く側方に移動した先頭者14が
最後に岩壁10の割目16に打つたハーケン18
までのロツククライミング用ロープ62の長さD
に相当している。そして、揚重機48によりダミ
ー30を第11図に実線で示す如く固定支点部材
64Bの1メートル下方の位置まで一旦引き上げ
た後に、ロツククライミング用ロープ62はダミ
ー30とトレーニングを受ける者108との間で
大きな弛みを生じないようトレーニングを受ける
者108により引つ張られる。次にトレーニング
を受ける者108は確保(ビレイ)の準備態勢に
入り、さらに揚重機48によりダミー30が第1
1図に実線で示された位置から第11図に2点鎖
線で示された位置まで1メートルさらに揚重され
た後に掴み具54の1対の爪部材58を開放され
て落下し、この落下をトレーニングを受ける者1
08はロツククライミング用ロープ62を使用し
て確保(ビレイ)する。この時にトレーニングを
受ける者108は確保(ビレイ)がダイニングビ
レイとなるよう試みる。
第11図において固定部材36の2階部分に
は、確保準備をしている第2番目の者24から第
10図に示す如く側方に移動した先頭者14まで
の距離がより長い状況を再現した時のロツククラ
イミングのダイニングビレイ トレーニング装置
の構成が示されており、ここにおいては固定部材
36の側壁34の固定支点部材64からトレーニ
ングを受ける者108の直前の荷重緩和装置84
までの間で滑車68が2階の隔壁に多数取り付け
られており、これら多数の滑車68に掛け渡され
ているロツククライミング用ロープ62が固定支
点部材64からトレーニングを受ける者108ま
でに至る走行経路の長さが上述した実際の岩壁に
おける第2番目の者24から第10図に示す如く
側方に移動した先頭者14が最後に岩壁10の割
目16に打つたハーケン18までのロツククライ
ミング用ロープ22の比較的長い長さに相当して
いる。
は、確保準備をしている第2番目の者24から第
10図に示す如く側方に移動した先頭者14まで
の距離がより長い状況を再現した時のロツククラ
イミングのダイニングビレイ トレーニング装置
の構成が示されており、ここにおいては固定部材
36の側壁34の固定支点部材64からトレーニ
ングを受ける者108の直前の荷重緩和装置84
までの間で滑車68が2階の隔壁に多数取り付け
られており、これら多数の滑車68に掛け渡され
ているロツククライミング用ロープ62が固定支
点部材64からトレーニングを受ける者108ま
でに至る走行経路の長さが上述した実際の岩壁に
おける第2番目の者24から第10図に示す如く
側方に移動した先頭者14が最後に岩壁10の割
目16に打つたハーケン18までのロツククライ
ミング用ロープ22の比較的長い長さに相当して
いる。
第11図において使用されている滑車68は、
実際の岩壁において第2番目の者24から第10
図に示す如く側方に移動した先頭者14が最後に
岩壁10の割目16に打つたハーケン18までの
間には全く他のハーケンが打ち込まれておらず、
ロツククライミング用ロープ62が上記の間で中
吊りになつていて最後のハーケン18に連結され
たカラビナ20以外ではまつたく支持されていな
いことを意味している。
実際の岩壁において第2番目の者24から第10
図に示す如く側方に移動した先頭者14が最後に
岩壁10の割目16に打つたハーケン18までの
間には全く他のハーケンが打ち込まれておらず、
ロツククライミング用ロープ62が上記の間で中
吊りになつていて最後のハーケン18に連結され
たカラビナ20以外ではまつたく支持されていな
いことを意味している。
実際の岩壁において第2番目の者24から第1
0図に示す如く側方に移動した先頭者14が最後
に岩壁10の割目16に打つたハーケン18まで
の間でロツククライミング用ロープ62を支持す
る為の複数の他のハーケンが使用されている状況
を忠実に再現し、これら複数の他のハーケンに連
結されている複数のカラビナがロツククライミン
グ用ロープ62に与えている摩擦力を再現する為
には、固定部材36の側壁34の固定支点部材6
4からトレーニングを受ける者108の直前の荷
重緩和装置84までの間で2階の隔壁に取り付け
られている多数の滑車68の内で上記複数の他の
ハーケンと同数のものを第4図に示す固定ピン6
6に変えれば良い。
0図に示す如く側方に移動した先頭者14が最後
に岩壁10の割目16に打つたハーケン18まで
の間でロツククライミング用ロープ62を支持す
る為の複数の他のハーケンが使用されている状況
を忠実に再現し、これら複数の他のハーケンに連
結されている複数のカラビナがロツククライミン
グ用ロープ62に与えている摩擦力を再現する為
には、固定部材36の側壁34の固定支点部材6
4からトレーニングを受ける者108の直前の荷
重緩和装置84までの間で2階の隔壁に取り付け
られている多数の滑車68の内で上記複数の他の
ハーケンと同数のものを第4図に示す固定ピン6
6に変えれば良い。
第12図には実際の岩壁10において岩壁10
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
から3メートル側方に移動した地点で岩壁10の
割目に第1番目のハーケン18を打ち、しかる後
に2メートル上方に登つて岩壁10の割目に打つ
た第2番目のハーケン18からさらに1.5メート
ル上方に登つた先頭者が墜落した場合が概略的に
示されている。
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
から3メートル側方に移動した地点で岩壁10の
割目に第1番目のハーケン18を打ち、しかる後
に2メートル上方に登つて岩壁10の割目に打つ
た第2番目のハーケン18からさらに1.5メート
ル上方に登つた先頭者が墜落した場合が概略的に
示されている。
このような状況を再現した時のロツククライミ
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の構
成が第13図の固定部材36の3階に示されてい
る。ここにおいては固定支点部材64として第2
図に参照符号64Aで示されていた形式を使用し
ており、固定支点部材64Aから固定部材36の
3階中へと導入されてきたロツククライミング用
ロープ62の他端部は複数の滑車68により第2
番目のハーケン18に連結されたカラビナ20に
相当する固定ピン66へと導かれた後に荷重緩和
装置84の滑車86を通過し、最後には、細引1
12に連結された荷重/電気信号変換器114を
介して3階の隔壁又は床に連結されているトレー
ニングを受ける者108の胴体に半周されてい
る。またここにおいては、ロツククライミング用
ロープ62が固定支点部材64からトレーニング
を受ける者108までに至る走行経路の長さが上
述した実際の岩壁における第2番目の者24から
第12図に示す如く側方及び上方に移動した先頭
者14が最後に岩壁10の割目16に打つたハー
ケン18までのロツククライミング用ロープ62
の長さ5メートルに相当している。そして、揚重
機48によりダミー30を第13図に実線で示す
如く固定支点部材64Aの1.5メートル下方の位
置まで一旦引き上げた後に、ロツククライミング
用ロープ62はダミー30とトレーニングを受け
る者108との間で大きな弛みを生じないようト
レーニングを受ける者108により引つ張られ
る。次にトレーニングを受ける者108は確保
(ビレイ)の準備態勢に入り、さらに揚重機48
によりダミー30が第13図に実線で示された位
置から第13図に2点鎖線で示された位置まで
1.5メートルさらに揚重された後に掴み具54の
1対の爪部材58を開放されて落下し、この落下
をトレーニングを受ける者108はロツククライ
ミング用ロープ62を使用して確保(ビレイ)す
る。この時にトレーニングを受ける者108は確
保(ビレイ)する。この時にトレーニングを受け
る者108は確保(ビレイ)がダイニングビレイ
となるよう試みる。
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の構
成が第13図の固定部材36の3階に示されてい
る。ここにおいては固定支点部材64として第2
図に参照符号64Aで示されていた形式を使用し
ており、固定支点部材64Aから固定部材36の
3階中へと導入されてきたロツククライミング用
ロープ62の他端部は複数の滑車68により第2
番目のハーケン18に連結されたカラビナ20に
相当する固定ピン66へと導かれた後に荷重緩和
装置84の滑車86を通過し、最後には、細引1
12に連結された荷重/電気信号変換器114を
介して3階の隔壁又は床に連結されているトレー
ニングを受ける者108の胴体に半周されてい
る。またここにおいては、ロツククライミング用
ロープ62が固定支点部材64からトレーニング
を受ける者108までに至る走行経路の長さが上
述した実際の岩壁における第2番目の者24から
第12図に示す如く側方及び上方に移動した先頭
者14が最後に岩壁10の割目16に打つたハー
ケン18までのロツククライミング用ロープ62
の長さ5メートルに相当している。そして、揚重
機48によりダミー30を第13図に実線で示す
如く固定支点部材64Aの1.5メートル下方の位
置まで一旦引き上げた後に、ロツククライミング
用ロープ62はダミー30とトレーニングを受け
る者108との間で大きな弛みを生じないようト
レーニングを受ける者108により引つ張られ
る。次にトレーニングを受ける者108は確保
(ビレイ)の準備態勢に入り、さらに揚重機48
によりダミー30が第13図に実線で示された位
置から第13図に2点鎖線で示された位置まで
1.5メートルさらに揚重された後に掴み具54の
1対の爪部材58を開放されて落下し、この落下
をトレーニングを受ける者108はロツククライ
ミング用ロープ62を使用して確保(ビレイ)す
る。この時にトレーニングを受ける者108は確
保(ビレイ)する。この時にトレーニングを受け
る者108は確保(ビレイ)がダイニングビレイ
となるよう試みる。
第13図の固定部材36の3階に示されている
ダイニングビレイ トレーニング装置の構成中の
固定支点部材64A中の固定ピン66及び3階の
隔壁に螺合されている固定ピン66の夫々は第1
2図の実際の岩壁10中の状況における前記第2
番目のハーケン18(先頭者側に位置している)
及び前記第1番目のハーケン18(第2番目の者
側に位置している)に連結されているカラビナに
対応しており、3階の隔壁に螺合されている複数
の滑車68は、実際の岩壁10中の状況における
前記第2番目のハーケン18及び前記第1番目の
ハーケン18に連結されているカラビナに対する
ロツククライミング用ロープ22の実際の巻き掛
け角度を固定支点部材64A中の固定ピン66及
び3階の隔壁に螺合されている固定ピン66の
夫々に対するロツククライミング用ロープ62の
巻き掛け角度に再現している。
ダイニングビレイ トレーニング装置の構成中の
固定支点部材64A中の固定ピン66及び3階の
隔壁に螺合されている固定ピン66の夫々は第1
2図の実際の岩壁10中の状況における前記第2
番目のハーケン18(先頭者側に位置している)
及び前記第1番目のハーケン18(第2番目の者
側に位置している)に連結されているカラビナに
対応しており、3階の隔壁に螺合されている複数
の滑車68は、実際の岩壁10中の状況における
前記第2番目のハーケン18及び前記第1番目の
ハーケン18に連結されているカラビナに対する
ロツククライミング用ロープ22の実際の巻き掛
け角度を固定支点部材64A中の固定ピン66及
び3階の隔壁に螺合されている固定ピン66の
夫々に対するロツククライミング用ロープ62の
巻き掛け角度に再現している。
第14図には実際の岩壁10において岩壁10
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
から先頭者14がまず側方へと移動し、次に上方
へと攀じ登るて行き、この上方への登攀中にジグ
ザグの軌跡を描きながら複数のハーケン18を岩
壁10の割れ目16に打ち込んでいつた先頭者1
4が墜落する状況が示されている。ここにおいて
岩壁10上にジグザグに配置された複数のカラビ
ナ20を通過されたロツククライミング用ロープ
22は複数のカラビナ20において鋭角に折れ曲
がつているので複数のカラビナ20から比較的大
きな摩擦力を受ける。先頭者14の墜落は複数の
カラビナ20からロツククライミング用ロープ2
2に与えられる比較的大きな摩擦力によつて停止
され、この時には複数のカラビナ20においてロ
ツククライミング用ロープ22の流れが殆ど生じ
ないので複数のカラビナ20が前述の弾性確保を
行なつたとみなすことが出来る。このような状況
における弾性確保は、第2番目の者24に先頭者
14の墜落により生ずる引張り力を伝達しない
が、先頭者14の墜落が上述した如くして停止さ
れた瞬間にロツククライミング用ロープ22や複
数のハーケン18や墜落した先頭者14に衝撃的
な力を作用させこれらに損傷をもたらす。上述し
た如き欠点を生じさせる弾性確保しかもたらさな
い複数のハーケン18の上述した如きジグザグの
配置は、実際の岩壁10上においてはしてはなら
ない配置である。
中の比較的安定した部分12上で先頭者14の墜
落に備えて確保準備をしている第2番目の者24
から先頭者14がまず側方へと移動し、次に上方
へと攀じ登るて行き、この上方への登攀中にジグ
ザグの軌跡を描きながら複数のハーケン18を岩
壁10の割れ目16に打ち込んでいつた先頭者1
4が墜落する状況が示されている。ここにおいて
岩壁10上にジグザグに配置された複数のカラビ
ナ20を通過されたロツククライミング用ロープ
22は複数のカラビナ20において鋭角に折れ曲
がつているので複数のカラビナ20から比較的大
きな摩擦力を受ける。先頭者14の墜落は複数の
カラビナ20からロツククライミング用ロープ2
2に与えられる比較的大きな摩擦力によつて停止
され、この時には複数のカラビナ20においてロ
ツククライミング用ロープ22の流れが殆ど生じ
ないので複数のカラビナ20が前述の弾性確保を
行なつたとみなすことが出来る。このような状況
における弾性確保は、第2番目の者24に先頭者
14の墜落により生ずる引張り力を伝達しない
が、先頭者14の墜落が上述した如くして停止さ
れた瞬間にロツククライミング用ロープ22や複
数のハーケン18や墜落した先頭者14に衝撃的
な力を作用させこれらに損傷をもたらす。上述し
た如き欠点を生じさせる弾性確保しかもたらさな
い複数のハーケン18の上述した如きジグザグの
配置は、実際の岩壁10上においてはしてはなら
ない配置である。
このような悪い状況を再現した時のロツククラ
イミングのダイニングビレイ トレーニング装置
の構成が第13図の固定部材36の2階に示され
ている。ここにおいてはトレーニングを受ける者
108の直前の荷重緩和機84と固定支持部材6
4Aとの間で実際の岩場におけるジグザグに配置
された多数のハーケン18と同じ数の固定ピン6
6が2階の隔壁上にジグザグな配置となるよう螺
合されており、これらジグザグ配置の多数の固定
ピン66に掛け渡されたロツククライミング用ロ
ープ62は多数の固定ピン66において実際の岩
壁10における前述の状況と同様鋭く折れ曲がつ
ており、さらにはロツククライミング用ロープ6
2が固定支持部材64からトレーニングを受ける
者108までに至る走行経路の長さが上述した実
際の岩壁における第2番目の者24から第14図
に示す如く先頭者14によつて最後に岩壁10の
割目16に打たれたハーケン18までのロツクク
ライミング用ロープ62の長さに相当している。
イミングのダイニングビレイ トレーニング装置
の構成が第13図の固定部材36の2階に示され
ている。ここにおいてはトレーニングを受ける者
108の直前の荷重緩和機84と固定支持部材6
4Aとの間で実際の岩場におけるジグザグに配置
された多数のハーケン18と同じ数の固定ピン6
6が2階の隔壁上にジグザグな配置となるよう螺
合されており、これらジグザグ配置の多数の固定
ピン66に掛け渡されたロツククライミング用ロ
ープ62は多数の固定ピン66において実際の岩
壁10における前述の状況と同様鋭く折れ曲がつ
ており、さらにはロツククライミング用ロープ6
2が固定支持部材64からトレーニングを受ける
者108までに至る走行経路の長さが上述した実
際の岩壁における第2番目の者24から第14図
に示す如く先頭者14によつて最後に岩壁10の
割目16に打たれたハーケン18までのロツクク
ライミング用ロープ62の長さに相当している。
第13図の固定部材36の2階に示されている
このような悪い状況を再現した時のロツククライ
ミングのダイニングビレイ トレーニング装置に
おけるダイニングビレイの方法は第13図の固定
部材36の2階に示されていたダイニングビレイ
トレーニング装置の構成における上述のダイニ
ングビレイの方法と同じである。
このような悪い状況を再現した時のロツククライ
ミングのダイニングビレイ トレーニング装置に
おけるダイニングビレイの方法は第13図の固定
部材36の2階に示されていたダイニングビレイ
トレーニング装置の構成における上述のダイニ
ングビレイの方法と同じである。
このように、本願考案の実施例に従つたロツク
クライミングのダイニングビレイ トレーニング
装置においては、実際の岩壁においては危険すぎ
て練習することが出来ない状況下における確保
(ビレイ)もまた十分安全に体験することが出来
る。
クライミングのダイニングビレイ トレーニング
装置においては、実際の岩壁においては危険すぎ
て練習することが出来ない状況下における確保
(ビレイ)もまた十分安全に体験することが出来
る。
第15図には、実際の岩壁10における岩登り
において最も一般的な状況が示されている。ここ
において先頭者14は、岩壁10上の比較的安定
した部分12上でロツククライミング用ロープ2
2を介して先頭者14の墜落に備え確保準備をし
ている第2番目の者24の側から上方に攀じ登り
ながら、ハーケン18を岩壁10中の適当な割目
に打ち込んで行く。この時、実際の岩壁10にお
いては先頭者14が利用した手掛かりや足掛かり
の配置やハーケン18を強固な状態に打ち込むこ
とが出来る割目の配置を原因として、先頭者14
によつて岩壁10中の適当な割目に打ち込まれた
複数のハーケン18の配置は直線状には決してな
らず、第15図に示す如く左右いずれかの方向に
相互に幾分かずれて配置される。とは言うもの
の、上記ずれはハーケン18に連結されたカラビ
ナ20において折り曲げられたロツククライミン
グ用ロープ22が前述した如くカラビナ20との
間の摩擦力によつて弾性確保をされないよう先頭
者14によつて配慮されている。即ち、上記ずれ
を原因として複数のカラビナのいずれにおいても
ロツククライミング用ロープ22が鋭い角度で折
り曲げられることがないよう先頭者14は十分注
意して複数のハーケン14を岩壁10上の利用可
能な割目に打ち込んで行く。第2番目の者24は
確保準備の為に、第15図の下部に実線で示す如
く、岩壁10上の比較的安定した部分12の割目
に打ち込まれたハーケン18にカラビナ20を介
して連結された周知の制動器106を先頭者14
の墜落に伴つたロツククライミング用ロープ22
の走行を停止させる為に利用することが出来る
し、また第15図の下部に点線で示す如く、第2
番目の者24の胴体にロツククライミング用ロー
プ22を半周させ胴体とロツククライミング用ロ
ープ22との間に発生する摩擦力を利用して先頭
者14の墜落に伴つたロツククライミング用ロー
プ22の走行を停止させることも出来る。
において最も一般的な状況が示されている。ここ
において先頭者14は、岩壁10上の比較的安定
した部分12上でロツククライミング用ロープ2
2を介して先頭者14の墜落に備え確保準備をし
ている第2番目の者24の側から上方に攀じ登り
ながら、ハーケン18を岩壁10中の適当な割目
に打ち込んで行く。この時、実際の岩壁10にお
いては先頭者14が利用した手掛かりや足掛かり
の配置やハーケン18を強固な状態に打ち込むこ
とが出来る割目の配置を原因として、先頭者14
によつて岩壁10中の適当な割目に打ち込まれた
複数のハーケン18の配置は直線状には決してな
らず、第15図に示す如く左右いずれかの方向に
相互に幾分かずれて配置される。とは言うもの
の、上記ずれはハーケン18に連結されたカラビ
ナ20において折り曲げられたロツククライミン
グ用ロープ22が前述した如くカラビナ20との
間の摩擦力によつて弾性確保をされないよう先頭
者14によつて配慮されている。即ち、上記ずれ
を原因として複数のカラビナのいずれにおいても
ロツククライミング用ロープ22が鋭い角度で折
り曲げられることがないよう先頭者14は十分注
意して複数のハーケン14を岩壁10上の利用可
能な割目に打ち込んで行く。第2番目の者24は
確保準備の為に、第15図の下部に実線で示す如
く、岩壁10上の比較的安定した部分12の割目
に打ち込まれたハーケン18にカラビナ20を介
して連結された周知の制動器106を先頭者14
の墜落に伴つたロツククライミング用ロープ22
の走行を停止させる為に利用することが出来る
し、また第15図の下部に点線で示す如く、第2
番目の者24の胴体にロツククライミング用ロー
プ22を半周させ胴体とロツククライミング用ロ
ープ22との間に発生する摩擦力を利用して先頭
者14の墜落に伴つたロツククライミング用ロー
プ22の走行を停止させることも出来る。
このような状況下に於ける実際の岩壁10上に
おける複数のハーケン18の配置とこれらに連結
されている複数のカラビナ20によつて案内され
ているロツククライミング用ロープ22の走行経
路もまた、本願考案の実施例に係るロツククライ
ミングのダイニングビレイトレーニング装置の固
定部材36の2階または3階の隔壁上に上記複数
のハーケン18と同数の固定ピン66と適当な数
の滑車68とを螺合配置することにより再現出来
ることは言うまでもない。滑車68は複数の固定
ピン66の夫々におけるロツククライミング用ロ
ープ62の巻き掛け角度を上記複数のハーケン1
8に連結された複数のカラビナ20の夫々におけ
るロツククライミング用ロープ22の巻き掛け角
度と略一致させるとともに、上記走行経路の長さ
と略等しい長さの走行経路を再現する為に使用さ
れる。制動器106は、第1図に示すのと同様
に、本願考案の実施例に係るロツククライミング
のダイニングビレイトレーニング装置の固定部材
36の2階または3階の床に荷重/電気信号変換
機104を介して螺合固定され、トレーニングを
受ける者108もまた、第1図に示すのと同様
に、固定部材36の2階または3階の床または隔
壁に螺合固定されている荷重/電気信号変換機1
04に対してハーネス110に連結されている細
引き112を介して結合される。そして、トレー
ニングを受ける者108と固定部材36の2階ま
たは3階の側壁34に固定されている固定支持部
材64との間でロツククライミング用ロープ62
は固定部材36の2階または3階の床または隔壁
に螺合固定された荷重緩和装置84を必ず通過さ
せられる。
おける複数のハーケン18の配置とこれらに連結
されている複数のカラビナ20によつて案内され
ているロツククライミング用ロープ22の走行経
路もまた、本願考案の実施例に係るロツククライ
ミングのダイニングビレイトレーニング装置の固
定部材36の2階または3階の隔壁上に上記複数
のハーケン18と同数の固定ピン66と適当な数
の滑車68とを螺合配置することにより再現出来
ることは言うまでもない。滑車68は複数の固定
ピン66の夫々におけるロツククライミング用ロ
ープ62の巻き掛け角度を上記複数のハーケン1
8に連結された複数のカラビナ20の夫々におけ
るロツククライミング用ロープ22の巻き掛け角
度と略一致させるとともに、上記走行経路の長さ
と略等しい長さの走行経路を再現する為に使用さ
れる。制動器106は、第1図に示すのと同様
に、本願考案の実施例に係るロツククライミング
のダイニングビレイトレーニング装置の固定部材
36の2階または3階の床に荷重/電気信号変換
機104を介して螺合固定され、トレーニングを
受ける者108もまた、第1図に示すのと同様
に、固定部材36の2階または3階の床または隔
壁に螺合固定されている荷重/電気信号変換機1
04に対してハーネス110に連結されている細
引き112を介して結合される。そして、トレー
ニングを受ける者108と固定部材36の2階ま
たは3階の側壁34に固定されている固定支持部
材64との間でロツククライミング用ロープ62
は固定部材36の2階または3階の床または隔壁
に螺合固定された荷重緩和装置84を必ず通過さ
せられる。
第16図には実際の岩壁10において岩壁10
中の比較的安定した部分12上で先頭者14が第
2番目の者24の墜落に備え周知の制動器106
を使用して確保準備をしている状況が概略的に示
されており、また第17図には実際の岩壁10に
おいて岩壁10中の比較的安定した部分12上で
先頭者14が第2番目の者24の墜落に備え先頭
者14の胴体にロツククライミング用ロープ22
を半周させることにより確保準備をしている状況
が概略的に示されている。
中の比較的安定した部分12上で先頭者14が第
2番目の者24の墜落に備え周知の制動器106
を使用して確保準備をしている状況が概略的に示
されており、また第17図には実際の岩壁10に
おいて岩壁10中の比較的安定した部分12上で
先頭者14が第2番目の者24の墜落に備え先頭
者14の胴体にロツククライミング用ロープ22
を半周させることにより確保準備をしている状況
が概略的に示されている。
第16図に示された状況の場合には、先頭者1
4は岩壁10中の比較的安定した部分12に登り
ついた後、第2番目の者24がロツククライミン
グを開始する前に、以下のようにして確保準備を
整える。
4は岩壁10中の比較的安定した部分12に登り
ついた後、第2番目の者24がロツククライミン
グを開始する前に、以下のようにして確保準備を
整える。
まず岩壁10上の比較的安定した部分12上で
自分の近傍の割目にハーケン18を打ち込み、こ
のハーケン18に連結されたカラビナ20に自分
の近傍のロツククライミング用ロープ22の部分
を結び付け、さらに比較的安定した部分12上で
自分の近傍の別の2つの割目に夫々ハーケン18
を打ち込み、その一方に連結されたカラビナ20
には周知の制動器106を連結してこれにロツク
クライミング用ロープ22を装着し、残りの1つ
に連結されたカラビナ20には制動器106と第
2番目の者24との間のロツククライミング用ロ
ープ22の部分を挿通させる。この後に先頭者1
4は、ロツククライミング用ロープ22を自分の
方に引き、これによつて制動器106と第2番目
の者24との間でロツククライミング用ロープ2
2に大きな弛みが生じないようにし、しかる後に
第2番目の者24に合図を送つて第2番目の者2
4にロツククライミングを開始させる。第2番目
の者24がロツククライミング中に岩壁10を上
方に移動している間に先頭者14は、制動器10
6と第2番目の者24との間でロツククライミン
グ用ロープ22に大きな弛みが生じないようロツ
ククライミング用ロープ22を自分の方に手繰り
寄せる。ここにおいて第2番目の者24がロツク
クライミング中に岩壁10上をスリツプし岩壁1
0上を墜落しそうになつたことは、ロツククライ
ミング用ロープ22が第2番目の者24の方に向
かつて引かれることにより先頭者14に直ちに察
知される。この瞬間に先頭者14は制動器106
を操作して第2番目の者24の方に向かうロツク
クライミング用ロープ22の走行を停止させるこ
とにより第2番目の者24が岩壁10上から墜落
するのを防止する。これは弾性確保であるが、第
2番目の者24は岩壁10上をスリツプし岩壁1
0上から離れた瞬間に墜落を防止されるのでその
墜落距離は1メートルを超えることはなくほんの
僅かであり、このような墜落距離によつて発生す
る落下エネルギーもほんの僅かである。従つて、
この状況で弾性確保が行なわれたとしても墜落し
た第2番目の者24や確保した先頭者14やロツ
ククライミング用ロープ22や複数のハーケン1
8に損傷が生ずる恐れは全くない。
自分の近傍の割目にハーケン18を打ち込み、こ
のハーケン18に連結されたカラビナ20に自分
の近傍のロツククライミング用ロープ22の部分
を結び付け、さらに比較的安定した部分12上で
自分の近傍の別の2つの割目に夫々ハーケン18
を打ち込み、その一方に連結されたカラビナ20
には周知の制動器106を連結してこれにロツク
クライミング用ロープ22を装着し、残りの1つ
に連結されたカラビナ20には制動器106と第
2番目の者24との間のロツククライミング用ロ
ープ22の部分を挿通させる。この後に先頭者1
4は、ロツククライミング用ロープ22を自分の
方に引き、これによつて制動器106と第2番目
の者24との間でロツククライミング用ロープ2
2に大きな弛みが生じないようにし、しかる後に
第2番目の者24に合図を送つて第2番目の者2
4にロツククライミングを開始させる。第2番目
の者24がロツククライミング中に岩壁10を上
方に移動している間に先頭者14は、制動器10
6と第2番目の者24との間でロツククライミン
グ用ロープ22に大きな弛みが生じないようロツ
ククライミング用ロープ22を自分の方に手繰り
寄せる。ここにおいて第2番目の者24がロツク
クライミング中に岩壁10上をスリツプし岩壁1
0上を墜落しそうになつたことは、ロツククライ
ミング用ロープ22が第2番目の者24の方に向
かつて引かれることにより先頭者14に直ちに察
知される。この瞬間に先頭者14は制動器106
を操作して第2番目の者24の方に向かうロツク
クライミング用ロープ22の走行を停止させるこ
とにより第2番目の者24が岩壁10上から墜落
するのを防止する。これは弾性確保であるが、第
2番目の者24は岩壁10上をスリツプし岩壁1
0上から離れた瞬間に墜落を防止されるのでその
墜落距離は1メートルを超えることはなくほんの
僅かであり、このような墜落距離によつて発生す
る落下エネルギーもほんの僅かである。従つて、
この状況で弾性確保が行なわれたとしても墜落し
た第2番目の者24や確保した先頭者14やロツ
ククライミング用ロープ22や複数のハーケン1
8に損傷が生ずる恐れは全くない。
第17図に示された状況の場合において第16
図に示された状況と異なつているのは、第16図
において制動器106が連結されていたカラビナ
20にロツククライミング用ロープ22が挿通さ
れこのカラビナ20から先頭者14の近傍のロツ
ククライミング用ロープ22の部分が結び付けら
れているカラビナ20までの間のロツククライミ
ング用ロープ22を先頭者14は自身の胴体に半
周させていることである。この場合、第2番目の
者24の墜落は先頭者14の胴体におけるロツク
クライミング用ロープ22の摩擦力によつて阻止
される。
図に示された状況と異なつているのは、第16図
において制動器106が連結されていたカラビナ
20にロツククライミング用ロープ22が挿通さ
れこのカラビナ20から先頭者14の近傍のロツ
ククライミング用ロープ22の部分が結び付けら
れているカラビナ20までの間のロツククライミ
ング用ロープ22を先頭者14は自身の胴体に半
周させていることである。この場合、第2番目の
者24の墜落は先頭者14の胴体におけるロツク
クライミング用ロープ22の摩擦力によつて阻止
される。
第18図に示されている本願考案の実施例に従
つたロツククライミングのダイニングビレイ ト
レーニング装置の固定部材36の3階及び2階に
は、第16図及び第17図に示された状況を再現
した時のロツククライミングのダイニングビレイ
トレーニング装置の構成が示されている。この
2階及び3階の側壁34の部分に固定されて使用
される固定支持部材64としては第6図に参照符
号64Bで示されている形式が採用されており、
固定支持部材64Bから固定部材36の3階また
は2階に導入されたロツククライミング用ロープ
62の他端部は、3階においては3階の隔壁に螺
合により固定された滑車68により同様に3階の
隔壁に螺合により固定された荷重/電気信号変換
機104に連結された周知の制動器106へと導
かれた後に制動器106に装着され、2階におい
ては2階の隔壁に螺合により固定された複数の滑
車68や固定ピン66により同様に2階の隔壁に
螺合により固定された荷重緩和機84へと導かれ
荷重緩和機84の滑車86に掛けられる。ここで
2階の隔壁の固定ピン66は、第17図に示した
実際の岩壁10において制動器106が連結され
ている代わりにロツククライミング用ロープ62
が挿通されたカラビナ20においてロツククライ
ミング用ロープ62に作用される摩擦抵抗を再現
する為に使用されている。3階において制動器1
06に装着されたロツククライミング用ロープ6
2は3階の床上に立つているトレーニングを受け
る者108によつて操作され、2階において荷重
緩和機84の滑車86から導き出されたロツクク
ライミング用ロープ62の他端部は2階の床上に
立つているトレーニングを受ける者108の胴体
に半周される。3階及び2階のいずれにおいても
トレーニングを受ける者108には、3階または
2階の隔壁に螺合により固定された荷重/電気信
号変換機114に細引112を介して連結されて
いるハーネスが装着されている。そしてダミー3
0は、2階の固定支持部材64Bは使用されてい
る時には2階の固定支持部材64Bの高さよりも
低い高さに、また3階の固定支持部材64Bが使
用されている時には3階の固定支持部材64Bの
高さよりも低い高さに、揚重機48により揚重さ
れ、ここでダミー30から3階の制動器106に
至る間、またはダミー30から2階のトレーニン
グを受ける者108の間、のロツククライミング
用ロープ62が弛みをなくすよう3階または2階
のトレーニングを受ける者108により引張られ
た後、掴み具54の1対の爪部材58が開放され
てダミー30は重力の作用を受ける。
つたロツククライミングのダイニングビレイ ト
レーニング装置の固定部材36の3階及び2階に
は、第16図及び第17図に示された状況を再現
した時のロツククライミングのダイニングビレイ
トレーニング装置の構成が示されている。この
2階及び3階の側壁34の部分に固定されて使用
される固定支持部材64としては第6図に参照符
号64Bで示されている形式が採用されており、
固定支持部材64Bから固定部材36の3階また
は2階に導入されたロツククライミング用ロープ
62の他端部は、3階においては3階の隔壁に螺
合により固定された滑車68により同様に3階の
隔壁に螺合により固定された荷重/電気信号変換
機104に連結された周知の制動器106へと導
かれた後に制動器106に装着され、2階におい
ては2階の隔壁に螺合により固定された複数の滑
車68や固定ピン66により同様に2階の隔壁に
螺合により固定された荷重緩和機84へと導かれ
荷重緩和機84の滑車86に掛けられる。ここで
2階の隔壁の固定ピン66は、第17図に示した
実際の岩壁10において制動器106が連結され
ている代わりにロツククライミング用ロープ62
が挿通されたカラビナ20においてロツククライ
ミング用ロープ62に作用される摩擦抵抗を再現
する為に使用されている。3階において制動器1
06に装着されたロツククライミング用ロープ6
2は3階の床上に立つているトレーニングを受け
る者108によつて操作され、2階において荷重
緩和機84の滑車86から導き出されたロツクク
ライミング用ロープ62の他端部は2階の床上に
立つているトレーニングを受ける者108の胴体
に半周される。3階及び2階のいずれにおいても
トレーニングを受ける者108には、3階または
2階の隔壁に螺合により固定された荷重/電気信
号変換機114に細引112を介して連結されて
いるハーネスが装着されている。そしてダミー3
0は、2階の固定支持部材64Bは使用されてい
る時には2階の固定支持部材64Bの高さよりも
低い高さに、また3階の固定支持部材64Bが使
用されている時には3階の固定支持部材64Bの
高さよりも低い高さに、揚重機48により揚重さ
れ、ここでダミー30から3階の制動器106に
至る間、またはダミー30から2階のトレーニン
グを受ける者108の間、のロツククライミング
用ロープ62が弛みをなくすよう3階または2階
のトレーニングを受ける者108により引張られ
た後、掴み具54の1対の爪部材58が開放され
てダミー30は重力の作用を受ける。
2階の構成において荷重緩和機84が使用され
ているのは、ダミー30の落下により生ずる落下
エネルギがトレーニングを受ける者108の胴体
に略直接的に伝達されるので、上記落下エネルギ
によりトレーニングを受ける者108が損傷を受
けないようにする為である。3階の構成において
荷重緩和機84が使用されていないのは、ダミー
30の落下により生ずる落下エネルギは制動器1
06に略直接的に伝達され、トレーニングを受け
る者108にはトレーニングを受ける者108が
制動器106の操作を止めれば全く伝達されない
からであり、しかも実際の岩壁10において第2
番目の者24が先頭者14の墜落を確保する場合
を想定したトレーニングとは異なり先頭者14が
第2番目の者24の墜落を確保する場面を想定し
たトレーニングであるので、前述した如く第2番
目の者24の墜落距離が極めて短く、この墜落に
よつて生じる落下エネルギも極めて小さいからで
ある。
ているのは、ダミー30の落下により生ずる落下
エネルギがトレーニングを受ける者108の胴体
に略直接的に伝達されるので、上記落下エネルギ
によりトレーニングを受ける者108が損傷を受
けないようにする為である。3階の構成において
荷重緩和機84が使用されていないのは、ダミー
30の落下により生ずる落下エネルギは制動器1
06に略直接的に伝達され、トレーニングを受け
る者108にはトレーニングを受ける者108が
制動器106の操作を止めれば全く伝達されない
からであり、しかも実際の岩壁10において第2
番目の者24が先頭者14の墜落を確保する場合
を想定したトレーニングとは異なり先頭者14が
第2番目の者24の墜落を確保する場面を想定し
たトレーニングであるので、前述した如く第2番
目の者24の墜落距離が極めて短く、この墜落に
よつて生じる落下エネルギも極めて小さいからで
ある。
以上第10図乃至第18図を参照しながら実際
の岩壁における墜落時の種々の状況とこれら種々
の状況を再現した時の本願考案の実施例に従つた
ロツククライミングのダイニングビレイトレーニ
ング装置の構成とを詳述してきたが、実際の岩壁
における墜落時の状況は無数であり、この無数状
況は本願考案の実施例に従つたロツククライミン
グのダイニングビレイトレーニング装置において
固定支持部材64と滑車68及び固定ピン66の
組み合わせと配置とを適宜選択することにより十
分再現可能であることはいうまでもなく、しかも
従来の実際の岩壁を使用したロツククライミング
のダイニングビレイのトレーニングにおいては危
険過ぎてトレーニングを行なえなかつたような状
況でさえも安全にトレーニングを行なうことが出
来る。
の岩壁における墜落時の種々の状況とこれら種々
の状況を再現した時の本願考案の実施例に従つた
ロツククライミングのダイニングビレイトレーニ
ング装置の構成とを詳述してきたが、実際の岩壁
における墜落時の状況は無数であり、この無数状
況は本願考案の実施例に従つたロツククライミン
グのダイニングビレイトレーニング装置において
固定支持部材64と滑車68及び固定ピン66の
組み合わせと配置とを適宜選択することにより十
分再現可能であることはいうまでもなく、しかも
従来の実際の岩壁を使用したロツククライミング
のダイニングビレイのトレーニングにおいては危
険過ぎてトレーニングを行なえなかつたような状
況でさえも安全にトレーニングを行なうことが出
来る。
本願考案の実施例に従つたロツククライミング
のダイニングビレイ トレーニング装置において
は、固定部材36の1階に、揚重機48中のエン
コーダやダミー30中の加速度計や荷重緩和器8
4中のロードセルや、制動器106と組み合わせ
られた荷重/電気信号変換機104及びトレーニ
ングを受ける者108に連結されている荷重/電
気信号変換機114と電気的に接続され、これら
から受ける電気信号に種々の処理を加える情報処
理装置が配置されているので、この情報処理装置
から得られたデータをトレーニング装置に付属す
るインストラクターの如き専門家によつて分析し
てもらえば、同じ状況下においてエキスパートと
初心者とによつてなされたダイニングビレイを比
べ、初心者によつてなされたダイニングビレイの
失敗の原因を探ることが出来るし、一応成功した
場合でもより理想的なダイニングビレイが出来る
よう初心者に適切なアドバイスを与えることが出
来、ダイニングビレイのトレーニングを効率良く
行なうことが出来る。
のダイニングビレイ トレーニング装置において
は、固定部材36の1階に、揚重機48中のエン
コーダやダミー30中の加速度計や荷重緩和器8
4中のロードセルや、制動器106と組み合わせ
られた荷重/電気信号変換機104及びトレーニ
ングを受ける者108に連結されている荷重/電
気信号変換機114と電気的に接続され、これら
から受ける電気信号に種々の処理を加える情報処
理装置が配置されているので、この情報処理装置
から得られたデータをトレーニング装置に付属す
るインストラクターの如き専門家によつて分析し
てもらえば、同じ状況下においてエキスパートと
初心者とによつてなされたダイニングビレイを比
べ、初心者によつてなされたダイニングビレイの
失敗の原因を探ることが出来るし、一応成功した
場合でもより理想的なダイニングビレイが出来る
よう初心者に適切なアドバイスを与えることが出
来、ダイニングビレイのトレーニングを効率良く
行なうことが出来る。
なお本願考案の実施例に従つたロツククライミ
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の使
用に当たつては、種々の墜落時の状況を再現する
為の標準的なプログラムを難易度別に複数準備し
ておけば、ダイニングビレイの初心者であつても
効率良くダイニングビレイのトレーニングを行な
う短時間の内にダイニングビレイに習熟すること
が出来る。
ングのダイニングビレイ トレーニング装置の使
用に当たつては、種々の墜落時の状況を再現する
為の標準的なプログラムを難易度別に複数準備し
ておけば、ダイニングビレイの初心者であつても
効率良くダイニングビレイのトレーニングを行な
う短時間の内にダイニングビレイに習熟すること
が出来る。
(考案の効果)
以上詳述した如く、この考案に従つたロツクク
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置は、ダミーと、ダミーを所望の高さまで引き上
げた後に落下させる揚重・落下装置と、上下方向
に延出し揚重・落下装置に隣接して配置された側
壁を有した固定部材と、固定部材の側壁に固定さ
れロツククライミング用ロープの他端部が通過し
揚重・落下装置によるダミーの上下に従つて側壁
の固定位置からダミーへとロツククライミング用
ロープを導く固定支点と、固定部材に設けられ固
定支点からのロツククライミング用ロープの他端
部が通過する複数のロープ案内部材を備えており
複数のロープ案内部材の相対的な位置を動かして
ロツククライミング用ロープの他端部の通過経路
を変化させるロープ案内装置と、固定部材に設け
られ固定支点よりも下流でロツククライミング用
ロープの他端部が通過され揚重・落下装置におけ
るダミーの落下により生じるロツククライミング
用ロープの走行がダイニングビレイを含む確保動
作により制動された時にロツククライミング用ロ
ープ中に生ずる荷重が所定値以上になつた場合に
作動して上記荷重を緩和する荷重緩和装置と、を
備えたことを特徴としているので、トレーニング
を行なう場所を実際の岩壁に確保することを不要
とし、トレーニングを行なう場所への交通機関に
要する時間や金銭やトレーニングの方法の準備に
要する時間や労力を大幅に削減してトレーニング
に費やす時間を増大させることが出来、また1人
だけでも容易かつ安全にトレーニングを行なうこ
とが出来、ダイニングビレイの修得以外の無駄な
ことに体力を費やす必要がなく、先頭者の比較的
大きな距離の落下を想定した場合のダイニングビ
レイのトレーニングにおいて適切なダイニングビ
レイの操作を行なうことが出来なかつた場合でも
ダイニングビレイの操作者が損傷を受けることが
なく、先頭者の種々の状況下における所望の距離
の落下を想定した場合のダイニングビレイのトレ
ーニングを行なうことが出来る。
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置は、ダミーと、ダミーを所望の高さまで引き上
げた後に落下させる揚重・落下装置と、上下方向
に延出し揚重・落下装置に隣接して配置された側
壁を有した固定部材と、固定部材の側壁に固定さ
れロツククライミング用ロープの他端部が通過し
揚重・落下装置によるダミーの上下に従つて側壁
の固定位置からダミーへとロツククライミング用
ロープを導く固定支点と、固定部材に設けられ固
定支点からのロツククライミング用ロープの他端
部が通過する複数のロープ案内部材を備えており
複数のロープ案内部材の相対的な位置を動かして
ロツククライミング用ロープの他端部の通過経路
を変化させるロープ案内装置と、固定部材に設け
られ固定支点よりも下流でロツククライミング用
ロープの他端部が通過され揚重・落下装置におけ
るダミーの落下により生じるロツククライミング
用ロープの走行がダイニングビレイを含む確保動
作により制動された時にロツククライミング用ロ
ープ中に生ずる荷重が所定値以上になつた場合に
作動して上記荷重を緩和する荷重緩和装置と、を
備えたことを特徴としているので、トレーニング
を行なう場所を実際の岩壁に確保することを不要
とし、トレーニングを行なう場所への交通機関に
要する時間や金銭やトレーニングの方法の準備に
要する時間や労力を大幅に削減してトレーニング
に費やす時間を増大させることが出来、また1人
だけでも容易かつ安全にトレーニングを行なうこ
とが出来、ダイニングビレイの修得以外の無駄な
ことに体力を費やす必要がなく、先頭者の比較的
大きな距離の落下を想定した場合のダイニングビ
レイのトレーニングにおいて適切なダイニングビ
レイの操作を行なうことが出来なかつた場合でも
ダイニングビレイの操作者が損傷を受けることが
なく、先頭者の種々の状況下における所望の距離
の落下を想定した場合のダイニングビレイのトレ
ーニングを行なうことが出来る。
第1図は、この考案の実施例に従つたロツクク
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置を概略的に示す図;第2図は、第1図のダイニ
ングビレイ トレーニング装置において固定部材
の側壁に固定されて使用される固定支持部材の第
1の形式を概略的に示す図;第3図は、第2図の
第1の形式の固定支持部材に相当する実際の岩場
におけるハーケンとカラビナとロツククライミン
グ用ロープとの組み合わせを概略的に示す図;第
4図及び第5図は、第1図のダイニングビレイ
トレーニング装置において固定部材の隔壁や床や
固定支持部材に螺合固定されて使用されるロープ
案内部材としての固定ピン及び滑車を概略的に示
す側面図;第6図は、第1図のダイニングビレイ
トレーニング装置において固定部材の側壁に固
定されて使用される固定支持部材の第2の形式を
概略的に示す図;第7図は、第6図の第2の形式
の固定支持部材に相当する実際の岩場におけるハ
ーケンとカラビナとロツククライミング用ロープ
との組み合わせを概略的に示す図;第8図は、第
1図のダイニングビレイ トレーニング装置にお
いて固定部材の側壁に固定されて使用される固定
支持部材の第3の形式を概略的に示す図;第9図
は、第1図のダイニングビレイ トレーニング装
置において固定部材の隔壁又は床に固定されて使
用される荷重緩和装置を一部断面にして概略的に
示す正面図;第10図は、実際の岩壁において岩
壁中の比較的安定した部分上で先頭者の墜落に備
えて確保準備をしている第2番目の者から側方に
移動した地点で先頭者が墜落する状況を概略的に
示す図;第11図は、第10図の状況をさらに2
つに分類したものを3階及び2階に再現した時の
第1図のダイニングビレイ トレーニング装置の
固定部材の構成を概略的に示す図;第12図は、
実際の岩壁において岩壁中の比較的安定した部分
上で先頭者の墜落に備えて確保準備をしている第
2番目の者から上方に移動した地点で先頭者が墜
落する状況を概略的に示す図;第13図は、第1
2図の状況を3階に再現するとともに2階に第1
2図と同様な状況において上方に移動中の先頭者
が複数のハーケンを好ましくない配置に打ち込ん
だ時の場合を再現した時の第1図のダイニングビ
レイ トレーニング装置の固定部材の構成を概略
的に示す図;第14図は、第13図の固定部材の
2階に再現されている構成を実際の岩壁に概略的
に示す図;第15図は、実際の岩壁における岩登
りにおいて先頭者が墜落する時の最も一般的な状
況を概略的に示す図;第16図及び第17図は、
実際の岩壁において岩壁中の比較的安定した部分
上で先頭者が第2番目の者の墜落に備えて確保準
備をしている状況において先頭者が2つの相互に
異なつた確保準備をしている場合を夫々概略的に
示す図;第18図は、第16図及び第17図に示
されている実際の岩壁上の状況を3階及び2階に
再現した時の第1図のダイニングビレイ トレー
ニング装置の固定部材の構成を概略的に示す図;
第19図は、ロツククラミング用ロープに相互に
連結されて岩登りの為の1パーテイーを構成して
いる2人の間でロツククライミング中におこなわ
れるダニングビレイも含まれた確保(ビレイ)操
作を説明する為の概略図;第20図は、第19図
のパーテイー中の先頭者が実際の岩壁の割目に打
つたハーケン(岩釘)と、これに直接連結された
カラビナと、先頭者によりカラビナに挿通された
ロツククラミング用ロープと、を拡大して示す概
略図;そして第21図は、実際の岩壁において行
なわれるロツククライミングのダイニングビレイ
も含めた確保(ビレイ)操作の従来のトレーニン
グ方法を示す概略図である。 30……ダミー、32……揚重・落下装置、3
4……側壁、36……固定部材、40……フレー
ム部材、48……揚重機、50……チエイン、5
4……掴み具、56……台車、58……爪部材、
62……ロツククライミング用ロープ、64,6
4A,64B,64C……固定支点部材、66…
…固定ピン(ロープ案内装置)、68……滑車
(ロープ案内装置)、84……荷重緩和装置、86
……滑車、88……フレーム、90……軸受、9
2……軸、94……ロードセル取付け部材、96
……連結部材、100……油圧式シヨツクアブソ
ーバ、102……シヤーピン、104……荷重/
電気信号変換器、106……制動器、108……
トレーニングを受ける者、110……安全ベルト
(ハーネス)、112……細引、114……荷重/
電気信号変換器。
ライミングのダイニングビレイ トレーニング装
置を概略的に示す図;第2図は、第1図のダイニ
ングビレイ トレーニング装置において固定部材
の側壁に固定されて使用される固定支持部材の第
1の形式を概略的に示す図;第3図は、第2図の
第1の形式の固定支持部材に相当する実際の岩場
におけるハーケンとカラビナとロツククライミン
グ用ロープとの組み合わせを概略的に示す図;第
4図及び第5図は、第1図のダイニングビレイ
トレーニング装置において固定部材の隔壁や床や
固定支持部材に螺合固定されて使用されるロープ
案内部材としての固定ピン及び滑車を概略的に示
す側面図;第6図は、第1図のダイニングビレイ
トレーニング装置において固定部材の側壁に固
定されて使用される固定支持部材の第2の形式を
概略的に示す図;第7図は、第6図の第2の形式
の固定支持部材に相当する実際の岩場におけるハ
ーケンとカラビナとロツククライミング用ロープ
との組み合わせを概略的に示す図;第8図は、第
1図のダイニングビレイ トレーニング装置にお
いて固定部材の側壁に固定されて使用される固定
支持部材の第3の形式を概略的に示す図;第9図
は、第1図のダイニングビレイ トレーニング装
置において固定部材の隔壁又は床に固定されて使
用される荷重緩和装置を一部断面にして概略的に
示す正面図;第10図は、実際の岩壁において岩
壁中の比較的安定した部分上で先頭者の墜落に備
えて確保準備をしている第2番目の者から側方に
移動した地点で先頭者が墜落する状況を概略的に
示す図;第11図は、第10図の状況をさらに2
つに分類したものを3階及び2階に再現した時の
第1図のダイニングビレイ トレーニング装置の
固定部材の構成を概略的に示す図;第12図は、
実際の岩壁において岩壁中の比較的安定した部分
上で先頭者の墜落に備えて確保準備をしている第
2番目の者から上方に移動した地点で先頭者が墜
落する状況を概略的に示す図;第13図は、第1
2図の状況を3階に再現するとともに2階に第1
2図と同様な状況において上方に移動中の先頭者
が複数のハーケンを好ましくない配置に打ち込ん
だ時の場合を再現した時の第1図のダイニングビ
レイ トレーニング装置の固定部材の構成を概略
的に示す図;第14図は、第13図の固定部材の
2階に再現されている構成を実際の岩壁に概略的
に示す図;第15図は、実際の岩壁における岩登
りにおいて先頭者が墜落する時の最も一般的な状
況を概略的に示す図;第16図及び第17図は、
実際の岩壁において岩壁中の比較的安定した部分
上で先頭者が第2番目の者の墜落に備えて確保準
備をしている状況において先頭者が2つの相互に
異なつた確保準備をしている場合を夫々概略的に
示す図;第18図は、第16図及び第17図に示
されている実際の岩壁上の状況を3階及び2階に
再現した時の第1図のダイニングビレイ トレー
ニング装置の固定部材の構成を概略的に示す図;
第19図は、ロツククラミング用ロープに相互に
連結されて岩登りの為の1パーテイーを構成して
いる2人の間でロツククライミング中におこなわ
れるダニングビレイも含まれた確保(ビレイ)操
作を説明する為の概略図;第20図は、第19図
のパーテイー中の先頭者が実際の岩壁の割目に打
つたハーケン(岩釘)と、これに直接連結された
カラビナと、先頭者によりカラビナに挿通された
ロツククラミング用ロープと、を拡大して示す概
略図;そして第21図は、実際の岩壁において行
なわれるロツククライミングのダイニングビレイ
も含めた確保(ビレイ)操作の従来のトレーニン
グ方法を示す概略図である。 30……ダミー、32……揚重・落下装置、3
4……側壁、36……固定部材、40……フレー
ム部材、48……揚重機、50……チエイン、5
4……掴み具、56……台車、58……爪部材、
62……ロツククライミング用ロープ、64,6
4A,64B,64C……固定支点部材、66…
…固定ピン(ロープ案内装置)、68……滑車
(ロープ案内装置)、84……荷重緩和装置、86
……滑車、88……フレーム、90……軸受、9
2……軸、94……ロードセル取付け部材、96
……連結部材、100……油圧式シヨツクアブソ
ーバ、102……シヤーピン、104……荷重/
電気信号変換器、106……制動器、108……
トレーニングを受ける者、110……安全ベルト
(ハーネス)、112……細引、114……荷重/
電気信号変換器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ダミーと、 ダミーを所望の高さまで引き上げた後落下させ
る揚重・落下装置と、 一端がダミーに固定されたロツククライミング
用ロープと、 上下方向に延出し揚重・落下装置に隣接して配
置された側壁を有した固定部材と、 固定部材の側壁に固定され、ロツククライミン
グ用ロープの他端部が通過し、揚重・落下装置に
よるダミーの上下に従つて側壁の固定位置からダ
ミーへとロツククライミング用ロープを導く固定
支点と、 固定部材に設けられ、固定支点からのロツクク
ライミング用ロープの他端部が通過する複数のロ
ープ案内部材を備えており、複数のロープ案内部
材の相対的な位置を動かしてロツククライミング
用ロープの他端部の通過経路を変化させるロープ
案内装置と、 固定部材に設けられ、固定支点よりも下流でロ
ツククライミング用ロープの他端部が通過され、
揚重・落下装置におけるダミーの落下により生じ
るロツククライミング用ロープの走行がダイニン
グビレイを含む確保操作により制動された時にロ
ツククライミング用ロープ中に生ずる荷重が所定
値以上になつた場合に作動して上記荷重を緩和す
る荷重緩和装置と、 を備えたことを特徴とするロツククライミングの
ダイニングビレイ トレーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118787U JPH0448208Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18118787U JPH0448208Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0184677U JPH0184677U (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0448208Y2 true JPH0448208Y2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=31472684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18118787U Expired JPH0448208Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0448208Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18118787U patent/JPH0448208Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0184677U (ja) | 1989-06-06 |
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