JPH0448335Y2 - - Google Patents

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JPH0448335Y2
JPH0448335Y2 JP1987070529U JP7052987U JPH0448335Y2 JP H0448335 Y2 JPH0448335 Y2 JP H0448335Y2 JP 1987070529 U JP1987070529 U JP 1987070529U JP 7052987 U JP7052987 U JP 7052987U JP H0448335 Y2 JPH0448335 Y2 JP H0448335Y2
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tightening
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はタツピンねじ、特に、薄板用タツピン
ねじに関する。
従来技術とその問題点 一般に、タツピンねじは板材に設けた下穴に直
接ねじ込み、雌ねじ部を形成しながら前記板材に
締め付けてゆくものであり、例えば、1条のねじ
山を有するタツピングねじがある。
しかしながら、1条のねじ山を有するタツピン
グねじでは、その縦断面が左右対称でないので、
ねじ込み作業中に傾いた状態でねじ込まれやす
い。
しかも、少しでも多くの雄ねじ部および雌ねじ
部を噛合させて所望の保持力を得るためにねじ山
のピツチを小さくすると、1回転当りのねじ込み
量が少なくなるので、ねじ込み作業に時間がかか
るという不具合がある。
このような不具合を解消するため、2条のねじ
山を有するタツピングが開発されている。
しかしながら、2条のねじ山を有するタツピン
ねじであつても、前記板材が薄い場合には少しで
も多くの雄ねじ部および雌ねじ部を噛合させる必
要があるので、タツピングねじのねじ山のピツチ
を小さくする必要がある。そして、ねじ山のピツ
チを小さくする方法の一つとして、タツピンねじ
のねじ山角度を、例えば、30°のように鋭くする
方法が考えられる。しかし、このようにねじ山角
度を鋭くすると、タツピンねじのねじ山自身が所
定の強度を確保できないので、ねじ込み作業中に
タツピンねじのねじ山自身がくずれてしまい、ね
じ込み不能になるという不具合がある。
一方、タツピンねじのねじ山角度を、例えば、
通常のねじ山のように60°とし、かつ、ねじ山の
ピツチを小さくしようとすると、タツピンねじの
ねじ山高さが低くなる。このため、薄板に形成さ
れる雌ねじ部のねじ山高さも低くなり、雄ねじ部
および雌ねじ部相互の喰い込み量が少なくなる。
この結果、締付破断トルクが低下するので、タツ
ピンねじを締め過ぎると、下穴に形成した雌ねじ
部のねじ山が破壊され、ねじ本来の締付機能を失
うことが多い。
そこで、タツピンねじの締め過ぎによる空転を
防止するため、例えば、実公昭57−50575号公報
に記載のタツピンねじのように、ねじ頭部の座面
に係止爪を設け、この係止爪を板材の表面に係止
することより、タツピンねじの締め過ぎによる空
転を防止するものが提案されている。しかし、こ
のものでは、板材の表面にキズを付けるという問
題点がある。
本願考案は、前記問題点に鑑み、板材の表面に
キズを付けずに所定の締付破断トルクを確保しつ
つ、薄板に正確、かつ、迅速にねじ込めるタツピ
ンねじを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、2条の
ねじ山を有するタツピンねじにおいて、前記2条
のねじ山のうち、少なくともいずれか一方のねじ
山の高さが、ねじ山基準高さを中心に周期的に増
減する構成としてある。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を第1図ないし第
9図の添付図面に従つて説明する。
第1実施例にかかるタツピンねじは、第1図に
示すように、ねじ頭部1と、2条のねじ山31,
32を備えた軸部2とからなる。
ねじ頭部1はその上端面に、ねじ回しの先端部
(図示せず)を差し込んで回転させるため、すり
わり1aを設けてある。
軸部2は首下部21と先端部22とからなり、
首下部21は平行ねじであり、先端部22はテー
パねじである。このため、前記先端部22が板材
の下穴に徐々に雌ねじ部を形成するとともに、首
下部21が高い締め付けトルクで板材に螺合する
ことになる。
前記2条のねじ山31,32のうち、一方のね
じ山31のねじ山高さは均一なねじ山高さ(ねじ
山基準高さ)である一方、他方のねじ山32のね
じ山高さは前記ねじ山基準高さを中心として120
度ごとに周期的に増減する。本願にかかるねじ山
基準高さとは、例えば、JISなどでねじの軸径に
対して定められているねじ山の高さをいう。
そして、前記ねじ山32の最大ねじ山高さは前
記ねじ山基準高さの140%である一方、その最小
ねじ山高さはねじ山基準高さの60%である。前記
ねじ山31,32の高さを回転角度ごとに比較す
るため、第2図に示す指示線−,−およ
び−に沿つて切断したねじ山31,32の断
面図を第3図、第4図および第5図に示す。
なお、機械的強度の見地より、ねじ山32の最
大ねじ山高さはねじ山基準高さの140%以下、そ
の最小ねじ山高さはねじ山基準高さの60%以上で
あることが好ましい。また、ねじ山高さの増減
は、回転角度に比例する単純正比例でもよく、ま
た、放物線的な増減であつてもよい。
本実施例では、ねじ山32の最大ねじ山高さを
有する部分と最小ねじ山高さを有する部分との間
に段差があり、この段差が連なつて1本の不連続
な溝33を形成しているが、本実施例ではねじ山
32のねじ山高さが120度ごとに周期的に増減す
るので、3本の不連続な溝33が形成されること
になる。しかし、前記溝33が多いと、下穴に形
成した雌ねじ部のねじ山に係止する部分が少なく
なり、締付破断トルクが小さくなる。このため、
前記溝33の本数が2本ないし9本となるよう
に、ねじ山32のねじ山高さを周期的に増減させ
ることが好ましい。
また、ねじ山31,32のねじ山角度が小さす
ぎると、板材の下穴に形成される雌ねじ部のねじ
山角度が小さくなり、雌ねじ部のねじ山が破損し
やすい。このため、ねじ山31,32および板材
に形成される雌ねじ部のねじ山(図示せず)が同
程度の機械的強度を得るように、ねじ山31,3
2のねじ山角度は60°前後であることが好ましい。
第2実施例は、第6図に示すように、前述の第
1実施例が軸部2全体にねじ山31,32を形成
する場合であるのに対し、首下部21にねじ山3
1,32を設けるとともに、中間部23および先
端部22にねじ山31のみを設ける場合である。
そして、前記首下部21および中間部23は平行
ねじであるとともに、先端部22はテーパねじと
なつている。
他は前述の実施例と同様であるので、説明は省
略する。
本実施例によれば、先端部22および中間部2
3にねじ山31を一条だけ設けてあるにすぎない
ので、初期のねじ込みトルクが小さく、作業性が
向上するという利点がある。
なお、前述の実施例では、2条のねじ山31,
32のうち、ねじ山32のねじ山高さだけをねじ
山基準高さを中心として周期的に増減させる場合
について説明したが、必ずしもこれに限らず、2
条のねじ山31,32のねじ山高さを共に周期的
に増減させてもよいことは勿論である。
実験例 1 実験にかかるタツピンねじは、第7図に示すよ
うに、軸部2のねじ山外径が4mm、その長さが12
mmのものをサンプルとした。
前記タツピンねじはねじ頭部1の下面に直径10
mm、厚さ0.9mmの鍔部1bを設けてある。
さらに、前記タツピンねじは軸部2の首下部2
1にねじ山31,32を並設するとともに、中間
部23および先端部22にねじ山31を設けてあ
る。
首下部21のねじ山31,32は、ねじ山角度
60度、ピツチ1.41mmで、ねじ山基準高さ0.48mmを
中心にして最大ねじ山高さ0.53mm(ねじ山基準高
さの110%)、最小ねじ山高さ0.31mm(ねじ山基準
高さの65%)の間を120度ごとに周期的に増減し、
前記鍔部1bの下面から4.9mmの位置まで延在し
ている。
一方、中間部23および先端部22のねじ山3
1は、均一なねじ山高さ(0.48mm)を有し、ねじ
山角度60度、ピツチ1.41mmで設けられている。
そして、前記タツピンねじを厚さ0.5mmの鋼板
(SPCC)4に設けた直径2.90mmの下穴にねじ込
み、直径5mmのばか穴5aを有する厚さ5mmの被
締付板材(SPCC)5を締め付け、前記タツピン
ねじの締付破断トルクを測定した。
サンプル数は10個であり、そのうち、代表的な
サンプル3個の締付破断トルクのグラフ図を第8
図に示す。
比較例 1 ねじ山32を設けず、かつ、軸部21にすべて
均一なねじ山高さ(0.48mm)を有するねじ山31
を設けることを除き、他は前述の実験例1と同じ
外形寸法を有する1条のタツピンねじをサンプル
とし、実験例1と同じ方法で締付破断トルクを測
定した。
サンプル数は10個であり、そのうち、代表的な
サンプル3個の締付破断トルクのグラフ図を第9
図に示す。
以上の測定の結果、実験例1における10個のタ
ツピンねじの締付破断トルクの平均値は24.0Kg
f・cmであつたのに対し、比較例1のそれは12.8
Kgf・cmであつた。
このことから、実験例1は比較例1の約2倍の
締付破断トルクを有することが判明した。
前記のように、実験例1の締付破断トルクが比
較例1のそれよりも大きいのは、2条のねじ山が
傾くことなく正確に雌ねじを切ると共に、ねじ山
高さが周期的に増減するねじ山のうち、ねじ山基
準高さよりも高い部分の先端部が板材の下穴に深
く喰い込み、締付破断トルクを高める一方、ねじ
山基準高さよりも低い部分が板材に形成した雌ね
じ部のねじ山に対するストレスを緩和し、そのね
じ山の破損を防止するためと考えられる。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、本願にかかるタツピンねじを薄板にねじ込ん
でも、下穴に形成した雌ねじ部のねじ山が破損し
にくいので、締付破断トルクが増大し、ねじ本来
の機能を十分に発揮する。
しかも、ねじ頭部の座面には係止爪を設けてい
ないので、板材の表面にキズが付かない。
さらに、本願考案にかかるタツピンねじは2条
のねじ山を有し、その縦断面が左右対称であるの
で、ねじ込み作業中に傾いた状態で無理にねじ込
まれることがなく、正確にねじ込める。
また、本願考案にかかるタツピンねじは2条の
ねじ山を有するので、隣り合うねじ山の距離が小
さくとも、各ねじ山自身のピツチは前記距離の2
倍ある。このため、本願考案にかかるタツピンね
じによれば、前記距離を1ピツチとする1条ねじ
を有するタツピンねじよりも、1回転当りのねじ
込み量が多いので、ねじ込み作業が早いという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案にかかる第1実施
例を示し、第1図は正面図、第2図は軸部の断面
図、第3図、第4図および第5図は第2図におけ
る指示線−,−および−に沿つて切
断した場合のねじ山の断面図、第6図は本考案に
かかる第2実施例の正面図、第7図は実験例1の
締付状態を示す断面図、第8図および第9図は実
験例1および比較例1の測定結果を示したグラフ
図である。 1……ねじ頭部、2……軸部、31,32……
ねじ山。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2条のねじ山を有するタツピンねじにおい
    て、 前記2条のねじ山のうち、少なくともいずれ
    か一方のねじ山の高さが、ねじ山基準高さを中
    心に周期的に増減することを特徴とするタツピ
    ンねじ。 (2) 前記ねじ山高さの増減する割合が、1回転当
    たり少なくとも2周期以上であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載のタ
    ツピンねじ。 (3) 前記周期的に増減するねじ山の最大ねじ山高
    さが、ねじ山基準高さの140%以下であるとと
    もに、その最小ねじ山高さが前記ねじ山基準高
    さの60%以上であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項または第2項に記載のタ
    ツピンねじ。
JP1987070529U 1987-05-12 1987-05-12 Expired JPH0448335Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4816048U (ja) * 1971-06-07 1973-02-23
JPS59113306A (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 三笠産業株式会社 テ−パ−ねじ

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JPS63178614U (ja) 1988-11-18

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