JPH0448532Y2 - - Google Patents

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JPH0448532Y2
JPH0448532Y2 JP8044285U JP8044285U JPH0448532Y2 JP H0448532 Y2 JPH0448532 Y2 JP H0448532Y2 JP 8044285 U JP8044285 U JP 8044285U JP 8044285 U JP8044285 U JP 8044285U JP H0448532 Y2 JPH0448532 Y2 JP H0448532Y2
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、臨床検査に使用される体液採取管の
改良、詳しくは、患者や被検者から採つた血液・
リンパ液・膿液などの体液を簡易かつ衛生的に収
容できるとともに、検査にあたつては収容された
体液を飛散・漏洩によつて汚染の危険を生ずるこ
となく一滴ずつ的確に搾出することができる衛生
的なセフテイー体液採取管に関し、病院など医療
機関における臨床検査作業の効率化と安全性向上
に役立つものである。
〔従来技術、および解決すべき問題点〕
周知のとおり、病院など医療機関においては、
患者や健康診断の被検者から血液・リンパ液・膿
液など各種の体液を採取し、これを検査すること
によつて、その人の病名診断、重症度、合併症の
発見、予後の推定、あるいは当人の健康状態を判
断するためのデータを収集しており、かゝる臨床
検査は現代医学の有力な武器として診療の的確
化・客観化、ないしは健康管理に大いに貢献して
いる。
しかるに、このような臨床検査は、その重要性
にも拘わらず、当該検査に携わる医師、検査技
師、看護婦(士)などの医療関係者に大変な危険
が伴うと云われている。ちなみに、血液検査を例
にとつて云えば、注射器によつて被検者の血管か
ら採血した血液は全て無差別にスピツツと称する
体液採取管に移し、これをシエーキング
(shaking)して抗凝固剤と混和せしめ、スライ
ドガラス等の上に一滴ずつ点下させて必要な検査
を行うというシステムになつているのであるが、
現実に検査対象となつている採取血液はHBウイ
ルス肝炎患者や梅毒患者、あるいは各種伝染病患
者のものであるかも知れないのである。それなの
に、その検査に一般に用いられいる体液採取管
(スピツツ)は試験管形の有底管体をコルク栓の
如き封栓で差込密封するというもので、何んの工
夫もされていなかつたのが現状である。
それゆえ、医療関係者の間には次のような不満
が聞かれた。
被験者から注射器で採血して採取管に移す場
合には、注射針の取外しに加えて、採取管のキ
ヤツプをも外さなければならず、その何れの作
業でも両手が塞がつてしまうところから、単独
作業としては繁雑となり、取り外した注射針を
何処か支障のない箇所に置いたり、また採取管
のキヤツプを外して何処かに立てゝ置く等、と
云つた現代医学の常識からして信じられないよ
うな疎略な扱いを余儀無くされており、採取液
の漏洩、散乱の原因ともなる。
抗凝固剤とのシエーキングの際にキヤツプに
採取血液が付着し易くキヤツプを外す際に、そ
れが飛散して目・鼻や口に入り易い。
毛細管現象によつてキヤツプと管体との間に
血液が溢出し、検査担当者の皮膚や手に接触す
る危険がある。
採取液をスライドガラス上に必要量ずつ的確
に取り出すのが難しく、出し過ぎによつて溢さ
せたり、不用意な箇所に点下してしたまつたり
する惧れがある。
特に、上記およびの問題については、熟練
したベテラン検査技師でも採取管のキヤツプを外
す際に、半数以上の人が採取液に接触するという
報告さえあるのであつて、その改善に対する要請
には誠に深刻なものがあるのである。
本考案は、従来の体液採取間に上記の如き危険
や使用上の不便があつたことに鑑みてなされたも
ので、被検者より採取した血液その他の体液を、
検査担当者が片手で採取管に簡単に移し換えるこ
とができるとともに、毛細管現象によつて採取液
が滲出したりすることなく、かつ、検査にあたつ
ては採取液を一滴ずつ的確に必要とする箇所に搾
出点下して取り出すことができる衛生的にして使
い勝手の良いセフテイー体液採取管を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するために採用した手段〕
上記した問題を解決するために本考案者が採用
した手段を、添附図面に基いて説明すれば、 有底管体1の口部に、キヤツプ2を被着せしめ
て成る臨床検査用の体液採取管において: 前記有底管体1をプラスチツク材料で組成する
ことによつて復元弾力を付与する一方、 キヤツプ2は、 (a) 採取液注入口21aを有し、それ自体は管体
1の口部に冠着せるインナーキヤツプ・ピース
21と; (b) 前記インナーキヤツプ・ピース21に開閉操
作可能なる如くヒンジH結合されており、か
つ、それ自体の裏面には前記注入口21aに抜
き差し自在に嵌合されるインサート・ボス22
aを有すると共に、このボス22aには細径の
搾出孔22bを貫通形成したアウターキヤツ
プ・ピース22と; の二重蓋構造に構成することによつて、前述した
〜の欠点の存在しないセフテイー体液採取管
を実現したのである。
〔実施例〕
第1図は本考案セフテイー体液採取管の第1実
施例を示す立断面図、第2図は同第2実施例を示
す立断面図である。第1実施例と第2実施例との
差異はアウターキヤツプ・ピースに設ける搾出孔
形式が相違することで、前者にあつては搾出孔が
全長に亙り同径にして先端が嘴状に突出されてい
るのに対して、後者にあつては搾出孔が管体側で
細く点下側でやゝ太く形成している点において差
異が存する。
第1図および第2図において、有底管体1はポ
リプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂の如きプラ
スチツクにて一体成形されており、胴部を押圧す
ることによりスポイド状に屈撓変形し、押圧を解
除すれば基の形状に復するような復元弾力が付与
されている。なお、第1図の実施例品における管
体1の底部内面の付着物3は血液の抗凝固剤であ
り、したがつて、第1図のものは専ら血液検査に
用いる。
符号2が指示するものはプラスチツク材料で成
形されたキヤツプであり、これはインナーキヤツ
プ・ピース21とこれにヒンジH結合されたアウ
ターキヤツプ・ピース22とから構成されてい
る。
インナーキヤツプ・ピース21は、管体1の口
部外周面に冠着されており、その中心部には採取
液注入孔21aが開設されている。
アウターキヤツプ・ピース22は、上記インナ
ーキヤツプ・ピース21にヒンジH結合されて、
同インナーキヤツプに対して開閉操作可能に構成
されている。第1図および第2図の実施例におい
て、インナーキヤツプ・ピース21とアウターキ
ヤツプ・ピース22は、共に同質のプラスチツク
材料にて作製されており、プラスチツクヒンジH
にて開閉自在に連結されている。しかして、この
ヒンジHは、図示例ではアウター・インナー両ピ
ースと同質のプラスチツク材料にて一体にブリツ
ジ状に成形し、かつ、其処を薄肉にVカツトする
ことによつて構成してあるけれども、別体な蝶番
を用いることも無論可能である。このヒンジHの
反対側に突設された舌片22cは、アウターキヤ
ツプ・ピースの開放のために使用するもので、例
えば注射器に採取した血液を当該採取管に移し換
える際には舌片22cを下側から矢印方向へ押し
上げれば、第1図の破線に表わすようにアウター
キヤツプ・ピース22が開扉して採取液注入口2
1aが露出される。
アウターキヤツプ・ピース22には、その裏面
に細径の搾出孔22bが貫通形成されたインサー
ト・ボス22aが突設されており、アウターキヤ
ツプ・ピース22を閉扉すると、同ボス22aは
インナーキヤツプ・ピースの注入口21aにイン
サートして封鎖し、逆にアウターキヤツプ・ピー
ス22を開扉させると、それと同時に採取液注入
口21aからボス22aが抜けて同注入口は開弁
されることになる。一方、インサート・ボス22
aに設けられている搾出孔22bは細い径に形成
されており、管体1に圧力が加わらない限り、採
取液の表面張力の作用によつて液が搾出孔から漏
洩することはない。
〔使い方、および作用〕
第1図の実施例品を例にとつて、血液検査に使
用する場合を説明すると、次のとおりである。
まず、採血した注射器の針を外して右手に持つ
一方、左手には採取管(第1図参照)を持つて左
親指で舌片22cを矢印方向へ押し上げる。する
と、アウターキヤツプ・ピース22は破線に示す
状態になつてインナーキヤツプ・ピースの採取液
注入口21aが開弁される。
そこで、右手に持つた注射器の管口を上記注入
口21aに差し込んで採取血液を、管体1内に移
し換え、移し終わつたならばアウターキヤツプ・
ピース22を閉扉する。次いで、当該採取管をシ
エーキングして抗凝固剤3を採取血液中に混和せ
しめることになるのであるが、本実施例品におい
てはインサート・ボス22aが注入口21aに突
入して、これを塞いでいるので、シエーキング時
に採取液が漏洩したりすることはない。もつと
も、本考案採取管においては、アウターキヤツ
プ・ピース22の搾出口22bが貫通形成されて
いるので、其処から採取血液が零れるかの如くに
も見える。しかし、本考案においては搾出孔22
bが細径に形成されているので、採取血液自体の
表面張力の関係から決して搾出孔22bより漏洩
したり、飛散したりすることは決してないのであ
る。
次に、具体的に検査項目に応じて、上記採取血
液をスライドガラス上に点下してゆく必要がある
のであるが、本考案採取管を使用する場合には、
管体1がポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂
の如きプラスチツク材料で作製され、復元弾力が
あるので、スポイドを扱うように管体1の胴部を
押圧すれば、管内の圧力が高くなつて搾出口22
bから目的とする箇所に採取液を一滴ずつ正確に
点下することが可能であり、この際にも不用意に
採取血液が付着したりすることはないのである。
〔本考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案採取管において
は、管体1の復元弾力を持たせると共に、(a)構造
のインナーキヤツプ・ピースと、(b)構造のアウタ
ーキヤツプ・ピースとの二重蓋に構成したので、
片手操作で採取液の移し換えが簡単に行えるうえ
に、シエーキング操作をしても決して採取液が漏
洩したり、飛散したりする危険が決してなく、し
かも実際に検査実験する際にも、検査項目に応じ
て採取液を一滴一滴正確にスライドガラス上に点
下することができて、決して不用意に他の箇所に
付着させる危険もなくて誠に衛生的に使用するこ
とができるのである。
したがつて、本考案によれば、従来この種の採
取管において欠点とされていた全ての問題点は悉
く解消することができると共に、使用上も頗る利
便で単独作業が基本とされる臨床検査を、安全か
つ能率的に遂行することが可能となるのであつ
て、病院などの医療機関における臨床検査の安全
性向上および合理化に寄与するところは非常に大
きいと云えよう。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案を適用して作製したセフテイー
体液採取管の実施例を示すもので、第1図はその
第1実施例の立断面図、第2図は第2実施例の立
断面図である。 1……有底管体、2……キヤツプ、21……イ
ンナーキヤツプ・ピース、21a……採取液注入
口、22……アウターキヤツプ・ピース、22a
……インサート・ボス、22b……搾出口、3…
…抗凝固剤、H……ヒンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 有底管体1の口部に、キヤツプ2を被着せしめ
    て成る臨床検査用の体液採取管において: 前記有底管体1をプラスチツク材料で組成する
    ことによつて復元弾力を付与する一方、 キヤツプ2は、 (a) 採取液注入口21aを有し、それ自体は管体
    1の口部に冠着せるインナーキヤツプ・ピース
    21と; (b) 前記インナーキヤツプ・ピース21に開閉操
    作可能なる如くヒンジH結合されており、か
    つ、それ自体の裏面には前記注入口21aに抜
    き差し自在に嵌合されるインサート・ボス22
    aを有すると共に、このボス22aには細径の
    搾出孔22bを貫通形成したアウターキヤツ
    プ・ピース22と; の二重蓋構造に構成したことを特徴とするセフテ
    イー体液採取管。
JP8044285U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0448532Y2 (ja)

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JP8044285U JPH0448532Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JP8044285U JPH0448532Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JPS61195473U JPS61195473U (ja) 1986-12-05
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