JPH0449306Y2 - - Google Patents

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JPH0449306Y2
JPH0449306Y2 JP2691386U JP2691386U JPH0449306Y2 JP H0449306 Y2 JPH0449306 Y2 JP H0449306Y2 JP 2691386 U JP2691386 U JP 2691386U JP 2691386 U JP2691386 U JP 2691386U JP H0449306 Y2 JPH0449306 Y2 JP H0449306Y2
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JP
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board
wall
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wall structure
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は、建物の壁構造に関し、特に、壁体
の表面に、石膏ボード等のボードが被着された壁
の構造に関する。
B 従来の技術並びに問題点 壁体の表面に、石膏ボード等のボードを貼る工
法は、安価で壁面を美しく仕上げられることか
ら、現在、建物壁の構造に多用されている。この
壁構造は、壁体の表面にペースト状に練つた接着
剤を介して石膏ボードが接着されている。実際の
接着状態に於いては、壁体表面に点状に粘度の高
い接着剤を塊状に付着し、この接着剤に石膏ボー
ドを押し付け、石膏ボードと壁体との間隔を調整
して、壁体表面の凹凸にかかわりなく、石膏ボー
ド表面を完全な平面状に仕上げる。
この状態で施工された壁構造は、接着剤の硬化
に約2週間もかかつて工期が短縮できず、接着剤
が未硬化の状態で表面にクロス等を貼ると接着剤
が表面移行してカビを発生する欠点がある。又、
接着剤を完全に硬化させた後クロス等を貼つて
も、接着剤が経時的に吸湿し、6ケ月〜3年後に
表材表面にカビが発生し易い欠点があつた。
又、この構造の壁は、ボードを固定しながら取
付位置を微調整する為、ボードの固定に高度な技
術を要し、更に、多量の接着剤を使用するので、
材料費が高価になつて、施工単価が高くなる欠点
があつた。
更に、壁体表面に全体に、例えば20〜50cm間隔
で均一に接着剤を付着する必要があるが、この作
業は、床の上から壁面全体、特に壁面の高い部分
には接着剤が付着できず、壁面の前に足場を組
み、足場に載つて壁面に接着剤を付着する必要が
あつた。従つて、足場組みに手間と時間がかかる
欠点があつた。
更に、ボードを壁面に押圧して接着するときに
も、ボードの各部を押圧調整して全体を正確に垂
直に調整する必要があり、ボードの上部を押圧す
る為に足場が必要であつた。
ところで、天井板を壁の上端に隙間なく、気密
性を向上して固定する廻り縁として、天井板の周
縁を嵌挿する溝付きの廻り縁は開発されている
(実公昭58−44757号公報)。
天井板の場合、この構造の廻り縁を使用する
と、取り付け状態に於て、天井板周縁の隙間を少
なくすることは出来るが、天井板の取り付け作業
をそれほど簡素化することは出来ない。本考案者
はその構造を壁構造に利用することによつて、天
井板では想像も出来ない独特の作用硬化、即ち、
ボードの取り付け作業を著しく簡素化することに
成功した。従つて、この考案の重要な目的は、ボ
ードの上縁を挟着部材の溝に押し込むだけで釘止
め前に壁表面の定位置に仮止めでき、ボードを釘
止めする時に、従来のように、ボードを定位置に
手等で押さえて固定する必要がなく、これが極め
て簡単かつ容易に釘止め、しかも背の高いボード
を足場を組まずに壁に固定することも可能である
為、全体の作業能率が著しく向上できる建物の壁
の構造を提供するにある。
又、この考案の他の重要な目的は、ボードを、
多量の接着剤を介して接着する構造でなく、接着
剤が原因でボード表面に発生するカビが極減で
き、また、接着剤の硬化待ち期間が不要で工期も
短縮でき、更に、ボードの固定に高度な技術を要
しないので誰もが簡単かつ容易に、しかも迅速に
固定できる建物の壁の構造を提供するにある。
更に又、この考案の他の重要な目的は、ボード
を固定する為に複雑な部材を必要とせず、材料コ
ストが安価で、しかも作業能率が高いことから、
全体の施工単価を低廉にできる建物の壁の構造を
提供するにある。
C 従来の問題点を解決する為の手段 建物の壁の構造は、建物躯耐の壁体上縁に沿つ
て、下方開口の溝形に形成された挟着部材が固定
されており、この挟着部材の溝内に、壁面に固定
されるボードの上縁が挿入されている。挟着部材
は弾性片でもつて、溝の開口部に挿入されたボー
ドの表面を弾性的に押圧して挟着する。上縁が挟
着部材に吊り下げ状態で仮止めされたボードは、
これを貫通する釘材を介して中間が壁体に固定さ
れている。
D 作用、効果 壁の表面に固定されるボード1は、天井板のよ
うに水平に固定されず、垂直に固定される為、上
縁を挟着部材2の溝3に挿入するだけで、挟着部
材2に挟着されて壁体4に仮止めされる。この状
態で仮止めされたボード1は、従来のように、ボ
ード1を固定する前に、重いボード1を手で持つ
て定位置に停止し、その後釘止め、あるいは捻止
めする必要がなく、吊り下げた状態で、ボード1
を持つことがなく、これを釘止め、捻止めするだ
けで至つて簡単に固定できる。
上縁が挟着部材2で仮止めされたボード1は、
床の上に立つて手の届く範囲に釘止め、捻止めす
ることで、全体が確実に壁体に固定できる。この
為、ボード1を固定する工程で、必ずしも壁体前
面に足場を組む必要がなく、全体としての作業能
率を著しく向上できる。
又、ボード1は、上縁を挟着部材2に挿入する
ことによつて平面状に並べられる為、取付工程に
於ける取付位置の調整が簡単で、この工程に高度
な技術を必要とせず、このことは、上縁が仮止め
されることと相乗して、ボード1の取付作業を著
しく簡素化し、簡単かつ容易に、しかも能率よく
施工できる特長を実現する。
更に、ボード1を接着剤で固定するものでない
ので、接着剤の硬化期間が不要で、工期が短縮で
き、しかも接着剤のカビ等による表面の汚れを皆
無にできる特長も実現できる。特に、ボード1の
固定作業も早く、しかも足場組みも省略可能な
為、全体の工期は著しく短縮できる特長が実現で
きる。
更に又、挟着部材2は、簡単な形状にできるた
め、ボード1を固定する材料のコストを安価にで
きて材料並びに作業労賃を安価にでき、施工単価
を安価にできる特長も実現できる。
E 好ましい実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図に示す建物の壁の構造は、建物の壁体4
の上縁に沿つてボード1の挟着部材2が固定され
ており、この挟着部材2にボード1の上縁が押し
込まれており、ボード1の中間が釘材と下地材5
とを介して壁体4に固定されている。
挟着部材2は、弾性変形してボードを挟着でき
る全ての材料、例えば、金属板や、ガラス繊維等
で強化された合成樹脂板でもつて下方開口の溝形
に形成され、開口部には、ボード1の表面を押圧
し、これによつてボードを挟着して吊り下げる弾
性片6が設けられている。
弾性片6がボード上縁を挟着する押圧力は、挟
着部材の溝内にボード1が簡単に挿入でき、しか
も挿入されたボード1が、釘材で固定する前に、
それ自体の自重で落下しない程度に決定される。
弾性片6の押圧力は、挟着部材2の厚さを厚く
すれば強くなり、又、弾性片6によつて形成され
る溝3の開口部を狭くする程強くできる。
第2図に示すように、弾性片6の先端縁に無数
の爪を設け、この爪の先端を溝に押し込まれるボ
ード表面に押し付けるなら、ボードが自重で落下
しようとすると、先鋭な爪の先端がボード1に食
い込んでボード1の落下が防止される。即ち、こ
の形状によると弾性片6とボード1との摩擦抵抗
を著しく大きくできる。この為、弾性片6がボー
ド表面を押圧する力を相当に弱くして、ボードの
落下を阻止でき、ボードを軽く溝に押し込みでき
る特長が実現できる。
挟着部材2は、第1図に示すように、コンクリ
ート製の建物躯耐の壁体4を構築するように、コ
ンクリート型枠のセパレータとして使用されて、
壁体4に埋設されたアンカー7に溶接するか、あ
るいは図示しないが、壁体に固定された別のアン
カーに溶接するか、あるいは又、壁体に直接固定
することも可能である。
挟着部材2は、これに挿入されるボード1が平
面状に固定できるように、壁体4の表面に、直線
状に並べて固定される。
挟着部材2は、通常壁体4の上端縁に沿つて固
定されるが、第1図の鎖線で示すように、水平躯
体から多少下に離されて天井板8が固定される場
合、挟着部材2を天井板8の部分まで下げて、固
定することも可能である。
ボード1には、例えば、石膏ボード、ベニヤ
板、パーチクルボード、硅酸カルシウム石綿板、
石綿系ボード、石綿系ボード、グラスウール系ボ
ード、岩綿系ボード等、壁体4の表面に固定され
る全てのボードが使用される。又、このボードに
は、通常高さが1.5メートル以上のものが使用さ
れる。
ボード1の高さが壁体の高さより短い場合、第
1図に示すように、上縁が挟着部材2で吊り下げ
られたボード1の下方に、別の下板材9を固定す
る。下板材9は、下縁を床10の上に於て固定で
きるので、上縁を吊り下げて仮止めする必要がな
く、簡単に固定できる。
ボード1の中間所要箇所を固定する釘材11
は、直接これを壁体4に固定することも可能であ
るが、第1図に示すように、ボード1を壁体から
2〜3cm離して固定する場合、軽量型鋼などの下
地材5を、セパレーター等のアンカー7等に溶接
し、この下地材5に釘材11を打ち込み、あるい
は捻込んで固定する。
釘材11には、ボード1を貫通して固定できる
全てのもの、例えば、通常の釘、捻釘、捻等が使
用できる。
ところで、釘材11のボード固定箇所は、床1
0の上に立つて手の届く範囲、即ち、ボード1の
上縁部分を除く中間に決定されるのが良い。上縁
が挟着部材2で固定されたボード1は、手の届く
範囲を釘材11で固定するだけで強固に固定でき
る。この場合、第1図に示すように、釘止めしな
い枕材12をボードの裏面に位置して固定し、ボ
ード1が前面から押されても変形しない構造とす
るなら、ボード1はより強固に固定できる。
ただ、壁体4が特に高い場合、あるいはボード
1が特に薄い場合には、あるいは又はボード1を
特に強固に固定したい場合には、ボード1の床の
上から手の届かない上端部分も釘材11で固定す
ることもできる。この場合床の上に台を置き、あ
るいは足場の上から釘材を固定するが、この場合
でもボード1が吊下られて仮止めされる為、至つ
て簡単に釘止めできるのは言うまでもない。特
に、上端を挟着部材2で仮止めし、その後、床1
0から手の届く中間を釘材11で固定し、この状
態で全てのボード1を壁体4に固定し、最後に全
ての壁体の上端部分を釘止めできる為、例え手の
届かないボードの上部を釘材で固定するにして
も、ボードは簡単な台を使用するだけで簡単に固
定できる。
挟着部材2と釘材11とを介して壁体4に固定
されたボード1は、必要ならば表面クロス等を貼
り、あるいは塗料や壁材を塗つて表面仕上げされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す壁構造の断
面図、第2図は挟着部材の一例を示す斜視図であ
る。 1……ボード、2……挟着部材、3……溝、4
……壁体、5……下地材、6……弾性片、7……
アンカー、8……天井板、9……下板材、10…
…床、11……釘材、12……枕材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 建物躯体の壁体上縁に沿つて、下方開口の溝
    形に形成された挟着部材が固定されており、こ
    の挟着部材の溝内に、壁面に固定されるボード
    の上縁が挿入されており、挟着部材は弾性片で
    もつて、溝の開口部に挿入されたボードの表面
    を弾性的に押圧して挟着してボードが溝から抜
    け出るのを防止しており、ボードは上縁が挟着
    部材に挟着された状態で、ボードを貫通する釘
    材を介して中間が壁体に固定されている建物の
    壁の構造。 (2) 挟着部材が金属製、合成樹脂製のいずれかで
    形成されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の建物の壁の構造。 (3) 挟着部材のボード押圧部分に爪が設けられ、
    爪の先端がボード表面を押圧してボードの落下
    が阻止される実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の建物の壁の構造。 (4) 釘材が、壁体に固定された下地材を介して壁
    体に固定されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の建物の壁の構造 (5) 釘材が、釘、捻釘、捻のいずれかである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の建物の壁の構
    造。 (6) 釘材が、ボードの上部を除く中間と下部とに
    固定されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の建物の壁の構造。 (7) ボードが、石膏ボード、ベニヤ板、パーチク
    ルボード、硅酸カルシウム石綿板、石綿系ボー
    ド、グラスウール系ボード、岩綿系ボードのい
    ずれかで、上下方向の長さが1.5メートル以上
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の建
    物の壁の構造。
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