JPH0449490B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449490B2 JPH0449490B2 JP62184931A JP18493187A JPH0449490B2 JP H0449490 B2 JPH0449490 B2 JP H0449490B2 JP 62184931 A JP62184931 A JP 62184931A JP 18493187 A JP18493187 A JP 18493187A JP H0449490 B2 JPH0449490 B2 JP H0449490B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- inductance
- weight
- oxide
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、ニツケル−銅−亜鉛系フエライトに
関し、更に詳しくは、適量の酸化ケイ素と酸化コ
バルトとを複合添加することによりインダクタン
スの加圧安定性を向上させた酸化物磁性材料に関
するものである。 [従来の技術] ニツケル−銅−亜鉛系フエライトは、従来から
ドラム型あるいはネジ型等の形状で小型、高周波
用コア材として活用されている。 この種のコアは外部からの力によつてそのイン
ダクタンスが大きく変動する。ところが加圧安定
性の優れた(加圧力に対して特性変化の少ない)
ニツケル−銅−亜鉛系フエライトを得る技術に関
して素材面から検討した例は殆ど無く、専ら磁気
ヘツド用コア等で研磨加工面から熱処理あるいは
化学エツチング等について検討されているに過ぎ
ない。 [発明が解決しようとする問題点] ドラムコア等を樹脂モールドして使用する場
合、樹脂硬化時並びに硬化温度から室温への冷却
時にドラムコア等は樹脂の収縮による外部力を受
ける。従来組成のコアでは、この外部力によりイ
ンダクタンスが変動するため、小型高品質のコイ
ルを得ることが困難であつた。 ドラムコア等に対する実質的な加圧力は、モー
ルドする樹脂の種類と量により程度が異なるの
で、それぞれに適合するインダクタンス加圧安定
性を持つフエライトコアが要求される。 本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、外部加圧力によるコアのインダクタン
ス変動を小さく抑えることができ、それによつて
小型高品質のコイルを容易に製造できるニツケル
−銅−亜鉛系の酸化物磁性材料を提供することに
ある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、ニツケル−銅−亜鉛系フエライ
トに適量の酸化ケイ素と酸化コバルトとを複合添
加することにより、それぞれ単独の添加では得ら
れないインダクタンスの加圧安定性が優れたコア
を製造できるとこを見出し、本発明を完成させる
に至つたものである。 即ち前記の目的を達成することのできる本発明
は、ニツケル−銅−亜鉛系フエライトに、酸化ケ
イ素0.1〜4.5重量%と酸化コバルト0.01〜0.3重量
%とを複合添加した酸化物磁性材料である。 ここで酸化ケイ素の添加量を0.1〜4.5重量%と
したのは、0.1重量%未満では添加効果が殆ど無
く、逆に4.5重量%を超えると高周波でのQが著
しく劣化して不安定になるからである。 また、酸化コバルトの添加量を0.01〜0.3重量
%とした理由は、0.01重量%未満では複合添加効
果を殆ど生じず、逆に0.3重量%を超えるとイン
ダクタンスの加圧安定性を制御することが困難に
なるからである。 [実施例] 酸化第2鉄(Fe2O3)41モル%、酸化ニツケル
(NiO)33モル%、酸化銅(CuO)4モル%、酸
化亜鉛(ZnO)22モル%からなるフエライト粉体
を主成分とし、それに酸化ケイ素(SiO2)を0
〜4.5重量%、酸化コバルト(CoO)を0〜0.3重
量%の範囲で添加量を変えて合計9種類の試料を
作成した。それら各試料の組成を第1表に示す。
関し、更に詳しくは、適量の酸化ケイ素と酸化コ
バルトとを複合添加することによりインダクタン
スの加圧安定性を向上させた酸化物磁性材料に関
するものである。 [従来の技術] ニツケル−銅−亜鉛系フエライトは、従来から
ドラム型あるいはネジ型等の形状で小型、高周波
用コア材として活用されている。 この種のコアは外部からの力によつてそのイン
ダクタンスが大きく変動する。ところが加圧安定
性の優れた(加圧力に対して特性変化の少ない)
ニツケル−銅−亜鉛系フエライトを得る技術に関
して素材面から検討した例は殆ど無く、専ら磁気
ヘツド用コア等で研磨加工面から熱処理あるいは
化学エツチング等について検討されているに過ぎ
ない。 [発明が解決しようとする問題点] ドラムコア等を樹脂モールドして使用する場
合、樹脂硬化時並びに硬化温度から室温への冷却
時にドラムコア等は樹脂の収縮による外部力を受
ける。従来組成のコアでは、この外部力によりイ
ンダクタンスが変動するため、小型高品質のコイ
ルを得ることが困難であつた。 ドラムコア等に対する実質的な加圧力は、モー
ルドする樹脂の種類と量により程度が異なるの
で、それぞれに適合するインダクタンス加圧安定
性を持つフエライトコアが要求される。 本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、外部加圧力によるコアのインダクタン
ス変動を小さく抑えることができ、それによつて
小型高品質のコイルを容易に製造できるニツケル
−銅−亜鉛系の酸化物磁性材料を提供することに
ある。 [問題点を解決するための手段] 本発明者らは、ニツケル−銅−亜鉛系フエライ
トに適量の酸化ケイ素と酸化コバルトとを複合添
加することにより、それぞれ単独の添加では得ら
れないインダクタンスの加圧安定性が優れたコア
を製造できるとこを見出し、本発明を完成させる
に至つたものである。 即ち前記の目的を達成することのできる本発明
は、ニツケル−銅−亜鉛系フエライトに、酸化ケ
イ素0.1〜4.5重量%と酸化コバルト0.01〜0.3重量
%とを複合添加した酸化物磁性材料である。 ここで酸化ケイ素の添加量を0.1〜4.5重量%と
したのは、0.1重量%未満では添加効果が殆ど無
く、逆に4.5重量%を超えると高周波でのQが著
しく劣化して不安定になるからである。 また、酸化コバルトの添加量を0.01〜0.3重量
%とした理由は、0.01重量%未満では複合添加効
果を殆ど生じず、逆に0.3重量%を超えるとイン
ダクタンスの加圧安定性を制御することが困難に
なるからである。 [実施例] 酸化第2鉄(Fe2O3)41モル%、酸化ニツケル
(NiO)33モル%、酸化銅(CuO)4モル%、酸
化亜鉛(ZnO)22モル%からなるフエライト粉体
を主成分とし、それに酸化ケイ素(SiO2)を0
〜4.5重量%、酸化コバルト(CoO)を0〜0.3重
量%の範囲で添加量を変えて合計9種類の試料を
作成した。それら各試料の組成を第1表に示す。
【表】
このような組成の各試料について、それぞれ練
合機で混合した後、バインダ溶液を投入して造粒
し湿分調整を行つた。次いでこの粉体を円柱状に
成形し、これをドラム形状に切り出し、950〜
1250℃で2時間焼成した。 このようにして作つた各ドラムコアについて加
圧特性を測定した結果を第1図に示す。なおこの
加圧特性の測定は、第2図に示すように各ドラム
コア10にコイル12を巻き、コイル端末に
LCRメータ14を接続してコア上部に重り16
を載せて加圧力Fを印加し、重り16を種々変え
てその時のインダクタンスの変化率(ΔL/L)
を求めることにより行つたものである。 さて第1図において実線は本発明範囲に含まれ
る試料g,h,iのコアを示し、破線は本発明に
含まれない比較例6種を示す。試料b,c,dに
示すように酸化ケイ素を単独添加したコアではイ
ンダクタンスの変化は正のピークを持つ。それに
対して酸化コバルトを単独添加したコア(曲線
e,f)ではインダクタンスの変化率は負のみの
値を持ち、添加量が増大するほど大きくなる。ま
た酸化ケイ素と酸化コバルトを両方ともに含まな
い試料aでは、同様にインダクタンスの変化は負
のみの値を持つ。いずれにしても、これら比較例
として挙げたコアは加圧力Fの変化に応じて大き
なインダクタンスLの変化が生じる。 それに対して本発明範囲内に含まれるような試
料g,h,iのコアは、それら比較例では得られ
ない緩やかな加圧特性を持ち、加圧力Fが変化し
てもインダクタンスLはほとんど変化しないこと
が分かる。従つて本発明のコアは、樹脂モールド
するような場合でも、特性の変化がほとんど生じ
ない。 [発明の効果] 本発明は上記のようにニツケル−銅−亜鉛系フ
エライトに酸化ケイ素および酸化コバルトを適量
複合添加したものであるから、それら複合添加の
効果によつて外部力によるコアのインダクタンス
変動を小さく抑えることができ、それによつて小
型高品質のコイルを得ることができる効果が生じ
る。 従つて本発明は、例えば樹脂モールド等を施し
樹脂の収縮によつてコアに大きな加圧力がかかる
ような使用態様の場合でも、インダクタンスがほ
とんど変化せず極めて安定な特性を発現する。
合機で混合した後、バインダ溶液を投入して造粒
し湿分調整を行つた。次いでこの粉体を円柱状に
成形し、これをドラム形状に切り出し、950〜
1250℃で2時間焼成した。 このようにして作つた各ドラムコアについて加
圧特性を測定した結果を第1図に示す。なおこの
加圧特性の測定は、第2図に示すように各ドラム
コア10にコイル12を巻き、コイル端末に
LCRメータ14を接続してコア上部に重り16
を載せて加圧力Fを印加し、重り16を種々変え
てその時のインダクタンスの変化率(ΔL/L)
を求めることにより行つたものである。 さて第1図において実線は本発明範囲に含まれ
る試料g,h,iのコアを示し、破線は本発明に
含まれない比較例6種を示す。試料b,c,dに
示すように酸化ケイ素を単独添加したコアではイ
ンダクタンスの変化は正のピークを持つ。それに
対して酸化コバルトを単独添加したコア(曲線
e,f)ではインダクタンスの変化率は負のみの
値を持ち、添加量が増大するほど大きくなる。ま
た酸化ケイ素と酸化コバルトを両方ともに含まな
い試料aでは、同様にインダクタンスの変化は負
のみの値を持つ。いずれにしても、これら比較例
として挙げたコアは加圧力Fの変化に応じて大き
なインダクタンスLの変化が生じる。 それに対して本発明範囲内に含まれるような試
料g,h,iのコアは、それら比較例では得られ
ない緩やかな加圧特性を持ち、加圧力Fが変化し
てもインダクタンスLはほとんど変化しないこと
が分かる。従つて本発明のコアは、樹脂モールド
するような場合でも、特性の変化がほとんど生じ
ない。 [発明の効果] 本発明は上記のようにニツケル−銅−亜鉛系フ
エライトに酸化ケイ素および酸化コバルトを適量
複合添加したものであるから、それら複合添加の
効果によつて外部力によるコアのインダクタンス
変動を小さく抑えることができ、それによつて小
型高品質のコイルを得ることができる効果が生じ
る。 従つて本発明は、例えば樹脂モールド等を施し
樹脂の収縮によつてコアに大きな加圧力がかかる
ような使用態様の場合でも、インダクタンスがほ
とんど変化せず極めて安定な特性を発現する。
第1図は本発明に係るコアと比較のために作成
したコアの加圧力Fに対するインダクタンス変化
率ΔL/Lを示す線図、第2図はその測定状態を
示す説明図である。 10……コア、12……コイル、14……
LCRメータ、16……重り。
したコアの加圧力Fに対するインダクタンス変化
率ΔL/Lを示す線図、第2図はその測定状態を
示す説明図である。 10……コア、12……コイル、14……
LCRメータ、16……重り。
Claims (1)
- 1 ニツケル−銅−亜鉛系フエライトに、酸化ケ
イ素0.1〜4.5重量%と酸化コバルト0.01〜0.3重量
%を複合添加したことを特徴とする加圧安定性酸
化物磁性材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18493187A JPS6428235A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Pressurization-stable oxide magnetic material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18493187A JPS6428235A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Pressurization-stable oxide magnetic material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6428235A JPS6428235A (en) | 1989-01-30 |
| JPH0449490B2 true JPH0449490B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=16161851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18493187A Granted JPS6428235A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Pressurization-stable oxide magnetic material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6428235A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2674624B2 (ja) * | 1987-10-14 | 1997-11-12 | 日立金属株式会社 | チップインダクタ |
| JP2674623B2 (ja) * | 1987-10-14 | 1997-11-12 | 日立金属株式会社 | 高周波用磁性材料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58115027A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | Tadayoshi Karasawa | 酸化物磁性体及製造法 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP18493187A patent/JPS6428235A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6428235A (en) | 1989-01-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |