JPH0449800Y2 - - Google Patents
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- JPH0449800Y2 JPH0449800Y2 JP5114686U JP5114686U JPH0449800Y2 JP H0449800 Y2 JPH0449800 Y2 JP H0449800Y2 JP 5114686 U JP5114686 U JP 5114686U JP 5114686 U JP5114686 U JP 5114686U JP H0449800 Y2 JPH0449800 Y2 JP H0449800Y2
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- magnetic
- sensitive
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Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は各種の温度制御スイツチとして用いら
れる感温リードスイツチに関するものである。
れる感温リードスイツチに関するものである。
[考案の技術的背景とその問題点]
この種の感温リードスイツチの従来例を第10
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
同図に示す感温リードスイツチ20は、磁性体
リード片1a,1bの接点部が常開配置となるよ
うに構成されたリードスイツチ1と、このリード
スイツチ1の接点部近傍の外周を包囲するように
配置された環状の感温磁性体(例えばサーマルフ
エライト)2と、この感温磁性体2の両側に磁気
ギヤツプ7a,7bを介して配置され、かつ前記
リードスイツチ1を包囲するようにした環状の永
久磁石(例えばフエライトマグネツト)3a,3
bとから構成されている。
リード片1a,1bの接点部が常開配置となるよ
うに構成されたリードスイツチ1と、このリード
スイツチ1の接点部近傍の外周を包囲するように
配置された環状の感温磁性体(例えばサーマルフ
エライト)2と、この感温磁性体2の両側に磁気
ギヤツプ7a,7bを介して配置され、かつ前記
リードスイツチ1を包囲するようにした環状の永
久磁石(例えばフエライトマグネツト)3a,3
bとから構成されている。
前記永久磁石3a,3bはそれぞれ同図に示す
ようにリードスイツチ1の磁性体リード片1aの
側がN極に、磁性体リード片1bの側がS極にな
るように着磁されている。また、前記感温磁性体
2はそれぞれ、第11図に示すように温度上昇に
伴つて次第に飽和磁束密度が少なくなりある温度
(キユーリ温度)Tcで磁性を失い常磁性体に変化
することはよく知られているところである。
ようにリードスイツチ1の磁性体リード片1aの
側がN極に、磁性体リード片1bの側がS極にな
るように着磁されている。また、前記感温磁性体
2はそれぞれ、第11図に示すように温度上昇に
伴つて次第に飽和磁束密度が少なくなりある温度
(キユーリ温度)Tcで磁性を失い常磁性体に変化
することはよく知られているところである。
上記構成の感温リードスイツチ20は、周囲温
度Tがキユーリ温度Tcよりも低く感温磁性体2
が充分な磁性を有する状態においては、第10図
に示すように永久磁石3bのN極→感温磁性体2
→永久磁石3aのS極→永久磁石3aのN極→磁
性体リード片1a→磁性体リード片1b→永久磁
石3bのS極に至る磁路を通る磁束と、永久磁石
3bのN極→磁性体リード片1b→磁性体リード
片1a→永久磁石3aのS極に至る磁路を通る磁
束とが相殺されてしまうので接点部を通過する磁
束は少なく、この結果、感温リードスイツチ20
は開(OFF)状態を維持する。
度Tがキユーリ温度Tcよりも低く感温磁性体2
が充分な磁性を有する状態においては、第10図
に示すように永久磁石3bのN極→感温磁性体2
→永久磁石3aのS極→永久磁石3aのN極→磁
性体リード片1a→磁性体リード片1b→永久磁
石3bのS極に至る磁路を通る磁束と、永久磁石
3bのN極→磁性体リード片1b→磁性体リード
片1a→永久磁石3aのS極に至る磁路を通る磁
束とが相殺されてしまうので接点部を通過する磁
束は少なく、この結果、感温リードスイツチ20
は開(OFF)状態を維持する。
次に、周囲温度Tがキユーリ温度Tc以上とな
り、感温磁性体2が常磁性の状態となると、この
感温磁性体2を通る主磁束がなくなり永久磁石3
bからの主磁束がリードスイツチ1の接点部を軸
方向に通過し永久磁石3aのS極に至るため、こ
の接点部に磁極が形成されて、この結果、磁性体
リード片1a,1bは前記磁極の吸引力により閉
(ON)状態となる。
り、感温磁性体2が常磁性の状態となると、この
感温磁性体2を通る主磁束がなくなり永久磁石3
bからの主磁束がリードスイツチ1の接点部を軸
方向に通過し永久磁石3aのS極に至るため、こ
の接点部に磁極が形成されて、この結果、磁性体
リード片1a,1bは前記磁極の吸引力により閉
(ON)状態となる。
すなわち、このときの感温リードスイツチ20
の動作は第9図に示すように接点部にPI(プルイ
ンアンペアターン)以上の磁界が作用するときに
はON状態になり、DO(ドロツプアウトアンペア
ターン)以下の磁界が作用するときにはOFF状
態となつて、非帯域動作を行なう。
の動作は第9図に示すように接点部にPI(プルイ
ンアンペアターン)以上の磁界が作用するときに
はON状態になり、DO(ドロツプアウトアンペア
ターン)以下の磁界が作用するときにはOFF状
態となつて、非帯域動作を行なう。
しかしながら、前記感温リードスイツチ20は
永久磁石3a,3bをリードスイツチ1の両端部
側の動作点にそれぞれ配置しなければならないの
で全体形状が大型化してしまうという問題があ
る。
永久磁石3a,3bをリードスイツチ1の両端部
側の動作点にそれぞれ配置しなければならないの
で全体形状が大型化してしまうという問題があ
る。
さらに、第9図に示すDOとPIとの間の間隔
(ヒステリシス)を広くとるために、第10図に
示す感温磁性体2を異なるキユーリ点を持つ2個
の感温磁性体に分割したものもあるが、これま
た、全体形状が大型化してしまうという問題があ
る。
(ヒステリシス)を広くとるために、第10図に
示す感温磁性体2を異なるキユーリ点を持つ2個
の感温磁性体に分割したものもあるが、これま
た、全体形状が大型化してしまうという問題があ
る。
また、前記感温リードスイツチ20においては
その構成上、永久磁石3aの端面とガラス管から
露出する磁性体リード片1aとの間及び永久磁石
3bの端面とガラス管から露出する磁性体リード
片1bとの間の距離(絶縁距離)αが短く耐圧の
点で問題がある。
その構成上、永久磁石3aの端面とガラス管から
露出する磁性体リード片1aとの間及び永久磁石
3bの端面とガラス管から露出する磁性体リード
片1bとの間の距離(絶縁距離)αが短く耐圧の
点で問題がある。
このことを第12図a,b及び第13図a,b
を参照してさらに詳述する。
を参照してさらに詳述する。
第12図a,bはメーク型の感温リードスイツ
チ30をプリント基板31上に取り付けた状態を
示すものである。すなわち、この感温リードスイ
ツチ30はリードスイツチ1の接点部の外周に感
温磁性体2を配置するとともに、この感温磁性体
2の両側に例えばアルミニウム製のスペーサ32
a,32bを介在させつつ永久磁石33a,33
bを配置することにより構成されている。
チ30をプリント基板31上に取り付けた状態を
示すものである。すなわち、この感温リードスイ
ツチ30はリードスイツチ1の接点部の外周に感
温磁性体2を配置するとともに、この感温磁性体
2の両側に例えばアルミニウム製のスペーサ32
a,32bを介在させつつ永久磁石33a,33
bを配置することにより構成されている。
そして、前記リードスイツチ1の両磁性体リー
ド片1a,1bを配線パターン31a及びプリン
ト基板31を貫通させ、それぞれの端部をプリン
ト基板31の裏面側で半田づけ等により固着して
いる。
ド片1a,1bを配線パターン31a及びプリン
ト基板31を貫通させ、それぞれの端部をプリン
ト基板31の裏面側で半田づけ等により固着して
いる。
このような感温リードスイツチ30の接続構造
において、前記感温磁性体2又は永久磁石33
a,33bが第12図bに示すようにプリント基
板31上に形成された他の回路の配線パターン3
1bと接触し、かつ配線パターン31a,31b
間に電圧が加わつた場合には、感温磁性体2や永
久磁石33a,33bが一般的には絶縁体でない
ので、永久磁石33aと磁性体リード片1a又は
永久磁石33bと磁性体リード片1bとの間(絶
縁距離α)に放電現象が生じ、この結果、感温リ
ードスイツチ30の耐圧不良となつて正常な動作
をしなくなるという問題がある。
において、前記感温磁性体2又は永久磁石33
a,33bが第12図bに示すようにプリント基
板31上に形成された他の回路の配線パターン3
1bと接触し、かつ配線パターン31a,31b
間に電圧が加わつた場合には、感温磁性体2や永
久磁石33a,33bが一般的には絶縁体でない
ので、永久磁石33aと磁性体リード片1a又は
永久磁石33bと磁性体リード片1bとの間(絶
縁距離α)に放電現象が生じ、この結果、感温リ
ードスイツチ30の耐圧不良となつて正常な動作
をしなくなるという問題がある。
また、第13図a,bはさらに別の従来例を示
すものであり、同図に示す感温リードスイツチ4
0は、リードスイツチの接点部近傍の外周に感温
磁性体2を配置するとともに、この感温磁性体2
の両側に永久磁石33a,33bを配置し、これ
らの外周を取り付け金具41の筒状部41aで包
囲するとともにこの取り付け金具41の平坦部4
1bを例えばシヤーシ等の他の金属部材(以下シ
ヤーシともいう)42のボルト43で固定するよ
うにしたものである。
すものであり、同図に示す感温リードスイツチ4
0は、リードスイツチの接点部近傍の外周に感温
磁性体2を配置するとともに、この感温磁性体2
の両側に永久磁石33a,33bを配置し、これ
らの外周を取り付け金具41の筒状部41aで包
囲するとともにこの取り付け金具41の平坦部4
1bを例えばシヤーシ等の他の金属部材(以下シ
ヤーシともいう)42のボルト43で固定するよ
うにしたものである。
尚、同図中、44a,44bは前記筒状部41
aの両側からそれぞれ永久磁石33a,33bに
向けて嵌着したプラスチツク製のホルダ、45
a,45bは磁性体リード片1a,1bにそれぞ
れ接続したビニール線である。
aの両側からそれぞれ永久磁石33a,33bに
向けて嵌着したプラスチツク製のホルダ、45
a,45bは磁性体リード片1a,1bにそれぞ
れ接続したビニール線である。
このような感温リードスイツチ40においても
絶縁距離αは前述した場合とほぼ同様であり、ま
た、シヤーシと取り付け金具41、取り付け金具
41と感温磁性体2及び永久磁石33a,33b
がそれぞれ接触しているので、シヤーシとリード
スイツチ1との間に電圧が加わつた場合には、永
久磁石33aと磁性体リード片1a、又は永久磁
石33bと磁性体リード片1bとの間にそれぞれ
放電現象が生じ、前記感温リードスイツチ30の
場合と同様に正常な動作をしなくなる。
絶縁距離αは前述した場合とほぼ同様であり、ま
た、シヤーシと取り付け金具41、取り付け金具
41と感温磁性体2及び永久磁石33a,33b
がそれぞれ接触しているので、シヤーシとリード
スイツチ1との間に電圧が加わつた場合には、永
久磁石33aと磁性体リード片1a、又は永久磁
石33bと磁性体リード片1bとの間にそれぞれ
放電現象が生じ、前記感温リードスイツチ30の
場合と同様に正常な動作をしなくなる。
[考案の目的]
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、全体形状の小型化が図れ、かつ、動作温度の
調整も容易に行なうこともできるとともに、安定
な動作を発揮する感温リードスイツチを提供する
ことを目的とするものである。
り、全体形状の小型化が図れ、かつ、動作温度の
調整も容易に行なうこともできるとともに、安定
な動作を発揮する感温リードスイツチを提供する
ことを目的とするものである。
[考案の概要]
本考案の概要は、2個の磁性体リード片を有す
るリードスイツチと、該リードスイツチの接点部
外周に配置され、かつ、リードスイツチの軸方向
に着磁された永久磁石と、この永久磁石を挟み、
かつ、前記リードスイツチを包囲するように配置
された磁性変態点の異なる2個の感温磁性体と、
前記永久磁石及び感温磁性体の外周に配置された
金属磁性ヨークとを有して感温リードスイツチを
構成したことにある。
るリードスイツチと、該リードスイツチの接点部
外周に配置され、かつ、リードスイツチの軸方向
に着磁された永久磁石と、この永久磁石を挟み、
かつ、前記リードスイツチを包囲するように配置
された磁性変態点の異なる2個の感温磁性体と、
前記永久磁石及び感温磁性体の外周に配置された
金属磁性ヨークとを有して感温リードスイツチを
構成したことにある。
[考案の実施例]
以下に本考案の実施例を第1図乃至第3図を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
尚、第1図乃至第3図に示す感温リードスイツ
チ10において、第10図に示す従来の感温リー
ドスイツチ20と同一の機能を有するものには同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
チ10において、第10図に示す従来の感温リー
ドスイツチ20と同一の機能を有するものには同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この感温リードスイツチ10が従来の感温リー
ドスイツチ20と異なる点は、磁性体リード片1
a,1bの接点部の外周に永久磁石3cを配置し
この永久磁石3cの両側に磁気変態点の異なる2
個の感温磁性体12a,12bを隣接して、か
つ、リードスイツチ1を包囲するように配置した
こと、この永久磁石3cの外径を感温磁性体12
a,12bの外径より小さくして両者の断面比率
を異ならせこれにより金属磁性ヨーク4aとの間
に円筒状の空間部5を形成したこと、この金属磁
性ヨーク4aを弾力性及び熱伝導性を有する磁性
体(例えば鉄板)で第2図乃至第4図に示すよう
に感温磁性体12a,12bの外周の曲率半径R
2より小さい曲率半径R1を有する弧状に形成す
るとともに、このような金属磁性ヨーク4a2個
をその弾力を利用して感温磁性体12a,12b
の外周に対向配置に挟み込むことにより、その弾
力性を利用して両磁性ヨーク4a,4aを感温磁
性体12a,12bの外周に密着して配置したこ
とである。
ドスイツチ20と異なる点は、磁性体リード片1
a,1bの接点部の外周に永久磁石3cを配置し
この永久磁石3cの両側に磁気変態点の異なる2
個の感温磁性体12a,12bを隣接して、か
つ、リードスイツチ1を包囲するように配置した
こと、この永久磁石3cの外径を感温磁性体12
a,12bの外径より小さくして両者の断面比率
を異ならせこれにより金属磁性ヨーク4aとの間
に円筒状の空間部5を形成したこと、この金属磁
性ヨーク4aを弾力性及び熱伝導性を有する磁性
体(例えば鉄板)で第2図乃至第4図に示すよう
に感温磁性体12a,12bの外周の曲率半径R
2より小さい曲率半径R1を有する弧状に形成す
るとともに、このような金属磁性ヨーク4a2個
をその弾力を利用して感温磁性体12a,12b
の外周に対向配置に挟み込むことにより、その弾
力性を利用して両磁性ヨーク4a,4aを感温磁
性体12a,12bの外周に密着して配置したこ
とである。
これにより、感温磁性体12a,12b及び永
久磁石の外周側には第3図に示すように2箇所の
対称的なギヤツプ(空〓部)6a,6b(間隔
W/2)が形成されている。
久磁石の外周側には第3図に示すように2箇所の
対称的なギヤツプ(空〓部)6a,6b(間隔
W/2)が形成されている。
尚、第5図に示すように感温磁性体12aのキ
ユーリ温度をT1、感温磁性体12bのキユーリ
温度をT2(ただし、T1<T2とする。
ユーリ温度をT1、感温磁性体12bのキユーリ
温度をT2(ただし、T1<T2とする。
次に上記構成の感温リードスイツチ10の
ON,OFF動作を第6図a,b,c及び第7図を
も参照して説明する。
ON,OFF動作を第6図a,b,c及び第7図を
も参照して説明する。
まじ、この感温磁性体10の周囲温度Tが感温
磁性体12aのキユーリ温度T1よりも低いとき
には、第6図aに示すように永久磁石3cのN極
から感温磁性体12a、金属磁性ヨーク4a、感
温磁性体12bを経てS極に至る磁気抵抗の小さ
い磁路が形成され、永久磁石3cからの主磁束は
ほとんどこの磁路を通り、リードスイツチ1の接
点部には主磁束が通らないため、感温リードスイ
ツチ10はOFF状態を維持する。
磁性体12aのキユーリ温度T1よりも低いとき
には、第6図aに示すように永久磁石3cのN極
から感温磁性体12a、金属磁性ヨーク4a、感
温磁性体12bを経てS極に至る磁気抵抗の小さ
い磁路が形成され、永久磁石3cからの主磁束は
ほとんどこの磁路を通り、リードスイツチ1の接
点部には主磁束が通らないため、感温リードスイ
ツチ10はOFF状態を維持する。
次に、この感温リードスイツチ10の周囲温度
Tがキユーリ温度T2よりも高くなると、感温磁
性体12a,12bは常磁性の状態となり空間部
5の存在と相俟つて(仮に空間部5を設けないと
すると主磁束は金属磁性ヨーク5を通るので動作
がやや不安定となる。)上述した磁路の磁気抵抗
が大きくなり、この結果、第6図bに示すように
永久磁石3cのN極からの主磁束は磁性体リード
片1a、接点部、磁性体リード片1bを通過しS
極に至るようになる。これにより、磁性体リード
片1a,1bの接点部に磁極が形成されその吸引
力により磁性体リード片1a,1bは同図に示す
ように閉状態となつて感温リードスイツチ10は
ON状態になる。
Tがキユーリ温度T2よりも高くなると、感温磁
性体12a,12bは常磁性の状態となり空間部
5の存在と相俟つて(仮に空間部5を設けないと
すると主磁束は金属磁性ヨーク5を通るので動作
がやや不安定となる。)上述した磁路の磁気抵抗
が大きくなり、この結果、第6図bに示すように
永久磁石3cのN極からの主磁束は磁性体リード
片1a、接点部、磁性体リード片1bを通過しS
極に至るようになる。これにより、磁性体リード
片1a,1bの接点部に磁極が形成されその吸引
力により磁性体リード片1a,1bは同図に示す
ように閉状態となつて感温リードスイツチ10は
ON状態になる。
次に、周囲温度Tが下がり、T2>T>T1の
範囲では、第6図cに示すように一方の感温磁性
体12bは強磁性、他方の感温磁性体12aは常
磁性の状態となり、このとき永久磁石3cのN極
からの主磁束は磁性体リード片1a、接点部、磁
性体リード片1b、感温磁性体12bを経てS極
に至る磁束と、金属磁性ヨーク4a、感温磁性体
12bを経てS極に至る磁束とに分れる。
範囲では、第6図cに示すように一方の感温磁性
体12bは強磁性、他方の感温磁性体12aは常
磁性の状態となり、このとき永久磁石3cのN極
からの主磁束は磁性体リード片1a、接点部、磁
性体リード片1b、感温磁性体12bを経てS極
に至る磁束と、金属磁性ヨーク4a、感温磁性体
12bを経てS極に至る磁束とに分れる。
この結果、接点部を通過する磁束は少なくなる
もののON状態を保持するのには充分な磁束が通
過するため、接点部はON状態を保持する。
もののON状態を保持するのには充分な磁束が通
過するため、接点部はON状態を保持する。
やがて、周囲温度がTがT<T1の状態になる
と、感温磁性体12aも強磁性の状態になるの
で、永久磁石3cからの主磁束は第6図aに示す
ような磁路を通る状態に復帰し、この結果、接点
部は開状態となる。すなわち、この感温リードス
イツチ10も第9図に示すような非帯域動作を行
なう。
と、感温磁性体12aも強磁性の状態になるの
で、永久磁石3cからの主磁束は第6図aに示す
ような磁路を通る状態に復帰し、この結果、接点
部は開状態となる。すなわち、この感温リードス
イツチ10も第9図に示すような非帯域動作を行
なう。
個の場合に感温磁性体12a、感温磁性体12
bとして種々のキユーリ点を有するものを用いる
ことにより、第9図に示すDO,PI間の帯域幅を
任意に調整することができ、DO,PI間の幅が比
較的狭い従来のものよりも広範な用途を期待でき
る感温リードスイツチを提供できる。
bとして種々のキユーリ点を有するものを用いる
ことにより、第9図に示すDO,PI間の帯域幅を
任意に調整することができ、DO,PI間の幅が比
較的狭い従来のものよりも広範な用途を期待でき
る感温リードスイツチを提供できる。
以上の感温リードスイツチ10の動作におい
て、動作安定化のかめには、空間部5の半径方向
(磁性体リード片12a,12bの突出方向と直
交する方向)の寸法は、永久磁石3cの内底部か
ら磁性体リード片1a,1bに至る寸法と等しい
か大きくしたほうがその効果がより優れている。
て、動作安定化のかめには、空間部5の半径方向
(磁性体リード片12a,12bの突出方向と直
交する方向)の寸法は、永久磁石3cの内底部か
ら磁性体リード片1a,1bに至る寸法と等しい
か大きくしたほうがその効果がより優れている。
このような感温リードスイツチ10のON,
OFF動作において、両金属磁性ヨーク4a,4
aはその弾力により感温磁性体12a,12bの
外周に密着して嵌着されているので、これらの間
に磁気的結合は極めて密であり、特にOFF状態
においてこれらの間に漏洩磁束がほとんどなくな
り良好なON.OFF特性を得ることができる。
OFF動作において、両金属磁性ヨーク4a,4
aはその弾力により感温磁性体12a,12bの
外周に密着して嵌着されているので、これらの間
に磁気的結合は極めて密であり、特にOFF状態
においてこれらの間に漏洩磁束がほとんどなくな
り良好なON.OFF特性を得ることができる。
また、永久磁石3cを接点部の近傍に配置し、
従来のものと異なる磁路を形成するようにしたこ
とから全体形状の小型化が可能となるとともに、
感温磁性体12aとガラス管から露出する磁性体
リード片1aとの距離、感温磁性体12bとガラ
ス管から露出する磁性体リード片1bとの距離
(絶縁距離)βを従来の感温リードスイツチの場
合より大きくすることができ、これにより、放電
現象による耐圧不良のおそれがなくなつて安定し
たON,OFF動作を発揮させることができる。
従来のものと異なる磁路を形成するようにしたこ
とから全体形状の小型化が可能となるとともに、
感温磁性体12aとガラス管から露出する磁性体
リード片1aとの距離、感温磁性体12bとガラ
ス管から露出する磁性体リード片1bとの距離
(絶縁距離)βを従来の感温リードスイツチの場
合より大きくすることができ、これにより、放電
現象による耐圧不良のおそれがなくなつて安定し
たON,OFF動作を発揮させることができる。
また、この感温リードスイツチ10の外周の一
部にギヤツプ6a,6bが形成されており、この
ギヤツプ6a,6bそれぞれの間隔をW/2とす
ると、全体ではWとなり、この間隔Wを異なる寸
法の金属磁性ヨーク4aを用いていろいろ変える
ことにより、感温リードスイツチ10のON,
OFF特性を微調整することが可能となる。すな
わち、第7図に示すようにギヤツプWが大きいと
きと小さいときとで感温リードスイツチ10の周
囲温度とON,OFF特性との関係が変化する。
部にギヤツプ6a,6bが形成されており、この
ギヤツプ6a,6bそれぞれの間隔をW/2とす
ると、全体ではWとなり、この間隔Wを異なる寸
法の金属磁性ヨーク4aを用いていろいろ変える
ことにより、感温リードスイツチ10のON,
OFF特性を微調整することが可能となる。すな
わち、第7図に示すようにギヤツプWが大きいと
きと小さいときとで感温リードスイツチ10の周
囲温度とON,OFF特性との関係が変化する。
例えば、ギヤツプWが大きいときには第7図に
示すように温度Ta1でOFF、温度Ta2でONと
なるのに対し、ギヤツプWが小さいときにはTb
1でOFF、温度Tb2でONとなる。従つて、弧
の長さの異なる複数種の金属磁性ヨークを用意
し、ギヤツプWを変えることにより、この感温リ
ードスイツチ10のON,OFF特性の温度領域を
適宜変更することが可能となる。
示すように温度Ta1でOFF、温度Ta2でONと
なるのに対し、ギヤツプWが小さいときにはTb
1でOFF、温度Tb2でONとなる。従つて、弧
の長さの異なる複数種の金属磁性ヨークを用意
し、ギヤツプWを変えることにより、この感温リ
ードスイツチ10のON,OFF特性の温度領域を
適宜変更することが可能となる。
さらに、前記空間部の5の寸法を代えることに
よつても前記特性を調整できるので、これと上述
したギヤツプWとの相対関係で調整の多様化を図
ることも可能となる。
よつても前記特性を調整できるので、これと上述
したギヤツプWとの相対関係で調整の多様化を図
ることも可能となる。
第8図a,bは本考案の第2の実施例を示すも
のである。尚、同図感温リードスイツチ10Aに
おいて上述した感温リードスイツチ10と同一の
機能を有するものには同一の符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
のである。尚、同図感温リードスイツチ10Aに
おいて上述した感温リードスイツチ10と同一の
機能を有するものには同一の符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
この感温リードスイツチ10Aが上述した感温
リードスイツチ10と異なる点は、金属磁性ヨー
ク4aの代りに円筒状の金属磁性ヨーク4bを用
いたことである。この場合には、空間部5の寸法
を代えることにより、ON,OFF特性の温度領域
の調整が可能となる。
リードスイツチ10と異なる点は、金属磁性ヨー
ク4aの代りに円筒状の金属磁性ヨーク4bを用
いたことである。この場合には、空間部5の寸法
を代えることにより、ON,OFF特性の温度領域
の調整が可能となる。
本考案は上述した実施例に限定されるものでは
なく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、上述した第1の実施例では2個の金
属磁性ヨークにより感温リードスイツチの外周部
に2個のギヤツプを形成する場合について説明し
たが、この金属磁性ヨークと同様に円筒形状に形
成され、かつ、その長さ方向に沿つて1箇所のみ
ギヤツプを形成した金属磁性ヨークを用いてもそ
のギヤツプの間隔を前記間隔Wとなるように設定
すれば同様に実施できる。
なく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、上述した第1の実施例では2個の金
属磁性ヨークにより感温リードスイツチの外周部
に2個のギヤツプを形成する場合について説明し
たが、この金属磁性ヨークと同様に円筒形状に形
成され、かつ、その長さ方向に沿つて1箇所のみ
ギヤツプを形成した金属磁性ヨークを用いてもそ
のギヤツプの間隔を前記間隔Wとなるように設定
すれば同様に実施できる。
また、金属磁性ヨークを3分割以上としても同
様に実施できる。
様に実施できる。
さらに、厚さの合計が前記永久磁石3cと同等
となるような複数個の永久磁石を用いて感温リー
ドスイツチを構成し、これらの永久磁石の厚さを
いろいろ変えるようにしても前記特性の調整が可
能である。
となるような複数個の永久磁石を用いて感温リー
ドスイツチを構成し、これらの永久磁石の厚さを
いろいろ変えるようにしても前記特性の調整が可
能である。
さらに上述した実施例では、永久磁石と感温磁
性体との断面比率を変えて空間部を形成する場合
について説明したが、この空間部を設けない場合
でもギヤツプのみの調整で設定温度を変えるよう
にすることもできる。
性体との断面比率を変えて空間部を形成する場合
について説明したが、この空間部を設けない場合
でもギヤツプのみの調整で設定温度を変えるよう
にすることもできる。
[考案の効果]
以上詳述した本考案によれば、全体形状の小形
化を容易に図ることができ、しかも、非帯域動作
の温度領域を種々調整できるとともに安定した
ON,OFF特性を発揮する感温リードスイツチを
提供することができる。
化を容易に図ることができ、しかも、非帯域動作
の温度領域を種々調整できるとともに安定した
ON,OFF特性を発揮する感温リードスイツチを
提供することができる。
第1図は本考案の感温リードスイツチの第1の
実施例を示す断面図、第2図は同上の正面図、第
3図は同上の側面図、第4図はこの実施例におけ
る金属磁性ヨークを示す側面図、第5図は第1の
実施例における両感温磁性体のキユーリ温度を示
す説明図、第6図a,b,cはそれぞれ第1の実
施例の感温リードスイツチの動作状態を示す説明
図、、第7図は第1の実施例におけるギツプの変
化による温度とON,OFF状態との関係を示す説
明図、第8図a,bはそれぞれ本考案の第2の実
施例を示す断面図及び側面図、第9図は前記感温
リードスイツチにおける磁界の強さとON,OFF
状態との関係を示す説明図、第10図は従来の感
温リードスイツチを示す断面図、第11図は感温
磁性体の温度変化に対する磁気特性の変化を示す
グラフ、第12図aは従来における他の感温リー
ドスイツチのプリント基板への取り付け状態を示
す断面図、第12図bは同上の斜視図、第13図
aは従来におけるさらに別の感温リードスイツチ
のプリント基板に対する取り付け状態を示す断面
図、第13図bは同上の斜視図である。 1……リードスイツチ、3c……永久磁石、4
a,4b……金属磁性ヨーク、6a……ギヤツプ
6a、10,10A……感温リードスイツチ、1
2a,12b……感温磁性体。
実施例を示す断面図、第2図は同上の正面図、第
3図は同上の側面図、第4図はこの実施例におけ
る金属磁性ヨークを示す側面図、第5図は第1の
実施例における両感温磁性体のキユーリ温度を示
す説明図、第6図a,b,cはそれぞれ第1の実
施例の感温リードスイツチの動作状態を示す説明
図、、第7図は第1の実施例におけるギツプの変
化による温度とON,OFF状態との関係を示す説
明図、第8図a,bはそれぞれ本考案の第2の実
施例を示す断面図及び側面図、第9図は前記感温
リードスイツチにおける磁界の強さとON,OFF
状態との関係を示す説明図、第10図は従来の感
温リードスイツチを示す断面図、第11図は感温
磁性体の温度変化に対する磁気特性の変化を示す
グラフ、第12図aは従来における他の感温リー
ドスイツチのプリント基板への取り付け状態を示
す断面図、第12図bは同上の斜視図、第13図
aは従来におけるさらに別の感温リードスイツチ
のプリント基板に対する取り付け状態を示す断面
図、第13図bは同上の斜視図である。 1……リードスイツチ、3c……永久磁石、4
a,4b……金属磁性ヨーク、6a……ギヤツプ
6a、10,10A……感温リードスイツチ、1
2a,12b……感温磁性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2個の磁性体リード片を有するリードスイツ
チと、該リードスイツチの接点部外周に配置さ
れ、かつ、リードスイツチの軸方向に着磁され
た永久磁石と、この永久磁石を挟み、かつ、前
記リードスイツチを包囲するように配置された
磁気変態点の異なる2個の感温磁性体と、前記
永久磁石及び感温磁性体の外周に配置された金
属磁性ヨークとを有することを特徴とする感温
リードスイツチ。 (2) 前記永久磁石と両感温磁性体とは断面比率が
異なり永久磁石の外周と金属磁性ヨークとの間
に空間部が形成されている実用新案登録請求の
範囲第1項記載の感温リードスイツチ。 (3) 前記金属磁性ヨークは弧状に形成され感温磁
性体及び永久磁石の外周の少なくとも一部に空
〓部が形成されている実用新案登録請求の範囲
第1項若しくは第2項記載の感温リードスイツ
チ。 (4) 前記金属磁性ヨークは円筒形状である実用新
案登録請求の範囲第1項若しくは第2項記載の
感温リードスイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5114686U JPH0449800Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5114686U JPH0449800Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62163841U JPS62163841U (ja) | 1987-10-17 |
| JPH0449800Y2 true JPH0449800Y2 (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=30875136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5114686U Expired JPH0449800Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449800Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-05 JP JP5114686U patent/JPH0449800Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62163841U (ja) | 1987-10-17 |
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