JPH0450018A - 車両用油圧緩衝器の車高調整装置 - Google Patents
車両用油圧緩衝器の車高調整装置Info
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- JPH0450018A JPH0450018A JP15855090A JP15855090A JPH0450018A JP H0450018 A JPH0450018 A JP H0450018A JP 15855090 A JP15855090 A JP 15855090A JP 15855090 A JP15855090 A JP 15855090A JP H0450018 A JPH0450018 A JP H0450018A
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Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用油圧緩衝器の車高調整装置に関する。
〔従来技術および解決しようとする課題〕普通、二輪車
の油圧緩衝器は前輪と後輪の車体と車軸の間にそれぞれ
配設され、かつ車体と車軸間の距離を調整して車高を調
整する車高調整装置を備えている。この車高調整装置で
は、第8図または第9図に示すように、走行中セルフポ
ンピング作用を行う二輪車の後輪の油圧緩衝器すなわち
リヤークツション1のシリンダ内のポンプ室Aが、第一
の油路31を介して、車高ダウン位置と車高アンプ位置
に切り換えるための切換弁機構50に接続され、この切
換弁機構の下流で油路3Iが二つに分岐されて、リヤー
クツションの上部外周に設けた油圧ジヤツキ部10のジ
ヤツキ室Bおよび前輪の緩衝器すなわちフロントフォー
クの内筒向上部に設けた油圧ジヤツキ部25のジヤツキ
室Cに接続されている。切換弁機構50には、ロータリ
ー式切換弁51が設けられ、この切換弁の下流にこれと
隣接してタペット55および第二のチェックバルブ56
が設けられ、このチェックバルブは二つの油圧ジヤツキ
室B、C側からポンプ室A側への作動油の流入を阻止す
る。切換弁機構50の上流で第一の油路31から分岐し
た第二の油路36には、油溜室りの方向に圧力油が流れ
ないように第一のチェックバルブ39が設けられている
。
の油圧緩衝器は前輪と後輪の車体と車軸の間にそれぞれ
配設され、かつ車体と車軸間の距離を調整して車高を調
整する車高調整装置を備えている。この車高調整装置で
は、第8図または第9図に示すように、走行中セルフポ
ンピング作用を行う二輪車の後輪の油圧緩衝器すなわち
リヤークツション1のシリンダ内のポンプ室Aが、第一
の油路31を介して、車高ダウン位置と車高アンプ位置
に切り換えるための切換弁機構50に接続され、この切
換弁機構の下流で油路3Iが二つに分岐されて、リヤー
クツションの上部外周に設けた油圧ジヤツキ部10のジ
ヤツキ室Bおよび前輪の緩衝器すなわちフロントフォー
クの内筒向上部に設けた油圧ジヤツキ部25のジヤツキ
室Cに接続されている。切換弁機構50には、ロータリ
ー式切換弁51が設けられ、この切換弁の下流にこれと
隣接してタペット55および第二のチェックバルブ56
が設けられ、このチェックバルブは二つの油圧ジヤツキ
室B、C側からポンプ室A側への作動油の流入を阻止す
る。切換弁機構50の上流で第一の油路31から分岐し
た第二の油路36には、油溜室りの方向に圧力油が流れ
ないように第一のチェックバルブ39が設けられている
。
二輪車の走行中、切換弁51の車高アップ位置設定時に
は、ポンプ室Aから吐出される作動油が、油圧緩衝器に
付設されたジヤツキ室B、Cに流入し、懸架スプリング
を下方に押し下げ、懸架スプリングの一端に固定された
ピストンロッドをシリンダ外へ引き出し、車体を上方に
押し上げ、車高を増加させる。また、切換弁51の車高
ダウン位置設定時には、作動油がジヤツキ室B、Cから
油溜室りに戻り、車高を減少させる。そして、乗員が車
両を停止させて車両から降りると、車体側の重量はそれ
だけ軽減する。
は、ポンプ室Aから吐出される作動油が、油圧緩衝器に
付設されたジヤツキ室B、Cに流入し、懸架スプリング
を下方に押し下げ、懸架スプリングの一端に固定された
ピストンロッドをシリンダ外へ引き出し、車体を上方に
押し上げ、車高を増加させる。また、切換弁51の車高
ダウン位置設定時には、作動油がジヤツキ室B、Cから
油溜室りに戻り、車高を減少させる。そして、乗員が車
両を停止させて車両から降りると、車体側の重量はそれ
だけ軽減する。
特に、自動二輪車のように、車体が軽く、乗員の占める
割合が大きい車両の場合には、この軽減の割合が大きい
。さらに、サイドスタンドを立てたような場合には、こ
のサイドスタンドに車体側重量のかなりの部分が分担さ
れるので、いっそう軽くなる。しかしながら、作動油は
油圧緩衝器のキャビテーション、ヒステリシス等を防止
する目的のために、油圧緩衝器内の油室Aと連通ずる油
溜室りに隔壁部材を介して隣接する気体室Eに加圧ガス
を封入して作動油を加圧している。この気体室已に封入
された加圧ガスは、油圧緩衝器のシリンダ内油室A、ジ
ヤツキ室B、Cおよびこれらを連通ずる管路の作動油を
常に一定に加圧している。
割合が大きい車両の場合には、この軽減の割合が大きい
。さらに、サイドスタンドを立てたような場合には、こ
のサイドスタンドに車体側重量のかなりの部分が分担さ
れるので、いっそう軽くなる。しかしながら、作動油は
油圧緩衝器のキャビテーション、ヒステリシス等を防止
する目的のために、油圧緩衝器内の油室Aと連通ずる油
溜室りに隔壁部材を介して隣接する気体室Eに加圧ガス
を封入して作動油を加圧している。この気体室已に封入
された加圧ガスは、油圧緩衝器のシリンダ内油室A、ジ
ヤツキ室B、Cおよびこれらを連通ずる管路の作動油を
常に一定に加圧している。
前述したように車体側重量が軽減すると、すなわち懸架
スプリングを介して車体側重量を受ける、特に分担荷重
の大きいリヤークツションのジヤツキ室Bのプランジャ
の受ける荷重が軽減する。このとき、車高ダウン位置の
切換弁51が第二のチェックバルブ53によりジヤツキ
室Bへの油路を閉じている(第9図)が、実際には切換
弁51と、この切換弁が嵌合している車体52の孔との
間に摺動隙間が存在していて、ジヤツキ室Bと、切換弁
機構50の上流側の油溜室側の封入圧力をもった作動油
の油路とが前記摺動隙間を介して連通ずるので、前記の
ように軽減したジヤツキピストンにかかる荷重より作動
油の封入圧力の方が勝り、作動油がジヤツキ室Bに徐々
に流入してジヤツキピストンを変位させ、その結果車高
が増加する。このように二輪車の停止時に車高が増加す
ると、次に乗員が乗るときに乗りにくくなるだけではな
く、市街地走行のときには乗車した後、ジヤツキ室B内
の油が乗員の体重と車体の自重により油溜室りに戻され
て車高が正規の高さに減少するまで待たなければならな
くなる。
スプリングを介して車体側重量を受ける、特に分担荷重
の大きいリヤークツションのジヤツキ室Bのプランジャ
の受ける荷重が軽減する。このとき、車高ダウン位置の
切換弁51が第二のチェックバルブ53によりジヤツキ
室Bへの油路を閉じている(第9図)が、実際には切換
弁51と、この切換弁が嵌合している車体52の孔との
間に摺動隙間が存在していて、ジヤツキ室Bと、切換弁
機構50の上流側の油溜室側の封入圧力をもった作動油
の油路とが前記摺動隙間を介して連通ずるので、前記の
ように軽減したジヤツキピストンにかかる荷重より作動
油の封入圧力の方が勝り、作動油がジヤツキ室Bに徐々
に流入してジヤツキピストンを変位させ、その結果車高
が増加する。このように二輪車の停止時に車高が増加す
ると、次に乗員が乗るときに乗りにくくなるだけではな
く、市街地走行のときには乗車した後、ジヤツキ室B内
の油が乗員の体重と車体の自重により油溜室りに戻され
て車高が正規の高さに減少するまで待たなければならな
くなる。
本発明の目的は、上記の欠点を除去するために車両停止
時の車高アップ防止装置を有する車両用油圧緩衝器の車
高調整装置を提供することである。
時の車高アップ防止装置を有する車両用油圧緩衝器の車
高調整装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明による車両用油圧
緩衝器の車高調整装置では、ポンプ室とジヤツキ室を油
路を介して連通し、この油路から分岐して、油溜室に連
通する油路を形成し、さらに前記ポンプ室とジヤツキ室
を連通する油路を前記油溜室下流側から二つに分岐して
それぞれジヤツキ室に連通し、一方の油路にブロー弁を
介装し、他方の油路にポンプ室からの作動油の流れを阻
止する方向にチェックバルブを介装し、前記ブロー弁の
開弁圧を作動油の封入圧以上に設定したことを特徴とす
る車両停止時の車高アップ防止装置を備えている。
緩衝器の車高調整装置では、ポンプ室とジヤツキ室を油
路を介して連通し、この油路から分岐して、油溜室に連
通する油路を形成し、さらに前記ポンプ室とジヤツキ室
を連通する油路を前記油溜室下流側から二つに分岐して
それぞれジヤツキ室に連通し、一方の油路にブロー弁を
介装し、他方の油路にポンプ室からの作動油の流れを阻
止する方向にチェックバルブを介装し、前記ブロー弁の
開弁圧を作動油の封入圧以上に設定したことを特徴とす
る車両停止時の車高アップ防止装置を備えている。
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する
。
。
第1図に、車両油圧緩衝器である自動二輪車用リヤーク
ツションとフロントフォークを同時に車高調整できるセ
ルフポンプ式車高調整装置の全体図を示す。
ツションとフロントフォークを同時に車高調整できるセ
ルフポンプ式車高調整装置の全体図を示す。
後輪側の油圧緩衝器であるリャーク・フシジン1は、一
端に車体の取付は部材2を有するシリンダ3と、このシ
リンダ3内に摺動可能に装着されたピストン4と、この
ピストンから取付は部材2と反対側へ突出しかつ自由端
に車軸の取付は部材5を有するピストンロッド6とを有
し、ピストンロッド側端部に設けられたばね受け7と、
シリンダ側端部に設けられたばね受け8との間に懸架ス
プリング9が張架されている。ピストン4には、通常の
ように減衰力発生装置が設けられている。
端に車体の取付は部材2を有するシリンダ3と、このシ
リンダ3内に摺動可能に装着されたピストン4と、この
ピストンから取付は部材2と反対側へ突出しかつ自由端
に車軸の取付は部材5を有するピストンロッド6とを有
し、ピストンロッド側端部に設けられたばね受け7と、
シリンダ側端部に設けられたばね受け8との間に懸架ス
プリング9が張架されている。ピストン4には、通常の
ように減衰力発生装置が設けられている。
セルフポンプ式車高調整装置の一部を形成する後輪側の
ジヤツキ部10は、リヤークツション1のシリンダ3の
外周に固着されたスリーブ11を有し、このスリーブに
プランジャケース12が固定され、このプランジャケー
スの内周面とスリーブの外周面の間にプランジャ13が
摺動可能に装着され、プランジャ13の端部とばね受け
8の間に同時に摺動可能にカラー8aが装着されている
。このようにして、プランジャケース12とプランジャ
13の上端面の間に後輪側油圧ジヤツキ室Bが形成され
る。
ジヤツキ部10は、リヤークツション1のシリンダ3の
外周に固着されたスリーブ11を有し、このスリーブに
プランジャケース12が固定され、このプランジャケー
スの内周面とスリーブの外周面の間にプランジャ13が
摺動可能に装着され、プランジャ13の端部とばね受け
8の間に同時に摺動可能にカラー8aが装着されている
。このようにして、プランジャケース12とプランジャ
13の上端面の間に後輪側油圧ジヤツキ室Bが形成され
る。
前輪側の油圧緩衝器であるフロントフォーク20は、車
軸側外筒21と、この外筒21内を摺動可能な車体側内
筒22とからなり、外筒底部から上方へ突出するシート
パイプ(図示省略)の上端のばね受け(図示省略)と、
内筒22の上端のばね受け23との間に懸架スプリング
24が張架されている。
軸側外筒21と、この外筒21内を摺動可能な車体側内
筒22とからなり、外筒底部から上方へ突出するシート
パイプ(図示省略)の上端のばね受け(図示省略)と、
内筒22の上端のばね受け23との間に懸架スプリング
24が張架されている。
また、セルフポンプ式車高調整装置の一部を構成するフ
ロントフォーク20のジヤツキ部25は、内筒22の上
端に固着されたフォークボルト22aに取りつけられた
プランジャケース26と、このプランジャケース内に摺
動可能に嵌合していてかつ貫通孔27を有するプランジ
ャ28と、このプランジャから外方へ突出するロッド2
9とからなる。これによって、プランジャケース26と
プランジャ28の間に前輪側油圧ジヤツキ室Cが形成さ
れる。ロッド29の先端に前記のばね受け23が取りつ
けられている。
ロントフォーク20のジヤツキ部25は、内筒22の上
端に固着されたフォークボルト22aに取りつけられた
プランジャケース26と、このプランジャケース内に摺
動可能に嵌合していてかつ貫通孔27を有するプランジ
ャ28と、このプランジャから外方へ突出するロッド2
9とからなる。これによって、プランジャケース26と
プランジャ28の間に前輪側油圧ジヤツキ室Cが形成さ
れる。ロッド29の先端に前記のばね受け23が取りつ
けられている。
リヤークツション1のシリンダ内のポンプ室Aをリヤー
クツション1のジヤツキ部10の油圧ジヤツキ室Bおよ
びフロントフォーク20のジヤツキ部25の油圧ジヤツ
キ室Cに接続する第一の油路31が設けられ、この第一
の油路31に車高調整部30が設けられ、実際にはこれ
は自動二輪車の座席の後方下部に配設されて、乗車姿勢
のまま操作可能である。
クツション1のジヤツキ部10の油圧ジヤツキ室Bおよ
びフロントフォーク20のジヤツキ部25の油圧ジヤツ
キ室Cに接続する第一の油路31が設けられ、この第一
の油路31に車高調整部30が設けられ、実際にはこれ
は自動二輪車の座席の後方下部に配設されて、乗車姿勢
のまま操作可能である。
第3図に示すように、車高調整部30の本体32には、
フリーピストン33が装入されたオイルタンク34が螺
着され、車体32はオイルタンクの蓋部材を兼ねている
。隔壁部材としてのピストン33により仕切られる一方
の室Eにはガスが充満され、他方の室りは油溜室を形成
する。
フリーピストン33が装入されたオイルタンク34が螺
着され、車体32はオイルタンクの蓋部材を兼ねている
。隔壁部材としてのピストン33により仕切られる一方
の室Eにはガスが充満され、他方の室りは油溜室を形成
する。
第1図において、リヤークツションlのシリンダ内のポ
ンプ室Aに油路31aを介して接続された車体32の管
継手35の油路31bは、油路31cに接続され、この
油路には、圧縮側減衰力を発生するバルブ機構40が設
けられている。このバルブ機構は、本発明の要旨に直接
関係がないので、詳細な説明は省略する。一方、第一の
油路31b、31cと直角に交差して下方の油溜室りに
連通ずる第二の油路36(第2図、第3図)には、ばね
38によりシート37に着座して常時油溜室りへの開口
を閉鎖するように付勢された第一のチェックバルブ39
が設けられている。
ンプ室Aに油路31aを介して接続された車体32の管
継手35の油路31bは、油路31cに接続され、この
油路には、圧縮側減衰力を発生するバルブ機構40が設
けられている。このバルブ機構は、本発明の要旨に直接
関係がないので、詳細な説明は省略する。一方、第一の
油路31b、31cと直角に交差して下方の油溜室りに
連通ずる第二の油路36(第2図、第3図)には、ばね
38によりシート37に着座して常時油溜室りへの開口
を閉鎖するように付勢された第一のチェックバルブ39
が設けられている。
さらに、バルブ機構40から下流へ向かう第−の油路3
1dは、リヤークツション1の油圧ジヤツキ室Bに到る
油路31eを経て切換弁機構50に導かれる。この切換
弁機構50は回転可能な切換弁51を有し、この切換弁
51内には、二つの直交する油路31h、311 (第
2図または第3図参照)が設けられている。第1図と第
2図の切換弁51の位置は、車高アップ位置であり、第
3図は車高ダウン位置である。
1dは、リヤークツション1の油圧ジヤツキ室Bに到る
油路31eを経て切換弁機構50に導かれる。この切換
弁機構50は回転可能な切換弁51を有し、この切換弁
51内には、二つの直交する油路31h、311 (第
2図または第3図参照)が設けられている。第1図と第
2図の切換弁51の位置は、車高アップ位置であり、第
3図は車高ダウン位置である。
切換弁51は、90°回動し、また90”戻すという回
動操作で、車高アップ位置と車高ダウン位置の二つの位
置を取ることができるように本体32内の孔に摺動隙間
をもって装入されている。
動操作で、車高アップ位置と車高ダウン位置の二つの位
置を取ることができるように本体32内の孔に摺動隙間
をもって装入されている。
車高アップ状態(第1図、第2図)のときには、切換弁
51内に穿孔された直交する油路31hの両端のボート
のうち、一方のボートが、第一の油路31の上流側31
eに向き、かつ他方のボートが第一の油路31の下流側
31kに向くようにセットされる。ボートの開口する面
は、第2図から分かるように切換弁51の外周面より内
方に引っ込んだ周溝の底面に位置する。この溝は180
°以上の角度にわたって設けられている。車高ダウン位
置(第3図)のときには、油路31hの一方のボートが
、油溜室りに連通ずる第三の油路54に向き、かつ他方
のボートがリリーフ油路66に向くようにセットされる
。
51内に穿孔された直交する油路31hの両端のボート
のうち、一方のボートが、第一の油路31の上流側31
eに向き、かつ他方のボートが第一の油路31の下流側
31kに向くようにセットされる。ボートの開口する面
は、第2図から分かるように切換弁51の外周面より内
方に引っ込んだ周溝の底面に位置する。この溝は180
°以上の角度にわたって設けられている。車高ダウン位
置(第3図)のときには、油路31hの一方のボートが
、油溜室りに連通ずる第三の油路54に向き、かつ他方
のボートがリリーフ油路66に向くようにセットされる
。
切換弁51内のもう一方の直交する油路31iでは、一
方のボートにオリフィス31jが形成され、このオリフ
ィスは、油路31iの他方のボート開口面に外周をかし
め固定された菊座金52aとチェックバルブ53との間
に付勢されたばね52aにより常時閉じている。油路3
11は、車高アップ位置(第1図、第2図)にセットし
たとき、オリフィス31jが油溜室りに連通する第三の
油路54に対向し、かつオリフィスと反対側のボートが
リリーフ油路66に対向する。車高ダウン位置(第3図
)にセットしたときには、オリフィス31jが第一の油
路31の下流側31kに対向し、かつオリフィスと反対
側のボートが上流側31eに向く。第一の油路31の下
流31に内の小径の円筒孔75の下流側段部に弁座59
(第2a図)が形成され、この弁座に第三のチェックバ
ルブ56がばね57により押圧されている。小径の円筒
孔75内には、一端で切換弁51の外周に180°にわ
たって形成された周溝51aに摺接しかつ他端で前記第
三のチェックバルブ56を開閉する円筒状のタペット5
5(第4図)が摺動可能に装入されている。タペット5
5は、第4図から明らかなように、中心を通る油路31
1と、この油路31Nと直交してタペット55の切り欠
き面55aに開口する分岐路31mとを有する。さらに
第1図に示すように、第一の油路31には、横に分岐し
た油路31nに設けられた管継手5日から油路31g、
管継手58aを介し、さらに後述する本発明による停止
時の車高アップ防止装置80を経て後輪側のりャークッ
ション1の油圧ジヤツキ室Bに接続される。また、前輪
側油路31gと連通ずる油路31nから管継手58′を
介して油路31g′により前輪側のフロントフォーク2
0の油圧ジヤツキ室Cに接続される。
方のボートにオリフィス31jが形成され、このオリフ
ィスは、油路31iの他方のボート開口面に外周をかし
め固定された菊座金52aとチェックバルブ53との間
に付勢されたばね52aにより常時閉じている。油路3
11は、車高アップ位置(第1図、第2図)にセットし
たとき、オリフィス31jが油溜室りに連通する第三の
油路54に対向し、かつオリフィスと反対側のボートが
リリーフ油路66に対向する。車高ダウン位置(第3図
)にセットしたときには、オリフィス31jが第一の油
路31の下流側31kに対向し、かつオリフィスと反対
側のボートが上流側31eに向く。第一の油路31の下
流31に内の小径の円筒孔75の下流側段部に弁座59
(第2a図)が形成され、この弁座に第三のチェックバ
ルブ56がばね57により押圧されている。小径の円筒
孔75内には、一端で切換弁51の外周に180°にわ
たって形成された周溝51aに摺接しかつ他端で前記第
三のチェックバルブ56を開閉する円筒状のタペット5
5(第4図)が摺動可能に装入されている。タペット5
5は、第4図から明らかなように、中心を通る油路31
1と、この油路31Nと直交してタペット55の切り欠
き面55aに開口する分岐路31mとを有する。さらに
第1図に示すように、第一の油路31には、横に分岐し
た油路31nに設けられた管継手5日から油路31g、
管継手58aを介し、さらに後述する本発明による停止
時の車高アップ防止装置80を経て後輪側のりャークッ
ション1の油圧ジヤツキ室Bに接続される。また、前輪
側油路31gと連通ずる油路31nから管継手58′を
介して油路31g′により前輪側のフロントフォーク2
0の油圧ジヤツキ室Cに接続される。
油路31には、第2図、第3図に示すように、また横の
油路68を経て第一のブローバルブ70に接続されてお
り、この第一のブローバルブは油路69.54を介して
油溜室りに接続されている。ブローバルブ70は、ばね
7Iによりガイドホルダに保持されたボール73が弁座
を常時閉じているが、車高アップ時に第三のチェックバ
ルブ56の下流の作動油が異常に昇圧した場合、ばねに
抗して開いて油溜室りに戻す安全回路として設けられて
いる。
油路68を経て第一のブローバルブ70に接続されてお
り、この第一のブローバルブは油路69.54を介して
油溜室りに接続されている。ブローバルブ70は、ばね
7Iによりガイドホルダに保持されたボール73が弁座
を常時閉じているが、車高アップ時に第三のチェックバ
ルブ56の下流の作動油が異常に昇圧した場合、ばねに
抗して開いて油溜室りに戻す安全回路として設けられて
いる。
また、車高アップ時にジヤツキ部10と25の油圧ジヤ
ツキ室BとCの内圧が所定値以上になったときにリヤー
クツション1のシリンダ油室A内の油をオイルタンク3
4の油溜室りに戻すために、リリーフ弁60(第2図ま
たは第3図)が、リヤークツション1のジヤツキ部をそ
れぞれリヤークツション1の油室Aに連結する第一の油
路のバイパス流路にそれぞれ設けられている。このリリ
ーフ弁60は、ジヤツキ室の高圧油が油路64を介して
ばねに抗して動かされ、それにより油溜室りに連通する
バイパス流路66と65が開かれ、ポンプ室Aからの作
動油が油溜室りに戻される。
ツキ室BとCの内圧が所定値以上になったときにリヤー
クツション1のシリンダ油室A内の油をオイルタンク3
4の油溜室りに戻すために、リリーフ弁60(第2図ま
たは第3図)が、リヤークツション1のジヤツキ部をそ
れぞれリヤークツション1の油室Aに連結する第一の油
路のバイパス流路にそれぞれ設けられている。このリリ
ーフ弁60は、ジヤツキ室の高圧油が油路64を介して
ばねに抗して動かされ、それにより油溜室りに連通する
バイパス流路66と65が開かれ、ポンプ室Aからの作
動油が油溜室りに戻される。
第1図および第5図において、本発明による停止時の車
高アップ防止装置80を説明する。
高アップ防止装置80を説明する。
車高調整部30からリヤークツション側油圧ジヤツキ室
Bへ導くための導管31gは、管継手58aを経てジヤ
ツキ部10のためのプランジャケース12に接続され、
それからジヤツキ室Bに導かれる二つの油路81と82
に分岐される。一方の油路81に第四のチェックバルブ
83が配置され、他方の油路82には第二のブローバル
ブ84が設けられている。
Bへ導くための導管31gは、管継手58aを経てジヤ
ツキ部10のためのプランジャケース12に接続され、
それからジヤツキ室Bに導かれる二つの油路81と82
に分岐される。一方の油路81に第四のチェックバルブ
83が配置され、他方の油路82には第二のブローバル
ブ84が設けられている。
第四のチェックバルブ83は、貫通孔85を有するバル
ブシート86と、このバルブシートの突出部に嵌合する
ガイドホルダ87とを有し、このガイドホルダ87にば
、ボール88と、このボールをバルブシート86の開口
部に着座するように付勢するためのばね89とを収容す
る孔が設けられており、この孔は、上流の油路31gと
下流の油路82に複数の半径方向横孔90および小径部
の周りの環状間隙91を介して連通している。組立に際
しては、これらの部品を一体に組み立てて、油路8Iを
形成する孔内にガイドホルダ87をねじこむことにより
容易に組み込むことができる。
ブシート86と、このバルブシートの突出部に嵌合する
ガイドホルダ87とを有し、このガイドホルダ87にば
、ボール88と、このボールをバルブシート86の開口
部に着座するように付勢するためのばね89とを収容す
る孔が設けられており、この孔は、上流の油路31gと
下流の油路82に複数の半径方向横孔90および小径部
の周りの環状間隙91を介して連通している。組立に際
しては、これらの部品を一体に組み立てて、油路8Iを
形成する孔内にガイドホルダ87をねじこむことにより
容易に組み込むことができる。
第四チェンジバルブ83と分岐した油路82に設けた第
二のブローバルブ84は、底部に貫通孔を有する円筒状
のガイドホルダ93と、このガイドホルダ93内に摺動
可能に嵌合するスライドホルダ94と、このスライドホ
ルダ94に保持されるボール95と、このボール95の
ための弁座を有するバルブシート96と、ボール95を
バルブシート96に向かつて付勢するためにスライドホ
ルダ94の孔94aの内端とガイドホルダ93の端面と
の間に装入されたばね97とを有する。スライドホルダ
94の孔94aは、ボール95を保持する頭部94bに
複数の斜めの通孔98が設けられ、これらの通孔を介し
て、スライドホルダ94内の孔94aが頭部94bの周
りの環状間隙と連通している。
二のブローバルブ84は、底部に貫通孔を有する円筒状
のガイドホルダ93と、このガイドホルダ93内に摺動
可能に嵌合するスライドホルダ94と、このスライドホ
ルダ94に保持されるボール95と、このボール95の
ための弁座を有するバルブシート96と、ボール95を
バルブシート96に向かつて付勢するためにスライドホ
ルダ94の孔94aの内端とガイドホルダ93の端面と
の間に装入されたばね97とを有する。スライドホルダ
94の孔94aは、ボール95を保持する頭部94bに
複数の斜めの通孔98が設けられ、これらの通孔を介し
て、スライドホルダ94内の孔94aが頭部94bの周
りの環状間隙と連通している。
バルブシート96は、ボール95が着座する孔99を有
し、この孔99が複数の半径方向横孔100および小径
部の周りの環状間隙101を介して油路82と連通して
いる。この第二のブローバルブ84は、第四チェックバ
ルブ83と同様にして一体に組み立てて、油路を形成す
る孔にバルブシート96を回動させてねしこむことによ
り容易に組み込むことができる。
し、この孔99が複数の半径方向横孔100および小径
部の周りの環状間隙101を介して油路82と連通して
いる。この第二のブローバルブ84は、第四チェックバ
ルブ83と同様にして一体に組み立てて、油路を形成す
る孔にバルブシート96を回動させてねしこむことによ
り容易に組み込むことができる。
以上述べた油圧緩衝器の車高調整装置の本発明の配置を
、先行技術を示す第7.8図と比較して概略の油圧回路
で示すと、第6.7図のようになる。
、先行技術を示す第7.8図と比較して概略の油圧回路
で示すと、第6.7図のようになる。
以上のように構成された油圧緩衝器の車高調整装置の走
行中の作用を主として第6.7図により簡単に説明する
と、市街地走行の際に、切換弁51を車高ダウン位置(
第7図)に切り換える。走行中、リヤークツションエの
ピストン4の圧縮行程により作動油がポンプ室Aから第
一の油路31を経て車高調整部30に流入し、車高調整
部では、第二の油路36の第一チェックバルブ39が閉
じられているので、圧縮側減衰力を発生するバルブ機構
40を経て切換弁機構50に流入する。車高ダウン位置
では、切換弁51内の第二チェックバルブ53によりジ
ヤツキ部への油路が閉じられているので、第三の油路5
4を経て油溜室りに流入する。伸長行程では、ポンプ室
A内が減圧されるので、第一チェックバルブ39が吸引
されて開き、油溜室りから作動油が、この開かれた第一
チェックバルブ39を通ってポンプ室Aに流入して、ピ
ストンロッドの抜かれた体積分の油を補償する。
行中の作用を主として第6.7図により簡単に説明する
と、市街地走行の際に、切換弁51を車高ダウン位置(
第7図)に切り換える。走行中、リヤークツションエの
ピストン4の圧縮行程により作動油がポンプ室Aから第
一の油路31を経て車高調整部30に流入し、車高調整
部では、第二の油路36の第一チェックバルブ39が閉
じられているので、圧縮側減衰力を発生するバルブ機構
40を経て切換弁機構50に流入する。車高ダウン位置
では、切換弁51内の第二チェックバルブ53によりジ
ヤツキ部への油路が閉じられているので、第三の油路5
4を経て油溜室りに流入する。伸長行程では、ポンプ室
A内が減圧されるので、第一チェックバルブ39が吸引
されて開き、油溜室りから作動油が、この開かれた第一
チェックバルブ39を通ってポンプ室Aに流入して、ピ
ストンロッドの抜かれた体積分の油を補償する。
荒れ地走行に入る際に、切換弁51を車高アンプ位置(
第6図)に切り換えると、リヤークツション1のピスト
ンの圧縮行程により、作動油がポンプ室Aから油路31
を経て車高調整部30に流入し、車高調整部では、圧縮
側減衰力を発生するバルブ機構40を経て切換弁機構5
0に流入する。切換弁51内の油路を通ってりベット5
5をその中心油路31N(第4図)を通って、さらに第
三チェックバルブ56をばねに抗して押圧し、油路31
gを経てフロントフォーク20のジヤツキ部25に流入
すると共に、リヤークツション1のジヤツキ部IOに設
けた油路81に流入するが、第四チェックバルブ83が
閉じられているので、さらに分岐した油路82に流れ、
第ニブローバルブ84を押圧する。
第6図)に切り換えると、リヤークツション1のピスト
ンの圧縮行程により、作動油がポンプ室Aから油路31
を経て車高調整部30に流入し、車高調整部では、圧縮
側減衰力を発生するバルブ機構40を経て切換弁機構5
0に流入する。切換弁51内の油路を通ってりベット5
5をその中心油路31N(第4図)を通って、さらに第
三チェックバルブ56をばねに抗して押圧し、油路31
gを経てフロントフォーク20のジヤツキ部25に流入
すると共に、リヤークツション1のジヤツキ部IOに設
けた油路81に流入するが、第四チェックバルブ83が
閉じられているので、さらに分岐した油路82に流れ、
第ニブローバルブ84を押圧する。
このブローバルブの開弁圧は、オイルタンクのガス圧に
より与えられる作動油の封入圧以上に設定されているが
、リヤークツションIのピストンの圧縮行程による高圧
の作動油はばね97の力に打ち勝つことができるので、
容易に第ニブローパルプ84を開弁してリヤークツショ
ンのジヤツキ室Bに流入する。リヤークツション1の伸
′長行程時には、第三チェックバルブ56が吸引されて
ジヤツキ部の油が逆流できないが、第一チェックバルブ
39が開くので、油溜室りの油がポンプ室A内に流れて
ピストンロッドの抜けた体積分の油を補償する。
より与えられる作動油の封入圧以上に設定されているが
、リヤークツションIのピストンの圧縮行程による高圧
の作動油はばね97の力に打ち勝つことができるので、
容易に第ニブローパルプ84を開弁してリヤークツショ
ンのジヤツキ室Bに流入する。リヤークツション1の伸
′長行程時には、第三チェックバルブ56が吸引されて
ジヤツキ部の油が逆流できないが、第一チェックバルブ
39が開くので、油溜室りの油がポンプ室A内に流れて
ピストンロッドの抜けた体積分の油を補償する。
このようなりャークッション1の圧縮と伸長行程の繰り
返しによりセルフポンピング作用が行われ、ジヤツキ室
BとCによりそれぞれの懸架スプリングが徐々に圧縮さ
れるが、車体は懸架スプリング9と24によりバランス
されているので、懸架スプリング荷重が増加し、車体を
押し上げ、車高が増加する。
返しによりセルフポンピング作用が行われ、ジヤツキ室
BとCによりそれぞれの懸架スプリングが徐々に圧縮さ
れるが、車体は懸架スプリング9と24によりバランス
されているので、懸架スプリング荷重が増加し、車体を
押し上げ、車高が増加する。
荒れ地走行から市街地走行に入ったときに、切換弁51
を車高ダウン位置に切り換えると、乗員と車体の重量に
よりジヤツキ室BとCの油が、切換弁5Iによりタペッ
ト55を介して押し上げられて開かれた第三チェックバ
ルブ56を通り、タペット55の切り欠き面と通孔を通
り、切換弁内の第二チェックバルブ53を押し開き、第
三の油路54を通って油溜室りに流入する。これにより
、車高が減少する。
を車高ダウン位置に切り換えると、乗員と車体の重量に
よりジヤツキ室BとCの油が、切換弁5Iによりタペッ
ト55を介して押し上げられて開かれた第三チェックバ
ルブ56を通り、タペット55の切り欠き面と通孔を通
り、切換弁内の第二チェックバルブ53を押し開き、第
三の油路54を通って油溜室りに流入する。これにより
、車高が減少する。
前述したように、車両停止後乗員が二輪車から降りて、
サイドスタンドを立てると、乗員重量とサイドスタンド
にかかる車体型量分だけ、特に分担荷重の大きい後輪側
のジヤツキ室Bのプランジャに懸架スプリングを介して
加わる荷重が減少し、オイルタンクのガス室Eの圧力に
より常に一定に加圧されている車高調整用油圧回路内の
封入油の圧力が、ジヤツキ室Bのプランジャが受ける軽
減した荷重より勝るので、封入油が切換弁51とその嵌
合孔の間の摺動隙間を介してジヤツキ室BとCに向かっ
て流れ、本発明の停止時車高アップ防止装置がない場合
には、特に分担荷重が大きく重量軽減の割合が大きいり
ャークッション1のジヤツキ室Bに流入してプランジャ
を押し上げて車高を増加させたのであるが、本発明の停
止時車高アップ装置によれば、停止時に車高ダウン位置
で、切換弁51の周囲の摺動隙間からジヤツキ室側へ流
れる封入油は、油路81の第四チェックバルブ83が閉
じられているので、さらに分岐した油路82へ流れて第
ニブローパルプ84に達するが、このバルブの開弁圧が
そのばね97により作動油の封入圧力以上に設定されて
いるので、第ニブローパルプ84が開かず、ジヤツキ室
Bに流人できない。
サイドスタンドを立てると、乗員重量とサイドスタンド
にかかる車体型量分だけ、特に分担荷重の大きい後輪側
のジヤツキ室Bのプランジャに懸架スプリングを介して
加わる荷重が減少し、オイルタンクのガス室Eの圧力に
より常に一定に加圧されている車高調整用油圧回路内の
封入油の圧力が、ジヤツキ室Bのプランジャが受ける軽
減した荷重より勝るので、封入油が切換弁51とその嵌
合孔の間の摺動隙間を介してジヤツキ室BとCに向かっ
て流れ、本発明の停止時車高アップ防止装置がない場合
には、特に分担荷重が大きく重量軽減の割合が大きいり
ャークッション1のジヤツキ室Bに流入してプランジャ
を押し上げて車高を増加させたのであるが、本発明の停
止時車高アップ装置によれば、停止時に車高ダウン位置
で、切換弁51の周囲の摺動隙間からジヤツキ室側へ流
れる封入油は、油路81の第四チェックバルブ83が閉
じられているので、さらに分岐した油路82へ流れて第
ニブローパルプ84に達するが、このバルブの開弁圧が
そのばね97により作動油の封入圧力以上に設定されて
いるので、第ニブローパルプ84が開かず、ジヤツキ室
Bに流人できない。
(発明の効果〕
本発明の車両用油圧緩衝器の車高調整装置では、ポンプ
室とジヤツキ室を連通ずる油路がら分岐して油溜室に連
通する油路を形成し、さらにポンプ室とジヤツキ室を連
通ずる油路を、前記油溜室下流側から二つに分岐して、
一方の油路にブロー弁を介装し、他方の油路にポンプ室
からの作動油の流れを阻止する方向にチェックバルブを
介装し、前記ブロー弁の開弁圧を作動油の封入圧力以上
に設定したことを特徴とする車両停止時の車高アップ防
止装置を有するので、前述したように切換弁を車高ダウ
ン位置に設定して車両から乗員が降りたときに、ジヤツ
キ室のプランジャが受ける荷重が軽減するので、定の封
入圧力の作動油が上流の油溜室側からジヤツキ室へ流れ
ようとするが、油溜室の下流に配置されていて開弁圧が
作動油の封入圧以上に設定されたブローバルブによりジ
ヤツキ室への流入が阻止される。従って、車高は車高ダ
ウン位置に設定されたまま変わらない。しかも、ジヤツ
キ室に油圧緩衝器のポンプ室より作動油を供給するとき
には、作動油がボンピング作用により作動油の封入圧よ
り相当高い圧力になるので、ポンプ室からの作動油がジ
ヤツキ室へ流入するのには支障がない。また、ブローバ
ルブと並列に設けたチェックバルブは、車高アップ位置
から車高ダウン位置へ切り換えられたときに、ジヤツキ
室の高圧油を油溜室に抵抗なく戻すの役立つ。
室とジヤツキ室を連通ずる油路がら分岐して油溜室に連
通する油路を形成し、さらにポンプ室とジヤツキ室を連
通ずる油路を、前記油溜室下流側から二つに分岐して、
一方の油路にブロー弁を介装し、他方の油路にポンプ室
からの作動油の流れを阻止する方向にチェックバルブを
介装し、前記ブロー弁の開弁圧を作動油の封入圧力以上
に設定したことを特徴とする車両停止時の車高アップ防
止装置を有するので、前述したように切換弁を車高ダウ
ン位置に設定して車両から乗員が降りたときに、ジヤツ
キ室のプランジャが受ける荷重が軽減するので、定の封
入圧力の作動油が上流の油溜室側からジヤツキ室へ流れ
ようとするが、油溜室の下流に配置されていて開弁圧が
作動油の封入圧以上に設定されたブローバルブによりジ
ヤツキ室への流入が阻止される。従って、車高は車高ダ
ウン位置に設定されたまま変わらない。しかも、ジヤツ
キ室に油圧緩衝器のポンプ室より作動油を供給するとき
には、作動油がボンピング作用により作動油の封入圧よ
り相当高い圧力になるので、ポンプ室からの作動油がジ
ヤツキ室へ流入するのには支障がない。また、ブローバ
ルブと並列に設けたチェックバルブは、車高アップ位置
から車高ダウン位置へ切り換えられたときに、ジヤツキ
室の高圧油を油溜室に抵抗なく戻すの役立つ。
第1図は本発明による停止時の車高アップ防止装置を有
する車高調整装置を備えた自動二輪車のりャークッショ
ンとフロントフォークの全体図で、車高調整装置の切換
弁が車高アップ位置に切り換えられている状態を示す縦
断面図、第2図は第1図の線■−■に沿って切断した車
高調整部の部分断面図、第2a図は第2図の切換弁、タ
ペット、第三チェックバルブの付近の拡大図、第3図は
第2図と同様な車高調整部の断面図であるが、切換弁が
車高ダウン位置に切り換えられた状態を示す図、第4図
は切換弁機構に用いられるタペットの斜視図、第5図は
第1図の線V−■に沿って切断して示した本発明による
停止時の車高アップ防止装置の断面図、第6図は本発明
による停止時の車高アップ防止装置を有する車高調整装
置を備えたりャークッションとフロントフォークのため
の概略油圧回路図で、車高アップ位置に切り換えられた
状態を示す図、第7図は車高ダウン位置に切り換えられ
た第6図と同様な概略の油圧回路図、第8図は従来型の
車高調整装置を備えた油圧緩衝器のための概略油圧回路
で、車高アップ位置に切り換えられた状態を示す図、第
9図は車高ダウン位置に切り換えられた第8図と同様な
概略油圧回路図である。
する車高調整装置を備えた自動二輪車のりャークッショ
ンとフロントフォークの全体図で、車高調整装置の切換
弁が車高アップ位置に切り換えられている状態を示す縦
断面図、第2図は第1図の線■−■に沿って切断した車
高調整部の部分断面図、第2a図は第2図の切換弁、タ
ペット、第三チェックバルブの付近の拡大図、第3図は
第2図と同様な車高調整部の断面図であるが、切換弁が
車高ダウン位置に切り換えられた状態を示す図、第4図
は切換弁機構に用いられるタペットの斜視図、第5図は
第1図の線V−■に沿って切断して示した本発明による
停止時の車高アップ防止装置の断面図、第6図は本発明
による停止時の車高アップ防止装置を有する車高調整装
置を備えたりャークッションとフロントフォークのため
の概略油圧回路図で、車高アップ位置に切り換えられた
状態を示す図、第7図は車高ダウン位置に切り換えられ
た第6図と同様な概略の油圧回路図、第8図は従来型の
車高調整装置を備えた油圧緩衝器のための概略油圧回路
で、車高アップ位置に切り換えられた状態を示す図、第
9図は車高ダウン位置に切り換えられた第8図と同様な
概略油圧回路図である。
Claims (1)
- (1) 車両の車体と車軸側の間に配設されかつ内部を
ピストンロッドが摺動する油圧緩衝器のシリンダ内油室
を、流路を介して、隔壁部材により加圧ガス室と隣接し
た油溜室と連通し、前記油圧緩衝器内のシリンダ内油室
に、油圧緩衝器の伸縮作用により圧油が供給されるポン
プ室を形成し、車体と車軸側の間に配設される懸架スプ
リングのばね上側またはバネ下側質量部材となる前記油
圧緩衝器の一方の部材に油圧ジャッキ部を設け、このジ
ャッキ部のジャッキ室にポンプ室から圧油を供給し、ジ
ャッキ室から油溜室に圧油を排出して、車体と車軸間の
相対距離を調整する車両用油圧緩衝器の車高調整装置に
おいて、ポンプ室とジャッキ室を油路を介して連通し、
この油路から分岐して、油溜室に連通する油路を形成し
、さらに前記ポンプ室とジャッキ室を連通する油路を、
前記油溜室下流側から二つに分岐してそれぞれジャッキ
室に連通し、一方の油路にブロー弁を介装し、他方の油
路にポンプ室からの作動油の流れを阻止する方向にチェ
ックバルブを介装し、前記ブロー弁の開弁圧を作動油の
封入圧以上に設定したことを特徴とする車両停止時の車
高アップ防止装置を備えた車両用油圧緩衝器の車高調整
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02158550A JP3108078B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 車両用油圧緩衝器の車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02158550A JP3108078B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 車両用油圧緩衝器の車高調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450018A true JPH0450018A (ja) | 1992-02-19 |
| JP3108078B2 JP3108078B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=15674157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02158550A Expired - Fee Related JP3108078B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 車両用油圧緩衝器の車高調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3108078B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002035A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Pigeon Corp | インナー |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4147889A1 (en) * | 2021-09-08 | 2023-03-15 | Volvo Car Corporation | Damper system and method for changing a ground clearance of a vehicle |
| EP4272983A1 (en) * | 2022-05-06 | 2023-11-08 | Fox Factory, Inc. | Spring preload system |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP02158550A patent/JP3108078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002035A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Pigeon Corp | インナー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3108078B2 (ja) | 2000-11-13 |
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