JPH04500688A - 肥満および本態性高血圧および関連疾患の治療 - Google Patents

肥満および本態性高血圧および関連疾患の治療

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JPH04500688A JP2509673A JP50967390A JPH04500688A JP H04500688 A JPH04500688 A JP H04500688A JP 2509673 A JP2509673 A JP 2509673A JP 50967390 A JP50967390 A JP 50967390A JP H04500688 A JPH04500688 A JP H04500688A
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クーパー、ガース・ジェー・エス
レイソン、ブレンダン
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アミリン・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肥満および本態性高血圧および関連疾患の治療本出願は、米国特許出願第142 .447号(1988年1月11日出願)の一部継続出願である同第275,4 75号(1988年11月23日出M)の一部継続出願である同第377.65 2号(1989年7月lO日出II)のさらに一部継続出願である。
発明の分野 本発明の分野は医学、より詳細には、肥満、本態性高血圧およびこれらに関連す る脂質疾患やアテローム性動脈硬化の治療方法としての末梢組織におけるグルコ ース代謝に対するアミリン拮抗薬およびアミリン遮断薬の効果に関する。
関連技術分野の説明および本発明への導入本明細書を説明するために用いl:出 版物その他の文献は特許出願を含めてここに参照として挙げる。
アミリンと呼ばれる37−アミノ酸ペプチドが単離され、精製され、配列決定さ れ、そして特性が明らかにされている。本発明は、アミリン拮抗薬およびアミリ ンレセプター遮断薬を用いることにより、グルコースおよび脂質代謝を制御し、 肥満および本急性高血圧、およびこれに伴う脂質異常およびアテローム性動脈硬 化を治療することを開示する。
ペプチドホルモンアミリン(以前は「糖尿病関連ペプチド」と称された)は、ク ーパー(Cooper)らにより第2型糖尿病患者のランゲルハンス小島のアミ ロイドから単離され、特徴が明らかにされ、そして、健康者および第2を糖尿病 患者の両者の小島B−セルについてこのペプチドに対する免疫反応性が示された 。我々の知見によれば、このホルモンはすい臓アミロイド塊(pancreat ic amyloid masses)由来である。我々はこれを「アミリン」 と呼ぶ。
ランゲルハンスの小島に含まれるアミロイド塊が第2型糖尿病患者のすい臓の特 徴であることはこれまでにも時折知られてきたけれども、この七ツマ−が以下に 示すアミノ酸配列を有する37−アミノ酸ペプチドアミリンであることは近年に 示されたばかりである(クーパー、 G、 J、 S、 (Cooper、 G 、 J、 S、)ら、Proc、 Natl、 Acad、 Scj。
USA、 1987年、!84巻、第8628−8632頁):人rg−Leu −人1a−Asn−Pha−Lau−Val−His−5ar−5ar−212 5コ0 λ5n−Asn−Pha−Gly−人1a−工1e−Lau−5ar−5ar− Thr−アミリンに対する特異的な免疫反応性は小島アミロイドについて、およ びランゲルハンスの小島のセルについて見い出されており、それはインシュリン と共に小島B−セル中に共同局在(co−1ocalize)する(クーパー、 G、J、S、ら、Lancet、第 巻、966頁、1987年を参照の・ こ と)。我々は、未変性アミリン分子が2位および7位に示すCys残基の間にジ スルフィドブリッジを有し、そして3″末端でアミド化されていることを示した 。これらの両方の翻訳後修飾は、アミリンの生物学的な活性を完成させるために 必要である。
インシュリン抵抗(insulin resistance)は肥満性および非 肥満性第2塑糖泳病の両方における主要な病態性理学上の特徴であり、主に、イ ンシュリンの作用における後結合欠損(post−binding defec t)によると考えられてきた(ベルハヌ(Berhanu)ら、J、 C11n  Endoc。
Metab、、第55巻、1226〜1230頁、1982年を参照のこと)。
このような欠損は末梢セルの内在性の特性に起因し、または血漿における体液性 の要素の濃度変化により引き起こされ、またはこれらの両方による。これまでに 、インシュリン抵抗が体液要素に起因することを示す試みにより、矛盾する結果 が得られている。また、第2を糖尿病メリタス(mellitus)におけるイ ンシュリン抵抗における内在性後結合欠損を示すことも不可能であった(ホワー ド、 B、V、(Howard、 B。
V、)、Diabetes、第30巻、第562〜567頁、1981年ニコル ターマン、o。
G、(Kolterman、 O,G、)ら、J、 Cl1n、 Invest 、 、第68巻、第957−969頁、1981年、を参照のこと)。
第2型糖尿病におけるインシュリン抵抗の機構は複雑である。アジボース組織の 研究から主に収集された結果によれば、最も軽い症状の患者については、末梢標 的セルにおける数個のインシュリンレセプターの欠損により主に起因し得ること が示唆され、しかしながら、高血糖症(hyperglycaemia)の定着 の程度が高まるにつれて、インシュリンの作用の後レセプター欠損(post− receptor defect)が出現し、次第にその重要性が増大する(コ ルターマンら、前出、を参照のこと)。第2型糖尿病におけるインシュリン抵抗 に伴う損なわれたグルコース耐性(tolerance)は、主に末梢組織にお ける低減されたグルコース吸収に起因すると考えられている。しかしながら、肝 臓グルコース産生の不完全なグルコース誘導抑制もまた関係するとされている( ワジンゴト(Wajngot)ら、Proc、 Natl、 Acad、 Sc i、 USA、第70巻、第4432〜4436頁、1982年、を参照のこと )。肥満性および非肥満性第2型糖尿病の両方において、インシュリン投与一応 答曲線は右方向にシフトしており、第2型糖床病患者におけるグルコース処理お よび全身体グルコース代謝の最大速度は非糖尿病患者と比較して著しく低減され ている(フルターマンら、前出;デフロンジ、 R,A、(De Fronzo 、 R,A、)ら、J、 Cl1n、 Invest、、第76巻、第149〜 155頁、1985年)。
人体において経口により摂取されたグルコースの大部分は、量的に最も重要な組 織が骨格筋である末梢で消費され(デフロンジ、 R,A。
ら、J、 Cl1n、 Invest、、第76巻、第149〜155頁、19 85年;カロリ(Katz)ら、Diabetes、第32巻、第675〜67 9頁、1983年)、そして、骨格筋中のグルコースの浄化(c 1earan ce)の低減が第2型糖尿病患者における全身体グルコース吸収の著しい低減の 原因であることが近年に示された(デフ0ンゾら、前出、を参照のこと)。第2 型糖床病患者におけるインシュリン媒介グルコース処理のインビボでの低減は、 グルコースもしくは脂質の酸化における主要なシフトに起因するよりもむしろ主 に骨格筋中の非酸化グルコース貯蔵の著しい低減に主に起因すると考えられる( メイヤー(Meyer)ら、Diabetesx第29巻、第752〜756頁 、1980年;ボーデン(Boden)ら、Diabetes、第32巻、第9 82〜987頁、1983年)。相対的なインシュリンの欠損が全身体のグルコ ース浄化における全体的な低減に対して影響する程度は不明確である。人体にお けるインビボインシュリン媒介グルコース処理速度を測定するために筋肉グリコ ーゲン合成が示されている(ポガルダス(Bogardus)ら、J、 Cl1 n、 Invest、、第73巻、第1185−1190頁、1984年)。
体重の増加には消費を上回るエネルギーの摂取が必要とされる。
したがって、肥満は必要量を上回る連続的なカロリーの摂取の結果生じる。活動 が制限されている場合は、食物の摂取が異常な程度に過剰でなくても肥満は進行 する。しかしながら、通常は、肥満の進行には過剰なカロリーの摂取が伴う。一 旦肥満が確立されると、一般に、肥満状態により運動が抑制されるので、肥満を 生じさせるのに不十分なレベルのカロリー摂取によって肥満状態が維持される( フォスター、 D、W、(Foster、 D、 W、)、ウィルソン、 J、 D、(Wilson、 J、 D)&フォスター、 D、W、1g、 Will iams Textbook of Endocrinology、1第7版、 サウンデルス(Saunders)、フィラルデルフイア、1985年、第10 81〜1107頁)。
肥満患者はしばしば他人には肥満を引き起こさない量の食物によって体重が増え たと主張する。このことは、恐らく、摂取したカロリーを痩せた個体よりも効率 的に活用することによると考えられる。
反対に、摂取する食物の量が大量であるにも拘わらず体重をほぼ標準に維持しう る個体もいる(ブラック、 D、(Black、 D、)ら、J、 R,C。
+1. Phys、 Lond、1983年、第17巻、第5〜65頁)。体重 を増加させるために必要な過剰カロリーは通常の患者により様々に異なる。たと −えば、−例では、高脂肪ダイエツト(high fat diet)における 個体では、1kgを増加させるために4703〜8471kcal/kgの間が 必要とされた(ゴールドマン、 R,F、(Goldman、 R,F、)ら、 ブライ、 G、A、(Bray。
G、 A、)編、0besity in perspective、、DHEW 出版No、 (NIB)75〜708、ワシントン、 D、C,、米国政府印刷 局、1975年、第165〜186頁)。種々の実験結果により、無脂肪と肥満 との間に代謝効率の違いが裏付けられ、前者は、明らかに、カロリーを熱として 消費する後者にはない能力を有する。寒さに対する体温調節機能を欠く書類(r odents)である遺伝性肥満げっ書類の観察においてもこの概念は支持され る(トライバーン、 P、(Trayhurn、 P、)ら、遺伝性肥満げっ書 類における体温調節(Theromoregulation in genet ically obese rodents):代謝効率との関係(the r elationship to a+etabolic efficiency )、フェスティング、 M、W、F、(Festing、 M、 W、 F、) 編、動物の肥満形!!(Animal Models of 0besity) 、ニューヨークニオツクスフオード大学出版、1979年、第191〜203頁 )。摂取されt;エネルギーは仕事、熱生成もしくはエネルギー貯蔵に用いられ るので、過剰のカロリーの熱への転換が著しいほど、脂肪としての貯蔵に使用可 能な量、仕事に必要とされる与えられた一定量が少なくなる。
動物C;よる研究に基づいて、肥満が進行する性向は、熱発生能力の変化を通し て遺伝的に影響されることが提案されている(ジェームズ、 W、P、T、(J ames、 W、 P、 T、)& トライバーン、Po、Lancetx 1 976年、第2巻、第770〜773頁:ジエームズ、 W、P、T、& I− ライバーン。
Pl、Br、 Med、 Bul1%1981年、第37巻、第43〜48頁; ロールマン。
D、L、(Coleman、 D、 L、)、Nutr、 Rev、、1978 年、第36巻、第129−132頁)。この考え方は、過去に、食物の供給が途 絶えた際に、効率的な代謝を好む遺伝子圧迫が働き、食物が入手できない期間に 備えて摂取した食物を高い割合で貯蔵するようになったというものである。
このような遺伝子の特性は、食物が常時供給される場合は肥満として顕在化され る。
この理論に対する実験的な証拠は、肥満の両親を持つ子供を用いた実験により裏 付けられる。観察によれば、肥満の子供は高頻度で肥満の両親を有する。多数の 代謝指数により、肥満の子供がより効率的な代謝能を有し、そして、幼少時から 、体重を制御するために食物の摂取を制限することが示されている(すなわち、 摂食生理学的に)(グリフイス、 M、(Griffiths、 M、)&ペイ ン、 P、R,(Payne、 P。
R,、Nature、 1976年、第260巻、第698−700頁)。肥満 が定着した個体には、恐らく、インシュリン抵抗の結果によるグルコース誘導( 食事後の)熱生成能が欠如しているといわれてきた。しかしながら、この欠如は 比較的小さい(ゴーレイ、 A、(Golay、 A、)ら、Diabetes 11982年、第31巻、第1023〜1028頁)。
高血圧、肥満およびグルコース不耐(1ntolerance)(損なわれたグ ルコース耐性および第2型糖尿病メリタス)は臨床的研究および流行病学的研究 の両方と関連しくチャン(Chiang)ら、C1rculation、第39 巻、第403〜421頁、1960年;シムス、 E、A、H,(Sims、  E、 A、 H,)、Hypertention 4 (Suppl、 3)、 第43〜49頁、1982年ニブライ、 G、A、(Bray、 G、 A、) 、Dis、 Mon、、第26巻、第1〜85頁、1979年;ウェスト。
LM、(West、 K、 M、)、糖尿病の流行病理学および血管の損傷(E pidemiology of Diabetes and its Vasc ular Lesions)、エリセビール(Elsavier)/ノースオラ ンダ(North Ho1land)、ニューヨーク、第191〜284.35 1〜389頁、1978年:メダリー(Medalie)ら、Arch、 In t、 Med、、第135巻、第811−817頁、1975年;ジメット、  P、(Zimmet、 P、)、Diabeto1ogias第22巻、第39 9〜411頁、1982年;バレットーコナー。
M、(Barrett−Connor、 M、、Am、 J、 Epidemi ol、第113巻、第276〜284頁、1981年:ジャレット(Jarre tt)ら、Int、 J、 Epi″”demiol、、第7巻、第15〜24 頁、1978年;パトラ−(But 1er)ら、Am、 J、 Epide+ oiol。
、第16巻、第971〜980頁、1982年)、そして共通の病原機構を有し 得る(モダン(Modan)ら、J、 Cl1n、 Invest、、第75巻 、第809〜817頁、1985年)。
糖塚病メリタスには2種類の主要な高血圧候群があり、それは本態性高血圧およ び糖尿病ネ70バシーに伴う高血圧である(それぞれ、スライド、 P、(Sl eight、 P、)、本態性高血圧、The 0xford Textboo k of Medicine、、ウェザ−ロール、 D、J、(Weather all、 D、 J−)ら編、オックスフォード大学出版、オックスフォード、 1987年;マギリ(Magili)ら、N、 Engl、 J、 Med、、 第318巻、第146〜150頁、1988年、を参照のこと)。50%を越え る第2型糖尿病メリタスの治療患者が本態性高血圧を有する(すなわち、高血圧 の定着した主要原因に対して二次的にではなく、高い動脈血圧)。本態性高血圧 は、第1型および第2型糖尿病に伴って生じ、糖床病ネ70バシーの発症および 進行に通常関係し、したがって、二次的な腎臓形態の高血圧と区別されるべきで ある。しかしながら、この条件において上昇した動脈圧に対する遺伝的な個体素 因の可能性もまた示唆されている(マギ!J(Magili)ら、前出)。高血 圧の後者の形態は進行性ネ70パシー(すなわち、ミクロアルブミヌリア、上昇 血清クレアチニン等)の生化学的な徴候が伴い、ネ70バシーを伴わない本態性 高血圧と区別しうる。
インシュリン抵抗は本態性高血圧、肥満、および第2型糖尿病に共通の主要な特 徴である。このインシュリン抵抗は、主に、骨格筋において生じ、グリコーゲン 合t、(非酸化グルコース貯蔵(non−oxidative glucose  storage))の速度を低減させる結果を主にもたらす。
本態性高血圧がインシュリン抵抗状態であることが近年の証拠により裏付けられ た(フエラン= −= (Ferrannini)ら、N、 Engl、 J、  Med。
、第317巻、第350〜357頁、1987年;ジエン、 D、−C,(Sh en、 D、 −C,)ら、J、 C11d、 l:y)doc、 Metab 、、第1988巻、第580−583頁、1988年)。
グルコース代謝を含むが脂質もしくはカリウム代謝を含まないインシュリン抵抗 は、末梢組織に位置し、セル内グルコース処理(主にグリコーゲン合成)の非酸 化経路に限定され、そして高血圧の発病率と直接相関する。また、骨格筋におい て生じる全身体における大量(bulk)の(70%を上回る)グルコース吸収 が示されている(デフ0ンゾ、 R,A、&7ランニー二、 E、、Diabe tes/Metabolism Reviews。
第3巻、第415〜459頁、1987年)。!2型糖尿病では、血液由来のグ ルコース浄化の低い速度を主に説明すると言われているのは骨格筋におけるイン シュリン抵抗であり、それゆえ、これは損なわれたグルコース耐性の主要な決定 因子である(コルターマン、 O,G、(Kolterman、 O,G、)、 Diabetes/Metabolism Reviews、 $3巻、第39 9〜414頁、1987年)。したがって、本態性高血圧、第2型糖尿病メリタ スと肥満の間の主要な共通の特徴は、骨格筋におけるインシュリン抵抗である。
我々はアミリンレベルを上昇させることにより、第2型糖尿病におけるこのイン シュリン抵抗が生じると考えるけれども、それらが本態性高血圧および肥満にお ける疾患状態に寄与するということも我々の結論である。
発明の要旨 本発明は、肥満および本態性高血圧およびこれらに関連する脂質疾患やアテロー ム性動脈硬化の治療薬としてアミリンまたはCGRPレセプター遮断薬および拮 抗薬を使用することを目的とし、その際に、アミリンまたはCGRP拮抗薬およ び遮断薬はアミリンまたはCGRPの作用を低減させるために用いられ、そのこ とにより、特に骨格筋、平滑筋および肝臓が、アミリンまt;はCGRPの作用 によりインシュリンに対して耐性となる組織中のインシュリン抵抗が低減される 。アミリンおよびCGRP遮断薬の作用は、グルコースの骨格筋、平滑筋および 肝臓への吸収を増大させ、特に、アミリンの効果に対抗することにより、肝グル コース排出を増大させ、筋肉および肝細胞へのへキソースの吸収速度を低減させ 、そして、アミリンの効果に対抗することにより、グルコースがグリコーゲン中 に取り込まれる速度を低減させる。この作用は、エネルギーを脂肪として貯蔵す ることを促進させるアミリンもしくはC0RPの効果を逆転させ、筋肉および肝 細胞中にグルコースが輸送される量を増大させる。したがって、アミリン遮断薬 は、C0RP遮断薬と同様に、抗肥満および抗高血圧薬として作用する。このよ うな治療薬は、公知の技術により、薬学的に許容可能なキャリアと共に治療に効 果的な量で処方され得る。
37−アミノ酸ペプチドアミリンは、第2を糖尿病のランゲルハンス小島のアミ ロイドの主要な構成成分として示されてきた。特定のアミリンの免疫活性は第2 型糖尿病および非糖尿病の両方由来の小島アミロイドおよび小島B−セルにおい て示されてきた。我々は、アミリンと第2型糖尿病およびそれに関連するインシ ュリン抵抗の病因との間に直接的な関係があることを見い出した。
本発明は、ここで、哺乳類組織におけるグルコース代謝、そして、したがって、 脂質代謝に対するアミリンの効果を示す。実験結果によれば、アミリンが、グル コースをグリコーゲン中に取り込む速度を主に低減させることによりインビトロ およびインビボでの赤骨格筋中へのグルコース吸収の速度を低減させるという予 期しない事実が示されt;(第2を糖尿病の骨格筋において見られる効果)。ア ミリン処理筋肉については、非アミリン処理筋肉について半最大刺激(half −maximal stimulation)に必要な濃度のインシュリンに対 しても応答がない。このアミリンの効果は非常に低濃度のインシュリンの存在下 においても見られる。アミリンは、基本(basil)濃度(l uU/ml) のインシュリンの存在下におけるグリコーゲン合成の基11E(basal)速 度について30%低減させる。著しく対照的に、アミリンは、単離アジポサイド (adipocytes)についてCO2もしくはトリアシグリセロールの生成 の基底もしくはインシュリン刺激速度のどちらにも影響しない。筋肉におけるア ミリン処理の効果は、インシュリン濃度を前出の生物学的レベルである1000 utl/mlに増大させることによってのみ打ち消される。
さらに、我々は、過剰のアミリンが筋肉についてインシュリン抵抗および低減さ れt;グルコース吸収を引き起こし、そして、そのことにより化学的なエネルギ ーを筋肉から肝臓に移す機能を回避させ、VLDL−脂質(非常に低密度の脂質 タンパク)を合成および分泌すること、およびそれ故、エネルギーをアジポーズ 組織中に脂肪として貯蔵することを促進すると結論付けた。また、我々は、高血 圧、特に、本態性高血圧および肥満が、アミリン/C0RPとそれらのレセプタ ーとの間の相互作用を含むこの同様な代謝障害の僅かに異なる局面を表わすこと を見い出した。我々は、この発見により、合併症(mixedpatholog ic conditions)(たとえば、約1/2を上回る第2型糖尿病患者 が、発症の際に本態性高血圧を患っている)の流行、これらの状態における脂質 /リポタンパク異常の流行、およびそれらがアテローム動脈硬化と関連する経路 が説明されると考えている。さらに、我々の発見により、このような状況下で、 血圧もしくは血中グルコースを単独で調節するだけではアテローム性動脈硬化に よる過剰の脂肪を避けるために不十分である理由が説明される。ここに説明され る遮断薬および拮抗薬の主要な効果は高インシュリン血症を除去し、そして続い てインシュリンレベルを正常値に低減させ、そのことにより、過剰の脂肪酸合成 を防止することである。
図面の簡単な説明 第1図は、ラットの単離インキュベート骨格筋についてグルコース吸収のインシ ュリン刺激7エイト(fate)におけるアミリンの効果を示す。
第2a図は、高インシュリン血(hyperinsul inaemic)、オ イグリセミンクグルコースクランプの条件下の麻酔ラットにおいて、まず、イン シュリンを単独で注入し、次いで、インシュリンおよびC0RPを注入した場合 のグルコース吸収におけるC0RP注入の効果を示す。アミリンの注入において も同様の結果が得られた。
第2b図は、高インシュリン血、オイグリセミッククランプの条件下の麻酔ラッ トにおいて、まず、インシュリンおよびC0RPを共に注入し、次いで、C0R P注入を中止した場合のCGRP注大の効果を示す。
アミリンを用いても同様の結果が得られた。
第3図は、高インシュリン血、オイグリセミックグルコースクランプの条件下の 麻酔ラットにおいて、肝グルコース排出におけるC0RPの効果を示す。エラー パーは、平均標準誤差を与える。
第4図は、単離BC3H−1ミオサイトについてインシュリン刺激グルコース吸 収におけるC0RPの効果を示す。
第5図は、最大インシュリン刺激可能グルコース処理として測定された最大イン シュリン抵抗と、インシュリン抵抗第2型糖尿病患者のグループの血液における 血清C0RP類似免疫活性のレベルとの間の関係を示す。
最初は、第2型糖尿病のランゲルハンス小島中のアミロイド塊中に見い出された 新規ペプチドアミリンは骨格筋および肝臓においてインシュリン抵抗を生じさせ る。骨格筋を含む全身に渡る広範な神経網中に存在する神経ペプチドC0RP( カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は同様の特性を有する。
アミリンはC0RPと強い相同性を有するアミド化37アミノ酸ペプチドであり (クーパーら、前出)、リラクシン、インシュリン、およびインシュリン類似成 長因子と重要な相同性を有する(クーパーら、Progress in Gro wth Factor Re5earch、 1989年、印刷中)。近年の研 究により、現在は、アミリンおよびC0RPがインビトロで骨格筋においてイン シュリン抵抗を引き起こす強力な試薬(causative agents)で あることが証明されている(クーパー、 G、J、S、ら、Proc、 Nat l、 Acad、 Sci、 USA% 1988年、第85巻、第7763〜 7766頁:ライトンj3゜&クーパー、 G、J、S、、Nature、 1 988年、第335巻、第632〜635頁)。
このことはインビボでも示されている。モリナ1M。(Molina、 M、) ら、Diabetes、第39巻、第260〜265頁、1990年。このこと は合成アミリン(クーパーら、前出;モリナら、前出)および糖尿病のすい臓か ら抽出された天然アミリン(ライドン&クーパー、前出)についても示されてい る。我々は、小島アミロイドの形成は、第2型糖尿病において生じるすい臓のア ミリンの過剰産生により説明され、そのことにより、このような患者の組織にイ ンシュリン抵抗が引き起こされると考えている。また、我々は、アミリンが、本 態性高血圧およびインシュリン抵抗に伴う肥満を引き起こす要因物質であると考 えている。このような観察により、第2型糖泳病メリタス、肥満または本態性高 血圧、またはこれらの状態の組み合わせの治療に活性を有する物質の開発が可能 となった。
アミリンはグルコースの骨格筋への基底およびインシュリン誘導吸収の両方を軽 減させることにより、特に、グルコースのグリコーゲンへの取り込み速度を低減 させることにより、そして筋肉細胞(muscle cells)へのグルコー ス吸収速度を低減させることにより、機能する(モリナ1M、ら、5cienc e、 1989年、提出中)。しかしながら、著しく対照的に、アミリンは単離 アジポサイトにおけるCO2もしくはトリグリセリド中へのグルコースの基底も しくはインシュリン刺激取り込み速度のどちらにも影響しない(クーパー、 G 、J、S、ら、Pr。
c、 Natl、 Acad、 Sci、 USA、 1988年、第85巻、 第7763〜7766頁)。また、我々は、血液中に循環するCGRP類似免疫 活性のレベル(CGRPおよびアミリン相互反応(Cross−react i ng)抗血清を用いる)と第2型糖尿病患者におけるインシュリン抵抗の程度( severity)との直接の関係を示した。我々は、アミリンは、恐ら<、C GRPおよび/まt;はCGRPレセプターと関連して、第2型糖尿病において インシュリン抵抗を生じさせると結論づけた。
アミリンは炭水化物を脂肪として長期間エネルギー貯蔵に取り込むことを促進さ せる。しかしながら、それが筋肉中で直ちに用いられることを回避させる。した がって、アミリンは、筋肉に受ける短身体エネルギーの貯蔵を促進させるt;め に作用する。すなわち、アミリンは肥満を促進させ、そして代謝効率を増大させ る要因である。
麻酔ラットおよび意識のあるイヌにおけるCGRPおよびアミリン注入、および 高インシュリン血、オイグリセミックグルコースクランプ法、を用いI;近年の インビボでの研究により、アミリンおよびCGRPが骨格筋においてイン7ユリ ン抵抗を生じさせる確実な証拠が提供され、そして、アミリンおよびCGRPが 肝臓におけるインシュリンの作用に対して抵抗を生じさせ得ることが示された( モリナ1M、ら、前出)。この後者の発見は重要であり、インシュリンの作用に 対する抵抗として第11型糖尿病患者について見られる。この一連の研究により 、アミリンおよびC0RPが骨格筋セルにおいてインシュリン抵抗を生じさせ得 ることが示されt;(第4図、BC3H1ミオサイトを参照のこと)。
我々は、アミリン系は、エネルギー要求(運動路板におけるACh信号の変調を 通した筋肉エネルギー消費)とグルコース吸収およびグリコーゲン合成の抑制を 通した筋肉におけるエネルギーの利用とを調和させることにより、全身体のエネ ルギーホメオスタシスを協調させる(coordinate)ために機能すると 結論づけた。したがって、身体中でアミリンレベルが上昇した場合は、筋肉はイ ンシュリン抵抗となり筋肉におけるグルコース吸収およびエネルギー利用は低下 し、しかしながら、同時に、ACh信号が低減し、そして筋肉収縮性がそのこと により低下する。反対に、このことは増大するエネルギー要求を提供するので、 身体は高糖血となることなくその左方に開いている二者択一の経路によりグルコ ースを浄化する。この経路は、グルコースおよびラクテートの肝臓を通過して戻 り(passing back)、そこで、それらはトリグリセリドに転換され 、そしてそのことによりVLBL−脂質の他の形態において再輸送され、次いで 、それらはアジボース組織に移送され蓄積脂肪として貯蔵される。この発見によ り、特に骨格筋および肝臓における病的なインシュリン抵抗(すなわち、第2型 糖尿病メリタス、本態性高血圧および肥満)により特徴づけられる状態間の関連 が説明される。
アミリンと構造的に関連する分子であるリラクシン(クーパーら、前出)は自然 高血圧性ラットの血圧を低減させる(セントルイス、J6(St、 Louis 、 J、)&マッシコツト、Q、(Massicotte、 G、)、Life  5cienCeS%第37巻、第1351〜1357頁、1985年)。リラ クシンは卵巣ポリペプチドホルモンであり(プライアント−グリーンウッド、  G、D、(Bryant−Greenwood、 G、 D、)、Endocr ine Reviews、第3巻、第62〜69頁、1982年)、これは子宮 平滑筋収縮に強い影響を与え(プラフドショウ(Bradshav)ら、J、  Reprod、 Fert、第63巻、第142〜153頁、1981年)、お よびこれは神経下垂体由来のオキシトシンおよびバンプレシンの放出を変調させ る(ダヤニチ(Dayanithi)ら、Natures第325@、第813 〜816頁、1987年)。ただ一度報告された研究によれば、精製ラットリラ クシンの静脈内連続注入により自然高血圧(SHR)ラットにおいて収縮血圧が 非常に効果的に低減された。この示唆は、このようなラットにおいて、リラクシ ンが低減もしくは妊娠中の血圧について含有されることからなされた。
我々は、アミリンのようなりラフシンに関連する分子は直接もしくはグリコーゲ ン代謝を通して血管平滑筋収縮と相互作用すると考えている。したがって、アミ リンはりラフシン、もしくはリラクシン類似分子の自然の拮抗薬として作用し得 る。
我々は、人体の高血圧候群、特に本態性高血圧および妊娠の高血圧(HOP症候 群、EHP症候群またはプレニクランプシア(Preeclampsia))、 および人体の肥満について、治療能を有する化合物を検出するための新規な方法 を計画しt:。SHRラットについて高血圧におけるアミリンおよびリラクシン の効果を、その中で仮想的な治療物質の効果を評価するモデルとして使用する。
リラクンン、アミリンおよびC0RPは骨格および平滑筋についてグリコーゲン 合成を変調することを通して作用する。インシュリン抵抗を回復させることが可 能な物質を検出するために、アミリンもしくはCGRP抑制、インシュリン刺激 グリコーゲン合成系を用いて、抗高血圧(ならびに抗肥満)特性を有する化合物 がスクリーンされる。次いで、有用な化合物は、SHRモデルで有効性を評価さ れる。肥満の治療に用いる化合物を同様にして検出し、そして遺伝性肥満げっ歯 頚まt:は他の好適なモデルでさらに評価される。当然のことながら、アミリン が高血圧もしくは肥満を引き起こす要因である程度に、このアミリンの望ましく ない作用(そしてそのように血圧または肥満または両方の促進)を遮断すること は有用である。
肥満および高血圧、および脂質疾患およびアテローム性動脈硬化およびそれらに 関連する疾患を治療するのに有用な化合物は、同時継続米国出願第275,47 5号、ここに参照として挙げる、に記載の化合物および方法、すなわち、アミリ ンおよび/またはCGRPおよび/またはアミリンもしくはCGRPの生物学的 に活性なサブペプチドを含む他のアミリン外用薬の効果を抑制するものが包含さ れる。これらは、置換もしくは変性ペプチドまj;はサブペプチドまたはアミリ ンまたはC0RPを含む競争抑制薬の使用、および、アミリンまたはC0RP、 またはそれらの活性サブペプチドの発現または産生または放出の制限を包含する 。応答を開始させることなくアミリンレセプターに結合するアミリンに対する化 学的拮抗薬は、アミリンまたはアミリン外用薬(CGRPを含む)またはそれら の生物学的に活性なサブペプチド(それらはグルコースに対する基底およびイン シュリン刺激応答を抑制するために作用する)の効果を低減させるため、また゛ はインシュリン放出に伴うこれらの分子の阻害を防止するために用いられる。し たがって、同時継続米国出願第275,475号に記載のアミリンおよびCGR Pの置換ser ”、set ’ペプチドおよびサブペプチドは、部分的拮抗薬 アミリン8−37およびCGRP8−37が可能であるように、肥満または本態 性高血圧に罹病した個体の骨格筋についてインシュリン抵抗の効果を改曹させ得 る。他の競争拮抗薬には、架橋アミリン外用薬(アミリン、CGRPおよびそれ らの活性サブペプチドを含む)、脱アミド化アミリンおよび不完全ジスルフィド 結合を有するアミリンが包含される。まI;、モノクローナル抗体および抗イデ オタイプ抗体を用いて、アミリンレセプターの直接遮断をなし得る。アミリンお よびアミリン外用薬に対する他の化学的な拮抗薬には、ここで開示された方法に より抗アミリン効果がアッセイおよび/またはスクリーンされ得る有機化合物が 包含される。非競争アミリン拮抗薬には、アミリンもしくはCGRPの活性部位 に向けられた抗体が包含される。
以下の寅施例は本発明の理解を補助するために設けられており、当然のことなが ら、ここで説明され請求される発明を限定するものと見なされるべきではない。
現在知られているもしくは後に発見される置換を含む当業者にとって明らかな本 発明の変更は以降の請求の範囲に記載される本発明の視野に含まれる。
衷叛ユ 第1図は、インシュリン(1−8mU/kg/winまたは0.064ug/k g/m1n)およびC0RP(0,02ug/kg/win)を注入したラット について高インシュリン血グルコースクランプ寅験の結果を示す。第2A図は8 0〜150分のCGRPの投与と共にインシュリンを一定の割合で210分間注 入した実験を示す。オイグリセミアをインシュリン刺激速度である26.7±0 ゜1mg/kg/winに維持するのに必要なグルコース注入速度において、イ ンシュリンは即座に増大する。グルコース処理に8けるインシュリンの定常状態 効果は40〜60分で達成された。80分の時点でCGRPの注入が開始され、 グルコース注入速度について18.0±Q、1mg/kg/+l1inの速度で ある新しい定常状態に即座に低減しI;。C0RP効果が完全に定着し定常状態 に達した後、C0RP注入を中断した(150分の時点)。しかしながら、イン シュリン注入は続けた。グルコース注入速度は本来の刺激値に即座に上昇した。
他のプロトコルを第2B図に示す。ここでは、C0RP(0,02ug/kg/ m1n)およびインシュリン(1,8mU/kg/m1n)を共に、最初に、7 5分間注入し、続いてインシュリンを単独で130分間注入した。このような実 験において、平均定常状態グルコース注入速度は、CGRPおよびインシュリン の注入の間は9.9±0.3mg/kg/minであった。インシュリン単独で 投与された実験の後半60分では、平均最大グルコース注入速度はインシュリン 刺激値である32.3±0.3mg/kg/winに上昇した(p<0.001 %C0RP+インシユリンvs、インシュリン単独)。
C0RPがインシュリンと共に投与されるが、またはインシュリン効果が完全に 達成された後l:投与されるかに拘わらず、C0RPがインビボインシュリン抵 抗の明白な状態を即座に生じさせることは明らかである。さらに、この効果はC 0RPの注入停止において即座に回復される。
これらの実験において、全グルコース処理速度(GDR)はグルコース速度と肝 グルコース排出(HGO)との和に等しい。GDRを測定するt;めに、第2B 図に示す実験中に3H−グルコースを注入し、基底状態において、およびC0R P+インシユリンおよびインシュリン単独期間の両方である後半20分に渡って 、GDRを測定した。全実験を組み合わせた結果、基底GDRは11.2±0. 7mg/kg/minであり、C0RPおよびインシュリンにより7.4±1. 6mg/kg/minだけ増大されて19.01.9mg/kg/winとなる 。これと比較して、インシュリン単独による結果(m I 0図)は、それぞれ 、24±0.9および35.6±1.3mg/kg/winであった。平均定常 状態血漿インシュリンレベルは、CGRP注大の不存在下で695±105uL I/m1(4,lX 10−”M)、存在下で591 ±86uU/m1(p= NS)であった。
C0RP注入の最終的な40分間における平均(±5E)CGRP値は4.6± 1.310”Mであった。C0RPを用いる投与応答実験により、インシュリン 刺激GDRが、0.O05ug/kg/minの測定のCGRP注入速度で抑制 されず、0゜01ug/kg/winの注入速度における中間体効果が示された 。
末梢グルコース処理の刺激に加えて、インシュリンの他の重要なインビボグルコ ース制御効果(glucoregulatory effect)は)IGOの 抑制である。第3図にクランプ実験(第2図に示す)中のHGOにおけるC0R Pおよびインシュリンの効果を示す。インシュリン単独によりHGOは69%抑 制され、11.2±0.7から3.9±2.7mg/kg/+ainとなった。
しかしながら、 CGRPの存在下では、HGOはインシュリンにより29%し か抑制されず、1.Omg/kg/winとなった(p<0.01インシュリン vs、インシュリン+CGRP)。したがって、CGRPはI(Goを抑制する インシュリンの通常の効果を著しく拮抗させた。
単離アジポサイトおよび培養BC3H−1ミオサイトについてインビトロ実験を 行った。C0RPはアジボサイトについて基底もしくはインシュリン刺激2−デ オキシグルコース吸収のどちらにも影響しなかった。
インビポインシュリン刺激グルコース処理の80〜90%は骨格筋グルコース吸 収を表わすので、インビトロ筋肉細胞系もまた評価した。
第4図に示すように、10−’M CGRPは、全インシュリン濃度において培 養筋肉細胞についてインシュリン刺激グルコース吸収を著しく抑制した。
CGRPがインビボで、ならびにインビトロで培養筋細胞について、インシュリ ン抵抗の状態を生じさせ得ることが示され、インシュリン抵抗NIDDM患者に ついてCGRPレベルが測定された。固定グルコース(Fasting glu cose)、インシュリン、およびCGRPレベルを一連の8人の対照および1 1人のNIDDM患者について測定した。このNIDDMのグループは6人の男 性および5人の女性から構成され平均年令は58±3才であり、体重指数(bo dy mass index)(BMI)は29±2 kg/I+1”であった 。対照は45±4才の平均年令および23±I kg/M’のBAllの7人の 男性であった。予想したように、固定(fasting)血漿グルコース(26 6±11 vs、 91±2111g/dl)および血清インシュリン(17± 2uU/ml vs。
4±lug/ml)レベルは、N I DDM患煮についてより高かった。NI DDMグループについて3倍の血清CGRPLIの平均値が測定された。この違 いは統計的に非常に重要であり(p>0.01)、健常者とNIDDM患者との 間の測定値についてほとんど重複がなかった。
このような患者についてインシュリン抵抗を測定するために、最大刺激血清イン シュリン濃度(1160土67uU/ml )におけるオイグリセミックグルコ ースクランプ実験を行った。このクランプ実験中のGDRレベルは、N I D DMグループについては対照と比較して著しく低減した(458±22 bs、  208±21mg/M”/min、 p<0.001)。個々のNIDDM患 者の間では、GDR値とCGRPL Iの抵抗レベルとの間の相関(r=0.7 5、p<0.001)、(第5図)は、これらのN I DDM患者について、 インシュリン抵抗の程度が高いはどCGRPL Iのレベルが高いというもので あった。
アミリンを用いた場合でも同様の結果を得た。我々はまた、アミリンが静脈内投 与された場合に即座に糖尿病(140mg/dlを上回る固定高血糖症)を生じ させることを示した。8体の正常ラットに100μgポーラスのアミリン(ラッ トアミリン、バケム(BacheIll)、ドルランス(Torrance)、 CA)を注入した。静脈内アミリンポーラスにより、15〜30分以内に糖尿病 レベルの高血糖症(通常は約200mg/dL)が生じた。この高血糖症は数時 間保たれた。この高血糖症は、一部には肝(内因性)グルコース排出の増大によ り説明され、そして、一部には末梢グルコース処理における増大された障害によ り説明される。このことは一時的な血漿ラクテートの増大を引き起こし、グリコ ール流(glycolytic flux)の増大もしくは筋肉および肝臓にお ける糖尿分解を引き起こすと考えられる。ソマトスタチンが存在しない場合にの みアミリンの後に呼吸指数(RQ)の増大が見られ、インシュリンは高血糖症に 応答して増大された。ソマトスタチン注入の間に(非内因性インシュリン放出) 、RQの変化はなく、固定された動物についてアミリンに対応して脂質から炭水 化物燃料への消費の変化がないことを示す。
さらに実験を行い、我々は、アミリン作用薬C0RP8−37もまた部分的にア ミリン拮抗薬として機能することを示した。インシュリンをヒユームリン−R( Humu l 1n−R)として、100U/mL、組み換えヒトインシュリン (エリリリイ(Eli Liftい、インディアナポリス(lndianapo lis)、IN)として得た。ラットアミリンとして得たアミリン(バケム、ド ルランス、CA)および8−37ヒトC(、RP(バケム、ドルランス、CA) を用いた。拮抗薬アッセイを、ラットから単離した足の裏筋肉を用いてインビト ロで行った。以下に示すようにして、放射線標識グルコースが筋肉グリコーゲン 中に取り込まれる速度を測定した。(1)ホルモンがない環境下(インシュリン 0、アミリンO%hCGRPs−sy[拮抗薬]0); (2)インシュリンと 共にグリコーゲン形成の刺激の条件下(インシュリン1000μU/mL、アミ リン0、拮抗薬0); (3)グリコーゲン形成のほぼ最大刺激がアミリンで抑 制され条件下(インシュリン1000 tt U/mL、アミリン20nMs拮 抗薬0);および、(4)アミリン20nに対する拮抗薬により、アミリンによ るグリコーゲン形成の制限が抑制されない条件下(インシュリン1000μU/ mL、アミリン20nM。
[0,1nM、 10nM%1100n、 300nM、1μM%10/JM] の範囲の濃度の拮抗薬)。したがって、9処理グループ(条件1,2.3および 条件4の6グループ)がある。
4時間給食させたラットを断頭しt;直後に右および左の足裏筋肉を除去し、二 分して一時的に生理食塩水中においた。筋肉を異なる一アッセイ条件の9個のフ ラスコに各々の動物由来の4個の筋肉片が均等に分配されるように筋肉を異なる 処理グループに割り当てた。
4個の筋肉片(レプリケート(repl 1cates))を有するそれぞれの フラスコをlOmLのタレブスーリンゲル緩衝液(Krebs−Ringer  buffer)+5.5mMグルフース中に浸し、連続撹拌加熱液体の表面上に 0295%およびco、5%の混合気体流を37°Cで通すことにより平衡させ た。薬理学的に活性な試薬をl OmLの媒体に加えることにより上述の濃度お よび混合物となった。30分間の「予備インキュベーション」の後に、それぞれ のフラスコに0.5μCiのU/”C−グルコースを加え、さらに60分間イン キュベートした。次いで、それぞれの筋肉片を素早く除去し、液体N2中でプロ ット(blotted)および凍結し、これに統(+4cmグリコーゲンの測定 のために秤量し保存した。
凍結筋肉片を1mLの60%水酸化カリウム中で70℃で45分間解凍した。3 tの無水エタノールを添加し、−晩−20℃に冷却することにより溶解グリコー ゲンを沈澱させた。上澄液を吸引し、グリコーゲンをエタノールで洗浄し、吸引 して真空下で乾燥した。残ったグリコーゲンを水におよびシンチレーシ遊ン溶液 中に再溶解し、14Cをカウントした。
インキュベーション媒体の5.5mMグルコース中の14(−グルコースの特定 活性、およびそれぞれの筋肉から抽出されたグリコーゲン中に残存する全14c カウントの知見から、最後の60分のインキュページ璽ン期間に渡るグリコーゲ ン合成の実質速度が測定可能である。
これは筋肉の重量当りに標準化され、筋肉のIg当り1時間当りの、グリコーゲ ン中に取り込まれるグルコシル単位のμモルとして表わす。非抑制化のためのE Cs。を導き出すために、拮抗薬投与/応答曲線を最小二乗反復法(least −squares 1terative routineXALLFIT。
v2.7. NIH,MD)を用いて4変数ロジステイクモデル(a 4−pa rameterlogistic model)に合わせた。
この結果により、媒体に1000μU/mLのインシュリンを添加することによ りグリコーゲン合成の速度が3.7倍増大されることが示された。これは20n Mのアミリンを添加することにより約83%低減された。この抑制されたレベル から、このインキュベーション媒体にCGRPs−Xrを添加することによるグ リコーゲン合成の速度について用量依存性回復(return)が生じた。グリ コーゲン合成の速度の増加は約115%までであり、1.2nMのCGRPa− sy濃度において半最大(halfmaximal)であった(第1図を参照の こと)。したがって、ペプチドh<GRPa−stはインシュリン刺激筋肉グリ コーゲン合成におけるアミリンの抑制効果を部分的に逆転させ、アミリン拮抗薬 とみなし得る。
我々の発見と同様に、最近、他のグループにより、グルコース許容障害もしくは 第2型糖尿病メリタスを伴う肥満患者についてアミリンレベルが上昇することが 報告されl;。ルドビク、 B、(Ludvik。
B、)ら、「糖牙病メリタスにおける基底および刺激血漿アミリンレベル(Ba sal and stimulated plasma amylin 1ev els in diabetesmal l1tus)J、アブストラクト!4 62号、米国糖尿病学会第50回年余(50th Annual Meetin g of the American Diabetes As5ociati on)(6月15〜19日、1990年、アトランタ(At 1anta)、G A)。
アミリン対数濃度(M) 分 国際調査報告

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.薬学的に許容可能なキャリアに含有されるアミリン拮抗薬を投与することを 包含する、哺乳類についてグリコーゲン合成の基底および最大下刺激速度を低減 させる方法。
  2. 2.薬学的に許容可能なキャリアに含有されるアミリン拮抗薬を投与することを 包含する、哺乳類の肥満およびその症状の治療方法。
  3. 3.薬学的に許容可能なキャリアに含有されるアミリン拮抗薬を投与することを 包含する、哺乳類の筋肉についてグルコースがグリコーゲン中に取り込まれる速 度を低減させる方法。
  4. 4.薬学的に許容可能なキャリアに含有されるアミリン拮抗薬を投与することを 包含する、哺乳類について本態性高血圧およびその症状の治療方法。
  5. 5.前記アミリン拮抗薬が脱アミド化アミリンである、請求項1、2、3、また は4のいずれかに記載の方法。
  6. 6.前記アミリン拮抗薬が還元アミリンである、請求項1、2、3または4のい ずれかに記載の方法。
  7. 7.生物学的に亜活性なアミリンのサブペプチドが投与される、請求項1、2、 3、または4のいずれかに記載の方法。
  8. 8.前記アミリンサブペプチドがSer2Ser7アミリン1−16である、請 求項7記載の方法。
  9. 9.置換アミリンが投与される、請求項1、2、3または4のいずれかに記載の 方法。
  10. 10.前記置換アミリンがSer2Se7アミリンである、請求項9記載の方法 。
  11. 11.前記アミリンサブペプチドがアミリン8−37を包含する、請求項7記載 の方法。
  12. 12.前記アミリン拮抗薬がCGRPから誘導される、請求項1、2、3または 4のいずれかに記載の方法。
  13. 13.前記アミリン拮抗薬が抗アミリンレセプター抗体を包含する、請求項1、 2、3または4のいずれかに記載の方法。
  14. 14.前記アミリン拮抗薬が抗アミリン抗体を包含する、請求項1、2、3また は4のいずれかに記載の方法。
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