JPH04501553A - 超伝導性金属酸化物組成物ならびに製造方法および使用 - Google Patents

超伝導性金属酸化物組成物ならびに製造方法および使用

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JPH04501553A JP90503500A JP50350090A JPH04501553A JP H04501553 A JPH04501553 A JP H04501553A JP 90503500 A JP90503500 A JP 90503500A JP 50350090 A JP50350090 A JP 50350090A JP H04501553 A JPH04501553 A JP H04501553A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 超伝導性金属酸化物組成物ならびに製造方法および使用発明の背景 本発明は超伝導性の新規なTl−Ba−Ca−Cu−0組成物に関するものであ る。
引用文献 ベトノルッ(Bednorz)およびミュラー(Muller) 、物理学時報 (Z。
Phys、) B64.189 (1986)は、約35にの超伝導性転移温度 を有するLa−Ba−Cu−0系の超伝導相を開示している。この開示は、続い て、数人の研究者により確認された[たとえばラオ(Rao)およびガングリ− (Ganguly) 、近代科学(Current 5cience) 、56 .47 (1987) 、チュー (Chu)ら、サイエンス(Science ) 235.567 (1987) 、チューら、フィジカルレビュー、レター (Phys、Rev、 Lett、) 58.405 (1987) 、カバ( Cava)ら、フィジカルレビュー、レター58.408 (1987) 、ベ トノルツら、ユーロフィシックス(Europhys、 ) 、レター 3.3 79 (1987)を参照]。この超伝導相は、正方晶系のに2NiF4型の構 造を有する、Xが典型的には約0.15であり、yが酸素空隙を示すL a 、 −x (B a、S r。
Ca)−CuCL−yの組成として同定されている。
ウー(Iu)ら、フィンカルレビュー、レター58.909 (1987)は、 約90にの超伝導性転移温度を有するY−Ba−Cu−0系の超伝導相を開示し ている。カバら、フィンカルレビュー、レター58.1676 (1987)は 、この超過伝導性Y−Ba−Cu−0相をδが約2.1である斜方晶系の、歪ん だ酸素欠損ペロブスカイトYBa2Cu30e−aであると同定している。
マイケル(C,Michel)ら、物理学時報B−簡約論文(Condense dMatter) 68.421 (1987)はB1−5r−Cu−0系の超 伝導性酸化物の新規な群を開示している。純粋な相はBi25r2Cu20y+ 6の組成で単離されている。超純粋な酸化物から製造されたこの物質は、抵抗測 定がら決定した中点22にの超伝導性転移と14に以下でのゼロ抵抗とを有する 。市販規格の酸化物から製造したこの物質は中点7にの超伝導性転移を有する。
マエダ(H,Maeda)ら9 日本応用物理学雑誌(Jpn、 J、 App l、 Phys、)27、L 209 (1988)は、B15rCaCuzO ,に近い組成と約105K (D超伝導性転移温度とを有するB1−8r−Ca −Cu−0系の超伝導性酸化物を開示している。
1988年2月4日付で受理された一連番号152.186の部分継続出願であ る、1988年2月8日付で受理された、共に審査されている出願“超伝導性金 属酸化物組成物およびその製造方法”、一連番号153.107は、式中のaが 約1ないし約3であり、bが約3/8ないし約4であり、Cが約3/16ないし 約2であり、x −(1,5a + t) +c +y)であり、yが約2ない し約5であるが、前提としてb+Cが約3/2ないし約5である、見掛けの式  B1−3rbCacCu30□を有する超伝導性組成物を開示しているが、この 組成物は約70Kまたはそれ以上の超伝導性転移温度を有する。この出願はまた 、式中の2が約0.1ないし0.9、好ましくは0.4ないし0,8であり、W が0より大きいが1より小さい式Bi25r3−Ca+Cu20g−を有する超 伝導性金属酸化物相をも開示している。スブラマニアン(M、A、 5ubra IIIanian)ら、サイエンス 239.1015 (1988)もBiz Srs−+CazCu208゜、の超伝導体を開示している。
シxン(Z、 Z、 Sheng)ら、ネーチャー(Nature) 322. 55 (1988)は、見掛けの組成T 12 B a 2 Cu 30 s  4 xおよびTlBaCu5Os、s+xを有する試料中のTl−Ba−Cu− 0系における超伝導性を開示している。両試料とも、90に以上の発現温度と8 1Kにおけるゼロ抵抗とを有すると報告されている。これらの試料は適当量のB aCO5とCuOとを混合し、メノウ製の乳鉢と乳棒とを用いて磨砕することに より製造された。この混合物を空気中、925℃で24時間以上、途中で数回中 断して磨砕しながら加熱して、均一な黒色のBa−Cu酸化物の粉末を得、これ を適当量の71203と混合し、完全に磨砕し、圧縮して直径7111@、厚さ 1−2關のペレットとした。ついで、このペレットを880−910℃に加熱し た管状炉に入れ、酸素を流しなから2−5分間加熱した。
若干溶融したところで直ちに試料を炉から取り出し、空気中で室温にまで急冷し た。目視的検査によりTI、O,が部分的に黒色の煙として蒸発し、一部は明る い黄色の液体になり、一部はBa−Cu酸化物と反応して黒色の部分的に溶融し た多孔性の物質を形成したことが認められた。
ジエンら、ネーチャー 332.138 (1988)は、見掛けの組成T12 Ca2BaCusOe4xを有し、120Kにおいて超伝導性が発現する試料中 のTl−Ca−Ba−Cu−○系における超伝導性を開示している。
ハーゼン(R,M、 Bazen)ら、フィジカルレビュー、レター60.16 57(198B)は、いずれも120にの近傍で超伝導性が発現するTl−Ba −Ca−Cu−0系における2種の超伝導相、T12Ba2Ca2Cu301゜ およびT12Ba2CaCu208を開示している。トラルディ(C,C,To rardi)ら、サイエンス240.631 (1988)は、125にで超伝 導性が発現するT1□BatCa2CusOaの配合剤を開示している。
パーキン(S、 S、 P、 Parkin)ら、フィジカルレビューレター6 1.750 (1988)は、110Kまでの転移温度を有するTlBa2Ca 2Cu30Byの構造を開示している。
ハーブ、 −(1,Bervieu)ら、固相化学雑誌(J、 5olid 5 tate Chem、 )75.212 (1988)は酸化物TlBa2Ca Cu20s−yを開示している。
トラルディら、フィジカルレビュー838.225 (198g)は、約90に で超伝導性が発現する酸化物T 12 B a z Cu Osを開示している 。
1988年8月10日付で受理された一連番号230.636の部分継続出願で ある、1988年8月24日付で受理された、共に審査されている出願“超伝導 性金属酸化物組成物ならびに製造方法および使用″、一連番号236.088は 、式中のaが約1/10ないし約3/2であり、bが約1ないし約4であり、C が約1ないし約3であり、dが約1ないし約5であり、eが約3/10ないし約 1であり、x=(a+b 十c + d 十e + y)であり、yが約1/2 ないし約3である見掛けの式TleBbaCabSreCu、+Oxを有する超 伝導性組成物を開示している。これらの組成物は少なくとも70にで超伝導性を 発現させる。
上記の組成物に関する多くの文献が発表されている。上記の組成物のいずれかに 関して報告された現在量も高い転移温度は、パーキンら、フィジカルレビューレ ター60.2539 (198g)により開示されたT12Ba2Caj Cu 30 xに関する125にである。
リアン(J、 M、 Liang)ら、アプライドフィジックス(Appl、  Phys、)、レター53.15 (1988)は、155にで超伝導性が発現 し、123にでゼロ抵抗である組成物TIBazCasCu40.を開示してい る。CaCO5、BaCo3およびCuOの粉末をともに磨砕し、途中で磨砕し ながら15時間か焼した。このBa−Ca−Cu−0粉末をT1□03と混合し て通常の組成TlBaCa5Cu30.を有する混合物を得た。この混合物を磨 砕し、圧縮し、02流中で15分間か焼した。超伝導体中のBa : Ca : Cu:Oの組成比は1:2:2+3ないし1:2:3:4の範囲で変化する。
発明の概要 本発明は、式中のaが約2ないし約4であり、bが約7/2ないし約5であり、 Cが約9/2ないし約7であり、x=(a+b+ c + y)であり、yが約 1/2ないし約3である見掛けの式TlPb、CabCucO0を有する新規な 超伝導性組成物を提供する。好ましくは、aは約2ないし約3であり、bは約4 であり、Cは約5であり、yは約1/2ないし約2である。これらの組成物の超 伝導性の発現は少なくとも130にの温度である。
これらの超伝導性組成物は、T1、CaおよびCuの酸化物ならびにBaの過酸 化物の混合物、またはこれらの酸化物から製造した前駆体酸化物混合物の、酸化 物の相対的量を原子比Tl: Ba: Ca:Cuが1:a:b:cであるよう に選択したものを約940℃ないし約980℃の温度に加熱し、この温度を約5 分間またはそれ以上維持して製造することができるが、上記の加熱は制御された 雰囲気中で、たとえば金のような非反応性の金属で製造した、金属および酸素を 含む反応剤のいかなるものの逃散をも防止する密閉管中で実施する。
図面の簡単な説明 図1は本発明記載の組成物により排除された磁束の、温度の関数としての点描を 示す。
発明の詳細な記述 本発明記載の超伝導性組成物は以下の方法により製造することができる。この方 法に使用する酸化物の混合物は、原子比TL: Ba:Ca:CUが、aが約2 ないし約4であり、bが約7/2ないし約5であり、Cが約9/2ないし約7で あり、)(=(a+b +c+y)であり、yが約1/2ないし約3である1: a:b:c となるように製造する。好ましくはaは約2であり、bは約4であ り、Cは約5であり、yは約1/2ないし約2である。
上記の酸化物混合物は、酸化物反応剤Tl2O,、CaOおよびCuO1ならび に過酸化物Ba0zの量を原子比T1:Ba:Ca:Cuが1:a:b:c で あるように選択し、これをたとえばルツボ中でともに磨砕して混合することによ り製造し得る。
これに替えて、酸化物反応剤T1□03、CaOおよびCub、ならびに過酸化 物Bad、、の量を原子比T1:Ba:Ca:Cuが1+a:b:Cであるよう に選択して前駆体酸化物混合物を製造することもできる。
過酸化バリウム、酸化カルシウムおよび酸化鋼をともに磨砕し、ついで、この灰 色の混合物をアルミナルツボに入れてマツフル炉中、空気中で加熱し、約2時間 かけて温度を環境温度、約20℃から約800℃に上昇させる。温度を約800 ℃に1時間保つ。ついで、この試料を冷却し、黒色の粉末を回収する。この粉末 を再磨砕し、酸化タリウムとともに磨砕して前駆体酸化物混合物を得る。
ついで、この酸化物混合物を制御された雰囲気中で加熱する。制御された雰囲気 を得る一つの便利な方法は、酸化物混合物を金のような非反応性の金属で作った 管に入れ、ついで、この管を絞って密封するか、または、好ましくは溶封もしく は融着させて密封する。この前駆体酸化物混合物は金製の管に対して有害性がよ り少ないという理由で好ましい。
密封した管を炉に入れ、約940℃ないし約980℃の温度に加熱し、この範囲 の、すなわち約940℃ないし約980℃の温度に約5分間、またはそれ以上維 持する。試料を700℃から上記の範囲の温度まで50℃/分の速度で加熱し、 続いて10℃/分の速度で600℃まで冷却するならば、試料をこの温度に5分 間維持することで、本発明記載の超伝導体を形成させるのに十分である。加熱速 度および冷却速度がより速い場合には、若干長い維持時間が必要である。1時間 まで、またはそれ以上の維持時間も使用することができるが、この時間では金管 の腐食が明白になるので、約5ないし約60分の維持時間が典型的である。つい で、試料を環境温度に冷却し、光沢のある灰黒色の金属様の外見を育するインゴ ットを取り出す。しかし、この熱サイクルの間に金管は典型的に膨れ上がり、工 程の最後には管を切り開(のに過剰の圧力は必要でない。取り出した物質は光沢 のある灰/黒色の金属様のインゴットで、は公知の物質、たとえばTl:Ba: Ca:Cuの原子比が1:2:1:2および1:2:2:3であり、Tc’が低 いTl−Ba−Ca−Cu組成物の単結晶であることが実証されている。
上記のようにして製造した本発明記載の組成物に関する磁束排除の測定は、約1 30−132Kにおける超伝導性の発現を示している。上記のようにして製造し たインゴットに関する抵抗測定は、約135Kにおける発現と約116Kにおけ るゼロ抵抗とを示している。超伝導性は大量の組成物から生ずる。磁束排除の測 定を基礎に置けば各試料の少なくとも30%が超伝導性である。X−線粉末回折 は典型的に極めて弱い線を与える。最高加熱温度における維持時間が長ければ、 分離したX−線回折線を示す試料が得られる。粉末回折パターンに観測される2 2 A (2゜2 nm)のC軸は、イハラ(Ihara)ら、ネーチャー33 4.510 (1988)の式を用いて1245 (Tl : Ba : Ca  : Cuの原子比)相と計算されるものである。電子顕微鏡観察の結果は、1 245相を含む層形成相の相互成長を示している。
超伝導性は磁束排除、すなわちマイスナー(Meissner)効果を観測し゛  て確認することができる。この効果はフィジカルレビュー8.36.5586  (1987)のボルチュラック(E、 Po1turak)およびフィッシャ ー(B、Fisher)の論文に記載された方法により測定することができる。
本発明記載の超伝導性組成物は、極めて効率的に電流を流すために、または医学 的目的のための磁気的造像用の磁場を提供するために使用することができる。た とえば、電線または棒状体の形状の上記の組成物を当業者には周知されている手 法で超伝導性転移温度(T、)以下の温度に冷却して電流を流し始めることによ り、いかなる電気抵抗損失をも伴うことなく、この種の電流を得ることができる 。最小の電力損失で極端に高い磁場を得るためには、上記の電線をあらかじめコ イルの形状に巻き上げ、コイルにいかなる電流をも誘起しない前に、これを超伝 導性転移温度以下の温度に冷却すればよいであろう。この種の磁場は鉄道車両の ような大きな物体をも空中に浮揚させるのに使用することができる。
これらの超伝導性組成物はまた、ジョーゼフスン装置、たとえば5QUIDS( 超伝導量子干渉装置)、ならびにジョーゼフスン効果を基礎に置く機械、たとえ ば高速試料採取回路および電位標準にも有用である。
1:3:4:6のTI:Ba:Ca:Cu原子比に相当する0、456gのTl 、03.1.020gのBaO2,0,448gのCaOおよび0.960gの CuOを、ともにメノウルツボ中で約3分間磨砕して微細な灰色の粉末を形成さ せた。この粉末を長さ約3インチ、直径1/4インチ(長さ7.6cm、直径0 .64cm)の金製の管に装入し、この金製の管を絞りで閉じた。この管を石英 管炉に入れ、酸素を徐々に流しながら以下の手法で加熱した。この管を環境温度 、約20℃から700℃まで約り℃/分の速度で、ついで700℃から977℃ まで10分で加熱した。次の5分間で温度を950℃に降下させた。ついで炉へ の電力を切り、管を炉中で室温にまで放冷した。ついで管を炉から取り出して切 り開いた。灰黒色のインゴット生成物を取り出した。
磁束排除の測定は約130Kにおける超伝導性の発現を示した。
実施例2−4 実施例2においては、]、 : 3 : 4 : 6のTl: Ba: Ca:  Cu原子比に相当する0、456gのTl2O3,1,020gのBad、、 0.448gのCaOおよび0.960gのCuOをメノウルッポ中で、ともに 約3分間磨砕して微細な灰色の粉末を形成させた。この粉末を長さ約3インチ、 直径1/4インチ(長さ7.6cm、直径0.64cm)の金製の管に装入し、 この金製の管を絞って閉じた。この管を石英管炉に入れ、酸素を徐々に流しなが ら以下の手法で加熱した。この管を環境温度、約20℃から700℃まで約り℃ /分の速度で、ついで700℃から950℃まで約り5℃/分の速度で加熱した 。温度を950℃に5分間維持し、ついで600℃まで約り0℃/分の速度で冷 却した。ついで炉への電力を切り、管を炉中て室温にまで放冷した。′ついで管 を炉から取り出して切り開いた。灰黒色のインゴット生成物を取り出した。
磁束排除の測定は約130Kにおける超伝導性の発現を示した。
実施例3および4は、実施例3においては1:2:4:6のTl : Ba:C a: Cu原子比に相当する0、456gのTl2O3,0,680gのBaO 2,0,448gのCaOおよび0.960gのCuOを磨砕して微細な灰色の 粉末を形成させ、実施例4においては1:3:4:5のTl : Ba :Ca :Cu原子比に相当する0、456gのT1□03.1.020gのBaO2, 0,448gのCaOおよび0.800gのCuOをともに磨砕して微細な灰色 の粉末を形成させたことを除いて、基本的には実施例2の記載と同様にして実施 した。
磁束排除の測定は、実施例3に関しては約130Kにおける、また実施例4に関 しては約132Kにおける超伝導性の発現を示した。
実施例5 BaO25,10g、CaO2,25gおよびCuO4,00gをともに磨砕し て前駆体酸化物混合物を製造した。ついで、この灰色の混合物をアルミナルツボ に入れ、マツフル炉中、空気中で環境温度、約20℃から800℃まで、2時間 かけて加熱した。温度を800℃に1時間保ち、ついで環境温度にまで降下させ た。この黒色の粉末生成物を取り出して再磨砕した。この粉末は元素Ba:Ca :Cuを3:4:5の原子比で含有していた。
この黒色粉末2.30gを0.456gのT1□03とともに磨砕して1:3: 4:5のTI:Ba:Cg:Cu原子比を有する物質を得た。この粉末を長さ約 3インチ、直径1/4インチ(長さ7.6cm、直径0.64c++)の金製の 管に装入した。この管を両端を溶融して密封し、アルミナボートに乗せて、これ を水平石英管炉に入れた。
以下の手法で加熱を実施した。温度を室温から700℃まで約り℃/分の速度で 上昇させた。ついで、温度を700℃から977℃まで約18゜5℃/分の速度 で上昇させた。この試料を次の5分間で950℃に冷却し、950℃に10分間 維持した。ついで試料を炉中で600℃まで約り0℃/分の速度で冷却した。つ いで試料を炉から取り出し、室温に冷却した。
回収した物質は光沢のある灰黒色の金属性インゴットで、表面が黒色の光沢のあ る小板で呻いている。
磁束排除の測定は約132Kにおける超伝導性の発現を示した。
実施例6 BaOz 1.020 g、 CaOO,448gおよびCuO0,800gを ともに磨砕して前駆体酸化物混合物を製造した。ついで、この灰色の混合物をア ルミナルツボに入れ、マツフル炉中、空気中で環境温度、約20℃から800℃ にまで、2時間かけて加熱した。温度を800℃に1時間保ち、ついで環境温度 に降下させた。この黒色の粉末生成物を取り出して再磨砕した。この粉末は元素 Ba:Ca:Cuを3:4:5の原子比で含有していた。
この黒色粉末2.300gを0.342gのTl2O3とともに磨砕して0゜7 5 : 3 : 4 : 5、整数に四捨五入すれば約1:4:5ニアのTl: Ba:Ca:Cu原子比を有する物質を得た。この粉末を、長さ約3インチ、直 径1/4インチ(長さ7.6cm、直径0.64cm)の金製の管に装入した。
この管を両端を溶融して密封し、アルミナボートに乗せて水平石英管炉に入れた 。
以下の手法で加熱を実施した。温度を室温から700℃まで約り℃/分の速度で 上昇させた。ついで、温度を700℃から968℃まで約り5℃/分の速度で上 昇させた。この試料を968℃に15分間維持した。
ついで試料を炉中で600℃まで約・10℃/分の速度で冷却した。ついで試料 を炉から取り出し、室温に冷却した。
回収した物質は光沢のある灰黒色の金属性インゴットで、表面が黒色の光沢のあ る小板で輝いている。
磁束排除の測定は約130Kにおける超伝導性の発現を示した。
実施例7 元素Ba: Ca: Cuを3・4:5の原子比で含有する酸化物混合物を、基 本的には実施例6の記載と同様にして製造した。
この黒色粉末2.300gを0.456gの71203とともに磨砕して、1: 3:4:5のTl: Ba: Ca: Cu原子比を有する物質を得た。この粉 末を、長さ約3インチ、直径174インチ(長さ7.6ca+、直径0,64c m)の金製の管に装入した。この管を両端を溶融して密封し、アルミナポートに 乗せて水平石英管炉に入れた。
以下の手法で加熱を実施した。温度を室温から700℃まで約り℃/分の速度で 上昇させた。ついで、温度を700℃から977℃まで約り5℃/分の速度で上 昇させた。この試料を977℃に15分間維持した。
ついで試料を炉中で600℃まで約り0℃/分の速度で冷却した。ついで試料を 炉から取り出し、室温に冷却した。
回収した物質は光沢のある灰黒色の金属性インゴットで、表面が黒色の光沢のあ る小板で輝いている。
この実施例を基本的に数回反復したが、生成物は基本的に同等であった。
これらの生成物の一つについて磁束排除の測定を実施し、磁束排除を温度の関数 として点描した図1にその結果を示しである、この点描は、約132Kにおける 超伝導性の発現を示した。
これらの生成物の一つを磨砕して得た粉末についてX−線回折を実施した。超伝 導性の発現が130Kまたはそれ以上の温度で観測される場合に常に存在するX −線粉末回折パターンの観測した映像の組のd−間隔、相対的強度および指数は 表■に示しである。
表 I 2.20000 m 001 0.37924 m 101 0.36339 w 102 0.34088 m 103 0.31540 s 104 0.28974 w 105 0.27224 ms 110 0.26552 W 106 0.25522 s 113 0.24444 w 009 0.24398 w 114 0.24346 w 107 0.20636 m 109 0.20577 m 117 0.19250 ms 200 0.17011 ms 212 W−弱い m−中程度 S−強い 実施例8−13 これらの実施例のそれぞれにおいて、元素Tl: Ba: Ca:Cuを1:3 :4:5の原子比で含有する前駆体酸化物混合物を製造し、・金製の管に乗せて 、基本的に実施例5と同様の炉に入れた。
加熱は以下の手法で実施した。温度を室温から700℃まで約り℃/分の速度で 上昇させた。ついで、温度を700℃から最高温度、T1.8、まで特定の速度 で上昇させた。この試料をT、、8に特定の時間維持し、ついで炉中で600℃ まで10℃/分の速度で冷却したが、実施例12のみは50℃/分の速度で冷却 した。ついで試料を炉から取り出し、室温に冷却した。
回収した物質は光沢のある灰黒色の金属性インゴットで、表面が黒色の光沢のあ る小板で輝いている。
それぞれの生成物について磁束排除の測定を実施した。
700℃からT+maxまでの加熱の特定の速度、温度T1.8、温度をTma nに維持した時間、および超伝導性の発現温度は表工1に示しである。
表 ll 700℃−TnaXTmaxにおける 実施例 の加熱速度 TNaX 維持時間 発現温度番号 ℃/分 ℃ 分 K 磁束排除 (任意単位) 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.見掛けの式 TlBbaCabCucOx、 式中、 aは約2ないし約4であり、 bは約7/2ないし約5であり、 cは約9/2ないし約7であり、 x=(a+b+c+y)であり、 yは約1/2ないし約3である を有し、少なくとも130Kの温度における超伝導性の発現を有する超伝導性組 成物。
  2. 2.上記の“a”が約2ないし約3であり、“b”が約4であり、“c”が約5 であり、yが約1/2ないし約2であることを特徴とする請求の範囲1記載の超 伝導性組成物。
  3. 3.上記の“a”が約2であることを特徴とする請求の範囲2記載の超伝導性組 成物。
  4. 4.基本的に、化学量論的量のTl、CaおよびCuの酸化物、ならびにBaの 過酸化物を混合して請求の範囲1記載の組成物を得、この混合物を閉じ込められ た雰囲気中で約940℃ないし約980℃の温度に加熱し、この温度を約5分間 またはそれ以上維持し、上記の組成物を冷却することよりなる超伝導性組成物の 製造方法。
  5. 5.上記の酸化物の化学量論的量を請求の範囲3記載の組成物を得るように選択 することを特徴とする請求の範囲4記載の方法。
  6. 6.上記のCaおよびCuの酸化物、ならびにBaの過酸化物を混合し、約80 0℃に加熱し、磨砕し、Tlの酸化物と混合して加熱すべき混合物を得ることを 特徴とする請求の範囲4記載の方法。
  7. 7.上記のCaおよびCuの酸化物、ならびにBaの過酸化物を混合し、約80 0℃に加熱し、磨砕し、Tlの酸化物と混合して加熱すべき混合物を得ることを 特徴とする請求の範囲5記載の方法。
  8. 8.請求の範囲1記載の組成物よりなる伝導体物質を上記の組成物のTc以下の 温度に冷却し; 上記の伝導体物質を上記の温度以下に保ちながら上記の伝導体物質中に電流の流 通を開始する、 各段階を有する、伝導体物質中に電気抵抗性損失なしに電流を導通させる方法。
  9. 9.上記の導体物質を77Kないし上記の組成物のTcの温度に冷却することを 特徴とする請求の範囲8記載の方法。
  10. 10.超伝導性物質が請求の範囲1記載の組成物よりなるものであることを特徴 とする改良されたジョーゼフスン効果装置。
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