JPH0450155A - ランタンマンガナイト系セラミックス及びそれを利用した円筒型固体電解質燃料電池並びに平板型固体電解質燃料電池 - Google Patents

ランタンマンガナイト系セラミックス及びそれを利用した円筒型固体電解質燃料電池並びに平板型固体電解質燃料電池

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JPH0450155A
JPH0450155A JP2158272A JP15827290A JPH0450155A JP H0450155 A JPH0450155 A JP H0450155A JP 2158272 A JP2158272 A JP 2158272A JP 15827290 A JP15827290 A JP 15827290A JP H0450155 A JPH0450155 A JP H0450155A
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昌史 森
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土器屋 正之
Tatsuya Kawada
達也 川田
Harumi Yokogawa
横川 晴美
Natsuko Sakai
酒井 夏子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は固体電解質燃料電池に利用して好適なランタン
マンカナイト系セラミックス及びそれを利用した円筒型
並びに平板型の固体電解質燃料電池に関する。更に詳述
すると、本発明は、円筒型固体電解質燃料電池の支持体
並びに平板型固体電解質燃料電池のカスデイフユーザま
たは集電体及びこれらの支持体部分の改良に関する。
(従来の技術) 従来、固体電解質燃料電池においては、円筒型と平板型
の2種類の構造に関して研究が行われており、中でも単
位体積当たりの出力密度は低いか機械的強度が強い円筒
型の研究開発が先行している。
この円筒型の固体電解質燃料電池において、単位体積当
たりの出力密度が低い理由は、発電した電気を円筒の回
りの空気極と燃料極を介して集電しているために集電経
路が長くなり電極の抵抗による電池の内部抵抗への寄与
が高くなってエネルギー変換効率の低下を引き起してい
るからである。
中でも、空気極の抵抗は燃料極のものと比較し、約10
倍以上と大きいため、空気極の抵抗による電圧低下、ジ
ュール熱による発熱等が高性能円筒型固体電解質燃料電
池の開発を妨げる大きな問題となっている。そこで、空
気極の厚さを厚くすることにより、できる限り空気極の
電気抵抗を下げ内部抵抗の寄与を低下させる試みがなさ
れている。
その一つの例として、機械的強度には充分な役割を果た
しているが集電に全く寄与していないジルコニア支持体
を電極と同質なランタンマンガナイト[(La、 Sr
)MnO3]に変更することが提案されている。このよ
うにすれば、集電する空気極の比抵抗か小さくなり、か
なりエネルギー損失を与えている内部抵抗への寄与が小
さくなる。
また、平板型に関しても自己支持型と非自己支持型が検
討されているか、最近は円筒型と同様にガスデイフユー
ザと、!電体と、支持体とに各々@極材料と同質のもの
を使うことが検討される傾向にある。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、現在復業されている空気極材料としての
ランタンマンガナイト [(La 1−ml S rz ) +−e MnOs
 ]は焼結性か高いため、高温処理あるいは1000℃
の作動温度で長時間作動させた場合、融体の出現によっ
て通気孔か塞がりち密なM織となって空気の拡散か乏し
くなり発電できなくなる虞かある。即ち、アルカリ土類
金属ドープランタンマンガナイトの膜や筒状体の形成に
あっては、いずれの成形方法をとっても、機械的強度を
考えた場合焼結時の温度は1400℃以上好ましくは1
450″C以上であることが要求される。ところが、ラ
ンタンマンカナイトを1400°C以上で高温処理した
場合、SEM (電子顕微鏡)写真で観察すると、第5
図(A)に示すように、粉体自体が溶けて融体が現れ、
飴のように広がる。したがって、このような材料を用い
、円筒の支持体等を押し出し成形等によって作製し高温
処理すると、空気の拡散が阻害される要因が発現するこ
とを見出した。このことは平板型固体電解質燃料電池に
おいても同様である。
しかし、1400℃以上の高温処理をしても、このよう
な融体が発現せず、導電率が高い物質を見出すことさえ
可能であれば、これらを円筒型の支持体、平板型、ガス
デイフユーザまたは集電体及び支持体として用いること
ができ、円筒型及び平板型固体電解質燃料電池の開発に
大きく寄与することができる。
本発明は上述の要望に応えるべく為されたものであって
、高温における長時間の使用においても、また電池製造
時における焼成工程においても、焼結して多孔性を失う
ことが少ないばかりか、電気抵抗の低いランタンマンガ
ナイト系セラミックス及びそれを利用した円筒型固体電
解質燃料電池並びに平板型固体電解質燃料電池を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本発明のランタンマンガナ
イト系セラミックスは、 (La++−に+ ca、 ) +−(1−y+ Cr
、 )  Os系固溶体を主成分とするランタンマンカ
ナイトであって、x、yおよびαの値か 0<x≦0.4 o<y≦0.2 0≦α≦0.1 を満足するようにしている。
また、本発明の円筒型固体電解質燃料電池は、上述のラ
ンタンマンガナイト系セラミックスで円筒体を形成し、
これを単電池を支持する支持体としている。
また、本発明の平板型固体電解質燃料電池は、上述のラ
ンタンマンガナイト系セラミックスを平板のカスデイフ
ユーザ−または集電体若しくはこれらを支持する平板の
支持体とするようにしている。
ここで、Caの添加は導電率を向上させるが、それに伴
って焼結率も上がってち密に焼結するためガス透過性を
悪化させる。そこで、ランタンマンガナイトへのCaの
添加量Xは、O< x≦0゜4、好ましくは0.04≦
X≦0.20の範囲である。
また、Crの添加は融体の出現を抑え、通気のための孔
が潰れるのを防止し、Caを添加することの弊害を抑制
しているが、添加し過ぎると電気抵抗が高くなり導電率
が悪くなって燃料電池の出力を低下させる。そこで、燃
料電池としての実用性を損わない範囲でのランタンマン
ガナイトへのCrの添加量yは、O<y≦0.4、好ま
しくは0<y<0.2の範囲である。
(作用) 上記固溶体はイオン半径の関係からAサイトのランタン
にカルシウムか置換し、Bサイトのマンガンにクロムが
置換していると考えられる。Crが一部Mnに置換され
たとすると、Crの高原子価はMnのそれよりも安定で
あるため、Aサイトの格子欠陥か生じ歎くなり、これに
よりカチオンの移動か妨げられて焼結し難くなるものと
思われる。また、BサイトにMnとCrが混在するため
、結晶構造もへロブスカイト型の斜方晶より菱面体晶に
変わり、これにより結晶構造の歪みが増加してカチオン
の移動を生するものと考えられる。また、これに加えて
AサイトにLaとアルカリ土類金属、BサイトにMnと
Crか混在し、それらの原子価が興なるため電気伝導性
も良好になると考えられる。
(実施例) 以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づ゛いて詳
細に説明する。
本発明のランタンマンカナイト系セラミックスは、(L
a++−+c+ CaK) +−,、(1−y+ Cr
、 )  Os系固溶体を主成分とするランタンマンガ
ナイトであり、かつx、yおよびαの値がO<x≦0.
4.0<y≦0.2.0≦α≦0.1好ましくはOくX
≦0.2、O<y≦0.2.0≦α≦0,08の範囲を
満足するように調整されている。
このランタンマンガナイト系セラミックスの粉体に、例
えば所定量の溶媒や可塑剤、結合剤、消泡剤の機能性添
加物を含む分散蝶中に懸濁させた粘度の高いスラリー(
泥しよう)を調整し、これをドクターブレード法や押出
し成形によって均一な厚さのグリーンシートに成膜しあ
るいは円筒体に成形することによって得られる。
このようにして得られたランタンマンガナイトの膜や円
筒体は、後述の通りガス透過性を有しかつ導電率が良く
ある程度の強度を有するために、種々の分野に利用でき
る。例えば、平板型固定電解質燃料電池のガスデイフユ
ーザ、集電体あるいは支持体として、更に円筒型固体電
解質燃料電池の単電池を支える支持体等に好適に応用で
きる。
第1図に円筒型固体電解質燃料電池の一実施例を示す、
この円筒型電解質燃料電池は円筒型の支持体20の周り
に空気極21と固体電解質22と燃料極23とを同心状
に形成し、固体電解質22と燃料極23とを分断するよ
うに空気極21上に形成されたインターコネクタ24に
よって空気極21側の電流か取り出されるように設けら
れている。インターコネクタ24と燃料極23との間に
は電気的絶縁のために清25が設けられている。
この円筒型固体電解質燃料電池においては、空気が支持
体20の内側を流れ、多孔質の支持体20を通って空気
極21に供給される。支持体20は同時に導電性をも合
せ持つため空気f!21の一部となって実質的に空気f
!21の厚さを支持体20の分まで厚くして、空気極2
1の比抵抗を下げエネルギー変換効率の低下を防いでい
る。
また、平板型固体電解質燃料電池の実施例を第2図(A
)に示す。この平板型固体電解質燃料電池は、単電池1
と、この単電池1を表裏両面から挾むガスデイフユーザ
2.3及びセパレータ4を積層してスタック5を構成し
ている。このスタック5の中心には単電池1を挾むガス
デイフユーザ2.3に連通ずる燃料カス供給F!@7と
空気供給路8とを有するパイプ9が貫通している。カス
供給F#r7は単電池1の燃料極10例のガスディフユ
ーザ2に連通し、空気供給路8は空気極11pJのガス
ディフューザ3に連通している。単電池1は固体電解質
9の表面側と裏面側に空気極10と燃料極11を形成し
て成る。ガスデイフユーザ2.3は第2図(B)に示す
ように、ランタンマンガナイト系セラミックスの円盤に
径方向に連通ずるジグザグ状の溝6を形成したものであ
り、この清6内に燃料ガス若しくは空気を通して燃料極
10及び空気極11に供給するように構成されている。
本実施例の場合、ガスデイフユーザ2.3は集電体と補
強のための支持体を兼ね備えているが、それぞれランタ
ンマンガナイト系セラミックスによって別体に形成して
組込むようにしても良い6尚、符号12.13は1益及
び下蓋である。
栗lコ吐1 出発物質に酸化ランタン(L a 20 s ) 14
.9607g、炭酸カルシウム(CaCOt ) 1.
0110g、炭酸マンガン(M n COs ) 11
.4950 g 、酸化クロム(Cr 20− ) 0
.6722gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、1
0時間で2回繰り返し焼成した。これにより、 L ao、oc ao、+oM no、eoc r O
,+(+03系固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、1208Pa
で加圧成型し、20Inlφ、厚さ1圓の大きさのペレ
ットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた
犬l自乳l 出発物質に酸化ランタン(La203 > 7.480
3g、炭酸カルシウム(Ca COs ) 0.505
5 g、炭酸マンガン(M n COs ) 3.83
17g 、 M化りロム(Cr、 O,) 1.535
3gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10時間で
2回繰り返し焼成した。
これにより、 L ao、ac ao、 +oM no、boc r 
o、<oos系固溶固溶体た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20rmφ、厚さ1圓の太きさのベレ
ットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた
実施例3 出発物質に酸化ランタン(La、 O,> 4.986
9g、炭酸カルシウム(Caco、 ) 2.0220
g、炭酸マンガン(M ncOs ) 5.7475g
、酸化クロム(Cr2 ON ’) 0.3836gを
粉混ぜ法により混合し、1000°C110時間で2回
繰り返し焼成した。
これにより、 La@、6oCao4oMno、eoc r o、+o
os系固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20噛φ、厚さ1圓の大きさのペレッ
トを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた。
大10凱ユ 出発物質に酸化ランタン(L a 20 s ) 4.
986’9g、炭酸カルシウム(Ca COs ) 2
.0220 g、炭酸マンカン(MnCOs )3.8
317g、@化りロム(Cr 20s ) 1.535
3gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10時間で
2回繰り返し焼成した。
これにより、 L ao、eoc ao、4oM no、s、Cr O
,4(+03系固溶体を得な。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20噛φ、厚さIIIIIIの大きさ
のベレットを得、更にこれを1500”C12時間で焼
結させた。
衷l自引旦 出発物質に酸化ランタン(L a2 oj ) 9.9
738g、炭酸カルシウム(Ca COi ) 6.2
821 g、炭酸マンガン(M n COs ) 12
.7722 g 、D化りロム(Cr 20 s ) 
0.7676gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、
10時間で2回繰り返し焼成した。これにより、 (L ao、aoCao4o) o、e+M no、e
oc r o、roos系固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20圓φ、厚さ1酊の大きさのベレッ
トを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた。
太1自吐旦 出発物質に酸化ランタン(L a 20 s ) 9.
9738g、炭酸カルシウム(CacOs ) 6.2
821g、炭酸マンガン(M n COs ) 3.8
317g 、 11!化クロム(Cr203 ) 1.
5353gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10
時間で2回繰り返し焼成した。
これにより、 (Lao6oCao、to)o、t+Mno6oCro
、noOs系固溶体を得な。
このランタンマンカナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20圓φ、厚さ1回の大きさのベレッ
トを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた。
犬1口乳ヱ 出発物質に酸化ランタン(L a 20 s ) 7.
4803g、炭酸カルシウム(CacOx ) 0.5
005g、炭酸マンガン(M n COs ) 6.3
861g 、 M化りロム(c r2o、 > 0.3
836gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10時
間で2回繰り返し焼成した。
これにより、 (L ao、)oCao、 to) o、elM no
、boc ro、 robs系固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20m+φ、厚さ1閣の大きさのベレ
ットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた
天l目凱旦 出発物質に酸化ランタン(L a、 Os ) 5.8
180g、炭酸カルシウム(Ca COs ) 1.5
165g、炭酸マンガン(M n COs ) 6.3
861g 、酸化クロム(Cr 20. ) 0.38
36gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10時間
で2回繰り返し焼成した。
これにより、 (L ao  7oc aO,3゜) o、elM n
 o、boc r o、aoos系固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20m+φ、厚さ1m+の大きさのベ
レットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させ
た。
ル!102 出発物質に酸化ランタン(L a20s ) 14.9
607g、炭酸カルシウム(CacOs ) 1.01
10g、炭酸マンガン(M n COs > 12.7
722 gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、10
時間で2回繰り返し焼成した。これにより、 L a o、 sac a o、 +oM n Os系
固溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、20m+φ、厚さ1閣の大きさのベレ
ットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼結させた
ル]Lu 出発物質に酸化ランタン(L a 20 s ) 9.
9738g、炭酸カルシウム(Ca COs ) 4 
、0440 g、炭酸マンガン(MnCOs ) 12
.7722 gを粉混ぜ法により混合し、1000℃、
10時間で2回繰り返し焼成した。これにより、 L a o、 hoc a O,4OM n Os系固
溶体を得た。
このランタンマンガナイトの粉体を用い、120 HP
aで加圧成型し、201Wlφ、厚さ11IIIノ大キ
さのベレットを得、更にこれを1500℃、2時間で焼
結させた。
以上の各実施例によって得られるランタンマンガナイト
系セラミックスは高温熱処理を経てもいずれも融体が出
現せず、気体透過性が良好であった。
収Jfl駐 次に、クロムドープランタンマンガナイトのカルシウム
の添加量と収縮率との関係を上述の実施例の一部及び比
較例から求めたものを第3図に示す、このグラフは縦軸
が収縮率、横軸がクロムの置換量である。縦軸において
上へ向かう程焼結性が低く、即ちガス透過性が良く横軸
において右へ向かう程Caの添加量が多くなっている。
ここで、収縮率は、[100(1,−1,)/lo ]
によって示される。但し、loは始めの長さ、11は焼
成後の試料の長さである。この収縮率を焼結性の指標と
した。
このグラフからはCaの添加による焼結の進行がクロム
添加によって抑えられ、焼結性の低下即ちガス透過性の
改善が明らかに見られる。即ち、Caの添加量を増すほ
どクロームドープランタンマンガナイトは収縮し、ち密
に焼結しガス透過性が低下する傾向にある。しかし、C
rの添加によってそれが改善され、特にCaの添加量が
増えるほどその改善の効果が上がることが理解できる。
尚、導電率はCaを添加するほど良くなるが、焼結性が
高くガス透過性が劣る問題がある。
4!土X皇 更に、La0.8 Ca6.2 Mn03−(a)、L
ao  s  Cao、z  Mno、t  CrO,
l  Os  −”  (b )  、Lao、s  
Cao、t  Mno、s  Cro  20s−(c
  )の3つのランタンマンガナイトを得、これらの導
電率の温度依存性を求めた。Caの添加量を一定にして
Crの添加量を変えることによって、Crの添加が導電
率に与える影響を実験した。これによると、Crを全く
添加しないもの(a)に比べて、Crを添加したものは
導電率か悪くはなるか、その低下はクロムをドープして
いないランタンマンカナイト(a)とクロムをドーグし
ているランタンマンガナイト(b)、(c)とでは、固
体電解質燃料電池の作動温度付近ではほとんど差異がな
いのでCrの添加による導電率の低下が実用上問題とな
らないことが分かる。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明のランタンマン
ガナイト系セラミックスは、導電率の低下が実用上問題
とならない範囲でクロムをドープすることにより融体の
出現を抑制するようにしたので、気体透過性に優れかつ
固体電解質燃料電池の構成材料として十分な導電率を有
し、高温における長時間の使用によっても、また電池製
造時における焼成工程においても焼結して多孔性を失う
ことが少ない、このことは、本発明のクロムドープラン
タンマンガナイトとクロムをドープしていないランタン
マンガナイトとの1400℃、4時間の熱処理後のSE
M写真を比較することによって明らかである。クロムを
ドープしていないランタンマンガナイト[第5図(B)
]は融体が発現しているが、クロムドープランタンマン
ガナイト[第5図(A)]の方は発現していないことが
分かる。このことはクロムをドープすることにより、融
体の発現、ち密化過程が抑制され、高い気体透過性が保
たれることが伺える。
したがって、このセラミックスを円筒型固体電解質燃料
電池の支持体とする場合、空気極の厚さを厚くして電気
抵抗を小さくし、円筒型固体電解質燃料電池の出力を向
上させ得る。また、平板型固体電解質燃料電池のガスデ
イフユーザ若しくは集電体あるいは支持体として用いる
場合にも平板型固体電解質燃料電池の高温作動体の実現
に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は円筒型固体電解質燃料電池の斜視図である。 第2図(A)は平板型固体電解質燃料電池の実施例を示
す要部断面図である。第2図(B)は同電池の集電体と
支持体を兼ね備えたガスデイフユーザの平面図である。 第3図はクロムドープランタンマンガナイトの各カルシ
ウムの増加量ごとの収縮率を示すグラフである。 第4図はクロムドープランタンマンガナイトの導電率の
温度依存性を示すグラフである。 第5図(A)は本発明にかかるクロムドーグランタンマ
ンガナイトを、第5図(B)はクロムをドープしていな
いランタンマンガナイトを夫々1400°C14時間の
熱処理後の電子顕微鏡写真である。 2.3・・・平板型固体電解質燃料電池のガスデイフユ
ーザ (集電体と支持体の機能を兼ね備える)20・・・円筒
型固体電解質燃料電池の支持体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(La_(_1_−_x_)Ca_x)_1_−
    _α(Mn_(_1_−_y_)Cr_y)O_3系固
    溶体を主成分とするランタンマンガナイトであり、かつ
    x,yおよびαの値が 0<x≦0.4 0<y≦0.2 0≦α≦0.1 を満足するセラミックスであることを特徴とするランタ
    ンマンガナイト系セラミックス。
  2. (2)請求項1記載のセラミックスで円筒体を形成し、
    これを単電池を支持する支持体としたことを特徴とする
    円筒型固体電解質燃料電池。
  3. (3)請求項1記載のセラミックスで平板を形成し、こ
    れを支持体としたことを特徴とする平板型固体電解質燃
    料電池。
  4. (4)請求項1記載のセラミックスでガスディフューザ
    を形成したことを特徴とする平板型固体電解質燃料電池
  5. (5)請求項1記載のセラミックスで集電体を形成した
    ことを特徴とする平板型固体電解質燃料電池。
JP2158272A 1990-06-16 1990-06-16 ランタンマンガナイト系セラミックス及びそれを利用した円筒型固体電解質燃料電池並びに平板型固体電解質燃料電池 Expired - Lifetime JP3066381B2 (ja)

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