JPH04502151A - ナチュラルキラー細胞刺激因子 - Google Patents

ナチュラルキラー細胞刺激因子

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JPH04502151A JP2501209A JP50120990A JPH04502151A JP H04502151 A JPH04502151 A JP H04502151A JP 2501209 A JP2501209 A JP 2501209A JP 50120990 A JP50120990 A JP 50120990A JP H04502151 A JPH04502151 A JP H04502151A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ナチュラルキラー細胞刺激因子 この発明は、係属中の米国特許出願第07/269945号(1988年11万 10日出[)の一部継続出願である。
この発明は、ナチュラルキラー細胞およびその他の免疫系細胞の機能を刺激する 新規サイトカイン、および該因子を均質な形で入手する方法、ならびに組換え遺 伝子工学手法によってこれを生産する方法に関するものである。
[発明の背景] ナチュラルキラー(N K)細胞は免疫系で活性なリンパ球のサブセットであり 、ヒト末梢血単核細胞の平均15%を占める[G、トリンキエリ、B、ベルッシ ア、ラボラトリ−・インベスティゲーシコン、50巻、489頁(1984年) ]。ヒトNK細胞の同定に使用される表面マーカーは、IgG抗体のPc断片へ 低親和性で結合するFc−γ−レセプターIIIまたはCD16抗原のようなレ セプターである[B、ペルッシアら、ジャーナル・オプ・イムノロジー、133 巻、180頁(1984年)1゜NK細胞は、生体内で腫瘍、腫瘍転移、ウィル ス感染等の防御に重要な役割を演じ、また正常および悪性造血を調節しているこ とが証明されている。
免疫系細胞間のシグナルを伝達する調節タンパク質の系統群が多数確認されてき た。これらの調節分子はサイトカインとして知られている。多くのサイトカイン 類は、造血系および免疫系細胞の増殖、発育、および生物学的活性を調節するこ とが判明した。これらの調節分子は、コロニー刺激因子(GM−C5FSG−C 3F、M−C5Fおよび多能性C3F、またはインターロイキン−3)、インタ ーロイキン類(I L−1〜IL−7)、インターフェロン類(σ、βおよびγ )、腫瘍壊死因子(αおよびβ)、および白血球遊走阻止因子(L I F)等 のすべてを含む。これらのサイトカイン類は、骨髄、末梢血、胎児性肝臓、およ びその他のリンパ系または造血系器官由来の標的細胞で広汎な生物活性を示す[ 例えばG、ウオング、S、クラーク、イムノロジー・トウディ、9巻(5)、1 37頁(1988年)、参照]。
ある種のサイトカイン類の生化学的ならびに生物学的同定、およびその特性決定 は、天然供給源、例えば血液および尿から入手し得る天然に存在する少量の因子 によって妨害される。最近、多数のサイトカイン類が、分子クローニングされ、 異種的に発現され、均質に精製されるようになった[D、メトカーフ、[ザ・モ レキュラー・バイオロジー・アンド・ファンクションズ・オプ・ザ・グラニュロ サイト・マクロファージ・コロニー・スティミュレーティング・ファクターズ」 、ブラッド、67巻、(2)、257〜267頁(1986年)]。これらのサ イトカイン類は、γ−インターフェロン、ヒトおよびマウスのGM−C5F、ヒ トのG−C3F、ヒトのC3F−1、およびヒトおよびマウスのIL−3である 。GM−C3F。
G−C5F、IL−3、およびIL−2等、精製したこれらの因子の畿つかは、 生体内で、造血系および免疫系に調節的作用を表すことが判明した。
その他のタンパク質についても、天然供給源またはその他の入手源から精製する ことによって、免疫応答を刺激し、または増強することができる医薬用として好 適な均質な形で生産する技術上の必要性がなお存在する。
[発明の簡単な要旨] この発明は、−態様として、他の哺乳動物のタンパク質を実質上含有していない NKSFと呼ばれる新規ヒト・ナチュラルキラー細胞刺激因子を提供する。活性 なNKSFは約70kdの見掛けの分子量を有する。NKSFの精製標品には2 つのポリペプチドの存在が認められ、これらは、結合すると活性なNKSFを生 成するサブユニットであると予測される。現在のところ、NKSFは、大きいサ ブユニットと小さいサブユニットが1またはそれ以上のジスルフィド結合を介し て互いに結合することによって生成したヘテロ2量体である゛と推定される。こ の見掛けのへテロ2量体構造は、2つの個々のサブユニットの結合により、ある いは例えばインスリンの場合のように、単一の前駆体ポリペプチドのタンパク質 分解による切断によって生じるのであろう。あるいはNKSFの活性型は、大き い方のザブユニットのホモ2量体、または小さい方のサブユニットのホモ2量体 である可能性もある。
活性な約70〜80kdのNKSFは、さらに後記の第1表に示したアミノ酸配 列の全部または一部を含んでいることを特徴とする。
またN K S Fサブユニットの大きい方または小さい方のいずれかの一次配 列には、下記のアミノ酸配列(1文字略記法)の1またはそれ以上が存在する。
カッコ内は確実に同定できなかったアミノ酸を示す。
V−M−3−Y−L−N−A (A)−V−3−N−M−L−Q−K D−I−I−に−P−D−P−P−K NKSFの大きい方のサブユニットポリペプチドは40kdの見掛けの分子量を 有することを特徴とする。このサブユニットは、さらに下記の配列と同一または 実質上同一のアミノ末端配列を有することを特徴とする。
1−W−E−L−に−に−D−V−Y−V−V−E−L−D−W−Y−P−D− A−P−G−E−Mこの大きい方のポリペプチドは、さらに後記の第1表に示し た長いクローン化配列の全部または一部を含んでいる特徴を存する。
NKSFの小さい方のポリペプチドサブユニットは、約30〜35kdの見掛け の分子量を有し、さらに下記の配列と同一または実質上同一のアミノ末端配列を 有することを特徴とする。
(X)−N−L−P−V−A−(P)−P−D−P−(SまたはT)−M−F− P (X)は小さい方のサブユニット配列の最初の残基を測定できなかったことを表 す。
NKSFは、試験管内で、ヒト末梢血リンパ球(PBLs)によるγ−インター フェロン生産を誘発する生物学的活性を示す。NKSFは均質な形で、後に詳述 するようなγ−インターフェロン誘発検定で、1mg当たりlXlO7希釈単位 より大きい比活性を示す特徴を有する。
PBLsにおけるγ−インターフェロン誘発活性以外にも、NKSFは、下記の ように (1)PBLsによる顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−C5F )誘発検定における生物学的活性、(2)白血病細胞およびm瘍由来細胞を致死 させるナチュラルキラー(N K)細胞を活性化する生物学的活性、(3)7( トヘマグルチニン(P HA )活性化Tリンパ球による腫瘍壊死因子(TNF )誘発検定における生物学的活性、(4)末梢血1027球のマイトジェン誘起 作用等の生物学的活性を示す。
この発明はもう一つの態様として、ヒトNKSFポリペプチド、およびヒトNK SFの大きい方のサブユニットポリペプチドおよびヒ)NKSFの小さい方のサ ブユニットポリペプチド発現を暗号化しているcDNA配列を含むDNA配列を 提供する。そのような配列は、上記の1またはそれ以上のサブユニットおよびペ プチド配列を暗号化しているヌクレオチド配列を含んでいる。
この発明はまた、発現調節配列と機能的に結合させたNKSFまたはNKSFサ ブユニットを暗号化しているDNA配列を含んでいるベクターを提供する。また この発明は、組換え体NKSFまたはその組換え体サブユニットの生産に使用す るため、そのようなベクターで形質転換した宿主細胞を提供する。
またこの発明は、組換え体NKSFタンパク質を提供する。このタンパク質は他 の哺乳動物のタンパク質様物質を含有せず、上記の物理的、生化学的、または生 物学的な活性または形質の1またはそれ以上を含有する、lまたはそれ以上の上 記のサブユニットまたはペプチド断片を暗号化しているDNA配列の存在によっ て特徴付けられる。
この発明のもう一つの態様は、均質または組換え体NKSFの治療的有効量、ま たはNKSFサブユニットの一方または双方、またはそのペプチド断片の1また はそれ以上の有効量を含有してなる医薬組成物を提供する。これらの医薬組成物 は、γ−インターフェロンおよびGM−C3F産生が昂進している状態が存在す ることに起因するガンおよびその他の疾患状態の処置方法に使用される。すなわ ちこの因子は、一般に造血細胞数またはその活性水準の欠乏を特徴とする疾患の 処置に使用される。
したがってこの発明は、もう一つの態様として、好適な医薬担体とともに、NK SF、またはそのサブユニットの一方または双方、またはそのペプチド断片の治 療的有効量を患者に投与することにより、ナチュラルキラー細胞機能の増強によ って効果が期待できるガンおよび/またはその他の病的状態を処置する方法を提 供する。これらの治療方法は、NKSF、またはそのサブユニット、またはその ペプチド断片の1またはそれ以上とともに、少なくとも1種類のその他のサイト カイン、造血促進因子、インターロイキン、成長因子、または抗体の有効量を、 同時または順次に投与することを包含し得る。
この発明はまた、NKSF、またはそのサブユニットを産生ずるヒト細胞系を他 のタンパク質およびポリペプチドと混合することによって、それらの細胞系から 均質なNKSF、またはそのサブユニットを生産する方法を提供する。この発明 が提供するこの生産方法は、NKSF、そのサブユニット、またはそのペプチド 断片産生能を有する選ばれた細胞を培養して、ならし培地を得、5段階の基本的 な精製段階を経てこのならし培地を精製することからなる。
この発明は、もう一つの態様として、組換え体ヒトNKSFタンパク質、そのサ ブユニット、またはそのペプチド断片を生産する新規プロセスにベクターおよび 形質転換細胞を使用する。このプロセスでは、発現NKSFタンパク質、そのサ ブユニット、またはそのペプチド断片を暗号化しているDNA配列で形質転換し た細胞系をその発現調節配列と機能可能に組合わせて培養する。上記のプロセス では、ポリペプチド発現のための宿主細胞として、多数の既知細胞を使用し得る 。現在、好ましい細胞系は、哺乳動物細胞系および細菌細胞である。
この発明のその他の態様および有利性は、以下の好ましい実施態様に関する詳細 な説明を見れば明らかである。
発明の詳細な説明 この発明が提供する新規ヒトナチュラルキラー細胞刺激因子(NKSF)は、他 の哺乳動物のタンパク質様物質を実質上伴っていない均質なタンパク質またはタ ンパク質様組成物である。
ナチュラルキラー細胞刺激因子は、ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミド ゲル電気泳動(SDS−PAGE)で非還元条件下に測定した約70〜80 k 、 dの見掛けの分子量を有する。この70〜80kdのペプチドは、γ−イン ターフェロン誘発検定で有効である。
この70〜80kdバンドは、5DS−PAGEで還元条件下に40kd (大 きい方のサブユニット)および約30〜35kd (小さい方のサブユニット) の見掛けの分子量を有する2つの小サブユニットを生じる。どちらのサブユニッ トとも、同一のγ−インターフェロン誘発検定による生物学的活性で、天然の7 0〜80kd種の活性に比較して実質的に低下する。40kdに低下した種およ び30〜35kdに低下した種から、上述のように同定したアミノ末端配列が測 定され、したがって、これらは前記のNKSFへテロ2量体のサブユニットであ ると考えられる。現在、NKSFは、大きい方のサブユニットと小さい方のサブ ユニットがジスルフィド結合したヘテロ2量体であると考えられる。
NKSFは、少なくとも一部、陰イオン性の糖タンパク質である。
等電点電気泳動により、NKSFの2つの種は4.3および4.8の等電点を有 することが認められる。現在、2つの種は糖鎖形成パターンを異にしているもの と推測される。
N K S Fは、まず実施例8で詳細に説明するγ−インターフェロン誘発検 定で生物学的活性を有する特徴を有する。その他の活性としては、ヒト末梢血リ ンパ球によるGM−C3F産生誘発能が挙げられる(GM−C5Fに関する追加 的な情報は、例えば公開されたPCT出願WO36100639参照)。またN KSFは、末梢血Tリンパ球に対するレクチンおよびホルボールジエステルのよ うな各種マイトジェンの分裂促進活性に対して増強効果を有し、また活性化され たヒト扁桃B細胞に対する増殖促進効果を有する。
またNKSFは、自然細胞障害検定および抗体依存性細胞障害(ADCC)検定 により、試験管内で白血病細胞および腫瘍由来細胞を致死させるNK細胞の機能 を増強することが認められt;。
自然細胞障害検定について簡単に付言すれば、NKSFの存在でヒト末梢血リン パ球または精製したNK細胞を8〜18時間インキュベートする。ついで標準的 な5ICr−放出検定を用いて、リンパ球およびNK細胞を、白血病細胞系、腫 瘍由来細胞系またはウィルス感染繊維芽細胞のような標的細胞を溶解する細胞溶 解能について検定する。NKSFは、NK細胞細胞障害活性の既知の活性化因子 であるインターフェロン αおよびI L−2で得られた成績に匹敵する水準で 、そのような標的細胞を溶解するNK細胞の溶解能を劇的に増強する[例えばG 、トリンキエリら、ジャーナル・オプ・エキスペリメンタル・メディシン、14 7巻、1314頁(1978年)、およびG、l−リンギエリら、ジャーナル・ オブ・エキスベリメンタル・メディシン、160巻、1146頁(1984年) 、参照1゜ADCC検定では、NK細胞のFCレセプターに対して結合能を有す る抗体(例えばIgG、、、IgG、等)で標的ガン細胞を被覆する。予備的な A D CC検定で、NKSFの存在は、被覆した腫瘍細胞に対するNK細胞の 細胞致死活性を増強するようである[例えば、L、M、ワイナーら、キャンサー ・リサーチ、48巻、2568〜2573頁(1988年)、P、ハーゼイら、 キャンサー・リサーチ、46巻、6083〜6090頁(1988年)、ADC Cに関する追加的な情報は、C,J 、ハンシクら、グロシーデイングズ・オブ ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ・オブ・ザ・USA、83 巻、7893〜97頁(1986年)参照]。
ビーズ結合したヤギ抗ヒトIgM抗体(抗−μ)で刺激しまた正常なヒトB細胞 を使用するB細胞増殖因子検定にJりけるNKSFの予備的な分析で、NKSF は、B細胞増殖因子活性を示す特徴を有する。この検定で、B細胞表面上の1g M免疫グロブリンに対する抗体は、B細胞を活性化してB細胞増殖因子と反応を 起こさせる[C−T K、ツエンダら、ジャーナル・オブ・イムノロジー、14 0巻、2305〜2311頁(1988年)]。そのような抗体は商業的に入手 し得る。
NKSFは、リンホカイン混合物を産生ずる商業的に入手可能な細胞系であるヒ ト細胞系RPMI8866(ユニバージティー・オブ・ペンシルバニア・セル・ センター)のならし培地で最初に検出された。またこの因子は、他のエプスタイ ン−バーウィルスで形質転換したりンバ芽球様細胞系、またはその他のヒト細胞 系からも生産され得る。天然にNKSFを産生ずる細胞からこれを得るために採 用する精製技術では、下記の段階を用いる。これらの段階は、例えばQAEゼー タ調製用カートリッジ(LKBファルマケア社)のようなイオン交換カラムによ る精製を含み、これによってNKSFタンパク質が陰イオン性であることが分か る。第2の精製段階は、レンチル−レクチンカラムであり、このことは、NKS Fが少なくとも一部糖タンパク質であることを示している。レンチル−レクチン カラムからの溶出物を、さらにヒドロキシルアパタイトカラムへ通し、つづいて ヘパリン−セファロースカラムおよび高速タンパク質液体クロマトグラフィー( F P L C)モノQカラムで精製する。
RPMI8866から得られたNKSFは、後段の3つのカラムからそれぞれ単 一のピークとして溶出した。残存する約37kdのタンパク質混入物を、ゲル濾 過クロマトグラフィー単独または逆層HPLCおよびゲル濾過クロマトグラフィ ーによって除去する。精製して得られた均質なNKSFを、実施例8に示したγ −インターフェロン誘発検定によって生物学的活性を検定し、1mg当たり1x 101希釈単位より大きい比活性を証明した。
すなわち実施例2で詳細に説明するが、RPM18866のならし培地、または その他のヒトNKSF供給源へ、上記の精製手段を適用することによって均質な NKSFを入手し得る。RPMI8866細胞系は該因子を自然に産生じ得るが 、細胞系をホルポールジブチレートのようなホルボールエステル類で処理するこ とによって生産水準を増強することができる。細胞は48時間血清が存在しなく ても、なおNKSFを他のリンホカインと一緒に産生する。RPMI8866  (実施例1参照)またはその他のNKSF供給源細胞の培養方法は、当業界で既 知の方法である。
NKSFlまたはそのサブユニットの一方または双方、またはそのペプチドは、 組換え技術によっても生産し得る。クローン化したNKSFlまたはそのサブユ ニットの一方または双方のためのDNA配列を得るため、均質なポリペプチドの トリプシン消化物を調製する。例えばNKSFのサブユニットで認められた9種 類のトリプシン消化物では、下記の L−T−1−Q−V K−Y−E−N−Y−T V−M−5−Y−L−N−A (A)−V−3−N−M−L−Q−K N−A−5−l−3−V D−I −1−に−P−D−P−P−Kが同定される。またNKSFの大きい方 のサブユニットおよび小さい方のサブユニットのアミノ末端配列は前述のように 同定した。
NKSFのこれらのトリプシン消化生産物のアミノ酸配列を暗号化している可能 性のあるすべての配列を予測した遺伝暗号を用いて、オリゴヌクレオチドプロー ブを合成する。さらにこれと同じ方法を用いて、上述のように同定したNKSF の2つのサブユニットのアミン末端配列からプローブを組立て得る。これらのプ ローブを使用してNKSF遺伝子またはサブユニット遺伝子を同定し、ヒトゲノ ムライブラリーを選別することができる。別法として、RPMI8866または NKSFのその他の細胞供給源からのmRNAを使用してcDNAライブラリー を作成し、これをプローブで選別して、NKSFポリペプチド、または大きいサ ブユニットおよび小さいサブユニットのポリペプチドを暗号化しているcDNA を同定することができる。cDNAを同定したら、それらを各種の発現ベクター の任意の一つへ同時導入し、NKSF、または一方または双方のサブユニットの 発現系を作成することができる。
そのような組換え技術を用いることによって、NKSFポリペプチド、またはそ の大きいおよび/または小さいサブユニットのポリペプチドを暗号化しているD NA配列を得る。これらの配列はトリプシン消化断片、または前述のようにして 同定したアミノ末端配列の1またはそれ以上を暗号化したDNA配列を含んでい る。
pNK−6と命名したそのようなNKSFクローンの一つは、少なくとも下記の DNAおよびアミノ酸配列を有し、大きい方のNKSFサブユニットの全部また は一部を暗号化している。
第1表 プラスミドpNK−6でクローン化したこの配列は、受は入れ番号40545の もとに、ジ・アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(12301、バ ークローン・ドライブ、ロックヒル、マリ−ランド)へ1989年2月3日に寄 託した。追加的なりローン体が得られ、これらが配列決定されれば、NKSFの 大きい方のサブユニットおよび、7′または小さい方のサブユニットの配列のカ ルボキシ末端配列を提供することが期待される。
また前記のペプチド配列および大きい方のサブユニットを暗号化しでいるDNA 配列の対立遺伝的変異体、およびその類似体または誘導体もこの発明に包含され る。
すなわち、この発明は、他の霊長類タンパク質を暗号化しているDNA配列を全 く伴わず、NKSFの大きいサブユニットおよび小さいサブユニ;11−を含め 、NKSFポリペプチドの発現を暗号化している新規DNA配列を包含する。こ れらのDNA配列は、上記の同定されたDNA、およびペプチド配列、およびそ れらの配列を緊縮ハイブリノド形成条件下lこJT、マニアティスら、モレキュ ラー・クローニング(ア・ラボラトリ−・マニュアル)、コールド・スプリング ・ハーバ−・ラボラトリ−(1982年)、387〜389頁参照]、、DNA 配列へハイブリッド形成した1またはそれ以上を含んでいるDNA配列である。
そのような緊縮ハイブリッド形成条件の1例を示せば、4xsscで65°Cで ハイブリッド形成し、ついでこれを0.lX5SCで65°Cで1時間洗浄する 。別の緊縮ハイブリッド形成条件を例示すれば、50%ホルムアミド中、4×S SCで42°Cで行う。
また緩和条件下に、その配列へNKSFまたはそのサブユニットをハイブリッド 形成し、NKSF生物学的特性を有するNKSFペプチドの発現を暗号化してい るDNA配列も、新規NKSFポリペプチドを暗号化していSoそのような非緊 縮ハイブリッド形成条件の例は、4XSSCで50℃、または30〜40%ホル ムアミドで42°Cでハイブリッド形成する。例えばNKSFの配列と有意な相 同領域(例えば、グリコジル化部位またはジスルフィド結合)を共有し、1また はそれ以上のNKSF生物学的特性を有するタンパク質を暗号化しているDNA 配列は、たとえそのようなりNA配列がNKSF配列へ緊縮ハイブリッド形成し ないとしても、明らかにNKSFポリペグチドを暗号化している。
同様にNKSF配列によって暗号化されたNKSFポリペプチドを暗号化し、た だし遺伝暗号の縮重または対立遺伝的変異体のために、コドン配列を異にするD NA配列(アミノ酸変化をもたらし、またはもたらし得ない種集団に天然に存在 する塩基変化)もまたこの発明に包含される。点突然変異により、あるいは活性 、半減期、または暗号化されたポリペプチドの生産を増強するために誘導された 修飾によって生じたNKSFのDNA配列における変異体もまたこの発明に包含 される。
またNKSFポリペプチドは、既知の通常の化学合成によっても生産し得る。合 成手段によるこの発明のポリペプチドの組立て方法は、当業界で既知の技術であ る。合成的に組立てられたNKSFポリペプチド配列は、1次、2次、もしくは 3次構造およびコンホーメーション上の特徴をNKSFポリペプチドと共有して いるから、NKSFと共通の生物学的特性を有し得る。すなわち、これらは生物 学的有効物質として、または免疫学的代替物として天然の精製したNKSFポリ ペプチドの代わりに治療的および免疫学的地理に使用し得る。
また本明細書で提供するNKSFは、精製した均質な組換え体NKSFタンパク 質、またはサブユニットポリペプチドの配列と類似し、ただし天然に修飾され、 または意図的に操作して修飾を加えた配列によって暗号化された因子を含む。
ペプチドまたはDNA配列における修飾は当業界で既知の技術により実施できる 。NKSF配列における重要な修飾は、暗号配列中の選ばれたアミノ酸残基の置 換、挿入または欠失を含み得る。そのような置換、挿入または欠失のための突然 変異手法は当業界で既知のものである(例えば、米国特許第4518584号、 参照)。
本明細書で報告するNKSFポリペプチドまたはサブユニットポリペプチド配列 のその他の特殊な突然変異は、糖鎖結合部位の修飾を含み得る。グリコジル化が 存在せず、または一部だけがグリコジル化された状態は、アスパラギン連鎖した 任意のグリコジル化認識部位または〇一連鎖した炭化水素の付加によって修飾さ れた任意の分子部位のアミノ酸置換または欠失によりもたらされる。アスパラギ ン連鎖したグリコジル化認識部位は、好適な細胞性グリコジル化酵素によって特 異的に認識されるトリペプチド配列からなる。これらのトリペプチド配列は、ア スパラギン−X−スレオニンまたはアスパラギン−X−セリン(ここでXは通常 任意のアミノ酸である)のいずれかである。グリコジル化認識部位の1番目また は3番目のアミノ酸位置の一方または双方におけるさまざまなアミノ酸置換また は欠失(モして/または2番目の位置のアミノ酸欠失)は、修飾されたトリペプ チド配列に非グリコジル化をもたらす。
そのように変化したヌクレオチド配列を発現すると、その位置でグリコジル化さ れていない変異体が生産される。
NKSF活性の全部または一部を保有していると期待され得るNKSFまたはそ のサブユニットの配列のその他の類似体または誘導体も、当業者であればこの発 明の報告によって容易に作成し得る。
そのような修飾の1つは、存在するりシン残基へのポリエチレングリコールの付 着、または付着を可能にするりシン残基の通常の技術による配列への挿入であり 得る。そのような修飾もこの発明の範囲に包含される。
この発明はまた、NKSFポリペプチドの生産方法を提供する。
この発明の方法は、既知の調節配列の制御下に、サブユニットポリペプチドを含 め、NKSFポリペプチドの発現を暗号化しているDNA配列で形質転換した、 好適な細胞または細胞系の培養を含む。
好適な細胞または細胞系は、チャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO)または 3T3細胞のような哺乳動物細胞であり得る。好適な哺乳動物宿主細胞の選択、 および形質転換、培養、増強、選別、および生産物の生産ならびに精製方法は、 当業界で既知のものである[例えば、ゲッシングおよびサムプルツク、ネーチャ ー、293巻、6.20〜625頁(1981年)、または別法としてカウフマ ンら、モレキュラー・アンド・セルラー・バイオロジー、5巻(7)、1750 〜1759頁(1985年)、またはハウレイら、米国特許第4419446号 、参照1゜2つの異なったcDNAをCHO細胞で同時発現する方法は、例えば 公開されたPCT国際特許出@WO38108035に報告されている。その他 の好適な哺乳動物細胞系は、サルCO3−1細胞系、およびウィスター・インス テイチュート(フィラデルフィア、ペンシルバニア)で最初に開発されたCv− 1細胞系である。
同様にこの発明に好適な宿主細胞系として有用なものは、細菌性細胞である。例 えばエシェリキア・コリの多数の株(例えばHBIol、MC1061,および 後述の実施例に使用した株)は/(イオテクノロジーの分野で宿主として既知の ものである。バうラス・サブチリス、シュードモナス、およびその他の桿菌類等 の多数の株もこの発明に使用し得る。
当業界で既知である酵母細胞の多数の株もこの発明のポリペプチド発現のための 宿主細胞として入手可能である。また所望により、昆虫細胞もこの発明の方法の 宿主細胞として利用し得る[例えば、ミラーら、ジェ不テイソク・エンジニアリ )・グ、8巻、277〜298頁(ブレナム・プレス社、1986年)、参照1 ゜この発明はまた、新規NKSFポリペプチドを発現する方法に使用するベクタ ー類を提供する。これらのベクターは、サブユニットポリペプチドを含め、NK SFポリペプチドを暗号化している新規N K S FのDNA配列を含んでい る。別法として、前述のように修飾した配列を挿入したベクターもまたこの発明 の実施態様であり、NKSFポリペプチドの生産に有用である。この方法に使用 するベクター類も、この発明のDNA暗号配列と機能的に組合わせて、選ばれた 宿主細胞での複製および発現を指令し得る選ばれた調節配列を含んでいる。
このように細胞供給源から均質に精製され、あるいは組換え技術または合成的に 生産されたNKSFは、NK細胞活性の増強またはγ−インターフェロンまたは GM−C3Fの生体内生産の増大に反応するガンまたはその他の疾患状態を処置 する医療用調製品または医薬製剤として使用し得る。そのような病的状態は、疾 病、放射線照射または薬物投与によって発生し、例えば、白血球減少、細菌まj :はウィルスによる感染、貧血、骨髄移植に伴う免疫細胞または造血細胞欠乏を 含むB細胞またはT細胞欠乏等が挙げられる。これらのNKSFポリペプチド組 成物によるガンおよびその他の疾患の治療的処置は、今日入手可能な薬物処置に よって起こる不快な副作用を回避し得る。
またNKSFのサブユニットポリペプチドの一方または双方、またはそのベゾチ ド断片をそのような医薬製剤に使用することも可能であり得る。
またこの発明のポリペプチド類は、単独または他のサイトカイン類、造血促進因 子類、インターロイキン類、成長因子類、または抗体と組合わせてガンまたはそ の他の疾患状態の処置に使用し得る。
これらの新規ポリペプチド類のその他の用途は、診断または治療的用途のため、 標準的な方法によって生じるモノクローナル抗体およびポリクローナル抗体の開 発である。
したがってこの発明のもう一つの態様として、上述の状態を処置するための方法 および治療的組成物を提供する。そのような組成物は、この発明のNKSFタン パク質またはサブユニットポリペプチドの治療的有効量、またはその断片の治療 的有効量を製薬上許容し得る担体と混合して含有する。この組成物は非経口的に 全身投与することができる。別法として、組成物を静脈内に投与し得る。また所 望により、組成物を皮下投与し得る。全身投与する場合、この発明に使用する治 療的組成物は、発熱物質を含有しない非経口的に許容し得る水溶液形態をとる。
pH,等張性、安定性等の点を十分考慮したそのような製薬上許容し得るタンパ ク質の溶液製剤は当業界で周知のものである。
上述の状態を処置する方法に組込まれる投与計画は、薬物の作用を修飾する各種 の要素、例えば病状、体重、患者の性別および規定食、感染の重篤度、投与時間 、その他、臨床的な要素を考慮して、主治医により決定される。1日の投与計画 は、一般にNKSFタンパク質またはそのサブユニットl−1000μg1また は体重1kg当たりタンパク質50〜5000単位(1巣位/mlはγ−インタ ーフェロン誘発検定で50%最大刺激をもたらすタンパク質濃度を表す)である べきである。
またこの発明の治療方法および組成物は、その他のヒトの因子との併用を含み得 る。そのような用途のための代表的なサイトカイン類および造血促進因子類は、 特にIL−1、I L−2、およびIL−6等’1’アロ (例えばPCT公開 WO35105124、WO38100206、およびヨーロッパ特許出願第0 188864号、参照)。NKSF治療に加え得るその他の可能性ある候補は、 IL−4、G−C5F、C3F−1%GM−C5F、IL−3、またはエリスロ ボエチンである。またB細胞増殖因子、B細胞分化因子、または好酸球分化因子 のような増殖因子類も、NKSFと併用するのに有用であり得る。
これと同様に、NK細胞のFcレセプターへの結合能を有する抗体の投与と一緒 にまたはその前に、NKSFまたはそのサブユニットまたはその断片を投与する ことは、腫瘍に対するADCC療法を増強し得る。その場合の投与量は、治療用 組成物中のそのような追加成分の量を考慮して調節すべきである。処置患者の経 過は通常の方法によって監視することができる。
以下に実施例を挙げて、この発明の均質なヒトNKSFの精製および特性決定、 およびその他の方法および生産物について例示的に説明する。これらの実施例は 発明を説明するためのものであって、発明の範囲を限定する目的をもつものでは ない。
[実施例1] 無血清RPMI8866細胞のならし培地の調製加熱失活させた5%ウシ胎児血 清(Fe2)を含有するRPMI1640培地で、ヒトBリンパ芽球様細胞系R PMI8866を維持した。無血清ならし培地を調製するには、細胞を洗浄し、 これを10−’Mホルボールー12−13−ジブチレート(P d BIJ)を 含有する無血清RPM11640培地に浮遊しく106細胞/ml)、5%CO 2気流中で37°Cで48時間培養した。0.2μmフィルター[デュラポア( 商標)親水性カートリッジ型フィルター、ミリポアー社、ベッド7オード、MA I濾過によって無細胞上清を回収し、ツイーン−20およびフェニルメチルスル ホニルフルオリド(PMSF)を、それぞれ0.02%およびO,1mMずつ添 加した。ついで細胞ならし培地を、限外濾過カートリッジ(スパイラルーウーン ド、Sl、アミコン社、ダンバーズ、MA)を使用して減圧下に50倍濃縮した 。
【実施例2〕 NKSFのならし培地からの精製 下記の方法は、実施例1で報告したRPMI8866ならし培地から均質なNK SFタンパク質を得るため、現在使用されているものである。
a、アニオン交換カートリッジ−クロマトグラフィー粗製の濃縮ならし培地2リ ツトルを、伝導率が6mOs/crnとなるまで蒸留水で希釈して、IMI−リ ス−HCl緩衝液(pH8)でpH8に調節し、た。ついで並列に連結し、0. 1Mトリス−HCl緩衝液(pH8)で流速150m1/分で予め平衡化したQ AEゼータプレプ250型カートリッジ(7アルマシア社)5個へ、濃縮物を適 用した。特に説明しない場合、精製に使用したすべての緩衝液は0.02%ツイ ーン−20および0.1mM PMSFを含有している。カートリッジをO,1 Mトリス−HCl緩衝液(pH6,8)3リツトルで洗浄し、ついで0.5MN a、CIを含有するO、1Mトリス−HCl緩衝液(pH6,8)1.5リツト ルで洗浄して、両分300m1を採取した。NKSF活性を0.5MNaC1を 含有する洗浄液で溶出した。
b、レンチル−レクチンセファロース−クロマトグラフィー2回分のQAEゼー タブレプ溶出液から得たNKSF含有画分を合わせて、20mMt−リス−HC l緩衝液(pH7,2)で平衡化したレンチル−レクチンセファロース4B(7 アルマシア社)のカラム(2,5X l 5cm)へ直接適用した。平衡化緩衝 液5カラム容量で洗浄したのち、0.2M α−メチル−D−マンノピラノシド (シグマ社)および0.5MNaC+を含有する20mMトリス−HCl 緩W iH(pH7,2)3カラム容量でカラムを溶出した。NKSF活性の約1/2 がカラムに結合し、σ−メチルーD−マンノピラノシドで溶出した画分に回収さ れた。
C,ヒドロギシルアバタイトークロマトグラフィーレンチルーレクチンセ7アロ ース力ラムへ結合したNKSF活性プールから濃縮した物質を、0.1mM C aC1,および0.15MNaClを含有する1mMリン酸カリウム緩衝液(p H6,8)に対して透析し、O,1mM CaC1,を含有する1mMリン酸カ リウム緩衝液(pH6,8)で予め平衡化したバイオゲルHT(バイオラド社) カラム(2X5cm)へ適用した。平衡化緩衝液5カラム容量でカラムを洗浄し 、0.15MNaC1を含有するリン酸カリウム緩衝液(pH6,8)のl m M −400mM直線濃度勾配置00m1で溶出した。画分4mlを採取し、N KSF活性を試験した。
リン酸カリウム約200mM−300mMの画分て、カラムから単一の活°性ビ ークとして得られた。
d、ヘパリン−セファ0−スークロマトグラフイーバイオゲルHTカラムから溶 出しf:NKsF含有画分を合わせて20mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7 ,2)に対して透析し、ヘパリン−セファ0−ス(ピアス社、ロック7オード、 IL)カラム(lXlOcm)へ適用した。20mMリン酸ナトリウム緩衝液( pH7,2)5カラム容量でカラムを洗浄し、IMNaCIを含有するこれと同 じ緩衝液で溶出した。画分3[111を採取し、NKSF活性を測定した。本質 的にすべての活性をヘパリンカラムで結合して、IM NaC1洗浄で回収され た。
e、モノロークロマトグラフィー ヘパリンセファロースカラムからプールした画分を、1%エチレングリコールお よび0.1mM PMSFを含有する(t;だしツイーン−20を含有せず)2 0mMトリス−HCl緩衝液(pH6,8)(バッファーA)に対して透析し、 7M10メンプランを備えた撹拌セル(アミコン社)で21111に濃縮した。
試料を七ノQ (515)カラム(ファルマシア社−FPLCアバラタス部門) へ適用し、バ・ンフy−A(pH6,8)のOM−IMNacl直線濃度勾配溶 液で溶出した。画分0.5mlを採取しNKSF活性を試験した。活性は約22 0mM−270mM NaC1の両分で単一のピークとして認められた。
f、ゲル濾過クロマトグラフィー モノQカラムからプールしNKSF活性を含有する画分をスピードバンク・コン セントレータ−(サバント社、ファーミングデール、NY)で100μmに濃縮 し、これをFPLCスーパーローズ12カラムへ適用した。O,]、55MNa C11%エチレングリコール、0.1mM PMSFを含有する5QmMリン酸 ナトリウム緩衝液(pH7,2)でクロマトグラフィーを実施した。流速を0  、6 +nl/分とし、両分0.5mlを採取した。約37kdのタン/(り質 混入物からNKSFタンパク質(70k d)を分離した。
別法として、プールしたモノQ画分を、上記の(f)段階の前lこ逆層HPLC (c8カラム)へ掛けて、活性な70kdタンノくり質からタンパク質混入物を 分離し得る。
[実施例31 ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動ラエムリの方法[U 、に、ラエムリ、不一チチャー、227巻、680〜685頁(1970年)] にしたがい、10%アクリルアミド板状ゲル(厚さ0.75mm)を使用して5 DS−PAGEを実施した。電気泳動ののち、銀染色試薬(バイオラド)を使用 する銀−硝酸塩法によってゲルを染色するか、あるいは2mmのスライスとして これを切り出し、RPMI培地0.5mlで24°Cで4時間溶出して、NKS F活性について検定した。標準タンパク質、ホスホリパーゼb(94kd)、ウ シ血清アルブミン(67kd)、オボアルブミン(43ka)、カルボニックア ンヒドラーゼ(30に、i)、大豆トリプシンインヒビター(20kd)、およ びラクトアルブミン(14,4kd)によって見掛けの分子量を測定した。
NKSF活性の前に溶出する数種の画分て開始し、活性画分を通じてずっと連続 し、NKSF活性ピークの後に溶出する画分て終了するモノQカラム画分(実施 例2、(e)段階)の5DS−PAGE分析(非還元条件)から、2つのタンパ ク質(70kdおよび37kd)の存在が、各種のモノQ画分におけるNKSF 活性の存在と相関していることが判明した。別の非還元ゲルで活性画分を泳動さ せ、70kdおよび37kdバンドに対応する領域からタンパク質を溶出して、 NKSF活性を試験した。活性はすべて70kd種と対応しており、このタンパ ク質がNKSFであることが明らかになった。
70kd種をゲルから溶出し、クロラミンT(シグマ社、セントルイス、MO) を使用してこれをヨウ素化し、還元剤β−メルカプトエタノールの存在(10% )で2分間沸騰させたのち、別のSDSゲルで再び泳動を行った。これらの条件 下で、70kd種は分子量40kdおよび301c dの2つの明瞭なサブユニ ットに分解し、この事実は、天然のNKSFがこれらのサブユニットポリペプチ ドのジスルフィド結合したヘテロ2量体であり得ることを示している。
あるいはNKSFは、大きい方のサブユニットまたは小さい方のサブユニットの 集合体によって生成された2量体であり得る。天然の70kd NKSFの還元 は、γ−インターフェロンの末梢血リンパ球産生を誘発するNKSFの誘発能を すべて破壊するようである。
[実施例4] タンパク質の回収 RPM18866の無細胞ならし培地500リツトルから出発して、モノQカラ ムからプールした目的の活性画分は、同一ゲルで並行して分析した対照タンパク 質の銀染色強度から算定して、タンパク質約10μgを含有していた。この約6 μgが70kd NKSFタンパク質に対応した。算定された70kd NKS Fの比活性は1x107単位/mgであった。標品中のNKSF活性の通算回収 率は2%であった。
[実施例5] NKSFタンパク質組成 上記の5DS−PAGE実施例で報告したように、均質なNKSFを還元し、ト リプシンで消化した。別法として非還元NKSFを逆層HPLCカラムから得て 、トリプシンで消化し得る。下記のアミノ酸配列を有する9種類のトリプシン消 化断片を単離した(カッコ内は仮に同定したアミノ酸)。
断片1 − L−T−I−Q−V 断片2 − L−M−D−P−に 断片3 − K−Y−E−N−Y−T 断片4 − I−W−E−L−に 断片5 − V−M−3−Y−L−N−A断片6 − (A)−V−5−N−M −L−Q−に断片7 − N−A−3−1−5−V 断片8− T−F−L−R 断片9 − DI−I−に−P−D−P−P−KOkd種および3Qkd種から 、NKSFの各サブユニットのアミン末端のアミノ酸配列を決定した。40kd のサブユニットからのアミノ末端配列は、I−W−E−L−に−に−D−V−Y −V−V−E−L−D−W−Y−P−D−A−P−G−E−Mであった。このア ミノ末端配列、および断片1.3.4.8、および9は、前記の第1表で同定し た大きい方のサブユニットのクローンのアミノ酸配列から誘導されたものである ことが分かった。
30kdの小さい方のサブユニットからのアミノ末端配列は、下記のように、カ ッコ内のアミノ酸の同定が確定していない、(X)−N−L−P−V−A−(P )−P−D−P−(S)−M−F−Pであった。(X)は、この配列の最初の残 基が決定できなかったことを表す。
オリゴヌクレオチドのプール、または独特のオリゴヌクレオチドからなるプロー ブを、レーダの方法[R,レーダ、ジャーナル・オブ・モレキュラー・バイオロ ジー、183巻(1)、1〜12頁(1985年)]により設計した。オリゴヌ クレオチドグローブは、自動DNA合成装置で合成した。
遺伝暗号は縮重するので(1個以上のコドンが同一のアミノ酸を暗号化できる) 、トリプシン処理した断片のアミノ酸配列を暗号化している可能性のすべてのあ るヌクレオチド配列を含んでいるオリゴヌクレオチドの混合物を合成しなければ ならない。ある種のコドンは、真核遺伝子では希にしか利用されず、またジヌク レオチドCpGの相対頻度は真核性暗号配列では希である理由から[J、J、ツ −ルら、ネーチャー、312巻、342〜347頁(1984年)参照]、ある 場合には、コドン利用に基づいたプローブ混合物のオリゴヌクレオチド数を減ら すことが可能である。プローブ設計に利用するアミノ酸配列の領域は、できれば 高度に縮重しなコドンを避けることによって選ばれる。オリゴヌクレオチドを自 動DNA合成装置で合成し、ついでプローブをポリヌクレオチドキナーゼおよび ”P−ATPで放射能標識する。
ついでc D N Aを、RPMI8866細胞系からポリアデニル化したRN Aから合成し、これをラムダZAP (ストラタジーン・クローニング・システ ムズ社、う・ジョラ、CA)またはその他、好適なベクターへ確立された手法を 用いて(ツールら、前掲)クローン化した。このライブラリーからの組換え体を 平板接種し、複製ニトロセルロース・レプリカをプレートから作成した。32p −γ−ATPでオリゴヌクレオチドをリン酸化し、プローブの鎖長および塩基組 成から予測した温度で、標準的なハイブリッダイゼーション溶液中で1夜、レプ リカへハイブリッド形成した[J、シンガーーサムら、 プロンーディングズ・ オン・ザ・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンシズ・オン・ザ・ll5A 、80巻、802〜806頁(1983年)、およびS、V、サグズら、「デベ ロッゾメンタル・バイオロジー・ユージング・ピュアリファイド・ジーンズJ、 ICN−UCLA・シンポジウム・オン・モレキュラー・アンド・セルラー・バ イオロジー、D、D、ブラウンおよびC,F、7オツクス編、(アカデミツク社 、NY)、23巻、683〜693頁(1981年)参照]。ついでオートラジ オグラフィーに掛けることができる許容し得る水準にバックグラウンド放射能が 低下するまで、フィルターを0.5XSSCで同じ温度で洗浄した。別法として 、ハイブリッド形成および洗浄をテトラアルキルアンモニウム塩溶液の存在で実 施し得る[K、A、ヤコブスら、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ、16巻、 4637〜4650頁(1988年)参照]。複製陽性物をプラーク精製した。
ヒトNKSFを暗号化するのに必要なヌクレオチド配列の一部または全部を含ん でいるクローンが得られた。この方法によって得られたクローンの1つは、前述 のようにATCCとして寄託した。
[実施例6] 組換え体ヒトNKSFの発現 NKSFを生産するため、そのサブユニットを暗号化しているCDNAを標準的 な分子生物学的な手法により好適な発現ベクターへ移入した。これらの発現ベク ターに関しては、哺乳動物、昆虫、酵母、真菌および細菌発現のための多数の種 類が当業界で既知である。
哺乳動物細胞のそのようなベクターの1つはpXMである[Y、C。
ヤングら、セル、47巻、3〜10頁(1986年)1゜このベクターは、SV 40複製開始点およびエンハンサ−、アデノウィルス主後期プロモーター、アデ ノウィルス3分節系先導配列のc DNAコピー、短いハイブリッド介在配列、 SV40ポリアデニル化シグナルおよびアデノウィルスVAT遺伝子を、所望の cDNAの高水準発現を哺乳動物細胞で指令する好適な関係で含んでいる[例え ばカウフマン、グロシーディングズ・オン・ザ・ナショナル・アカデミ−・オン ・サイエンシズ・オン・ザ・USA、82巻、689〜693頁(1985年) 1゜このpXMベクターをエンドヌクレアーゼ酵素XhoIで直線化し、続いて NKSFの各サブユニット発現の組立て体を生じ得るXhoI相補的末端を作り 出す合成オリゴヌクレオチド(コラポレーティブ・リサーチ、レキシントン、M A]を付加することによって、予め修飾したNKSFサブユニットを暗号化して いるcDNAへ、当モル量ずつ別々にライゲーションした。
2つのポリペプチドが2つの異なったm RN Aから誘導されたのであれば、 2つの異なったcDNAを同一宿主で同時に発現するか、あるいは異なった宿主 でそれぞれ独立して発現させ、サブユニットを別々に精製しなければならない。
目的の活性NKSFは、個々のサブユニットを再生することによって組立てられ る。
もし2つのNKSFのサブユニットが単一のmRNAから誘導されたのであれば (すなわち、それらが単一の前駆体ポリペプチドのタンパク質酵素分解切断によ って生じたのであれば)、前述と類似の態様で、ベクターを個々のcDNAへ等 モル量でライゲーションする。対応するcDNAは、好適なベクターにより種々 の宿主で発現することができる。
a、QJlt乳類細胞発現 以下に説明する検定に使用するNKSFタンパク質の発現を得るため、個々のサ ブユニットのためのcDNA(それらが単一の前駆体から誘導されたものであれ ば、両方のサブユニットを暗号化している単一のcDNA)を含んでいるpXM 組立て体を混合し、例えばこれをCoS細胞へトランスフェクトする。トランス フェクトしたCoS細胞からのならし培地は、γ−インターフェロン誘発検定で 測定されるNKSF生物学的活性を含有している。
本明細書で報告する哺乳動物細胞発現ベクターは、当業界で既知の技術によって 合成し得る。このベクターの構成(例えばレプリコン、選択遺伝子、エンハンサ −、ブロモ−ター等)は、既知の方法によって天然供給源からまたは合成によっ て入手し得る[カウフマンら、ジャーナル・オン・モレキュラー・バイオロジー 、159巻、511〜521頁(1982年)、およびカウフマン、プロシーデ ィングズ・オン・ザ・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンシズ・オン・ザ ・USA、82巻、689〜693頁(1985年)参照]。代表的な哺乳動物 宿主細胞は、形質転換細胞系をも含め、特に霊長類細胞系およびゲラ歯頚細胞系 である。また正常な2倍体細胞、−次組織および初代外植片の試験管内培養から 誘導された細胞株も好適である。候補となる細胞は、選択遺伝子が優性に作用す る限り、選択遺伝子で遺伝子型的に欠損している必要はない。ベクターDNAの 安定な組込み、および組込んだベクターDNAのその後の増幅には、いずれも通 常の方法により、CHO細胞を使用し得る。別法として、ベクターDNAはウシ 乳頭腫ウィルスゲノム[ラスキーら、セル、36巻、391〜401頁(198 4年)参照]の全部または一部を含み、安定なエビソーム要素としてC127マ ウス細胞のような細胞系で実施し得る。その他の好適な哺乳動物細胞系としては 、ヒーラ細胞、CO3−1サル細胞、マウスL−929細胞、スイス、Ba1b −cまたはNIHマウスから誘導された3T3系、BHKまたはHAKハムスタ ー細胞系等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
NKSFタンパク質は2量体であるから、2つのサブユニットが異なっている場 合は(例えば大きいサブユニットと小さいサブユニット)、これらを同一宿主で 同時に発現するか、または別々に発現させて、互いに再生し、活性なNKSFを 生産しなければならない。
然し、もしNKSFサブユニットが単一のcDNAによって暗号化されている前 駆体の切断によって生じるのであれば、少なくとも好適なグロテアーゼを含んで いる哺乳動物細胞で、単一のcDNAを発現させて機能的なNKSFを生産する ことができる。
2つのサブユニットを哺乳動物細胞で同時に発現することが必要である場合は、 2つの異なった選別可能な遺伝子またはマーカーを用いて、2つのcDNAを細 胞へ導入しなければならない。実施例7で報告するように、これは、一方のマー カーとしてジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)遺伝子を、他方のマーカーとして アデノシンデアミナーゼ(ADA)を使用して、CHOm胞で容易に達成できる 。任意の哺乳動物細胞系で独立的に選別できる2つの遺伝子の任意の組合わせが この目的に有用である。例えばCHO細胞系でADAの選別下に、一方のサブユ ニットの発現を独立的に生じさせ、別の細胞系でDHFRの選別下に、他方のサ ブユニットの発現を生じさせる。2重選別のもとに、細胞系をポリエチレングリ コール中で融合して、両方のサブユニットを発現する安定な系を生産する。別法 として、2つのDNAを同一の細胞へ同時にまたは順次導入し、それによって活 性なNKSFを発現する系を生産する。
ついで標準的な免疫学的、生物学的、または酵素的な検定によって、生産物の発 現について安定な形質転換体を選別する。NKSFポリペプチドを暗号化してい るDNAおよびmRNAの存在は、サザンブロツティングおよびRNAブロッテ ィングのような標準的な方法によって検出し得る。CO3−1サル細胞のような 好適な宿主細胞へ発現ベクターDNAを導入したのちの数日間、ポリペプチドを 暗号化しているDNAの一過性の発現が、培地中のタンパク質活性または免疫検 定によって無選別に測定される。
また当業者であれば、例えば好適な酵素で、対応するプラスミドからNKSFサ ブユニットのDNA配列を挿入し、周知の組換え遺伝子工学技術を用いて、pJ L3およびpJL4 [ゴーら、EMBO・ジャーナル、4巻、645〜653 頁(1985年)1、およびpMT2 (pMT2−VWF で始まる、ATC C#67122、PCT出願PCT/US 8710 OO33参照)]のよう なその他の既知のベクターを使用することにより、pXMベクターに匹敵し得る その他の哺乳動物の発現ベクターを組立てることができる。両方のNKSFサブ ユニットとともにこれらのベクターを好適な宿主細胞へ形質転換することによっ て、NKSFポリペプチドの発現を生じることができる。
b、細菌発現系 同様に当業者であれば、暗号配列を挟んで隣接する任意の哺乳動物性調°節配列 を除去し、細菌性調節配列を挿入して、細菌細胞により、この発明のNKSFサ ブユニットを細胞内または細胞外に発現する細菌性ベクターを作り出すことによ って、NKSFサブユニットを暗号化している配列を操作することができる。当 業界で既知のように、NKSFポリペグチドを暗号化しているDNAをさらに修 飾して、細菌性発現を最適化するさまざまなコドンを含有させ得る。
当業界で既知の方法により、好ましくは成熟NKSFサブユニットを暗号化して いる配列を、成熟NKSFポリペプチドの細菌発現、分泌およびグロセッシング を可能にする分泌先導ポリペプチドが暗号化されているヌクレオチドへ、枠組み のまま機能的に結合する。
そのような分泌系を使用して、NKSFの両方のサブユニットをエシェリキア・ コリで同時発現し、活性なヘテロ2量体の分泌を生じることが期待される。この 方法によって活性なキメラ抗体断片が得られた[例えばビッタ−ら、サイエンス 、240巻、1041〜1043頁(1988年)参照]。
別法として、細胞内に発現するベクターを使用して、エシェリキア・コリで2つ の異なったcDNAから個々のサブユニットを別々に成熟した形で発現し、既知 の方法によりサブユニットを別々に単離し、これを混合して再生する(例えば米 国特許第4512922号参照)。
どちらの経路を介しても、細菌宿主細胞で発現させた化合物を、ついで回収し、 精製し、モして/または物理化学的、生化学的および/または臨床的な指標につ いて、すべて既知の方法により特性を決定する。
C0昆虫または酵母細胞発現 同様の操作によって昆虫細胞でNKSFポリペブチを発現するための昆虫ベクタ ーの組立てが実施できる(例えば公開されたヨーロッパ特許出願第155476 号に報告された方法、参照)。NKSFサブユニットを単一のcDNAから誘導 したのであれば、このcDNAは昆虫細胞で発現され得る。もしそうで1嘘なく 、NKSFサブユニットが2つの異なったcDNAから誘導したのであれば、各 サブユニットを昆虫細胞ベクターへ別々に挿入し、得られた2つのベクターを昆 虫細胞へ同時導入して、生物学的に活性なNKSFを発現する。
同様に酵母調節配列を使用して酵母ベクターを組立て、酵母細胞で個々のNKS Fサブユニットを同時発現するか、あるいはもし、タンパク質が単一の前駆体か ら誘導されたのであれば、その前駆体を暗号化しているcDNAを酵母細胞で発 現して、細胞外に分泌される活性なNKSFへテロ2量体を生産する。別法とし て、個々のサブユニットを酵母で細胞内に発現し、個々のポリペプチドを単離し 、最後に互いに再生して活性なNKSFを得る(例えば、公開されたPCT出願 WO36100639、およびヨーロッパ特許出願EP123289に報告され た方法を参照)。
[実施例71 高水準のNKSFを発現するCH○細胞系の組立てこの発明のNKSFタンパク 質を哺乳動物細胞から高水準で生産する1つの方法は、個々のNKSFザブユニ ットを暗号化している2つのcDNAの多重コピーを含んだ細胞を組立てるか、 または、もしサブユニットが単一ポリペプチドから誘導されるのであれば、NK SF前駆体を暗号化しているcDNAのコピーを含んだ細胞を組立てることを含 む。
後者の場合、細胞が濃度増大するメトトレキセート(MTX)を含有するように 、例えばカウフマンおよびシャープの方法により、単−のcDNAを増幅可能な マーカー(例えばDHFR遺伝子)と同時トランスフェクトする[カウフマンお よびシャープ、ジャーナル・オン・モレキュラー・バイオロジー(1982年) 、前掲]。
この方法は多数の異なった細胞型に使用できる。
例えばNKSF前駆体遺伝子を含んでいるpMXベクター(実施例6)を、この 前駆体遺伝子の発現を可能にする他のプラスミド配列と機能的に組合わせて、p AdD26SVpA3のようなりHFR発現プラスミド[カウフマン、プロシー ディングズ・オン・ザ。
ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンシズ・オン・ザ・USA。
82巻、689〜693頁(1985年)]と−緒に、リン酸カルシウム共沈お よびトランスフェクションによって、DHFR欠乏CHO細胞DUKX−B11 へ導入する。透析したウシ胎児血清によるa培地における増殖によって、DHF RHF形質転換体を選別する。生物検定、免疫検定、またはRNAブロッティン グにより、形質転換体をNKSF発現について検査し、つぎに陽性プールを、M TXの濃度増大(0,02,0,2,1,0,5μMの段階系列)による増殖の 増幅について選別する[カウフマンら、モレキュラー・セル・バイオロジー、5 巻、1750頁(1983年)]。増輻された系をクローン化し、NKSFタン パク質発現全発現インターフェロン誘発検定によってモニターする。MTX耐性 水準の増大とともにNKSF発現が増大することが期待される。
もし2つのNKSFポリペプチドがそれぞれ別のm RN Aから誘導されるの であれば、それぞれ対応するcDNAをCHO細胞で同時発現する。例えばDH FRおよびADAのような2種の異なった選別可能なマーカーを使用し得る。c DNAの一つは、NKSFサブユニットの1つを発現するDHFR系(例えばベ クターpXM)を使用して発現し、また単一前駆体NKSFタンパク質の際に報 告したように、pAdD26SVpA3を使用してDHPRを発現する。第2の サブユニットもベクターpXMを使用して発現されるが、このマーカーはプラス ミドpSV2ADAとの同時トランスフェクトを介して得られ[カウフマンら、 プロシーデイングズ・オン・ザ・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンシズ ・オン・ザ・USA。
83巻、3136頁(1986年)]、哺乳動物細胞でADAの発現を指令する 。第2のサブユニットを含んだpXMベクター組立て体を、pSV2ADAと一 緒j::DHFR欠乏CHODUKX−Bl■細胞へトランスフェクトする。ト ランスフェクトされた細胞を2′−デオキシコアオルマイシン(dCF)のO, OIPg〜40μgの段階的に増大する濃度で、増殖について選別する。個々の cDNAの発現(一方のサブユニットはl細胞系でDHFRHF下に、他方のサ ブユニットは別の細胞系でADA選別下に)を、転写を試験するmRNAプロッ ティングおよびタンパク質生産を試験する免疫検定の組合わせによって実施する 。最後に、ADA選別下にサブユニットの1つを発現する細胞とDHFRHF下 に他方のサブユニットを発現する細胞とを、当業界で十分確立された方法を用い てポリエチレングリコール中で融合し、dCFおよびMTXのいずれにも耐性で 、両方のサブユニットを発現する単−細胞系を生産し、生物学的に活性なNKS Fを生産する。
どちらかの薬物の選別下に、どちらかのサブユニットを発現する細胞系を生成す ることもできる。つぎに他方のサブユニットを発現するcDNAを第2の薬物の 選別下に導入し、両方のサブユニットを同時に発現する細胞を生産し得る(例え ば公開されたPCT国際出願WO3810803!M)、DHFRへ結合した第 1の遺伝子とADA遺伝子へ結合した第2の遺伝子を別個に増幅する例示的な報 告を参照)。
また両方のNKSFサブユニットを発現する2つのpMX組立て体を、DHFR を発現するプラスミドおよびADAを発現するプラスミドと混合し得る。両方の 薬物を組合わせた選別を使用して、形質転換体をNKSF活性について直接試験 し、ヘテロ21体を発現する細胞系を得ることができる。
上述の発現系のいずれの場合でも、得られた細胞系を好適な薬物選別によってさ らに増幅し、得られた細胞系を再クローン化して、本明細書で報告するγ−イン ターフェロン誘発検定を使用して発現水準を評価することができる。
[実施例8] ヒトNKSFの生物学的活性 下記の検定は、実施例2で報告した均質なNKSF、または部分的に精製したN KSF変異体のいずれかを使用して実施した。分子の組換え変異体は、これらの 同一の検定またはその他の検定でNKSFの生物学的特性を有することが期待さ れる。
新たに調製したヒト末梢血の単核球細胞(PBMC) 、またはフィトヘマグル チニン(PHA)で誘発した芽球をNKSFとともに培養すると、上溝中に有意 なγ−インターフェロン量が検出される。
さらにNKSFは、γ−インターフェロン生産誘発においてIL−2、ホルポー ルジブチレート(PdBu)、およびPHAと相乗的に作用する。ノーザンプロ ット分析で、NKSFは単独または他の因子と組合わせて、γ−インターフェロ ンm RN Aの蓄積を誘発することが分かった。γ−インターフェロン伝達情 報は、精製したT細胞集団およびNK細胞集団のどちらでも見いだされた。タン パク質合成阻害剤シクロへキシミド(CHX)とともに前装置したのち、NKS Fで刺激するとγ−インター7エaンmRNAの超誘発を生じる。HLA−DR (+)補助細胞はT細胞およびNK細胞にょるγ−インターフェロン産生に必要 である。γ−インターフェロンmRNAの誘発は、PHA芽球のNKSF処理後 1時間以内に検出できる。以下にこの検定の詳細を報告する。
a、γ−インターフェロン誘発検定 ヒト末梢血リンパ球(PBLs)培養におけるγ−インターフェロン(γ−IF N)発現誘発によって、NKSF活性を測定した。
この検定では、10%加熱失活させたFe2を加えたRPMI1640培地に浮 遊したヒトPBL s (10’細胞/ml) 100 μlを微量検定プレー ト(U−ボトム、96−ウェル、コスタ−社、ケンブリッジ、MA)で試験試料 100μmへ添加し、5%Co2気流中、37°Cで18時間インキュベートし た。試験試料は、精製したNKSF、48時間ホルボールジエステルで刺激した RPMI8866細胞から透析した無細胞上清、および組換え体IL−2(ジェ 不ティック・インスチチュート社、PCT出願WO35105124参照)を含 有している。インキュベーションしたのち、各ウェルから無細胞上清100μm を棄て、産生されたγ−IFN量を放射&l疫検定(セントコール・γ−インタ ーフェロン・ラジオイムノアッセイ、セントコール社、マルバーン、FA)によ り測定した。
1ml当たりのNKSFI単位は、NKSFの至適濃度の存在で生産される最大 γ−IFN量の1/2を生産するのに必要な濃度である。
各ウェルで生産されるγ−I F N量と培養内のNKSF量との間にはプラス の相関がある。
γ−IFN以外にも、NKSFは、T細胞およびNK細胞のGM−C3F8よび 腫瘍壊死因子生産を誘発する。上述のようにこれらのサイトカイン生産の検定を 実施し、上溝をサイトカイン類の存在について特異的な生物学的検定または放射 線免疫検定によって検定した[カチュリら、ジャーナル・オン・エキスペリメン タル・メジシン、165巻、1581−1594頁(1987年)]。別法とし て、サイトカイン遺伝子の誘発はNKSF処理しj;リンパ球内の3種のサイト カインのm RN A転写物の蓄積を評価することによって測定する。リンパ球 をNKSFと4〜18時間培養し、確立された方法によってRNAを抽出し、ア ガロースゲル電気泳動によって分画し、ニトロセルロースでプロットし、3ff P−標識cDNAプローブで、γ−IFNSGM−C5F、または腫瘍壊死因子 遺伝子に対して形質転換する(ノーザンブロッティング)、形質転換の程度はオ ートラジオグラフィーおよびデンシトメトリーによって測定する。
NKSFは、精製したヒトNK細胞からのγ−IFNおよびTNF生産を誘発す る。(a)のγ−インターフェロン誘発検定で報告した検定では、NK細胞は2 つの作用機構によって各種の標的細胞を溶解することができる。1つの作用機構 は、特異的な感作なしに白血病細胞系および固形腫瘍由来細胞系、ウィルス感染 細胞、およびある場合には、正常細胞を含む各種の標的細胞を一過性に溶解する 。第2の作用機構はADCCである。予備的な根拠から、NKSFは、NK細胞 のFcレセプターへ結合可能なFc部分をIgG抗体で被覆した標的細胞を、一 層効率的に溶解するNK細胞の細胞溶解能を増強し得ることが判明した。
b、NK検定 NKSFによるNK細胞の一過性細胞障害性の増強を検定するため、PBLsま たは精製したNK細胞(5XlO’細胞/ml)を10%加熱失活させたFCS を加えたRPM11640培地で、NKSFの各種希釈度の存在で18時間イン キュベートする。ついでPBLsを洗浄し、U−ボトム微量滴定板の10’″’ Cr−標識した標的細胞へ、PBLsを、l:1〜100:1のPBL−標的細 胞比で添加する(最終容量200μl)。4時間後、プレートを遠心し、無細胞 上清を採取して、細胞からの5rCr−標識の放出によって標的細胞の溶解を評 価する。標的細胞として悪性造血細胞系(即ち、K2O2、ダウディ、U937 、HL−60、ML3、モルト4、ジャーカット、THP−1) 、固形腫瘍由 来細胞系(横絞筋肉腫、黒色腫)、および正常な包皮由来繊維芽細胞株について 検定を行うと、NKSFはNK細胞の細胞障害性を数倍増大する。NKSFによ るNK細胞性細胞障害性の増強は、γ−IFN、腫瘍壊死因子またはIL−2の 産生による2次的なものではなく、NKSFで処理したPBLによって生じたも のである。細胞障害性検定、NK細胞の精製方法、およびサイトカインによって 増強されたNK細胞を介する増強の定量的な評価については、G、トリンキエリ ら、ジャーナル・オン・エキスペリメンタル・メジシン、147巻、1314頁 (1978年)、G、トリンキエリら、ジャーナル・オン・エキスペリメンタル ・メジシン、160巻、1147頁(1984年)、およびB、ベルッシアら、 ナチュラル・イミユニティ−・アンド・セル・グロウス・レギュレーション、6 巻、171−188頁(1987年)]に詳細に報告されている。
c、ADCC検定 標準的な抗体依存性細胞障害性の検定における予備的な成績で、この発明の部分 的に精製したNKSFは、抗体被覆した腫瘍標的細胞のNK細胞致死作用を投与 量に比例した形で増強することが判明した。NK細胞のFcレセプターへ結合し 得る抗体に対するNK細胞のADCC反応は、NKSFの添加によって増強され る。
d、NKSFの助マイトジェン効果 10%加熱失活させたヒ1−AB血清を加えたRPMI1640培地200μl でPBLs (0,5X10″/ml)を培養する。3日後および6日後に、P BLsを3H−チミジンで6時間パルスし、スカトロン・セル・ハーベスタ−を 使用してガラスフィルターに細胞を採取し、バラカード・トリカーブ・ベータ・ カウンターを使用する液体シンチレーションにより細胞内の3H−チミジンを計 数することにより、DNA合成(増殖)を評価する。NKSFは、それ自身によ るPBL増殖効果はごく僅かであるが、フィトヘマグルチニンとの培養6日目お よびホルボールジエステルtこはPDBu 10−’)との培養3日目および6 日目でいずれも強いマイトジェン誘起効果を示す。細胞周期分析は、ロンドンら による免疫蛍光染色[ロンドンら、ジャーナル・オン・イムノロジー、137巻 、3845頁(1986年)]をDNA染色と組合わせた手技を使用するフロー サイトメトリー(サイトフルオログラフ50H1オルト・ダイアグノスティック ス社)によって実施する。この分析から、NKSFのマイトジェン誘起効果によ って影響されたPBLsはT細胞のCD4またはCD8でいずれも陽性であるこ とが判明した。
e.GM−CSF誘発検定 ヒトPBLsの培養でGM−CSF発現の誘発を測定した。この検定で、10% 加熱失活させたFCSを加えたRPMI1640培地に浮遊したヒトPBLs  (10−’細胞/ml) l O O,ulを、微量滴定板(U−ボトム、96 −ウェル、コスタ−社、ケンブリッジ、MA)で試験試料100μlへ添加し、 5%CO2気流中で37℃で18時間インキュベートした。インキュベーション 後、各ウェルから無細胞上清100μlを棄て、異なったエピトープを認識する ヒトGM−CSFに対する2種のマウスモノクローナル抗体(3/8、20.5 および2/3.Lジエネテイツクス・インスチチュート社より提供)を使用する 酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により、産生されたGM−CSF量を測 定した。組換え体ヒトGM−CSF (ジエネテイツクス・インスチチュート社 )を標準とじて使用して、この検定の検出限界は50pg/mlであった。
この発明を実施することによって、多数の修飾および変更を当業者へもたらすこ とが期待される。
国際調査報告 1+、*+no拳+j1^”””””’PCT/USEt9105027国際調 査報告 PCT/IJs B9105027 SA 32894

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.他のタンパク質様物質を実質上伴わないナチュラルキラー細胞刺激因子タン パク質。 2.第1表と同一または実質上同一のDNA配列およびアミノ酸配列またはその 断片を含んでなる請求項1に記載のタンパク質。 3.約40kdの見掛けの分子量を有し、【配列があります】の配列と同一また は実質上同一のアミノ末端配列を有するサブユニットを含んでなる請求項1に記 載のタンパク質。 4.約30〜35kdの見掛けの分子量を有し、【配列があります】(Pまたは X)【配列があります】(SまたはX)【配列があります】(ここで、Xは任意 アミノ酸である)の配列と同一または実質上同一のアミノ末端配列を有するサブ ユニットを含んでなる請求項1に記載のタンパク質。 5.化学的に 【配列があります】 および 【配列があります】(PまたはX)【配列があります】(SまたはX)【配列が あります】(ここで、Xは任意アミノ酸である) からなるアミノ酸配列の1またはそれ以上を含んでいる請求項1に記載のタンパ ク質。 6.生物学的に、γ−インターフェロン誘発検定で1mg当たり1×107希釈 単位より大きい比活性を有する請求項1に記載のタンパク質。 7.(1)SDS PAGEで、非還元条件下に約70〜80kdの見掛けの分 子量、 (2)SDS PAGEで、還元条件下に約40kdの見掛けの分子量を有する サブユニット、 (3)SDS PAGEで、還元条件下に約30〜35kdの見掛けの分子量を 有するサブユニット、 (4)等電点ゲル電気泳動で4.3の等電点、(5)等電点ゲル電気泳動で4. 8の等電点、(6)ヒドロキシルアバタイトカラムから単一のピークとして溶出 、 (7)ヘパリン−セファロースカラムから単一のピークとして溶出、 (8)FPLCモノQカラムから単一のピークとして溶出、(9)PBLsによ るγ−インターフェロン誘発検定における生物学的活性、 (10)PBLsによるGM−CSF誘発検定における生物学的活性、 (11)白血病細胞および腫瘍由来細胞を致死させる活性化NK細胞における生 物学的活性、 (12)PHA活性化Tリンパ球を使用する腫瘍壊死因子誘発検定における生物 学的活性、 (13)末梢血Tリンパ球に対するマイトジェン作用誘起活性からなる1または それ以上の特徴を有する請求項1に記載のタンパク質。 8.RPM18866から得たならし培地をQAEゼータ調製用カートリッジ、 レンチルレクチンカラム、ヒドロキシルアパタイトカラム、ヘパリンセファロー スカラム、および高速タンパク質液体クロマトグラフィー・モノQカラムを通し て順次精製し、後段のカラムからNKSFが単一ピークとして溶出することによ って生産された請求項1に記載のタンパク質。 9.NKSFの発現を暗号化し、発現調節配列と機能可能に組合せたcDNAで 形質転換した細胞系を培養することによって生産された請求項1に記載のタンパ ク質。 10.サブユニットが 【配列があります】 からなるアミノ末端配列と同一または実質上同一の配列またはその断片を含んで いる請求項3に記載のタンパク質。 11.RPMI8866から得たならし培地を、QAEゼータ調製用カートリッ ジ、レンチルレクチンカラム、ヒドロキシルアパタイトカラム、ヘパリンセファ ロースカラム、および高速タンパク質液体クロマトグラフィー・モノ−Qカラム を通して順次精製し、ここでNKSFが後段のカラムから単一ピークとして溶出 されることからなる均質なNKSFの生産方法。 12.モノQカラムの溶出物をさらにゲル濾過クロマトグラフィーに掛けること からなる請求項11に記載の方法。 13.所望によりゲル濾過クロマトグラフィーの前に逆層HPLC精製を含む請 求項11に記載の方法。 14.NKSFまたはそのサブユニットの発現を発現調節配列と機能的に組合わ せて暗号化しているcDNA配列で形質転換した細胞系を培養することを含むN KSFまたはそのサブユニットを生産する方法。 15.【配列があります】 【配列があります】 および 【配列があります】(PまたはX)【配列があります】(SまたはXまたはT) 【配列があります】(ここでXは任意のアミノ酸である) で示されるアミノ酸配列の1またはそれ以上を暗号化しているヌクレオチド塩基 配列を含んでなるNKSFまたはそのサブユニットを暗号化しているDNA配列 。 16.【配列があります】 で示されるヌクレオチド塩基またはその断片と同一または実質上同一な配列を含 んでなる請求項15に記載のDNA配列。 17.【配列があります】 で示されるアミノ酸配列と同一または実質上同一のアミノ酸配列またはその断片 を暗号化しているヌクレオチド配列を含んでなる請求項15に記載のDNA配列 。 18.発現調節配列と機能可能に組合わせた請求項15に記載のDNA配列で形 質転換された細胞。 19.哺乳動物細胞または細菌細胞からなる請求項18に記載の細胞。 20.γ−インターフェロン誘発検定でポリペプチド1mg当たり1×107希 釈単位より大きい比活性を有する均質なNKSF。 21.NKSFまたはそのサブユニットの治療的有効量を製薬上許容し得る有効 な担体に含有してなる医薬組成物。 22.サイトカイン、造血促進因子、または成長因子の治療的有効量を追加的に さらに含有してなる請求項21に記載の組成物。 23.上記のサイトカインがIL−1、IL−2、およびIL−6からなる群か ら選ばれたものである請求項21に記載の組成物。 24.請求項15に記載のDNA配列を含んでいるプラスミドベクター。 25.NKSFまたはそのサブユニットの有効量を患者へ投与することからなる ガンの処置方法。 26.NKSFとともに少なくともさらに1種の造血促進因子、サイトカイン、 成長因子、またはNK細胞のFc部分へ結合し得る抗体の有効量を同時にまたは 順次に投与することを含む請求項25に記載の方法。 27.造血促進因子がIL−1、IL−2、またはIL−6である請求項25に 記載の方法。
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