JPH0450404Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0450404Y2 JPH0450404Y2 JP1984134763U JP13476384U JPH0450404Y2 JP H0450404 Y2 JPH0450404 Y2 JP H0450404Y2 JP 1984134763 U JP1984134763 U JP 1984134763U JP 13476384 U JP13476384 U JP 13476384U JP H0450404 Y2 JPH0450404 Y2 JP H0450404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- intake
- bearings
- exhaust
- cylinders
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジンのカム軸支持構造、特にシリ
ンダヘツドにおける吸、排気バルブの上方にカム
軸が配設され且つバルブタイミングの可変機構が
備えられた頭上カム軸式エンジンのカム軸支持構
造に関する。
ンダヘツドにおける吸、排気バルブの上方にカム
軸が配設され且つバルブタイミングの可変機構が
備えられた頭上カム軸式エンジンのカム軸支持構
造に関する。
(従来技術)
吸、排気バルブの上方に配置したカム軸により
該吸、排気バルブを直接駆動するようにした頭上
カム軸式エンジンにおいては、開弁時にバルブを
閉方向に付勢するバルブスプリングの反力が上記
カム軸に直接作用して該カム軸をカム駆動伝達面
側の反対側に撓ませるという問題がある。特にこ
のカム軸の撓みは、エンジンの高速化に伴つて生
じ易くなるバルブのジヤンプ現象、即ちバルブス
テムの上端(又はタペツト)がカム面から離反す
る現象やバウンス現象、即ちバルブが着座後に弁
座から飛びはねる現象等を防止するためにバルブ
スプリングを強くした時に著しくなり、またこの
カム軸の撓みのために上記ジヤツプ現象等が一層
生じ易くなる。
該吸、排気バルブを直接駆動するようにした頭上
カム軸式エンジンにおいては、開弁時にバルブを
閉方向に付勢するバルブスプリングの反力が上記
カム軸に直接作用して該カム軸をカム駆動伝達面
側の反対側に撓ませるという問題がある。特にこ
のカム軸の撓みは、エンジンの高速化に伴つて生
じ易くなるバルブのジヤンプ現象、即ちバルブス
テムの上端(又はタペツト)がカム面から離反す
る現象やバウンス現象、即ちバルブが着座後に弁
座から飛びはねる現象等を防止するためにバルブ
スプリングを強くした時に著しくなり、またこの
カム軸の撓みのために上記ジヤツプ現象等が一層
生じ易くなる。
この問題に対しては、カム軸を支承する軸受け
の個数を多くすればよいが、特に頭上カム軸式エ
ンジンの場合にはシリンダヘツドに多数の軸受を
設けるスペースの余裕がなく、軸受を多くしよう
とするとエンジンの全長が長くなつてしまう。ま
た、軸受を多くすると、カム軸の摺動抵抗ないし
駆動トルクが増大し、カム軸の駆動によるエンジ
ン出力の損失が大きくなる。
の個数を多くすればよいが、特に頭上カム軸式エ
ンジンの場合にはシリンダヘツドに多数の軸受を
設けるスペースの余裕がなく、軸受を多くしよう
とするとエンジンの全長が長くなつてしまう。ま
た、軸受を多くすると、カム軸の摺動抵抗ないし
駆動トルクが増大し、カム軸の駆動によるエンジ
ン出力の損失が大きくなる。
ところで、特開昭57−2409号公報によれば、1
気筒について吸、排気バルブが各2個設けられ且
つ各吸気バルブ及び各排気バルブを夫々駆動する
2本のカム軸が備えられた4バルブ2頭上カム軸
式エンジンにおいて、これらのカム軸の軸受を該
軸における一対のカム間に設けるようにしたカム
軸の支持構造に関する発明が開示されている。こ
の発明は、この種のエンジンにおいては、隣接気
筒間に配設されるシリンダヘツドボルトがカム軸
の下方に位置するため、カム軸の軸受を隣接気筒
間に設けようとすると該軸をシリンダヘツドボル
トの外側に配置せざるを得ず、これに伴つてエン
ジンの幅が広くなるという問題に対処するもので
ある。しかし、この発明のように、カム軸におけ
る一対のカム間に該軸を完全に挾持する軸受を設
けようとすると、このような軸受は潤滑用の油溝
とその両側のシール部とが必要で幅を余り狭くす
ることができないため、一対のカム間の寸法が必
然的に長くなり、特にカム軸の撓みを防止するた
めに、一対のカム間と隣接気筒間の両者に軸受を
設けようとすると、カム軸の寸法、ひいてはエン
ジンの全長が著しく長くなる。
気筒について吸、排気バルブが各2個設けられ且
つ各吸気バルブ及び各排気バルブを夫々駆動する
2本のカム軸が備えられた4バルブ2頭上カム軸
式エンジンにおいて、これらのカム軸の軸受を該
軸における一対のカム間に設けるようにしたカム
軸の支持構造に関する発明が開示されている。こ
の発明は、この種のエンジンにおいては、隣接気
筒間に配設されるシリンダヘツドボルトがカム軸
の下方に位置するため、カム軸の軸受を隣接気筒
間に設けようとすると該軸をシリンダヘツドボル
トの外側に配置せざるを得ず、これに伴つてエン
ジンの幅が広くなるという問題に対処するもので
ある。しかし、この発明のように、カム軸におけ
る一対のカム間に該軸を完全に挾持する軸受を設
けようとすると、このような軸受は潤滑用の油溝
とその両側のシール部とが必要で幅を余り狭くす
ることができないため、一対のカム間の寸法が必
然的に長くなり、特にカム軸の撓みを防止するた
めに、一対のカム間と隣接気筒間の両者に軸受を
設けようとすると、カム軸の寸法、ひいてはエン
ジンの全長が著しく長くなる。
さらに、頭上カム軸式エンジンにおいては、カ
ム軸に保持されたバケツトボツクスを用いたバル
ブタイミングの可変機構が設けられることがあ
る。このバルブタイミング可変機構は、カム軸に
回動自在に保持されたバケツトボツクスに、カム
とバルブとの間に介設されるタペツトを摺動自在
に保持されたもので、該バケツトボツクスを回動
させることにより、カムとタペツトの当接位置を
変化させて、バルブの開閉タイミングを変化させ
ることができるようにしたものであるが、このタ
イミング可変機構の場合、上記バケツトボツクス
がカム軸における気筒間に設けられた主ジヤーナ
ル部に保持されるのが通例であり、そのため、該
主ジヤーナル部に設けられる軸受の個数が減少し
て、カム軸の支持剛性が低下し、また、軸受によ
る支持部とは別に上記バケツトボツクスの支持部
を設けると、カム軸ないしエンジンの全長が著し
く長くなることになる。
ム軸に保持されたバケツトボツクスを用いたバル
ブタイミングの可変機構が設けられることがあ
る。このバルブタイミング可変機構は、カム軸に
回動自在に保持されたバケツトボツクスに、カム
とバルブとの間に介設されるタペツトを摺動自在
に保持されたもので、該バケツトボツクスを回動
させることにより、カムとタペツトの当接位置を
変化させて、バルブの開閉タイミングを変化させ
ることができるようにしたものであるが、このタ
イミング可変機構の場合、上記バケツトボツクス
がカム軸における気筒間に設けられた主ジヤーナ
ル部に保持されるのが通例であり、そのため、該
主ジヤーナル部に設けられる軸受の個数が減少し
て、カム軸の支持剛性が低下し、また、軸受によ
る支持部とは別に上記バケツトボツクスの支持部
を設けると、カム軸ないしエンジンの全長が著し
く長くなることになる。
(考案の目的)
本考案は、頭上カム軸式エンジン、特にバケツ
トボツクスを用いたバルブタイミングの可変機構
が備えられたカム軸の支持構造に関する上記のよ
うな実情に対処するもので、エンジンの全長を長
くすることなく、且つカム軸に対する摺動抵抗や
駆動トルクを著しく増大させることなく、バルブ
スプリングの反力による該カム軸の撓みを効果的
に抑制し、もつてバルブのジヤンプ現象やバウン
ス現象、これに伴う吸、排気性能の悪化やエンジ
ン出力の低下等を防止することを目的とする。
トボツクスを用いたバルブタイミングの可変機構
が備えられたカム軸の支持構造に関する上記のよ
うな実情に対処するもので、エンジンの全長を長
くすることなく、且つカム軸に対する摺動抵抗や
駆動トルクを著しく増大させることなく、バルブ
スプリングの反力による該カム軸の撓みを効果的
に抑制し、もつてバルブのジヤンプ現象やバウン
ス現象、これに伴う吸、排気性能の悪化やエンジ
ン出力の低下等を防止することを目的とする。
(考案の構成)
本考案に係るエンジンのカム軸支持構造は上記
目的達成のため次のように構成したことを特徴と
する。
目的達成のため次のように構成したことを特徴と
する。
即ち、シリンダヘツドにおける吸、排気バルブ
の上方に配置され、且つ1気筒について2個のカ
ムが隣接配置されたカム軸を有するエンジンにお
いて、少なくとも両端の主ジヤーナル部でカム軸
2方向から完全に挾持する完全軸受を設けると共
に、気筒間に位置する主ジヤーナル部の少なくと
も1箇所に、タペツトを摺動自在に保持するタペ
ツト嵌挿孔を有し且つ当該主ジヤーナル部に回動
自在に保持されて該タペツトとカムとの当接位置
を変化させることによりバルブタイミングを可変
とするバケツトボツクスを備え、且つ上記隣接カ
ム間に、該カム軸を駆動伝達面側の反対側のみか
ら支持する部分軸受を設けたことを特徴とする。
この部分軸受は、上記のようにカム軸のカム駆動
伝達面の反対側に位置するから、カム軸に駆動伝
達面側から作用するバルブスプリングの反力を上
記完全軸受と同様に受け止めることができ、従つ
てバルブタイミング可変機構のバケツトボツクス
が支持されるために主ジヤーナル部を支持する完
全軸受の個数が少なくなつても、該完全軸受を多
数個設けた場合と同様にカム軸の撓みが効果的に
抑制されることになる。その場合に、この部分軸
受はカム軸を完全に挾持するものではないから摺
動抵抗が小さく、従つてカム軸の駆動トルクない
しエンジン出力の損失が著しく増大することがな
いと共に、スペースの余裕があるカム軸の上方に
位置するので、各気筒における隣接する2個のカ
ムの間に、これらのカム間の寸法を増大させるこ
となく設けることができ、従つて該部分軸受を設
けることによつてエンジンの全長が長くなること
がない。
の上方に配置され、且つ1気筒について2個のカ
ムが隣接配置されたカム軸を有するエンジンにお
いて、少なくとも両端の主ジヤーナル部でカム軸
2方向から完全に挾持する完全軸受を設けると共
に、気筒間に位置する主ジヤーナル部の少なくと
も1箇所に、タペツトを摺動自在に保持するタペ
ツト嵌挿孔を有し且つ当該主ジヤーナル部に回動
自在に保持されて該タペツトとカムとの当接位置
を変化させることによりバルブタイミングを可変
とするバケツトボツクスを備え、且つ上記隣接カ
ム間に、該カム軸を駆動伝達面側の反対側のみか
ら支持する部分軸受を設けたことを特徴とする。
この部分軸受は、上記のようにカム軸のカム駆動
伝達面の反対側に位置するから、カム軸に駆動伝
達面側から作用するバルブスプリングの反力を上
記完全軸受と同様に受け止めることができ、従つ
てバルブタイミング可変機構のバケツトボツクス
が支持されるために主ジヤーナル部を支持する完
全軸受の個数が少なくなつても、該完全軸受を多
数個設けた場合と同様にカム軸の撓みが効果的に
抑制されることになる。その場合に、この部分軸
受はカム軸を完全に挾持するものではないから摺
動抵抗が小さく、従つてカム軸の駆動トルクない
しエンジン出力の損失が著しく増大することがな
いと共に、スペースの余裕があるカム軸の上方に
位置するので、各気筒における隣接する2個のカ
ムの間に、これらのカム間の寸法を増大させるこ
となく設けることができ、従つて該部分軸受を設
けることによつてエンジンの全長が長くなること
がない。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
この実施例は4気筒エンジンに関するもので、
第1、第2図に示すように、シリンダヘツド1に
1気筒について2つの吸気ポート21,22と2つ
の排気ポート31,32とが設けられ、夫々第1、
第2吸気バルブ41,42及び第1第2排気バルブ
51,52を介して燃焼室6に連通されている。こ
れらのバルブ41,42,51,52はバルブスプリ
ング7…7により常時上方(閉方向)に付勢され
ている。
第1、第2図に示すように、シリンダヘツド1に
1気筒について2つの吸気ポート21,22と2つ
の排気ポート31,32とが設けられ、夫々第1、
第2吸気バルブ41,42及び第1第2排気バルブ
51,52を介して燃焼室6に連通されている。こ
れらのバルブ41,42,51,52はバルブスプリ
ング7…7により常時上方(閉方向)に付勢され
ている。
一方、シリンダヘツド1の上部両側部には吸気
カム軸8及び排気カム軸9が平行に配設されてい
る。これらのカム軸8,9には、夫々1気筒につ
いて第1、第2吸気カム101,102及び第1、
第2排気カム111,112が設けられていると共
に、これらのカム101,102,111,112と
上記各バルブ41,42,51,52のステム上端と
がタペツト121…121,122…122を介して
夫々当接され、これにより吸気カム軸8の回転に
より各気筒の第1、第2吸気バルブ41,42が所
定のタイミングで開動され、また排気カム軸9の
回転により各気筒の第1、第2排気バルブ51,
52が所定のタイミングで開動されるようになつ
ている。ここで、両カム軸8,9の一方の端部に
はタイミングプーリ13が固着され、該プーリ1
3とクランクシヤフトに固着されたプーリとの間
に巻掛けられたタイミングベルト(図示せず)を
介してこれらのカム軸8,9がクランクシヤフト
に同期して回転駆動されるようになつている。
カム軸8及び排気カム軸9が平行に配設されてい
る。これらのカム軸8,9には、夫々1気筒につ
いて第1、第2吸気カム101,102及び第1、
第2排気カム111,112が設けられていると共
に、これらのカム101,102,111,112と
上記各バルブ41,42,51,52のステム上端と
がタペツト121…121,122…122を介して
夫々当接され、これにより吸気カム軸8の回転に
より各気筒の第1、第2吸気バルブ41,42が所
定のタイミングで開動され、また排気カム軸9の
回転により各気筒の第1、第2排気バルブ51,
52が所定のタイミングで開動されるようになつ
ている。ここで、両カム軸8,9の一方の端部に
はタイミングプーリ13が固着され、該プーリ1
3とクランクシヤフトに固着されたプーリとの間
に巻掛けられたタイミングベルト(図示せず)を
介してこれらのカム軸8,9がクランクシヤフト
に同期して回転駆動されるようになつている。
然して、上記吸気カム軸8及び排気カム軸9
は、両端部と第2、第3気筒間とにおいて軸受1
4…14により回転自在に支承されているが、こ
れらの軸受14…14の軸受孔は、夫々シリンダ
ヘツド1の端壁1b及び第2、第3気筒間の仕切
壁1cに形成された半円状の下半部14a…14
aと、これらの端壁1b及び仕切壁1cの上端部
にボルト(図示せず)を用いて固着された軸受キ
ヤツプ16…16に形成された同じく半円状の上
半部14b…14bとで構成され、この下半部1
4a…14aと上半部14b…14bとの間にカ
ム軸8,9における主ジヤーナル部のうちの両端
部と第2、第3気筒間に位置する主ジヤーナル部
172…172が全周囲から完全に挾持されてい
る。
は、両端部と第2、第3気筒間とにおいて軸受1
4…14により回転自在に支承されているが、こ
れらの軸受14…14の軸受孔は、夫々シリンダ
ヘツド1の端壁1b及び第2、第3気筒間の仕切
壁1cに形成された半円状の下半部14a…14
aと、これらの端壁1b及び仕切壁1cの上端部
にボルト(図示せず)を用いて固着された軸受キ
ヤツプ16…16に形成された同じく半円状の上
半部14b…14bとで構成され、この下半部1
4a…14aと上半部14b…14bとの間にカ
ム軸8,9における主ジヤーナル部のうちの両端
部と第2、第3気筒間に位置する主ジヤーナル部
172…172が全周囲から完全に挾持されてい
る。
また、上記のような主ジヤーナル部172…1
72を完全に挾持する軸受(完全軸受)14…1
4とは別に、カム軸8,9は各気筒の第1、第2
吸気カム101,102間及び第1、第2排気カム
111,112間においても軸受18…18により
支持されるようになつている。この軸受18…1
8は、シリンダヘツド1に固着された軸受キヤツ
プ20…20のみで構成された部分軸受であつ
て、該軸受キヤツプ20…20に形成された半円
状の軸受凹部20a…20aがカム軸8,9にお
ける第1、第2吸気カム101,102間及び第
1、第2排気カム111,112間に設けられた補
助ジヤーナル部21…21の上半部に上方から嵌
合されている。
72を完全に挾持する軸受(完全軸受)14…1
4とは別に、カム軸8,9は各気筒の第1、第2
吸気カム101,102間及び第1、第2排気カム
111,112間においても軸受18…18により
支持されるようになつている。この軸受18…1
8は、シリンダヘツド1に固着された軸受キヤツ
プ20…20のみで構成された部分軸受であつ
て、該軸受キヤツプ20…20に形成された半円
状の軸受凹部20a…20aがカム軸8,9にお
ける第1、第2吸気カム101,102間及び第
1、第2排気カム111,112間に設けられた補
助ジヤーナル部21…21の上半部に上方から嵌
合されている。
一方、この実施例においては、4つの気筒の各
第1、第2吸気バルブ41,42及び第1、第2排
気バルブ51,52のうちの第1吸気バルブ41及
び第1排気バルブ51の開閉タイミングがエンジ
ンの運転状態に応じて可変とされている。つま
り、吸気カム軸8における第1、第2気筒間及び
第3、第4気筒間の主ジヤーナル部171,171
(第3、第4気筒間については図示せず)及び排
気カム軸9における第1、第2気筒間及び第3、
第4気筒間の主ジヤーナル部171、171には、
合計4個のバケツトボツクス30…30が当該カ
ム軸8又は9の回りに回動自在に保持されている
と共に、これらのバケツトボツクス30には2個
のタペツト嵌挿孔30a,30aが設けられ、こ
れらの4組8個の嵌挿孔30a…30aに夫々隣
接する第1、第2気筒における第1吸気バルブ4
1,41のタペツト121,121、第3、第4気筒
における第1吸気バルブ41,41のタペツト12
1,121、第1、第2気筒における第1排気バル
ブ51,51のタペツト121,121及び第3、第
4気筒における第1排気バルブ51,51のタペツ
ト121,121が摺動自在に嵌挿されている。
個々で、各気筒の第2吸気バルブ42,42及び第
2排気バルブ52,52のタペツト122…122は
シリンダヘツド1の嵌挿孔1a…1aに嵌挿され
ている。また、各バケツトボツクス30は、これ
に結合されたバケツトキヤツプ31と共にカム軸
8,9の当該主ジヤーナル部171を挾持するこ
とにより該カム軸8,9に回動自在に保持されて
いると共に、吸気カム軸8上における2個のバケ
ツトボツクス30,30に結合された2個のバケ
ツトキヤツプ31,31及び排気カム軸9上にお
ける2個のバケツトボツクス30,30に結合さ
れた2個のバケツトキヤツプ31,31は夫々連
結部31aを介して連結され、これにより吸気カ
ム軸8及び排気カム9軸上における各2個のバケ
ツトボツクス30,30は夫々一体的に回動する
ようになつている。そして、第2図に示すよう
に、吸気カム軸8上における第1、第2気筒間の
バケツトボツクス30の下面に形成されたギヤ3
0bにシリンダヘツド1に横方向に配設された駆
動軸32のギヤ32aが噛合され,且つ該駆動軸
32を回転させるモータ33が備えられており、
また図示しないが、排気カム軸9上における第
3、第4気筒間のバケツトボツクス30について
も同様に駆動軸32とモータ33とが備えられて
いる。これにより、モータ33,33の回転によ
り駆動軸32,32を介して吸気カム軸8上の2
個のバケツトボツクス30,30及び排気カム軸
9上の2個のバケツトボツクス30,30が夫々
吸気カム軸8及び排気カム軸9の回りに回動され
ると共に、これに伴つて各気筒の第1吸気バルブ
41…41及び第1排気バルブ51…51のタペツト
121…121も同様に吸気カム軸8及び排気カム
軸9の回りに回動され、これらのカム軸8,9の
所定回転角度位置に対する各カム101…101,
111,…111とタペツト121…121との当接
位置が移動されることにより、上記第1吸気バル
ブ41…41及び第1排気バルブ51…51の開閉タ
イミングがエンジンの運転状態に応じて変化され
るようになつている。
第1、第2吸気バルブ41,42及び第1、第2排
気バルブ51,52のうちの第1吸気バルブ41及
び第1排気バルブ51の開閉タイミングがエンジ
ンの運転状態に応じて可変とされている。つま
り、吸気カム軸8における第1、第2気筒間及び
第3、第4気筒間の主ジヤーナル部171,171
(第3、第4気筒間については図示せず)及び排
気カム軸9における第1、第2気筒間及び第3、
第4気筒間の主ジヤーナル部171、171には、
合計4個のバケツトボツクス30…30が当該カ
ム軸8又は9の回りに回動自在に保持されている
と共に、これらのバケツトボツクス30には2個
のタペツト嵌挿孔30a,30aが設けられ、こ
れらの4組8個の嵌挿孔30a…30aに夫々隣
接する第1、第2気筒における第1吸気バルブ4
1,41のタペツト121,121、第3、第4気筒
における第1吸気バルブ41,41のタペツト12
1,121、第1、第2気筒における第1排気バル
ブ51,51のタペツト121,121及び第3、第
4気筒における第1排気バルブ51,51のタペツ
ト121,121が摺動自在に嵌挿されている。
個々で、各気筒の第2吸気バルブ42,42及び第
2排気バルブ52,52のタペツト122…122は
シリンダヘツド1の嵌挿孔1a…1aに嵌挿され
ている。また、各バケツトボツクス30は、これ
に結合されたバケツトキヤツプ31と共にカム軸
8,9の当該主ジヤーナル部171を挾持するこ
とにより該カム軸8,9に回動自在に保持されて
いると共に、吸気カム軸8上における2個のバケ
ツトボツクス30,30に結合された2個のバケ
ツトキヤツプ31,31及び排気カム軸9上にお
ける2個のバケツトボツクス30,30に結合さ
れた2個のバケツトキヤツプ31,31は夫々連
結部31aを介して連結され、これにより吸気カ
ム軸8及び排気カム9軸上における各2個のバケ
ツトボツクス30,30は夫々一体的に回動する
ようになつている。そして、第2図に示すよう
に、吸気カム軸8上における第1、第2気筒間の
バケツトボツクス30の下面に形成されたギヤ3
0bにシリンダヘツド1に横方向に配設された駆
動軸32のギヤ32aが噛合され,且つ該駆動軸
32を回転させるモータ33が備えられており、
また図示しないが、排気カム軸9上における第
3、第4気筒間のバケツトボツクス30について
も同様に駆動軸32とモータ33とが備えられて
いる。これにより、モータ33,33の回転によ
り駆動軸32,32を介して吸気カム軸8上の2
個のバケツトボツクス30,30及び排気カム軸
9上の2個のバケツトボツクス30,30が夫々
吸気カム軸8及び排気カム軸9の回りに回動され
ると共に、これに伴つて各気筒の第1吸気バルブ
41…41及び第1排気バルブ51…51のタペツト
121…121も同様に吸気カム軸8及び排気カム
軸9の回りに回動され、これらのカム軸8,9の
所定回転角度位置に対する各カム101…101,
111,…111とタペツト121…121との当接
位置が移動されることにより、上記第1吸気バル
ブ41…41及び第1排気バルブ51…51の開閉タ
イミングがエンジンの運転状態に応じて変化され
るようになつている。
上記の構成によれば、吸気カム軸8及び排気カ
ム軸9の回転により吸気バルブ41,42及び排気
バルブ51,52をバルブスプリング7…7に抗し
て下方に開動させる時に、該スプリング7…7の
反力がカム軸8,9の各カム101,102,11
1,112に上向きに作用することになる。この反
力はカム軸8,9の両端部及び第2、第3気筒間
を支承する完全軸受14…14に受け止められる
が、特にバルブスプリング7…7が強い場合には
これらの軸受14…14だけではカム軸8,9が
隣接軸受14,14の中間部で上方に撓む可能性
がある。しかし、カム軸8,9は上記軸受14…
14にる支承部(主ジヤーナル部172…172)
の間における各気筒の第1、第2吸気カム101,
102間及び第1、第2排気カム111、112の
補助ジヤーナル部21…21で部分軸受18…1
8により上側、即ちカム駆動伝達面側の反対側か
ら支持され、これらの部分軸受18…18によつ
ても上記の反力が受け止められるようになつてい
る。つまり、バルブスプリング7…7の反力に対
しては、カム軸8,9は両端部と第2、第3気筒
間に加えて、各気筒における一対のカム間におい
ても支持され、これにより上記反力によるカム軸
8,9の撓みが抑制され、カム軸の撓みによる
吸、排気バルブ41,42,51,52のジヤンプ現
象やバウンス現象が防止されることになる。
ム軸9の回転により吸気バルブ41,42及び排気
バルブ51,52をバルブスプリング7…7に抗し
て下方に開動させる時に、該スプリング7…7の
反力がカム軸8,9の各カム101,102,11
1,112に上向きに作用することになる。この反
力はカム軸8,9の両端部及び第2、第3気筒間
を支承する完全軸受14…14に受け止められる
が、特にバルブスプリング7…7が強い場合には
これらの軸受14…14だけではカム軸8,9が
隣接軸受14,14の中間部で上方に撓む可能性
がある。しかし、カム軸8,9は上記軸受14…
14にる支承部(主ジヤーナル部172…172)
の間における各気筒の第1、第2吸気カム101,
102間及び第1、第2排気カム111、112の
補助ジヤーナル部21…21で部分軸受18…1
8により上側、即ちカム駆動伝達面側の反対側か
ら支持され、これらの部分軸受18…18によつ
ても上記の反力が受け止められるようになつてい
る。つまり、バルブスプリング7…7の反力に対
しては、カム軸8,9は両端部と第2、第3気筒
間に加えて、各気筒における一対のカム間におい
ても支持され、これにより上記反力によるカム軸
8,9の撓みが抑制され、カム軸の撓みによる
吸、排気バルブ41,42,51,52のジヤンプ現
象やバウンス現象が防止されることになる。
然して上記部分軸受18…18は、カム軸8,
9の補助ジヤーナル部21…21を上側からのみ
支持するものであるから、上下両方向から完全に
挾持する完全軸受14…14に比較して摺動抵抗
が小さく、従つてカム軸8,9の撓みを防止する
ために部分軸受18…18を設けることによつて
該カム軸8,9の駆動トルクが著しく増大するこ
とがない。また、これらの部分軸受18…18は
スペースに余裕があるカム軸8,9の上方に配設
されているから、該軸受18…18を設けるため
にカム軸8,9の下方に位置するタペツト121,
122間の寸法を広くする必要がなく、従つてカ
ム軸8,9の全長ないしエンジンの全長が長くな
ることがない。
9の補助ジヤーナル部21…21を上側からのみ
支持するものであるから、上下両方向から完全に
挾持する完全軸受14…14に比較して摺動抵抗
が小さく、従つてカム軸8,9の撓みを防止する
ために部分軸受18…18を設けることによつて
該カム軸8,9の駆動トルクが著しく増大するこ
とがない。また、これらの部分軸受18…18は
スペースに余裕があるカム軸8,9の上方に配設
されているから、該軸受18…18を設けるため
にカム軸8,9の下方に位置するタペツト121,
122間の寸法を広くする必要がなく、従つてカ
ム軸8,9の全長ないしエンジンの全長が長くな
ることがない。
そして、特に、上記のように吸、排気カム軸
8,9における第1、第2気筒間及び第3、第4
気筒間の主ジヤーナル部171…171にはバケツ
トボツクス30…30が取付けられて、軸受によ
り支持されていないから、上記部分軸受18…1
8によつてカム軸8,9を支持する必要性が高い
のである。
8,9における第1、第2気筒間及び第3、第4
気筒間の主ジヤーナル部171…171にはバケツ
トボツクス30…30が取付けられて、軸受によ
り支持されていないから、上記部分軸受18…1
8によつてカム軸8,9を支持する必要性が高い
のである。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、吸、排気バルブ
の上方にカム軸が配設され且つ該カム軸にバルブ
タイミング可変機構を構成するバケツトボツクス
が保持された頭上カム軸式エンジンにおいて、上
記カム軸を2方向から完全に挾持する完全軸受を
少なくとも両端部に設けると共に、該カム軸をカ
ム駆動伝達面側の反対側のみ支持する部分軸受を
各気筒の2個の隣接するカム間に設けるようにし
たから、吸、排気バルブの開弁時にカム軸に作用
するバルブスプリングの反力が上記完全軸受及び
部分軸受によつて受け止められることになつて、
該反力によるカム軸の撓みが抑制されることにな
る。これにより、カム軸の撓みによる吸、排気バ
ルブのジヤンプ現象やバウンス現象、これらに起
因する吸、排気性能の悪化やエンジン出力の低下
等が防止される。特に、本考案によれば、上記の
ようにカム軸にバケツトボツクスが保持されるに
も拘わらず、該カム軸ないしエンジンの長寸化を
招くことなく、またカム軸の摺動抵抗の増大等を
伴うことなく、上記反力を受け止める軸受を多く
することができる。
の上方にカム軸が配設され且つ該カム軸にバルブ
タイミング可変機構を構成するバケツトボツクス
が保持された頭上カム軸式エンジンにおいて、上
記カム軸を2方向から完全に挾持する完全軸受を
少なくとも両端部に設けると共に、該カム軸をカ
ム駆動伝達面側の反対側のみ支持する部分軸受を
各気筒の2個の隣接するカム間に設けるようにし
たから、吸、排気バルブの開弁時にカム軸に作用
するバルブスプリングの反力が上記完全軸受及び
部分軸受によつて受け止められることになつて、
該反力によるカム軸の撓みが抑制されることにな
る。これにより、カム軸の撓みによる吸、排気バ
ルブのジヤンプ現象やバウンス現象、これらに起
因する吸、排気性能の悪化やエンジン出力の低下
等が防止される。特に、本考案によれば、上記の
ようにカム軸にバケツトボツクスが保持されるに
も拘わらず、該カム軸ないしエンジンの長寸化を
招くことなく、またカム軸の摺動抵抗の増大等を
伴うことなく、上記反力を受け止める軸受を多く
することができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
シリンダヘツドの要部縦断側面図、第2図は第1
図−線で切断した縦断正面図である。 8,9……カム軸、101,102,111,1
12……カム、121,122……タペツト、14
……完全軸受、171,172……主ジヤーナル
部、18……部分軸受、30……バケツトボツク
ス、30a……タペツト嵌挿孔。
シリンダヘツドの要部縦断側面図、第2図は第1
図−線で切断した縦断正面図である。 8,9……カム軸、101,102,111,1
12……カム、121,122……タペツト、14
……完全軸受、171,172……主ジヤーナル
部、18……部分軸受、30……バケツトボツク
ス、30a……タペツト嵌挿孔。
Claims (1)
- 1気筒について2個のカムが隣接配置されたカ
ム軸の支持構造であつて、少なくとも両端の主ジ
ヤーナル部がカム軸を2方向から完全に挟持する
完全軸受が設けられていると共に、気筒間に位置
する主ジヤーナル部の少なくとも1箇所に、タペ
ツトを摺動自在に保持するタペツト嵌挿孔を有し
且つ当該主ジヤーナル部に回動自在に保持されて
該タペツトとカムとの当接位置を変化させること
によりバルブタイミングを可変とするバケツトボ
ツクスが備えられ、且つ上記隣接カム間に、該カ
ム軸を駆動伝達面側の反対側のみから支持する部
分軸受が設けられていることを特徴とするエンジ
ンのカム軸支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984134763U JPH0450404Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984134763U JPH0450404Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149004U JPS6149004U (ja) | 1986-04-02 |
| JPH0450404Y2 true JPH0450404Y2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=30693268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984134763U Expired JPH0450404Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450404Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH059442Y2 (ja) * | 1986-07-02 | 1993-03-09 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT329323B (de) * | 1972-11-06 | 1976-05-10 | Denzel Kraftfahrzeug Wolfgang | Zylinderkopf fur brennkraftmaschinen |
| JPS57102506A (en) * | 1980-12-18 | 1982-06-25 | Yamaha Motor Co Ltd | Engine with four valves and one overhead cam shaft |
| JPS58134216A (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-10 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のカムシヤフト軸受構造 |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP1984134763U patent/JPH0450404Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149004U (ja) | 1986-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4553515A (en) | Cylinder head for spark ignition internal combustion engine | |
| JPS611814A (ja) | 動弁用カム軸の軸受構造 | |
| JPH0522041B2 (ja) | ||
| JPH0450404Y2 (ja) | ||
| EP1384859B1 (en) | Engine | |
| US6712031B2 (en) | Support device for rocker arm | |
| US6615781B2 (en) | Overhead camshaft type valve train for internal combustion engine | |
| JPH0320483Y2 (ja) | ||
| CN100580227C (zh) | 内燃机的气门装置中摇臂轴的止转装置 | |
| JP2584601B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
| JP2004052708A (ja) | 多気筒エンジン | |
| JP2634799B2 (ja) | 内燃機関の動弁機構 | |
| US6098580A (en) | Variable valve actuator apparatus | |
| JP2001207814A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
| JPS61160508A (ja) | 4弁式エンジン | |
| JP4415819B2 (ja) | カム軸の軸受構造 | |
| JP3295128B2 (ja) | エンジンの動弁装置 | |
| JP3156789B2 (ja) | V型5バルブエンジンの動弁装置 | |
| JP2829576B2 (ja) | 2つのバンクを有するdohcエンジンの動弁装置 | |
| JPH09236002A (ja) | Dohc型エンジンのカムキャップ構造 | |
| JPH0627763Y2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
| JP6686417B2 (ja) | エンジン | |
| JPH0515883B2 (ja) | ||
| JP2532308Y2 (ja) | 内燃機関のカムホルダ取付構造 | |
| JP2780791B2 (ja) | V型dohcエンジンのカム軸軸受構造 |