JPH04504534A - スラブ等の平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型の後部スペーサ - Google Patents
スラブ等の平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型の後部スペーサInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
スラブ等の平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型の後部スペーサ(技術分野)
本発明は、スラブ等の大きな厚さの平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型の後
部スペーサに関する。
(背景技術)
容器の上級部に対して漏洩のないように使用されるカバーにより閉鎖される容器
の内部で鋳造される金属を保有する件りべを装入することを含む鋳造法は公知で
あり長年にわたって使用され、できた。容器のカバーは耐火性材料のチューブを
保持し、その下部はとりべを充填する金属中に浸漬され、またその上部は、金属
を鋳型内で鋳造するため注入口と結合する手段を備えた容器のカバーを貫通する
開口と連通している。
とりべを保持する容器を含み、その閉鎖カバーを備えた組立体は、下部に充填用
注入口を有する鋳型の下方の鋳造位置へ置かれる。鋳型を充填する注入口は、と
りべのカバーを結合する装置と一致して漏洩のない接触状態にさせられ、次いで
圧縮空気が容器内へ送られて、鋳型が完全に充填されるまで金属を耐火チューブ
内で上昇させ、次いで鋳型内に至るようにする。
とりべ内に伝達された気体の圧力を調整することにより、金属を鋳造し鋳型を充
填するための条件が完全に制御され、これが非常に良好かつ均一な品質の鋳物を
得ることを可能にする。
このような加圧鋳造法は、厚さの大きなスラブの如き平型銅製品の生産に対して
適用することができる。
スラブの加圧鋳造のため使用される鋳型は、鋳造作業を開始する前に容器のカバ
ーの出口へ鋳型を充填する注入口を結合するため、水平面に対して非常に僅かに
傾斜し得るように水平軸の周囲に枢動するように取付けられた支持兼傾斜フレー
ムを含む。
鋳型は、主として、相互に平行にかつ対向して配置される大きな寸法の2つの側
壁部を含み、その内面は、スラブの2つの大きな面を仕切るため溶湯と接触状態
となる鋳型の面を形成するグラファイト・ブロックで裏打ちされている。
側壁部は、鋳型面に対して直角方向に、即ち鋳造製品の厚さと対応する鋳型の横
断方向に運動可能なように、フレーム1−に取付けられている。実質的に平行四
辺形の鋳型の腔部の他の面の閉鎖は、鋳型内に注入される金属の鋳造および冷却
中スペーサに対して緊締される2つの側壁部間に挿入されるスペーサにより行わ
れる。
横断方向におけるスペーサの幅は、鋳造される平型製品の厚さを決定する。
後部スペーサと呼ばれるこれらのスペーサの1つは、溶湯が鋳造腔部内に侵入す
るその前端部と反対側の鋳型の側でスラブの幅と対応する方向に従って、平行四
辺形の鋳造腔部を閉鎖する。このスペーサは、略々垂直方向に配置され、支持兼
傾斜フレームの後部により支持される装置によりスラブの長手方向と対応する鋳
型の長手方向に移動することができる。この後部スペーサは、鋳造腔部の長さ、
従って鋳造されるスラブの長さを調整することを可能にする。
鋳造中、前部の下端部を介して鋳造腔部内へ注入される溶湯は、最初に下部スペ
ーサと接触状態となり、次いでこの後部スペーサに達し、この装置の下端部は溶
湯が注入されるレベルより僅かに高いレベルにあり、フレームは鋳造位置で僅か
に前方に傾斜されている。溶湯は、鋳造腔部内で徐々に上昇し、後部スペーサは
その高さが徐々に上昇する溶湯層と接触する。
スラブの後端部面の鋳造壁部を形成する後部スペーサの溶湯と直接接触する部分
は−このように応力および熱サイクルを受け、このことは、鋳造の始めから全長
にわたって溶湯と熱的に均衡状態に置かれる下部スペーサにおけるよりも、また
鋳造の終りにのみ溶湯と接触する上部スペーサよりも遥かに望ましくない。
鋳型の後部スペーサの鋳造壁部をステンレス鋼で作ること、およびこの壁部を水
の循環により鋳造腔部と反対側の面で冷却することが提起されてきた。
従来技術の公知の実施態様においては、鋳造型の後部スペーサは、略々四角ある
いは矩形状の断面を持つ炭素鋼のブロックからなり、その長さは後部スペーサの
全長に略々相当し、その面の1つが冷却水の循環のためのチャンネルを形成する
ように加工されている。ステンレス鋼の鋳造壁部は、スラブの鋳造腔部の側に完
全に漏洩のないように冷却チャンネルを閉鎖するように、炭素鋼から作られたブ
ロックの面に取付けられている。
この冷却チャンネルはまた、スペーサの構造部を形成する炭素鋼ブロックの平面
に対して取付けられるステンレス鋼から作られた壁部の厚さで加工してもよい。
全ての場合に、ステンレス鋼板が炭素鋼ブロックに対してその全周部にわたり、
鋳造中量も大きな熱応力に遭うスペーサの最も熱い部分に近い領域において溶接
されている。
冷却水は、鋳造壁部の長さの実質部分にわたって、スペーサの後部を形成する炭
素鋼ブロックを通過する水を供給し回収するためのチャンネルにより、鋳造金属
に面するその後部面と接触して循環させられる。この冷却水は、一般に、スペー
サの長さに応じて上方向に循環する。
金属の鋳造中長平方向の膨張を吸収するため、スペーサの後部を形成する炭素鋼
ブロックは、相互に独立的にある程度延長し得るスペーサの部分を仕切る連続的
な横方向のスロットを持つことができる。
ステンレス鋼から作られた鋳造壁部の冷却の効率にも拘わらず、鋳型の後部スペ
ーサのこのような実施態様は、連続的な鋳造時にスペーサが遭遇する繰返される
熱サイクルの間、ステンレス鋼壁部と炭素鋼ブロックと接合する溶接部に割れが
生じるという事実から生じる非常に重大となり得る短所を有する。冷却水は、こ
れらの割れを流過して鋳型の鋳造腔部に流れ込み得る。従って、鋳造装置を運転
するオペレータにとって非常に危険であり、かつ鋳型の諸機構に対してかなりの
損傷を生じる危険がある爆発を生じおそれがある。
(発明の要約)
このため、本発明は、金属鋳造壁部を鋳型の腔部内部への水の循環により冷却さ
せるように、フレームの後部により支持された鋳型の長手方向に移動する装置と
結合された鋳型への溶湯の進入と反対側のスラブの幅方向に鋳型を閉鎖するスラ
ブの如き大きな厚さの平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型の後部スペーサを
提起することを目的とするものであり、このスペーサは鋳造生鋳型の腔部内への
水の進入の危険を防止することを可能にする。
この目的のため、本発明による後部スペーサは、−凹部がU字形の基部と対応す
る後面および前面に対面し、その後面および前面が鋳造金属と接触する鋳造壁部
を形成するU字形の横断面を持つ中空形状の単一の金属片から作られた胴部と、
一横断部分がU字形を呈する小さな厚さの自由空間が中空の胴部と内側のスリー
ブとの間に作られように、長さの実質部分にわたり中空胴部の内側に配置された
略々U字形の横方向部分を持つように曲げられ、前記壁部の端部が鋳造壁部から
離れた領域においてその全長にわたり中空胴部の内側に溶接されるU字形の分岐
部と対応する金属の内側スリーブと、
−中空胴部の内側面と接触する自由空間内の冷却水の循環を確立するため、端部
における自由空間と連通ずる中空胴部の長平方向端部にそれぞれ配置された冷却
水を供給し回収するための2つの装置とからなる。
本発明を明瞭に理解するために、スラブを加圧鋳造するための鋳型の、更に本発
明による鋳型の後部スペーサの限定しない事例によって記述を行うことにする。
(図面の簡単な説明)
図1は、スラブの加圧鋳造を可能にする鋳型の組立体の縦断面による断面図、
図2は、図1における詳細部2と対応する図1に示された鋳型の後部スペーサの
長手方向断面図、
図2Aは、図2のAによる部分図、
図3は、図2の3−3に関する断面図、図4は、別の実施例による本発明のスペ
ーサの上部の縦断面図、図4Aは、図4におけるAに関する前面図、図4Bは、
図4におけるBに関する平面図である。
(実施例)
参照番号1により全体的に示されるスラブを加圧鋳造する鋳型組立体を示してい
る。
この鋳型は、フレーム3と、このフレーム3の上部に固定された下部スペーサ4
とからなる下部構造部2からなっている。
フレーム3は、スラブの鋳造腔部5を仕切る壁部を支持して傾斜させるための要
素を構成する。
更に、フレーム3は、スラブの長手方向と対応する長手方向における鋳型の中心
部の付近に配置された水平軸6の周囲に傾斜するように取付けられている。
この鋳型1は、下部スペーサ4およびフレーム3の端部の1つに置かれた鋳造兼
注入口9を含む。
ジヤツキ8は、注入口9が加圧鋳造装置の容器のカバー11の頂部に固定された
結合装置10の僅か上方にある水平位置と、鋳型が数度だけ前方に傾斜される位
lとの間に、鋳型1を傾斜させることを可能にし、鋳造兼注入口9の端部は加圧
鋳造装置の容器のカバー11上に固定された結合装置10と漏洩のないように接
触状態になる。
このような傾斜位置においては、注入口9は、容器のカバー11に固定された注
入口と連通し、鋼のとりべ中に浸漬されている。カバー11により閉鎖された容
器内部に制御された圧力の空気を伝達することにより、鋼は注入口9を通過する
鋳型の腔部5を女児に充填するようにチューブ内で一ヒ昇させられる。
フレーム3に固定された下部スペーサ4に加えて、鋳造鋳型1は、支持組立体1
3に固定されて下部スペーサ4と略々平行である位置に保持される上部スペーサ
12を含む。上部スペーサ12は、このスペーサ12の作用位置に略々垂直方向
にある前方端部12bを含む。
グラファイトから作られた前部スペーサ14は、その下部が下部スペーサ4の前
部により、鋳型を溶湯で充填する鋳造のための注入口9ど連通ずるある幅の通路
を仕切るように、鋳型の前方において垂直方向に配置されている。
前部スペーサ14の上部は、ライザー15を上部スペーサ12の縦方向の前方部
分12bによりライザー15を仕切る。このライザー15は、鋳造腔部5を鋳造
の終了時の金属の収縮する押し湯と鋳造腔部5を結合する。
この鋳型1はまた、支持兼傾斜フレーム3の後部に固定された装置17により、
長手方向に移動することができる後部スペーサ16を含む。本発明の主題である
後部スペーサ16については、図2および図3に関して更に詳細に記載する。
フレーム3上には、鋳造腔部5を閉じるためスペーサ4.12.14および16
の側面に対して漏洩のない接触状態になるように、横方向に、即ち図1の面に直
角方向に運動可能なように2つの側壁部が取付けられている。
側壁部は、図1の面と平行にスラブの大きな面に従って腔部5の内側の鋳造壁部
を形成するように並置され支持部に保持されるグラファイト・ブロックからなっ
ている。
スラブの厚さを変更するため鋳造腔部5の厚さを横方向に修正することが要求さ
れるならば、横方向の厚さが鋳造腔部5およびスラブの厚さを決定する全てのス
ペーサを変更することが必要である。
図2および図3は、本発明の主題である後部スペーサ16の構造を更に詳細に示
している。
スペーサ16は、主として、スペーサの長さに応じてその外径が鋳型1の鋳造腔
部5の幅、即ちスラブの幅と対応するステンレス鋼あるいは耐火材から作られた
中空胴部20からなる。
図3で判るように、中空胴部20は、横断面において、基部20aがその外面を
介して溶湯と接触状態となり、かつ鋳造壁部20aと略々直角である分岐部20
bおよび20cがスペーサの側壁部を形成するU字形を呈し、これら外面間の距
離がスラブの厚さを決定する。
中空胴部20はまた、鋳造壁部20aと略々直角の上下の長手方向端壁部21.
22をそれぞれ有する。
鋳造壁部20Hの端部における長手方向端壁部21.22の外面間の距離は、鋳
造腔部5の幅、即ちスラブ鋳造品の幅と対応し、スペーサ16はその端部21.
22を介してスペーサ12および下部スペーサ4とそれぞれ接触している。
このように、中空胴部20は、鋳造壁部20aと反対の側に完全に開口する略々
平行四辺形の内側腔部を有する。
1つの材料で作られた中空胴部20は、対応する形態の鋳型において適当な級種
のステンレス鋼または耐火性材料を鋳造することにより有効に得られる。
側壁部20bおよび20c、および長手方向端壁部21.22は、機械的特性、
特に中空胴部20の割れに対する抵抗性を改善するシリンダの一部の形態の円形
面を介して内側で鋳造壁部20aと結合される。
鋳造壁部20aと反対側の側壁部20bおよび20cの端部には、中空胴部20
の閉鎖板23が固定され、これにより後部スペーサ16がこのスペーサ16とそ
の変位装置17との間の接合部を提供して図1に見える案内バー24およびスラ
スト/引張バー26を押圧する構造部25に対して結合されている。
この構造部25は、螺合接合装置27により、閉鎖板23に結合されている。
このスペーサ16はまた、中空胴部20内部およびその高さの実質部分にわたり
、図3から判るようにU字形の横断面を持つように曲げられたステンレス鋼板か
らなる内側スリーブ30を含んでいる。
この内側スリーブ30は、全長にわたり溶接することにより中空胴部20の側壁
部20bおよび20cの内面にそれぞれ固定されるU字形の分岐部と対応するそ
の側壁部30bおよび30cの外側端部により、中空胴部20の内側に固定され
る。
図2および図3に示された実施態様においては、中空胴部の長手方向において内
側スリーブ30を中空胴部20に対して漏洩のないように結合する溶接ビード3
1が、対応する分岐部20bおよび20cの略々中心部に位置する領域に配置さ
れる。
U字形の断面が図3に見える自由空間33が、内側スリーブ30と、鋳造壁部2
0aの内面と側壁部20bおよび20cの内面の前部との組立体により形成され
る中空胴部20の内面の一部との間に設けられている。
中空胴部20の閉鎖板23に固定された横方向保持スペーサ32が、スペーサ1
6の長さに応じて分散され、板23の反対側の端部を介して、U字形の基部と対
応するその部分30aのレベルで内側スリーブ30の底部に当接している。
内側スリーブ30とスペーサの溶接によって、内側スリーブ30と中空胴部の内
壁部との間の自由空間33の形状および大きさを鋳造壁部20aの付近で略々一
定に維持するように中空胴部20内部の正確な位置を保証しながら、ある範囲内
で伸びにより変形し得るように内側スリーブが保持されることを保証する。
図2で判るように、内側スリーブ30は、中空胴部20の長手方向の閉鎖壁部2
1.22の内面に対しである自111空間を提供する長r方向端部を含む1゜折
り曲げられ整形されたステンレス鋼板からなる2つの壁部34.35は、内側ス
リーブ30の端部付近でこの内側スリーブ」−1において図3に示したU字形の
内側と対応するその全内周部に従って溶接される。
スリーブ30のU字形の断面の内側に溶接することにより固定されたこの第1の
部分に加えて、壁部34.35は、対応する壁部の第1の部分に対して略々90
°に折畳まれ、その縁部に沿って一方では長手方向に中空胴部20の側壁部20
bおよび20cの内面上に、また他方では横方向に対応する端壁部21または2
2上に溶接された第2の部分を含む。
パイプ36が壁部34を貫通し、これに対して漏洩のないように固定されている
1、同様に、パイプ37が壁部35をrr通し、これに対して漏洩のないように
固定されている。壁部34.35と反対側のパイプ36.37の端部は、それぞ
れホース38.39に結合されている。
壁部34.35は、中空胴部20の端部に完全に漏洩のない水密筺体を仕少ノリ
、これがスリーブ30と中空胴部20の内面との間に設けられた空間33内の冷
却水の循環を確立することを可能にしている。
ホース39は、内部にホース39おいて壁部35により仕切られた水筐体へ水を
供給するためのチューブの通過を許容するチャンネルが設けられた後部スペーサ
16の下部案内バー24と結合されている。
同様に、ホース38は、スペーサ16の上部案内バー24と結合されている。
この上部案内バーは、その上部が水筺体34と連通する空間33内で下方に循環
した冷却水を回収するためのチャンネルを含む。
このため、鋳型内のスペーサ16の位置の如何に拘わらず、鋳造中にスペーサの
鋳造壁部20Hの冷却を保証することが可能となる。
U字形の空間33の幅が非常に小さい(数ミリ)ため、空間33内の冷却水の中
程度の供給速度での非常に阜い循環を保証することが可能である。このように、
冷却チャンネル内の水の蒸発を避けながら、非常に有効な冷却が保証される。
内側スリーブ30の折り曲げおよびその固定方法は、このスリーブ30の変形に
より、スペーサの鋳造壁部と内側の側壁部との間の膨張差を吸収することを可能
にする。このため、組立体の良好な弾性を維持し、スリーブおよび水筐体の溶接
部は許容限度を越えて、即ちこれら溶接に対する裂断および損傷を生じる危険を
招くような応力を受けない。
更に、スリーブ30および中空胴部20における壁部34.35の溶接部は、溶
湯と接触状態となり高い熱応力を受けるスペーサの高温領域を形成する鋳造壁部
20aから離れている領域に配lされる。
水筐体およびスリーブ30の壁部34.35間を接合する溶接部は、水の循環に
より有効に冷却される。
このように、冷却チャンネルおよび水筐体の割れおよび漏洩のない接合の喪失の
危険が著しく減殺されるように、溶接部は熱応力および機械的応力を緩和するよ
うになされている。
更にまた、それにも拘わらず溶接部が割れるならば、水の対応する漏れは鋳型の
内側にではなく外側に向けて起生ずることになり、これが水の鋳型内で鋳込まれ
た溶湯との接触による爆発の危険を排除する。
スペーサの組立体がステンレス鋼で作られる場合、このスペーサは2回の使用キ
ャンペーン間の蔵置中、あるいはその鋳型内での使用中に、空気即ち大気の湿度
で腐食しにくい。
本発明による後部スペーサは、このように、特定の注意もなく蔵置し、内側ある
いは外側の冷却回路の腐食あるいは閉塞の危険もなく再び使用することができる
。このため、鋳造壁部は、いかなる場合にも最適の状態で、かつ鋳型内部への水
の漏洩の危険もなく冷却することができる。。
図2に示されるように、鋳型の外側に対する中空胴部20の閉鎖板23は、その
下部において、下部スペーサ4の上面における移動ローラ41を含むスペーサの
支持組立体40を支持し、このローラはばね43により保持ロット42−ヒに入
れ千秋に取付けられている。この装置40は、鋳型の長さを調整するため後部ス
ペーサ16を下部スペーサ4上で移動させることを可能にする。鋳型は、下部ス
ペーサに対して僅かに前方に傾きをイ」°するスベー→ノ°の胴部20の長手方
向端壁部22の前部により閉鎖される1、
上部の長手方向閉鎖壁部21は、図2Aに見える小さな寸法の一連の長手方向チ
ャンネル45を含み、鋳造終了時に鋳型およびライザー15の」二部の充填中、
鋳型内に残る空気の排出を可能にする。
このチャンネルは、鋳型の内側に向いたその前部におけるよりも後部における深
さが大きい。このため、チャンネルがその後部において閉塞されることを防止し
、チャンネルの浅い前部を介して鋼が通過することを阻止しながら空気の排出を
強化する。
このチャンネルは、小さな長さでよく、またスペーサの前部のみに配置すること
ができ、従ってスペーサの後部は非常に広(チャンネルが現れる空気を逃がす開
口を持つことができる。この逃がし口は、スペーサの後部に向かって増加する深
さを持ち、チャンネルは鋼の通過を阻止するに充分に浅い深さを持つ逃がし口の
前部と連通している。
図4、図4Aおよび図4Bは、スペーサの上部の別の実施例を示し、一方では図
2の対応する要素、他方では図4、図4Aおよび図4Bの要素が同じ参照番号を
有する。
本例においては、スペーサの上部長手方向閉塞壁部21は、その前部において、
内部に適当な形態の金属網46が収容された逃がし部51′を持つ腔部51を有
する。
図4Bで判るように、網46は、鋳造終了時の鋳型の隅部に残る空気の通過のた
めのチャンネル47を提供する。溶湯がこの網46と接触するよに進入すると、
溶湯は硬化して、網はスラブと接触するようになる。このため、この網は鋳造サ
イクル毎に交換することができる消耗要素である。硬化したスラブにより捕捉さ
れた網は、その冷却中スラブの収縮に追従し、収縮中スラブの上隅部を開放する
ため逃がし部51′が設けられる。
スペーサの腔部51の後部に配置される大きな幅の通路49は、鋳型の内側腔部
5の良好な通気を許容するチャンネルを形成する。網46およびチャンネル49
の組立体は、このように、空気/気体の混合物の容易な排出を保証して、圧力の
作用により通気が急激に開放されると生じる気体混合物の加圧および融解鋼浴の
乱流が避けられるようにする。
前記網は、スペーサの後部に固定されスラブの収縮を妨げない軽い要素の形態で
作られたフック50により所定位置に保持される。
このような網の通気を用いることにより、後面の割れ、および押し湯とスラブの
後部間にレベルが再構成される同調の制御されない運動によるラップ(lap)
の如きスラブの欠陥が避けられる。
最後に、チャンネル49の寸法は、網46が落失しあるいは無(なったままであ
る場合に、鋼がチャンネル内で硬化して鋳型の後部で溜まらない如きものである
。
本発明は、本文に述べた実施態様に限定されるものではない。
このため、形態が本文に述べたものと僅かに異なるステンレス鋼から作られた中
空胴部を用いることを想定することができる。同様に、冷却チャンネルを制限す
る内側スリーブの形態も変えることもできる。
全ての場言いに、冷却チャンネル33は、中空胴部の側壁部に沿って外側に転向
する部分を持たねばならない。
この中空胴部は、どのような級種のステンレス鋼または耐火性材料、あるいは適
当な成分のどんな非鉄合金または金属からでも、このような中空胴部が壁部の種
々の部分間を溶接することなく1つの材料で作られることを前提にして鋳造法以
外の方法を用いても作ることができる。
本発明は、スラブの加圧鋳造のための鋳型の後面が金属スペーサで閉鎖されるあ
らゆる場合にd当する1゜
国際調査報告
国際調査報告
Claims (14)
- 1.鋳型に対する溶湯の進入と反対の側において、鋳型の腔部内に向かって水の 循環により冷却される金属の鋳造壁部を持つようにフレーム(3)により支持さ れる鋳型の長手方向に変位させる装置(17)に結合された鋳型をスラブの幅の 方向に閉鎖するスラブ等の厚さの大きな平型金属製品を加圧鋳造するための鋳型 (1)の後部スペーサであって、 U字形の横断面を持つ中空形状のステンレス鋼の材料片から作られた胴部(20 )を設け、前記断面の凹部が、U字形の基部と対応する後面および前面(20a )と対面し、該後面および前面が鋳造金属と接触する鋳造壁部(20a)を形成 し、 長さの実質部分にわたって前記中空胴部(20)の内側に配置された実質的にU 字形の横断面を持つように折り曲げられた金属のスリーブ(30)を設けて、横 断面がU字形を呈する小さな厚さの自由空間(33)が、中空胴部(20)とス リーブ(30)との間に形成され、該壁部の端部が、鋳造壁部(20a)から離 れた領域においてその全長にわたって中空胴部(20)の内側に溶接されるU字 形の分岐部と対応するようにし、 前記結合装置(10)の内面と接触する自由空間(33)内の冷却水の循環を確 立するため、端部における該自由空間(33)と連通する前記中空胴部(2)0 の長手方向の端部にそれぞれ配置された冷却水を供給し回収する2つの装置(3 4、35)を設けることを特徴とするスペーサ。
- 2.冷却水を供給し回収する前記装置が、冷却水を供給し回収するパイプと結合 されU字形の自由空間(33)の端部と連通する2つの水筐体を形成するように 、鋳造壁部(20a)から離れた領域における端部付近で前記中空胴部(20) の長手方向端部の閉鎖壁部(21、22)にわたって前記スリーブ(30)に対 して溶接することにより固定された金属板の2つの壁部(34、35)からなる ことを特徴とする請求項1記載のスペーサ。
- 3.前記中空胴部(20)がステンレス鋼から作られた鋳造部材からなることを 特徴とする請求項1または2に記載のスペーサ。
- 4.前記内側スリーブ(30)が、ステンレス鋼から作られた板からなることを 特徴とする請求項3記載のスペーサ。
- 5.前記中空胴部(20)が、前記鋳造壁部(20a)と反対側でその側壁部( 20b)および(20c)と結合された閉鎖壁部(23)を含み、該鋳造壁部に よりスペーサ(16)がその変位装置(17)に接合する構造部(25)と結合 されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスペーサ。
- 6.前記中空胴部(20)の閉鎖板(23)に固定され、膨張作用による内側ス リーブ(30)の変形を許しながら、前記内側スリーブ(30)を保持するため 該中空胴部(20)の内部に配置された複数の横方向スペーサ(32)を含むこ とを特徴とする請求項5記載のスペーサ。
- 7.鋳造終了時に鋳型の上部における気体を排出するためのガス抜きを外面手段 (45、46、49、51)上に形成する中空胴部(20)の長手方向の上縁部 を閉鎖する壁部(21)を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記 載のスペーサ。
- 8.前記ガス抜きが、前記鋳型の膝部5を前記スペーサの後部に接合する小さな 寸法のチャンネル(45)からなることを特徴とする請求項7記載のスペーサ。
- 9.前記ガス抜きが、鋳型の端部の1つの腔部(5)で終りかつ他端部における スペーサの後部で終る1つのチャンネルで終る小さな寸法のチャンネルからなる ことを特徴とする請求項7記載のスペーサ。
- 10.前記1つのチャンネルが、チャンネルが終る第1の終端からスペーサの後 部で終る第2の終端まで増加する深さを有することを特徴とする請求項9記載の スペーサ。
- 11.前記ガス抜きが、前記鋳型の腔部(5)で終わる腔部(51)に配置され 、壁部(21)に形成された金属綱(46)と、壁部(21)に形成され腔部( 51)をスペーサの後部に接合するチャンネル(49)とからなることを特徴と する請求項7記載のスペーサ。
- 12.前記腔部(51)が逃がし部分(51′)を含むことを特徴とする請求項 11記載のスペーサ。
- 13.前記金属網(46)が、軽い元素の形態で作られたフック(50)により スペーサの胴部(20)と結合されたことを特徴とする請求項11または12に 記載のスペーサ。
- 14.前記金網(46)が溶湯を押さえなければ、前記チャンネル(49)が、 溶湯が内部に捕捉されることを保証する寸法を有することを特徴とする請求項1 1乃至13のいずれかに記載のスペーサ。
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