JPH0450462B2 - - Google Patents
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- JPH0450462B2 JPH0450462B2 JP24549388A JP24549388A JPH0450462B2 JP H0450462 B2 JPH0450462 B2 JP H0450462B2 JP 24549388 A JP24549388 A JP 24549388A JP 24549388 A JP24549388 A JP 24549388A JP H0450462 B2 JPH0450462 B2 JP H0450462B2
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- worm gear
- worm
- tooth surface
- composite structure
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- Expired
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Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、ウオーム軸とウオーム歯車による回
転伝達装置に係り、特に耐摩耗性の向上に関する
ものである。 (従来の技術) 従来は、焼入れ鋼製ウオーム軸と青銅系ウオー
ム歯車の組合わせで使用するのが一般的があり、
高荷重用として焼入れ鋼製ウオーム軸と鉄系歯車
の組合わせで使用することもあり、最近では実開
昭59−79622号公報に示されているように超硬材
料製のウオーム軸が現われてきている。 (発明が解決しようとする課題) 上記焼入れ鋼製ウオーム軸と青銅系ウオーム歯
車の組合わせは、ウオーム歯車が後述する参考例
−1,2に示すように耐摩耗性に劣ると共に疲れ
強さが弱く、高荷重に耐えられない欠点があつ
た。また、焼入れ鋼製ウオーム軸と鉄系ウオーム
歯車の組合わせは、上記のものより高荷重に耐え
られるが、焼付きが発生し易く、そのため後述す
る参考例−3,4に示すように滑り速度を低く押
えて使用しなければならなかつた。さらにまた、
超硬材料製ウオーム軸は、それ自身の耐摩耗性は
優れているが、ウオーム歯車を超硬材料製とする
ことは製作性において難点があるため、該ウオー
ム歯車の材質に左右されてしまう問題点があつ
た。 本発明は、耐摩耗性に富み、高荷重に耐えられ
ると共に滑り速度を高めることのできるウオーム
軸とウオーム歯車による回転伝達装置を提供する
にある。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、少なくと
も歯面が炭化物または硼化物の硬質粒子とNi基、
Co基またはFe基の自溶性合金との複合組織で形
成されているウオーム軸と、少なくとも歯面が窒
化処理されている窒化鋼製のウオーム歯車とを組
合わせてなるものである。 (作用) 上記のウオーム軸とウオーム歯車との組合わせ
によると、高速、高荷重に耐え、耐摩耗性を大巾
に向上させることができる。 (実施例) 以下本発明の実施例を図を参照して説明する。 実施例 1 ウオーム軸10の母材11をJIS規格のSKD1
1で作り、歯面に相当する部分に、次のような複
合組織の層12を形成した。層12は、まず、平
均粒径20μmのWC粒子とアクリル樹脂およびメ
チル・エチル・ケトンの混合スラリをスプレー装
置を用いて被覆し、乾燥後に旋盤によつて1mmの
厚さに加工し、次にこれをNi基の自溶性合金
(成分重量%、B:2.5,Si:4.7,Fe:3.5,C:
0.15,Bal:Ni、その他…0.3)粒子と共に焼結炉
内に入れて焼結することによりWC−Ni基自溶性
合金の複合組織とすると同時に母材11に拡散接
合するようにして形成した。 他方、ウオーム歯車20は、材料として三菱製
鋼(株)製のNT100(成分重量%、C:0.17,Si:
0.30,Mn:1.05,P:0.030以下、S:0.030以
下、Cr:1.05,Mo:1.05,V:0.33,Bal:Fe)
を用い、歯面21にイオン窒化処理(550℃,
40H)を施こした。 上記ウオーム軸10とウオーム歯車20の組合
わせにより、大越式摩耗試験機によつて摩耗試験
を行つた結果、表1の実施例−1の欄に示すよう
に、比摩耗量は2.06×10-7であつた。なお、この
摩耗試験条件は、荷重が18.9Kgf、距離が600m、
速度が0.054m/sであつた。また、焼付き試験
を行つた結果、ヘルツ圧力30Kgf/mm2で焼付限
界滑り速度は、表2の実施例−1の欄に示すよう
に、8m/sを得ることができた。 実施例−2 ウオーム軸は実施例−1と同じものとし、ウオ
ーム歯車20の材料としてJIS規格のSACMを用
いて同じくイオン窒化処理したものの場合は、焼
付限界滑り速度は7.8m/sであり、比摩耗量は
3.21×10-7と、上記実施例より若干劣るがほぼ同
様の結果が得られた。 なお、表1と表2には、従来用いられた材料に
よる場合の比摩耗量と焼付限界滑り速度を参考例
として示す。
転伝達装置に係り、特に耐摩耗性の向上に関する
ものである。 (従来の技術) 従来は、焼入れ鋼製ウオーム軸と青銅系ウオー
ム歯車の組合わせで使用するのが一般的があり、
高荷重用として焼入れ鋼製ウオーム軸と鉄系歯車
の組合わせで使用することもあり、最近では実開
昭59−79622号公報に示されているように超硬材
料製のウオーム軸が現われてきている。 (発明が解決しようとする課題) 上記焼入れ鋼製ウオーム軸と青銅系ウオーム歯
車の組合わせは、ウオーム歯車が後述する参考例
−1,2に示すように耐摩耗性に劣ると共に疲れ
強さが弱く、高荷重に耐えられない欠点があつ
た。また、焼入れ鋼製ウオーム軸と鉄系ウオーム
歯車の組合わせは、上記のものより高荷重に耐え
られるが、焼付きが発生し易く、そのため後述す
る参考例−3,4に示すように滑り速度を低く押
えて使用しなければならなかつた。さらにまた、
超硬材料製ウオーム軸は、それ自身の耐摩耗性は
優れているが、ウオーム歯車を超硬材料製とする
ことは製作性において難点があるため、該ウオー
ム歯車の材質に左右されてしまう問題点があつ
た。 本発明は、耐摩耗性に富み、高荷重に耐えられ
ると共に滑り速度を高めることのできるウオーム
軸とウオーム歯車による回転伝達装置を提供する
にある。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、少なくと
も歯面が炭化物または硼化物の硬質粒子とNi基、
Co基またはFe基の自溶性合金との複合組織で形
成されているウオーム軸と、少なくとも歯面が窒
化処理されている窒化鋼製のウオーム歯車とを組
合わせてなるものである。 (作用) 上記のウオーム軸とウオーム歯車との組合わせ
によると、高速、高荷重に耐え、耐摩耗性を大巾
に向上させることができる。 (実施例) 以下本発明の実施例を図を参照して説明する。 実施例 1 ウオーム軸10の母材11をJIS規格のSKD1
1で作り、歯面に相当する部分に、次のような複
合組織の層12を形成した。層12は、まず、平
均粒径20μmのWC粒子とアクリル樹脂およびメ
チル・エチル・ケトンの混合スラリをスプレー装
置を用いて被覆し、乾燥後に旋盤によつて1mmの
厚さに加工し、次にこれをNi基の自溶性合金
(成分重量%、B:2.5,Si:4.7,Fe:3.5,C:
0.15,Bal:Ni、その他…0.3)粒子と共に焼結炉
内に入れて焼結することによりWC−Ni基自溶性
合金の複合組織とすると同時に母材11に拡散接
合するようにして形成した。 他方、ウオーム歯車20は、材料として三菱製
鋼(株)製のNT100(成分重量%、C:0.17,Si:
0.30,Mn:1.05,P:0.030以下、S:0.030以
下、Cr:1.05,Mo:1.05,V:0.33,Bal:Fe)
を用い、歯面21にイオン窒化処理(550℃,
40H)を施こした。 上記ウオーム軸10とウオーム歯車20の組合
わせにより、大越式摩耗試験機によつて摩耗試験
を行つた結果、表1の実施例−1の欄に示すよう
に、比摩耗量は2.06×10-7であつた。なお、この
摩耗試験条件は、荷重が18.9Kgf、距離が600m、
速度が0.054m/sであつた。また、焼付き試験
を行つた結果、ヘルツ圧力30Kgf/mm2で焼付限
界滑り速度は、表2の実施例−1の欄に示すよう
に、8m/sを得ることができた。 実施例−2 ウオーム軸は実施例−1と同じものとし、ウオ
ーム歯車20の材料としてJIS規格のSACMを用
いて同じくイオン窒化処理したものの場合は、焼
付限界滑り速度は7.8m/sであり、比摩耗量は
3.21×10-7と、上記実施例より若干劣るがほぼ同
様の結果が得られた。 なお、表1と表2には、従来用いられた材料に
よる場合の比摩耗量と焼付限界滑り速度を参考例
として示す。
【表】
【表】
前述した実施例−1,2は、ウオーム軸10を
母材11と被覆によつて形成した複合組織の比較
的薄い層12とによつて構成した例を示した。こ
のようなウオーム軸10は少なくとも歯部の全体
を層12と同じ材質の複合組織で形成した場合よ
り、じん性に富むなどの優れた特性を得られる利
点を有するが、これに限らず歯部の全体さらには
ウオーム軸全体を層12と同じ複合組織としても
よい。 また、前述した実施例−1,2は、歯面を形成
する複合組織をWCとNi基自溶性合金によるもの
としたが、これに限らずWC以外の炭化物さらに
は硼化物の硬質粒子とNi基,Co基またはFe基の
自溶性合金とからなるものであつても、ほぼ同様
の効果が得られることは言うまでもない。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、ウオーム軸
とウオーム歯車による回転伝達装置の耐摩耗性を
大巾に向上させることができると共に、焼付限界
滑り速度をも向上させることができ、さらにウオ
ーム軸とウオーム歯車のいずれの強度も十分に得
られる効果がある。
母材11と被覆によつて形成した複合組織の比較
的薄い層12とによつて構成した例を示した。こ
のようなウオーム軸10は少なくとも歯部の全体
を層12と同じ材質の複合組織で形成した場合よ
り、じん性に富むなどの優れた特性を得られる利
点を有するが、これに限らず歯部の全体さらには
ウオーム軸全体を層12と同じ複合組織としても
よい。 また、前述した実施例−1,2は、歯面を形成
する複合組織をWCとNi基自溶性合金によるもの
としたが、これに限らずWC以外の炭化物さらに
は硼化物の硬質粒子とNi基,Co基またはFe基の
自溶性合金とからなるものであつても、ほぼ同様
の効果が得られることは言うまでもない。 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、ウオーム軸
とウオーム歯車による回転伝達装置の耐摩耗性を
大巾に向上させることができると共に、焼付限界
滑り速度をも向上させることができ、さらにウオ
ーム軸とウオーム歯車のいずれの強度も十分に得
られる効果がある。
図は本発明の一実施例を示す一部破断正面図で
ある。 10……ウオーム軸、11……母材、12……
複合組織の層、20……ウオーム歯車、21……
歯面。
ある。 10……ウオーム軸、11……母材、12……
複合組織の層、20……ウオーム歯車、21……
歯面。
Claims (1)
- 1 少なくとも歯面が炭化物または硼化物の硬質
粒子とNi基、Co基またはFe基の自溶性合金との
複合組織で形成されているウオーム軸と、少なく
とも歯面が窒化処理されている窒化鋼製のウオー
ム歯車とを組合わせてなる回転伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24549388A JPH0293147A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ウォーム軸とウォーム歯車による回転伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24549388A JPH0293147A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ウォーム軸とウォーム歯車による回転伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293147A JPH0293147A (ja) | 1990-04-03 |
| JPH0450462B2 true JPH0450462B2 (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=17134484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24549388A Granted JPH0293147A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ウォーム軸とウォーム歯車による回転伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0293147A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4501053B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2010-07-14 | 株式会社ジェイテクト | 電動式舵取り装置 |
| CN103413231B (zh) | 2006-03-16 | 2017-10-27 | 比凯特有限责任公司 | 在移动物体上显示高度相关广告而获得收益的系统和方法 |
| WO2016014966A2 (en) | 2014-07-24 | 2016-01-28 | Brubaker Curtis M | Systems, methods, and devices for generating critical mass in a mobile advertising, media, and communications platform |
| CN103697113A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-04-02 | 攀钢集团工程技术有限公司 | 传动装置及执行器 |
| US9878666B2 (en) | 2014-03-19 | 2018-01-30 | Bcat, Llc | Digital display system with a front-facing camera and rear digital display |
| EP3442832A4 (en) | 2016-04-14 | 2019-11-27 | Bcat, Llc | SYSTEM AND DEVICE FOR PRODUCING, ASSEMBLING AND USING EXTERNALLY ASSEMBLED DIGITAL INDICATORS ON MOVING OBJECTS |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP24549388A patent/JPH0293147A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0293147A (ja) | 1990-04-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |