JPH04504842A - Aids、arcおよびhiv感染の治療または予防のための組成物および方法 - Google Patents
Aids、arcおよびhiv感染の治療または予防のための組成物および方法Info
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- JPH04504842A JPH04504842A JP2502884A JP50288490A JPH04504842A JP H04504842 A JPH04504842 A JP H04504842A JP 2502884 A JP2502884 A JP 2502884A JP 50288490 A JP50288490 A JP 50288490A JP H04504842 A JPH04504842 A JP H04504842A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
AIDS、ARCおよびHIV感染の治療または予防のための組成物および方法
11ユ1皿立旦
本発明は、後天性免疫不全症候群、エイズ関連疾患、およびHr v!g染の治
療および予防に有用なワクチン、組成物、および方法に関する。特に、本発明は
、AIDS% ARC。
およびHIV感染の治療あるいは予防のための、薬学的に有効な組成物に関する
。この組成物は、免疫学的に有効な量の可溶性T4タンパクによって特徴づけら
れる。この可溶性T4タンパクは、治療されている患者に可溶性T4タン/fり
に対する抗体の形成を引出すか、あるいは代わりに、AIDS、AR仁 あるい
はHIV感染の拡散、重篤の程度、免疫不全にする影響に対する防御あるいは軽
減に、かわって効果を示す他のタンパクの放出を、治療されている患者に引き出
す。
1肌囚!l
1923球として知られる免疫調節細胞のクラスは、2つの広い機能上のクラス
に分けられる。一つのクラスには、Tヘルパーあるいはインデューサー細胞が含
有され、これらはT細胞の増殖、リホカインの放出、あるいはIg放出のための
ヘルパー細胞の相互作用を媒介する。そして、二つ目のクラスには、細胞傷害性
T細胞あるいはサプレッサー細胞が含有され、これらは、T細胞媒介の傷害およ
び免疫応答抑制に関係する。一般に、リンパ球のこの二つのクラスは、2個の表
面糖タンパクのうちの1個の発現によって区別される。T4すなわちCD4 (
分子量55000〜62000ダルトン)は、これはTヘルパーあるいはインデ
ニサー細胞に発現される、おそらく単量体タンパクであり、T8すなわちCD8
(分子量32000ダルトン)は、細胞傷害性T細胞あるいはサプレッサーT
細胞に発現される二量体のタンパクである。
免疫適格者では、14928球は、免疫系の他の特別な型の細胞と相互作用して
、感染に対して免疫を与えるか、あるいは感染を防御するC E、 L、 Re
1nherzおよびS、 F、 Schlossman、−The Diffe
rentiation Function Of Human T−Cells
−、Ce1l。
19、p+)、821−27(19110)]。特に、T4リンパ球は、免疫系
の活性化に重要な成長因子の生産を刺激する。例えば、造血幹細胞から派生した
B細胞を刺激するのに作用し、防御性の抗体の生産を促進する。さらに、マクロ
ファージ(”キラー細胞”)を活性化して、感染した宿主細胞あるいはなんらか
の異常のある宿主細胞を攻撃し、ならびに、単球(″スキャベンジャー細胞”)
を誘導して侵入した病原菌を封じんで破壊する。
ある感染因子の最初の標的は、14表面タンパクであることが見いだされた。こ
れらの因子には、例えば、ウィルスおよびレトロウィルスが含まれる。1492
8球がこのような因子にさらされると非活性になる。結果として、宿主の複雑な
免疫防御系は破壊され、そして宿主は広範囲の日和見感染にかかりやすくやる。
このような免疫抑制は、後天性免疫不全症候群(”AIDS”)にかかつている
患者に見られる。AIDSは、深刻なあるいは典型的な完全な免疫抑制、および
付随する広範囲の日和見感染症および悪性感染症にたいする宿主抑制性によって
特徴付られる。ある場合には、AIDSは中枢神経系の異常を伴う。AIDSの
完全な臨床上の症状には、通常、慢性全身性のリンパ節症、発熱、および体重の
減少などのエイズ関連疾患(”ARC”)が先行する。ヒト免疫不全ウィルス(
’HIV″)のようなレトロウィルスは、AIDS感染およびその前兆であるA
RCに関わる病因因子であると考えられている[M、 G、 Sarngadh
aranら、” Detection、l5olation And Cont
inuous Production Of Cytopathic Retr
oviruses (HTLl/−111) From+ Patients
With AIDS And Pre−AIDS−、5cience、 224
. pp、 497−508 (1984)コ。*A I DS/ARC3の集
団テストで85〜100%がHIVに対して血清学的に陽性であった CG、N
、5havら、” Mo1ecular Characterization
Of l(umanT−Cell Leukemia(Lymphotropi
c)Virus Type Ill In The Acquired Imm
une Deficiency Syndrome−,5ience、 226
.pp、1165−70(1984)コ 。
*本願におけるヒト免疫不全ウィルス(”HIV”)は、Internatio
nal Comm1ttee On Taxonomy Of Viruses
のヒトレトロウィルス小委員会に採用されている総称であって、AIDS患者か
ら個別に単離されもののことであり、それらにはヒトT細胞9冫3
じLAV”)、ヒト免疫不全ウィルス1型(”HIV−1”)およびAIDS関
連レトロウィルスじARV”)が含まれる。
一連のHIVウィルスの宿主は、T4表面糖タンパクを有する細胞に関連する。
このような細胞には、14978球および脳細胞が含まれる[ P.J 、Ma
ddonら、−The T4 Gene Enc。
des The AIDS Virus Receptor And Is E
xpressed In The 1mn+une System And T
he Brain−、Cell,47,pp.333−48(1986)コ 。
HIVウィルスによる宿主の感染で、14978球は非活性になる。AIDS/
ARC症候群の進行は、T4表面糖タンパクを示すT4”!Jンバ球の減少と相
関性が有り得る。引続き免疫不全が伴うこのT4細胞の減少は、感染および溶解
生長の再発サイクル、および細胞媒介によるウィルスの拡散の両者に原因し得る
。さらに、臨床上の症状は、HIVウィルスが、多くのAIDS患者に見られる
中枢神経系の異常に直接関係していることを示唆′している。
T4”細胞に対するHIVウィルスの同性は、膜アンカー性のウィルスレセプタ
ーとしてのT44細胞面糖タンパクの役割に原因していると考えられる。HIV
ウィルスレセプターとしてT4は動くので、その細胞外配列は、HIV結合にお
いて直接的な働きをしている。特に、HIVエンベロープタンパクは、宿主細胞
への侵入開始にこの相互作用を用いて、選択的にT4エピトープに結合すると考
えられている[A.G。
Dalgelish ら、”The CD4(T4) Antigen Is
An Es5ential C。
mponent Of The Receptor For The AIDS
Retrovirus−、Nature, 312. pp. 763−67
(1984) ;D. Klatzmann ら、”T−Lymphocyt
e T4Molecule Behaves As The Receptor
For Human RetrovirusLAV 、”Nature.31
2,pp.767−68(1984)]。従って、T4の細胞発現は、T4タン
パクがHIVウィルスのレセプターとして働くのでHIV結合に十分であると考
えられている。
可溶性T4タンパクに基づく治療法は、HIV関連感染症AIDSおよびARC
の治療および予防のために提案された。
ヒトT4タンパクの全長を意図的にコードするDNAのヌクレオチド配列および
推定アミノ酸配列が報告されている[P。
J.Maddon ら、” The l5olation And Nucle
otide 5equence Of A cDNA Encoding Th
e T Ce1l 5urface Protein T4: A NewMe
mber Of The Immunoglobulin Gene Fami
ly 、−Ce旦. 42. 1)I)、 93−104 (1985)]。推
定された一次構造に基づいて、T4タンパクは次のドメインに分けられる。
(以下余白)
出 される 二土△1旦血!
疎水性/分泌シグナル −23 〜ー1■ー領域相同/細胞外 +1 〜+94
J−領域相同/細胞外 +95 〜+109糖分解領域/細胞外 +110〜+
374疎水性/
トランスメンブラン配列+375〜+395高親水性/細胞質内 +396〜+
435可溶性T4タンパクは、T4タンパクの全長をアミノ酸の375の位lf
で切断して、トランスメンブレムドメインおよび細胞質ドメインを取り除いて構
築された。このようなタンパクは組換え技術によって生産される[ R. A.
F 1sherら、−HIV Infection Is Blocked
In Vitro By Recombinant 5oluble CD4。
”Nature 、331.pp.7676−711(198]。 可溶性T4
タンパクは、14表面タンパクを発現する細胞のHIV感染を阻害する阻害機構
あるいは競合結合機構によってT4/HIV相互作用を都合よく妨害する。そし
て、可溶性T4タンパクは、T44リンパ球と抗原提示細胞との相互作用、およ
びT4’リンパ球と7 4 ” ’Jンパ球媒介傷害性標的物との相互作用を阻
害する。
可溶性ウィルスレセプターとして作用することによって、可溶性T4タンパクは
、T4”細胞へのHIV結合、およびウィルスにより誘導される融合細胞形成を
阻害するための抗ウイルス治療剤として有用である。
AIDSおよびARCの治療および予防に提案された方法は、サラにウィルスの
ライフサイクル中の特有な過程であるHIVの逆転写酵素を標的とする抗レトロ
ウィルス剤の開発を目指してきた。このような薬剤は、作用機構としてHIVの
逆転写酵素の阻害を用いる。このような薬剤には、例えば、スラミン、アジドチ
ミジン(”AZT”)、およびジデオキシシチジンが含まれる[H,Mitsu
ya ら、−3’−Azido −3−Deoxythymidine (BW
ASO9U):An Antiviral Agent That Inhi
bitsThe [nfectivity And Cytopathic E
ffect Of Human T−Lymphotropic Virus
Type III/Lymphadenopathy−Associated
Virus In Vitro、−Proc、Natl、Acad、Sci、U
SA、82.pp、7096−7100(1985);■、Mitsuyaおよ
びS、Broder、−Inhibition Of The In Witr
o [nfectivity And Cytopathic Effect
Of Human T−Lymphatropic Virus Type I
II/Lymphodenopathy−Associated Virus(
HTLV−III/LAV) By 2°、 3−Dideoxynucleo
sides、 ” Proc、 Natl、Acad、sci、UsA、113
.pp、1911−15(1986); R,Yarchoan ら、”Adm
inistration Of 3°−Azido−3’−Deoxythym
idine、 An Inhibitor Of HTLI/−111/LAY
Replication、 To Patients With AIDS
or AIDS−Related ComplexどLancet、pp、57
5−80(March 15゜1986)]。
これらの薬剤は各々、インビトロでHIVに対して活性を示すが、AZTのみが
、厳密に擬薬用に制御された臨床試行によってその臨床上の信頼性が確かめられ
た。しかし、AZTを受ける患者の数は増加しているが、少量の投与にしか耐え
られない。AZTのある程度の投薬量にはリン7−e毒性があると報告されてい
る[ Yarchoanら、上記]。AZTの有効量の投与には、顆粒球減少お
よび貧血のような望ましくない衰弱させる副作用がある。それ故に、AIDSお
よびARCの治療に長期間にわたってAZTを用いるのには、血液毒性が重大な
制限因子として現れる[D、D、Richmanら、” The Taxici
ty Of Azidothymidine (AZT) In The Tr
eatment Of Patients With AIDS And AI
DS−Related Complex: A Double−Blind、
Placebo−Controlled Trial、” N、En 、J、M
ed、、317.pp、192−97(1987)]。
他の多(の予防剤および治療剤の規制は、ウィルスの複製サイクル中の逆転写以
外の過程に対する抗レトロウイルス活性を示す薬剤に基づいている[PCT特許
出願No 87103903]。
このような方法には、植物アルカロイド カスタノスペルミンのようなグルコシ
ダーゼインヒビターの投与が含まれる。
これは、HIV感染細胞のエンベロープ糖タンパクのN−結合オリゴ糖鎖の正常
な過程を阻害することによって、その糖タンパクのグリコジル化を改変し、細胞
表面の活性エンベロープタンパクの発現を減退させ、そして感染性のウィルス粒
子の生産を阻害する。しかしながら、このような抗レトロウィルス剤は、単一の
治療剤として与えられる場合、その使用量が多いときに細胞の代謝に毒性の影響
を及ぼし得る。
それ故に今日、AIDSS ARC,およびHIV感染の治療および予防に、従
来の薬剤の不都合さを回避した、効果的な免疫治療剤、方法および方策の開発の
必要性が存在する。
1豆旦!互
本発明は、後天性免疫不症候群、エイズ関連疾患、およびHIV感染の治療およ
び予防のための薬学上効果的な組成物および方法を提供することにより上記の問
題を解決する。本発明の組成物および方法は、可溶性T4タンパクによって特徴
づけられる。この可溶性T4タンパクは、治療される患者に可溶性T4タンパク
に対する抗体の形成を引き起こすか、あるいはAIDSS ARCS HIV感
染の拡散、重篤の度合、あるいは免疫不全にする影響を防御するかあるいは軽減
に、かわって効果を示す他のタンパクの放出をもたらす。
゛ の な會 日
図1は、プラスミドpL7Q−2の、T4 cDNAのヌクレオチド配列および
誘導されるアミノ酸配列を示す。
図2は、プラスミドpBG381の、T4 cDNAのヌクレオチド配列および
誘導されるアミノ酸配列を示す。
図1および図2において、アミノ酸は次のように一文字の略号で示される。
*は終止コドンの位置である。
図1において、T4タンパクの翻訳開始点(A A−23)はヌクレオチドの1
199−1201のメチオニンの位置にあり、そして成熟N末端はヌクレオチド
1274−1276のアスパラギン(AA3)に位置している。
図2において、T4タンパクの翻訳開始点(A A−23)はヌクレオチドの1
207−1209のメチオニンの位置にあり、そして成熟N末端はヌクレオチド
1282−1285のアスパラギン(AA3)に位置している。
図3Aは、rsT4処理前、処理中、および処理後に、インビトロで外来のSI
V□。に感染させた正常サルの骨髄細胞の、逆転写酵素の活性値を示す。
図3Bにおいて、rsT4処理のサルのブラスマの存在下に、インビトロで外来
のS I V、、。に感染させた正常サル由来のPBLに生じた逆転写酵素の活
性を表に示す。
図4において、SIV感染サル由来の骨髄細胞培養物、およびサルをrs”r4
で処理する前、処理中、および処理後の末梢血リンパ球(SIV感染サル)/H
9共培養物の逆転写酵素の活性を表に示す。
図5において、rsT4処理された5IV−aa感染サルでのSIVm*c誘発
された疾病活性(SIV、。、−Induced Disease Activ
ity)によって生じた、機能異常に対するrsT4処理の効果をグラフで示す
。
図6において、rsT4で前もって処理したサルにおける5Ivsao誘発され
た疾病活性によって生じた、機能異常に対するrsT4処理の効果をグラフで示
す。
図7において、rsT4処理したSIV、、。感染サルにおけるCFU−GMお
よびBFU−Eコロニー数のtl加をグラフで示す。
図8において、rsT4処理したサル由来のプラズマ、あるいはr sT4の、
5Iv1.1.。感染サルの骨髄由来のコロニー形成細胞に対するrsT4のイ
ンヒトaでの効果を表に示す。
図9において、rsT4処理中に得たSIV□。感染サルの骨髄由来のコロニー
形成細胞に対する、r sT4処理したサル由来のプラズマのインビトロでの効
果を表に示ス。
図10において、rsT4処理完了後に得たSIVma。感染サルの骨髄由来の
コロニー形成細胞に対する、rsT4処理したサル由来のプラズマのインビトロ
での効果を表に示f。
図11において、rsT4あるいはrsT4処理したサル由来のプラズマを添加
しての、SIVma。感染サルの骨髄中の、インビトロでのCFU−GMの増加
を表に示す。
図12において、rsT4処理したサルのプラズマのIgG画分および非IgG
画分のCFU−GMの増加を表に示す。
図13において、rsT4処理したサルの循環リンパ球の表面結合免疫グロブリ
ンを示す。
図14において、rsT4処理したサルのプラズマの、CD8“をのぞいてCD
4”ヒトリンパ球に対する免疫グロブリンの結合を示す。
図15において、rsT4処理したサルのプラズマ中の、CD8°をのぞいてC
D4ゝア力ゲザルリンパ球に対する免疫グロブリンの結合を示す。
図16において、rsT4免疫したサル由来のプラズマ免疫グロブリンのサルP
BLに対する結合を示す。
図17において、rsT4免疫されたサルのプラズマによる、s r v、、。
感染サルのPBLでの逆転写酵素の阻害を表に示す。
図18において、rsT4免疫されたサルのプラズマによる、SIV、、。感染
した骨髄マクロファージの逆転写酵素の阻害を表に示す。
図19において、rsT4免疫されたサルのプラズマの存在下での3匹のSIV
□。感染したサルの骨髄細胞由来のCFU−GMを表に示す。
図20において、正常アカゲザル自来の骨髄マクロファージがrsT4/CFA
免疫感作に続いてSIV、、。感染にたいして耐性になることを示す。
図21において、正常アカゲザル由来のPBLが、rsT4免疫感作に続いてS
IV、、。感染に対して耐性になることを示す。
図22において、S I Vase感染したサルの免疫感作後、アジュバント中
のrsT4のによって、PBLおよび骨髄細胞由来のウィルスの単離ができない
ことを示す。
図23において、アジュバント中のr sT4による、免疫感作後のSIV□。
感染したサルの骨髄でのCFU−GMおよびBFU−Hの増加を示す。
1五旦1亙ム且皿
本発明は、AIDSS ARC,およびHIV感染の治療および予防のための薬
学上受容可能な組成物および方法に関する。特に、本発明は、免疫学上効果的な
量の可溶性T4タンパクを有する薬学上効果的な組成物に関する。この可溶性T
4タンパクは、治療される患者に可溶性T4タンパクに対する抗体の形成を引き
起こすか、あるいはAIDS、ARC1HIV感染の拡散、重篤の程度、あるい
は免疫不全にする影響を防御するかあるいは軽減に、かわって効果を示す他のタ
ンパクの放出をもたらす。一つの実施態様に従って、本発明の方法には、HIV
感染の免疫不全のする効果の減少、HIv感染の予防、およびHIV感染の細胞
内拡散の予防に十分な期間、薬学上受容可能な方法で、免疫学上効果的な量の可
溶性T4タンパクによる、患者の治療および免疫感作が含まれる。
本発明のワクチン、組成物および方法は、ヒトを含む哺乳類のAIDS、ARC
,およびHIV感染の治療および予防に用いられ得る。さらに、これらのワクチ
ン、組成物および方法は、ンミアン免疫不全ウィルスのようなレトロウィルスに
よる、ヒトを含む哺乳類のエイズ様疾患の治療および予防に用いられ得る。
本願において用いられている用語”免疫学上効果的な“は、治療される患者に、
可溶性T4タンパクに対する抗体の形成をもたらす能力を指している。これはA
IDS、ARCあるいはHIV感染に対して、ある期間患者を保護するか、ある
いはAIDS、ARCあるいはHIV感染の拡散、重篤の程度、あるいは免疫不
全にする影響を減少さす効果がある。用語パ免疫学上効果的な”は、さらに、リ
ンホカイン、コロニー増殖因子、あるいはAIDS、ARCあるいはHIV感染
に対する防御、あるいはAIDSS ARCあるいはHIV感染の拡散、重篤の
程度、あるいは免疫不全にする影響を減少さす効果がある程度に、患者に免疫応
答を促進する他のタンパクのような因子の生産あるいは放出をもたらす能力をさ
す。
本発明の組成物および方法は、予防的あるいは治療的な、可溶性T4タンパクの
活性の二次的な機構によって特徴づけられる。理論に捕られれることなく、本発
明の方法および組成物を特徴付る可溶性T4タンパクの機能の二次的な機構は、
HIV感染を防御する、あるいはHIV感染の治療に効果がある可溶性T4タン
パクに対する抗体の発生に基づき得る。
一方、この可溶性T4タンパク活性の二次的な機構は、インターロイキンのよう
なリンホカイン、コロニー増殖因子、あるいは患者に、H(V感染を防御するか
、あるいはHIV感染の治療に効果がある免疫応答を促進する他のタンパクの発
生に媒介され得る。
本願に使用されている”可溶性T4タンパク”には、天然あるいは組換えの可溶
性T4タンパク、あるいはそれらの可溶性の誘導体、および可溶性T4タンパク
の免疫治療(抗レトロウィルス)活性によって特徴づけられる、全てのタンパク
、ポリペプチド、およびペプチドが含まれる:これらには、あらゆる起源の可溶
性T4様化合物、例えば、天然由来の可溶性T4タンパク、組換え可溶性T4タ
ンパク、合成あるいは半合成の可溶性T4タンパクなどが含まれる。このような
可溶性T4様化合物は、都合よく、T4表面タンパクを発現する細胞のHIV感
染を阻害する、阻害あるいは競合結合機構によって、T4/HIV相互作用を阻
害する。
可溶性T4タンパクには、下記の群から選ばれるポリペプチドが含まれる二図1
の式A A−23−A A 382のポリペプチド、図1の式AAr−AA36
2のポリペプチド、図1の式M e t −AAI−AA362のポリペプチド
、図1の式AAI−AA374の゛ポリペプチド、図1の式Me t−AAI−
374のポリペプチド、図1の式AAI−AA37Tのポリペプチド、図1の式
M e t −A A +−377のポリペプチド、図1の式AA−23−AA
374のポリペプチド、図1の式A A −23A A 377のポリペプチド
、あるいはこれらの一部分。
さらに、可溶性T4タンパクには、下記の群から選ばれるポリペプチドが含まれ
る:成熟T4タンパクの式AA−23−AA362のポリペプチド、成熟T4タ
ンパクの式A A +−382のポリペプチド、成熟T4タンパクの式Me t
−AAI−362のポリペプチド、成熟T4タンパクの式A A +−374の
ポリペプチド、成熟T4タンパクの式Me t−AAI−374のポリペプチド
、成熟T4タンパクの式A A 1−377のポリペプチド、成熟T4タンパク
の式M e t −A A1−zy7のポリペプチド、成熟T4タンパクの式A
A−23A A374のポリペプチド、成熟T4タンパクの式A A −23
A A 377のポリペプチド、あるいは、それらの一部分。
T細胞から単離された成熟T4タンパクのアミノ末端アミノ酸は、図1に示され
ている配列の三番目のアミノ酸のりシンから始まる。従って、可溶性T4タンパ
クには、さらに図1の式A A3− A A377のポリペプチド、あるいは゛
その一部分が含まれる。このようなポリペプチドには、図1の式AA−3−AA
362のポリペプチド、図1の式AA3−AA374のポリペプチドからなる群
から選ばれるポリペプチドが含まれる。さらに、可溶性T4タンパクには、上に
挙げたポリペプチドでN末端メチオニン基が前についたポリペプチドも含まれる
。
本発明のワクチン、組成物および方法に有用な可溶性T4タンパクは、種々の方
法によって生産され得る。寄託されているクローンp170−2から得た全長の
T4 cDNAのヌクレオチド配列およびそれから推定されるアミノ酸配列を図
1に示した。p170−2の T4 cDNAは、上記のMaddonらよって
報告されている約1700bpの配列にほとんど一致している。しかしながら、
p170−2の T4 CDNAは、3個のヌクレオチド置換を有していて、こ
れは、このc DNAの翻訳産物中にMaddonらの報告による配列に比較し
て3個のアミノ酸置換を含むタンパクを生産する。これらの違いは、第3位のア
ミノ酸で、Maddonらの報告のアスパラギンがリジンに、アミノ酸の第6・
4位で、Maddonらの報告のトリプトファンがアルギニンに、およびアミノ
酸の231位で、Maddon らの報告のフェニルアラニンがセリンにそれぞ
れ入れ代わっているところにある。L堕m二土の報告のアミノ酸の東3位のりシ
ンに代わるアスパラギンは、DNA配列決定の誤りであった[D。
R,Littman ら、−Corrected CD45equence−、
Ce11,55.p、541(1988)]。 可溶性T4タンパクの構築物は
、全長のT4配列を、種々の位置で切断して、トランスメンブレンドメインおよ
び細胞質内ドメインのコーディング領域を取り除き、一方、HIV結合に応答性
があると考えられている細胞外領域を残して、生産される。特に、可溶性T4タ
ンパクは、オリゴヌクレオチドに特異的な変異誘発、制限酵素による消化、それ
に続くリンカ−の挿入、あるいは、全長T4タンパクの酵素による接続などの従
来技術によって生産され得る。
このような構築に先だって、例えばpL70−2ような全長のT4クローンのc
DNAコーディング領域は、次ぎに続く部位特異的変異誘発、および64位およ
び231位でのアミノ酸を修飾するための制限酵素断片の置換の過程で、修飾さ
れ得る。例えば、64位のアミノ酸を修飾するためにオリゴヌクレオチド特異的
変異誘発が用いられ得る。続いて、T4陽性リンパ細胞株[0,Acutoら、
Ce11,34.pp、717−26(1983)]から単離され、λgtll
のライブラリーにあるT4cDNAの一部のセリン231位のコドンを含む断片
による制限断片置換は、231位のアミノ酸を修飾するのに用いられ得る[R。
A、 Fisherら、Nature、上記〕。
可溶性T4タンパクをコードするDNA配列は、従来の組換え技術によって真核
および原核宿主細胞の形質転換に用いられ得る。その結果、組換え可溶性T4タ
ンパクの臨床上および商業上有用な量が生産され得る。このような可溶性T4タ
ンパクには、1987年9月4日出願された米国特許出願094.322.19
88年1月7日出願された米国特許出願141,649、および1988年9月
1日出願のPCT特許出願No、PCT/US88102940において開示さ
れた製法により生産されるものが含まれる。これらの開示情報は、引用文献とし
て本発明に組み込まれる。
可溶性T4タンパクをコードするDNA配列によって特徴づけられる微生物およ
び組換えDNA分子は、メリーランド州、Linthicumにあるインビトロ
インターナショナルInc、カルチャーコレクシコン(In Vitro In
ternational、Inc、culture collection)に
、1987年9月2日に寄託された培養細胞により例示される。これらは、以下
のように受託番号が付与されている。
EC100: Ll;9上上 JM8]/pEc100 − 工VX 1014
6BG377: 上ム≦21L裏 MC1061/pBG]77 − 工V工
10147BG3”” z−≦こ区LL MC1061/pBGコ80 − 工
V工 10148BG381: z−≦■i【L MC1061/pBG]81
− 工■工 10149゜一方、可溶性T4タンパクは、固相合成のような従
来のペプチド合成技術によって化学的に合成され得る[ R,B、 Merri
fieLd、 ”5olid Phase Peptide 5ynthesi
s、 1.The 5ynthesis OfA Tetrapept 1de
−、J、 Am、 Che+a、 Soc、 、 83. pp、 2149−
54(1963)]。
本発明の一つの実施態様に従って、可溶性T4タン)<りは、意図する受容者に
おいて免疫原性を促進するために好ましく修飾されるか、あるいはタンパクを修
飾する処理に委ねられる。例えば、種々のアミノ酸の置換、修飾、あるいは欠損
が、可溶性T4タンパクの調製の過程で行われ得る。一方、可溶性T4タンパク
は、投与前に種々の薬学的に受容可能なアジュバントタンパクの添加によって修
飾され得る。このようなアジュバントには、例えば、ムラミルジペプチド誘導体
、および界面活性剤およびフリーの脂肪酸の組合せを含むキャリアが含まれ得る
。このような修飾の形は、患者あるいはその種の内にある可溶性T4タンパクの
免疫原性に優ってさらにその可溶性T4タンパクの免疫原性を増す一つの方法で
あり得る。
本発明のワクチンおよび組成物は、従来の種々の貯蔵形態であり得る。これらに
は、錠剤、ビル、粉末、溶液ある%Xは懸濁液、リポソーム、カプセル、全開、
注射液および注入液などの、固体、半固体、および液体の使用形態が含まれる。
好ましい形態は、投与、および治療の意図される方法あるl、%は予防の適用に
依存する。
このような使用の形態には、当業者に知られている薬学上受容可能なキャリアお
よびアジュバントが含まれ得る。コノようなキャリアおよびアジュバントには、
例えば、イオン交換剤、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レクチン、ヒト
血清アルブミンのような血清タンパク、リン酸塩、グリシン、ソルビン酸、ソル
ビン酸カリウムのような緩衝剤、飽和植物脂肪酸の部分的にグリセリド化された
混合物、水、プロタミンサルフェート、リン酸水素二ナトリウム、塩化ナトリウ
ム、亜鉛塩、コロイド状シリカ、マグネシウムトリシリケートのような塩あるい
は電解物、ポリビニルピロリドン、セルロースペース物質、およびポリエチレン
グリコールがある。
局所用の形態あるいはゲルペース形態のアジュバントは、ソジウムカルボキシメ
チルセルロース、ポリアクリレート、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレ
ン−ブロックポリマー、ポリエチレングリコールおよびウッドワックス(woo
d曹aX)のアルコール類からなる群から選ばれる得る。
本発明のワクチンおよび組成物は、ざらに、免疫原性を促進する、あるいは患者
の劇薬性を改良するために他の成分を含み得るし、あるいは、調製時に、他の処
理に委ねられ得る。
一般的には、可溶性T4タンパクは、他の薬学的に重要なポリペプチド(例えば
、α−IFN)に用いられる同様の方法および成分を用いて、製造され、そして
患者に投与され得る。腸管外の、静脈、筋肉、病巣内、あるいは皮下注射を含む
あらゆる薬学的に受容され得る使用経路が、可溶性T4タンパクの投与に用いら
れ得る。
例えば、可溶性タンパクは、薬学的に受容可能なあらゆる使用形態で患者に投与
され得る。この使用形態には、巨丸剤として、何時間、何日間、何週間あるいは
何カ月間にわたる継続的な注入によって、静脈に、を椎労および関節周囲を含む
筋肉内に、皮下に、皮膚に、関節内に、滑膜内に、鞘内に、病巣内に、骨膜にあ
るいは、経口あるいは特別な経路によるものが含まれる。本発明の組成物は、単
位使用の形態が好ましく、通常患者には筋肉内に投与される。
可溶性T4タンパクは、患者に一回投与、あるいは一連の処置の間に投与され得
る。可溶性T4タンパクの投与および使用規制の最も効果的な方法は、治療に用
いられる特定の組成物および/あるいはアジュバント、感染の重篤の程度および
進行、予備治療、患者の健康状態および処置に対する応答、および治療医の診断
に依存する。
本発明の一つの実施態様に従って、可溶性T4タンパクは、−日の使用量が約1
m g / k g体重からそれ未満の量が、−回あるいは数回の投与によっ
てか、あるいは約1日から30日の処置期間にわたって、日当たりその量が、貯
蔵形態から放出される方法によって、患者に投与され得る。
例えば、HIV感染の治療および予防に、意図される虫者において免疫原性を促
進するために修飾された可溶性T4タンパクを用いる典型的な使用規制には、約
30日間、−日一回、患者にたいして約0.5mg/kg体重の投与法が含まれ
る。患者は、断続的に週単位で、週に一度、日当り約l。
Om g / k g体重の使用を要求し得る。
本発明の好ましい実施態様において、可溶性T4タンパクあるいは修飾された可
溶性T4タンパクは、その免疫原性を増すためにアジュバントと共に投与される
。有用なアジュバントには、水酸化アルミニウムのような単純金属塩、および、
完全ならびに不完全のフロイントアジュバントのようなオイルペースのアジュバ
ントが含まれる。オイルベースのアジュバントが用いられるとき、可溶性T4タ
ンパクは通常アジュバント共に乳濁液として投与される。最も好ましくは、可溶
性T4タンパクは不完全フロイントアジ−パントで乳剤にして投与される。
可溶性T4タンパクがアジュバントと混合される場合には、その混合物は、通常
、筋肉内、皮膚内、あるいは皮下に数カ所に投与される。筋肉的投与が最も好ま
しい。
投与前にアジュバントが可溶性T4タンパクに添加される場合、−日当り、その
約1mg/kg体重が投与され得て、所望の応答に達するまで、週に一度1 m
g / k g体重の投与が継続される。その後、約1 m g / k g
体重の量が、月に一度投与され得る。
可溶性T4タンパクが、不完全フロインドアジュバントの乳化液の状態で投与さ
れる場合、−日に患者当たり約1mgが投与され得、引続き二ケ月間、約月に一
度、患者当たりlmgの量が投与され、およびその後3ケ月に一度投与され得る
。
もちろん、使用量および処置の期間は、用いられる可溶性T4タンパク免疫原性
の程度、アジュバントが可溶性T4タンパクと共に投与されるかされないか、使
用されるアジュバントの性質、および処置される患者の免疫状態などの因子によ
って異なることは理解される。例えば、より高い免疫原性が得られれば、使用量
および必要な処置時間が少なくなる。
同様に、使用量および処置時間は、可溶性T4タンパクがアジュバントと共に投
与されると減少するであろう。
本発明に従った使用量の規制には、投与される期間にわたって、1.0mg/k
g体重/日より多い投与が含まれ得る。
ここに開示された本発明をさらに理解し得るために、次の実施例を挙げた。これ
らの実施例は例を示すことのみを目的し、本発明を限定するものではない。
(以下余白)
実11舛
これらの実施例は、可溶性T4タンパクのウィルス複製に対する阻害効果および
SIVmac−誘発疾病活性に関連する機能的異常を回復する効果が説明されて
いる。
これらの実施例において、使用する可溶性T4タンパクは、Biogen Re
5earch Carp、 (Cambrfdge、 Massachuset
ts)より市販されている組換えヒト可溶性T4タンパク(“rsT4”)すな
わち(“r s CD4”)であった。この組換え可溶性T4タンパクは、動物
細胞発現ベクターpBG38’lによりトランスフェクトされたチャイニーズハ
ムスター卵巣細胞由来であった[R,A、Fisherら、′旧V Infec
tion Is Blocked +n Vitro By Recombin
ant 5oluble CD4.’ Nature、 331. pp、 7
6−78(1988)]。pBG381は、図2に示されているT4タンパクの
A123〜A A 3TTをコードするDNAによって特徴づけられている。
我々は、2匹のアカゲザル(Macaca mulatta) (New En
gland Regional Primate Re5earch Cent
er、 Southborough、 Massachusettsの集落で生
まれ育った)を手に入れた。それぞれの重さが5〜7kgであり、伝染病に感染
されていなくて健康であった。我々は、同じ重さの4匹のSIVma。感染7カ
ゲザル(New England Regional Primate Re5
earch Centerの集落で生まれ育った)も手に入れた。これらの4匹
の動物に、セルフリーのSIV+sscウィルスを含有する細胞培養上清を静脈
注射してSIVma。感染を導入した。我々は、別の同じ重さの3匹のアカゲザ
ル(New England Regional Primate Re5ea
rch Centerの集落で生まれ育った)にもS I V、、。感染を導入
した。これらのサルはr sT4処理処理属するものではないウィルス感染サル
のうち3匹は、処理の開始時点では比較的に正常な免疫パラメーターを持ってい
たが、4四回のサルは循環リンパ球の絶対数が1mm3当り100以下であった
(正常ノアカゲザルは>1,0OOT4°PBLs/mm’である)。それぞれ
のサルは可溶性T4タンJ−e/7投与の前に、霊長類集落の檻に6ケ月以上収
容されていた。投与期間中、それぞれのサルは新鮮果物で補足された通常のサル
の食餌で飼われた。
処理および無処理群に記述されたサルは以下の通りに示さ、れた:
正常 rsT4 理
Mm156−84
Mm158−84
SIv91、染 rsT4 理
Mm156−85
Mm159−86
Mm167−84
Mm202−84
S I VIIo、 r sT4無几理Mm129−86
Mm244−86
Mm335−78
50日間中、それぞれの正常な動物および4匹の感染動物が、組換えヒト可溶性
T4タンパクを1日1回大腿あるいは尻に部内注射を受けた。合計投与量は2m
gのrsT4.3(pBG381−形質転換細胞株BG381由来)/日/匹で
あった。クリアランス測定および肝臓および腎臓機能の評価のための血清サンプ
ルは処理の8.15、および44日、および処理後の8および18日に採取され
た。感染サルの一匹、Mm156−85は、最初の処理過程が完了した96日日
月50日間の再処理が開始された。rsT4による有意な悪影響を受けた動物が
見受けられなかった。
全ての動物の末檎血リンパ球すブセ・、トの分布(T2+、T49、T8°、I
L−2受容体1およびB1+)およびこれらの細胞の機能(異種移植細胞および
ポークライードマイトジェンによる刺激に伴う増殖)は処理過程の間で変化しな
かった。
肝臓および腎臓を評価する血清化学上の結果はベースライン値と比べ変化しなか
った。これらの動物が、骨髄顆粒球マクロファージ(CFU−GMs)前駆細胞
コロニー数の一時的な減少およびそれに伴う一時的な好中球減少症を経験したζ
こもかかわらず、この一時的な骨髄抑制は臨床的に認められなかった。処理中、
正常あるいは感染されたサル(こは、末梢血リンパ球サブセットの分布、PBL
機能、あるいは肝臓および腎臓機能を評価する血清化学上の変化を示すものはい
なかった。*
SIV 立 の−1
我々は、S’IV@@。251株(New England Regional
Primate Re5earch Center、 Southborou
gh、 Massachusettsから得た)を、健康なヒト提供者から得た
末梢血リンパ球(PBL)培養物に感染させ、SIV、、。含有培養物を調製し
た。具体* 処理開始に重症の免疫障害の証拠を示す感染されたサル(Mml
67−84)が、50日間の処理完了後の3日目に、クームス陽性溶血性貧血の
ため死亡した。死ぬ前の最後の10日間では、この動物のヘモグロビンが7.7
から3,7グラム/デシリツトルに低下した。剖検で見られた病変には、小腸内
に多量の血塊、重症心筋線維症および肺臓リンパ小節の組織法浸潤が含まれてい
た。後者の2つの病変は慢性的SIV感染のアカゲザルには珍しいことではない
。近位の小腸(proximal small bowel)に血が存在する現
象は、この動物の死因は急性胃腸出血であり、おそらく急性溶血によるストレス
が二次的の死因であり得ることを指示した。このような著しい溶血性貧血がAI
DS患者に報告されている[ Z、 A、 5chre 1berら、Bloo
d、 52. p、117a(1983)]。従って、死亡がSIVlml。感
染の当然な結果であり得る。
的に、PBLを血液サンプルからフィコール−ジアドリゾエート密度勾配(sp
、gr、1.077)によって単離して、それを1μg / m lのコンカナ
バリンA添加培地(RF’M11640+lO%ウシ胎児血清)で3日間インキ
ュベートした。さらに、この刺激されたPBLをハンスの平衡塩類溶液で洗浄し
、3X10’細胞を2ユニツト/ m 1のIL−2添加培地で30m1になる
ように合わせた(IL−2はDu Pont社の製品)。37’Cで2時間イン
キュベートした後、細胞を洗浄し、SIV、、。251株含有組織培養培地を3
ml加えて、37’Cでインキユベートした。 M、Kannagiら(“J
Growth Characteristics of Sia+ian T−
Lymphotropic Virus Type III、” Proc、a
tl、 Acad、 Sci、 USA、 82. pp、 7053−57(
1985))およびM、D、Dan i e iら(Science。
228、 pp、 1201−04(1985))が記述した通り、逆転写酵素
(RT)活性が最大の時CRT活性が1.8x 10’c pm/mlである)
に、培養上清を回収した。この上清を0.45μmフィルターに通し、1mlず
つ分注して、使用まで一70’Cに保存した。
立 の
ヘパリン処理した骨髄サンプルを、ケタミン麻酔されたサルから背部腸骨稜を吸
引して得た。骨髄吸引液を密度勾配遠心して単核細胞を単離し、ハンスの平衡塩
類溶液で洗浄した。
そして12.5%FBSおよび12.5%ウマ血清添加イスコーフの改良ダルベ
ツコMEM (IMDM)に、4あるいは8チエンバの組織培養スライドガラス
(Lab−Tek、 MilesSeientific、 Napervill
e、 111inois)で、lXl0’/mlの細胞濃度で培養した。37’
Cで7日間培養後、非付着細胞を除去した。
FBL H9立 の−1
末梢血リンパ球をサルの血液サンプルから、フィコール−ジアドリゾエート密度
勾配遠心(sp9gr、1.077)で単離し、前記記述と同様に1μg /
m lのフンカナバリンAで3日間刺激した。刺激されたPBLをハンスの平衡
塩類溶液で洗浄し、1×108細胞をlXl0’非感染H9細胞(Dr、Rob
ert C,Ga1lo、 National Cancer In5titu
te、 Bethesda。
Marylandからの寄贈物)に加え、この共培養物を37°Cで少なくとも
3週間増殖させた。ウィルス複製の指標として培養上清の逆転写酵素の活性を観
察した。
ウィルス° のアッセイ
これらのサンプルにおいて、抗ウィルス剤および中和抗体の研究に用いられてい
る様々なインビトロアッセイの改良方法を用いて、本発明の組成物の抗ウィルス
活性を評価した。
°−′ のアッセイ
前記記述と同様に調製された骨髄細胞サンプルを、SI■1Iao培養上清(1
,8x 10’cpm/mlのRT活性)で1=20希釈して、1xlO’/m
lの細胞濃度で2時間37”Cで培養した。これらの細胞をざらにハンスの平衡
塩類溶液で2回洗浄し、完全培地で培養した。あるいは、前記記述と同様に調製
された、感染サルから得た骨髄細胞サンプルあるいはPBL/)(9共培養物を
完全培地中で培養した。培地は3〜4a毎に交換した。培養上清を2〜3日毎に
採取し、同量の培地(RP M r 1640 + 10%ウシ胎児血清)を入
れ換えた。
次に、以下述べる通り、採取した培養上清のRT活性を測定した。バックグラウ
ンドの5倍あるいはそれ以上のRT活性、例えば約11000cp/m1以上、
を有する上清を5Iv1゜。感染に対する陽性であると見なした。
M、Kannagfら(“In Vitro Growth Characte
ristfcs of Sfa+ian T−Lymphotrophfc V
frus Type IIl、” Proc、 Nat 、 Acad、 Se
t、 USA、 82. pp、 7053−57(1985))が記述したよ
うに、HIVウィルスの複製に対する本発明の組成物の効果の指標として、逆転
写酵素活性を測定した。具体的には、1.4mlのテストサンプルを1.5ml
エノベンドルフチューブに加え、12.OOOXg、90分遠心して、アッセイ
用のサンプルを調製した。次に、上清を除去して、ペレットにしたウィルスを水
上10分間、20μmの分散緩衝液[0,OIMI−リス−MCI (pH7,
3)10.2%トリトンX−10010,001M EDTAlo、05Mジチ
オトレイトール10.06MKCI ]中でインキュベートした。さらに、15
μlの分散したウィルス溶液に60μlのRTカクテル[0,05M トリス−
HC1(pH8,2)10.o 07M MgCl 2/ 0 、06 M K
CI / 1 m 1当り0.08mgポリ(rC)・オリゴ(dG)プライ
マー70.007Mジチオトレイトール/ 3.3 μCi [a32Pコ d
GTP (3000Ci/mmol; IC1=37GBq;A++ersha
m)]を混合し、37″Cで60分インキュベートした。次に、ワットマン3濾
紙ディスク上に各サンプルを60μl加え、各ディスクを、5%トリクロロ酢酸
/2%ピロリン酸ナトリウムでビーカー内で洗浄した。さらに、これらのディス
クを乾燥し、各ディスクの放射能を測定した。
コロニー≦ のアッセイ
前記記述通りに調製された骨随細胞サンプルにおける骨髄顆粒球単球(CFU−
GM)および赤血球(BFU−E)前駆細胞の増殖を以下の通りに定量した。
我々は、CFU−GMのコロニーを定量するために二層培養を設立した。下層の
1mlの0.5%ノーベル寒天(Nobe l)に60ng/mlの組換えヒト
顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(Genetics 1nstftut
e、Inc、、 Cambridge、 Massachusettsからの寄
贈物)を含有させた。上層には105の骨髄細胞を、12.5%FBSおよび1
2.5%ウマ血清添加の0.3%ノーベル寒天含有の1mlのI MDM中に含
有させた。
、35 x 1 0 mmL u x (Nunc、Inc、、Napervi
lle、l1linois)の組織培養ディツシュに、上層を下層上に重ね、そ
してこの二層培養を37°Cで5%CO2が混入している、湿気を有する空気下
で維持した。
BFU−Eコロニーを105の骨髄細胞の培養物で評価した。
骨髄細胞は、0.9%w/vメチルセルロース(Day Chemica%脱イ
オン化されたウシ血清アルブミン(Fraction V、 Signa、 S
t、 Louts、 Missouri)、5X10−5M 2−″< ルカブ
トエタノール添加のIMDMに維持した。骨髄細胞培養物は60 n g /
m lの組換えヒト顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、1ユニット/ml
のヒツジエリトロポエチン(Step1![、Connaught Labor
atory、 Willovdale、 0ntario)および5%+7)フ
ィトへマグルチニン刺激のアカゲサルの調整培地ヲ含有した。フィトヘマグルチ
ニン刺激のアカゲザルの調整培地を以下の通りに調製した。前記記述と同様、P
BLを、正常の7カゲザルのヘパリン処理された血液からフイフールージアトリ
ゾエート密度勾配遠心によって単離した。これらのPBLをさらに5日間、10
μg / m 1のフィトヘマグルチニン添加培地(RPM11640+lO%
ウシ胎児血清)中でインキュベートした。インキュベーション後、細胞を沈降し
、その上清を調整培地として使用した50細胞以上を有するCFU−GMおよび
BFU−Hのコロニーを、さらに倒立顕微鏡下で、細胞株の樹立後の12〜14
日目に数日月。
末梢血液中の中好球総数を、EDTA−抗凝血液サンプルを用いて全血球算定お
よび分画算定からめた。
轡の マクロファージにおけるSIv 梠 に・ る!
骨髄細胞培養物にSIVms。を感染させ、前記記述のように培養上清のRT活
性を測定した。非感染の正常サルから樹立した骨髄培養細胞の90%より多くの
培養細胞を外来的に導入したsrv、、。により再現性よく感染し得ることが認
められた(結果は提示していない)。
2匹のrsT4処理した正常サル由来の骨髄は、処理前および処理の完了4週間
後、外来的に導入したSIV、、。によるインビトロ感染に対して感受性であっ
た。しかし、rsT4処理した正常サル由来の骨髄培養細胞に、50日の処理期
間中に3回、および処理完了後の180に1回、感染を試みたが、陽性培養細胞
は得られなかった。
具体的には、我々は、rsT4処理した正常サルから、以下に示す期日に、つま
り処理前の19日、処理中の10.30および40日、処理後の18.32.8
7.108.128.156.163.183日に、骨髄を採取し、これらの細
胞培養物に5IVIIa。を導入した。RT活性はこれらの培養物の上清から測
定した。その結果が下記の表および図3Aに示されている。
5IVsa。複製阻害における逆転写アツセイ正常サルMm156−84)
骨髄の 最大RT値 最大RT値が
采取旦 エニュユZユ上ム 肚IE−江二星l旦処理後−1846630
処理後−32103650
処理後−87108715
処理後−108583075
処理後−128362150
処理後−163748950
処理後−1832504350
SIVna。複製阻害における逆転写アツセイ常サルMm158−84
骨髄の 最大RT値 最大RT値が
骨髄の 最大RT値 最大RT値が
処理後−1841930
処理後−3275450
処理後−87329850
処理後−108178950
処理後−1281175750
処理後−1562246370
処理後−1832816350
rsT4処理したサルのプラズマの方がrsT4自身より、正常サルの骨髄細胞
マクロファージに対する5IVaac感染を強(阻害したことがわかった。この
アツセイでは、前記記述したように、骨髄細胞培養物を調製し、rsT4あるt
)はrsT4処理したサルのプラズマのいずれかを加えた。前記記述したように
、細胞培養物を外来のSIV、、。を感染させた。
下記の表に示されているように、rsT4処理したサルのプラズマの方が、処理
期間中の動物のプラスマカ1ら得られたr sT4の濃度でも、r sT4目身
より、正常の骨髄培養細胞における5IVs。。感染を強く阻害した。*RT(
cpm/ml)
匁口里、 19日 にアッセイ
対照区 7489
rsT4 (200μg/ml) 6333(20μg/ml) 5727
プラxマ(arsT4 Ab+)1: 5 331(処理47日日月Mm156
−85)
1: 25 1284
図3Bに示されているように、rsT4処理のサルMm156−84由来の処理
後42日のプラズマも、正常7カゲザルのPBLにおけるSIV□。複製を効率
よ(阻害した。
r sT4処理したサルの骨髄培養物あるいは処理したサルの末梢血リンパ球と
H9細胞との共培養物においても、rsT4処理期間前、期間中および期間後に
逆転写酵素活性を測定した。
* 処理した動物のrs’r4プラスマレベルが、処理期間の1回目の最初rS
T4投与の2時間後に、最高に達したことを観察した。正常サル158−84に
おいて、最高プラスマレベルの1457ng/mlのrsT4が処理18目のr
sT4投与の2時間後に現れた。それに対して、処理の47日日月、投与の2時
間後に達する最高プラズマは243 n g/m1であった。
図4に示されているように、M m 156−85、Mm159−86およびM
m202−84のPBLとH9細胞との共培養が、処理開始前およびrsT4処
理期間のおよそ第2週の終わりまでS I V、、。を産生じた。その後、ウィ
ルス単離を試みたが、最も早(でも処理完了の1ケ月後まで成功しなかった。
Tリンパ球よりむしろマクロファージでのウィルス複製を反映する骨髄培養物で
の5IV0゜複製が類似変化を示した。
Mm158−85、M m 159−86およびMm202−84の処理開始前
、ウィルスがJ#髄から容易に単離されたにもかかわらず、処理中ではウィルス
の単離は成功しなかった。
骨髄からウィルスの単離が再びできるようになったのは、Mm156−85では
処理完了後の18日であったが、M m 159−86およびMm202−84
では処理後45日まで単離できないままであった。
処理の初めに免疫不全に陥ったサルMm167−84において、H9細胞と共培
養したPBLから、rsT4処理前処理媒の骨髄からは、処理開始前にはウィル
スの単離ができたが、処理中ではウィルス単離を3回試みたが成功しなかった。
すなわち、r sT4処理のSIV□。感染サルにおいては、ウィルスの単離が
、rsT4処理期間中の方が処理前および処理後より単離が困難であった。我々
は、これらの観察結果が感染サルにおけるrsT4処理のもたらしたウィルス複
製の量的減少を反映するものと考える。
SIV 発 ゛による 的 の口′
rsT4処理のsrv、、。感染サルにおけるsrv、、。誘発疾病活性を反映
する機能的異常が、可溶性T4タンパク処理によって回復したことが認められた
。5IVasc感染サルをrsT4処理する前に、これらのサルの骨髄由来のC
FU−GMおよびBFU−E=+oニーの両者のインビトロ増殖が抑制された。
これはSIV、、。感染サルおよびHIV−1感染ヒトに通常見られる現象であ
る[C,C,5tellaら、J、 C11n、Invest、、 80. p
p、 286−93(19117)コ。10匹の正常サルの一連のアッセイにお
いて、CFU−GMコロニーが222±5215X10’の培養骨髄細胞数であ
って、BFU−E数が76±12/2X105の培養骨髄細胞数であった。処理
の結果として、感染動物に見られる低いCFU−GMおよびBFU−Eコロニー
数が増した。図5〜7に示されているように、SIV感染動物の骨髄由来のコロ
ニー形成細胞数および赤血球前駆細胞数がrsT4処理期間中増加した。
処理後、生き残った3匹のSXv感染動物のうちの2匹には、骨髄CFU−GM
およびBFU−Eコロニー数がベースライン値に降下した。Mm202−84の
コロニー数は上昇したままであった。4匹のサルのうちの2匹に、処理の最初の
2週間中一時的の好中球減少症が見られた。しかしながら、図5に示されている
ように、これらの動物の骨髄由来のコロニー形成細胞数の上昇に伴い末梢血好中
球総数が最終的に上昇したことが観察された。
Mm156−85を前記記述されている方法と全く同様に、最初の処理の85日
後に再処理した。図6に示されているように、この処理と関連して同様のCFU
−GMおよびBFU−Eの上昇が見られた。
我々は、S I Vsaog染サルの骨髄由来のコロニー形成細胞に対する、r
sT4あるいはrsT4処理したサルのプラズマのインビトロ効果を調べた。
その結果を図8に示している。
この図では、「rsT4添加」の対照区はr s”r4無添加、「プラズマ源」
の対照区はrsT4処理されていない正常サル由来のプラズマ、プラズマ源の「
処理前」はrsT4処理前の感染サル由来のプラズマであった。プラズマは1:
40の最終希釈率で培養物に維持された。図8に示されているように、rsT4
を高い濃度で添加したにもかかわらず、rsT4処理したサルのプラズマの方が
rsT4よりコロニー形成細胞を有効的に増加させた。
図9および10は、rs’ra処理中(図9)およびrsT4処理後(図10)
のSIV、、。感染サルから採取した骨髄由来のコロニー形成細胞に対する、r
sT4処理したサル由来のプラズマのインビトロ効果を示している。これらの
図では、「プラズマ源」の対照区および「処理前」の定義は図8で記述している
通りである。図9に示されているように、感染動物のコロニー形成細胞が処理過
程にわたり増加した。その上、感染動物の再処理において、CFU−GM細胞数
が再び増加した。図10に示されているように、rsT4処理したサル由来のプ
ラズマがもたらした感染サルのCFU−GMコロニーの増加が処理期間完了後の
ある時期まで認められていた。
図11は、rsT4あるいはrsT4処理したサル由来のプラズマのいずれかの
添加後による、SIV、@。感染サルの骨髄のインビトロでのCFU−GMの増
加を表している。図11では、用いられた対照区はrs’r4あるいはプラズマ
が加えられていない骨髄であった。図11に示されているように、rsT4処理
したサル由来のプラズマの方が、rsT4処理したサルのプラズマから得られた
rsT4濃度よりはるかに高いrsT4濃度と比べ、3IVsac感染サルのC
FU−GMコcrニー数をより高く増加させた。
図12は、コロニー形成を増加する活性を有するプラズマの画分を決定するアッ
セイの結果を示している。具体的には、プラズマをプロティンAセファロースカ
ラムに通した。カラムに吸着しないものを集め、「非rgGJ画分として保持し
た。吸着したものを以下の通りに溶出した。カラムを室温で30分、約1カラム
容の溶出緩衝液(0,58M酢酸、pH2、2/ 0 、15 M N a C
l )中でインキュベートした。次に、カラムをNaHCO3−中性溶出緩衝液
で溶出し、溶出物を一晩室温でリン酸緩衝液中に透析した。透析した溶出物を「
IgG画分」として保持した。次に、これらの画分のCFU−GM増加活性を調
べた。図12では、用いられた対照区は骨髄培養物のみであった。図12に示さ
れているように、CFU−GM増加活性はrsT4処理したサルのプラズマのI
gG画分に存在した。
rsT4 几 (こよって される 「欠の我々は、可溶性T4タンパクに対す
るrsT4処理したサルの抗体応答は、観察された治療効果に関与する機能上の
抗ウイルス性に特徴づけられたと考える。従って、我々は次に観察された抗体応
答の性質を調べた。
先ず、rsT4処理したアカゲザルの循環末梢血リンパ球の膜表面に抗体が結合
しているか否かを決めた。より具体的には、2匹のSIVmsc感染rsT4処
理の動物(Mm202−84およびMm156−85)を以下の通りに評価した
。
前記記述されているように、ヘパリン処理した血液から、50aのrsT4処理
過程の完了後の5日に、PBLを単離した。PBLをインビトロで、FfTC複
合ヤギ抗ヒトIgG(Tago)とに40の希釈率で、リン酸緩衝液中30分イ
ンキュベートした。次に、細胞をハンスの平衡塩類溶液(HBSS)で洗浄し、
フローサイトメトリで解析した(Epics CS、 Coulter Ele
ctronics、 Hialiah、 Florida)。[H,M。
5hapiro、 Practical Flow Cto+metr 、Al
an R,Li5s、Inc、。
New York、 New York(1985)を一般的に参照。コMm2
02 84およびMm156−85のPBLはそれぞれ31%および40%の表
面蛍光を提示した。Mm202−84のPBLはrsT4処理完了後の71日ま
で表面染色を示し続けた。Mm156−85のPBLは処理が完了した20日で
、7%未満の細胞表面蛍光を提示した。しかし、この動物を、最初の処理過程の
完了後20日ロー0.8ml容の4mgのrsT4、および34日ロー1.Om
l容の5mgをそれぞれ一回の筋肉内接種して再処理することによって、表面に
Igが結合している細胞数の増加が観察された。図13に示されているように、
このレベルは50日間の処理過程完了後の42日日月50%の細胞に達した。す
なわち、5IV1.。感染rsT4処理のアカゲザルが明らかに、rsT4処理
と関連する免疫グロブリン(Ig)をある一部の循環PBLに覆うように産生じ
た。この現象は、処理したサルが全部の循環リンパ球ではな(ある一部のリンパ
球によって発現された分子に特異的な抗体応答を生み出したことを示唆した。
さらに、我々は観察された抗体応答の特異性を明確にした。
具体的には、Mm156−84由来のプラズマの精製されたCD8”およびCD
4+ヒトPBLに結合する能力を調べた。
先ず、抗CD4 (197tty5D7)および抗CD8 (7PT3F9)モ
ノクローナル抗体を用いて、抗体によって補体を溶解して母集団を産生じた[M
iskelltdよヒshiigi、 Se士匹ted Methods in
Ce1lular Immunolo 、 Freeman & Co、 1
980、 p、 211]。用いた抗CD4および抗CD8モノクローナル抗体
はDr、S、F、Sch l o s sman、 Dana FarberI
nstitute、 Boston、 Massachusettsからの寄贈
物であった0これらの抗体の特徴はLeukoe te T in Il、 S
pringer−Verlag、 New York、 New York、
Re1nherzら、Ha (1986)に述べられている。先ず、CD4”お
よびCD8+細胞集団を、rsT4処理した動物Mm156−84のプラズマと
1:40の希釈で、30分室温でインキュベートした。さらに、細胞をHBSS
で洗浄し、30分室温でFITC複合ヤギ抗ヒトIgで1:40に希釈してイン
キュベートした。細胞をざらにHBSSで3回洗浄して、フローサイトメトリ(
Epics CS)で解析した。図14に示されているように、約94%のCD
40細胞は蛍光を発するが、CD8”細胞では6%未満であった。
すなわち、rsT4処理した動物のプラズマのIgはヒトCD4+に結合したが
、CD8“細胞に結合しなかった。
次に、rsT4処理したサルのプラズマの、CD4”およびCD8”アカゲザル
PBLとの結合を評価した。前記記述されているように、正常アカゲザルからP
BLを単離した。これを10μlのフィコエリトリン複合抗CD4 (OKT4
,0rtho Diagnostics)あるいはフイコエリトリン複合抗CD
8 (OKT 8. 0rtho Diagnostics)のいずれかと30
分反応した。
次ニ、コレラノ細胞をHBSSで洗浄し、Mm156−84のサル由来のプラズ
マで1:40に希釈して、30分インキュベートした。これらの細胞をHBSS
で洗浄し、FITC複合ヤギ抗ヒトIg(Tago)で1=40に希釈して、リ
ン酸緩衝液中、室温で30分インキコベートして、さらにまたHBSSで洗浄し
た。これらの細胞を0.1%ノでラホルムアルデヒド−PBSで固定して、二色
フローサイトメトリ(Epics C5)で解析した。図15に示されているよ
うに、プラズマがCD4”を染めたが、CD8”アカゲザルPBLを染色シなか
った。30%のPBLはプラズマおよび0KT4の両者に染められたが、19%
のPBLは0KT4に染められたが、プラズマに染められなかった。
アジュバントrsT4による サルの 1、前述されている通り、rsT4処理
したサルのプラズマが効率よく、インビトロでのSIV、、。複製を妨害し、お
よび骨髄造血機能を促進する。それに加えて、rsT4処理したサルが抗CD4
抗体応答を生み出した。これらの観察結果に基づき、我々は、アジュバントと共
に投与するかなり少量のrST4の投与は、抗SIV□。活性を含む抗体応答を
効率よく産生させるのであろうと考えた。この確信を評価するために、我々は2
匹の正常アカゲザル、Mm152−81およびMm346−80を手に入れた。
両方のサルは、New England Regional Pr1a+ate
Re5earch Centar、 Southborough、 Mass
achusettsに集落で生まれ育った。それぞれが5〜7kgで、伝染病に
感染されていなくて、健康であった。これらの動物を、フロイント完全アジュバ
ント(Sigma)で乳化した1mgのrsT4を0日に、およびフロイント不
完全アジュバント(Stgma)で乳化した1mgをもう一度30日に、免疫感
作した。
各々の免疫感作は総容量の0.4mlを背中の異なる6カ所に皮下接種した。そ
してこれらの動物を月2回採血した。
Mm346−80由来のプラズマの、正常アカゲザルPBLとのIg結合を調べ
た。PBLを前述されているように、ConAで活性化させ、I L−2含有培
地で培養した。図16に示されているように、活性化されたアカゲザルPBLと
の結合は、第1回目の免疫感作後の28日に検出され、90日には最高になり、
その際34%の細胞に結合が検出された。
結合が茅1回目の免疫感作後の167日まで検出された。
さらに、PBLおよび骨髄のインビトロ培養におけるrsT4免疫したサルMm
346−80のプラズマの抗5Ivll。
。活性を評価した。感染および逆転写酵素活性測定に用いる技術は前記通りであ
る。図17に示されているように、Mm346−80プラスマをRPM1164
0+10%ウシ胎児血清に1=40の最終希釈率で添加することが、SIVma
。感染アカゲザルMm351−85由来のPBLの示すRT活性を10倍近く阻
害した。正の対照区として、図17には逆転写酵素活性に対する抗CD4モノク
ローナル抗体19Thy5D7(前記参照)の影響も示されている。図18に示
されているように、Mm346−80由来のプラズマが正常アカゲザルの骨髄細
胞におけるSIV、、。複製にも10倍阻害した。
さらに、rsT4免疫した7カゲザルのプラズマのインビトロ造血機能に対する
影響を、前記述べられている方法を用いて調べた。図19に示されているように
、1:25および1: 125の最終希釈のMm346−80ブラスマが、3匹
のSIV、、、感染アカゲザル(Mm244−86、M m 108−84およ
びMm169−79)の骨US胞由来のCFU−GMを有意の増加をもたらした
。
rsT4免疫した動物を調べ、抗ウィルス活性がこれらの動物の骨髄細胞あるい
はPBLに検出されるかについても測定した。これらの測定は、前記述べられて
いる5IVffis。による感染に対する骨髄細胞のインビトロ感受性の評価方
法の通りに行われた。免疫感作後、rsT4免疫した7力ゲザルMm152−8
1およびMm346−80由来の骨髄細胞およびPBLの両者を定期的にセルフ
リーS I V sacで種々の濃度に希釈して培養した。これらの培養上清の
RT活性を前記述べられているように測定した。図20および21に示されてい
るように、5IVI1.。複製に対する有意の耐性が最初の免疫感作後の62日
で検出され、そして約145日まで存続した。
その後、これらの動物のPBLおよび骨髄細胞は、srv、。
。感染に対する感受性が免疫感作前と同程度のようであった。
アジュバントrsT4によるSIV、。1、 サルの 黙作次に、我々はrsT
4アジニバントの治療効果を測定した。
用いた3匹のSIVmsc感染サル(Mm179−86、Mmlo 4−86お
よびMm388−87)は、New England Regional Pr
imate Re5earch Center、 Southborough、
Massachusettsに集落で生まれ育った。それぞれが5〜7kgで
、実験的にS I V as。251株で、この研究開始の4=12ケ月前に感
染させた。2匹のサル(Mm179−86およびMm104−86)はフロイド
完全アジュバントのrsT4で0日に、およびフロイド不完全アジコバントで3
0日に、前記述べられているように免疫した。3回目のサル(Mm388 87
)は対照区として用いられ、前記述べられているように免疫したが、rST4の
代わりに1mgのヒト血清アルブミン(H3A)で免疫した。前記述べられてい
るように、これらの動物の骨髄細胞およびPBLにおけるウィルスの存在を定期
的に測定した。
図23に示されているように、免疫感作開始前には、3匹のサルの全てに、骨髄
細胞およびPBLからウィルスが単離された。アッセイの過程にわたり、H3A
処理した動物からウィルスがそのまままだ単離された。しかし、30EI目に2
回目のrsT4免疫感作後では、Mm179−86由来の骨髄およびPBLから
は、100日までウィルスが単離されなかった。さらに、Mm104−86のサ
ルのPBLおよび骨髄からウィルスが一回単離されたのを除けば、Mm104−
86からも30日ロゼ2回目の免疫感作の時点からおよそ100日までウィルス
の単離ができなかった。
図24に示されているように、この処理の間、2匹のrsT4免疫したサルの骨
髄細胞由来のCFU−GMおよびBFU−Eが正常の範囲に向上したが、HSA
免疫したサルの骨髄細胞由来には見られなかった。この造血能の向上は5IV1
、。誘発の機能的異常の回復を指示している。従って、可溶性T4タンパクによ
る日毎の処理後で観察された臨床上のおよびウィルス学士のパラメーターの回復
が、少量のアジニバント可溶性T4タンパクによる免疫感作によって代わりに有
利になされ得る。
我々は、この明細書に本発明の多数の実施態様を前記述べて来たが、本発明の工
程および組成物を用いる他の実施態様を提供するために我々の基本的な構造が変
更され得るのは明らかである。従って、本発明の範囲が実施例として前記示され
ている特定の実施態様によって定義されるよりも、むしろこの明細書に付随して
いる請求の範囲によって定義されていると認識されたい。
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Claims (33)
- 1.患者のAIDS、ARCまたはHIV感染を治療あるいは予防する方法であ って、可溶性T4タンパクの免疫学的に有効な量を有する薬学的に受容可能な組 成物を、患者に投与する工程を包含する方法。
- 2.前記可溶性T4タンパクが、患者の中で生じる可溶性T4タンパクの免疫原 性よりもその免疫原性を増すように修飾された、請求項1に記載の方法。
- 3.前記可溶性T4タンパクが、約0.1mg/kg体重/日またはそれ未満か ら1.0mg/kg体重/日の量で患者に投与される、請求項2に記載の方法。
- 4.前記可溶性T4タンパクが、薬学的に受容可能なアジュバントの添加によっ て修飾される、請求項2に記載の方法。
- 5.前記可溶性T4タンパクが、約1mg/kg体重/日の量で患者に投与され る、請求項4に記載の方法。
- 6.前記組成物が、約1日から30日の間患者に投与される、請求項3あるいは 5に記載の方法。
- 7.免疫学的に有効な量の可溶性T4タンパクを含有する、患者のAIDS、A RC、あるいはHIV感染を治療あるいは予防するための薬学的に受容可能な組 成物。
- 8.前記可溶性T4タンパクが、患者の中で生じる可溶性T4タンパクの免疫原 性よりもその免疫原性を増すように修飾された、請求項7に記載の組成物。
- 9.さらに薬学的に受容可能なキャリアを含有する、請求項7に記載の組成物。
- 10.AIDS、ARC、またはHIV感染の治療あるいは予防のための、免疫 学的に有効な量の可溶性T4タンパクを含有する薬学的に受容可能な組成物の使 用。
- 11.前記可溶性T4タンパクが、患者の中で生じる可溶性T4タンパクの免疫 原性よりもその免疫原性を増すように修飾された、請求項10に記載の使用。
- 12.前記可溶性T4タンパクが、約0.1mg/kg体重/日またはそれ未満 から1.0mg/kg体重/日の量で患者に投与される、請求項11に記載の使 用。
- 13.前記可溶性T4タンパクが、薬学的に受容可能なアジュバントの添加によ って修節される、請求項11に記載の使用。
- 14.前記可溶性T4タンパクが、約1mg/kg体重/日の量で患者に投与さ れる、請求項13に記載の使用。
- 15.前記可溶性T4タンパクが、約1日および30日の間の期間、患者に投与 される、請求項12あるいは14に記載の使用。
- 16.前記薬学的に受容可能な組成物が、さらにアジュバントを含有する、請求 項1あるいは2に記載の方法。
- 17.前記可溶性T4タンパクが、一回の投与当たり約0.1mg/kg体重ま たはそれ未満から1.0mg/kg体重の量で患者に投与される、請求項16に 記載の方法。
- 18.前記可溶性T4タンパクが、所望の免疫学的効果が達成されるまで週に一 度投与される、請求項17に記載の方法。
- 19.所望の免疫学効果に達した後、前記可溶性T4タンパクが月に一度投与さ れる、請求項18に記載の方法。
- 20.前記薬学的に受容可能な組成物が、さらに不完全フロイントアジュバント を含有する、請求項1あるいは2に記載の方法。
- 21.前記可溶性T4タンパクが、患者一人当たり一投与約0.1mgまたはそ れ未満から1.0mgの量で患者に投与される、請求項20に記載の方法。
- 22.前記可溶性T4タンパクが、二ヶ月間にわたり月に約一度投与され、およ びその後、約三ヶ月に一度投与される、請求項21に記載の方法。
- 23.免疫学的に有効な量の可溶性T4タンパクおよびアジュバントを含有する 、AIDS、ARC、およびHIV感染を治療あるいは予防するための薬学的に 受容可能な組成物。
- 24.免疫学的に有効な量のアジュバント、および患者の中で生じる可溶性T4 タンパクの免疫原性よりもその免疫原性を増すように佳節された可溶性T4タン パクを含有する、患者のAIDS、ARC、あるいはHIV感染を治療あるいは 予防するための薬学的に受容可能な組成物。
- 25.さらに、薬学的に受容可能なキャリアを含有する、請求項23あるいは2 4に記載の組成物。
- 26.患者のAIDS、ARC、あるいはHIV感染を治療あるいは予防するた めの免疫学的に有効な量の可溶性T4タンパクおよびアジュバントを含有する薬 学的に受容可能な組成物の使用。
- 27.前記可溶性T4タンパクが、患者の中で生じる可溶性T4タンパクの免疫 原性よりもその免疫原性を増すように修飾された、請求項26に記載の使用。
- 28.前記可溶性T4タンパクが、一投与当たり約0.1mg/kg体重または それ未満から1.0mg/kg体重の量で患者に投与される、請求項27に記載 の使用。
- 29.前記可溶性T4タンパクが、所望の免疫学的効果が達成されるまで週に一 度投与される、請求項28に記載の使用。
- 30.所望の免疫学効果に達した後、前記可溶性T4タンパクが月に一度投与さ れる、請求項29に記載の使用。
- 31.前記薬学的に受容可能な組成物が、さらに不完全フロイントアジュバント を含有する、請求項24あるいは25に記載の使用。
- 32.前記可溶性T4タンパクが、患者一人当たり一投与約0.1mgまたはそ れ未満から1.0mgの量で患者に投与される、請求項31に記載の使用。
- 33.前記可溶性T4タンパクが、二ヶ月間にわたり月に約一度投与され、そし てその後、三ヶ月に約一度投与される、請求項32に記載の使用。
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