JPH04504981A - 反応性合金の誘導スカル紡糸 - Google Patents

反応性合金の誘導スカル紡糸

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JPH04504981A JP2510445A JP51044590A JPH04504981A JP H04504981 A JPH04504981 A JP H04504981A JP 2510445 A JP2510445 A JP 2510445A JP 51044590 A JP51044590 A JP 51044590A JP H04504981 A JPH04504981 A JP H04504981A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
反応性合金の誘導スカル紡糸 1、発明の分野 本発明は、反応性金属および合金の急速凝固のための方法および装置:より詳細 には、溶融金属流がそれを通って急速移動式冷却基体上へ向かい、急速凝固した 連続金属フィラメントまたはリボンを形成するノズルを備えた誘導スカル溶解シ ステム(induction 5kull melting system)に 関するものである。 2、先行技術の簡単な説明 急速凝固は新材料製造のための重要な方法となっている。急速凝固により製造さ れた材料の特性は、より緩慢な凝固速度で加工された同様な材料のものよりしば しば優れている。材料の急速凝固は各種合金系の物理的特性、機械的特性、およ び耐食性を向上させた。 実用に十分な量の材料を製造するために開発された急速凝固法はおおまかに2カ テゴリー、すなわち噴霧化(atomization)および溶融紡糸に分類さ れる。霧化法においては、溶融金属流が微細な滴状に分断され、これが速やかに 冷却して、、後続の塊状物品への固化に適した微細な粉末として凝固する。冷却 ブロック溶融紡糸および平面流鋳造(planar flow casting )を含む溶融紡糸法は、溶融合金流を冷却された基体上へ向けるものであり、こ れによりそれが薄い箔またはリボンとして凝固し、これは箔もしくはリボン状で 用いられ、または後続の塊状化のために機械的に微粉砕されて粉末となる。それ ぞれの急速凝固カテゴリーの方法に共通なことは、金属を溶融し、かつ溶融状態 に保持するるつぼ、および溶融金属流を形成し、かつ制御する流動制御装置また はノズルを必要とすることである。 急速凝固の試みは最初は鉄系、ニッケル系、アルミニウム系、およびマグネシウ ム系の合金に集中した。これらの合金系については、溶融金属と非反応性であり 、従ってるつぼおよびノズルとして用いるのに適した多種多様な耐熱材料が用い られる。その後、反応性合金、特にチタンおよびアルミ化チタンの急速凝固にか なりの関心がもたれた。これらの合金は反応性であるので、耐熱るつぼを用いる 通常の溶解および鋳込み技術では、るつぼの溶解によって許容し得ないほど高い 汚染度を生じる。 通常のインゴット用のチタン、アルミ化チタンその他の反応性合金の溶解および 鋳込みを行うために、各種の方法が開発された。一般にこれらの方法はそれぞれ 低温のるつぼを用いる。合金は、高い熱伝導率を有する材料、通常は水冷された 銅で構成されるるつぼ内で溶解されるので、溶融合金とるつぼの間に固体合金の スカルが生成し、合金とるつぼの反応を阻止する。合金を溶解し、かつ溶融状態 に保持するのに必要なエネルギーを付与しうる方法は多数あり、これには消耗性 もしくは非消耗性電極アーク溶解、プラズマアーク溶解、または電子ビーム溶解 が含まれる。 急速凝固法においては比較的細い溶融金属流の形成および制御が必要であるため 、通常の溶解および鋳造技術を反応性金属の急速凝固に利用することができない 。この問題に対処するために、低温炉床溶解法が反応性合金の急速凝固に適用さ れている。低温炉床法では、底に穴をもつ銅製炉床において合金が溶融される。 炉床の金属プールを溶融するためには、非消耗性タングステンアークが用いられ る。十分な大きさの金属プールが形成されると、オリフィスを覆うスカルが溶融 貫通し、金属がオリフィスを貫流して金属流を形成する。溶融金属流はオリフィ スの寸法により制御され、炉床は付加的な制御のためにオリフィス出口に対して 加圧される。次いで金属流は01M化されるか、または急速に移動している水冷 式基体上へ向けられて急速凝固したリボンを形成する。炉床の底からの制御され た鋳込みを伴うアーク溶解は、噴霧化によって急速凝固した粉末、および溶融紡 糸によって急速凝固したリボンを製造するために、しばしば採用される。ワン( S。 )(、Whang) 、 ’新規な添加物を含む急速凝固Ti合金’ 、Jou rnal of Metals。 1984年4月、34−40頁。ローウニ、アモh (R,G、 Route、  R,A、 AmotO)1′チタン合金の紡糸’ 、Processing  of 5tructure Materials、フロウズおよびサビジ(F、 H,Froes、S、 J、 Savage)編、ASMインターナショナル、 1987年、253−260頁。 アーク溶解紡糸またはアーク溶解霧化法の主な限界の1つは、小バッチの材料以 外の処理は困難であるということである。これらの方法により今日まで鋳造され たチタン合金の最大バッチは1kgのオーダーである。これらの方法では溶融物 プールの底にあるスカルを溶融貫通するためにアークを用いる必要があり、これ がプールの深さを制限するので、スケールアップは難しい。溶解容量の増大は炉 床の直径の増大によってようやく達成されるが、単一アークにより溶融し、かつ 溶融状態に保持しつる金属の容量にも限界がある。 誘導加熱を利用した溶解および鋳造法の利点は以前から認められており、誘導加 熱は多種多様な合金系に慣用されている。高融点の反応性合金へのその利用が商 業的規模で達成された。米国特許第3.775,091号明細書(クライソら) には、チタンその他の反応性金属および合金を誘導溶解および成形するための方 法が記載されている。クライソらの方法は誘導コイルの内側に位置する水冷式の 銅製るつぼを用いる。このるつぼは、電気的に連続したるつぼにより生じる減衰 またはシールド作用を低下させるために、少なくとも1個のスリットにより縦方 向に裂けている。溶解すべき金属は、一定量のスラグ材料4共にるつぼ内に装入 される。金属装填材料を加熱するために誘導電力が付与される。加熱が進行する のに伴ってスラグが溶融し、低温のるつぼ壁と高温の金属との間で凝固して、る つぼと高温の金属の間に断熱および電気的絶縁を共に与える。最終的には初期の 装填材料が溶融してるつぼ壁に固体スカルを形成し、溶融プールがスカル内に形 成される。次いでるつぼを傾けて溶融合金を注ぎ出すか、あるいは底のスカルを 連続的に取り出して冷却し、これによりるつぼの内径と同一寸法の一体鋳造イン ゴットを成形することができる。 クライソらの方法が、るつぼのスリット数を増加させ、これによりスラグの必要 性を排除することによって改良された。この改良法により最高75ポンドのチタ ンまたは105ポンドのジルコニウムの溶融が可能となった。400ないし50 0ポンドへのスケールアップが可能であると言われ、生な制約は電源の大きさで ある。タロニスター(D、 J 、 Chronister)ら、′チタン及び その他の反応性合金の誘導スカル溶解’ 、Journal of Metal s、l 985年9月、51−54頁。クライソらの方法はより一般的な反応性 金属溶解法より若干の利点をもたらすが、それは急速凝固法のための溶融金属放 出システムという重要な要件、すなわち少量の制御された溶融金属流の必要性に 向けられたものではない。 反応性合金、たとえばチタン合金およびアルミ化チタンの急速凝固の技術および 実施においては、大きな低温炉床溶解量、ならびに溶融紡糸による急速凝固のた めに定められた金属流を形成および制御する手段を備えた処理システムが、依然 として要望されている。 3、発明の要約 本発明は、反応性金属およびそれらの合金を大規模なバッチで(すなわちバッチ サイズ5kg以上)急速凝固させるための装置および方法を提供する。一般に本 装厘は金属装填材料を保持するためのるつぼ手段を含む。るつぼ手段は側壁、上 部および底部−オリフィスを含む−を備えている。側壁、上部および底部は集合 体としてるつぼの内部を規定する。側壁および底部の一部の範囲は、縦スリット により少な(とも2つのセグメントに分割される。ノズル手段の一部はるつぼ手 段内に配置され、そしてオリフィスを貫いて伸びている。ノズル手段は内部と連 絡した第1末端を含む。ノズル手段の第2末端がさらに、溶融合金の流れを定め るためのノズルオリフィスを含む。るつぼ手段の上部、側壁および底部を冷却す るための冷却手段が備えられる。この装置はさらに、金属装填材料内に交流電流 を誘導するための第1誘導手段を含む。第2誘導手段が、ノズル手段内部に電流 を誘導するためにそれに付随する。この装置は、るつぼの内部に正圧を形成およ び維持するための圧力制御手段、ならびに急速に移動する冷却基体を含む急冷手 段を備えている。位置決め手段が、るつぼおよびノズル手段を急冷手段に対して 位置決めする。るつぼ、ノズルおよび急冷手段は正圧または負圧の制御された雰 囲気を内部に付与する密閉手段内に収容される。 さらに本発明は、合金の溶解および急速凝固鋳造のための、下記の工程を含む方 法を提供する: (a)側壁、上部および底部を有し、該底部がオリフィスを含むるつぼ手段であ って、側壁上部および底部が集合体としてるつぼの内部を画定し、側壁および底 部がそれらの一部の範囲にわたって縦スリットにより少なくとも2つの部分に分 割されたるつぼ手段の内部に、合金からなる固体装填材料を装入し;(b)内部 の装填材料を内部に交流電流を誘導することにより溶融し;(c)るつぼの側壁 および底部を連続的に冷却して、溶融装填材料がら固体合金層をそれらに接して 形成させ、かつ保持し、これにより溶融金属とるつぼの側壁および底部との接触 を防止し; (d)一部がるつぼ手段内に配置され、そしてオリフィスを貫いて伸びているノ ズル手段であって、内部と連絡した第1末端および該ノズルの通路を経た第2末 端を含み、第2末端がノズルオリフィスを含むノズル手段を加熱して、第1末端 に隣接した上記層の一部を溶融し、該通路およびノズルオリフィスを通して溶融 装填材料を流動させ: (e)上記の内部を加圧して内部に正圧を形成および維持し、ノズルオリフィス を通して制御された流速で溶融装填材料を流動させ;そして(f)ノズルオリフ ィスを通る溶融装填材料の流動により形成された流れを急速に移動する冷却基体 と接触する方向へ向けて、溶融装填材料を急速に凝固させる。 本発明の方法および装置は、低温壁るつぼ内で反応性金属およびそれらの合金を 溶融して溶融物/るつぼの反応による汚染を最小限に抑える利点をもつ。さらに 急速凝固のために、制御された様式で金属流を形成し、急速に移動する水冷式基 体上へ方向づけるための手段が提供される。この装置は、現在製造されているよ り大規模なバッチで急速凝固材料を製造することができ、反応性金属を効率的な 信頼性のある様式で急速凝固させる。 この方法により製造された金属フィラメントまたはリボンは、鋳造したまま、も しくは焼なまし状態で箔として用いるのに適しており、または微粉砕して、通常 の粉末冶金技術により塊状化してバルク物品となすための粉末にすることができ る。 4、
【図面の簡単な説明】
本発明は、以下の本発明の好ましい態様の詳細な説明および添付の図面を参照す ると、より十分に理解され、他の利点が明らかになるであろう:第1図は、急速 凝固リボンを製造するための水冷式鋳造ホイールを収容した包囲チャンバー内に 位置する本発明装置の模式図を示す;第2図は、第1図の装置に用いるるつぼお よびノズルアセンブリーの縦断面図を示し、鋳造用るつぼとノズルの構造の詳細 および関係を表す;第3図は、るつぼの底部を示し、構造の詳細を表す:第4図 は、るつぼおよびノズルの詳細な断面図を示し、溶融後であってただし鋳造開始 前の装置の操作中の金属装填材料の形状を表す;第5図は、るつぼおよびノズル の詳細な断面図を示し、鋳造開始後の装置の操作中の金属装填材料の形状を表す 。 5、発明の詳細な説明および好ましい態様図面の第1図〜第5図には、反応性合 金を制御された雰囲気または真空内で溶融および急速凝固鋳造するための装置の 好ましい形態を示す。 要約すると、100で概略的に示される装置は、金属装填材料を保持するための 、2で概略的に示されるるつぼ手段を含む。るつぼ手段2は側壁3、上部7、お よびオリフィス5を含む底部20を有する。側壁3、上部7および底部は集合体 としてるつぼの内部22を画定する。側壁3および底部20の一部の範囲は、縦 スリット11により少なくとも2つのセグメントに分割される。ノズル手段9は 一部がるつぼ手段2内に配置され、そしてオリフィス5を貫いて伸びている。 ノズル手段8は、内部22と連絡した第1末端24を含む。ノズル手段の第2末 端26はさらに、溶融合金の流れ6を定めるためのノズルオリフィス28を含む 。 るつぼ手段2の上部7、側壁3および底部20を冷却するための冷却手段4が備 えられている。装[100はさらに、金属装填材料内に交流電流を誘導するため の第1誘導手段30を含む。第2誘導手段32が、ノズル手段8内に電流を誘導 するためにそれに付随する。装rjtlOOはさらに、るつぼ2の内部22に正 圧を形成および維持するための圧力制御手段34、および急速に移動する冷却基 体を含む急冷手段36を備えている。位置決め手段10が、るつぼおよびノズル 手段を急冷手段36に対して位置決めする。るつぼ、ノズル手段および急冷手段 は正圧または負圧の制御された雰囲気を内部に付与する密閉手段1内に収容され る。 より詳細には、第1図には気密となる様式で構成されたハウジングまたはチャン バー1が示される。チャンバー1にはるつぼ2、ノズル8および鋳造基体36が 内包される。るつぼ2は、好ましくは高い熱伝導率をもつ金属、たとえば銅で構 成される。るつぼ2は、電気的に連続したるつぼにより生じる減衰またはシール ド作用を低下させるために、側壁3の一部および底部20にスリット11を含む 。冷却水をるつぼ2に供給するための冷却手段4が備えられる。このためには、 るつぼ2の一体部品であるウォーターマニホールドが好ましい。誘導コイル6は るつぼの下部、すなわち作動部の周りに配置され、通常の誘導電源(図示されて いない)および冷却水源(図示されていなCりに接続している。 るつぼ2の上部は、好ましくは高い熱伝導率および導電率をもつ金属、たとえば 銅または銅含有合金で構成されるキャップ7で蓋をされる。キャップはるつぼ2 の内部22へのアクセスが可能であるように取りはずし式であるが、るつぼを気 密にシールしうる。キャップ7は冷却水源に接続され、るつぼ内部とチャンバー 環境の間の相対圧力差を維持するためにそれを通して不活性ガスを導入しうる接 続部34を含む。 高融点材料、たとえばセラミックまたは耐熱金属、好ましくはタングステンもし くはモリブデンから構成される鋳造ノズル8が、るつぼ2の下方に位置する。 好ましくは円筒形の形状であり、るつぼ2の内径より小さい外径をもつノズル8 は、上部24が解放され、るつぼ2の底部の穴5内に配置され、従ってノズルの 上部24はるつぼ2の内部22に解放している。ノズル8の底部26は、小さい オリフィス28以外は閉じられている。誘導コイル30がノズル8と同軸に位置 し、るつぼ2のものと別個の通常の誘導電源、および冷却水源に接続する。 るつぼおよびノズルのアセンブリーは、急速に移動する鋳造基体36に対してア センブリーの位置を調整しうるフレーム10により支持されている。鋳造基体3 6は、好ましくは高い熱伝導率をもつ材料、たとえば銅またはその合金の1種で 構成される水冷式ホイールであり、表面速度2500=7500フィート/分を 達成すべく駆動される。 第2図には、るつぼおよびノズルのアセンブリーの縦断面図を示し、ノズル8と るつぼ2の構造の詳細および関係を示す。るつぼの底部20および側壁3は、側 壁3の約3分の2まで伸びたスリット11によりセグメントに分割されている。 金属はるつぼ2の下部においてのみ溶融および保持され、スリット11はこの領 域の個々のセグメントを絶縁するのに十分なほど長く上方へ伸びていなければな らない。各セグメント内に冷却水用の内部通路38が設けられる。冷却水は、る つぼ2の一体部品であるマニホールド4を通って内部通路38に供給される。る つぼ2は鋳造耐熱材料製シリンダー40内にはめ込まれ、これはスリット11に よるるつぼ2の変形の可能性を少なくし、かつスリット11をシールする作用を もち、これによりるつぼ2の加圧を可能にする。るつぼアセンブリーは絶縁プレ ート42に乗せられ、これは支持アセンブリー10に接続した保持ブラケット4 4上に配置される。 ノズル8はるつぼの内部22に解放した状態で、るつぼ2の底部にあるオリフィ ス5内に配置される。ノズル8は一連の絶縁およびクランピング用のリング46 によりるつぼ2から絶縁および断熱され、これらはるつぼの底部20に対してノ ズル8の位置を調整しろるように構成される。ノズル8およびクランピングリン グアセンブリー46は、保持ブラケット44にボルト留めされた保持プレート4 8により適所に固定される。 第3図は、るつぼの底面図であり、セグメント分割の詳細を示す。るつぼの側壁 3は縦スリット11によりセグメントに分割されている。図示した形態には、2 4セグメントがある。るつぼの底部20は、底部20の中心にあるオリフィス5 付近まで伸びた半径方向スリット50により側壁の半数のセグメントに分割され 、るつぼ2の構造安定性を付与するためにセグメント分割されていない材料の細 いリング52が残される。底部スリット50は側壁スリット11が交互に伸びた ものである。冷却水通路38は、それらが接続する側壁セグメントおよび底部セ グメントの対が個別の冷却ループにより冷却されるように配置される。 溶融および急速凝固操作を開始するためには、出発原料−一単一のプレアロイイ ンゴット、または元素状の合金用添加物を含むマスター合金のいずれからなるも のであってもよいm−をるつぼ2に装入し、キャップ7をるつぼの頂部にシール する。次いでるつぼの誘導コイル30に電力を付与し、装填材料を加熱する。 加熱が進行するのに伴って装填材料は溶融し始める。るつぼに接触した溶融金属 は凝固し、従ってるつぼの壁3および底部20に面した固体合金のスカル54の 層が形成され、保持される。加熱および溶融して溶融金属ブール56およびスカ ル54が形成されたのち、鋳造開始前の金属装填材料の形状を第4図に示す。電 界により誘導された浮揚力(levitating force)が溶融金属ブ ール56を図示された概略形状に変形する。固体合金のスカル54はるつぼ内に 留まり、ノズル8の上端24の開口をシールする。 第5図に示す鋳造操作を開始するためには、るつぼ2およびノズル8のアセンブ リーを移動式鋳造基体36の上方に配置する。ノズル8を囲む誘導コイル32へ の電力がノズル8を加熱し、ノズル8の上端24に隣接した固体スカル54を溶 融し始め、これにより溶融金属56がノズル8に流入し、ノズル内部の通路58 を通り、そしてノズル底部26にあるオリフィスから排出される。ノズル8から 排出される金属流6は移動式鋳造基体36に衝突し、ここで急速に凝固して細い フィラメント60になる。フィラメント60の形成に適した金属流6を維持する のに十分な圧力を供給するために、シーリングキャップ7の034を通してるつ ぼ2に不活性ガスを供給する。るつぼが空になるのに伴う金属ヘッド圧の低下を 補償すべく、鋳造操作期間中ガス圧を制御する。 以下の例−重量は重量%によるm−は本発明をより完全に理解するために提示さ れる。本発明を説明するために示した特定の技術、材料条件および報告されたデ ータは例示であって、本発明の範囲を限定するものと解すべきでない。 例1 第2および3図に示するつぼを構成した。るつぼは内径43/4インチ(12, 065cm)および内側高さ12 1/2インチ(31,75cm)をもち、底 部に直径1. 1/2インチ(3,81cm)の穴を備えていた。るつぼ壁の下 部71/2インチ(19,05cm)に縦スリットが切り込まれ、その領域のる つぼを24セグメントに分割していた。るつぼの底部は外径から半径方向に内側 へ中心穴から1/2インチ(1,27cm)までスリットが切り込まれ、底部を 12セグメントに分割していた。側壁および底部には、冷却水がるつぼの上部に ある導入マニホールドから流入し、12mの側壁セグメントを下降し、底部セグ メントに流入し、ここから排出され、そして他の12個の側壁セグメントを上昇 して排出マニホールドへ戻るように、通路が切り込まれていた。るつぼの下部7 1/2インチ(10,05cm)は厚さ1/4インチ(0,635cm)の鋳造 性耐熱材料層内にはめ込まれていた。 11回巻の鋼管からなり、全体の高さ6インチ(15,24cm)である誘導コ イルをるつぼ下部の周りに同軸配置した。誘導加熱および溶融のための電力は3 kHz、135に、Wのソリッドステート誘導電源により供給された。るつぼお よびコイルは、真空チャンバー内で水平および垂直移動しうる保持ブラケットお よび基体のアセンブリー上に配置された。直径1インチのチタン−6%アルミニ ウムー4%バナジウムのロッド約10ポンドからなる装填材料をるつぼに装入し た。るつぼ内へのアルゴンガス導入のための継手を含む水冷式黄銅製キャップを るつぼの上部に乗せ、保持ブラケット・に取り付けたクランプによって留め付け た。 外径11/2インチ(3、81c m) 、内径1インチ(2,54cm)およ び全体高さ11/2インチ(3,81cm)のタングステン製ノズルをるつぼ底 部のオリフィスに挿入し、るつぼ支持プレートの下側に取り付けた一連のクラン ピングリングおよび保持プレートにより適所に固定した。 次いで誘導コイルに電力を付与することにより装填材料を加熱した。装填材料が 加熱溶融されるのに伴って、溶融液は流れてるつぼの壁または底部に接し、凝固 して固体スカルを形成した。加熱速度および付与する電力水準を変更することに より、装填材料全体が溶融して固体スカル内に収容される条件が確立された。 しかしこの状態ではノズルを通る液体金属の流れは開始されなかった。 例2 例1に記載した装置を、例1と同様な、ただし長さ3インチ(7,62cm)の ノズルと同軸に位置した全体高さ11/2インチ(3,81cm)の3回巻誘導 コイルを付加することにより改良した。コイルへの電力は10kHz、10kW のソリッドステート誘導電源により供給された。例1に概説した一般法に従い、 ただしるつぼ装填材料が加熱溶融されるのと同時にノズル誘導コイルに電力が付 与された。溶融速度および電力水準を適宜調整すると、るつぼからの溶融金属は ノズルに流入し、るつぼ底部のスカルを除いてるつぼが空になるまでオリフィス から流れ出た。 例3 例1に概説した装置、ならびに例1および2に概説した方法を採用して、急速凝 固試験を行った。約65%のチタンおよび35%のアルミニウムを含有する約1 0ボンド(4,53kg)のプレアロイインゴットをるつぼに装入し、装填材料 の全重量の約1.75%を構成する元素状バナジウムを添加した。電力水準は装 填材料が溶融し、溶融物がノズルに流入することなくバナジウムが溶解しつるよ うに調整された。次いで電力水準を高めて、溶融金属をノズルに流入および通過 させた。 ノズル流れが確立された直後に、既に始動していた鋳造ホイール上へるつぼ/ノ ズルアセンブリーを移動させた。溶融金属流はホイールに衝突し、凝固して薄い リボンを形成し、これは衝突地点の下流でホイールから離脱した。 この急速凝固したリボンは、はぼ幅0.1フインチ(0,43cm)および厚さ 0.002インチ(0,005cm)であった。組成は35.0%のアルミニウ ム、1.74%のバナジウムおよび63.3%のチタンと分析された。 例4 本発明の装置を用い、例1.2および3に概説したものと同じ一般法に従って、 2回の急速凝固鋳造試験を行った。これらの鋳造に用いた装填材料は、公称組成 61.2%チタン、141%アルミニウム、19.5%ニオブ、3.2%バナジ ウムおよび2.0%モリブデンのプレアロイインゴットからなっていた。1回目 は5.5kgの装填材料中3.9kgが鋳造され、2回目は3.3kgの装填材 料中1.5kgが鋳造され、装填材料の残部はるつぼ内に固体スカルとして残留 した。リボンは厚さ約0002インチ(1005cm)であった。組成は一方が 13.9%AI、19.4%Nb、3.09%Mおよび1.9%MO1残部はチ タンであり、他方は13.8%AI、19.2%Nb、3.19%Mおよび1. 87%MO1残部はチタンであった。これは本発明の信頼性および再現性を証明 する。 餞−二 例3および4に従って製造したリボンを検査した。はぼ、700ppm以下の0 2.420ppm以下ノN2、および2ooppm以下のcの侵入不純物含量テ あり、厚さ約0.003インチ(0,008cm)のリボンは著しい延性をもっ ことが認められた。延性は、リボンを破断することな(折り畳む(bendin g)のが可能であることにより示される。 豊一旦 例4J:従っ7製造サレ、13.9XA1.19.4%Nb、3.09%Mおよ び1.90%M o 、残部チタンの組成をもつリボンをハンマーミル粉砕して 一35メツシュの粉末を調製した。この粉末を直径1インチ、長さ6インチの円 筒形ステンレス鋼製缶に装入し、真空状態に排気し、次いで真空下にシールした 。次いで缶を熱間静圧プレスし、缶を取りはずしたのち、完全に密な物品が得ら れた。 以上、本発明をかなり十分に詳述したが、これらの詳細に固執する必要はなく、 当業者には種々の変更または修正が自明であり、これらがすべて請求の範囲によ り規定される本発明の範囲に含まれることは理解されるであろう。 FIGUREl FIGURε2 FIGURε4 平成 3年70月J/日l

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.合金を溶解および急速凝固鋳造するための装置であって;(a)金属装填材 料を保持するためのるつぼ手段であって、側壁、上部およびオリフィスを有する 底部ーオリフィスを含む−を備え、側壁、上部および底部が集合体としてるつぼ の内部を画定し、それらの一部の範囲にわたって縦スリットにより少なくとも2 セグメントに分割されたるつぼ手段;(b)一部がるつぼ手段内に配置され、そ してオリフィスを貫いて伸びているノズル手段であって、上記の内部と連絡した 第1末端およびノズルの通路を経た第2末端を含み、第2末端がさらに、溶融合 金の流れを定めるためのノズルオリフィスを含むノズル手段; (c)上部側壁および底部を冷却するための冷却手段;(d)金属装填材料内に 交流電流を誘導するための第1誘導手段;(e)ノズル内に電流を誘導するため の第2誘導手段;(f)上記の内部に正圧を形成および維持するための圧力制御 手段;(g)急速に移動する冷却基体を含む急冷手段;(h)るつぼおよびノズ ル手段を急冷手段に対して位置決めするための位置決め手段;ならびに (i)るつぼ、ノズルおよび急冷手段を囲み、正圧または負圧の制御された雰囲 気を内部に付与するための密閉手段;からなる装置。
  2. 2.合金の溶解および急速凝固鋳造のための方法であって;(a)側壁、上部お よび底部を有し、該底部がオリフィスを含むるつぼ手段であって、側壁、上部お よび底部が集合体としてるつぼの内部を画定し、側壁および底部がそれらの一部 の範囲にわたって縦スリットにより少なくとも2つの部分に分割されたるつぼ手 段の内部に、合金からなる固体装填材料を装入し;(b)内部の装填材料を内部 に交流電流を誘導することにより溶融し;(c)るつぼの側壁および底部を連続 的に冷却して、溶融装填材料から固体合金層をそれらに接して形成させ、かつ保 持し、これにより溶融金属とるつぼの側壁および底部との接触を防止し; (d)一部がるつぼ手段内に配置され、そしてオリフィスを貫いて伸びているノ ズル手段であって、内部と連絡した第1末端および該ノズルの通路を経た第2末 端を含み、第2末端がノズルオリフィスを含むノズル手段を加熱して、第1末端 に隣接した上記層の一部を溶融し、該通路およびノズルオリフィスを通して溶融 装填材料を流動させ; (e)上記の内部を加圧して内部に正圧を形成および維持し、ノズルオリフィス を通して制御された流速で溶融装填材料を流動させ;そして(f)ノズルオリフ ィスを通る溶融装填材料の流動により形成された流れを急速に移動する冷却基体 と接触する方向へ向けて、溶融装填材料を急速に凝固させる; ことからなる方法。
  3. 3.合金が反応性であり、リボンの形状を有する、請求の範囲第2項に記載の方 法により製造された合金。
  4. 4.リボンが約25〜100μmの厚さを有する、請求の範囲第3項に記載の合 金。
  5. 5.合金が粉末の形状を有する、請求の範囲第2項に記載の方法により製造され た合金。
  6. 6.合金がチタン系である、請求の範囲第3項に記載の合金。
  7. 7.請求の範囲第5項に記載の粉末から塊状化された金属物品。
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