JPH04505664A - 抗ストレプトキナーゼ抗体の検出方法 - Google Patents

抗ストレプトキナーゼ抗体の検出方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 この出願は、1989年6月2日付で出願された米国特許出順環07/360, 822号の一部継続出願である。
発明の分野 この出願は、抗ストレプト牛ナーゼ抗体、すなわちストレプトキナーゼ、および /またはストレプトキナーゼと別のタンパクとの複合体を認識する抗体の検出方 法に同けられている。本発明の方法は、乳酸デヒドロゲナーゼ(L D)のサブ ユニットMのような他のタンパクと抗ストレプトキナーゼ抗体とに同時に結合す るストレプトキナーゼの能力に基づいている。特に、抗ストレプトキナーゼ抗体 およびストレプトキナーゼ結合タンパクを含む試料に外因性のストレプトキナー ゼを添加すると、ストレプトキナーゼ結合タンパクまたはそのサブユニットを検 出するリポータ−法によって明らかにすることができる3成分複合体が形成され る。本発明の方法は、ストレプトキナーゼに対する血清抗体検出用の診断試験と して有用である。
R里Ω考屡 急性の心筋梗塞に対する今日の治療法では、症状が現れてから最初の数時間以内 に血栓溶解剤を静脈内投与して冠状動脈内の血餅を分解(溶解)することにより 、影響を受けた心筋の損傷を回復させている。現在のところ、2種類の主要な血 栓溶解剤、つまりストレプトキナーゼおよび組織プラスミノーゲン活性化因子( TPA)を利用することができる。
ストレプトキナーゼまたはTPAのいずれかによってプラスミノーゲンが活性化 されると、血餅を結合させる格子の主要成分であるフィブリンを分解するタンパ ク分解酵素のプラスミンが形成される。
ストレプトキナーゼは連鎖球菌由来の天然に存在する生産物である。ストレプト キナーゼは細菌の生産物であり、かつ抗原であるので、以前に連鎖球菌に感染( 例えば、連鎖球菌性咽喉炎に罹患)したことのある多(の個体は、その血液中に 抗ストレプトキナーゼ抗体を保持している。ストレプトキナーゼが薬剤として投 与された場合、これらの抗体はそれを中和する[ブロッグデン・アール・エフ( Brogden、 R,N、 )ら、ドラッグズ(Drugs) : 5巻:3 57〜445頁(1973年)]。120人の無作為標本における2U/mlと 4020/mlとの間の抗ストレプトキナーゼ価が報告されている[バッハマン ・エフ(Bachmann、 F)% ジャーナル・オブ・ラボラトリ・アンド ・クリニカル・メディスン(J、 Lab、 C11n、 Med、 )、72 巻=228頁(1968年)コ。ストレプトキナーゼは、この抗体に結合した場 合には、生化学的に不活性であり、ストレプトキナーゼと抗体の複合体は循環系 から速やかに排出される[フレッチャー・エイ・ビー(Fletcher。
A、 P、 )ら、クリニカル・インベスティゲーシ1ン(CI in、 I  nvest、 )、37巻+1306頁(1958年)コ。このような抗ストレ プトキナーゼ抗体は、心筋梗塞の治療において、ストレプトキナーゼの投与が不 適切であるために治療が失敗することの要因となりうる。
満足な臨床効果を得るためには、心筋梗塞が発生してがら速やかに(4時間以内 に)血栓溶解治療を開始する必要がある。従って、どの薬剤を使用するのか、ま たどのくらい使用するのかについて急いで選択しなければならない。ストレプト キナーゼを選択した場合に効果的な治療を行うために、ストレプトキナーゼの投 与量は、ストレプトキナーゼに対する内因性の循環抗体を中和するのに必要な用 量を超える用量から始めなければならない〔ブロッグデン・アール・エフ(Br ogden、 R,N、 )ら、ドラッグズ(Drugs) + 5巻:357 〜445頁(1973年)]。これらの内因性抗体を中和するのに必要な量を超 えない投与量は薬理学的に不活性である。ストレプトキナーゼによる治療に適切 な投与量を決定することは重要である。投与量が多すぎると、プラスミンが過剰 に形成され、例えば、循環フィブリノーゲンや凝固因子■および■のような、や はりプラスミンが分解する付加的なタンパクの欠乏を招く。従って、ストレプト キナーゼを多く使用しすぎると、出血の危険性がある。中枢神経系で出血が起こ ると、通常、重篤な神経障害が発生したり、死亡したりする[ブラウンバルト・ イー(Braunwald、 E、 )ら、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン ・カレッジ・オブ・カージオロジ−(J、 Am、 Co11. Cardio l、 )、10巻:970頁(1987年);ハーバ−・イー(Haber、  E、 )ら、サイエンス(Science)、243巻:51頁(1989年) コ。
このように、抗ストレプトキナーゼ抗体のレベルは個体によって様々であるので 、患者中における有意量の抗ストレプトキナーゼ抗体の存在を速やかに決定する ことは、治療に必要なストレプトキナーゼの用量に関する医学的な決定を導く際 に、非常に有用であろう。
抗ストレプトキナーゼ抗体が存在するという知識があれば、適切な初期中和投与 量を投与した後で、血栓溶解状態の誘起に必要な遊離ストレプトキナーゼのレベ ルを維持するのに充分な量で、この薬剤を注入してよい。
また、このような検査は、特に、患者がストレプトキナーゼで治療を受けた後に 、心臓の危険性に関する定期検査の一部として有用であろう。治療の8〜9日後 、たいていの患者は、抗ストレプトキナーゼ抗体価が速やかに50倍〜100倍 に上昇し、4〜6力月後に予備治療レベルへ戻るだけである[シニミニツツェラ ー・アール(Schmutzler、 R,)ら、「血Kl#固に関する最新の 進歩(Poller RecentAdvances in Blood Co agulation)J中の「血栓溶解による治療(Thrombolytic  Therapy月、324頁、チャーチル、ロンドン、1969年]。従って 、当初の治療の数カ月以内にストレプトキナーゼの経過を繰り返す前に、これら の患者中におけるストレプトキナーゼ抗体価を知ることは重要である。
さらに、ちょうどコレステロールが心臓疾患を進展させる危険性に関するスクリ ーニング試験として使用されるように、正規な基準に対する抗ストレプトキナー ゼ抗体の状態について個体を定期的に予備スクリーニングすることが望ましい。
このような予備スクリーニングの結果は、将来の心臓発作を治療する際にストレ プトキナーゼに効き目があるのかどうかを知りたいと思う個体にとっては価値が あるだろう。
従って、抗ストレプトキナーゼ抗体の迅速かつ経済的な試験法が必要とされてい る。
細菌性血栓溶解剤のストレプトキナーゼが、ヒト、ブタ、およびニワトリのLD イソ酵素のサブユニットMには結合するが、HまたはCサブユニットには結合し ないことが知られている[ポドラセク・ニス・ジェイ(Podlasek、 S 、 J、 )ら、クリニカル・ケミストリー(CIin。
Chew、 )、35巻:69〜73頁(1989年)]。LDとプラスミノー ゲン上のストレプトキナーゼ結合部位との間には、この相互作用を説明するアミ ノ酸配列の相同性が存在する。ストレプトキナーゼがLDサブユニットMに結合 すると、LD活性を有する血清中にストレプトキナーゼ−L’D複合体が形成さ れる[ポドラセク・ニス・ジェイ(Podlasek、 S、 J、 )ら、ク リニカル・ケミストリー(C1in、 Chew、 )、35巻:69〜73頁 (1989年)]。しかしながら、従来、個体の血清中における抗ストレプトキ ナーゼ抗体の測定用基準として、LDに対するストレプトキナーゼの親和性を用 いることは知られて被験体中における抗ストレプトキナーゼ抗体の存在を決定す る簡単かつ独特な方法が提供される。さらに、この方法は、ストレプトキナーゼ と他のタンパクとの複合体と反応する抗体を検出する。
酵素の乳酸デヒドロゲナーゼ(LD)とプラスミノーゲン(ストレプトキナーゼ の本来の標的)との間における類似性を示した従来の発展によって、ストレプト キナーゼとストレプトキナーゼ結合タンパク(例えば、サブユニット量−含有L D)との間の相互作用に基づ(方法を提供する本発明に至った。本発明の方法は 、被験体の血清中における抗ストレプト牛ナーゼ抗体の存在を決定する検査法の 基礎として使用しうる。この方法は、LDとプラスミノーゲンとの間における、 従来は認識されておらず、しかも思いも寄らない構造上の類似性を利用している 点で独特である。この方法は、例えば、免疫学的技術、電気泳動法およびりaマ ドグラフィー技術のような、本質的にすべての病院検査室で現在利用することが できる試薬、手法、および技術を用いている。それは迅速、簡便かつ簡単な方法 である。
疑いのある試料中における、ストレプトキナーゼに対する抗体検出用として、L Dイソ酵素の電気泳動の使用を伴う診断検査法が開発されている。
図面の簡単な説明 図1は、ストレプトキナーゼと様々なLDサブユニットとの反応を示すゲル電気 泳動パターンである。添加されたストレプトキナーゼの濃度は15,0OOrU /mlであった。ストレプトキナーゼを血清(パネルAル−ンbのマーカー)と 混合した場合には、LD活性の緊密なバンド(複合体)は電気泳動の原点く矢印 )に残存した。ストレプトキナーゼは精製LD5の移動度を変化させたが、LD IやLDXの移動度は変化させなかった。パネルA:レーンa1正常なLDイソ 酵素1.2.3.4、および5を含む血清;レーンb、血清+ストレプトキナー ゼ;レーンC1ストレプトキナーゼのみ;レーンd1半精製LDI;レーンe、 LDI+ストレプトキナーゼ:レーンf1半精製LD5;レーンg、LDS+ス トレプトキナーゼ;レーンh、血清のみ。パネルB:レーンa、血清のみ;レー ンb、半精製LDX、レーンC1ストレプトキナーゼのみ;レーンd、LDX+ ストレプトキナーゼ;レーンe1血清のみ。
図2は、様々な濃度のストレプトキナーゼと血清中のLDイソ酵素との反応を示 すゲル電気泳動パターンである。正常な血清は、ストレプトキナーゼと1時間混 合し、電気泳動に付し、LD活性について展開した。各混合物中におけるストレ プトキナーゼの濃度は:レーンa1なし;L/−ンb、15,0OOIU/ml ;レーンc、7゜500IU/ml;レーンd、150IU/m!、最高濃度の ストレプトキナーゼは原点(矢印)で多量のLD活性を捕捉した。
図3は、ゲル濾過によるLDストレプトキナーゼ分子複合体の比較的な寸法での 分類を示すゲル電気泳動パターンである。1mlの試料、0.9mlの血清、そ れに加えて0.1mlのストレプトキナーゼ(最終濃度7,500IU/ml) を、セファデックスG−200カラムにかけ、リン酸緩衝食塩水で溶出した。1 mlの画分を採集した。約5mlのボイド容量の後、ストレプトキナーゼ−LD [合体が画分13〜15(レーンa−C)に溶出し、次いでLDイソ酵素(記入 されているように、主として、LDl、2および3)が画分16〜21(レーン d −i )中へ順当に移動した。矢印は原点を示す。
図4は、ウサギの血清中における抗ストレプトキナーゼ抗体の検査を示すゲル電 気泳動パターンである。ウサギrAJは、第0日目に45,0OIUのストレプ トキナーゼで、第28日目に180゜0001Uのストレプトキナーゼで免疫化 した。ウサギrBJは、第O8目に45,000(Uのストレプトキナーゼで免 疫化した。
血清は、免疫化の前および第40日目にウサギrAJおよびrBJから得た。血 清試料は、ストレプトキナーゼを添加することなく(予備免疫カラムおよび免疫 カラムの両方におけるレーンAおよびB)、あるいは最終濃度15.0OOIU /mlで1時間インキユベーシュンした後(予備免疫カラムおよび免疫カラムの 両方におけるレーンsAおよびsB)、ベックマンのバラボン8システムで電気 泳動に付した。矢印は原点を示す。
図5は、ヒト血清中における抗ストレプト牛ナーゼ抗体の検査を示すゲル電気泳 動パターンである。レーン1、ストレプトキナーゼと混合した試料A;レレー2 、試料Aのみ;レーン1の電気泳動原点における沈殿物の存在は、血清が抗スト レプトキナーゼ抗体を含んでいることを示す。レーン3、ストレプトキナーゼと 混合した試料B;レレー4、試料Bのみ;レーン3の電気泳動原点には、沈殿物 が存在せず、それゆえ血清は抗ストレプトキナーゼ抗体を含まない。
矢印は原点を示す。
好ましい具体例の説明 本発明は、抗ストレプトキナーゼ抗体と、ストレプトキナーゼと、抗体以外のス トレプトキナーゼ結合タンパクとの間で複合体を形成する能力によって、試料中 のこのような抗ストレプトキナーゼ抗体を検出する方法からなる。この複合体は 、ここでは、「3成分複合体」と呼ばれる。
抗ストレプトキナーゼ抗体という用語によって、2種類の抗体を表す:すなわち 、ストレプトキナーゼを認識(結合)する抗体、およびストレプトキナーゼと第 2の(非抗体)タンパクとを含む複合体を認識する抗体である。
ある具体例では、非抗体ストレプトキナーゼ結合タンパクは、例えば、乳酸デヒ ドロゲナーゼのサブユニyトM、プラスミ/−ゲン、プラスミン、Lp(a)の ような、ストレプトキナーゼ共通結合配列Phe/Cys−Pro−Lys−任 意/なし−A r g−Va ill e/Val−Gly−任意/なし−Gl y−Cysを含むタンパクである。
「複合体」(タンパク間)によって、2つ以上のタンパクが、このような複合体 中のタンパクを単一の複合体または実体として抽出し、分析し、測定し得るよう な親和性を持って、水素結合、イオン吸引力および他の非共有結合手段によって 、非共有結合様式で会合していることを表す。個体の血清試料中における「スト レプトキナーゼ結合タンパク−ストレプトキナーゼ−抗ストレプトキナーゼ抗体 」複合体の形成は、個体の血清中におけるこのような抗ストレプトキナーゼ抗体 の存在に関する迅速で特異的な検査として使用しうる。
好ましい具体例では、少なくとも1つのMサブユニットを有するLDが非抗体結 合タンパクとして使用される。LDを含有する試料に外因性ストレプトキナーゼ を添加することによってストレプトキナーゼとLDとの間に形成される複合体は 、ストレプトキナーゼ抗体が試料中に存在すれば、LD−ストレプトキナーゼ複 合体に対しても、それを解離させることなく結合するような親和性を有する。
3成分のストレプトキナーゼ結合タンパク−ストレプトキナーゼ−抗ストレプト キナーゼ抗体複合体の存在は、この複合体の存在を明らかにする如何なる技術に よっても検出することができる。例えば、LDをストレプトキナーゼ結合タンパ クとして用いた場合、3成分複合体は、血清試料中におけるLDイソ酵素の寸法 や寸法変化、あるいはストレプトキナーゼおよび血清の存在下で発生するLDイ ソ酵素の分布パターンの変化を明らかにする如何なる技術によっても検出するこ とができる。従って、ストレプトキナーゼ抗体の存在は、患者の血清試料にスト レプトキナーゼを添加した後のLDイソ酵素パターンの物性、例えば寸法や変化 から予想しうる。
酵素の乳酸デヒドロゲナーゼは、個体中に少なくとも5つのイソ酵素型で存在す る四量体の酵素である。この酵素の各サブユニットは約33.500ダルトンの 分子量を宵するが、これらのイソ酵素は、M型、H型またはC型と呼ばれる3つ のサブユニット型の1つの含量を変化させる。血清LDイソ酵素分析は、医学的 な診断において頻繁に使用され、臨床検査室では常套手段である。血清からLD イソ酵素を電気泳動によって分離すると、それぞれLDI、LD2、LD3、L D4およびLD5で示される5つのLD活性バンドが分離されるが、LDIは最 も早くアノードへ移動し、LD5は最も早くカソードへ移動する。LDIは4つ のH鎖の四量体であり、LD5は4つのM鎖の四量体である。LD2、LD3お よびLD4の四量体構造は、それぞれサブユニット型H,M、H,M、、および HM、の混合物からなる。Cサブユニットは、精子から単離されたLDXと呼ば れるLD中に見い已される。
本発明の方法を行うために、ストレプトキナーゼおよびストレプトキナーゼ結合 蛋白間の複合体を生ぜしめる条件を与えることが必要である。このような複合体 は、血清にストレプトキナーゼを添加し、少なくとも15分ないし1時間、室温 で該血清をインキュベートせしめると、生じるであろう。抗ストレプトキナーゼ 抗体が存在する場合、抗ストレプトキナーゼとストレプトキナーゼ−ストレプト キナーゼ結合蛋白複合体との結合がストレプトキナーゼとストレプトキナーゼ結 合蛋白との結合と同時に生じ得る。
一方、ストレプトキナーゼ結合蛋白の前結合複合体(preboundcolI lplex)をそのまま血清に添加することができる。この場合、インキュベー ションの時間の長さは、抗ストレプトキナーゼ抗体とストレプトキナーゼ−スト レプトキナーゼ結合蛋白複合体とを結合させるのに充分な長さだけ、例えば15 分ないし1時間必要である。
所望により、LDがストレプトキナーゼ結合蛋白として使用される場合、Mサブ ユニットを含有する外因性LDは、試験されるべき血清中に充分量のM含有LD が確実に存在するように血清に付加され得る。
好ましい具体例において、アッセイにおけるストレプトキナーゼの最終濃度は、 約1500rU/if2ないし150,0OOIU/xQ。
最も好ましくは15,0OOIU/x(2である。ストレプトキナーゼを、少量 の、好ましくは0.5xQより少ない血清試料に添加し、15〜6o分間インキ コベートし、LDイソ酵素またはその複合体を分離する条件下で(例えば、電気 泳動またはカラムクロマトグラフィー法を使用して)分析する。電気泳動を使用 する場合、得られた電気泳動パターンを検査するために着色した後、抗ストレプ トキナーゼ抗体の有無を肉眼で測定することができる。好ましくは、該着色は、 多少のLD活性を含有する蛋白結合だけが示されるような活性着色である。
3成分複合体および/またはLDイソチームを分離または検出させるいずれのプ ロトコルも(LDがレポーターとして、およびストレプトキナーゼ結合蛋白とし て使用される場合)本発明の方法に有用である。特に、ストレプトキナーゼ−L Dを含有する複合体と抗ストレプトキナーゼ抗体−ストレプトキナーゼーLDを 含有する3成分複合体とを区別するであろう如何なるクロマトグラフィー、エラ イザ(EL/l5A)法または電気泳動プロトコルも本発明の方法に有用である 。当業者はこの区別をさせる条件およびゲル処方を設計することができる。ゲル 電気泳動は、蛋白のゲル電気泳動、実用入門書(Gel Electropho resis of Proteins、 A PracticalrRLプレス 、ワシントン、1981で吟味されている。
好ましい具体例において、LDをストレプトキナーゼ結合蛋白として使用し、ゲ ルマトリックスを介する電気泳動を使用して試料を分析する場合、ゲル多孔度お よび電気泳動緩衝液条件は、抗ストレプトキナーゼ抗体−ストレプトキナーゼー LD複合体がゲル中に少量だけ移行するかまたは移行せず、3成分複合体はゲル の原点に残存するかまたは本質的に残存するようにする。ゲルの原点は該試料が 電気泳動前にゲルに適用されたその位置である。非常に太き(てゲル構造中に非 常に進んで移行するかまたは陽極および陰極に関して電気的に中性である複合体 は、該原点に残存するかまたは本質的に残存する。一般に、このような蛋白は、 ゲルを展開(着色)する際に洗い落とされないであろうが、ゲルの原点でゲルマ トリックスと結合したまま、またはそれにひっかけられたままであろう。適当な 多孔度を有する好ましいゲルの例は1%アガロースゲルである。
100VでLDイソチームを分離するのに充分な時間(例えば、ベックマン(B eckman)パラボン(P aragonR)電気泳動システムで20〜28 分)、pH8,2バルピタール緩衝液中での1%アガロースゲルの電気泳動、次 いで、ゲル中のLD活性の着色によって、電気泳動ゲルの原点でLD?Jj合体 の沈殿の存在によって抗ストレプトキナーゼ抗体の存在が示される。抗ストレプ トキナーゼ抗体が存在しない場合、ストレプトキナーゼとLDとの複合体はゲル 中に移行し、該原点で沈殿しないかまたはそこに残存しない。
LD活性に関する比色測定着色は、適切な量のLD基質、例えば約2081M乳 酸リチウムおよび5.6xM NAD”を含有する基質と接触して電気泳動され たゲルをインキュベートすることによって行われ得る。乳酸塩およびNADをピ ルビン酸塩およびNADHに変換する際にLD活性によって生じるNADHは、 ゲル中のLDイン酵素の位置に現れる。NADHおよびLD活性の位置は、NA DHの存在下で着色生成物に還元されるp−ニトロブルーテトラゾリウム(NE T)のような色素で比色測定的に検出され得る。例えば、0.33ミリモル/Q フェナジン・メトスルフェート(phenazinemethosulfate XPMs)の存在下で1.99/+2のNBTを添加すると、ゲル中のLDイン 酵素の位置で青色のホルマザン指示顔料が形成される。酵素活性についてこの方 法で展開されたゲルは、60xQ/Q酢酸溶液中で固定され、加熱乾燥され得る 。
イソ酵素蛋白は、蛍光法、ケミルミネッセンス法、放射性標識法、または免疫法 を用いても同定され得る。
本発明の方法に使用され得るゲルマトリックスの例としては、アガロース、ポリ アクリルアミド、スターチ、およびそれらの混合物が挙げられる。電気泳動によ るLDイン酵素を分離するの条件は当該分野ではよく知られており、例えば、モ ーゼス、ジー・シー(Moses、 G、 C,)、クリニカル・ケミストリー (C1in、Chea、)、旦: 1885−1890(1988):マッケン ジー、ディーら(McKer+zie、D、 et al、)、クリニカル・ケ ミストリー、29:189−195(1983);およびC77ン、ダブリ:L (Roman、W、)、エンザイモロジア(旦=だ坦匹b)、36 : 189 −219(1969)に開示されている。
アガロースゲル中でLDイソ酵素分析を行うために使用され得る緩衝液の例とし ては、バルビツール、バルビツール/EDTA、トリスーパルビタール、バルビ ツール/AMPD (2−アミ7−2−メチル−1,3−プロパンジオール)、 およびMOPS○(3−(N−モルホリ/)−2−とドロキシプロパンスルホン 酸)が挙げられる。
アセテートゲルを用いてLDイソ酵素分析を行うのに使用され得る緩衝液の例と しては、トリスーパルビタールが挙げられる。
種々の電気泳動支持体および緩衝系に関するアッセイ条件の概要おり、本明細書 に引用記載する。
ベックマンによって提供されたバラボン(P aragon”)ゲル系のような 市販の入手可能なゲル系も本発明の方法に有用である。
抗ストレプトキナーゼ抗体の存在は、抗体の電気泳動測定に使用されたものと同 様の濃度、1500IU/xI2ないし150,000IU/xQ、最も好まし く +* 15. OOOI U/Ijfi終1度ノストlzブトキナーゼの添 加の前後に血清中のLD酵素活性をアッセイすることによっても検出され得る。
ストレプトキナーゼおよび抗ストレプト牛ナーゼ抗体を含有する複合体中でトラ ップされると、LD活性が減少することが発見された。したがって、ストレプト キナーゼ添加後のLD活性の減少は、試料中の抗ストレプトキナーゼ抗体の存在 を示すものである。
抗ストレプトキナーゼ抗体−ストレプトキナーゼ−LD1合体の存在は、カラム クロマトグラフィーまたは濾過(樹脂またはマイクロフィルターを用いる)によ って抗体を含まない複合体と抗体含有LD複合体とを分離する方法によってもア ッセイされ得る。例えば、当業者は、抗体を含むであろう大きい複合体と約18 7,000ダルトンの分子jl(L Dテトラマーの分子量140□OoOダル トンおよびストレプトキナーゼの分子量47. OOOダルトンの合計)を有す る抗体不含LD複合体とを分離するクロマトグラフィー条件を設計し得る。この ようなりロマトグラフイーは、好適なりロマトグラフィーマトリックス、特にサ イズによって分離するもの、例えばセファロース(S epharose”)お よびセファデックス(S ephadexR)、特にセファデックス(S ep hadex”) G −200によって行われ得る。
187.000ダルトンより大きい分子量の血清蛋白を含有する画分がLD活性 の無いものである場合、該血清は抗ストレプトキナーゼ抗体を含有しない。18 7,000ダルトンよりも有意に大きい分子量を有する画分におけるLD活性の 出現は、個別に試験されている血清中のLD−ストレプトキナーゼ−抗ストレプ トキナーゼ複合体の存在および抗ストレプトキナーゼ抗体の存在を示すだろう。
血清中で見い出された抗体および抗体非結合蛋白、特にLDサブユニットMの両 方に対する親和性を有するいずれのストレプトキナーゼまたはそれらの一部分も 、本発明の方法に有用である。このようなストレプトキナーゼは、例えば、ベー リンガー・マンノ−イム・バイオケミカルズ(Boehringer Mann heim B iochemicals) [インディアナ州インディアナポリ スコおよびシグマ・ケミカルズ・カン商業的に入手可能である。さらにアルブミ ンまたはコラーゲンを含有する組成物中にストレプトキナーゼを含有する製剤、 例えばヘキストールジーゼル・ファーマシニーティカルズ(Hoechst − RousselP harmaceut 1cals)からのストレブターゼ( S treptase”)、またはカビービトラム(K abi −V 1tr ua+)からのカビキナーゼ(K abikinasell)も本発明において 有用である。
さらに、本発明のアッセイ用の物質は、キットの調製に理想的に適合している。
このようなキットは、厳重な監禁下で受けるために区分されているキャリヤ一手 段、バイアル、試験管などのような1個以上の容器手段からなり得る。該容器手 段の各々は、該方法で使用されるべき分離成分の1つからなる。
例えば、該容器手段の1つはストレプトキナーゼからなり得る。
第2の容器はLDの検出システムからなる。
さらに、該キャリヤーは、LD複合体またはイソ酵素の分離に必要な、種々の予 め決定された既知量の緩衝液および他の溶液、ゲルまたは樹脂からなる複数の容 器を含んでいてもよい。
本発明の実施において、抗ストレプトキナーゼ抗体の存在は、生物学的液および 組織中で検出され得る。未知の量の抗ストレプトキナーゼ抗体を含有する如何な る試料も使用することができる。好ましくは、血清を使用する。通常、試料は、 例えば血清、尿、唾液、涙滴、髄液、血液、血漿などのような液体である。例え ば組織、糞などのような固体または半固体は、まず懸濁液中でホモジナイズされ るかまたは放置された後に使用され得る。このような方法は当該分野で公知であ る。さらに、連鎖球菌感染にかかつているかまたは予めストレプトキナーゼに暴 露したヒトまたは動物を除(、ヒトまたは動物の生物学的液または組織中にスト レプトキナーゼに対する抗体が存在し得ることも公知である。
LD、特にLDサブユニットMを検出する如何なる手段も使用され得る。例えば 、ストレプトキナーゼ結合蛋白または3成分複合体、特にLDまたはLDサブユ ニットMに対する検出可能な標識抗体は、LDおよびストレプト牛ナーゼ間の複 合体の存在、および抗ストレプトキナーゼ抗体の有無を示すのに使用され得る。
さらに、当業者は、本発明の方法が本明細書に記載の複合体に対する自己免疫応 答によって生じるかまたはそれに関連する疾患経過を同定するのに、特に患者の 血清中でストレプトキナーゼおよび血清ストレプトキナーゼ結合蛋白間の複合体 を特異的に認識する抗ストレプト牛ナーゼ抗体の存在を同定するのに使用され得 る。
以下の実施例によって本発明をさらに説明するが、特記しない限り本発明の範囲 を決して限定するものではない。
外来患者10人から採取した血清試料を、慣例の化学分析の完了後、ストレプト キナーゼとの混合実験に使用するためにプールした。
高濃度のLDイソ酵素1ならびにクレアチンキナーゼイソ酵素MMおよびMBを 含有する血清試料は、急性心筋梗塞を有する患者の慣例試験後に入手可能である 。死亡24時間以内に剖検で正常なヒトの肝臓および畢丸を入手する。食料品店 から新鮮で生肉状態のブタおよびニワトリの心臓および骨格筋を共に入手する。
2.試薬 ストレプターゼ(S treptase”ン(ストレプトキナーゼ、ヒトアルブ ミンおよびコラーゲンペプチドを含有する)をニューシャーシ一州08876サ マービルのへキストールーゼル・ファーマシューテ。
カルズeインコーポレイテッド(Hoechst−Roussel Pharm aceu−ticals、 I nc、 )から人手した。カビキナーゼ(K  abikinase”) (ストレプトキナーゼおよびヒトアルブミンを含有す る)をカリフォルニア州94501アラメイダのカビービトラム・インコーボレ イテ。
ド(K abi −V itrum、 I nc、 )から入手した。非薬物ス トレプトキナーゼをベーリンガー・マンハイム・バイオケミカルズ(B oeh ringerMannheim B iochemicals)から入手した。
アルテブラーゼ(Alte−plase)組換えアクチバーセ(Activas e”) (組織プラスミノーゲン活性因子、TPA)をカリフォルニア州940 80サウス・サンフランシスコのジェネンテック・インコーホレイテッド(G  enentech。
I nc、 )から入手した。ウロキナーゼ(ヒト腎臓細胞から誘導)QAEセ フアゾ1クス(Q50−120)およびNAD” Cグレード■−ベータ)をミ ズーリ州63178セントルイスのシグマ・ケミカル・カンパニー(S igm a Chemical Co、)から入手した。セファデックスG−200をニ ューシャーシ−H08854ビスカッタウェイのイ ファルマシア・ファイン・ ケミカルズ・インコーホレイテッド(P harmacia F ine Ch emicals、 I nc、 )から入手した。ポリゲリン(P olyge line”)修飾コラーゲンをカリフォルニア州92037ラジヨーラのカルビ オケムーベーリング・ダイアグノスティクス(Calbiochem −B e hring D iagnostics)から入手した。イソムンーL D ( I somune −L D ”)を二ニーシャーシー州07110ナットリイ のロチェ・ダイアグノスティクス(Roche D tagnostics)か ら入手した。LD、クレアチンキナーゼ、および血清蛋白(SPE)アガロース ゲルを有するバラボン(P aragonTM)iJ気泳動システム、バルビタ ール緩衝液、酵素基質および展開剤ならびにアストラ(AgtraT1″)自動 化学分析器における全LD活性の測定用試薬をカリフォルニア州92621プレ アのベックマン・インストゥルメンツ・インコーポレイテッド(Beckman  I nstruments、 I nc、)から人手した。
3、方法 LDイソ酵素分析、クレアチンキナーゼイソ酵素分析および血清蛋白電気泳動の ために、カリフォルニア州ブレアのベックマン・インストウルメンツ・インコー ホレイテッド(Beckman I n5tru口ents。
I nc、 )のダイアグノスティック・システムズ・グループ(Diagno s−tic Systems Group)からの製造業者の指示(ベックマン 指示書番号015−L556462−G(LDについて)、番号015−556 461−H(クレアチンキナーゼについて)および番号015−556458− G(血清蛋白について))に従って、バラボンゲルおよび試薬を使用した。
組織と同量の145ミリモル/Q塩化ナトリウム中で組織を細かく刻んでLDイ ソエンチームを抽出し、次いで、5000Xgでの遠心分離によって清澄化した 。20ミリモル/f2トリスHC(1、pH8,2(緩衝液A)中で平衡化され たQAE−セファデックス陰イオン交換カラム(支持床容量45峠、高さ27  cm、流速約30112/時)を介して肝臓抽出物を通過させることによってL D5を半精製した。
LDI〜LD4を含まないLD5を、そのままこのカラムを通過させた。同様の カラム上にイソ酵素中に豊富な血清を負荷し、112当たり塩化ナトリウム21 5ミリモルを含有する緩衝液AでLD2〜LD5を洗い落とし、次いで、IQ当 たり塩化ナトリウム260ミリモルを含有する緩衝液Aを用いて他のLDイソ酵 素を含まないLDlを溶離することによって、LDIを半精製した(ボドラセク 。
ニス・ジェイら(Podlagek、 S、 J 、 at al、)、クリニ カル・ケミストリー(CIin、Chem、)、3 t : 527−32(1 985);フス、エムーワイら()(51,M−Y、et al、)、クリニカ ル・ケミストリー、25 : 1453−8(1979))。
LDX(rサブユニットC」と言われるサブユニットを含有する精子から得たL D)を半精製するために、1容量の畢丸抽出物を4容量のイソムン(I som une) −L D溶液A(ヤギ抗ヒトLD−M抗体)と混合し、次いで、同容 量のイソムンーLD溶液B(ポリマー結合ロバ抗−ヤギ免疫グロブリン)で免疫 沈降して、M−サブユニット含有LDイソ酵素を全て除去した。次いで、上記Q AE陰イオン交換カラムクロマトグラフィーによってLDXをLDIと分離した 。
LDIは該カラム上に保持され、LDXはIQ当たり塩化ナトリウム140ミリ モルを含有する緩衝液Aで別々に溶離された。
LDI、LD5およびLDXの個々の画分を、ストレプトキナーゼと混合する前 に、リン酸緩衝生理食塩水(リン酸ナトリウム10ミリモル、pH7,2、およ び塩化ナトリウム149ミリモル/リットル)に対して透析した(下記参照)。
分子サイズ分は用のゲル濾過を、リン酸緩衝生理食塩水で平衡化したセファデッ クス(S ephadex) G −200カラム(ベッド容量75m1.高さ 55cm、流速約45m1/時間)を用いて行った。
1mlづつの画分を収集した。
実施例1 血清中のストレプトキナーゼとLDイソ酵素との相互作用5種すべてのLDイソ 酵素を含有するプールした血清(9倍容量)を1容量のストレプトキナーゼ(最 終濃度15000国際単位/ml)と混合し、室温にて1時間インキュベートし 、次いで電気泳動に付し、LD活性について展開した。この操作は、主要M−サ ブユニット含有イソ酵素(LD3、LD4およびLD6)の完全な除去と共に、 イソ酵素パターンの著しい変形をもたらした。多量のLD活性が適用原点にて残 存しており、不溶性沈澱物の形成を示唆する(図IA、レーンb)。3種の異な る各々のストレプトキナーゼ調製物はLDイソ酵素に対して同一の効果を示した 。2種の医薬調製物もまた内因性LD活性がなかった(図IA、レーンC)。対 照として、血清と別々に混合して同様の濃度とした、これらのストレプトキナー ゼ調製物中の安定化成分は、LDとの相互作用を示さなかった。さらにストレプ トキナーゼおよびヒト血清被験体の混合物を電気泳動に付し、クレアチンキナー ゼイソ酵素について、および染色しうるタンパク全体について評価した。ストレ プトキナーゼの添加に由来するクレアチンキナーゼイソ酵素または主要血清タン パクの電気泳動移動において全(変化がなかった。これらの知見により、ストレ プトキナーゼがヒトLDを全く不活化することなく、特異的かつ有意にヒトLD と相互作用するということが確立された。
実施例2 個々のLDイソ酵素と混合したストレプトキナーゼ半精製LDIまたはLD5  (9倍容量)を1容量のストレプトキナーゼ(終濃度150001U/ml)と 混合し、電気泳動分析に付して、結合がLDのHまたはMサブユニットに対して 特異的であるか否かを測定した。ストレプトキナーゼをLDI(H−四量体)に 添加することでイソ酵素の移動度は変化せず(図LA、レーンe)、ストレプト キナーゼとHサブユニットが相互作用しないことが示された。対照的に、ストレ プトキナーゼのLD5への添加は、イソ酵素の電気泳動移動のおいて大きな変化 をもたらしく図IA、レーンg)、ストレプトキナーゼとMサブユニットの間の 実質的相互作用を示した。ストレプトキナーゼと半精製ヒ1−LDXとの混合物 は、LDサブユニットCとストレプトキナーゼとの相互作用を全く示さなかった (図IB、レーンd)。かくして、ストレプトキナーゼとヒトLDとの相互作用 はMサブユニット単独に対して特異的であつた。
抗ストレプト牛ナーゼ抗体を含有する血清(9部)を、電気泳動前に種々の濃度 のストレプトキナーゼ(1部)と混合した場合、LD−ストレプトキナーゼ−抗 ストレプトキナーゼ抗体複合体の形成を示す、適用原点でのLD活性の用量−依 存沈殿があった(図2)。
ストレプトキナーゼの各濃度にて、LDのM−サブユニット含有イソ酵素の優先 的除去があった。最高濃度のストレプトキナーゼにおいては(図2、レーンb) 、多量のLD−ストレプトキナーゼ−抗ストレプトキナーゼ抗体複合体による物 理的障害の存在のため、全被験体がゲルに侵入できないようであった。
実施例4 複合体のサイズ分は 血清中に形成されたLD−ストレプトキナーゼ−抗ストレプト牛ナーゼ抗体複合 体を、セファデックスG−200を用いるゲル濾過により評価した。血清−スト レプトキナーゼ混合物をクロマトグラフィーに付すことにより得られた画分を電 気泳動法によりLDイソ酵素含量について分析した。複合体(図3、レーンa  −cの電気泳動原点にて沈澱)は、ボイド容量の後であるが、正常な四量体LD イソ酵素の前に溶出した(図3、レーンd % ? )。この結果は、LD(四 量体分子サイズ、140kDa)とストレプトキナーゼ(47kDa)との相互 作用により高分子塊複合体が生成され、ストレプトキナーゼがLDをより小さな 非移動形に単に分解しないことを示した。種々の数のMサブユニットを含有する LD2〜LD5の存在下では、ストレプトキナーゼで形成された複合体は不均質 であり、カラムに捕捉され、この分析で検出されない非常に高質量の複合体がい くらか伴うようである。
実施例5 ウロキナーゼおよび組織プラスミノーゲン活性化因子の効果ストレプトキナーゼ の如くプラスミノーゲンの同一部位に結合する他のフィブリン溶解剤であるウロ キナーゼおよびTPAを血清に加え、LDへの結合性について試験した。該フィ ブリン溶解剤は、ストレプトキナーゼに用いたと同様の条件下で、LDといずれ の相互作用も示さなかった。
プラスミノーゲンおよびLD配列の比較ストレプトキナーゼが結合するプラスミ ノーゲン領域は、その塩基におけるシスティン−システィン結合により集団とな ったアミノ酸の小ループからなる(アミノ酸残基557〜565)(コレン・デ ィー(Collen、D、) 、トaンボシス・アンド・ヘモスタシス(T h romb、 Haemost、 )±3ニア 〜89 (1980))、既知の LD配列の研究[イベントフ・ダブリニ(E ventoff、 W、)ら、プ ロシーディンゲス・サブ・ナシヌナル・アカデミ−・サブ・サイエンシス(Pr oc、Natl’、Acad、Sci、) USA 74 : 2677 :  81(1977);ツジボ・エッチ(T 5ujibo、 H、)ら、ヨーロピ アン・ジャーナル・サブ・バイオケミストリー(E ur、 J 、 B 1o chei、 )J、L、)ら、プロシーディンゲス・サブ・ナショナル・アカデ ミ−・サブ・サイエンシス USA 84:5311〜15(1987)コによ り、LD (ヒトサブユニットLD−Mについての番号付けに従うとアミノ酸残 基153〜162)とブラスミ/−ゲンのストレプトキナーゼ結合部位との間に て単一の相同領域が明らかにされた(表1)。この領域内では、アミノ酸残基1 56〜162はヒトLD−MおよびLD−C(LDXのサブユニット)、ブタL D−MおよびLD−H,およびニワトリLD−MおよびLD−Hにおいて完全に 保存されている(ヒトLD−Hについての配列データは入手できなかった)。こ れら動物源のLDも結合について試験し、ストレプトキナーゼがすべての3種( ヒト、ブタおよびチキン)からのLD−Mと強く相互作用することが判明した。
しかしながら、この研究で用いた実験条件下では、ストレプトキナーゼはこれら のいずれの種からのLD−Hとも結合しなかった。
表1 ブラスミ/−ゲン(残基557〜565)とLDサブユニ、ト(残基152〜1 62)の間の相同領域におけるアミノ酸配列の比較ヒトプラス ヒト ブタ ニ ワトリ ミノーゲン LD−M LD−CLD−M LD−HLD−M LD−1(Ly s Ser Ser Ser Ser Ser 5erLys Gly Gly  Gly Gly Gly Gly557−Cys 152−PheLeu P he Leu Phe LeuPro Pro Pro Pro Pro Pr o Pr。
Gly Lys ’Vat Lys Lys Lys Lys−Asn Thr  Asn His His HisArg Arg Arg Arg Arg  Arg ArgVal Val Val Val Val VaL ValVa t He’ lle Ile Ile Ile l1eGly Gly Gly  Gly Gly Gly Gly−Ser Ser Ser Ser Ser  5erGly Gly Gly Gly Gly Gly Gly565−C ys 162−Cys Cys Cys Cys Cys CysVal As n Asn Asn Asn Asn AsnAia Leu Leu Leu  Leu Leu LeuHis Asp Asp Asp Asp ’Asp  AspBb B NB’ B NB B NB上記すべてのアミノ酸はヒトプ ラスミノーゲンのストレプトキナーゼ結合領域と相同性を示す。
イソロイシン6はバリンと同等であると考えられる。Bb:ストレプトキナーゼ に結合、NB1′:ストレプトキナーゼに結合せずヒトLD−CおよびブタLD −Hは、いずれもストレプトキナーゼと相互作用せず、アミノ酸残基152.1 54および155でヒ)LD−Mの配列と異なる配列を有する。152位のフェ ニルアラニンは3種のすべての結合体に共通するのに対し、非結合体の場合はす べて152位にロイシンを有する。この知見は、152位のフェニルアラニンが 、恐らくは(非結合体におけるロイシンと比較して)比較的バルキーでかつプラ スミノーゲン557位のシスティンにいくらか相同するために、ストレプトキナ ーゼ結合につき重要であることを示唆する。
154位において、リシンは両結合体および1の非結合体(他の非結合体である ブタLD−Hは154位にバリンを有する)に共通し、この位置のアミノ酸はス トレプトキナーゼ相互作用に臨界的でないことを示唆する。155位において、 1つの非結合体はスレオニン(ヒトLD−C)を有し、他のものは、結合体にお けるアスパラギンと比較して、正に荷電したヒスチジン(ブタLD−H)を有す る。これらの差異(ブタLD−HおよびチキンLD−H)は154位(リシン) および155位(ヒスチジン)で同一のアミノ酸を有していない。しかしながら 、557−システィンから565−システィンまでの9個のアミノ酸残基のプラ スミノーゲン配列と比較すると、LD−Mにおける相同ストレッチが152−フ ェニルアラニンから162−システィンまでの11個の連続残基に伸びている。
プラスミノーゲンにおいて、2個のシスティンの結合は、恐らく、密なコンフt メーシ目ンの557ないし565のループを保持する。
同様のコンフtメーシ曹ンは、ジスルフィド結合と一緒になっていないわずかに 長いペプチドループのより緩やかな結合によって、LD−Mで生じるであろう。
ペプチド結合角の同様の方向を保持しつつ、そのステムに対して該ループ先端( アルギニン−バリン−イソロイシン/バリン)において同一の向きを達成するに は、一方の余分なアミノ酸(160−セリン)を、該ループの他方にアミノ酸を さらに挿入することによって、バランスをとらなくてはならない。
かくして、155位のアミノ酸の要件は、特異的側基を付与するよりもむしろス ペースを占めることにあるかもしれない。これらの知見は、全体として、ストレ プトキナーゼ結合の認識ユニ2トが、はぼ P he/Cys−P ro−L ys−いずれかのアミノ酸/無−A rg− V al−I le/V al−G ly−いずれかのアミノ酸/無−〇 ty −c YSであることを示唆する(すなわち、11個すべてのアミノ酸配列であ るか、または4および9の残基のない配列であるかのいずれかである)。
ストレプトキナーゼによる結合は、分子の各半分がセリンプロテアーゼの構造に 相同し、内部重複しているため、2価であるかもしれない(ジャクソン・ケー・ ダブリュ(J ackson、 K、W、 ) + バイオケミストリー(B  iochemistry)旺:6620−5(1982))。
ストレプトキナーゼに上の可能な各結合部位は、セリンおよびアスパラギン酸を 有するが、セリンプロテアーゼの活性部位に特徴的なヒスチジンを有しない。2 価のストレプトキナーゼと四量体LDとの相互作用は、非常に長い鎖または複合 体のマトリックスの形成を可能とするであろう。かかる大複合体は、電気泳動で の適用点に残ったままの沈殿物に一致する(図2)。患者においては、これらの 巨大複合体は免疫系の細胞により補食され、それによりLD−Mに対する自己免 疫応答の誘発を強化し得る。1価に過ぎないプラスミノーゲンおよび他の分子種 もまた、(鎖ターミネータ−として)マトリックスにおいて関係しており、かく して、外来性イムノゲン、ストレプトキナーゼと一緒に該免疫系に提供し得る。
LDおよびプラスミノーゲン双方におけるこの結合配列の発生は、これらの2種 のタンパクが他に有意な相同性を有しておらず、さもなければ恐らくは非類縁で あるため偶然である。プラスミノーゲンは、細胞外にて作用する凝固機構のセリ ンプロテアーゼであり、LDは実質的にすべての細胞で発現される細胞内オキシ ドレダクターゼである。この配列の部分A rg−11e−V al−G 1y −G lyは、真核生物のセリンプロテアーゼプロトロンビン、血液凝固因子I X、XおよびX【、カリクレイン、トリプシ/−ゲン、キモトリプシノーゲンお よびエラスターゼにおいて、ならびに細菌トリプシンにおいても保存されている (ダイホノフ・エム・オー(DayhofT、M、O,) 。
メリーランド州、シルバー・スプリング、タンパクの配列および構造のアトラス 、5巻、 5upp1.3 :ザ・ナショナル・バイオメディカル・リサーチ・ ファウンデーション(1978);ヨシタケ・ニス(Y oghitake、  S 、 )ら、バイオケミストリー(B iochemistry)24:37 36〜50 (1985);フジカワ・ケー(F uj ika*a。
K、)ら、バイオケミストリー 25:2417〜24(1986))。
この保存配列におけるアルギニンーイソロイシン結合はこれらの分子を活性形に 変換するための共通な切断部位である。
抗ストレプトキナーゼ抗体とストレプトキナーゼLDとの結合活性の検出 4匹のニコージランド(New Zealand)白色ウサギに、第08目およ び第288目にストレプトキナーゼを注射し、該動物の血清中に、ストレプトキ ナーゼに対する抗体を生じさせた。該血清を15000IU/mlストレプトキ ナーゼと混合し、前記のようにLD’l気泳動に付すことにより、予備免疫およ び免疫血清被験体を抗ストレプトキナーゼ抗体の存在について試験した(図4) 。試験した予備免疫被験体はいずれも該ゲルの原点でLD沈殿または残存を示さ なかった。しかしながら、第408目で抗ストレプトキナーゼ抗体を有するウサ ギからの被験体はすべて、ストレプトキナーゼをその血清試料に添加した後、ゲ ルの原点にて強力なLD沈殿を有した。Mサブユニットを有するLDイソ酵素は すべて、その移動の変化により証明されるようにストレプトキナーゼと結合する が、ストレプトキナーゼ単独では電気泳動原点にて沈殿するような非常に大きな 複合体は得られなかった。予備免疫被験体sAまたはsBのいずれも電気泳動原 点でLD活性を示さなかった。免疫sAおよびsB被験体は共に該原点にてかな りのLD活性を示した。
実施例7 ヒト血清中の抗ストレプトキナーゼ抗体の検出43人の患者から血清被験体を採 取し、ストレプトキナーゼの添加およびLD検出法により抗ストレプトキナーゼ 抗体の存在についての検定に用いた。ストレプトキナーゼ(カビキナーゼ・カビ ヴイトラム争インフーポレイション(K abikinase、 K abiv itrua+、 I nc、 )1部を、15000IU/m+の最終ストレプ トキナーゼ濃度まで血清9部と混合し、1時間インキュベートし、パラゴンLD Gel電気泳動系(ベックマン(B eckman) )の製造業者の指示に従 って電気泳動に付した。また、ヒタチ(Hitachi) 737系(ベーリン ガー・マンハイム(Boehringer Mannheim) )を用い、ス トレプトキナーゼ添加の前後において、これらの血清被験体における全LD活性 を測定した。17人の患者からの被験体は、電気泳動原点に残ったままのLD活 性の重バンド(沈殿)を示した(図5)。すべての被験体は、いくらかのLDイ ソ酵素の移動において変化を示した。
該原点でのLDの沈殿を含む試料はまた、全LD活性の実質的喪失を示した。平 均60%の原活性が保持された。ゲル原点で沈殿を有しないこれらの試料はほと んどL’D活性を喪失しなかった(95%の活性が保持された)(表2)。
これらの結果は、抗ストレプトキナーゼ抗体のストレプトキナーゼ−LD複合体 への結合および該複合体の検出が血清中における抗ストレプト牛ナーゼ抗体の存 在を予測するのに用いることができることを示す。
第2表 ストレプトキナーゼの添加後における血清中でのLD活性の検定LD沈殿を有す る外来患者 保持された活性平均= 60% 第 2 表(続き) LD沈殿を有する外来患者 工ΣとZ上土ニュ!■ ストレプトキナーゼ後 もとの活性の%199 199  to。
保持された活性平均=95% 実施例8 乳酸デヒドロゲナーゼイソ酵素5のストレプトキナーゼ依存性阻害剤 ストレプトキナーゼ(STK)の添加により、い(つかの血清被験体において乳 酸デヒドロゲナーゼ(LD:EC1,1,1,27)活性が顕著に減少した(ク リニカル・ケミストリー(C1in、 Chew、 。
35 : 1119(1989))。この例に記載されているごとく、この現象 は、血清被験体中において特異的な杭抜合体抗体である抗ストレプトキナーゼ抗 体の存在による。頻度を研究し、この現象を部分的に特徴付けるために、血清ま たは血漿被験体を15,0OOIU/LSTK(カビン牛ナーゼ、カビピトラム (Kabinkinase。
Kabivitrum))の添加前後におけるLD活性の差につきスクリーニン グした(ヒタチ(Hitachi) 737 :ベーリンガー・マンハイム・ダ イアグノスティックス(Boehringer Mannheim Diagn ostics))。
178被験体のうち、7体(4%)がSTKの添加によって80%を超える阻害 を示した(平均=89%)。これらの被験体に添加した精製LD5は、LD5活 性と抗ストレプトキナーゼ抗体の存在との間に化学量論的関係を示した。LD5 を直接にしたセフアゾ、クス8・G−200ゲル濾過、QAE−セファデックス 8・クロマトグラフィーおよびDEAE HPLCによって精製して280U/ mgの特異的活性を有する生成物が得られた。この物質を使用まで4℃で貯蔵し た。好時期の研究において、阻害は急速に起こり、大部分は5分以内に完了した 。増大した量の精製LD5を平板培養し、ボランティアの血液提供者からの固定 容量の血漿に添加し、最初の阻害はもとの活性の90%であった。20 (A)  、30 (B) 、および50 (C)mcLの血漿容量は、各々、さらに阻 害する能力が尽くされる(プラトー)以前に、80 (A) 、l 27 (B )および217 (C) u/LのLD5を阻害した。以下の異なる血漿濃度を 示した比は、異なる混合物においてLD5活性を阻害した最大の比とほとんど同 一であった: 血漿濃度比: A/B=、67、A/C=、 40、B/C=、 60最大阻害 比 A/B =、 63、A/C=、37、B/C=、 59このデータは、S TKによるLD5の阻害は、患者の血清中の抗ストレプトキナーゼ抗体の存在に よって化学量論的に媒介されることを示す。該データのスカチャード(Scat chard)プロ/ト解析により、2.5xlO″L1モル親和性定数が得られ る。
実施例9 抗−ストレプトキナーゼ抗体の検出についての新しい方法抗−ストレプトキナー ゼ抗体(抗−3TK)はかなりの個人間の力価の差を示し、最も高いものは急性 心筋梗塞についてのストレプトキナーゼ(S T K)フィブリン溶解療法を中 和できる。フィブリン溶解薬剤のガイド的選択に対する高力節杭−3TKの検出 について3つの方法が開発された。これらは、2つの襟準的な方法(エライザお よびフィブリン溶解中fa) 、およびSTKがLDサブユニットMに結合しく クリニカル・ケミストリー(C1in、Chem、)、35 :69 (19B 9) )および抗−3TKはさらに電気泳動パターンを変化させる(クリニカル ・ケミストリー(CI in、 CheIll、)、35:1119(1989 ))という観察に基づいた、迅速検出用の乳酸デヒドロゲナーゼ(LD、: E C1,1,1,27)イソ酵素電気泳動を使用する1の方法を含む。エライザ法 については、1μg STK/ウェルでコートしたマイクロタイタープレートを 希釈した検体と共にインキュベートし、次いでアルカリ性ホスファターゼ結合ヤ ギ抗ヒトIgGと共にインキュベートして、p−ニトロフェニルホスフェートで の発色(405nm)前に被験体中に存在するいずれかの(gGへの該抗−1g Gの結合を可能とする。陽性値は血漿につき>0.06であり、血清につき>O ,OSであった。線維素溶解中和は、STKを血漿と混合し、次いで13%クエ ン加血漿を含有する1%アガロースプレート中のウェルに添加することによって 行つた。拡散の後、ゲルを0 、05 M Ca CQ 2に浸漬した。溶解ゾ ーンにおける還元は陽性の結果であった。LDイソ酵素パターンの変化について は(LD−3TK) 、電気泳動の前にSTKを添加した。
陽性の結果はもとの箇所における密なLDバンド、LD2およびLD3の間にお ける幅広のバンド、またはLD活性における顕著な減少であった。フィブリン溶 解アッセイは、エライザの有効性を確立するエライザに概略一致したことを示し た。6oの患者の検体のうち、43は一致し、17はエライザおよび5TK−L Dの間で不一致であった。5TK−LDによる6の偽陰性のうち4は高いLp( a)濃&を有していた。11の偽陰性のうち10は血漿検体であった。Lp(a )はSTKにつき競合することによって干渉しかねないにも拘わらず、5TK− LDによる抗−8TKの検出はエライザとよく相関し、好ましい被験体は血清で ある。5TK−LDアプローチの強みは、迅速な測定が臨床利用に必要である急 な状況で使用できるその能力である。
特別の具体例を参照して本発明の詳細な説明してきたが、本発明の精神および範 囲を逸脱することなく、種々の変形および修飾を施すことができるのは当業者に 明らかであろう。
FIG、 14 FIG、 1B −■・ −■― FJG、2 一一−1■−・I− FIG、 3 FjG、4 予備免疫 免疫 国際調査報告 lII+++n@1leIIal Ao@11【峰”NOr/IIS90103 080

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)被験体をストレプトキナーゼを含む溶液と接触させ;(b)該ストレ プトキナーゼをして、LDサブユニットおよび抗ストレプトキナーゼ抗体との複 合体を形成せしめ;(c)該LD、ストレプトキナーゼ、および抗ストレプトキ ナーゼ抗体の間の該複合体を検出し; (d)該複合体の存在または不存在から該抗−ストレプトキナーゼ抗体の存在ま たは不存在を判定することを特徴とするストレプトキナーゼに対し親和性を有す るLDサブユニットを含む被験体中の抗ストレプトキナーゼ抗体の検出方法。
  2. 2.(a)ストレプトキナーゼを被験体に添加し;(b)該ストレプトキナーゼ に対し親和性を有する該被験体中のLDサブユニットに該ストレプトキナーゼを 結合させ;(c)該被験体中のLDのイソ酵素パターンを検出し;次いで(d) 該イソ酵素のパターンによって該抗ストレプトキナーゼ抗体の存在または不存在 を判定することを特徴とする被験体中の抗ストレプトキナーゼ抗体の検出方法。
  3. 3.該LDサブユニットがサブユニットMである請求項1または2記載の方法。
  4. 4.該方法がさらに該被験体を電気泳動に付すことよりなる請求項1または2記 載の方法。
  5. 5.該方法がさらに該被験体をカラムクロマトグラフィーに付すことよりなる請 求項1または2記載の方法。
  6. 6.該方法がさらにLDの酵素活性を検出することよりなる請求項1または2記 載の方法。
  7. 7.該被験体が血清である請求項1または2記載の方法。
  8. 8.該血清がヒト血清である請求項7記載の方法。
  9. 9.該抗ストレプトキナーゼ抗体がストレプトキナーゼを認識する請求項1また は2記載の方法。
  10. 10.該抗ストレプトキナーゼ抗体がストレプトキナーゼともう1つのタンパク 質との間の複合体を認識する請求項1または2記載の方法。
  11. 11.核タンパク質がストレプトキナーゼ結合配列を含有する請求項10記載の 方法。
  12. 12.ストレプトキナーゼ結合配列を含有する該タンパク質が、乳酸デヒドロキ ナーゼ、プラスミノーゲン、プラスミンおよびLp(a)よりなる群から選択さ れる請求項11記載の方法。
  13. 13.該タンパク質が少なくとも1つのMサブユニットを含有する乳酸デヒドロ キナーゼである請求項12記載の方法。
  14. 14.接近した狭い1個または2個の容器を受け入れる部屋に区分されたキャリ アー、およびさらに a.ストレプトキナーゼを含む第1の容器手段;およびb.LDの存在を測定す るための検出システムよりなることを特徴とする被験体中の抗ストレプトキナー ゼ抗体検出用キット。
  15. 15.該検出システムが、LDについての酵素アッセイからなる第2の容器手段 よりなる請求項14記載のキット。
  16. 16.該酵素アッセイがゲル上でLDをアッセイするのに適合した請求項15記 載のキット。
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