JPH04505672A - 像強調光相関器システム - Google Patents
像強調光相関器システムInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
像強調光相関器システム
技術分野
この発明は、像強澗光相関器システムに関し、詳しくは、光相関器の処理に先立
ち、入力像を偏光特性に応じて光学的前処理を施す光学システムに関する。この
発明の主層は、翼なる偏光特性に従つて反射するターゲットの性質に基づく。
本発明により教示される像強胃技術は、例えば、可視赤外光によるレーダや他の
!la処理に適用可能である。
従来の技術
従来技術においては、像除去あるいは像強調を行う前処理と、この他所窓の像を
準備する処理とが利用されており、これらは全てディジタルコンピュータを用い
て行われる技術である。この種の技術の内には、2つに分離した人力像を用い(
例えば、時間を隔てて撮像した2画像など)、これら両者の違いを光学的処理に
よって分離させるものがある。しかしながら、この処理技術は、本発明が教示す
る単−人力像についての偏光処理(後述する)とは全く相異するものである。
発明の開示
この発明は、像ビームの重要部分を形成すると共に、この像ビームを翼なる偏光
成分の第1および第2の像ビームに分離する光学システムと、前記第lおよび藁
2の像ビームのそれぞれに対して干渉性レーザ光で空間変調を施す空間光変調手
段と、前記空間光変調手段によって相対的な偏光をII!iされた前記第1およ
び第2の像ビームの内、少な(ともいずれか一方の偏光を回転させる偏光回転手
段と、共面偏光された前記第1および箪2の像ビームを再結合ビームに形成する
再結合手段と、前記再結合ビームを導き、該再結合ビームのフーリエ変換像を形
成するフーリエ変換レンズと、前記フーリエ変換レンズのフーリエ変換出力が導
かれるマツチドフィルタと、前記マツチドフィルタの出力が入射される逆変換レ
ンズと、光相関器の相関出力平面における前記逆変換レンズの出力を検出する光
検出手段とから構成される像強調光相関/ステムに関する。
この発明による像強調光相関/ステムによれば、入力像の重要部分が互に直交す
る偏光成分を有する箪lの像と箪2の像とに分離される。こうした像の分離は、
人為的に作成された対象物から反射される光が、与えられた方向の偏光成分強度
を持つことに基づく(すなわち、ランダムに偏光しない性質に基づく)。このた
め、像は、一方の偏光成分から他方の偏光成分を比べることで検出し易くなる。
空間光変調器は、偏光された干渉性レーザ光によって人力像の情報を変調し、こ
れを第1および第2の各機に供給する。偏光回転手段は、偏光された像ビームを
与える。この偏光された像ビームとは、箪2の像ビームを共面偏光し、これを空
間光変調器によってIR整したものである。共面偏光された第1および第2の像
ビームは、ビームスプリフタで再結合される。
再結合されたビームは、光#i開フシステムおけるマツチドフィルタで処理され
る。このマツチドフィルタでは、再結合ビームが多重ホログラフィックレンズに
導入される。多重ホログラフィックレンズでは、再結合ビームの多重反復像が形
成される。このような光相関システムにおけるマツチドフィルタは、周知の技術
であり、例えば、米国特許第3779492号の「自動百標tI1mシズテム」
に開示されている。また、応用光学第17巻第18号(1978年9月15日発
行)に記載の「相関器技術−光マツチドフィルタ像を用いた空中偵察用フィルム
スクリーン」にも開示されている。
少なくとも1つの逆変換レンズは、マツチドフィルタからの出力が導入される。
少なくとも1つの光検出器がこの逆変換レンズの出力から光相関器の相関出力平
面を検出する。さらに、実施例にあっては、位相変1111を具備し、これが第
2の像ビームの位相関係を最適化するよう、箪1の像ビームの位相を変化させる
。加えて、空間フィルタは、再結合ビームが入射され、該ビームに対して空間フ
ィルタリングを施す。なお、実施例における空間フィルタでは、その空間フィル
タリング特性が電気的に制御される。池の実施例では、レーザ源に能動光源を用
いる。
この能動光源の出力は、偏光制御手段に導かれる。偏光制御手段は、光相関器の
出力平面を検出する検出器の出力に応じて制御される。
さらに、複合マツチドフィルタは、出力ビームが入射されるものであり、その空
間フィルタリング特性が電気的に制御される。実施例において示される複合マツ
チドフィルタは、複数のマツチドフィルタから構成され、各マツチドフィルタ領
域には、外部から供給される制御信号に応じてフィルタリング特性が変化する液
晶を備えている。
この発明による像強調光相関システムは、詳細な説明とこれに関連する図面とを
参照することにより、たやすく理解されよう。
図面の簡単な説明
第1図は、この発明の構成と主要機能とを示すブロック図である。
第2図は、この発明の一実施例である光学システムの構成を示すブロック図であ
る。
第3図は、光学システムにおいて用いられる空間フィルタリング技術を説明する
ための図である。
第4図は、この発明の詳細な説明するための波形を示す図である。
箪5図は、この発明による光学7ステムにおいて利用される能動制御光源の構成
を示すブロック図である。
第61!lは、2つの入力像の代数和を形成する三角干渉計の動作を説明するた
めの図である。
第7図は、同実施例において能動制御される空間周波数フィルタの一例を示す図
である。
第81!Iは、第7図の空間周波数フィルタのW遭を示す断面図である。
第9図は、同実施例において空間周波数通過バンドを制御するマツチドフィルタ
を示す図である。
第10図は、バンドパス特性が制御されるように、同心円上に配列された電極ア
レイを有する液晶に形成されたマツチドフィルタの構成を示すブロック図。
示すグラフである。
第11図は、代数和像を検出すると共に、この代数和像に一致する相間平面にお
けるスレラン璽ルド信号を制御する構成を示す図である。
第12図は、翼なるコントラスト像に応じて得られる各スレン璽ルド信号を示す
図である。
詳細な説明
以下、図面を参照し、この発明の詳細について説明する。第1図は、本発明の主
要な構成および機能を示すブロック図である。この図において、人力像は偏光プ
リズムを介して検出される。この偏光プリズムは、入力像を2つ偏光像(p像お
よび3像)に分離する。これら2つの像は、空間光変調器上に形成され、レーザ
ビーム光により変調される。上記p像あるいはs像を変調するレーザビーム光で
あるpビーム、Sビームは、それぞれ共面偏光によってπ/2回転される。この
後、回転された各ビームは、空間周波数フィルタによりフィルタリングされる。
この2つの共面偏光されたビームは、干渉的に加算および減算され再結合される
。
こうして結合されたビームは、多重ホログラフィックレンズによってフーリエ変
換が繰り返される。このように、フーリエ変換が繰り返される各ビームは、多重
ホログラフィックレンズを介してマツチドフィルタ上に収束する。このマツチド
フィルタの光出力は、再びレンズを介してフーリエ変換され、強調された相関平
面上に収束する。これにより生成される強調像は、検出され処理される。この発
明によるシステムは、ターゲットの能動照度、あるいは検出機能の最適化と照度
制御とに関連して用いられる能動照度源により増大することが可能である。
次に、図2を参照し、この発明による装置の概要について説明する。1は光学系
であり、例えば、対象となる地形の像を形成する。2は光学系1を介して形成さ
れる像を2つに分離する偏光分離素子であり、例えば、ウオールストンプリズム
などから構成される。各偏光分離素子2を介した像は、それぞれ空間光変調器8
に入力される。
このような構成において、まず、プリズム2は入力像を2つの直交偏光成分に分
離する。この分離された成分は、S偏光成分3$およびp偏光成分3pである。
光学ウェッジ4は、これら像をなすビームを平行光とするために用いられている
。
各レンズ5は、ビームスプリフタロを介して空間光変調器8(以下、SLMと称
す)上に入力像を収束させる結像レンズである。このビームスプリγり6は、入
力像のビームをSLM8を通過させると共に、フリメートレーザ光21を反射さ
せてSLM8に向かわせるように設計されている。
素子27.28はそれぞれシャッタ、中間濃度フィルタである。これら素子27
128は、変調されていないレーザビーム21の遮光と該ビーム21の強度とを
制御するために使用される。SLM8は、像を形成する所定!1長の組みを記録
することができる装置である。また、このS LM8を通過して放射されるレー
ザビーム10は、該SLM8において記録された像に対応する所定波長によって
変調される。こうした性質を有するSLM8の出力は、空間変調された1対の直
交偏光ビームlOとなる。この1対のビーム10は、その振幅が互いに干渉して
代数和となるように共面偏光が要求される。このため、光学回転子9が必要にな
る。
この光学回転子9は、水晶結晶体からなり、入射光を右旋あるいは左旋させるも
のである。偏光による面の回転は、次の式によって定義される。すなわち、Q=
td/λ・(n+−11,)
ここで、dはトラバース距離、λは真空中における波長、nは屈折率である。
例えば、右手系のX〜水晶で(nl−nm)が7.10X10−’となり、ナト
リウム基線波長(5893オングストローム)の場合、水晶の長さが4.5mm
長である時に所定の回転を生じる。したがって、このシステムにあっては、所望
の回転をもたらす所定の薄さのものを用いれば良いことを示している。幾つかの
光空間変調器においては、後述するように、精密な読み出しを行う偏光分析器が
要求される。しかしながら、上述した2つのビームが同等に扱われるならば、一
方のビームを他方に対して共面となるように回転する必要がある。
共面ビーム10は、ビームスプリッタ6により再結合される。前述した3偏光成
分は、このビームスプリブタ6の再結合に先立って、反射鏡11により反射され
る。圧電ドライバ12は、この反射鏡11に装着される。駆動回路13により所
定の電圧が印加される圧電結晶は、その厚みが変化する。こうした圧電効果を有
する圧電ドライバ12は、鏡面の垂直軸に沿って反射鏡11’)駆動する。全圧
電素子の制御は、加算あるいは減算を正確にlI整することで、ビームの結合を
可能にしている。
次に、第4図に示す波形例を参照し、ビーム結合について考察する。この図にお
いて、波形30aはSビームであり、バックグラウンド33に対して人為的に造
られたターゲット31を表している。一方、波形30bは、ターゲットが存在し
ないpビームを表す。また、波形30cは、これら波形30m、30bを代数和
として結合させた結果を表す。バックグラウンドは、ターゲットと比較されるも
のであり、こうしたターゲットの抽出は、スレッシ謬ルド処理によってなされる
。
ここで、上述した波形30aと同様にターゲットを有する波形32@につぃて考
察する。いま、圧電ドライバ12が駆動され、これにより3ビームの光学経路が
変化し、その波長の1/2波長(λ/2)遅らされると仮定する。この結果、S
ビームは、同図の32bに示される波形となる。そして、これらを代数的に結合
させた場合、波形32cが生成される。波形32cに示すように、パックグラウ
ンドに埋もれることな(、ターゲットが明確に浮かび上がり、しかもターゲット
サイズも変化しない。実際のシステムにおいては、図示したように正確な対称波
形を用いていないが、像強調を提供するようになっている。
次に、再び第2図を参照し、この発明による/ステムについて説明する。ビーム
スプリッタ6により再結合されたビーム28は、多重ホログラフィックレンズ1
4に導かれる。この多重ホログラフィックレンズ14は、入力された像のフーリ
エ変換を繰り返すと共に、この変換が繰り返された6像にそれぞれ対応するマツ
チドフィルタ16へ導(。マツチドフィルタ16の全ての出力17は、適当なレ
ンズ18を介することで逆変換が施される。このレンズ18には、ホクグラフィ
ックレンズを適用することが可能であり、該レンズ18を介した像は検出器20
に導かれる。検出器20は、例えば、レンズが無い状態のテレビカメラなどに相
当する走査フォトメータなどの撮像検出器が適用できる。
走査フォトメータとこれに対応して設けられる光フアイバプローブとが検出器2
0に用いられる場合、この検出器20と反射鏡12を駆動する圧電ドライバ13
とは、フィードバックループを形成するように接続することができる。こうした
構成によれば、反射鏡12はオートコリレージ璽ン機能を最大に利用するように
制御可能になる。これは、他の方法によるオープンループシステムでも可能であ
るが、クローズループとした時に像強調の処理が最適化される。
第2図は、一般的な干渉計の構成を示しており、この干渉計は2つのビームを干
渉させて結合し、ビーム28を形成する。第6図1こは、このような干渉計の内
、三角干渉計の一例を示す。この図において、2つの入力像70a、70bは、
ビームスプリ1タフ2に導かれる。このビームスプリフタ72は、反射鏡71m
から放射される成分と反射鏡71の反射成分との像を分離する。像70mの中心
線から放射される締は、@70bの中心線から反射される線と結合され、オーパ
ーラップ像79bと見なされる。像70a、70bの外側線を追跡すると、二7
ジA、Bに対応した像79a、79bと、エツジAI、91に対応した像79c
とが各々形成される。この像79bでは、エツジがオーバーラツプしていること
に注意する。これは、次の点で重要である。すなわち、はとんど同一な2つの像
は、加算あるいは減算によって強調された場合、上述した関係がa謝される。
第2図に示す像10を第6図の像70a、70bとすると、その時の加算像79
bは、第2図に示す多重水ログラフイックレンズ14に入射される。このように
、第6図に示した三角干渉計は5本発明の主題を具体化したー態様例である。
また、この他の興なるタイプの干渉計もこの発明の他の実施例として用いること
ができる。
茶3図は、この発明における空間フィルタリング技術、すなわち、フーリエ変換
に先立ってなされ、結合ビーム28の空間フィルタリングについて示している。
この図に示すように、空間フィルタリングシステムは、対物レンズ22と、空間
フィルタ23.24と、フリメートレンズ25とから構成される。このような構
成による空間フィルタリングシステムは、空間周波数の固有通過帯域の上限およ
び下限を除去することができる。これにより、入力像をより検出し易くするよう
ターゲット固有の特徴を表現する。
空間フィルタ23は、絞り直径に対応した所定周波数以下の空間周波数をmAさ
せるローパスフィルタである。このフィルタ23を通過する空間周波数は、次の
関係で定められる。すなわち、
S−(λ F)−’ (cycles/mm/mmコここで、Fは波長λにおけ
るレンズ22の焦点距離、Sは空間周波数感度である。
例えば、波長λが6238オングストロームでFが3mmであると、Sは527
c y c I e s /mm/mmとなる。いま、第3図(a)に示すフィ
ルタ絞り33の直径が10ミクロンであると、その通過周波数は5.3cycl
es/mm以下となり、それ以上の周波数は阻止される。そして、レンズ25は
、高い周波数に対してフーリエ変換することなくビームをコリメートする・空間
周波数に対して所望の通過帯域を与えるには、絞り33を組合せれば良い。
例えば、直径3.8ミクロンの絞り33では、2cycles/mm以下の周波
数を通過させ、これに10ミクロンの絞りを結合させることで、2〜5.3cy
ales/mmの通過帯域が形成されることになる。このように、フィルタI!
素22.23,25.25により所望の空間周波数とされるビーム1oは、第2
図におけるSLM8とビームスプリフタロとの間に位置する。対物レンズ22は
一般にその径が小さいため、これに対応させるよう、ビーム10の直径を、光学
分野において周知の技術を用い、これを小さくさせている。
箪5図は、この発明によるシステムにおいて利用される能動制御光源の構成を示
すブロック図である。この能動制御とは、偏光状態および波長とを制御するもの
であり、これらパラメータの制御は、第1図に示す受動的なシステムの像強調、
あるいは最適な放射条件の確立のためJ二層いられる。能動光層を最適化するに
は、必ずしも周囲環境に応じてシステム性能を最も効果的なものにする必要はな
い。
システムが閉ループモードで動作している場合、フォトメータプローブ4oは相
関信号Cを発生するように配置される。このフォトメータプローブ40は相関平
面を検出するものであり、その出力は増幅器42によって増幅される。この増幅
器42は、プローブ40の光ファイバを介して信号を受け、受けた信号をフォト
マルチプライヤにより積分して出力する。増幅器42の出力は、ドライバ44を
経て偏光制御装置46に供給される。ドライバ44は、増幅器42の出力に応じ
てその電源が制御される周知のものである。
偏光制御装置46は、複屈折率の結晶体であり、与えられた電界に応じて自身の
屈折率が楕円状に変化するもの7あり、これにより偏光特性が変化する。偏光面
が回転できることで場の回転が確立されることになる。円偏光されたレーザ光は
、選択的に直線偏光される。この装置において回転する直線偏光子は、偏光面を
回転させる。しかしながら、最初に記述した技術、すなわち、電界に応じて偏光
面を回転させる技術は、レーザ光の損失が少ない偏光面の回転を実現できるとい
う点で望ましいものになる。偏光子で回転させる円偏光レーザは、3dB損失す
るという固有の性質を持つ。上述した技術は、それぞれ波長依存性を有する。
これら装置は、波長を固定とした場合、波長の機能として知られているように、
屈折率の1倍となるよう設計される。
幾つかのケースでは、各種波長において所望の像強調がなされるようにするため
、与えられた波長での反射率が改善されており、これに応じてレーザ光源が制御
される。なお、こうした処理については、米国特許4250465号にその詳細
が記述されている。
一般に、固定された波長以外に放射あるいは反応する必要があるシステムの各素
子は、波長依存性があるガラス材料や結晶材料の効果を考慮して設計する必要が
ある。したがって、この発明によるシステムでは、一つの波長の光源を用いるよ
うにしている。
箪3図には、第2図のシステムにおいて、幾つかの付加的な点に適用可能となる
空間周波数フィルタリングを示したものである。しかしながら、第3図に示した
各フィルタの特性は可変とすることができず、固定的なものである。第3図(a
)に示すように、絞りを介して通過する周波数は、システム定数Sによって決定
される。このシステム定数Sは、前述したように、S−<λF)−1で表される
ものである。ここで、λ−6328オングストローム、対物レンズの焦点距離F
を3mmとした場合、Sは527cycles/mm/mmとなる。直径10ミ
クロンの絞りを月いた場合には、通過する空間周波数は2.64cycles/
m mまでとなり、これ以上高い周波数はこの絞りによって遮られることにな
る。
このように、空間周波数フィルタを切換えることで翼なるカットオフ空間周波数
を得ることができるが、これはフィルタの置き換えを行う際のアラインメント作
業など面倒な手順を踏むことになる。第7図および箪8図は、絞り直径を可変と
する可変空間周波数フィルタの一構成例を示す図である。
これらの図において、圧電結晶80は、対向する表面を固定する環状電極82を
有する。この環状電極82は、銀などの導電材を蒸着することで形成される。
導電線83は、低融点半田84によって環状電極82に半田付けされると共に、
導電性エポキシ剤により固着される。この半田は低融点のインジウム合金からな
る。空間周波数フィルタリングは、圧電結晶体に穴あけされた所定径の絞り孔8
6においてなされる。
各環状電極は、この絞り孔86から所定距離を介して配設されており、この絞り
孔86に干渉しないように覆われる。絞り孔86は、数ミクロンの口径であり、
通常の手段では穴あけすることができないので、超音波やレーザを用いた穴あけ
技術が用いられる。空間フィルタとなり得る圧電材料としては、水晶やバリウム
チタニウム等が挙げられる。
中心対称性を具備する結晶材料は、圧電効果を持たない。また、結晶に対して適
用される電界の方向が逆圧電効果として重要になる。この後者は、実際の可変空
間フィルタの性質として用いられる。すなわち、この可変空間フィルタでは、電
界が印加されることで張力が誘起され、これにより絞り孔86の直径が変化する
ようになっている。幾つかの結晶体においては、このような効果が所定軸、例え
ば、ジアド(61a d)軸に沿って電界が印加された場合に最大となる。
第7図は可変空間周波数フィルタの動作を説明するための図である。図において
、対物レンズあるいは多重ホログラフィックレンズを介したビーム87は、フィ
ルタ80の中央に収束される。このフィルタ80には、電池85あるいは他の電
源により電圧が供給される。フィルタ80の絞り孔86は、特定の電圧が供給さ
れることで特定の直径となる。対物レンズを介したビーム87の外側光線88は
、対物レンズから出射される高空間周波数を表す。この対物レンズは、通常のレ
ンズにおけるフーリエ変換特性を有する。これら外側光線は図示するように遮ら
れ、このフィルタの絞り直径が規定する周波数以下のビーム89だけが通過する
。この空間周波数の制限は、前述したシステム定数Sによって定められるもので
ある。
電池85から充分な電圧変化が与えられた場合、このフィルタの絞り孔が拡張さ
れ、これにより、先に遮られた周波数の通過が許可される。例えば、前述した一
例において、絞り孔の直径が13.6%増加すると、カットオフ周波数は3Cy
cles/mmになる。
与えられた視野におけるターゲットの重要部分を検出する能力は、その視野にお
けるバックグラウンドの特徴と対象物の特性とに応じたものになる。相関器の性
能の点から見ると、この能力は、信号Sと擾乱Cとの比(S/C)が最も優れた
ものになる。観測されたオートコリメーション信号は、相関平面における出力自
身に存在しないものになる。バックグラウンドから生成される交差相関パターン
は、目的のオートコリレージ璽ン信号を擾乱させる。上記S/Cは、オートコリ
レーア1ン信号のピーク値と平均交差相関信号との比として定義される。
光マツチドフィルタによる相関器において、この比(S/C)はマツチドフィル
タの空間周波数通過帯域に依存する。多くの適用例では、S/C比を最大にする
通過帯域を予め定めることができない。そこで、最適なS/C比を達成する空間
周波数通過帯域を素速く変化させる手法が要求されている。典型的なマツチドフ
ィルタにおいて、低域側空間周波数は光軸中心に近い部分に位置する。この時、
中心からの距離が径方向に増加すると、これに連れて空間周波数が高くなる。第
9図にこうした関係を示す。
第9図において、明領域と暗領域との集団で構成される71チドフイルタレコー
ド101は、同心円開口部102に集中される。マツチドフィルタパターン上に
入射(紙面に対して垂直な方向)される光の内、開口部102の半径より大きい
放射部分は遮られ、相関平面出力に寄与しなくなる。また、マツチドフィルタパ
ターン101の中心部分に入射する光は、同様に遮られる。これは、図示するよ
うに、マツチドフィルタレコードの中心が故意に暗くされているためである。
このように、空間周波数通過帯域は、環状領域1030幅によって定義されるよ
うになっている。
こうしたセットアツプに基づく帯域通過特性は、上記の環状領域103の幅を変
えることによって変化させることができる。この制御は、開口部の直径を変化さ
せる機械的手段(例えば、虹彩絞り等)や、光学的あるいは熱的に行う他の適当
な制御によって達成される。しかしながら、この制御は電気的に行うのが好まし
く、第1O図に示されるように、偏光特性を制御できる液晶により上述した環状
領域を形成する。東10図において、同心環111上に入射される偏光レーザは
、これら環により遮られる。この環は、所定の電位を与えた場合に光を透過する
状態から遮光する状態へと切換わる。電気的接続部112には、環状アレイにお
ける個々のリングを駆動する放射状の電極が用いられる。なお、他の実施例とし
ては、マツチドフィルタの帯域通過領域を図示のように、円形あるは環状にする
ものでな(とも良い。すなわち、他の有効な形状であれば良(、これは所定の電
極構造を用いることにより形成できる。
次に、ターゲット認識(ターゲットの方向、サイズなどの変化の補正)のための
マツチドフィルタ適用技術について説明する。プログラマブルアレイの偏光特性
は、より進んだ処理技術によって用いることができる。例えば、多重ホログラフ
ィ1クレンズによって形成されるフーリエ変換列のように、マツチドフィルタの
幾つかを並列に並べる。そして、各マツチドフィルタからの出力が、相関平面出
力における全出力信号となるようにする。このようにすることで、一つのマツチ
ドフィルタでは決定できなかった相関信号が、71チドフイルタをアレイとして
用いることにより生成できる。
ところで、マツチドフィルタの偏光制御は、次のようにして決定される。すなわ
ち、各マツチドフィルタの偏光状態は、全フィルタの内、1つのマツチドフィル
タに入射する偏光レーザビームを遮るようにセットされる。この結果、光を透過
する状態のマツチドフィルタから出力される相関信号が検出される。このように
、選択的に1つ以外の全てのフィルタを遮光させるシーケンスによれば、各7・
イルタから出力される相関は、順番に測定され、各マツチドフィルタの個々の出
力が決定される。結局、マツチドフィルタにおける通過帯域の制御は、像強調を
高めると共に、光相関器の有効性を増大させることになる。
第1111Qは、検出器20のスレッシ冒ルドレベルを調整することで相関平面
におけるスレッシ璽ルド信号を制御し、代数和821Bを形成する方法について
例示している。なお、この検出器20のスレッシ習ルドレベルは、入力像のコン
トラストに比例してセットされるものである。
この図において、レンズ120は、標本となる放射光を検出器121上に焦点を
合せる。この検出器121は、自乗法による検出器であり、その出力は増幅器1
22により増幅される。増幅器122の出力は、インタフェーススレッシ茸ルド
装置123に供給される。このインタフェーススレフシッルド装置123は、増
幅器122の出力に応じてスレフシ1ルドレベルを制御する。すなわち、この装
置123は、標本となる入力像のコントラストに対応したスレフシ1ルドレベル
によって検出器20の出力を検出する。
例えば、入力像が次の条件にある場合について考察する。すなわち、に2上二五
上】 コントラスト コントラストC,,89,87,55
透過率 、219 .575 .812ここで、C1はコントラスト比、透過率
は画像開口部における平均透過率である。
これら3つの像が高バンドパスのマツチドフィルタを通過する際の挙動について
考察する。入力透過レベルが測定された透過率に応じたスレフシ璽ルドを確立す
るために利用される場合、第12図に示すように、相関平面における相関信号ピ
ークが観測される。この図に示すように、高コントラスト像にあっては、明確に
分離されたオートコリレー/曹ン信号が生成され、一方、低コントラスト像では
1つの不正な分離が含まれる。この低コントラスト像では、前述したS/C比が
低い。このように、スレフシ1ルドの設定は、ターゲットの検出確率を増大させ
ることになる。しかしながら、ターゲットが存在しない時、スレッシールドの設
定は、好ましくない最大擾乱の透過率に基づいてなされる。こうした問題を避け
るため、例えば、最大透過率に基づいて固定される基準レベルを確定する必要が
ある。なお、この最大透過率は、低コントラスト像に対応したS/C比を「l」
とする。仮に、このようなレベルが使用されると、低フントラスト像における擾
乱信号を除去し、第12図に示す相関平面のターゲット信号をより明確にする。
一方、上述した基準レベルは、ターゲットを検出することができない状況をもた
らすこともあり得る。したがって、像透過率に比例する信号に応じてターゲット
の検出確率を増加させることが望ましい。以上に説明したように、上述した実施
例においては、本発明による像強調光相関システムの具体的な例と変形例とが詳
細に記述されている。そして、これらは、熟練された設計の多くを選択的に示唆
した本発明おいて、開示あるいは教示されている。
特表千4−505672 (5)
FIG、I
FIG、2
FIG、1l
FIG、12
羊釣毒
とから構成される像強調光相関システムに関する。
国際調査報告
Claims (11)
- (1)a.像ビームの重要部分を形成すると共に、この像ビームを異なる偏光成 分の第1および第2の像ビームに分離する光学システムと、b.前記第1および 第2の像ビームのそれぞれに対して干渉性レーザ光で空間変調を施す空間光変調 手段と、 c.前記空間光変調手段によって相対的な偏光を調整された前記第1および第2 の像ビームの内、少なくともいずれか一方の偏光を回転させる偏光回転手段と、 d.共面偏光された前記第1および第2の像ビームを再結合ビームに形成する再 結合手段と、 e.前記再結合ビームを導き、該再結合ビームのフーリエ変換像を形成するフー リエ変換レンズと、 f.前記フーリエ変換レンズのフーリエ変換出力が導かれろマッチドフィルタと 、 g.前記マッチドフィルタの出力が入射される逆変換レンズと、h.光相関器の 相関出力平面における前記逆変換レンズの出力を検出する光検出手段と を具備してなる像強調光相関システム。
- (2)前記フーリエ交換レンズは、前記再結合ビームの多重反復像を形成する多 重ホログラフィックレンズで構成され、前記マッチドフィルタは、前記多重ホロ グラフィックレンズにより形成される多重反復像が導かれる多重マッチドフィル タから構成されることを特徴とする請求項1記載の像強調光相関システム。
- (3)前記第1の像ビームが導かれる手段であって、前記第2の像ビームの位相 に対する前記第1の像ビームの位相を相対的に調整する位相変調手段を具備する ことを特徴とする請求項1記載の像強調光相関システム。
- (4)前記再結合ビームが入射される手段であって、前記フーリエ変換レンズに 導入される以前の再結合ビームに空間フィルタリングを施す空間フィルタ手段を 具備することを特徴とする請求項1記載の像強調光相関システム。
- (5)前記空間フィルタ手段は、空間フィルタリング特性が電気的に制御される ことを特徴とする請求項4記載の像強調光相関システム。
- (6)前記空間フィルタ手段は、寸法が電気的に制御される圧電素子で構成きれ ることを特徴とする請求項5記載の像強調光相関システム。
- (7)前記空間光変調手段に入射され、該空間光変調手段によって前記像ビーム が重ね合わされた干渉性レーザ光を供給する能動レーザ光源と、この能動レーザ 光源の出力が導入される変光制御手段とを具備し、前記偏光制御手段は、前記空 間光変調手段に導入きれる以前の、前記光相関器の出力平面を検出する前記光検 出手段の出力に応じて制御されることを特徴とする請求項1記載の像強調光相関 システム。
- (8)前記マッチドフィルタは、空間フィルタ特性が電気的に制御されることを 特徴とする請求項1記載の像強調光相関システム。
- (9)前記マッチドフィルタは、複数のマッチドフィルタから構成きれ、各マッ チドフィルタ領域には、制御信号に応じてフィルタリング特性が変化する液晶を 備えることを特徴とする請求項8記載の像強調光相関システム。
- (10)前記各マッチドフィルタ領域は、同心円環が形成されることを特徴とす る請求項9記載の像強調光相関システム。
- (11)前記再結合ビームの入力像コントラストあるいはレベルを検出する手段 と、 前記光検出手段のスレッショルドレベルを調整することによって得られる相関平 面のスレッショルド信号を制御するスレッショルド回路とを具備することを特徴 とする請求項1記載の像強調光相関システム。
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