JPH0451227Y2 - - Google Patents

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JPH0451227Y2
JPH0451227Y2 JP13782388U JP13782388U JPH0451227Y2 JP H0451227 Y2 JPH0451227 Y2 JP H0451227Y2 JP 13782388 U JP13782388 U JP 13782388U JP 13782388 U JP13782388 U JP 13782388U JP H0451227 Y2 JPH0451227 Y2 JP H0451227Y2
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cylinder
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rod
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、防音機能を有するシリンダ型エア
ダンパーに関する。
[従来の技術] 従来、この種のシリンダ型エアダンパーとして
は、シリンダと、このシリンダ内に往復動可能に
挿入され、シリンダ内を軸方向の前後室に区劃す
るピストンと、このピストンから軸方向に延び、
前記シリンダの開放端から外に突出するピストン
ロツドと、上記ピストンにその軸方向に貫通して
設けられ、ピストンの軸方向の動きにより前記両
室の空気を相互に交流するオリフイスと、同じぐ
ピストンにその軸方向に貫通して設けられ、ピス
トンの軸方向の一方向の動きにより前記両室の空
気の交流を閉塞するバルブを備えた排気孔を有す
るものが知られている(例えば実開昭63−190946
号公報)。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記した従来のダンパーでは、オリフ
イスやバルブの開放時に排気孔を通過する空気の
流れ抵抗により音鳴りがしたり、バルブがこれと
共振して音鳴りがすることがあり、これが雑音と
なつていた。
この雑音対策としては、バルブの硬度や形状を
改善することで、共振点をずらすことで、バルブ
による音鳴りを防止することは可能であつたが、
オリフイスや排気溝から発生する雑音を除去する
ことは非常に困難であつた。
そこで、本考案は、上記した問題点を解決する
ものであつて、その目的とするところは、オリフ
イスや排気溝、或はバルブから発生する雑音の防
音構造に関する。
[課題を解決するための手段] そこで、本考案は上記目的を達成するためのも
のであり、以下にその内容を図面に示した実施例
を用いて説明する。
本考案は、ピストンロツド5に、シリンダ2の
内周に摺接する環状の防音パツキン28を装着し
たことを特徴とする。
[作用] 従つて、本考案によれば、防音パツキン28に
よりオリフイス17や排気溝19、或はバルブ1
8から発生する雑音を、シリンダ2内に封じ込め
ることができる。
[実施例] 以下に本考案を図面に示した一実施例に基づき
説明する。
図中、1はシリンダ型のエアダンパーを示し、
このダンパー1は、第4図に示すように、大別す
ると、一端が開放したシリンダ2と、このシリン
ダ2の開放端を塞ぐキヤツプ3と、前記シリンダ
2内に往復動可能に挿入され、シリンダ2内を軸
方向の前後室a,bに区劃するピストン4と、こ
のピストン4から軸方向に延び、前記キヤツプ3
を貫通して外に突出するピストンロツド5から成
り、各パーツはプラスチツクの成形品である。
上記シリンダ2には、第2,3図に示すよう
に、その内周面から半径方向内向きに突出すると
共に、ピストン4の軸方向に一部延びたリブ6…
…を一体に隆起させ、適度な剛性と弾性を有す
る、例えばPOM(ポリオキシメチレン)で一体成
形する。上記リブ6は、シリンダ2の閉止端内面
から開放端に向つて延び、シリンダ2の全長の約
1/3程度の長さで、シリンダ2の内周に沿つて比
較的接近させて3つ並べて設けてある。
前記キヤツプ3は、第4〜6図に示すように、
一端が閉じた短い円筒形を成し、その中心には前
記ロツド5が通る円形の貫通孔7と、この貫通孔
7を中心に半径方向外向きに延びた一対の切欠き
8,8を設け、シリンダ2と同様に例えばPOM
で一体成形する。
そして、キヤツプ3とシリンダ2の間には、互
いに係合するロツク手段を備え、図示した実施例
では、シリンダ2の開放端外周に、斜面9′を後
に向けた鋸歯形断面形状の複数、こゝでは4つの
突起9……を一体に隆起させ、キヤツプ3には対
応する位置に前記各突起9が嵌り込む4つの係止
孔10……を開設する。
尚、前記突起9と係止孔10は、円周方向に隣
り合うもの同士を非等間隔に配列することで、組
立て時の方向性を持たせている。又、キヤツプ3
の内周には、その端面より各係止孔10に向つて
テーパした導入溝11……を形成する。さらに、
シリンダ2とキヤツプ3の両外周は互いに等し
く、シリンダ2の開放端外周をキヤツプ3の内周
に等しく薄肉にすることで、両者の間の段差を無
くしている(第14,16図)。
又、キヤツプ3の内側には、第4図に示すよう
に、シリンダ2との間にフイルタシート12を内
装する。このフイルタシート12は、キヤツプ3
とロツド5との隙間から内部に侵入する空気中の
塵や埃等を過するためのものであつて、例えば
発泡スポンジ製である。そして、フイルタシート
12の中心には、ロツド5が通る表裏面に貫通し
た一文字の長孔13を開設する。又、フイルタシ
ート12をキヤツプ3の内側に保持するため、キ
ヤツプ3の内面には、第5,6図に示すように、
その貫通孔7の両側に、キヤツプ3の前記切欠き
8と直交し、且つ前向きに延びた一対の保持片1
4,14を設け、上記フイルタシート12の前記
長孔13をその長さ方向に少し拡張して、フイル
タシート12の弾性を利用して長孔13内に両保
持片14を嵌め込んで、キヤツプ3の内側に保持
する(第14,16図)。
前記ピストン4は、第7〜9図に示すように、
一端が閉じた円筒形を成し、適度な剛性と弾性を
有する例えばナイロンで一体成形する。そして、
ピストン4の外周には、Oリング15を嵌め込む
ための環状のリング溝16を形成すると共に、そ
の側壁4′には、軸方向に前後に貫通して設けら
れ、ピストン4の軸方向の動きにより両室a,b
の空気を相互に交流するオリフイス17と、同じ
く軸方向に前後に貫通して設けられ、軸方向の一
方向の動きにより両室a,bの空気の交流を閉塞
するバルブ18を備えた排気孔19を開設す。上
記Oリング15は、シリコンゴムで一体成形する
(第4図)。
又、上記バルブ18は、第10図に示すよう
に、開いた傘形の当接部20と、この当接部20
の中心から長く延びた軸部21を備え、該軸部2
1の長さの途中には球形に膨らんだ抜け止め用の
膨出部21′を設け、Oリング15より硬度が低
く、例えば硬度が50度程度のシリコンゴムで一体
成形する。そして、ピストン4の上記側壁4′に
は、中心から少し偏心した位置に、バルブ18の
軸部21を通す前後に貫通した比較的径大な中央
孔22を開設する。
前記オリフイス17及び排気孔19は、第7図
に示すように、上記中央孔22を中心にして環状
に配設され、該中央孔22を中心に、バルブ18
の当接部20の最大外径を中心に描いた仮想円に
少なくとも内接し、図示した実施例のものでは、
直径が例えば1mm程度の計8個の穴を開設し、該
8個の穴のうち1つをオリフイス17とし、残る
7つの穴を排気孔19として使用する。そして、
オリフイス17となる穴には、側壁4′の、バル
ブ18の当接部20と当接する側の面、即ち後面
から僅かに凹み、一端がオリフイス17に連接
し、他端がバルブ18の当接部20の最大外径を
中心に描いた仮想円の外側に延び、深さが0.1mm
程度の通気溝23を形成する。尚、オリフイス1
7及び排気孔19は直径が1mm程度あることか
ら、中央孔22と同様に成形時にコアピン(図示
せず)にて一体成形する。
前記ロツド5は、第11,12図に示すよう
に、柄24の部分が扁平で、その先端には円形に
張出した鍔部25を一体に設けると共に、この鍔
部25の前面から斜め前方に延びる放射状の脚片
26……で該前面から離して円筒部27を一体に
支持し、ピストン4と同様に例えばナイロンで一
体成形する。そして、上記脚片26の付根部分に
は、環状の防音パツキン28を嵌着する(第4
図)。このパツキン28は、弾性に富む例えばス
ポンジ製で、その外径をシリンダ2の内径より少
し大きくしている。
又、ピストン4とロツド5の間には、連結手段
を有し、図示した実施例では、ピストン4に、第
4,7〜9図に示すように、その側壁4′の後面
から後向きに一体に延び、ロツド5の円筒部27
の外周に沿い環状に配置した、T字形の一対の係
止片29,29と、直線上で比較的幅広な一対の
ガイド片30,30とを交互に形成する。上記係
止片29とガイド片30は、夫々が各々相対向
し、互いに90度位相を異ならせる。そして、ガイ
ド片30の内面には、その幅方向のほゞ中央にピ
ストン4の軸方向に延びた突状31を一体に隆設
する。対して、ロツド5の円筒部27の外周に
は、第4,11,12図に示すように、上記係止
片29の先端のT字形に延びた両側の張出部2
9′,29′の内側に夫々引つ掛かる一対の爪3
2,32を一体に突設すると共に、各ガイド片3
0の突状31が嵌り込むガイド溝33を凹設す
る。上記爪32は、断面が鋸歯形で、その斜面3
1′を前に向けている。
次に、ダンパー1の組立て手順を説明する。
先ず、ピストン4には、第13図に示すよう
に、そのリング溝16にOリング15をその弾力
を利用して嵌め込む。又、ピストン4の中央孔2
2には、バルブ18の軸部21を後向きに挿入
し、軸部21の膨出部21′をその弾力を利用し
て、中央孔22から外に引き出すことで、軸部2
1は中央孔22から抜けなくなる(第1,13
図)。
一方、ロツド5には、第13図に示すように、
その脚片26の付根部分に防音パツキン28をそ
の弾性を利用して嵌め込む。尚、脚片26が斜め
前方に放射状に開いていることから、防音パツキ
ン28がロツド5の鍔部25の前面に少し押し付
けられる。
そして、ピストン4とロツド5を連結するに
は、ロツド5の円筒部27の外周にピストン4の
係止片29とガイド片30を沿わせて嵌め込めば
よい。その際に、ガイド片30の内面の突状31
を円筒部27の外周のガイド溝33に合せて嵌め
合す。こうして両者を嵌め合せると、係止片29
の先端と円筒部27の外周の爪32とが当接す
る。こゝで、両者を強く嵌め込むと、爪32の斜
面32′により係止片29が半径方向外向きに押
されて、爪32の上に乗り上げ、爪32を乗り越
えると、自身の弾性復元力によりパチンと復元
し、爪32の垂直な後面が係止片29の張出部2
9′の内側面に当接することで、係止片29の抜
けが阻止され、ピストン4とロツド5が互いに連
結される(第13図)。
こうして、ピストン4とロツド5を連結したな
らば、ロツド5の扁平な柄24を後端より、フイ
ルタシート12の長孔13に合せて通し、次にキ
ヤツプ3の開口端を前に向けて、貫通孔7とその
両側の切欠き8に合せて通す。そして、先に通し
てフイルタシート12をロツド5の柄24に沿つ
て移動して、先に説明したようにしてキヤツプ3
の内面の保持片14により保持する。このとき、
フイルタシート12の一文字の長孔13とキヤツ
プ3の両切欠き8の位置を十字形に交叉させるこ
とゝなるので、キヤツプ3の両切欠き8がフイル
タシート12により塞がれ、両切欠き8からの塵
や埃等の侵入を防止する。
そして、ピストン4をシリンダ2の開口面に合
せて挿入し、最後にキヤツプ3をロツド5の柄2
4に沿つて移動しながら、シリンダ2の開口端に
合せて嵌め込めばよい。その際に、シリンダ2の
開口端外周の突起9とキヤツプ3の内周の導入溝
11の位置を合せて嵌め付ける。突起9の斜面
9′が後向きに傾斜していること、及び導入溝1
1がテーパしていることから、両者を強く嵌め合
せると、キヤツプ3若しくはシリンダ2の一方又
は両者が僅かに扁平に湾曲するか撓むかして、突
起9が導入溝11に沿つて進行し、係止孔10の
位置まで進むと、キヤツプ3若しくはシリンダ2
の一方又は両者の弾性復元力により、突起9が係
止孔10中にパチンと嵌り込み、キヤツプ3の抜
けを阻止する(第14,16図)。
尚、ロツド5の柄24は、キヤツプ3に通して
から、その中心の円形な貫通孔7内でほゞ90度回
転させておく(第15図)。
こうして組立てたダンパー1の動作を説明する
と、ロツド5が伸長する際には、シリンダ2の内
部のピストン4を挟んで向つて左側に位置する前
室aが負圧するので、バルブ18の当接部20が
排気孔19に密着して、全ての排気孔19が閉じ
る。このとき、オリフイス17にもバルブ18の
当接部20が密着するが、通気溝23の他端が該
当接部20の外周に開放していることから、両室
a,bはオリフイス17及び通気溝23により連
通する(第1図)。このため、ピストン4を挟ん
で向つて右側に位置する後室b内の空気は、オリ
フイス17から通気溝23を通つて反対側の前室
a内に流入し、その際にオリフイス17と通気溝
23により絞り込まれることから、ロツド5が伸
長する際には制動力が働く。
このときの制動力は、通気溝23の底とバルブ
18の当接部20の隙間の間隔lの大小により決
まり、該間隔lはピストン4の移動速度により可
変する。即ち、ピストン4が移動する際に、ピス
トン4の後室b内の空気の圧力で、バルブ18の
当接部20が変形して通気溝23内に一部侵入し
て、通気溝23の底との隙間の間隔lを狭ばめる
(第1図b)。従つて、ダンパー1に加わる荷重が
小さい場合には、ピストン4の移動速度も比較的
遅く、バルブ18の変形の度合も少ないので、通
気溝23内に浅く侵入し、通気溝23の底との隙
間の間隔lも広く、制動力は比較的小さい。これ
に対し、負荷が大きいと、ピストン4が速く移動
しようとして、バルブ18の当接部20に対する
圧力も大きくなり、バルブ18の変形の度合も大
きくなるので、通気溝23内に深く侵入し、通気
溝23の底との隙間の間隔lが狭まり、制動力は
増加する。このため、荷重の増加に伴つて制動力
が増加することから、荷重の大小にかゝわらず、
ピストン4の移動速度をほゞ一定に維持できる。
さらに、上記したようにオリフイス17への空
気の流入量を、バルブ18と通気溝23との間の
隙間により決定できるので、オリフイス17の開
口径を比較的大きく設定できる利点がある。
従つて、プラスチツク成形する際も、コアピン
(図示せず)を使用したオリフイス17の成形が
可能である。図面に示した実施例では、オリフイ
ス17の直径を1mmとしているが、バルブ18と
通気溝23との間の隙間により、オリフイス17
の穴の直径が0.2mm以下のものと同じオリフイス
効果を得ることができる。
しかし、当初から直径が0.2mm以下のオリフイ
ス17を開けようとすると、コアピンを使用した
成形が非常に困難となる。これは、コアピンが微
細になると、成形時に折れ曲がつたりして破損し
易くなることに起因し、コアピンを使用した場合
には、穴の直径が0.3mmが限度である。これに対
し、本実施例では、オリフイス17の穴径が1mm
あるので、コアピンを使用して容易に成形できる
し、又、通気溝23は穴に比較して成形が容易
で、高精度の加工が可能である。
これに対し、オリフイス17を成形後に、穿孔
することも可能であるが、その場合には、同時成
形する場合に比較して、工数の増加を伴い、製造
が面倒であるという欠点がある。これに加え、ド
リル(図示せず)で穿孔する場合にも、オリフイ
ス17のような微小な穴では、穴径を一定に保つ
ことが困難であり、不良率が高いという欠点があ
る。又、プレス加工する場合にも、直径が0.25mm
の穴が限度であり、又、浅い穴しか加工できない
ので、オリフイス効果が低いという欠点がある。
又、制動力は、シリンダ2中でのピストン4の
移動位置により可変する。即ち、初期移動域で
は、シリンダ2の内周面にリブ6を設けているの
で、シリンダ2のOリング15がリブ6に押され
て弾性変形し、シリンダ2の内周面とピストン4
のOリング15の外周との間に、隙間が生じる。
このため、ピストン4の初期移動域では、上記隙
間を通してシリンダ2のヘツド端側の前室aに空
気が流入するので、制動力がその分、減少する。
これに対して、ピストン4がある程度移動する
と、リブ6が跡切れ、Oリング15が復元してシ
リンダ2の内周面に密着し、隙間が無くなるの
で、前室aにはオリフイス17から通気溝23を
通つた空気だけが流入するので、制動力が増加す
る。従つて、ピストン4の初期移動域では、制動
力が低いので、負荷荷重が比較的小さくても、ピ
ストン4の動きがスムーズである。
一方、ロツド5が短縮する際には、ピストン4
内の前室aが昇圧状態となるので、バルブ18が
開いて、オリフイス17及び排気孔19を開放す
るので、両室a,bは全開放状態のオリフイス1
7と排気孔19により連通する。このため、前室
aの空気は、オリフイス17及び排気孔19を通
つて反対側の後室b内に一気に排出され、ロツド
5の短縮方向の動きに対しては制動力が働かな
い。
又、ロツド5が短縮する際には、オリフイス1
7や排気孔19を通過する空気の流れ抵抗により
音鳴りがしたり、バルブ18がこれに共振して音
鳴りがすることがある。この対抗手段としては、
バルブ18の硬度や形状を改善して共振点をずら
すことで、バルブ18による音鳴りを防止してい
る。これに加えて、本実施例のものでは、オリフ
イス17や排気孔19を通過した空気は、ロツド
5の脚片26の間隔内を通つて防音パツキン28
に達し、防音パツキン28を通過する。このた
め、防音パツキン28を通過する際に、オリフイ
ス17や排気孔19、並びにバルブ18から発生
した音が減衰される。
尚、図面に示した実施例では、ピストン4とロ
ツド5を別成形したが、一体に成形してもよい。
又、ロツド5が伸長する際に制動力が働くように
したが、バルブ18を逆向きに取付け、シリンダ
2の開口端側の後室bの密閉性を高くすること
で、逆にロツド5が短縮する際に制動力を働かせ
ることも可能である。さらに、シリンダ2内のリ
ブ6の数や形状、並びに長さも図面に示した実施
例のものに限定されず、例えばリブ6をシリンダ
2のヘツド端側から開口端に向つてその断面積を
次第に減少させるようにすれば、ピストン4の動
きをよりスムーズなものとできる。
次に、上記構成によるダンパー1の使用例を、
第17図に示した実施例に基づいて説明すると、
同図中、34は前面が少なくとも開放したハウジ
ング、35はハウジング34の開放前面に開閉す
る扉を夫々示し、扉35はその下端部をハウジン
グ34の開口部に枢着することで、扉35はその
自重により下端の回転軸36を支点にして前方に
倒れて開く。尚、扉35は、図示しないが、ハウ
ジング34の開放前面を閉じた状態に、解除可能
なロツク手段によりロツクされる。又、扉35を
バネ手段により常時開方向に付勢しておいてもよ
い。
そして、ダンパー1のシリンダ2のヘツド端
2′をハウジング34の側面に枢着し、又、ロツ
ド端5′を扉35の側面に同じく軸止する。
次に、動作を説明すると、閉じている扉35が
その自重で下向きに倒れて開く際には、ロツド5
が伸長するのでダンパー1による制動力が働き、
扉35はゆつくりと且つ静粛に開く(第17図に
一点鎖線で示す状態)。
その際に、扉35が下に開くに従つて、ロツド
5に掛る荷重が次第に増加する。このため、扉3
5の開閉の初期段階では、特に荷重が小さいが、
この移動領域ではシリンダ2の内周面にリブ6を
あることから、制動力も低く、荷重が小さいにも
かゝらず、ピストン4が比較的速く動く。そし
て、扉35がある程度開くと、ロツド5に掛る荷
重も増加するが、シリンダ2内のリブ6が途中で
跡切れることから、制動力が大となり、ピストン
4の移動速度は、その分遅くなる。
これに加え、荷重が増加するに従つて、バルブ
18と排気孔19との間の隙間の間隔lが次第に
狭まることから、制動力が次第に増加する。
従つて、荷重が増加しても、ピストン4の移動
速度がほゞ一定に維持され、扉35はほゞ一定速
度開く。
これに対して、扉35を閉じる際には、ロツド
5が短縮するので、ダンパー1による制動力が働
かず、その分だけ扉35を比較的軽快に且つ速や
かに閉じることが可能である。
尚、ダンパー1の用途は、負荷荷重が変化する
場合に限らず、本実施例のダンパー1も、初期制
動時を除けば、負荷荷重が一定であれば一定の制
動力を得ることができるので、一定の制動力を必
要とする部位にも使用することができる。勿論、
その場合には、リブ6を省いてもよい。又、初期
制動時だけ負荷荷重が小さく、後は荷重が一定で
あるならば、リブ6だけを設け、オリフイス17
については従来通り、バルブ18による閉止領域
外に単に開設しておいてもよい。更に、防音パツ
キン28を備えているので、雑音の発生を嫌う部
位や高級品等に比較的向いている。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、オリフイ
スや排気溝、或はバルブから発生する雑音を、防
音パツキンにより減衰することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
a及びbはバルブとオリフイスの関係を示す説明
図、第2図はダンパーのシリンダの一部を欠截し
た斜視図、第3図は同上の−線に沿う断面
図、第4図は分解斜視図、第5図はキヤツプの下
半を断面にした平面図、第6図は同じくキヤツプ
の側面図、第7図はピストンの側面図、第8図は
同上の−線に沿う断面図、第9図は第7図の
−線に沿う断面図、第10図はバルブの断面
図、第11図はロツドの一部を欠截した平面図、
第12図は同じくロツドの一部を欠截した側面
図、第13図はピストンとロツドを連結し、一部
を欠截した要部平面図、第14図はダンパーの一
部を欠截した平面図、第15図は同じくダンパー
の側面図、第16図はダンパーの下半を断面にし
た他の平面図、第17図はダンパーの使用例を示
す側面図である。 1……ダンパー、2……シリンダ、a……その
前室、b……後室、4……ピストン、5……ピス
トンロツド、17……オリフイス、18……バル
ブ、19……排気孔、28……防音パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダと、このシリンダ内に往復動可能に挿
    入され、シリンダ内を軸方向の前後室に区劃する
    ピストンと、このピストンから軸方向に延び、前
    記シリンダの開放端から外に突出するピストンロ
    ツドと、上記ピストンにその軸方向に貫通して設
    けられ、ピストンの軸方向の動きにより前記両室
    の空気を相互に交流するオリフイスと、同じぐピ
    ストンにその軸方向に貫通して設けられ、ピスト
    ンの軸方向の一方向の動きにより前記両室の空気
    の交流を閉塞するバルブを備えた排気孔を有する
    シリンダ型エアダンパーにおいて、 上記ピストンロツドには、前記シリンダの内周
    に摺接する環状の防音パツキンを装着したことを
    特徴とするシリンダ型エアダンパー。
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