JPH0451774Y2 - - Google Patents

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JPH0451774Y2
JPH0451774Y2 JP9617688U JP9617688U JPH0451774Y2 JP H0451774 Y2 JPH0451774 Y2 JP H0451774Y2 JP 9617688 U JP9617688 U JP 9617688U JP 9617688 U JP9617688 U JP 9617688U JP H0451774 Y2 JPH0451774 Y2 JP H0451774Y2
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cervical vertebrae
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、MRI(Magnetic Resonance
Imaging)装置のRF(Radio−Frequence)信号
の送受信を行う頚椎用RFコイルに関する。更に
詳しくは、RFコイルの装着感と頚椎部分の感度
領域を改善した頚椎用局所コイルに関する。
(従来の技術) 周知のようにMRI装置は、核磁気共鳴
(NMR)現象を利用して、プロトン等の特定の
原子核の密度分布や緩和時間を測定して、人体等
の断層像を得るものである。このNMR現象の測
定方法について、第4図を用いて説明する。第4
図は、従来例のMRI装置の概略図である。まず、
Z方向に均一な静磁場Hpを発生している主磁場
コイル1内に被検体2を挿入設置する。次に、角
速度ωpで、ラーモア歳差運動している原子核に、
RFコイル3からXY面内にωpで回転するRFパル
ス磁界を勾配磁場コイル4によるスライス勾配磁
場と共に印加してNMR現象を誘起させる。フー
リエ法では、勾配磁場コイル4による読出し勾配
磁場及びワープ勾配磁場で位置情報を与えなが
ら、前記スライス面全体からのNMR信号をRF
コイル3によつて受信する。このようにして収集
されたMNR信号は画像再構成され、水素原子核
の密度分布像(断層像)やその他の生体化学情報
をCRT表示する。
この様なMRI装置のRFコイルは、撮影部位に
応じて種々の形状のものがある。第5図a,bは
従来の頚椎の撮影に用いられていたRFコイルで
ある。第5図aは1ターンの円形の導電材5で構
成された平面状のサーフエイス型コイルであり、
6は導電材5に直列に接続されたコンデンサであ
り、7はコンデンサ6両端に接続された導電線か
らなる給電用の端子である。尚、第5図aにおい
て、送信用ボデイコイル(図示せず)とのデカツ
プリングのための機構は省略している。この様な
コイルは、静磁場方向(Z方向とする)に仰向け
に載置された被検体の首の裏側から設置される。
この様な形状のコイルでは、被検体にコイルを密
接して配置するため、体表面ではSNR(Signal
to Noize Ratio)を向上することができる。し
かし、コイル面からの距離が大きくなるにつれて
急速に感度が低下し、頚椎のように体表面から深
い部位の受信時の信号感度が劣化する。従つて、
頚椎部全体に渡つて均一で良好な信号感度が得ら
れない。第5図bは、改良型の頚椎用RFコイル
であり、コイル部9は、1ターンの鞍形の形状の
銅管で構成され、その外側が発泡性の樹脂でモー
ルドされている。8はコイル側面部上方に設けら
れた給電用のコードである。第6図は、この従来
例の頚椎用RFコイルを被検体に装着した図であ
る。第6図は、第5図bのコイルを−Y方向から
見ている。この様な形状のコイルでは、被検体2
の首の底部から耳10の下部を通り、首のほぼ中
央を体軸方向に沿つて、肩上部から肩の底部にか
けて被検部に沿うように密接してコイル9の側面
部が配置されるため、体表面から深い頚椎部での
感度が得られる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記のような頚椎用RFコイルにおい
ては、第6図のようにコイル9の側面部上部が耳
10の下部に当たるため装着感が悪い。これは、
数十分間の撮影時間を必要とするMRIにおいて
は、被検体にとつて大きな苦痛となる。又、頚椎
の上方部で耳10の深部にある延髄は対応するコ
イル面が無いため撮影することができず、頚椎と
関連して診断に必要な部位を同時に撮影すること
ができない。又、給電用の端子が側面に付いてい
るためコードが被検体の片側にしか出ないため、
操作者が他の操作をする反対側にコードが出る場
合があり、この場合はコードの操作のためにいち
いち被検体の反対側に回る必要があり、操作性が
悪い。
本願考案の目的は、上記問題点を解決し、頚椎
撮影時において、装着感が良く、体軸方向に感度
領域が長く、操作性の良い頚椎用RFコイルを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の頚椎用
RFコイルは、以下の様な構成をしている。即ち、
頚椎用RFコイルにおいて、鞍形の導電材は垂直
方向から見た底部形状が、前記静磁場方向に直交
した水平方向に平行な辺を持つ略等脚台形、前記
水平方向から見た側部形状が略逆U字状であつ
て、前記台形の長辺11aが被検体頭部側、短辺
11bが被検体肩部側に配置され、前記逆U字状
側部11cは、前記肩側辺が略垂直、前記頭部側
辺が体軸下方向に傾斜を持つように構成され、前
記導電部周縁上に直列に接続された少なくとも1
個の容量素子を備えることを特徴とする。又、前
記容量素子は、前記長辺11a又は短辺11bの
略中央に設置し、前記導電部は、チユーブ状の絶
縁材で被覆された銅管で構成することを特徴とす
る。
(作用) 略逆U字状の側部の頭部側11c1が体軸下方
向に傾斜を持つため、コイルを仰向けに載置され
た被検体の首の裏側から設置したとき、コイル側
面が被検体の耳に当たらず、なおかつ顎の脇から
耳の裏を通り、後頭部を通る底部の長辺11aに
接続しているため、頚椎部の感度領域を体軸上方
向に長くとることができる。又、給電部からのコ
ードを被検体の両側のどちらの側面へ引くことが
できる。又、導電部は銅管をチユーブ材の絶縁材
で被覆するのみのため、安価且つ軽量に構成でき
る。
(実施例) 以下本考案の頚椎用RFコイルを図面を参照し
て説明する。始めに、形状の特長について説明す
る。第1図a〜dは、本考案の一実施例による頚
椎用RFコイルを表す図である。第1図において
各々aは斜視図、bはX方向から見た図、cは−
方向から見た図、dは−Z方向から見た図であ
る。第1図aのように、本実施例の頚椎用RFコ
イルは、鞍形の形状をしており、1ターンの銅管
で構成されている。銅管は、腐蝕防止と絶縁及び
被検体の安全性のためシリコンのチユーブで被覆
されている。第1図bのように、X方向から見た
底部は長辺部11aと短辺11bを持つ略等脚台
形状であり、台形の両斜辺の一部からなる側部1
1cは、第1図c,dのようにX軸方向(垂直)
に伸びる略逆U字状の突起を形成している。この
突起は、−Z方向に傾斜を持つた傾斜部11c1
と、底面に対してほぼ垂直に伸びた垂直部11c
2とからなる。第2図は本考案の一実施例による
頚椎用RFコイルを被検体に装着した図である。
第2図のように、仰向けに載置された被検体2の
首の裏側からコイルを設置したとき、傾斜部11
c1が−Z方向に傾斜を持つているため、後頭部
から耳の裏、顎の脇を通るように首に接し、被検
体2の耳8にコイル面が当たらない。又、コイル
側部は被検体2の顎に沿つて突起を形成している
ため頚椎12aの上までカバーし、なおかつ、傾
斜部11c1が耳10の裏を通り、コイル底部の
長辺部11aが被検体2の後頭部を通るため、頚
椎部の感度を下げることなく、体軸上方向に長い
感度領域をとることができる。即ち、コイル側部
を一辺が傾斜した逆U字状にしたため、コイル側
面が顎の脇に沿つて首に密着し、頚椎12aの良
好な受信信号感度を得ることができる。又、コイ
ル側部の傾斜部11c1の下部から底面の長辺部
11aのコイル面によつて、頚椎12の上方部で
耳8の深部にある延髄12bからのNMR信号を
受信することができる。従つて、胸椎12cから
延髄12bまでの断層像を一度に得ることができ
る。
次に本考案の頚椎用RFコイルの回路構成につ
いて説明する。第3図は本実施例の頚椎用RFコ
イルの等価回路図である。第3図において、第5
図と同じ機能のものは、同じ記号を用いている。
6a,6b,14は底辺部11a又は11bのほ
ぼ中央に直列に接続された共振用コンデンサであ
り、コンデンサ6a及び14によりインピーダン
ス変換を行つている。7はコンデンサ6aの両端
に接続された受信用の端子、13はコイル11の
持つ固有のインダクタンス、15は受信用の頚椎
用RFコイルとその外側に配置される送信用のボ
デイコイルとの磁気的カツプリングを防止するデ
カツプリング回路である。このデカツプリング回
路15は、クロスダイオード15aとインダクタ
ンス15bからなり、ボデイコイル送信時にイン
ダクタンス13に生じる誘導起電力でクロスダイ
オード15aの両端に電位差が生じ、これらがオ
ンになる。この結果、インダクタンス15bとコ
ンデンサ6bが並列共振回路となり、インダクタ
ンス13に流れる電流を阻止するため、2つのコ
イルの磁気的カツプリングを防ぐことができる。
受信時はNMR信号が微弱なため、インダクタン
ス13に生じる誘導起電力がダイオード15aを
オンするほど大きくないため、デカツプリング回
路15は動作しない。本実施例の頚椎用RFコイ
ルでは、給電部7をコイルの底面部11a又は1
1bのどちらかの一方の中央に配置するため、給
電部からのコードを被検体の両側のどちらの側面
へ引くことができる。
尚本願考案は上記実施例に限ることなく、実用
新案登録請求の範囲内で種々の変形が可能であ
る。上記実施例では受信専用に用いたが、送受信
両方に用いても良い。この場合、デカツプリング
回路15は省略できる。又、コイルの入出力部に
は、一般的に用いられている平衡不平衡変換のた
めのバラン(balanced unbalanced
transformor)回路を前記コンデンサ6aと端子
7の間に接続しても良い。更に、コイル11は、
銅以外でも、電気伝導性の良い材質、例えば、銀
又は銅に銀メツキを施したもの等で作り、形状は
管状でなく、棒又は箔で構成することも可能であ
る。
(考案の効果) 以上、説明の通り、本考案の頚椎用RFコイル
によれば、以下の効果が得られる。
(1) 略逆U字状の側部の傾斜部11c1が体軸下
方向に傾斜を持つているため、仰向けに載置さ
れた被検体の首の裏側から設置したとき、コイ
ル側面が被検体の耳に当たらず、装着感が向上
し、撮影時の患者の苦痛を軽減することができ
る。
(2) コイル側面部の導電部が顎の脇から耳の裏を
通り、後頭部を通る底部の長辺11aに接続し
ているため、頚椎部の感度を下げることなく、
感度領域を体軸上方向に長くとることができ
る。従つて、頚椎の上部で耳の深部にある延髄
からのNMR信号も受信することができ、胸椎
から延髄までの断層像を一度に得ることがで
き、診断能が向上する。
(3) 給電部からのコードを被検体の両側のどちら
の側面へ引くことができ、操作性が向上する。
(4) 導電部は銅管からなる導電体をチユーブ状の
絶縁材で被覆するのみのため、安価且つ軽量に
構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは、本考案の一実施例による頚椎
用RFコイルを表わす図、第2図は本考案の一実
施例による頚椎用RFコイルを被検体に装着した
図、第3図は本考案の一実施例の頚椎用RFコイ
ルの等価回路図、第4図は従来例のMRI装置の
概略図、第5図a,bは従来例の頚椎用RFコイ
ルを表す図、第6図は従来例の頚椎用RFコイル
を被検体に装着した図である。 1……静磁場マグネツト、2……被検体、3…
…RFコイル、4……勾配磁場コイル、5……導
電部、6,6a,6b,14……共振用コンデン
サ、7……給電端子、8……コード、9,11…
…コイル、10……耳、11a……長辺部、11
b……短辺部、11c……側面部、11c1……
傾斜部、11c2……垂直部、12a……頚椎、
12b……延髄、12c……胸椎、13,15b
……インダクタンス、15a……クロスダイオー
ド、15……デカツプリング回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 静磁場方向に載置された被検体の首の裏側か
    ら設置され、鞍形の導電材で構成されるMRI
    装置の頚椎用RFコイルにおいて、前記鞍形の
    導電材は垂直方向から見た底部形状が、前記静
    磁場方向に直交した水平方向に平行な辺を持つ
    略等脚台形、前記水平方向から見た側部形状が
    略逆U字状であつて、前記台形の長辺11aが
    被検体頭部側、短辺11bが被検体肩部側に配
    置され、前記逆U字状側部11cは、前記肩側
    辺11c2が略垂直、前記頭部側辺11c1が
    体軸下方向に傾斜を持つように構成され、前記
    導電部周縁上に直列に接続された少なくとも1
    個の容量素子を備えることを特徴とする頚椎用
    RFコイル。 (2) 前記容量素子は、前記長辺11a又は短辺1
    1bの略中央に設置されていることを特徴とす
    る請求項1記載の頚椎用RFコイル。 (3) 前記導電部は、チユーブ状の絶縁材で被覆さ
    れた銅管で構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の頚椎用RFコイル。
JP9617688U 1988-07-20 1988-07-20 Expired JPH0451774Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112566591A (zh) * 2018-08-06 2021-03-26 崔钟洙 下颌角度支撑用辅助器及含其的下颌角度矫正装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112566591A (zh) * 2018-08-06 2021-03-26 崔钟洙 下颌角度支撑用辅助器及含其的下颌角度矫正装置
US20210290423A1 (en) * 2018-08-06 2021-09-23 Jong-Soo Choi Brace for supporting jaw angle, and jaw angle correcting apparatus including same

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