JPH0451808Y2 - - Google Patents

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JPH0451808Y2
JPH0451808Y2 JP979687U JP979687U JPH0451808Y2 JP H0451808 Y2 JPH0451808 Y2 JP H0451808Y2 JP 979687 U JP979687 U JP 979687U JP 979687 U JP979687 U JP 979687U JP H0451808 Y2 JPH0451808 Y2 JP H0451808Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば癌組織に高周波電源を印加
して加熱治療する治療用電極の押付け力制御装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 第8図は、高周波温熱治療装置にて患者の癌組
織を治療する状態を示す正面図である。
高周波温熱治療装置は、装置本体91に一対の
電極取付体92を対向突設し、それぞれの電極取
付体92には伸縮アーム93を配備し、この伸縮
アーム92の先端部に治療用電極94を脱着可能
に取付けている。治療に際しては、治療台95に
仰臥する患者の患部を治療用孔部96に対応位置
させる。そして、上記両電極取付体92を治療用
孔部96に対し、例えば上下方向に対向配置し、
伸縮アーム93を伸縮させる。この伸縮アーム9
3の伸張動作は、両電極94がそれぞれ患部皮膚
面に対し、適切な接触圧となるまで続行される。
両電極が患部を両側から挟着し、この挟着圧が適
切な状態となつた時点で、高周波電源を印加して
加熱治療が実行される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の電極取付体には、伸縮アームの進退規制
手段が配備されていない。従つて、電極を患部皮
膚面に対し当接させる作業は、操作者が患部に対
する電極の近接状態を目視により確認し、適切な
接触圧にまで電極が当接したと判断した時点で、
伸縮アームの駆動(モータ)を停止させていた。
このため、操作者が注意を怠り、或いは伸縮ア
ームの伸張停止時期を誤つた場合には、電極が患
部を押付け過ぎることとなり、患部位置が例えば
軟らかい腹部等の場合には、患者が苦痛を訴える
等の不利があつた。また、第9図で示すように、
対向する一対の電極を身体患部に対し、上下斜め
方向から当接させる場合があり、この場合におい
て、斜め下方向から患部を押付ける電極が、時に
治療台の外枠縁(フレーム)に当接する場合があ
る。通常、操作者にはこの衝突状態が確認し難い
ため、伸縮アームの伸張の停止時期を逸し、電極
が硬いフレームによつて毀損する等の不利があつ
た。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、
患部に対する電極の接触圧が、常に適正状態とな
る治療用電極の押付け力制御装置を提供すること
を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の治療
用電極の押付け力制御装置では、次のような構成
としている。
治療用電極の押付け力制御装置は、治療用電極
と、この治療用電極の取付軸を脱着自在に嵌着す
る電極取付体と、この電極取付体に固定され電極
取付体を進退させる進退手段と、前記電極取付体
の適所に配備され、電極取付体の歪を検出して上
記進退手段の駆動を制御する制御手段とを具備し
て構成されている。
このような構成を有する治療用電極の押付け力
制御装置では、電極取付体の歪を検出して進退手
段の駆動を停止させる制御手段(歪ゲージ)が配
備してある。従つて、電極取付体を進退手段によ
り伸張させ、電極を患部皮膚面に当接させる時、
患部皮膚面に対する電極の押圧反力が電極取付体
に作用し、電極取付体に歪が生じると共に、歪ゲ
ージ線にも同じ歪が生じる。これにより、例えば
歪ゲージの半導体素子が圧力変形し、半導体素子
の電気抵抗の変化が生じることで、電極取付体の
歪が検出される。つまり、電極が患部皮膚面に対
し既に当接していることを意味する。ここにおい
て、進退手段の駆動(モータ)を停止させること
で、伸縮アームの伸張が停止する。かくして、電
極を患部皮膚面に対し適当な接触圧状態で当接さ
せることが出来、患者に不必要な圧迫感を与える
ことが解消される。
(ホ) 実施例 第7図は、高周波温熱治療装置を示す斜視図で
ある。
高周波温熱治療装置8は、対向状に設置された
一対の支持体81間に、弯曲状のC形アーム82
が回動可能に配備され、このC形アーム82の両
端部にそれぞれ電極取付体2が対向状に固定して
ある。そして、この電極取付体2に対し、治療用
電極1が脱着可能に配備されている。
第6図は、治療用電極1とこの電極1を脱着可
能に取付ける電極取付体2を示す分解斜視図であ
る。
電極1は、円板状に形成され、面内中央部に取
付軸11を突設している。そして、この取付軸1
1の上面には取付溝部12が凹設してある。一
方、電極取付体2は筒体であつて、一端部(取付
面部)21を臨出させた状態で筒状カバーケース
3内に嵌合されている。この取付面部21には、
上記電極取付軸11を嵌着するための取付穴部2
2が開口してある。また、この臨出取付面部21
とカバーケース3の開口面とは、可撓性伸縮資材
31を介して連結し、電極取付体1の角度変位及
び電極取付体1の進退動作を許容するように設定
されている。更に、このカバーケース3の外面適
所には、電源スイツチ32及び後述する進退手段
(モータ)6用スイツチ33が設けてある。
第1図は、電極取付体2を示す要部拡大断面図
である。
電極取付体2には、取付穴部22に対して上方
から直交状に昇降するストツパ軸23と、取付穴
部22の下部に臨出する高周波電源供給部24が
配備してある。このストツパ軸23は、伝導手段
(プーリ、ベルト)25を介して正逆回転モータ
26に連繋してあり、前記電極取付軸11の溝部
12に対し出没して電極1を固定・開放する。ま
た、高周波電源供給部24は、リード線27を介
して高周波電源(図示せず)に接続されており、
前記ストツパ軸23により下方へ押圧される電極
取付軸11の下面を支承し、電気的に接続するよ
うになつている。
また、電極取付体2には、取付面部21に平
行、つまり取付穴部22に対し直角方向の貫通孔
部28が開口してあり、この貫通孔部28に電極
角度可変手段4が配備してある。この電極角度可
変手段4は、上下開口の可動可能な筒状ケース4
1内部に球体42を配備し、この球体42の下部
を固定台43により支承し、且つ球体42の上部
を皿バネを備えたネジ軸44にて押圧して構成
し、電極取付体2の静止状態を保持するように設
定されている。そして、電極取付体2を手で上
下・左右動させることで、球体42とネジ軸44
の接点が移動し、電極取付体2自体の上下・左右
動が可能なように設定されている。更に、上記固
定体43の下部には支承軸45を下方へ突設し、
この支承軸45の下端部を後述する進退手段6に
固定している。
前記進退手段6は、基端部が直動変換手段を介
して駆動モータ(図示せず)に連繋した伸縮アー
ム61により構成され、この伸縮アーム61の先
端部は、取付フランジ62を介して前記支承軸4
5の下端部と固定されている。つまり、伸縮アー
ム61の進退動作によつて、電極取付体2が電極
方向へ進退動するように設定されている。
この考案の特徴は、前記電極取付体2の支承軸
45の下部(基部)に、制御手段を構成する歪変
換器5を配備した点にある。
歪変換器5は、実施例では、シリコンのピエゾ
抵抗効果を利用した半導体歪ゲージを使用してい
る。この歪ゲージ5は、歪による半導体の抵抗変
化を利用したもので、第2図に示すように、台紙
51上面に半導体52が配備され、この半導体5
2にリード線53を接続して構成されており、こ
の歪ゲージ5が、上記支承軸45の軸周面に対向
状に二つ貼着されている(第1図参照)。電極1
が患部皮膚面に当接し、押圧する時、その押圧反
力で電極取付体2の支承軸45に歪が生じる。こ
の時、同時に歪ゲージ5も同様に歪み、電機抵抗
が変化する。この歪ゲージ5のリード線53は、
後述する交流ブリツジ回路及び増幅器等の測定回
路に接続され、変化する電気抵抗が出力されるよ
うになつている。
第3図は、実施例治療用電極の押付け力制御装
置の回路構成例を示すブロツク図である。
歪変換器(歪ゲージ)5は、電極取付体(支承
軸45)2の局部的な歪を検出して、歪信号(抵
抗変化信号)を増幅器71に出力する。そして、
増幅器71では、この出力信号を増幅して比較器
72に送る。比較器72では、設定器73に予め
設定された基準値を読出し、この基準値と出力さ
れた出力信号とを比較し、出力信号が基準値以上
である場合に、モータ制御器67にモータ停止信
号を出力し、モータの駆動を停止、つまり進退手
段(進退アーム61)6の伸張を停止させる。
第4図は、実施例治療用電極の押付け力制御装
置の他の回路構成例を示すブロツク図である。
先の実施例では、電極取付体2に装着した電極
1の種類(電極径)に応じて、設定器73に基準
値を設定する例を示したが、この実施例では、電
極1と電極取付体2との間に、装着された電極種
別を検出する電極種別認識装置が配備してある場
合の回路構成例を示している。電極種別認識装置
としては、例えば電極1側に電極種別を特定する
バーコードを設け、一方、電極取付体2側にはバ
ーコードを読取る受・発光素子を設けて構成さ
れ、装着した電極が、例えば腹部用電極、頸用電
極或いは腕用電極等であることを判別する。
この実施例の場合、装着された電極1の種別を
電極種別認識装置78が検出し、この検知信号
(例えば頸用電極信号)をCPU(セントラルプロ
セツシングユニツト)76に出力する。CPU7
6では、この検知信号に対応する電極(頸用電
極)1の基準値をメモリ77から読出す。一方、
歪変換器5が出力するアナログ量の歪信号(抵抗
変化信号)は、増幅器71を介してA/D変換器
75によりデジタル値に変換され、CPU76に
取込まれる。そして、CPU77がこの歪信号と
前記基準値とを比較し、歪信号が基準値以上であ
る時に、モータ制御器74にモータ停止信号を出
力する。この実施例によれば、電極種別に対応し
た電極押付け力が適正に制御される。
第5図は、実施例治療用電極の押付け力制御装
置の他の実施例を示す回路ブロツク図である。
この実施例では、装着された電極1の角度を検
出する角度検出器79が、電極取付体2に配備さ
れている場合の回路構成例を示している。
この実施例は、電極1の装着角度を加味したも
ので、装着された電極1の種別と共に、装着電極
の角度も検出信号としてCPU76に出力される。
CPU76では、メモリ77に記録される電極種
別による基準値データと電極角度による基準値デ
ータとを読出し、これら二つのデータに基づいて
歪変換器5から出力される出力信号が、基準値以
上であるか否かを判別し、基準値以上である時に
モータ停止信号をモータ制御器74に出力する。
この実施例の場合、角度によつて相違する電極の
自重も加味されることとなり、一層精確な押付け
力制御が達成される。
このような構成を有する治療用電極の押付け力
制御装置を使用して、電極取付体2に装着された
電極1を患部皮膚面に当接させる場合は、進退手
段用スイツチ33をオンする。これにより、進退
手段6の伸縮アーム61が伸張し、電極取付体2
が身体患部方向へ伸出す。つまり、電極1が患部
に接近する。そして、電極1が患部皮膚面に当接
する時、電極1が皮膚面を押付ける。この押し付
け力の反力が電極1から電極取付体2に作用し、
電極取付体2の支承軸45が歪む。この時、支承
軸45に貼着された歪ゲージ5にも歪が生じ、電
気抵抗が変化する。更に、この変化した電気抵抗
が比較器72により基準値と比較され、抵抗の変
化が基準値以上である時、電極取付体2の歪が検
出される。つまり、電極1が患部皮膚面に当接
し、適正な接触圧状態となつたことが検知され、
伸縮アーム61の伸張を自動的に停止する。従つ
て、電極1は患部皮膚面に対し適正な当接力が保
持され、患部に対し不必要な押付け圧迫力を作用
させることがない。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、電極を脱着可能
に嵌着する電極取付体を進退可能に配備し、この
電極取付体の適所に電極取付体の歪を検出し、進
退手段の駆動を制御する制御手段を配備すること
としたので、電極取付体の歪が検出された時は、
電極取付体の伸張動作が自動的に停止し、患部皮
膚面に対する電極の押付け力を適正な状態に制御
することが出来る。
従つて、電極は、常に患部皮膚面に対し適正な
押付け力で当接し、従来のように、操作者のミス
によつて、患部に対し電極を押付け過ぎる等の不
利が解消される。また、仮に電極が治療台のフレ
ームに衝突する等の事態が発生した場合であつて
も、電極取付体の歪によつて電極の伸張状態が自
動的に停止し、電極破損を未然に防止し得る等、
考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例治療用電極の押付け力制御装
置を示す要部拡大断面図、第2図は、歪ゲージの
取付状態を示す要部拡大斜視図、第3図は、実施
例治療用電極の押付け力制御装置の回路構成例を
示すブロツク図、第4図は、回路構成例の他の実
施例を示すブロツク図、第5図は、回路構成例の
更に他の実施例を示すブロツク図、第6図は、電
極と電極取付体との関係を示す分解斜視図、第7
図は、高周波温熱治療装置を示す斜視図、第8図
は、従来の治療装置により患部を治療する状態を
示す正面図、第9図は、従来の治療装置の電極が
治療台に衝突する状態を示す説明図である。 1……電極、2……電極取付体、5……歪変換
器、6……進退手段、72……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 治療用電極と、この治療用電極の取付軸を脱着
    自在に嵌着する電極取付体と、この電極取付体に
    固定され電極取付体を進退させる進退手段と、前
    記電極取付体の適所に配備され、電極取付体の歪
    を検出して上記進退手段の駆動を制御する制御手
    段とから成る治療用電極の押付け力制御装置。
JP979687U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH0451808Y2 (ja)

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JP979687U JPH0451808Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JP979687U JPH0451808Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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Publication Number Publication Date
JPS63117554U JPS63117554U (ja) 1988-07-29
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