JPH0451867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451867Y2 JPH0451867Y2 JP14507887U JP14507887U JPH0451867Y2 JP H0451867 Y2 JPH0451867 Y2 JP H0451867Y2 JP 14507887 U JP14507887 U JP 14507887U JP 14507887 U JP14507887 U JP 14507887U JP H0451867 Y2 JPH0451867 Y2 JP H0451867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- metal
- catalyst
- alumina
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Catalysts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、内燃機関等から排出される排気ガス
の浄化用触媒を担持する排気ガス浄化用触媒担体
の改良に関するものである。
の浄化用触媒を担持する排気ガス浄化用触媒担体
の改良に関するものである。
(従来技術)
従来、排気ガス浄化用触媒の担体として、例え
ば特開昭56−85514号公報に示されるように、金
属製波板と金属製平板とを一体に積層させてなる
金属製担体をロール状に巻くことによりハニカム
状筒体を形成するとともに、上記金属製担体の表
面にアルミナコート層を形成し、このアルミナコ
ート層に白金、ロジウム等の触媒成分を含浸させ
るようにしたものが知られている。上記金属製担
体を使用した触媒では、セラミツク製担体を使用
したものに比べて板厚を小さくすることにより、
開口面積を大きく形成できるという利点がある。
しかし、アルミナコート層を形成する際に、上記
金属製波板と金属製平板との接合部にアルミナコ
ート材が集積し易いコーナ部が形成され、このコ
ーナ部のコート層が厚くなるとともに、これに応
じてコーナ部以外の平面部分のコート層が薄くな
る傾向がある。このため、上記アルミナコート層
に触媒成分を含浸させる際に、アルミナコート層
の薄い平面部分における触媒成分の密度が高くな
り、相近接した触媒成分の粒子が結合して粗大化
するシンタリング現象が生じ、これに伴ない触媒
成分の表面積が減少して、触媒活性が低下すると
いう問題があつた。
ば特開昭56−85514号公報に示されるように、金
属製波板と金属製平板とを一体に積層させてなる
金属製担体をロール状に巻くことによりハニカム
状筒体を形成するとともに、上記金属製担体の表
面にアルミナコート層を形成し、このアルミナコ
ート層に白金、ロジウム等の触媒成分を含浸させ
るようにしたものが知られている。上記金属製担
体を使用した触媒では、セラミツク製担体を使用
したものに比べて板厚を小さくすることにより、
開口面積を大きく形成できるという利点がある。
しかし、アルミナコート層を形成する際に、上記
金属製波板と金属製平板との接合部にアルミナコ
ート材が集積し易いコーナ部が形成され、このコ
ーナ部のコート層が厚くなるとともに、これに応
じてコーナ部以外の平面部分のコート層が薄くな
る傾向がある。このため、上記アルミナコート層
に触媒成分を含浸させる際に、アルミナコート層
の薄い平面部分における触媒成分の密度が高くな
り、相近接した触媒成分の粒子が結合して粗大化
するシンタリング現象が生じ、これに伴ない触媒
成分の表面積が減少して、触媒活性が低下すると
いう問題があつた。
(考案の目的)
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たものであり、アルミナコート層の厚みが不均一
になるのを防止し、このアルミナコート層に含浸
される触媒成分の密度が部分的に高くなるのを防
止することができる排気ガス浄化用触媒担体を提
供するものである。
たものであり、アルミナコート層の厚みが不均一
になるのを防止し、このアルミナコート層に含浸
される触媒成分の密度が部分的に高くなるのを防
止することができる排気ガス浄化用触媒担体を提
供するものである。
(考案の構成)
本考案は、金属製波板と金属製平板とが交互に
積層され、その表面に触媒成分を含浸させるため
のアルミナコート層が形成されてなる排気ガス浄
化用触媒担体において、上記金属製平板に接合さ
れる金属製波板の頂辺部の一部に切欠部を形成し
て金属製波板と金属製平板との間に間〓を設けた
ものである。
積層され、その表面に触媒成分を含浸させるため
のアルミナコート層が形成されてなる排気ガス浄
化用触媒担体において、上記金属製平板に接合さ
れる金属製波板の頂辺部の一部に切欠部を形成し
て金属製波板と金属製平板との間に間〓を設けた
ものである。
上記の構成によれば、金属製波板の頂辺部と金
属製平板との間にアルミナコート材が集積するこ
とが防止され、金属製担体の表面に形成されるア
ルミナコート層の厚みが均一化されて触媒成分の
密度の片寄りが防止されることとなる。
属製平板との間にアルミナコート材が集積するこ
とが防止され、金属製担体の表面に形成されるア
ルミナコート層の厚みが均一化されて触媒成分の
密度の片寄りが防止されることとなる。
(実施例)
第1図および第2図は、本考案に係る排気ガス
浄化用触媒担体の実施例を示している。上記担体
は、ステンレス材等からなる金属製波板1と金属
製平板2とにより構成され、これらを一体に重ね
合わせた状態でロール状に巻いて金属製波板1と
金属製平板2とを交互に積層させることにより、
ハニカム状に形成されるようになつている。
浄化用触媒担体の実施例を示している。上記担体
は、ステンレス材等からなる金属製波板1と金属
製平板2とにより構成され、これらを一体に重ね
合わせた状態でロール状に巻いて金属製波板1と
金属製平板2とを交互に積層させることにより、
ハニカム状に形成されるようになつている。
上記金属製波板1の山部と谷部に相当する頂辺
部には、両端部3を除いてスリツト状の切欠部4
が形成されている。そして上記金属製波板1は、
頂辺部の両端部3が金属製平板2にろう付け等の
手段で接合されるように構成されている。
部には、両端部3を除いてスリツト状の切欠部4
が形成されている。そして上記金属製波板1は、
頂辺部の両端部3が金属製平板2にろう付け等の
手段で接合されるように構成されている。
上記のように構成された担体は、金属製波板1
の頂辺部に切欠部4が形成されているため、第3
図に示すように、金属製波板1の頂辺部と金属製
平板2との間に間〓が形成され、この部分にアル
ミナコート材の集積部となるコーナ部が形成され
ることが防止され、担体表面に適度な厚さのアル
ミナコート層5が均一に形成される。したがつ
て、上記アルミナコート層5に含浸される白金等
の触媒成分が均一に分散された状態で担持される
こととなる。
の頂辺部に切欠部4が形成されているため、第3
図に示すように、金属製波板1の頂辺部と金属製
平板2との間に間〓が形成され、この部分にアル
ミナコート材の集積部となるコーナ部が形成され
ることが防止され、担体表面に適度な厚さのアル
ミナコート層5が均一に形成される。したがつ
て、上記アルミナコート層5に含浸される白金等
の触媒成分が均一に分散された状態で担持される
こととなる。
上記構成の担体を使用した触媒と、従来の金属
製担体を使用した触媒との性能を比較するために
行なつた排気ガスの浄化ステトについて以下に説
明する。
製担体を使用した触媒との性能を比較するために
行なつた排気ガスの浄化ステトについて以下に説
明する。
本考案に係る排気ガス浄化用触媒担体として、
板厚tが0.1mmで板幅50mmのステンレス材からな
る金属製波板1と金属製平板2とを使用し、この
金属製波板1は波幅Wが2mm、波高さHが1.2mm、
波角度θが90°の波板状に形成され、かつ上記金
属製波板1の頂辺部には排気ガスの流れ方向に伸
びる幅Aが0.6mm、長さBが40mmの切欠部4が形
成されている。そして上記金属製波板1および金
属製平板2をロール状に巻いて容量24c.c.のハニカ
ム状筒体を形成し、これをアルミナ100g、ベー
マイト(水和アルミナ)100g、水250c.c.、硝酸1.2
c.c.の混合物からなるアルミナスラリーに浸漬して
担体表面にアルミナスラリーを付着させた後、余
分なアルミナスラリーを高圧エアーブロー等によ
つて除去し、その後150℃で約30分間乾燥すると
ともに55℃で約1.5時間焼成することにより、担
体上にアルミナコート層5を定着させる。次に所
定量の塩化白金、塩化ロジウムを溶解させてなる
水溶液中に上記担体を浸漬して取出した後、150
℃で約30分間乾燥させ、500℃で約2時間焼成す
ることにより、白金およびロジウムからなる触媒
成分を担持させる。上記アルミナコート層5は担
体に対して21wt%程度の割合で形成され、白金
およびロジウムはそれぞれ1.3g/lおよび
0.27g/l程度の割合で担持される。
板厚tが0.1mmで板幅50mmのステンレス材からな
る金属製波板1と金属製平板2とを使用し、この
金属製波板1は波幅Wが2mm、波高さHが1.2mm、
波角度θが90°の波板状に形成され、かつ上記金
属製波板1の頂辺部には排気ガスの流れ方向に伸
びる幅Aが0.6mm、長さBが40mmの切欠部4が形
成されている。そして上記金属製波板1および金
属製平板2をロール状に巻いて容量24c.c.のハニカ
ム状筒体を形成し、これをアルミナ100g、ベー
マイト(水和アルミナ)100g、水250c.c.、硝酸1.2
c.c.の混合物からなるアルミナスラリーに浸漬して
担体表面にアルミナスラリーを付着させた後、余
分なアルミナスラリーを高圧エアーブロー等によ
つて除去し、その後150℃で約30分間乾燥すると
ともに55℃で約1.5時間焼成することにより、担
体上にアルミナコート層5を定着させる。次に所
定量の塩化白金、塩化ロジウムを溶解させてなる
水溶液中に上記担体を浸漬して取出した後、150
℃で約30分間乾燥させ、500℃で約2時間焼成す
ることにより、白金およびロジウムからなる触媒
成分を担持させる。上記アルミナコート層5は担
体に対して21wt%程度の割合で形成され、白金
およびロジウムはそれぞれ1.3g/lおよび
0.27g/l程度の割合で担持される。
これに対して従来の触媒としては金属製波板に
切欠部が形成されていない点を除いて上記実施例
に係る触媒と同様に形成されたものを使用した。
切欠部が形成されていない点を除いて上記実施例
に係る触媒と同様に形成されたものを使用した。
そして、上記両触媒に、空燃比14.7、ボリユー
ム24l/minのテストガスを導入してHCガスおよ
びCOガス、NOxガスの浄化テストを行なつた結
果、第4図〜第6図に示すようなデータが得られ
た。なお、上記触媒は、900℃の空気中で50時間
加熱することによりエージングしたものを用い
た。第7図は、触媒入口温度の変化状態を示して
いる。このテスト結果、本考案に係る担体を備え
た触媒は、従来のものに比べて排気ガスの浄化性
能が向上していることがわかる。
ム24l/minのテストガスを導入してHCガスおよ
びCOガス、NOxガスの浄化テストを行なつた結
果、第4図〜第6図に示すようなデータが得られ
た。なお、上記触媒は、900℃の空気中で50時間
加熱することによりエージングしたものを用い
た。第7図は、触媒入口温度の変化状態を示して
いる。このテスト結果、本考案に係る担体を備え
た触媒は、従来のものに比べて排気ガスの浄化性
能が向上していることがわかる。
上記のように、金属製平板2に接合される金属
製波板1の頂辺部の中央部に切欠部4を形成する
ことにより、この部分にアルミナコート材が集積
するのを防止することができるが、上記頂辺部の
両端部3には第8図に示すように、上記アルミナ
コート材が集積し易いコーナ部Cが形成され、こ
のコーナ部Cのアルミナコート層5aが厚くな
り、これに応じて平面部D,Eのアルミナコート
層5bが薄くなる傾向がある。このアルミナコー
ト層5の厚みが不均一となるのを防止するため、
第9図に示すように、金属製波板1と金属製平板
2とを予め1000℃程度の空気中で約4時間熱処理
してその表面にアルミナ材のウイスカーを形成し
た後、それぞれ個別にアルミナコート層形成部6
に導入し、このアルミナコート層形成部6におい
てアルミナスラリータンク7内のアルミナスラリ
ーを供給ノズル8により上記金属製波板1と金属
製平板2に吹付けた後、エアーブローノズル9に
より加圧空気を吹付けて余分なアルミナスラリー
を除去する。次いで、乾燥部10において約150
℃〜200℃のホツトエアを上記金属製波板1およ
び金属製平板2に吹付けて予備加熱した後、接合
部11において金属製波板と金属製平板2とを一
体化させるとともに、巻付け部12においてこれ
らをロール状に巻付けることによりハニカム状筒
体を形成する。
製波板1の頂辺部の中央部に切欠部4を形成する
ことにより、この部分にアルミナコート材が集積
するのを防止することができるが、上記頂辺部の
両端部3には第8図に示すように、上記アルミナ
コート材が集積し易いコーナ部Cが形成され、こ
のコーナ部Cのアルミナコート層5aが厚くな
り、これに応じて平面部D,Eのアルミナコート
層5bが薄くなる傾向がある。このアルミナコー
ト層5の厚みが不均一となるのを防止するため、
第9図に示すように、金属製波板1と金属製平板
2とを予め1000℃程度の空気中で約4時間熱処理
してその表面にアルミナ材のウイスカーを形成し
た後、それぞれ個別にアルミナコート層形成部6
に導入し、このアルミナコート層形成部6におい
てアルミナスラリータンク7内のアルミナスラリ
ーを供給ノズル8により上記金属製波板1と金属
製平板2に吹付けた後、エアーブローノズル9に
より加圧空気を吹付けて余分なアルミナスラリー
を除去する。次いで、乾燥部10において約150
℃〜200℃のホツトエアを上記金属製波板1およ
び金属製平板2に吹付けて予備加熱した後、接合
部11において金属製波板と金属製平板2とを一
体化させるとともに、巻付け部12においてこれ
らをロール状に巻付けることによりハニカム状筒
体を形成する。
そして、上記ハニカム状筒体が所定の直径にな
つた時点で上記金属製波板1および金属製平板2
を切断し、これを500℃で約1時間焼成した後、
所定量の触媒成分をアルミナコート層に含浸させ
て担持させる。
つた時点で上記金属製波板1および金属製平板2
を切断し、これを500℃で約1時間焼成した後、
所定量の触媒成分をアルミナコート層に含浸させ
て担持させる。
このように、上記金属製波板1と金属製平板2
とを交互に積層させて接合する前に、上記アルミ
ナコート層を形成するようにした場合には、上記
接合部にアルミナコート材が集積するのを確実に
防止できるという利点がある。
とを交互に積層させて接合する前に、上記アルミ
ナコート層を形成するようにした場合には、上記
接合部にアルミナコート材が集積するのを確実に
防止できるという利点がある。
なお、上記金属製波板1と金属製平板2とをロ
ール状に巻付ける際に、第10図に示すように巻
付け始端部に上方に突出する巻芯部13を設け、
この巻芯部13を中心に金属製波板1および金属
製平板2を巻付けることにより担体14を構成し
てもよい。この構成では、第11図に示すように
上記巻芯部13の先端部を触媒ケース15の壁面
に固着した状態で触媒担体14を設置することが
できるため、上記金属製波板1と金属製平板2と
の接合部が排気ガスの熱および振動等によつて剥
離した場合においても、上記金属製波板1および
金属製平板2が軸方向に移動することを防止で
き、安定した設置状態を得ることができる。
ール状に巻付ける際に、第10図に示すように巻
付け始端部に上方に突出する巻芯部13を設け、
この巻芯部13を中心に金属製波板1および金属
製平板2を巻付けることにより担体14を構成し
てもよい。この構成では、第11図に示すように
上記巻芯部13の先端部を触媒ケース15の壁面
に固着した状態で触媒担体14を設置することが
できるため、上記金属製波板1と金属製平板2と
の接合部が排気ガスの熱および振動等によつて剥
離した場合においても、上記金属製波板1および
金属製平板2が軸方向に移動することを防止で
き、安定した設置状態を得ることができる。
また、触媒担体の全体を金属材で形成した場合
には、担体の熱伝導度が良好であるために触媒全
体を早期に温度上昇させることができ、ウオーム
アツプ性能が優れている反面、蓄熱性が低いため
に排気ガスの温度が低下すると冷却し易く、触媒
性能が悪化する傾向がある。このため、第12図
に示すように、外周部に金属性波板1と金属性平
板2とが交互に積層されてなる金属製担体16を
設けるとともに、その内部にハニカム状のセラミ
ツク製担体17を設けた構造とし、上記金属製担
体16を設けることによつてウオームアツプ性能
を確保するとともに、セラミツク製担体17を設
けることによつて蓄熱部を形成し、排気ガスの温
度が一時的に低下した場合でも触媒性能が悪化す
ることのないように構成することが望ましい。
には、担体の熱伝導度が良好であるために触媒全
体を早期に温度上昇させることができ、ウオーム
アツプ性能が優れている反面、蓄熱性が低いため
に排気ガスの温度が低下すると冷却し易く、触媒
性能が悪化する傾向がある。このため、第12図
に示すように、外周部に金属性波板1と金属性平
板2とが交互に積層されてなる金属製担体16を
設けるとともに、その内部にハニカム状のセラミ
ツク製担体17を設けた構造とし、上記金属製担
体16を設けることによつてウオームアツプ性能
を確保するとともに、セラミツク製担体17を設
けることによつて蓄熱部を形成し、排気ガスの温
度が一時的に低下した場合でも触媒性能が悪化す
ることのないように構成することが望ましい。
上記セラミツク製全体を17からなる蓄熱部を
設けた触媒と、担体全体を金属材で形成した触媒
との性能を比較するために行なつた排気ガスの浄
化テストについて以下に説明する。なお、蓄熱部
を備えた本実施例に係る排気ガス浄化用触媒担体
として、金属製担体16とセラミツク製担体17
からなる担体の全断面積S1に対するセラミツク製
担体17部の断面積S2の比率Rが16%のものを使
用した。また、担体に保持される触媒成分は、白
金とロジウムが5対1の比率で混合されたものを
使用し、これを担体に対して1.0g/lの割合で担
持させるようにした。
設けた触媒と、担体全体を金属材で形成した触媒
との性能を比較するために行なつた排気ガスの浄
化テストについて以下に説明する。なお、蓄熱部
を備えた本実施例に係る排気ガス浄化用触媒担体
として、金属製担体16とセラミツク製担体17
からなる担体の全断面積S1に対するセラミツク製
担体17部の断面積S2の比率Rが16%のものを使
用した。また、担体に保持される触媒成分は、白
金とロジウムが5対1の比率で混合されたものを
使用し、これを担体に対して1.0g/lの割合で担
持させるようにした。
そして、上記蓄熱部を備えた担体を使用した触
媒と、蓄熱部のない担体を使用した触媒とに、空
燃比14.5、空間速度60000H-1のテストガスを導
入してHCガス、COガス、NOxガスの浄化テス
トを行なつた結果、第13図〜第15図に示すよ
うなデータが得られた。このテストの結果、上記
セラミツク製担体17からなる蓄熱部を設けるこ
とにより、第16図に示す触媒入口温度が比較的
低い領域において排気ガスの浄化性能が向上して
いることがわかる。なお、上記テストガスの空間
速度は、触媒の容量に対し何倍の容量のガスが触
媒を通過したかを表わすものである。
媒と、蓄熱部のない担体を使用した触媒とに、空
燃比14.5、空間速度60000H-1のテストガスを導
入してHCガス、COガス、NOxガスの浄化テス
トを行なつた結果、第13図〜第15図に示すよ
うなデータが得られた。このテストの結果、上記
セラミツク製担体17からなる蓄熱部を設けるこ
とにより、第16図に示す触媒入口温度が比較的
低い領域において排気ガスの浄化性能が向上して
いることがわかる。なお、上記テストガスの空間
速度は、触媒の容量に対し何倍の容量のガスが触
媒を通過したかを表わすものである。
また、担体の全断面積S1に対するセラミツク製
担体17部の断面積S2の比率Rの適正値を選択す
るために、上記比率Rを種々変化させて排気ガス
の浄化テストを行ない、テストを開始して5分後
のHCガスの浄化率を測定した結果、第17図に
示すようなデータが得られた。このテストの結
果、上記比率Rが16〜35%程度の領域で排気ガス
の浄化性能が向上することが確認された。
担体17部の断面積S2の比率Rの適正値を選択す
るために、上記比率Rを種々変化させて排気ガス
の浄化テストを行ない、テストを開始して5分後
のHCガスの浄化率を測定した結果、第17図に
示すようなデータが得られた。このテストの結
果、上記比率Rが16〜35%程度の領域で排気ガス
の浄化性能が向上することが確認された。
(考案の効果)
以上説明したように本考案は、担体を構成する
金属製平板に接合される金属製波板の頂辺部の一
部に切欠部を形成し、上記金属製平板の頂辺部と
金属製波板との間に間〓を設けたため、この部分
にアルミナコート層を形成するコート材が集積す
るのを防止し、担体表面に適度な厚さのアルミナ
コート層を均一に形成することができる。したが
つて、上記アルミナコート層に含浸される触媒成
分が均一に分散され、シンタリング現象の発生が
防止されるために触媒性能を良好状態に維持する
ことができる。
金属製平板に接合される金属製波板の頂辺部の一
部に切欠部を形成し、上記金属製平板の頂辺部と
金属製波板との間に間〓を設けたため、この部分
にアルミナコート層を形成するコート材が集積す
るのを防止し、担体表面に適度な厚さのアルミナ
コート層を均一に形成することができる。したが
つて、上記アルミナコート層に含浸される触媒成
分が均一に分散され、シンタリング現象の発生が
防止されるために触媒性能を良好状態に維持する
ことができる。
第1図は本考案に係る排気ガス浄化用触媒担体
の実施例を示す部分拡大斜視図、第2図は上記担
体の全体構成を示す斜視図、第3図は担体の軸方
向中央部の断面図、第4図〜第6図はそれぞれ上
記担体を備えた触媒の排気ガス浄化性能テストの
結果を示すグラフ、第7図は上記テスト時の触媒
入口温度を示すグラフ、第8図は担体の軸方向両
端部の断面図、第9図は上記担体の製造装置の実
施例を示す斜視図、第10図は本考案の別の実施
例を示す斜視図、第11図はその取付状態を示す
断面図、第12図は本考案のさらに別の実施例を
示す斜視図、第13図〜第16図はその性能テス
トの結果を示すグラフ、第17図は金属製担体と
セラミツク製担体の比率を変化させた場合のHC
ガス浄化率を示すグラフである。 1……金属製波板、2……金属製平板、4……
切欠部。
の実施例を示す部分拡大斜視図、第2図は上記担
体の全体構成を示す斜視図、第3図は担体の軸方
向中央部の断面図、第4図〜第6図はそれぞれ上
記担体を備えた触媒の排気ガス浄化性能テストの
結果を示すグラフ、第7図は上記テスト時の触媒
入口温度を示すグラフ、第8図は担体の軸方向両
端部の断面図、第9図は上記担体の製造装置の実
施例を示す斜視図、第10図は本考案の別の実施
例を示す斜視図、第11図はその取付状態を示す
断面図、第12図は本考案のさらに別の実施例を
示す斜視図、第13図〜第16図はその性能テス
トの結果を示すグラフ、第17図は金属製担体と
セラミツク製担体の比率を変化させた場合のHC
ガス浄化率を示すグラフである。 1……金属製波板、2……金属製平板、4……
切欠部。
Claims (1)
- 金属製波板と金属製平板とが交互に積層され、
その表面に触媒成分を含浸させるためのアルミナ
コート層が形成されてなる排気ガス浄化用触媒担
体において、上記金属製平板に接合される金属製
波板の頂辺部の一部に切欠部を形成して金属製波
板と金属製平板との間に間〓を設けたことを特徴
とする排気ガス浄化用触媒担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14507887U JPH0451867Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14507887U JPH0451867Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6452543U JPS6452543U (ja) | 1989-03-31 |
| JPH0451867Y2 true JPH0451867Y2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=31413351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14507887U Expired JPH0451867Y2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006032861A1 (de) * | 2006-07-14 | 2008-01-17 | Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh | Erzeugung von Öffnungen in einer Metallfolie sowie damit hergestellte Wabenkörper zur Abgasbehandlung |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP14507887U patent/JPH0451867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6452543U (ja) | 1989-03-31 |
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