JPH0452050Y2 - - Google Patents

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JPH0452050Y2
JPH0452050Y2 JP7586987U JP7586987U JPH0452050Y2 JP H0452050 Y2 JPH0452050 Y2 JP H0452050Y2 JP 7586987 U JP7586987 U JP 7586987U JP 7586987 U JP7586987 U JP 7586987U JP H0452050 Y2 JPH0452050 Y2 JP H0452050Y2
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silicone resin
rayon
carbonized
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は耐火シートに関する。さらに詳しくは
芳香族ポリアミド等の如き非融解性有機質繊維と
レーヨン系又はポリアクリロニトリル系炭化繊維
からなる編織物基布の少なくとも片面に繊維状チ
タン酸カリウムを含有するシリコーン樹脂ワニス
及び金属粉体からなる被膜層が形成された耐火シ
ートに関する。 (従来の技術) 従来、耐火熱シートでは、製鉄工場などでの高
炉の耐熱、遮熱や、熔接或いは熔断作業等で飛散
する高熱の鉄粉、熔接火花のノロなどから人体を
保護し、また、周辺の床地や材料等を保護するた
め、石綿繊維シート、アルミニウムシート或いは
難燃性プラスチツクス等の各種シートが使用され
ている。しかし、石綿シートでは耐熱性等の点で
優れているが、機械的強度及び耐水性等の面で劣
つているのみなず、近年その原料が肺癌の原因と
なることが判明し、我が国のみなならず各国でも
その使用が制限されつつある。又、アルミニウム
シートは遮熱性等が良好であるが、火花ノロ等で
貫通され易く耐熱性において十分ではない。さら
に、プラスチツクスシートでは、例えば熔接作業
での火花ノロ等に対して耐久性がなく、又、分解
して有毒ガスを発生する等の欠点もある。 このため、特開昭54−68470号等の如く、ガラ
ス繊維布帛の表面に鱗片状耐熱性無機物質を分散
せしめたシリコーンワニス層を設けた耐火シー
ト、或いは実開昭60−109928号等の如く、レーヨ
ン系炭化繊維シートの表面に繊維状チタン酸カリ
ウムを含有するシリコーン樹脂によつて形成され
る硬化被膜で被覆された耐火シート、さらに特公
昭61−39187号の如く、無機質芯材をシリコーン
樹脂及び繊維状チタン酸カリウムを主体とする被
覆層で覆つた耐火断熱シート、特開昭60−191076
号の如く、熱分解温度が350℃以上の非融解性有
機質繊維とレーヨン繊維等を非融解性有機質繊維
の熱分解温度未満の加熱温度で焼成処理した編織
成物の表面に繊維状チタン酸カリウムを含有する
シリコーン樹脂組成物で加工処理を施す耐火・耐
熱性体の製造方法等が提案されている。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のこのような耐火、耐熱シ
トでは、これらが種々の作業現場でのそれぞれの
用途のすべてに適しているといえず、就中、特に
高温ノロより人体、可燃物等を保護すると共に、
飛散する火花、ノロ等で損傷を受け易い防護衣服
等での耐久性では未だ満足すべきものではない。
又、前記防護衣服用途分野では、ガラス及び綿、
レーヨン等にアルミニウム箔の張り合わせ、又は
蒸着複合品、或いはアルミニウムのペーストコー
テイング製品等が用いられているが、これら製品
では通常剛性が高く着用時における屈伸性に欠
け、柔軟性が難点であると共に屈曲が繰り返され
るとき該部分に亀裂が発生し易いのでその個所で
の耐久性が低下し、場合によつては高温ノロ等が
貫通し易くなる等の問題点があつた。 本考案は、実用新案登録請求範囲の構成とする
ことにより上記の如き問題点を解消し、耐火シー
トとして高温ノロに対する耐久性や、耐屈曲疲労
性の向上を図り、特に衣服用途分野で望まれるこ
の種防護衣服の柔軟性を改善し、着用時における
窮屈感が軽減され、腕の動作を行ない易く、洗濯
も可能である等の特長を備えた耐火シートを提供
することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 以下、本考案の耐火シートを図面に基づいて具
体的に説明する。 第1図は本考案の一実施例を示す説明用断面図
であり、第1図に示す耐火シート1は芳香族ポリ
アミド系繊維、ポリアミドイミド系繊維等の如き
非融解性有機質繊維とレーヨン系又はポリアクリ
ロニトリル系炭化繊維とによつて編織成された基
布2の少なくとも一方の表面に、繊維状チタン酸
カリウムを含有するシリコーン樹脂ワニス及び金
属粉体との混合物からなる被膜層3を形成した概
略構成となつている。 また、第2図は別実施例を示すものであり、該
基布2の表面並びに裏面いずれにも被膜層3,
3′を形成されるように被覆された構成からなる
ものである。 前述の各耐火シート1における基布2は、非融
解性有機質繊維、たとえば芳香族ポリアミド系繊
維又はポリアミドイミド系繊維、或いは両者の混
合物と、レーヨン系又はポリアクリロニトリル系
炭化繊維で構成されているものであり、非融解性
有機質繊維の具備する耐熱特性、機械的強度及び
レーヨン系又はポリアクリロニトリル系炭化繊維
の有する耐熱特性と、これらの両繊維が有する柔
軟性を組合わせて利用する点に特長を有するもの
である。 上記非融解性有機質繊維とレーヨン系又はポリ
アクリロニトリル系炭化繊維との重量比はそれぞ
れの用途に応じて適宜使用することができるが、
30〜70/70〜30が用いられる。 また、本考案において使用される基布2は、非
融解性有機質繊維の価格が高価であること、さら
に、その耐火性能がレーヨン系又はポリアクリロ
ニトリル系炭化繊維より劣るため、芳香族ポリア
ミド系繊維またはポリアミドイミド系繊維或いは
両者の混合物とレーヨン系又はポリアクリロニト
リル系炭化繊維はこれらの複合糸から編織成され
たものが適当である。 次に、上記の基布の片面又は両面に形成するシ
リコーン樹脂ワニス及び金属粉体との混合物で
は、シリコーン樹脂ワニスは少なくとも繊維状チ
タン酸カリウムを含有し、所望により無機質充填
剤、難燃剤を含有したシリコーンワニスが使用さ
れる。 一方、金属粉体では少なくとも1000℃以上の融
点を有するチタニウム、ニツケル、珪素、鉄等が
用いられる。粉体のサイズは100〜400メツシユの
範囲が適当であり、たとえば300〜400メツシユの
鱗片状ステンレス粉体と150〜250メツシユの珪素
粉体の重量比が100/60のものを使用することが
できる。 該金属粉体の混合比は前記シリコーン樹脂ワニ
スに対し5重量%以上、30重量%以下、好ましく
は10〜15重量%が適当である。 上記の被膜層3は、まずナイフコート、ロール
コート等の公知の手段で被覆されるが、固形成分
付着量100〜200g/m2の範囲が適当であり、好ま
しくは150/170g/m2である。次いでシリコーン
樹脂ワニス中のシリコーン樹脂を例えば150〜200
℃、10〜30分間で加熱硬化処理を行ない、被膜層
3が形成される。 又、必要により被膜層3の表面にシリコーン樹
脂等のトツプコート層を形成することもできる。 (考案の効果) 以上の通りの構成からなる本考案にかかる耐火
シート、即ち非融解性有機繊維60%、レーヨン系
炭化繊維40%とからなる240g/m2重量の複合杉
綾織物の片面に硬化被膜重量170g/m2で形成し
た本考案品は、現在市中品のA.非融解性有機質
繊維とレーヨン系炭化繊維とから成る織物に繊維
状チタン酸カリウムを含有するシリコーン樹脂の
被膜で被覆した製品、B.難燃性レーヨンの基布
とアルミニウム蒸着層を複合した製品、C.フエノ
ール系織布にアルミ蒸着層を接着した製品と比較
した場合、第1表の如き結果を示した。 尚、鋳鉄の溶湯が飛散付着した想定実験では、
ルツボ内に溶湯した鋳鉄(1400〜1450℃)をルツ
ボの下部に10mmの穴をあけ、45度傾斜したアスベ
スト板上に、本考案品ならびに前記比較品A.B.
C.のそれぞれの試験布を取付け、25.5cmの高さか
ら750g±50の溶湯を2.5秒±0.2の時間内に前記板
上に落下せしめる方法で行なつた。
【表】
【表】 以上のように、本考案の耐火シートは、優れた
耐火性ならびに断熱性を有すると共に、特に極め
て優れたノロの流れ性能を発揮し、かつ非融解有
機質繊維とレーヨン系又はポリアクリロニトリル
系炭化繊維との混合比を適宜選定することによ
り、特に防護衣服等の用途として適した柔軟性を
備えるため着用時にも身体に添い易く、アルミ箔
等を蒸着した従来品に比し、取扱いが容易であ
り、着用感においても格段に優れている。また、
炉前服の如き上衣のみならず、前掛け、手袋等の
製品として利用するのに適しており、被保護対象
物である人体、可燃物、機材等を完全に保護する
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の耐火シートの説明用断面図、
第2図は別実施例を示す説明用断面図である。 1……耐火シート、2……基布、3,3′……
被膜層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非融解性有機質繊維とレーヨン系又はポリアク
    リロニトリル系炭化繊維とを編織成してなる基布
    の少なくとも片面に、繊維状チタン酸カリウムを
    含有するシリコーン樹脂ワニス及び金属粉体の混
    合物からなる被膜層が形成されていることを特徴
    とする耐火シート。
JP7586987U 1987-05-20 1987-05-20 Expired JPH0452050Y2 (ja)

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JP7586987U JPH0452050Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JP7586987U JPH0452050Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS63184722U JPS63184722U (ja) 1988-11-28
JPH0452050Y2 true JPH0452050Y2 (ja) 1992-12-08

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