JPH0452281B2 - - Google Patents
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- JPH0452281B2 JPH0452281B2 JP57106983A JP10698382A JPH0452281B2 JP H0452281 B2 JPH0452281 B2 JP H0452281B2 JP 57106983 A JP57106983 A JP 57106983A JP 10698382 A JP10698382 A JP 10698382A JP H0452281 B2 JPH0452281 B2 JP H0452281B2
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- amount
- solvent
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- xanthan gum
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/04—Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
- C12P19/06—Xanthan, i.e. Xanthomonas-type heteropolysaccharides
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- Organic Chemistry (AREA)
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- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は沈澱によるキサンタンゴムの回収に関
するものである。 キサンタンゴムはキサントモナス カムペスト
リス(Xanthomonas campestris)及びキサンと
モナス(Xanthomonas)属の他の細菌による炭
水化物の醗酵期間中に生産されるアニオン性の細
胞外多糖である。このゴムは工業規模で生産さ
れ、例えば食品のシツクナー及び油の2次的回収
の際の粘度調節剤として使用される。 キサンタン生産微生物の連続又はバツチ式の醗
酵は所属するゴムを含有する粘調なブロス又はビ
ールを与える。このブロスからのキサンタンゴム
の回収には種々の技術が役立つが、沈澱法が最も
普遍的な技術である。 水溶液からキサンタンゴムを沈澱させる方法に
は、キサンタンゴムを溶かさない有機溶媒を用い
ての沈澱、例えばアセトン、メタノール又はイソ
プロパノールの添加;アルカリ性PHに於けるポリ
マーのカルシウム又は他の2価金属塩の沈澱;酸
性PHに於けるポリマーのアルミニウム塩の沈澱;
又はポリマーの4級アンモニウム塩としての沈澱
があげられる。 最も好ましいキサンタンゴムの回収方法は、約
45ないし60重量%の共沸するイソプロパノールを
ブロスに添加することによる沈澱である。これに
よりキサンタンゴムはブロス中に既に存在してい
るカチオンの塩として得られる。従つて、典型的
なキサンタンゴムの製品は主としてナトリウム及
びカリウムの混合塩である。 沈澱させるのに必要なイソプロパノールの量を
減らす為に、イソプロパノールと共に塩化カリウ
ム又はナトリウムを添加することが提案されてい
る。しかし、この提案は実際に採用されたように
は思えない。これは多分通常のステンレススチー
ル容量で使用すると塩素イオンが腐食性であるた
めであり、電解質を加えない共沸イソプロパノー
ルが沈澱剤として選ばれ続けてきた。 本発明によれば、キサンタンゴム溶液に2価の
カチオンと有機溶媒を加えてゴムを沈澱させると
いうキサンタンゴムを回収する方法が供給され
る。 本方法では、ゴムを取りまくPH、温度及び他の
条件のもとではゴムを沈澱させるのには十分でな
い量の2価カチオンを加える。同じくキサンタン
ゴムを溶かさない有機溶媒を、ゴムを取りまく条
件のもとではすべてのゴムを沈澱させるのには十
分でない量だけ加える。しかし、2価カチオン及
び有機溶媒は一緒に作用して、実質的にすべての
ゴムを扱いやすい硬い沈澱物として沈澱させるこ
とが可能である。 従つて本発明は、キサンタンゴムを沈澱させる
のに有効な沈澱剤は、沈澱を起さない量Sub−
precipitant amount)の2価カチオン及び沈澱
量以下の有機溶媒から構成することが可能である
という発見に基づく。 好ましい2価カチオンはアルカリ土金属、特に
カルシウムであるが、他の2価カチオン、例えば
亜鉛を使用することが可能である。キサンタンゴ
ムブロスは典型的には1ないし3%のゴムを含有
し、PHは6から8であり、適した2価カチオンの
沈澱を起さない量は0.005から1、好ましくは
0.01から0.1g当量/(N)である。より一般
的には、キサンタンゴム溶液に対しての2価カチ
オンの適量は例えば下記の実施例に記述するごと
く、実験によつて決定することが可能である。 本発明の方法にとつて好ましい有機溶媒はイソ
プロパノール、つまりプロパン−2−オールであ
り、しばしばIPAと記述される。IPAの適した半
沈澱量は、典型的には溶液の容量1に対し2倍の
容量以下であり、容量1に対し0.8ないし1.8倍量
が好ましい。これらの量比は、IPAが約82重/重
%のIPAを含有する工業用の水性IPAであるとし
て記載してある。100%IPAを含めた他の品質の
IPAを使用することが可能であるが、上述の容量
対容量比に対しての考慮を払う必要がある。 稀釈用の有機溶媒はIPAである必要はない。例
えば、本発明ではメタノール又は他のアルカノー
ル類、又はアセトン又は他のチトン類を採用する
ことが可能である。これらの溶媒を本発明の目的
のためには沈澱量以下を利用する。溶媒対ブロス
の比は典型的には2:1又はそれ以下である。 実際の場合、2価カチオンは通常イソプロパノ
ールより前にキサンタンゴムに添加する。溶液は
1ないし3%のゴムを含有するのが好ましく、こ
の溶液は典型的には醗酵ブロスである。もし所望
するならば、本発明を形成している回収行程の段
階の前、その期間中、又は後に溶液を熱処理する
ことも可能である。一般には加熱処理はキサンタ
ンゴム製品の品質を向上させるが、本発明の回収
行程中の、又はそれ以前の加熱処理によつて必要
とされる有機溶媒の量を更に減らすことができる
という利点をもたらす。適した加熱処理は、例え
ば溶液を100ないし130℃に1ないし15分間、具体
的には125℃で約2分間保持することが含まれる。 本方法によつて沈澱させたゴムは常法、例えば
デカント法によつて分離可能であり、所望するな
らばゴムから過剰の溶媒を除去するため、及び/
或はゴムの粒状を改良するために更に処理するこ
とが可能である。これら及び他の処理のための技
術は本来既知のものであり、更に詳細な説明は不
要である。 本発明の方法を採用することによつて、2価カ
チオンを溶液に加えない場合に必要とされる有機
溶媒の量よりも少ない量により、キサンタンゴム
を効率良く回収することが可能である。更に、塩
化ナトリウムやカリウム、又は他の1価カチオン
源を加えた時に必要とされるであろう量の溶媒よ
りも少ない量で十分である。 本発明は以下の制限をもうけない実施例によつ
て例示される。 実施例には以下の実験操作を採用した。 表1の培地A又はBを用した実験室での醗酵か
らの2.5ないし3%のキサンタンゴムブロスを、
加熱処理前(NHT)に、又は125℃、2分間の
加熱処理(HT)後に使用した。
するものである。 キサンタンゴムはキサントモナス カムペスト
リス(Xanthomonas campestris)及びキサンと
モナス(Xanthomonas)属の他の細菌による炭
水化物の醗酵期間中に生産されるアニオン性の細
胞外多糖である。このゴムは工業規模で生産さ
れ、例えば食品のシツクナー及び油の2次的回収
の際の粘度調節剤として使用される。 キサンタン生産微生物の連続又はバツチ式の醗
酵は所属するゴムを含有する粘調なブロス又はビ
ールを与える。このブロスからのキサンタンゴム
の回収には種々の技術が役立つが、沈澱法が最も
普遍的な技術である。 水溶液からキサンタンゴムを沈澱させる方法に
は、キサンタンゴムを溶かさない有機溶媒を用い
ての沈澱、例えばアセトン、メタノール又はイソ
プロパノールの添加;アルカリ性PHに於けるポリ
マーのカルシウム又は他の2価金属塩の沈澱;酸
性PHに於けるポリマーのアルミニウム塩の沈澱;
又はポリマーの4級アンモニウム塩としての沈澱
があげられる。 最も好ましいキサンタンゴムの回収方法は、約
45ないし60重量%の共沸するイソプロパノールを
ブロスに添加することによる沈澱である。これに
よりキサンタンゴムはブロス中に既に存在してい
るカチオンの塩として得られる。従つて、典型的
なキサンタンゴムの製品は主としてナトリウム及
びカリウムの混合塩である。 沈澱させるのに必要なイソプロパノールの量を
減らす為に、イソプロパノールと共に塩化カリウ
ム又はナトリウムを添加することが提案されてい
る。しかし、この提案は実際に採用されたように
は思えない。これは多分通常のステンレススチー
ル容量で使用すると塩素イオンが腐食性であるた
めであり、電解質を加えない共沸イソプロパノー
ルが沈澱剤として選ばれ続けてきた。 本発明によれば、キサンタンゴム溶液に2価の
カチオンと有機溶媒を加えてゴムを沈澱させると
いうキサンタンゴムを回収する方法が供給され
る。 本方法では、ゴムを取りまくPH、温度及び他の
条件のもとではゴムを沈澱させるのには十分でな
い量の2価カチオンを加える。同じくキサンタン
ゴムを溶かさない有機溶媒を、ゴムを取りまく条
件のもとではすべてのゴムを沈澱させるのには十
分でない量だけ加える。しかし、2価カチオン及
び有機溶媒は一緒に作用して、実質的にすべての
ゴムを扱いやすい硬い沈澱物として沈澱させるこ
とが可能である。 従つて本発明は、キサンタンゴムを沈澱させる
のに有効な沈澱剤は、沈澱を起さない量Sub−
precipitant amount)の2価カチオン及び沈澱
量以下の有機溶媒から構成することが可能である
という発見に基づく。 好ましい2価カチオンはアルカリ土金属、特に
カルシウムであるが、他の2価カチオン、例えば
亜鉛を使用することが可能である。キサンタンゴ
ムブロスは典型的には1ないし3%のゴムを含有
し、PHは6から8であり、適した2価カチオンの
沈澱を起さない量は0.005から1、好ましくは
0.01から0.1g当量/(N)である。より一般
的には、キサンタンゴム溶液に対しての2価カチ
オンの適量は例えば下記の実施例に記述するごと
く、実験によつて決定することが可能である。 本発明の方法にとつて好ましい有機溶媒はイソ
プロパノール、つまりプロパン−2−オールであ
り、しばしばIPAと記述される。IPAの適した半
沈澱量は、典型的には溶液の容量1に対し2倍の
容量以下であり、容量1に対し0.8ないし1.8倍量
が好ましい。これらの量比は、IPAが約82重/重
%のIPAを含有する工業用の水性IPAであるとし
て記載してある。100%IPAを含めた他の品質の
IPAを使用することが可能であるが、上述の容量
対容量比に対しての考慮を払う必要がある。 稀釈用の有機溶媒はIPAである必要はない。例
えば、本発明ではメタノール又は他のアルカノー
ル類、又はアセトン又は他のチトン類を採用する
ことが可能である。これらの溶媒を本発明の目的
のためには沈澱量以下を利用する。溶媒対ブロス
の比は典型的には2:1又はそれ以下である。 実際の場合、2価カチオンは通常イソプロパノ
ールより前にキサンタンゴムに添加する。溶液は
1ないし3%のゴムを含有するのが好ましく、こ
の溶液は典型的には醗酵ブロスである。もし所望
するならば、本発明を形成している回収行程の段
階の前、その期間中、又は後に溶液を熱処理する
ことも可能である。一般には加熱処理はキサンタ
ンゴム製品の品質を向上させるが、本発明の回収
行程中の、又はそれ以前の加熱処理によつて必要
とされる有機溶媒の量を更に減らすことができる
という利点をもたらす。適した加熱処理は、例え
ば溶液を100ないし130℃に1ないし15分間、具体
的には125℃で約2分間保持することが含まれる。 本方法によつて沈澱させたゴムは常法、例えば
デカント法によつて分離可能であり、所望するな
らばゴムから過剰の溶媒を除去するため、及び/
或はゴムの粒状を改良するために更に処理するこ
とが可能である。これら及び他の処理のための技
術は本来既知のものであり、更に詳細な説明は不
要である。 本発明の方法を採用することによつて、2価カ
チオンを溶液に加えない場合に必要とされる有機
溶媒の量よりも少ない量により、キサンタンゴム
を効率良く回収することが可能である。更に、塩
化ナトリウムやカリウム、又は他の1価カチオン
源を加えた時に必要とされるであろう量の溶媒よ
りも少ない量で十分である。 本発明は以下の制限をもうけない実施例によつ
て例示される。 実施例には以下の実験操作を採用した。 表1の培地A又はBを用した実験室での醗酵か
らの2.5ないし3%のキサンタンゴムブロスを、
加熱処理前(NHT)に、又は125℃、2分間の
加熱処理(HT)後に使用した。
【表】
一連の250mlのビーカー中の50gのブロスに、
種々の塩(Ca(NO3)2,MgSO4,Na2SO4,Al
(NO3)3)の1M溶液を容量を増やしながら加え、
高速撹拌機でよく混合する。次いで硬質の沈澱物
が形成されるまで、250mlのビユレツトから99%
重/重のイソプロパノールを良く撹拌しながら加
えて滴定する。 指示されている場合、滴定データは水中のIPA
の重量%を、アルコールを添加する前にブロス中
に添加したカチオンの規定度の対数に対してグラ
フ上でプロツトした。計算した82%IPA:ブロス
(V/V)比は別のスケールで示してある。(ブロ
ス容量は添加した塩溶液の容量を含まない)。 実施例1及び2 図1は次のもののカーブを示している。 E1 NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 E2 NHTブロス(培地B)+Ca(NO3)2 結果は、両方のNHTブロスを沈澱させるため
に要するIPAの量は、ブロス中に導入したCa
(NO3)2の濃度範囲、2×10-2から2×10-1N=
(つまりCa(NO3)2・4H2Oが2.36ないし23.6g/
又は無水のCa(NO3)2が1.64ないし16.4g/、
にわたつて明確に減少するということを示してい
る。これをより正確に表現すれば、ポリアニオン
の規定度は、ポリアニオンの濃度を25ないし30
g/とし、プルビル化(pyrvylation)の程度
Xを0.66とし、ポリアニオンの等価量を次の式か
ら求めて計算した。 ポリアニオンの等価重量=865+69X/1+X 計算した規定度は4.5ないし5.5×10-2N=の範囲
となり、これはグラフの直線的に減少している中
央部分にあたる。 このカーブは添加したCa(NO3)2の濃度が高く
なると(2×10-1N=以上)平坦になり、更に塩を
加えてもガムを沈澱させるためのIPAの一定の最
低値というものがあるということを示している。 実施例3ないし5及び実施例1との比較 図2は次のもののカーブを示している。 E3 NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 E4 NHTブロス(培地A)+MgSO4 E5 HTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 CE1 HTブロス(培地A)+Na2SO4 ′E′及び′CE′はそれぞれ′実施例′及び′比較実施
例′を示している。 第2図からわかる興味ある主な特徴は次の通り
である。 (a) キサンタンブロスは加熱処理の後では、沈澱
させる為のIPAの量が少なくてよい。 (b) 2つの加熱処理したブロスE5及びCE1の
比較は、1価金属のイオン、ナトリウムに比較
して2価金属イオン、カルシウムを使用すると
著しい改善が得られるということを示してい
る。例えば、0.3Nにおいてはカルシウムは約
0.7容量のIPAを必要とするが、ナトリウムは
約1.05容量のIPAを必要とする。 (c) 沈澱に必要なIPAの量を減らすのにはNa2
SO4又はMgSO4よりもCa(NO3)2がより効果的
である。これは単に添加した塩の単位濃度あた
りのIPAの量を減らすというだけでなくCa
(NO3)2を使用する時使用するIPAの量を最大
に節約できることを意味する。後者の観察結果
はIPA水混合物中に於て、Na2SO4はIPAの必
要量も減少することができるだけの濃度に達す
る前に、溶解度の限界を越えてしまうという事
実のためと思われる。加熱処理したブロスに添
加するためのCa(NO3)2の至適量は1.82×10-1
N=であり、この値はしばしばポリアニオンの規
定度の3.3ないし4倍となる。 (d) MgSO4の効果はCa(NO3)2とNa2SO4の中間
であると思われる。 実施例 6 NHTブロス(培地A)中のCa(NO3)2の濃度
を10-3N=とし、次いで加熱処理する。このブロス
を沈澱させるのに必要なIPAは添加したCa
(NO3)2の合計量(加熱処理以前及び以後)の関
数として第3図に表してありHTブロス+Ca
(NO3)2について得られた相当するデータと比較
してある。 これらの結果は、ブロスの加熱処理以前に加え
た少量のCa(NO3)2は、Ca2+イオンのイオン結合
能力を高めるうえで特別な効果を有していないと
いうことを確率した。IPA−添加した塩濃度の関
係は、加熱処理の後ですべての塩を添加した場合
の関係と実質的に同一である。 比較実施例 2 Al(NO3)3添加をNHTブロス(培地B)ブロ
スについて0.143N=Al3+の濃度で調査した。 この場合アルコールを添加する以前に於てさえ
非常に粘調でねばねばする混合物が得られた。水
の中でのアルコール濃度が僅かに33.5%重/重に
達した時に、どろんとしたフロツクが形成した
が、更にIPAを添加しても硬質化して扱いやすい
沈澱とはなり得なかつた。 実施例7から9及び比較実施例3から9 前の図と同様に第4図は次のもののカーブを表
している。 E7 HTブロス+3N=Ca(OAc)2 E8 HTブロス+5N=Ca(NO3)2・4H2O E9 HTブロス+5N=MgSO4・7H2O CE3 HTブロス+1N=K2SO4 CE4 HTブロス+2N=Na2SO4 CE5 HTブロス+5N=Al2(SO4)3・16H2O 他の特徴の中にあつて次のことがわかる。 (a) カルシウム塩はIPAを減らすのに最良の結果
を与え、硝酸塩は酢酸塩よりも良い。 (b) 効率に於てはナトリウム及びカリウム塩は、
2価及び3価の塩に中間である。 (c) カルシウム塩以外のすべての塩は非繊維状の
沈澱物を与える。 (d) マグネシウムはカーブが減衰する以前の低い
濃度に於ては、IPAの量を最も良く減少させ
る。 (e) 他の金属カチオンと比較して、Ca(NO3)2及
びCa(OAc)2のカーブは両者とも比較的高濃度
に於て急激に落下しはじめる。従つてIPAの量
を僅かに減らすことだけが必要ならば、
MgSO4を選択するのが良い。
種々の塩(Ca(NO3)2,MgSO4,Na2SO4,Al
(NO3)3)の1M溶液を容量を増やしながら加え、
高速撹拌機でよく混合する。次いで硬質の沈澱物
が形成されるまで、250mlのビユレツトから99%
重/重のイソプロパノールを良く撹拌しながら加
えて滴定する。 指示されている場合、滴定データは水中のIPA
の重量%を、アルコールを添加する前にブロス中
に添加したカチオンの規定度の対数に対してグラ
フ上でプロツトした。計算した82%IPA:ブロス
(V/V)比は別のスケールで示してある。(ブロ
ス容量は添加した塩溶液の容量を含まない)。 実施例1及び2 図1は次のもののカーブを示している。 E1 NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 E2 NHTブロス(培地B)+Ca(NO3)2 結果は、両方のNHTブロスを沈澱させるため
に要するIPAの量は、ブロス中に導入したCa
(NO3)2の濃度範囲、2×10-2から2×10-1N=
(つまりCa(NO3)2・4H2Oが2.36ないし23.6g/
又は無水のCa(NO3)2が1.64ないし16.4g/、
にわたつて明確に減少するということを示してい
る。これをより正確に表現すれば、ポリアニオン
の規定度は、ポリアニオンの濃度を25ないし30
g/とし、プルビル化(pyrvylation)の程度
Xを0.66とし、ポリアニオンの等価量を次の式か
ら求めて計算した。 ポリアニオンの等価重量=865+69X/1+X 計算した規定度は4.5ないし5.5×10-2N=の範囲
となり、これはグラフの直線的に減少している中
央部分にあたる。 このカーブは添加したCa(NO3)2の濃度が高く
なると(2×10-1N=以上)平坦になり、更に塩を
加えてもガムを沈澱させるためのIPAの一定の最
低値というものがあるということを示している。 実施例3ないし5及び実施例1との比較 図2は次のもののカーブを示している。 E3 NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 E4 NHTブロス(培地A)+MgSO4 E5 HTブロス(培地A)+Ca(NO3)2 CE1 HTブロス(培地A)+Na2SO4 ′E′及び′CE′はそれぞれ′実施例′及び′比較実施
例′を示している。 第2図からわかる興味ある主な特徴は次の通り
である。 (a) キサンタンブロスは加熱処理の後では、沈澱
させる為のIPAの量が少なくてよい。 (b) 2つの加熱処理したブロスE5及びCE1の
比較は、1価金属のイオン、ナトリウムに比較
して2価金属イオン、カルシウムを使用すると
著しい改善が得られるということを示してい
る。例えば、0.3Nにおいてはカルシウムは約
0.7容量のIPAを必要とするが、ナトリウムは
約1.05容量のIPAを必要とする。 (c) 沈澱に必要なIPAの量を減らすのにはNa2
SO4又はMgSO4よりもCa(NO3)2がより効果的
である。これは単に添加した塩の単位濃度あた
りのIPAの量を減らすというだけでなくCa
(NO3)2を使用する時使用するIPAの量を最大
に節約できることを意味する。後者の観察結果
はIPA水混合物中に於て、Na2SO4はIPAの必
要量も減少することができるだけの濃度に達す
る前に、溶解度の限界を越えてしまうという事
実のためと思われる。加熱処理したブロスに添
加するためのCa(NO3)2の至適量は1.82×10-1
N=であり、この値はしばしばポリアニオンの規
定度の3.3ないし4倍となる。 (d) MgSO4の効果はCa(NO3)2とNa2SO4の中間
であると思われる。 実施例 6 NHTブロス(培地A)中のCa(NO3)2の濃度
を10-3N=とし、次いで加熱処理する。このブロス
を沈澱させるのに必要なIPAは添加したCa
(NO3)2の合計量(加熱処理以前及び以後)の関
数として第3図に表してありHTブロス+Ca
(NO3)2について得られた相当するデータと比較
してある。 これらの結果は、ブロスの加熱処理以前に加え
た少量のCa(NO3)2は、Ca2+イオンのイオン結合
能力を高めるうえで特別な効果を有していないと
いうことを確率した。IPA−添加した塩濃度の関
係は、加熱処理の後ですべての塩を添加した場合
の関係と実質的に同一である。 比較実施例 2 Al(NO3)3添加をNHTブロス(培地B)ブロ
スについて0.143N=Al3+の濃度で調査した。 この場合アルコールを添加する以前に於てさえ
非常に粘調でねばねばする混合物が得られた。水
の中でのアルコール濃度が僅かに33.5%重/重に
達した時に、どろんとしたフロツクが形成した
が、更にIPAを添加しても硬質化して扱いやすい
沈澱とはなり得なかつた。 実施例7から9及び比較実施例3から9 前の図と同様に第4図は次のもののカーブを表
している。 E7 HTブロス+3N=Ca(OAc)2 E8 HTブロス+5N=Ca(NO3)2・4H2O E9 HTブロス+5N=MgSO4・7H2O CE3 HTブロス+1N=K2SO4 CE4 HTブロス+2N=Na2SO4 CE5 HTブロス+5N=Al2(SO4)3・16H2O 他の特徴の中にあつて次のことがわかる。 (a) カルシウム塩はIPAを減らすのに最良の結果
を与え、硝酸塩は酢酸塩よりも良い。 (b) 効率に於てはナトリウム及びカリウム塩は、
2価及び3価の塩に中間である。 (c) カルシウム塩以外のすべての塩は非繊維状の
沈澱物を与える。 (d) マグネシウムはカーブが減衰する以前の低い
濃度に於ては、IPAの量を最も良く減少させ
る。 (e) 他の金属カチオンと比較して、Ca(NO3)2及
びCa(OAc)2のカーブは両者とも比較的高濃度
に於て急激に落下しはじめる。従つてIPAの量
を僅かに減らすことだけが必要ならば、
MgSO4を選択するのが良い。
第1図は次のもののカーブを示している。
E1……NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2、
E2……NHTブロス(培地B)+Ca(NO3)2。 第2図は次のもののカーブを示している。 E3……NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2、
E4……NHTブロス(培地A)+MgSO4、E5
……HTブロス(培地A)+Ca(NO3)2、CE1…
…HTブロス(培地A)+Na2SO4。 第3図はNHTブロスを沈澱させるのに必要な
IPAが添加したCa(NO3)2の合計量の関数として
表わされている。第4図は次のもののカーブを表
わしている。 E7……HTブロス+3N=Ca(OAc)2、E8…
…HTブロス+5N=Ca(NO3)2・4H2O、E9…
…HTブロス+5N= MgSO4・7H2O、CE3…
…HTブロス+1N= K2SO4、CE4……HTブロ
ス+2N= Na2SO4,CE5……HTブロス+5N=
Al2(SO4)3・16H2O。
E2……NHTブロス(培地B)+Ca(NO3)2。 第2図は次のもののカーブを示している。 E3……NHTブロス(培地A)+Ca(NO3)2、
E4……NHTブロス(培地A)+MgSO4、E5
……HTブロス(培地A)+Ca(NO3)2、CE1…
…HTブロス(培地A)+Na2SO4。 第3図はNHTブロスを沈澱させるのに必要な
IPAが添加したCa(NO3)2の合計量の関数として
表わされている。第4図は次のもののカーブを表
わしている。 E7……HTブロス+3N=Ca(OAc)2、E8…
…HTブロス+5N=Ca(NO3)2・4H2O、E9…
…HTブロス+5N= MgSO4・7H2O、CE3…
…HTブロス+1N= K2SO4、CE4……HTブロ
ス+2N= Na2SO4,CE5……HTブロス+5N=
Al2(SO4)3・16H2O。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水溶液からキサンタンゴムを沈澱させる方法
において、単独で用いた場合は沈澱を起こさない
量の2価カチオンと単独で用いた場合は沈澱を起
こさない量の有機溶媒を含む沈澱剤の有効量を当
該溶液に添加し、温和な中性条件下で沈澱させる
ことを特徴とする方法。 2 2価カチオンが亜鉛である特許請求の範囲第
1項記載の方法。 3 水溶液がキサンタンゴムビールであり、2価
カチオンがアルカリ土金属であり、有機溶媒がア
ルカノール又はケトンである特許請求の範囲第1
項記載の方法。 4 有機溶媒がイソプロパノール、メタノール又
はアセトンである特許請求の範囲第3項記載の方
法。 5 アルカリ土金属カチオンがカルシウム又はマ
グネシウムである特許請求の範囲第3項記載の方
法。 6 ビールが1乃至3%のキサンタンゴムを含有
し、PHが6乃至8であり、有機溶媒がイソプロパ
ノールであり、2価カチオンが0.005乃至1(好ま
しくは0.01から0.1)g当量/の量で存在する
特許請求の範囲第3項記載の方法。 7 溶媒が82W/W%のイソプロパノールの場合
は溶媒:ビールの容量:容量比が0.8〜1.8:1で
あり、溶媒がメタノール又はアセトンの場合は
2:1以下である特許請求の範囲第3項記載の方
法。 8 当該溶液を更に加熱することからなる特許請
求の範囲第1項記載の方法。 9 加熱処理を当該沈澱剤の添加前、又は添加中
に行い、当該溶媒を100乃至130℃に1〜15分間、
好ましくは125℃で2分間保持することからなる
特許請求の範囲第8項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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| GB8119707 | 1981-06-25 | ||
| GB8119707 | 1981-06-25 |
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