JPH0452294B2 - - Google Patents
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- JPH0452294B2 JPH0452294B2 JP58130381A JP13038183A JPH0452294B2 JP H0452294 B2 JPH0452294 B2 JP H0452294B2 JP 58130381 A JP58130381 A JP 58130381A JP 13038183 A JP13038183 A JP 13038183A JP H0452294 B2 JPH0452294 B2 JP H0452294B2
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/56—Organo-metallic compounds, i.e. organic compounds containing a metal-to-carbon bond
- C08K5/57—Organo-tin compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/37—Thiols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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- C08K5/59—Arsenic- or antimony-containing compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、(a)有機錫化合物、またはアンチモン
メルカプチド、および(b)バリウムおよび式:
HSC(R1)(R2)COOH(式中、R1は水素原子ま
たはメチル基であり、R2は水素原子または1〜
18個の炭素原子を有する置換もしくは未置換アル
キル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアル
キル基またはフエニル基である)で表わされるメ
ルカプトカルボン酸より誘導される化合物の相乗
作用量の混合物によりなる塩化ビニルのポリマー
またはコポリマーの安定化用安定剤組成物に関す
る。 上記した種類の安定剤組成物は、米国特許第
4115352号明細書に記載されている。上記安定剤
組成物は、従来のシステムに比べて、より少量の
錫またはアンチモン化合物を添加することによ
り、従来と同様の結果を得ることができ、実質上
コストを低減することができる利点を有する。 驚くべきことに、本発明の安定剤組成物を用い
ることにより、使用される有機錫およびアンチモ
ン化合物の割合を大巾に低減することができるこ
とがわかつた。 本発明は、上記第1節で述べた公知の安定剤組
成物において、化合物(b)が、上記酸のバリウムメ
ルカプトカルボキシレートである点にある。 化合物(b)に加えて、上記酸のバリウムS,O−
メルカプトカルボキシレートの化合物(b)と相乗的
に作用しうる量を含有する場合には、さらにすぐ
れた特性を有する安定剤組成物が得られることが
わかつた。 2種のバリウム化合物間の比率を選定して、メ
ルカプトカルボキシレート対バリウムの比が少く
とも1.3となるようにする。メルカプトカルボキ
シレート対バリウムのモル比が1.5〜1.7の範囲に
ある場合、最適の結果が得られることがわかつて
いる。 本発明の相乗化合物(b)は、公知の方法で得られ
る。例えば、そのために、適当な溶媒中で、前記
式のメルカプトカルボン酸をバリウムオキシド、
バリウムヒドロキシドまたはバリウムアルコキシ
ドと反応させる。 この反応は、定量的に行なわれるので、バリウ
ム対メルカプトカルボン酸のモル比を変動させる
ことにより、バリウムビスメルカプトカルボキシ
レートとバリウムS,O−メルカプトカルボキシ
レートとのあらゆる種類の混合物が得られる。 有機錫化合物が、式: Rx−Sn−Z(4-X)〔式中、xは1または2であり、
Zは−S(CH2)oCOOR*(式中、n=1または2
である)、
メルカプチド、および(b)バリウムおよび式:
HSC(R1)(R2)COOH(式中、R1は水素原子ま
たはメチル基であり、R2は水素原子または1〜
18個の炭素原子を有する置換もしくは未置換アル
キル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアル
キル基またはフエニル基である)で表わされるメ
ルカプトカルボン酸より誘導される化合物の相乗
作用量の混合物によりなる塩化ビニルのポリマー
またはコポリマーの安定化用安定剤組成物に関す
る。 上記した種類の安定剤組成物は、米国特許第
4115352号明細書に記載されている。上記安定剤
組成物は、従来のシステムに比べて、より少量の
錫またはアンチモン化合物を添加することによ
り、従来と同様の結果を得ることができ、実質上
コストを低減することができる利点を有する。 驚くべきことに、本発明の安定剤組成物を用い
ることにより、使用される有機錫およびアンチモ
ン化合物の割合を大巾に低減することができるこ
とがわかつた。 本発明は、上記第1節で述べた公知の安定剤組
成物において、化合物(b)が、上記酸のバリウムメ
ルカプトカルボキシレートである点にある。 化合物(b)に加えて、上記酸のバリウムS,O−
メルカプトカルボキシレートの化合物(b)と相乗的
に作用しうる量を含有する場合には、さらにすぐ
れた特性を有する安定剤組成物が得られることが
わかつた。 2種のバリウム化合物間の比率を選定して、メ
ルカプトカルボキシレート対バリウムの比が少く
とも1.3となるようにする。メルカプトカルボキ
シレート対バリウムのモル比が1.5〜1.7の範囲に
ある場合、最適の結果が得られることがわかつて
いる。 本発明の相乗化合物(b)は、公知の方法で得られ
る。例えば、そのために、適当な溶媒中で、前記
式のメルカプトカルボン酸をバリウムオキシド、
バリウムヒドロキシドまたはバリウムアルコキシ
ドと反応させる。 この反応は、定量的に行なわれるので、バリウ
ム対メルカプトカルボン酸のモル比を変動させる
ことにより、バリウムビスメルカプトカルボキシ
レートとバリウムS,O−メルカプトカルボキシ
レートとのあらゆる種類の混合物が得られる。 有機錫化合物が、式: Rx−Sn−Z(4-X)〔式中、xは1または2であり、
Zは−S(CH2)oCOOR*(式中、n=1または2
である)、
【式】
または−SRである)〕、またはR2−Sn=Z*(式中、
Z*は−O−、
Z*は−O−、
【式】−S−、
または−S(CH2)2COO−である)で表わされ、
上式中、Rが下記の基、すなわち−OH、−CN、
OR*、
上式中、Rが下記の基、すなわち−OH、−CN、
OR*、
【式】または−COOR*で置換され、または
置換されない18個以下の炭素原子を有するアルキ
ル、シクロアルキル、アリールまたはアルキル−
アリール混合基を表わし、R*が18個以下の炭素
原子を有するアルキル、シクロアルキル、アリー
ルまたはアルキル−アリール混合基を表わすごと
き有機錫化合物である場合に、一般的に好ましい
結果が得られることがわかつた。式:RSnZ3およ
びR2SnZ2で表わされる有機錫化合物の混合物を
用いた場合に、特に好ましい結果が得られた。 上記の好適な有機錫化合物の例として、ジブチ
ル錫ビス(2,4,4−トリメチルペンチル チ
オグリコレート)、ジ−n−オクチル錫ビス(2,
4,4−トリメチル−メルカプトプロピオネー
ト)、ジメチル錫ビス(ラウリルメルカプチド)、
ジ−n−ブチル錫ラウレート、ジ−n−ブチル錫
マレエート、モノ−n−ブチル錫トリス(2,
4,4−トリメチルペンチル チオグリコレー
ト)、モノ−n−オクチル錫ジチオグリコレート
およびジ−n−ブチル錫ビス(エチレングリコー
ル−チオグリコレート)をあげることができる。 本発明の安定剤組成物に有利に用いうる有機錫
化合物の他の群は、次式: 〔式中、Rは18個以下の炭素原子を有するアル
キル基、シキロアルキル基、アリール基、アラル
キル基またはアルカリール基であり、Yは酸素ま
たは硫黄であり、Xは1種以上のヒドロキシル基
を除去後、2〜6個のヒドロキシル基を有するポ
リオールまたは多価フエノールの残部(the
rest)であり、Rが下記の基、すなわち−OH、−
CN、−OR*、
ル、シクロアルキル、アリールまたはアルキル−
アリール混合基を表わし、R*が18個以下の炭素
原子を有するアルキル、シクロアルキル、アリー
ルまたはアルキル−アリール混合基を表わすごと
き有機錫化合物である場合に、一般的に好ましい
結果が得られることがわかつた。式:RSnZ3およ
びR2SnZ2で表わされる有機錫化合物の混合物を
用いた場合に、特に好ましい結果が得られた。 上記の好適な有機錫化合物の例として、ジブチ
ル錫ビス(2,4,4−トリメチルペンチル チ
オグリコレート)、ジ−n−オクチル錫ビス(2,
4,4−トリメチル−メルカプトプロピオネー
ト)、ジメチル錫ビス(ラウリルメルカプチド)、
ジ−n−ブチル錫ラウレート、ジ−n−ブチル錫
マレエート、モノ−n−ブチル錫トリス(2,
4,4−トリメチルペンチル チオグリコレー
ト)、モノ−n−オクチル錫ジチオグリコレート
およびジ−n−ブチル錫ビス(エチレングリコー
ル−チオグリコレート)をあげることができる。 本発明の安定剤組成物に有利に用いうる有機錫
化合物の他の群は、次式: 〔式中、Rは18個以下の炭素原子を有するアル
キル基、シキロアルキル基、アリール基、アラル
キル基またはアルカリール基であり、Yは酸素ま
たは硫黄であり、Xは1種以上のヒドロキシル基
を除去後、2〜6個のヒドロキシル基を有するポ
リオールまたは多価フエノールの残部(the
rest)であり、Rが下記の基、すなわち−OH、−
CN、−OR*、
【式】またはCOOR*(ここ
に、R*は18個以下の炭素原子を有するアルキル、
シクロアルキル、アリールまたはアルキル−アリ
ール混合基である)の1種以上で置換され、また
は置換されていない。〕で表わされる何れかに相
当する有機錫化合物により形成される。 有機錫化合物の最後の群の例として、 および をあげることができる。 有機錫化合物の特に好ましい群は、式: 〔式中、n=1または2であり、R1は1〜18
個の炭素原子を有するアルコキシ基で置換され、
または置換されない1〜18個の炭素原子を有する
アルキル基、1〜4個の炭素原子を有するオキシ
アルキレンおよび末端基としてのアルキルまたは
水素原子よりなるポリオキシアルキレン基、3〜
6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、2〜
4個の炭素原子を有するアルケニル基、またはフ
エニル基であり、Xは1/2S、−SR2、−S(CH2)
mCOOR3、
シクロアルキル、アリールまたはアルキル−アリ
ール混合基である)の1種以上で置換され、また
は置換されていない。〕で表わされる何れかに相
当する有機錫化合物により形成される。 有機錫化合物の最後の群の例として、 および をあげることができる。 有機錫化合物の特に好ましい群は、式: 〔式中、n=1または2であり、R1は1〜18
個の炭素原子を有するアルコキシ基で置換され、
または置換されない1〜18個の炭素原子を有する
アルキル基、1〜4個の炭素原子を有するオキシ
アルキレンおよび末端基としてのアルキルまたは
水素原子よりなるポリオキシアルキレン基、3〜
6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、2〜
4個の炭素原子を有するアルケニル基、またはフ
エニル基であり、Xは1/2S、−SR2、−S(CH2)
mCOOR3、
【式】
【式】または−S(CH2)2COOR3
(ここに、m=1または2であり、R2は未置
換または置換のアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アルカリールまたはアラルキル基であり、
R3は未置換または置換のアルキル、アルケニル、
アリール、アルカリール、またはアラルキル基で
あり、ただしX=1/2Sのときn=2である)〕を
満足させる。 R1の好ましい基の例として、メチル、エチル、
プロピル、n−ブチルおよびオクタデシルをあげ
ることができる。1〜4個の炭素原子を有するオ
キシアルキレンおよび末端基としてのアルキル基
または水素原子よりなるポリオキシアルキレン基
の例として、エトキシエチルおよびn−ブトキシ
エチル−オキシ−エチルをあげることができる。
シクロアルキル基の例として、シクロヘキシルを
あげることができる。2〜4個の炭素原子を有す
るアルケニル基の例として、アリル基をあげるこ
とができる。本発明の安定剤組成物に特に好適な
エステル錫化合物は4価の錫より誘導され、次
式: (式中、R2は未置換または置換のアルキル、
シクロアルキル、アリール、アルカリールまたは
アラルキル基である。)のメルカプチドよりなる。
これらアルキル基の例として、エチル、プロピ
ル、ブチル、オクチル、ノニル、ラウリル、およ
びオクタデシルをあげることができ、アリール、
アルカリールおよびアラルキル基の例として、フ
エニル、ベンジル、ナフチル、キシリルまたはフ
エニルニチルをあげることができる。例えば、
SR2基はメルカプタンまたはメルカプトアルコー
ル基を示す。前記したように、SR2基は脂肪族ま
たは芳香族メルカプタンでもよい。脂肪族メルカ
プタンの場合、8〜18個の炭素原子を有する化合
物、例えばデシルメルカプタンまたはドデシルメ
ルカプタンが好ましい。低級メルカプタンは、そ
の強力な臭いのため安定剤の製造には不適であ
る。好適な芳香族メルカプタンの例として、チオ
ナフトール、チオベンジルアルコール、およびフ
エノキシエチルメルカプタンをあげることができ
る。好適なメルカプトアルコールの例として、モ
ノチオエチレングリコール、モノチオプロピレン
グリコール、チオグリセロールおよびチオジエチ
レングリコールをあげることができる。これらの
エステル錫メルカプチドの例として、ビス(2−
メトキシカルボニルエチル)錫ジベンジルメルカ
プチドおよび2−ラウロキシカルボニルエチル錫
トリオクチルメルカプチドをあげることができ
る。 英国特許第1502073号明細書には、式: で表わされるエステル錫化合物が記載されてい
る。上式のエステル錫メルカプチド以外の硫黄含
有エステル錫化合物も本発明の安定剤組成物用と
して好適である。かかる化合物の例として、式: (式中、m=1または2であり、R3は未置換
アルキル、アルケニル、アリール、アルカリール
またはアラルキルである)で表わされるエステル
錫メルカプト酸エステル類をあげることができ
る。したがつて、この硫黄含有基(group)は、
メルカプト酢酸またはβ−メルカプトプロピオン
酸及び2−エチルヘキサノールなどのオクタノー
ル類、デカノール類、グリセロール、グリコール
モノエステル類、ジヒドロアビエチルアルコー
ル、フエニルエタノールまたはペンタエリスリト
ールから誘導することができる。これらエステル
錫メルカプチドの例として、ビス(2−ブトキシ
カルボニルエチル)錫ビス(イソオクチルチオグ
リコレート、ビス(2−ブトキシ−エチルオキシ
エチルオキシカルボニルエチル)錫ビス(オクタ
デシル−β−メルカプトプロピオネート)および
2−ブトキシカルボニル−エチルチントリス(ラ
ウリールチオグリコレート)をあげることができ
る。他の好適なエステル錫化合物として、式: (式中、R3は前記の定義通りである)で表わ
される化合物をあげることができる。チオグリコ
ールと脂肪族、芳香族または脂環式の飽和もしく
は不飽和カルボン酸とを反応させて得られるメル
カプト酸のエステルから誘導されるエステル錫メ
ルカプチドが特に好ましい。このようなエステル
錫メルカプチドの例として、ビス(2−n−ブト
キシカルボニルエチル)錫ビス(2−メルカプト
−エチルオレエート)をあげることができる。 本発明の安定剤組成物用として好適な硫黄含有
エステル錫化合物のもう一つの群は、式:
換または置換のアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アルカリールまたはアラルキル基であり、
R3は未置換または置換のアルキル、アルケニル、
アリール、アルカリール、またはアラルキル基で
あり、ただしX=1/2Sのときn=2である)〕を
満足させる。 R1の好ましい基の例として、メチル、エチル、
プロピル、n−ブチルおよびオクタデシルをあげ
ることができる。1〜4個の炭素原子を有するオ
キシアルキレンおよび末端基としてのアルキル基
または水素原子よりなるポリオキシアルキレン基
の例として、エトキシエチルおよびn−ブトキシ
エチル−オキシ−エチルをあげることができる。
シクロアルキル基の例として、シクロヘキシルを
あげることができる。2〜4個の炭素原子を有す
るアルケニル基の例として、アリル基をあげるこ
とができる。本発明の安定剤組成物に特に好適な
エステル錫化合物は4価の錫より誘導され、次
式: (式中、R2は未置換または置換のアルキル、
シクロアルキル、アリール、アルカリールまたは
アラルキル基である。)のメルカプチドよりなる。
これらアルキル基の例として、エチル、プロピ
ル、ブチル、オクチル、ノニル、ラウリル、およ
びオクタデシルをあげることができ、アリール、
アルカリールおよびアラルキル基の例として、フ
エニル、ベンジル、ナフチル、キシリルまたはフ
エニルニチルをあげることができる。例えば、
SR2基はメルカプタンまたはメルカプトアルコー
ル基を示す。前記したように、SR2基は脂肪族ま
たは芳香族メルカプタンでもよい。脂肪族メルカ
プタンの場合、8〜18個の炭素原子を有する化合
物、例えばデシルメルカプタンまたはドデシルメ
ルカプタンが好ましい。低級メルカプタンは、そ
の強力な臭いのため安定剤の製造には不適であ
る。好適な芳香族メルカプタンの例として、チオ
ナフトール、チオベンジルアルコール、およびフ
エノキシエチルメルカプタンをあげることができ
る。好適なメルカプトアルコールの例として、モ
ノチオエチレングリコール、モノチオプロピレン
グリコール、チオグリセロールおよびチオジエチ
レングリコールをあげることができる。これらの
エステル錫メルカプチドの例として、ビス(2−
メトキシカルボニルエチル)錫ジベンジルメルカ
プチドおよび2−ラウロキシカルボニルエチル錫
トリオクチルメルカプチドをあげることができ
る。 英国特許第1502073号明細書には、式: で表わされるエステル錫化合物が記載されてい
る。上式のエステル錫メルカプチド以外の硫黄含
有エステル錫化合物も本発明の安定剤組成物用と
して好適である。かかる化合物の例として、式: (式中、m=1または2であり、R3は未置換
アルキル、アルケニル、アリール、アルカリール
またはアラルキルである)で表わされるエステル
錫メルカプト酸エステル類をあげることができ
る。したがつて、この硫黄含有基(group)は、
メルカプト酢酸またはβ−メルカプトプロピオン
酸及び2−エチルヘキサノールなどのオクタノー
ル類、デカノール類、グリセロール、グリコール
モノエステル類、ジヒドロアビエチルアルコー
ル、フエニルエタノールまたはペンタエリスリト
ールから誘導することができる。これらエステル
錫メルカプチドの例として、ビス(2−ブトキシ
カルボニルエチル)錫ビス(イソオクチルチオグ
リコレート、ビス(2−ブトキシ−エチルオキシ
エチルオキシカルボニルエチル)錫ビス(オクタ
デシル−β−メルカプトプロピオネート)および
2−ブトキシカルボニル−エチルチントリス(ラ
ウリールチオグリコレート)をあげることができ
る。他の好適なエステル錫化合物として、式: (式中、R3は前記の定義通りである)で表わ
される化合物をあげることができる。チオグリコ
ールと脂肪族、芳香族または脂環式の飽和もしく
は不飽和カルボン酸とを反応させて得られるメル
カプト酸のエステルから誘導されるエステル錫メ
ルカプチドが特に好ましい。このようなエステル
錫メルカプチドの例として、ビス(2−n−ブト
キシカルボニルエチル)錫ビス(2−メルカプト
−エチルオレエート)をあげることができる。 本発明の安定剤組成物用として好適な硫黄含有
エステル錫化合物のもう一つの群は、式:
【式】(式中、R1は上記の定
義通りである)によつて表わすことができる。こ
のような化合物の例として、ビス(2−n−ブト
キシカルボニルエチル)錫スルフイド、ビス(2
−フエノキシカルボニルエチル)錫スルフイド、
ビス(2−オクタデシルオキシカルボニルエチ
ル)錫スルフイドおよびビス(ブトキシエチルオ
キシエチルオキシカルボニルエチル)錫スルフイ
ドをあげることができる。 本発明の安定剤組成物に用いられるアンチモン
化合物は、式:SbX3〔式中、Xは硫黄、SR1また
はSR3 COOR2であり(ここにR1およびR2は18
個以下の炭素原子を有するアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、シ
クロアルケニルまたはアリール−アルキル混合基
であつて、任意にさらにハロゲン原子、あるいは
のような化合物の例として、ビス(2−n−ブト
キシカルボニルエチル)錫スルフイド、ビス(2
−フエノキシカルボニルエチル)錫スルフイド、
ビス(2−オクタデシルオキシカルボニルエチ
ル)錫スルフイドおよびビス(ブトキシエチルオ
キシエチルオキシカルボニルエチル)錫スルフイ
ドをあげることができる。 本発明の安定剤組成物に用いられるアンチモン
化合物は、式:SbX3〔式中、Xは硫黄、SR1また
はSR3 COOR2であり(ここにR1およびR2は18
個以下の炭素原子を有するアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、シ
クロアルケニルまたはアリール−アルキル混合基
であつて、任意にさらにハロゲン原子、あるいは
【式】−OH、−CN、−OR*、
【式】
または−COOR*によつて置換してもよく、ここ
にR*は18個以下の炭素原子を有するアルキル基、
シクロアルキル基、アリール基またはアルキル−
アリール混合基であり、R3は18個以下の炭素原
子を有するアルキレン、アリーレンまたはアラル
キレン基である)〕で表わすことができる。 本発明の安定剤組成物用として好適な有機アン
チモン化合物の例として、アンチモントリス(イ
ソオクチルチオグリコレート)、アンチモントリ
ス(イソオクチル−β−メルカプトプロピオネー
ト)、アンチモントリス(グリコールジメルカプ
トアセテート)およびドデシルメルカプト−アン
チモンビス(イソオクチルチオグリコレート)を
あげることができる。 成分(group)(a)の錫またはアンチモン化合物
と成分(group)(b)のバリウム化合物との重量比
が0.05:1乃至3:1の範囲にある場合に一般に
好ましい結果が得られ、この重量比が0.1:1乃
至0.3:1の範囲にある場合、さらに好ましい結
果が得られる。 本発明の安定剤組成物は、各成分を混合するこ
とにより簡単に製造することができる。所望によ
り、添加剤を前もつて安定剤組成物に配合後、ポ
リマーと混合してもよい。あるいは、安定剤混合
物の成分およびさらに添加する添加剤を別々、例
えば加工中、ポリマー混合物中に混合してもよ
い。 本発明の安定剤組成物は、その製造方法に関係
なく、あらゆる種類のポリ塩化ビニルの熱安定性
を改善するのに特に好適である。このことは、溶
液重合、乳化重合および懸濁重合についても云え
ることである。 ここに用いるポリ塩化ビニルなる用語は、あら
ゆる種類の塩化ビニルのホモポリマーおよび後塩
素化ポリ塩化ビニルのみならず塩化ビニルを主成
分とし、少量の他の共重合可能なモノマーとのコ
ポリマー、例えば塩化ビニルと酢酸ビニルのコポ
リマー、塩化ビニルとビニリデンクロリドとのコ
ポリマー、塩化ビニルとアクリロニトリルとのコ
ポリマー、塩化ビニルとマレイン酸もしくはフマ
ール酸とのコポリマーおよび塩化ビニルとスチレ
ンとのコポリマー、ならびに高比率のポリ塩化ビ
ニルと少比率の他の樹脂、例えば塩素化ポリエチ
レン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
コポリマーなどを含有する混合物を包含する。 本発明を以下の実施例により、さらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。 実施例に示される熱安定性の数値は、次のよう
にして得られた。先づ、各々の特定の配合の各種
成分をゲル化後160℃の温度で4分間実験室用2
本ロール機を用いて混合した。このロール機を出
る厚さ約1.5mmのシートを切断して試料とした。
回転試料トレーを備えたヘラエウス(Heraeus)
オーブン中で熱安定性試験を行なつた。10分毎に
オーブンより試料を取り出して着色を観察した。
変色をPVC分解率の尺度とした。実験結果を、
1(無色)から10(黒)までの段階で評価した。 実施例 1 以下の「硬質」PVC配合を調整し、上記の方
法で試験した。 PVC(懸濁重合により製造;K−値62) 重量部/100 潤滑剤(混合エステル) 1.0 アクリル酸より誘導された加工助剤 1.0 安定剤 1.2 使用した有機錫化合物は以下の通り: ビス(2−ブトキシカルボニルエチル)錫ビス
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)=安定剤
A ジオクチル錫ビス(2−エチルヘキシルチオグリ
コレート)=Oct2Sn(2EHTG)2 ビス(2−n−ブトキシカルボニルエチル)錫ス
ルフイド=(BuAc)2SnS ビス(2−n−ブトキシカルボニルエチル)錫ビ
ス(モノメチルマレエート)=(BuAc)2Sn
(MMM)2 ブチル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリコ
レート)=BuSn(2EHTG)3 ジブチル錫オキシド=Bu2SnO ジブチル錫ジラウレート=Bu2Sn(ラウレート)2 上記錫化合物をバリウムビスメルカプトグリコ
レートと結合させるすべての場合において、バリ
ウム化合物1部に対し、重量比で錫化合物0.2部
を用いた。 185℃における熱安定性試験で得られた着色結
果を次表に示す。
にR*は18個以下の炭素原子を有するアルキル基、
シクロアルキル基、アリール基またはアルキル−
アリール混合基であり、R3は18個以下の炭素原
子を有するアルキレン、アリーレンまたはアラル
キレン基である)〕で表わすことができる。 本発明の安定剤組成物用として好適な有機アン
チモン化合物の例として、アンチモントリス(イ
ソオクチルチオグリコレート)、アンチモントリ
ス(イソオクチル−β−メルカプトプロピオネー
ト)、アンチモントリス(グリコールジメルカプ
トアセテート)およびドデシルメルカプト−アン
チモンビス(イソオクチルチオグリコレート)を
あげることができる。 成分(group)(a)の錫またはアンチモン化合物
と成分(group)(b)のバリウム化合物との重量比
が0.05:1乃至3:1の範囲にある場合に一般に
好ましい結果が得られ、この重量比が0.1:1乃
至0.3:1の範囲にある場合、さらに好ましい結
果が得られる。 本発明の安定剤組成物は、各成分を混合するこ
とにより簡単に製造することができる。所望によ
り、添加剤を前もつて安定剤組成物に配合後、ポ
リマーと混合してもよい。あるいは、安定剤混合
物の成分およびさらに添加する添加剤を別々、例
えば加工中、ポリマー混合物中に混合してもよ
い。 本発明の安定剤組成物は、その製造方法に関係
なく、あらゆる種類のポリ塩化ビニルの熱安定性
を改善するのに特に好適である。このことは、溶
液重合、乳化重合および懸濁重合についても云え
ることである。 ここに用いるポリ塩化ビニルなる用語は、あら
ゆる種類の塩化ビニルのホモポリマーおよび後塩
素化ポリ塩化ビニルのみならず塩化ビニルを主成
分とし、少量の他の共重合可能なモノマーとのコ
ポリマー、例えば塩化ビニルと酢酸ビニルのコポ
リマー、塩化ビニルとビニリデンクロリドとのコ
ポリマー、塩化ビニルとアクリロニトリルとのコ
ポリマー、塩化ビニルとマレイン酸もしくはフマ
ール酸とのコポリマーおよび塩化ビニルとスチレ
ンとのコポリマー、ならびに高比率のポリ塩化ビ
ニルと少比率の他の樹脂、例えば塩素化ポリエチ
レン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
コポリマーなどを含有する混合物を包含する。 本発明を以下の実施例により、さらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。 実施例に示される熱安定性の数値は、次のよう
にして得られた。先づ、各々の特定の配合の各種
成分をゲル化後160℃の温度で4分間実験室用2
本ロール機を用いて混合した。このロール機を出
る厚さ約1.5mmのシートを切断して試料とした。
回転試料トレーを備えたヘラエウス(Heraeus)
オーブン中で熱安定性試験を行なつた。10分毎に
オーブンより試料を取り出して着色を観察した。
変色をPVC分解率の尺度とした。実験結果を、
1(無色)から10(黒)までの段階で評価した。 実施例 1 以下の「硬質」PVC配合を調整し、上記の方
法で試験した。 PVC(懸濁重合により製造;K−値62) 重量部/100 潤滑剤(混合エステル) 1.0 アクリル酸より誘導された加工助剤 1.0 安定剤 1.2 使用した有機錫化合物は以下の通り: ビス(2−ブトキシカルボニルエチル)錫ビス
(2−エチルヘキシルチオグリコレート)=安定剤
A ジオクチル錫ビス(2−エチルヘキシルチオグリ
コレート)=Oct2Sn(2EHTG)2 ビス(2−n−ブトキシカルボニルエチル)錫ス
ルフイド=(BuAc)2SnS ビス(2−n−ブトキシカルボニルエチル)錫ビ
ス(モノメチルマレエート)=(BuAc)2Sn
(MMM)2 ブチル錫トリス(2−エチルヘキシルチオグリコ
レート)=BuSn(2EHTG)3 ジブチル錫オキシド=Bu2SnO ジブチル錫ジラウレート=Bu2Sn(ラウレート)2 上記錫化合物をバリウムビスメルカプトグリコ
レートと結合させるすべての場合において、バリ
ウム化合物1部に対し、重量比で錫化合物0.2部
を用いた。 185℃における熱安定性試験で得られた着色結
果を次表に示す。
【表】
* 比較試験
実施例 2 本実施例において、アンチモントリス(2−エ
チルヘキシルチオグリコレート)=Sb(2−
EHTG)3およびバリウムビスメルカプトグリコ
レート=Ba(MG)2に関する185℃における熱安定
性試験結果を示す。加えて、Sb(2−EHTG)3な
らびにバリウムビス(2−エチルヘキシルチオグ
リコレート)=Ba(2EHTG)2およびバリウムメル
カプトグリコレート=Ba(MG)に関する比較試
験の結果を示す。得られた結果を下表に示す。
実施例 2 本実施例において、アンチモントリス(2−エ
チルヘキシルチオグリコレート)=Sb(2−
EHTG)3およびバリウムビスメルカプトグリコ
レート=Ba(MG)2に関する185℃における熱安定
性試験結果を示す。加えて、Sb(2−EHTG)3な
らびにバリウムビス(2−エチルヘキシルチオグ
リコレート)=Ba(2EHTG)2およびバリウムメル
カプトグリコレート=Ba(MG)に関する比較試
験の結果を示す。得られた結果を下表に示す。
【表】
* 比較試験
上表に示された結果より、本発明によるSb
(2EHTG)3とBa(MG)2との組合せを含有する
PVCは、米国特許第4115352号明細書に記載のSb
(2EHTG)3とBa(TG)またはBa(2EHTG)2との
組合せを用いて安定化されたものよりも遥かに安
定であることが明らかである。 実施例 3 本実施例において、米国特許第4115352号明細
書に記載のバリウム塩および本発明のバリウムビ
スメルカプトグリコレートを用い、各種重量比の
実施例1の有機錫安定剤Aについての結果を示
す。この表より、AとBa(TG)2との間の相乗作
用の効果はBa(MG)2を5倍の過剰量用いたとき
最適となることが明らかである。
上表に示された結果より、本発明によるSb
(2EHTG)3とBa(MG)2との組合せを含有する
PVCは、米国特許第4115352号明細書に記載のSb
(2EHTG)3とBa(TG)またはBa(2EHTG)2との
組合せを用いて安定化されたものよりも遥かに安
定であることが明らかである。 実施例 3 本実施例において、米国特許第4115352号明細
書に記載のバリウム塩および本発明のバリウムビ
スメルカプトグリコレートを用い、各種重量比の
実施例1の有機錫安定剤Aについての結果を示
す。この表より、AとBa(TG)2との間の相乗作
用の効果はBa(MG)2を5倍の過剰量用いたとき
最適となることが明らかである。
【表】
【表】
*比較試験
実施例 4 本実施例において、下記のPVC配合について
試験した。 PVC(懸濁重合により製造;K値57)重量部/100 セチル/ステアリールアルコール 1.0 ポリエチレンワツクス 0.1 アクリル酸より誘導された加工助剤 1.0 安定剤 1.2 各安定剤組成物について、ブラベンダープラスチ
コーダー(Brabender Plasticorder)を用いて
時間を測定し、その時間後混合物が崩壊し始め
た。得られた結果を下表に示す。
実施例 4 本実施例において、下記のPVC配合について
試験した。 PVC(懸濁重合により製造;K値57)重量部/100 セチル/ステアリールアルコール 1.0 ポリエチレンワツクス 0.1 アクリル酸より誘導された加工助剤 1.0 安定剤 1.2 各安定剤組成物について、ブラベンダープラスチ
コーダー(Brabender Plasticorder)を用いて
時間を測定し、その時間後混合物が崩壊し始め
た。得られた結果を下表に示す。
【表】
【表】
* 比較試験
上表より、0.2Aおよび1.0Ba(MG)2の安定剤組
成物の崩壊が最も遅いことが明らかである。 実施例 5 本実施例において、有機錫化合物とバリウムビ
スメルカプトグリコレートを包含する各種バリウ
ム塩との組合せについて比較した。このバリウム
塩の量を選定して各組成物中のバリウム含有率
が、対応するBa(MG)2含有組成物のそれと当量
(equivalent)となるようにした。 この安定剤組成物は、実施例1におけると同じ
PVC配合に混入した。 得られた結果を下表に示すが、該表中Ba
(Vers)2は、バリウムバーサテート(versatate)
(13%Ba)を表わし、Ba(Nap)2はバリウムナフ
テネート(10%Ba)を表わし、Ba(MG)2はバリ
ウムビスメルカプトグリコレート(43%Ba)を
表わす。
上表より、0.2Aおよび1.0Ba(MG)2の安定剤組
成物の崩壊が最も遅いことが明らかである。 実施例 5 本実施例において、有機錫化合物とバリウムビ
スメルカプトグリコレートを包含する各種バリウ
ム塩との組合せについて比較した。このバリウム
塩の量を選定して各組成物中のバリウム含有率
が、対応するBa(MG)2含有組成物のそれと当量
(equivalent)となるようにした。 この安定剤組成物は、実施例1におけると同じ
PVC配合に混入した。 得られた結果を下表に示すが、該表中Ba
(Vers)2は、バリウムバーサテート(versatate)
(13%Ba)を表わし、Ba(Nap)2はバリウムナフ
テネート(10%Ba)を表わし、Ba(MG)2はバリ
ウムビスメルカプトグリコレート(43%Ba)を
表わす。
【表】
* 比較試験
実施例 6 本実施例において、バリウム以外のアルカリ土
類ビスメルカプトグリコレートについての効果を
確認した。下表により、Ba(MG)2および有機錫
化合物を用いるとSr(MG)2またはCa(MG)2より
もかなりよい結果が得られることがわかる。変色
試験は185℃で行なつた。
実施例 6 本実施例において、バリウム以外のアルカリ土
類ビスメルカプトグリコレートについての効果を
確認した。下表により、Ba(MG)2および有機錫
化合物を用いるとSr(MG)2またはCa(MG)2より
もかなりよい結果が得られることがわかる。変色
試験は185℃で行なつた。
【表】
【表】
* 比較試験
実施例 7 本実施例では、本発明の安定剤組成物を用いる
と、2以下のメルカプトグリコレート対バリウム
比においてさらに好ましい結果が得られることが
わかる。この安定剤組成物を実施例1のPVC配
合に混入した。185℃における着色を下表に示す。
実施例 7 本実施例では、本発明の安定剤組成物を用いる
と、2以下のメルカプトグリコレート対バリウム
比においてさらに好ましい結果が得られることが
わかる。この安定剤組成物を実施例1のPVC配
合に混入した。185℃における着色を下表に示す。
【表】
* 比較試験
実施例 8 本実施例において、バリウムビスメルカプトラ
クテートおよび実施例1の有機錫安定剤Aの組合
せに関する185℃における熱安定性試験の結果を
示す。加えて、それぞれ安定剤Aおよびバリウム
ビスメルカプトラクテートに関する比較試験の結
果を示す。得られた安定剤組成物を実施例1の
PVC配合に混入した。 得られた結果を下表に示すが、表中Ba(Ml)2
はバリウムビスメルカプトラクテートを示す。
実施例 8 本実施例において、バリウムビスメルカプトラ
クテートおよび実施例1の有機錫安定剤Aの組合
せに関する185℃における熱安定性試験の結果を
示す。加えて、それぞれ安定剤Aおよびバリウム
ビスメルカプトラクテートに関する比較試験の結
果を示す。得られた安定剤組成物を実施例1の
PVC配合に混入した。 得られた結果を下表に示すが、表中Ba(Ml)2
はバリウムビスメルカプトラクテートを示す。
【表】
* 比較試験
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 有機錫化合物またはアンチモンメルカプ
チド、および (b) バリウムおよび一般式:HSC(R1)(R2)
COOH (式中、R1は水素原子またはメチル基であ
り、R2は水素原子、あるいは1〜18個の炭素
原子を有する置換もしくは未置換アルキル基、
3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基
またはフエニル基である)で表わされるメルカ
プトカルボン酸から誘導される化合物の相乗作
用量の混合物よりなる塩化ビニルのポリマーま
たはコポリマーの安定化用安定剤組成物であつ
て、化合物(b)が該酸のバリウムビスメルカプト
カルボキシレートである該安定剤組成物。 2 化合物(b)に加えて、該酸から誘導され、それ
と相乗的に作用するバリウムS、o−メルカプト
カルボキシレートの一定量を含有する請求項1の
安定剤組成物。 3 メルカプトカルボキシレート対バリウムのモ
ル比が、少なくとも1.3である請求項2の安定剤
組成物。 4 メルカプトカルボキシレート対バリウムのモ
ル比が、1.5〜1.7の範囲にある請求項2の安定剤
組成物。 5 該有機錫化合物が、一般式: Rx−Sn−Z(4-x)、 [式中、xは1または2であり、Zは−S
(CH2)oCOOR* (式中、n=1または2である)、
【式】【式】または− SR、または R2−Sn=Z* (式中、Z*は−O−、 【式】−S−、または−S (CH2)2COO−である)でありRは、下記の基: −OH、−CN、OR*、【式】または− COOR* (式中R*は18個以下の炭素原子を有するアル
キル、シクロアルキル、アリールまたはアルキル
−アリール混合基である)の1種以上で置換さ
れ、もしくは置換されない18個以下の炭素原子を
有するアルキル、シクロアルキル、アリールまた
はアルキル−アリール混合基である]で表わされ
る請求項1乃至4のいずれかの安定剤組成物。 6 該有機錫化合物が、 下記の一般式: 下記の一般式: [式中、Rが18個以下の炭素原子を有するアル
キル基、シクロアルキル基、アリール基、アラル
キル基、またはアルカリール基であり、Yが酸素
または硫黄であり、Xが1個以上のヒドロキシル
基を除去後、2〜6個のヒドロキシル基を有する
ポリオールまたは多価フエノールの残部(rest)
であり、R基が下記の基: −OH、−CN、−OR*、【式】または− COOR*(式中、R*は18個以下の炭素原子を有す
るアルキル基、シクロアルキル基、アリール基ま
たはアルキル−アリール混合基である)の1種以
上で置換され、または置換されていない]のうち
の何れかで表わされる請求項1乃至4のいずれか
の安定剤組成物。 7 該有機錫化合物が、 下記の一般式: [式中、n=1または2であり、R1が任意に
1〜18個の炭素原子を有するアルコキシ基により
置換された1〜18個の炭素原子を有するアルキル
基、1〜4個の炭素原子を有するシクロアルキレ
ン基および末端基としてのアルキル基または水素
原子よりなるポリオキシアルキレン基、3〜6個
の炭素原子を有するシクロアルキル基、2〜4個
の炭素原子を有するアルケニル基、またはフエニ
ル基であり、 また、Xが1/2S、−SR2、−S(CH2)nCOOR3、
【式】【式】または −S(CH2)nOCOR3(式中m=1または2であり、
R2が未置換もしくは置換のアルキル、シクロア
ルキル、アリール、アルカリール、またはアラル
キル基であり、R3が未置換もしくは置換のアル
キル、アルケニル、アリール、アルカリール、ま
たはアラルキル基であり、ただしX=1/2Sのと
きn=2である)]で表わされる請求項1乃至4
のいずれかの安定剤組成物。 8 該有機アンチモン硫黄化合物が、一般式:
SbX3(式中、Xは硫黄である)、 SR1またはSR3COOR2 [式中、R1、R2は18個以下の炭素原子を有す
るアルキル、アルケニル、アルキニル、アリー
ル、シクロアルキル、シクロアルケニルまたはア
リール−アルキル混合基であつて、任意に、ハロ
ゲン原子、 あるいは【式】−OH、−CN、−OR*、 【式】または−COOR*基(式中、R*は18個 以下の炭素原子を有するアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基またはアルキル−アリール混
合基である)で置換されており、R3は18個以下
の炭素原子を有するアルキレン、アリーレンまた
はアラルキレン基である]で表わされる請求項1
乃至4のいずれかの安定剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL8202933 | 1982-07-21 | ||
| NL8202933 | 1982-07-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5933346A JPS5933346A (ja) | 1984-02-23 |
| JPH0452294B2 true JPH0452294B2 (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=19840059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13038183A Granted JPS5933346A (ja) | 1982-07-21 | 1983-07-19 | 塩化ビニルのポリマ−もしくはコポリマ−安定化用安定剤組成物 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0100113B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5933346A (ja) |
| DE (1) | DE3369338D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4839409A (en) * | 1986-12-23 | 1989-06-13 | Morton Thiokol, Inc. | Stabilizers for rigid halogen-containing organic polymers comprising a primary heat stabilizer and an ester of a polyhydrocarbyl ether glycol |
| CN106316899B (zh) * | 2016-08-17 | 2018-08-14 | 浙江海普顿新材料股份有限公司 | 一种巯基苯甲酸脂肪醇酯钡及其制备方法、组合物和应用 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB827393A (en) * | 1955-11-07 | 1960-02-03 | Metal & Thermit Corp | Stabilized vinyl chloride polymers |
| BE565142A (ja) * | 1957-02-26 | |||
| US4029618A (en) * | 1975-06-30 | 1977-06-14 | Dart Industries Inc. | Vinyl halide stabilizer compositions of antimony organic sulfur-containing compounds and ortho-dihydric phenols |
| US4115352A (en) * | 1977-05-23 | 1978-09-19 | Pennwalt Corporation | Heat stabilizer composition for halogenated resins |
| JPS6034984B2 (ja) * | 1978-05-18 | 1985-08-12 | 三共有機合成株式会社 | 塩化ビニル系樹脂の安定化法 |
| JPS56843A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-07 | Sankyo Yuki Gosei Kk | Halogen-containing resin composition |
| JPS56118442A (en) * | 1980-02-22 | 1981-09-17 | Sankyo Yuki Gosei Kk | Halogen-containing resin composition |
| US4336168A (en) * | 1980-04-28 | 1982-06-22 | Tenneco Chemicals, Inc. | Stable liquid antimony stabilizer compositions and vinyl halide resins containing same |
| US4440674A (en) * | 1980-08-08 | 1984-04-03 | Dart Industries Inc. | Synergistic vinyl halide stabilizer compositions of antimony organic sulfur-containing compounds, alkaline earth carboxylates and alkali metal carbonates |
-
1983
- 1983-07-01 EP EP19830200983 patent/EP0100113B1/en not_active Expired
- 1983-07-01 DE DE8383200983T patent/DE3369338D1/de not_active Expired
- 1983-07-19 JP JP13038183A patent/JPS5933346A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0100113B1 (en) | 1987-01-21 |
| JPS5933346A (ja) | 1984-02-23 |
| EP0100113A1 (en) | 1984-02-08 |
| DE3369338D1 (en) | 1987-02-26 |
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