JPH0452921B2 - - Google Patents

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JPH0452921B2
JPH0452921B2 JP58164056A JP16405683A JPH0452921B2 JP H0452921 B2 JPH0452921 B2 JP H0452921B2 JP 58164056 A JP58164056 A JP 58164056A JP 16405683 A JP16405683 A JP 16405683A JP H0452921 B2 JPH0452921 B2 JP H0452921B2
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JP
Japan
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composition
coating
group
lens
mold
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JP58164056A
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JPS5981619A (ja
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Chaaruzu Sandobitsugu Teimoshii
Aanorudo Aasufuerudo Deiin
Piitaa Baagu Eritsuku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIGUNETSUTO AAMORAITO Inc
Original Assignee
SHIGUNETSUTO AAMORAITO Inc
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Publication date
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Publication of JPH0452921B2 publication Critical patent/JPH0452921B2/ja
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/12Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements by surface treatment, e.g. by irradiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00865Applying coatings; tinting; colouring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • G02B1/105
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/14Protective coatings, e.g. hard coatings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C31/00Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots

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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は眼用コーテイングレンズ(coated
ophthalmic lense)及びかかるレンズにコーテ
イングを施す方法に関する。さらに詳しくは、本
発明は光学的に透明な、収差のない、耐摩耗性の
コーテイングを施された注型眼用レンズ、例えば
眼鏡レンズ、及び反応性のエチレン性(以下、エ
チレン状ともいう)不飽和基を含む組成物の薄層
を貼りつけることによつてコーテイングを施す方
法に関する。 コーテイングを表面に施すことは公知である。
例えば米国特許第4073967号及び第4084021号各明
細書には、スピンコーテイング漬浸、コーテイン
グ、スプレーコーテイング及びフローコーテイン
グ法により、耐摩耗性のコーテイングを表面に施
すことが開示されている。これらの技法は、単一
ビジヨン眼鏡レンズのごとく、平滑な表面をコー
テイングするのには具合がよいが、すべての場合
に良好であるとはいえない。例えば、この種の方
法では、レンズの外側縁端部にコーテイング材料
が蓄積し、光学的収差の原因となる。この種の技
法は、特にプラスチツク製の多重ビジヨン眼用器
具に見られるような不整表面のコーテイングに用
いた場合、さらに具合がよくない。この種の器具
は、一般に器具の少なくとも一つの主要光学的表
面から急激に突出するセグメント(例えば、上又
は下へ向かつて突出)を有している。スピン、浸
漬、スプレー又はフロー法によつてこれらの光学
的表面に塗布されたコーテイング溶液は、これら
のセグメントの周囲及びその上に流れなくてはな
らない。得られたコーテイングは、一般に突出部
の周囲にフローマークを示し、そしてセグメント
と光学的表面とが交わる線の部分で厚くなる。こ
の交わる線の部分を以下セグメントラインと称す
る。 蒸気コーテイング技法を用いることもできる。
しかしながら、得られるコーテイングは、例えば
厚さ0.5μ程度にきわめて薄くなりがちであり、従
つて有意な摩耗抵抗性を得るのには有効でない。 米国特許第4081578号明細書には、成形型の中
で最初に部品の注型成形を行つた後、型を開いて
空間を作り、あらかじめ定められた量のコーテイ
ング組成物を該空間に注入する成形法が開示され
ている。型を閉じて、注型部品の表面上にコーテ
イング組成物を展延し、閉鎖成形型内でコーテイ
ングを硬化させ、そしてコーテイングされた部品
を型から取出す。この方法は複雑であるし、基材
表面に対するコーテイングの良好な接着が得られ
ない。 さらに別の技法においては、成形型の表面にゲ
ルコーテイング物質を施し、それを一部硬化させ
ている。例えば、米国特許第4081578号明細書第
2欄第15〜22行を参照されたい。樹脂組成物とガ
ラス繊維との混合物をゲル塗膜に塗布し、該塗膜
上にロール掛けしている。得られた複合構造体を
硬化させる。この方法の目的とするところは、物
品の表面上に在る欠陥をすべて充填することにあ
る。 米国特許第4338269号明細書には、成形物品の
表面にコーテイングを施す方法が開示されてい
る。この方法では、ペンタエリトリトールを基剤
とするポリアクリレート又はポリメタクリレート
と、セルロースエステル又は塩化ビニル−酢酸ビ
ニル含有ポリマーとを含む組成物を成形型に塗布
し、化学線にさらして完全に硬化させる。次いで
型に重合性の組成物を装入して重合させる。この
種の組成物は、最低の摩耗抵抗性を示すにすぎ
ず、そして化学的に透明なコーテイングを提供す
るとは認められなかつた。 米国特許第3968305号明細書には、造形物品及
び「曇りにくい」(mar−resistant)層をそれに
施す方法が開示されている。該特許が教示する一
つの方法は、 最初に、 a 炭素数20以下の脂肪族炭化水素に結合した、
アクリルオキシ及び(又は)メタクリルオキシ
基を分子内に合計3個以上有する化合物、 b 少なくとも20重量%の前記化合物と、最高80
重量%までの少なくとも1種の他の共重合性モ
ノマーとのモノマー混合物、又は c 前記化合物又は前記モノマー混合物の一部重
合生成物 から選ばれた重合性物質を型に塗り、 二番目に、該重合性物質を重合して耐摩耗性の
薄膜を型の上に形成し、 三番目に、モノマーを型に装填し、そして 四番目に該モノマーの重合を行う 諸工程を包含するものである。 本発明の物品及び方法は、モノマーの導入に先
立つて耐摩耗性の薄膜を型の上に形成することを
必要としない。逆に、以下に述べるごとく、本発
明においてはそのような技法はなんら役立たな
い。 一つ又はそれ以上の光学的表面の上に、薄く
て、光学的に透明で、収差がなく、摩耗抵抗性の
コーテイングを有する眼用レンズが本発明によつ
て提供される。また眼鏡レンズのごとき眼用器具
にコーテイングを施す方法も本発明によつて提供
される。本方法は、単一及び多重焦点レンズをコ
ーテイングするのに、同じように有用である。 本発明の眼用器具は、重合させた有機物質で製
造された、光学的に透明な、固体の、室温安定性
の基材を含んでいる。該器具は、光学的に透明
で、収差のない、耐摩耗性のコーテイングの薄層
で被覆された少なくとも一つの光学的表面を有し
ている。このコーテイングは、反応性のエチレン
状不飽和基を含む組成物の重合生成物からなり、
平方インチ当り少なくとも20ポンドのSEB摩耗
抵抗をもたらす。 本明細書を通じて下記の用語は、次のような意
味を有する: (a) 「光学的に透明」というのは、レンズの片側
にある対象物が、レンズの反対側にいる観察者
によつてはつきり見えにくくなるような曇り、
又は他の障害がないことを意味する。 (b) 「収差がない」というのは、コーテイングさ
れたレンズの層の片側にある対象物をレンズの
反対側から見て、該対象物が彎曲したり、ねじ
れたり又は変形した状態に見えないことを意味
する。 (c) 「反応性のエチレン状不飽和基」というの
は、後述する活性化条件にさらした際、重合、
架橋、又はその両者を行う基のことである。 (d) 「光学的な表面」というのは、視力の矯正が
得られるような表面の一つを意味する。 (e) 「SEB摩耗抵抗」というのは、米国特許第
4084021号明細書に記載の方法に従つて測定さ
れた耐摩耗性である。SEB摩耗抵抗について
の報告値は、レンズのコーテイング面に目視可
能な引つかき傷(scratching)を生じさせるの
に要する力の量である。 本発明の方法は、 眼用器具の製造に用いられる生計型の少なくと
も第1面に対し、反応性のエチレン状不飽和基を
含む物質からなる組成物の層を施す工程(但し、
該第1面は、該眼用器具の第1の光学的表面に所
望の光学的形状を与える能力を有するものとす
る)、 少なくとも前記の第1面に弱く接着し、かつ、
収差が生じないような方法で該第1面を正確に模
写(replicate)する乾燥薄膜が形成される程度
まで前記の組成物を反応させる工程、 固体であつて、室温安定性の状態に硬化しうる
有機液体物質を成形型に充填する工程、及び 前記の液体物質を硬化させることにより、眼用
器具を形成し、かつ、第1の光学的表面に前記の
乾燥薄膜を接着させる工程、 からなつている。 本発明の方法で施されるコーテイングは薄いも
のである(典型的には約0.5〜50μ、好ましくは約
2〜10μ、そしてより好ましくは約3〜5μの厚さ
を有する)。また、特に眼用器具のセグメントラ
イン及び縁端部におけるコーテイング溶液の厚さ
の不均一、フローマーク、塗膜蓄積に起因する表
面収差が本コーテイングでは生じない。さらにま
た、眼用器具を得るための型面がこれらのコーテ
イングによつて正確に模写される結果、所望の表
面形状を有する光学的表面が得られる。 有機物質から眼用器具を製造するのに用いられ
る成型用の型は、ガラス又は金属製であつて、典
型的には第1及び第2の型部材を有し、それによ
つて器具上に表裏の光学的表面を形成する。これ
らの型材の少なくとも一つは、仕上がり光学表面
を形成する表面を有する。 吹付、浸漬、刷毛塗り、フローコーテイング、
スピンコーテイングその他を含有する種々の方法
により、コーテイング組成物を型面の一つ又はそ
れ以上に塗布することができる。フローコーテイ
ングがきわめて有用な方法であることが実証され
た。この方法では、塗布面が水平面から45°ない
し60°の角度をなすように型の位置を定めるのが
望ましい。もし、直線セグメントラインを有する
多重焦点器具〔例えば「平頂」(fiat top)レン
ズ〕の製造用に型を設計するならば、直線セグメ
ントラインが垂直面に平行となるように、多重焦
点部を含む面の位置を定める。この場合、普通の
平頂二重焦点レンズ用の型の多重焦点部分の輪郭
は、文字「D」の形になる。 次に濾過した窒素ガスの流れを塗布面に吹きつ
けるなどして型面を清掃し、微粒物質を除去する
のが望ましい。次に、所定量の組成物を型の第1
面の上部縁端に施すが、約140°ないし160°の中心
角を有する円の弧に沿つて塗るのが望ましい。組
成物がレンズの底部へ向けて下方へ流れるように
し、余分の組成物は、ダイの底部に隣接配置され
た吸収剤によつて除去することができる。組成物
に溶剤が含まれている場合には、溶剤を除去する
のが望ましい。これは赤外線又は熱を用いて行う
ことができる。 次に、収差が生じることのないように型面を正
確に模写した乾燥薄膜が型の上に形成される程度
までコーテイングを反応させる。この処理は、乾
燥薄膜が形成されるに充分な時間をかけて組成物
を加熱するか、又は乾燥薄膜が形成されるに充分
な時間に亘つて活性化放射線にさらすかのいずれ
かによつて達成できる。いずれの方法を採るにせ
よ、或る一定限度内にコーテイングを一部反応さ
せることが必須条件である。例えば、コーテイン
グが反応不足の場合には、曇つた薄膜が生じ、そ
して摩耗抵抗性も不良である。一方、コーテイン
グが反応しすぎた場合には、接着性において合格
しない。 加熱方法を用いる場合には、約35°〜100°の範
囲内の温度に約1〜10分間コーテイングをさらす
ことにより、コーテイングの一部反応を良好に達
成することができる。 紫外線又は電子ビーム線のような活性化放射線
を用いる場合には、コーテイングが反応前に有し
ていた不飽和度の約30〜90%の不飽和度を示すに
到るまでコーテイングを反応させる。反応前にコ
ーテイングが有していた不飽和度の約40〜75%の
不飽和度が示されるまでコーテイングを反応させ
るのが好ましく、約55〜70%の不飽和度が示され
るまで反応させるのが最も好ましい。約90%より
も高い不飽和度を有するコーテイングは、最終器
具に対して曇つた薄膜(すなわち、光学的に透明
でないもの)を与え、そして耐摩耗性も不良であ
る。一方、約30%に満たない不飽和度を有するコ
ーテイングは、最終製品に対する接着性において
失格である。 一部反応を終えた後、コーテイングは乾燥して
いるが、さわると粘着性である。また、コーテイ
ング自体は流動しないが、指で押すようにして手
で触れると変形する。さらに、この時点における
コーテイングは摩耗抵抗性を有していない。 一部反応をさせるのに用いられる特定的な技法
は、コーテイング組成物の性質に合わせて選ぶこ
とができる。例えば、反応性のエチレン状不飽和
物質がアクリレート官能基を含む場合には、コー
テイング組成物を紫外線にさらすことによつて満
足すべき反応水準を達成することができる。厳密
な採用露出条件は、光線の強さ、光源とコーテイ
ングとの間の距離、及び所望される最終不飽和度
によつて変動するが、コーテイングを光から1〜
90cmの距離に置き、そして40ワツト/cmのハノビ
ア灯(Hanovia lamp)からの放射線に0.02秒な
いし40分間、コーテイングをさらすことによつて
満足すべき一部反応を達成することができる。一
般に、コーテイングを光源に近づけるほど、露出
時間は短縮される。 もし、エチレン状不飽和物質がアルコキシシラ
ンを含む場合には、前記の加熱法によつてコーテ
イングを良好に反応させることができる。コーテ
イングを反応させるのに適した方法がほかにもあ
ることは、当業者にとつて明らかであろう。 所望の水準の反応が達成された後、型の組立て
を行い、そして液体有機物質を充填して基材を得
る。広範囲に亘る種々の熱硬化性及び熱可塑性の
有機物質を用いることができる。この種の物質に
ついての必須条件は、固化することにより、室温
安定性の、光学的に透明な眼用器具を形成する能
力を有することにつきる。有用な熱硬化性物質の
例には、アリルジグリコールカーボネートモノマ
ー、アクリレートモノマー及びアクリレートオリ
ゴマーが包含される。有用な熱可塑性物質の例に
は、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル等が包含される。 型の充填がすんだならば、適当な方法で有機液
体を硬化させる。例えば、アリルジグリコールカ
ーボネートであれば、適当な重合剤の存在下にお
いて、35°〜85℃の範囲内の温度に最高16時間ま
で加熱することによつて硬化させることができ
る。 有機液体が硬化した時点で、コーテイング組成
物の薄膜は基材に対して緊密に結合し、型面に対
する接着よりもしつかりと器具の光学的表面に接
着する。基材に対してコーテイングが緊密に付着
するため、凍結/融解サイクルに繰返しさらして
もコーテイングの接着性が失われることはない。
このことは、2種の物質間の化学的結合の特色で
ある。 また有機液体が硬化した際、コーテイングがさ
らに反応して、基材の硬化がいつたん完結する
と、コーテイングは摩耗抵抗性を付与された状態
になる。 硬化処理が終わつたならば、注型眼用器具を型
から取出す。型面に対する接着力よりも眼用器具
の表面に対するコーテイングの接着力が強いた
め、コーテイングは本質的に完全に型から分離す
る。得られたコーテイングは薄く、そしてその露
出面(すなわち、型に接触していた方の表面)
は、眼用器具に所望される光学的表面を正確に供
する。さらにまた、存在しうるセグメントライン
におけるフローライン及び蓄積に起因する収差が
このコーテイングでは起きない。 コーテイングのすんだ器具はそのまま使うこと
もできるし、あるいはポスト反応させることもで
きる。ポスト反応は、コーテイングを最初に反応
させるのに用いたと同じ方法で行うことができ
る。典型的には、コーテイングの本質的に完全な
反応が確保されるに充分な条件がポスト硬化の過
程で用いられる。意外なことに、有効な残留不飽
和基が本質的に残つていない程度にまでポスト硬
化を行つても、コーテイングの注型物品への接着
性に悪影響を及ぼされることはない。 今まで述べた説明は、多重焦点眼用器具のわず
か一つの表面に対するコーテイングの適用につい
てであるが、本方法は、単一ビジヨンレンズ、特
に高度の彎曲度を有するもの、及び眼用器具の二
つ又はそれ以上の表面に対するコーテイングの適
用にも用いることができる。 本発明の物品は、少なくとも20psiのSED摩耗
抵抗を示す。このことは、目に見える引つかき傷
を生じるには、平方インチ当り少なくとも20ポン
ドの力が必要なことを意味する。この摩耗抵抗の
水準は、コーテイングしてないレンズの実質的な
改良を表わしている。例えばアリルジグリコール
カーボネートモノマーから製造されたレンズは、
わずか1〜3psiの適用後に目視可能な引つかき傷
を生じる。これに較べて20psiの摩耗抵抗は実質
的な改良ではあるが、本発明の概念においては、
この程度のことは摩耗抵抗として可又は合格水準
であるにすぎない。従つて、本発明のレンズは、
好ましくは少なくとも40psiの摩耗抵抗(摩耗抵
抗として良の水準)を示し、そしてさらに好まし
くは60psiの摩耗抵抗(摩耗抵抗として優の水準)
を示す。 本発明に有用なコーテイング組成物は、反応性
のエチレン状不飽和基を有する少なくとも1種の
物質を含む。この種の物質の例は、アクリレー
ト、メタクリレート、アクリル酸無水物、エチレ
ン状不飽和無水物、オレフイン系化合物、アクリ
ルアミド、エチレン状不飽和アミド及びウレタ
ン、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハ
ライド、ビニルエポキシ樹脂、ビニルシラン及び
シロキサン、ビニル複素環化合物、メラミン、な
らびにこれらの物質のプレポリマー及びポリマー
である。これらの物質は、単官能性でもよいし、
又は多官能性でもよい。 これらの物質の特定的な例には、メチルメタク
リレート、エチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、シクロヘキシルアクリレー
ト、スチレン、ブタジエン、2−クロロスチレ
ン、2,4−ジクロロスチレン、アクリル酸、ア
クリルアミド、アクリルニトリル、t−ブチルア
クリレート、メチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、N−ビニルピロリドン、2−(N−ブチ
ルカルバミル)エチルメタクリレート及び2−
(N−エチルカルバミル)エチルメタクリレート
が包含される。他の有用な物質の例には、1,4
−ブチレンジメタクリレート又はジアクリレー
ト、エチレンジメタクリレート、ヘキサンジオー
ルジアクリレート又はジメタクリレート、グリセ
リルジアクリレート又はジメタクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、グリセリ
ルトリアクリレート又はトリメタクリレート、ペ
ンタエリトリトールトリアクリレート又はトリメ
タクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレ
ート又はテトラメタクリレート、ジメチロールプ
ロパンテトラアクリレート、ジアリルフタレー
ト、ジペンタエリトリトールペンタアクリレー
ト、ジペンタエリトリトールヒドロキシペンタア
クリレート、ネオペンチルグリコールトリアクリ
レート及び1,3,5−トリ(2−メタクリルオ
キシエチル)−s−トリアジン、ヘキサメトキシ
メチルメラミン、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メ
タクリル酸)、ポリ(メチルメタクリレート)、ポ
リ(塩化ビニル)、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビ
ニルブチラール)等が包含される。 有用な物質の特定的な部類には、1分子当り少
なくとも2個のアクリレート基を有するポリアク
リレート官能性の炭化水素が含まれる。これらの
部類に属するものの中で特に好ましい小範囲に属
するものとして、一般式 A1−Z−A2 を有するポリ(エチレン状不飽和アルコキシアル
キル)複素環化合物を挙げることができる。 上記の式中、各記号は次の意味を有する。 (a) A1及びA2は、独立に末端エチレン状不飽和
を有するアルコキシアルキル基であつて、一般
を有するものである。式中の記号の意味は次の
通りである。 1 R1は水素又はメチルから選ばれる。 2 R−O−は脂肪族の末端不飽和第一アルコ
ール−ROH−の一価の残基(−OH基から
活性水素を取去つて形成されたもの)であ
り、Rは式
【式】又は好まし くは 〔E(−CH2b――〕n――R5(−CH2c――を有す
る。
上記の式において、 Eは
【式】又は
【式】から選ばれ、a及びcは 独立に1〜6の整数であり、bは0、又は1
〜6の整数であり、R4は水素又はメチルか
ら選ばれ、R5は1〜15個の炭素原子を有す
る脂肪族基(好ましくは、炭素数15以下のア
ルキレン)であつて、場合によつては1個又
は2個のカテナリー(すなわち、主鎖)酸素
原子又は を含み、そしてR5はm+1(但し、mは1〜
5の整数である)の原子価を有する。 3 R2は水素であるのが好ましいが、
【式】又は
【式】であつてもよ い。式中のR6はアルケニルであるのが好ま
しいがアルキルであつてもよく(いずれの場
合にも炭素数2〜5であるのが望ましい)、
フエニル基又はカルボキシル基を置換基とし
て有することができ、そしてR7は脂肪族基
(炭素数8までの、例えばアルキル)又は芳
香族基(炭素数8までのものが好ましく、フ
エニル基であるのがさらに好ましい)であ
り、最も好ましいR7はアクリロイルオキシ
アルキル又はメタクリロイルオキシアルキル
基である。 4 R3は1〜6個の炭素原子、及び場合によ
つては、1個のカテナリー酸素原子を含むア
ルキレン基である。 (b) Zは式: を有する複素環式基であつて、式中のXは5−
又は6−員の複素環を完成するのに必要な二価
の基である。Xは
【式】であるのが好ましい が、
【式】 【式】
【式】
【式】又は
【式】であつてもよ い。これらの式中において、R8、R9、R10及び
R11は独立に水素、低級アルキル(炭素数1〜
4)、シクロアルキル(炭素数3〜6)又はフ
エニル基(炭素数6〜12)を表わし、そして
A3はA1及びA2について前記に定義したような
アルコキシアルキル基である。 前記の総括式(ganeric formula)を有する特
定の複素環式化合物は、 (式中、R12
【式】を表わ す)である。 式A1−Z−A2で表わされる物質は、本明細書
の一部として参照すべき米国特許第4306954号明
細書に開示されている。 コーテイング組成物に有用な他のポリアクリレ
ート官能性の物質には、いずれもサルトマー社
(Sartomer Co.)から市販されている「サルトマ
ー」295(ペンタエリトリトールテトラアクリレー
ト)及び「サルトマー」399(ジペンタエリトリト
ールモノヒドロキシペンタアクリレート)が包含
される。これらの物質は、それぞれ式: 及び を有する。 有用なエチレン状不飽和物質の他の特定的な部
類にはビニルシラン及びシロキサン物質ならびに
アクリルオキシシラン及びシロキサンが含まれ
る。かかる物質の例は、式 〔R13o−Si−〔R144-o で表わすことができる。式中のR13は、ビニル
基、例えば CH2=CH− 又はメタクリルオキシ基、例えば 〔式中、R15は炭素数1〜8のアルキレン基で
あり、そしてR16は水素であるか、又は炭素数1
〜8のヒドロカルビル基(好ましくはアルキル)
である〕から選ばれる。エポキシ基、例えば下記
の式
【式】又は
【式】を有するものが、R13 基としてのシラン又はシロキサンに包含されうる
が、R13基のすべてを構成すべきでない。これら
の基において、R17は炭素数20未満の二価の炭化
水素基(脂肪族、芳香族、又は脂肪族と芳香族と
を含む基)であるか、又はC,H,N,S及びO
原子(これらの原子は、二価の基の主鎖中にのみ
存在する)で構成される、炭素数20未満の二価の
基であり、最後に挙げた酸素原子はエーテル結合
の形で含まれる。二価の炭化水素の主鎖中に2個
のヘテロ原子が隣接して含まれることはない。d
の値は1,2又は3であり、そしてnは1又は2
である。R14は炭素数1〜8のオキシヒドロカル
ビル基、好ましくはアルコキシ、アシル又はアセ
トキシであるか、又は式(CH2CH2O)KZ(但し、
kは1以上の整数であり、そしてZは水素である
か、又は炭素数10未満の脂肪族炭化水素基であ
る)を有する基である。オキシヒドロカルビル基
は、炭化水素基又は主鎖中の炭素原子各2個ごと
に、N,S及びOから選ばれた主鎖中のヘテロ原
子を1個よりも多くは含まれない炭化水素基であ
つて、炭素原子に結合した水素が二価の酸素原子
によつて置換されて1個の外部結合を形成してい
るような基である。例えば、CH3CH2OCH3から
出発した場合のオキシヒドロカルビル誘導体には
−O−CH2CH2OCH3が包含される。代表的なヒ
ドロカルビル基には、芳香族基(例えばフエニ
ル、ナフチル及びベンゾチエニル)及びシクロヘ
キシル、テトラヒドロフリル、ジオキサニル、ピ
ペリジル、ピロリジニル、エトキシエトキシエチ
ル等を包含する脂肪族基(直鎖、分枝鎖又は環
状)が包含される。この種のオキシヒドロカルビ
ル基は、1〜10個の炭素原子を含むものであるの
が望ましい。 有用なシランの例は、ビニルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メタクリ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン及びγ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシランである。このタイプの他の有用なシラ
ンは当業界で公知である。シランを組合わせ用い
たり、反応体のいずれかの官能基(シラン、エポ
キシ、ビニル又はメタクリルオキシ)と共重合し
うる化合物とシランとの付加物を用いることも本
発明の範囲内である。しかしながら、組成物にア
ミノシランが含まれていないことが望ましい。 もちろん、2種又はそれ以上のエチレン状不飽
和物質を組成物中に用いることができる。 組成物が100重量部当り少なくとも約5重量部
のエチレン状不飽和物質を含んでいるのが望まし
い。約10〜100重量部のエチレン状不飽和物質が
組成物に含まれているのが最も好ましい。 反応開始剤をコーテイング組成物に配合するこ
とができる。反応開始剤の量は、エチレン状不飽
和物質の少なくとも約0.1重量部、好ましくは約
1〜4重量部である。 組成物に用いられる反応開始剤の種類は、使用
するエチレン状不飽和物質によつて変わる。例え
ば、遊離基重合を行うべきエチレン状不飽和物質
の場合の好適な開始剤は、エネルギーを加えた際
に遊離基を遊離又は発生する化合物である。この
種の開始剤には、パーオキシ、アゾ、及びレドツ
クス系が包含され、それらはいずれも周知に属
し、重合技術の文献、例えばジヨン・ウイレイ・
アンド・サンズ社(John Wiley & Sons)か
ら発行(1966年)されたカルバート(Calvert)
及びピツツ(pitts)著「フオートケミストリー」
(Photochemistry)の第節に記載されている。
遊離基開始剤の中には、熱で活性化される慣用触
媒、例えば有機過酸化物及び有機ヒドロ過酸化物
が包含される。これらの触媒の例は過酸化ベンゾ
イル、t−ブチルパーベンゾエート、クメンヒド
ロパーオキサイド、アゾビス(イソブチロニトリ
ル)等である。 好ましい触媒は光重合開始剤である。この種の
開始剤に含まれるものとして、アシロイン及びそ
の誘導体、例えばベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル及びα−メ
チルベンゾイン;ジケトン、例えばベンジル、ジ
アセチル等;有機サルフアイド、例えばジフエニ
ルモノサルフアイド、ジフエニルジサルフアイ
ド、デシルフエニルサルフアイド及びテトラメチ
ルチウラムモノサルフアイド;s−アシルジチオ
カルバメート、例えばs−ベンゾイル−N,N−
ジメチルジチオカルバメート;フエノン、例えば
アセトフエノン、α,α,α−トリブロモアセト
フエノン、α,α−ジエトキシアセトフエノン、
α,α−ジメトキシ−α−フエニルアセトフエノ
ン、o−ニトロ−α,α,α−トリブロモアセト
フエノン、ベンゾフエノン及びp,p′−ビス(ジ
メチルアミノ)ベンゾフエノン;芳香族ヨードニ
ウム及び芳香族スルホニウム塩、ハロゲン化スル
ホニル、例えばp−トルエンスルホニルクロライ
ド、1−ナフタレンスルホニルクロライド、2−
ナフタレンスルホニルクロライド、1,3−ベン
ゼンジスルホニルクロライド、2,4−ジニトロ
ベンゼンスルホニルブロマイド及びp−アセタミ
ドベンゼンスルホニルクロライドが挙げられる。 シラン及びシロキサン物質と共に用いられる好
ましい反応開始剤は、式M−(OR18Xを有する金
属エステルである。前記式中のMは、チタン、ア
ルミニウム及びジルコニウムからなる群から選ば
れ、R18は酸素原子に結合した炭素数1〜8の低
級アルキル基からなる群から選ばれ、そしてXは
Mの原子価結合の数に等しい。 酸又は塩基のような他の反応開始剤をシラン及
びシロキサン物質と共に用いることができる。 本発明の実施に有用であると認められた代表的
な金属エステルには、テトライソプロピルチタネ
ート〔デユポン社(Dupont)から「チゾール」
(Tyzor)として市販のもの〕、テトラブチルチタ
ネート、テトラエチルチタネート、テトラ2−エ
チルヘキシルチタネート、アルミニウムイソプロ
ポキサイド、アルミニウムn−ブトキサイド及び
テトライソプロピルジルコネートが包含される。
本発明の実施に当り、各金属エステルは単体とし
て、又は組合せて用いることができる。記載した
タイプの金属エステルで有用なものはほかにもあ
るが、それらは当技術分野において公知である。
好ましい金属エステルはテトライソプロピルチタ
ネートである。 コーテイング組成物は、種々の他の成分、例え
ば相容性のモノマー及びポリマー、安定剤、酸化
防止剤、可撓性付与剤、着色剤(例えば染料及び
顔料)、補強用充填剤、界面活性剤、フロー助剤、
硬度増進剤(例えばコロイドシリカ)等を含むこ
とができる。また、組成物の製造及び塗布を容易
にする目的の下に、溶剤を利用することができ
る。適当な溶剤の例には、メチルエチルケトン、
クロロホルム、塩化メチレン及びメチルアルコー
ルが包含される。 以下例を挙げて本発明をさらに詳しく説明す
る。これらの文中において、特にことわりのない
限り、部のすべて重量による部である。 例 1 下記の成分を含むコーテイング組成物を製造し
た:パート
【式】(1) 75
【式】(2) 25 水 50パート B メチルアルコール 65 HCl(濃) 4.7テトライソプロピルチタネート 28.4 (1) ユニオンカーバイド社(Union Carbide
Corp.)のA−187シラン (2) ユニオンカーバイド社のA−174シラン (3) デユポンの「チゾール」 パートAは、室温でガラスビーカー内で成分を
組合せ、単一相の生成物が得られるまで攪拌して
これを製造した。パートBは、室温で成分を記載
の順序に従つて組合せ、そして攪拌することによ
り製造した。次に室温において15分間攪拌するこ
とにより、パートA(12g)とパートB(9g)と
を組合せた。小割合量(0.5重量%)のフルオロ
ケミカル系界面活性剤(3M社から販売の「FC−
430」)を得られた生成物に加え、約5分間攪拌を
続けた。 単一ビジヨン眼用レンズ成形型を水平面に対し
て約45°の角度に保持し、140°〜160°の中心角を有
する円の弧に沿つて型の凹面の上部縁端部に少量
の組成物を塗布することにより、前記のごとく得
られた組成物を型の凹面にコーテイングした。コ
ーテイング組成物は型の面を横切つて下方へ向か
つて流れ、凹形表面上に薄くて、均一なコーテイ
ングが後に残つた。太陽灯から約5cm離して被覆
ずみの型を置き、約80°〜100℃において2分間、
型を紫外線にさらしてコーテイングを一部反応さ
せた。 次にコーテイングされた型を用いて、単一ビジ
ヨン眼用レンズの素材の注型成形を行つた。型が
いつぱいになるまで、3重量%の過酸化ベンゾイ
ルを含むアリルジグリコールカーボネートモノマ
ー〔PPGインダストリース社(PPG Industries)
製の「CR−39」〕を型に装入した。充填のすんだ
型を水浴中に入れ、65℃で1時間、73℃で1時
間、そして次に85℃で15時間加熱した。次に浴の
温度を60℃に下げ、得られた硬化ずみレンズを型
から取出した。 型からレンズを取出したとき、コーテイングは
型面から完全に分離し、そしてレンズの凸形表面
にしつかりと結合していた。ASTM D−3359の
テープ接着試験に従つて試験しても、レンズから
コーテイングを取外すことは不可能であつた。ま
た、コーテイングは、レンズの凸形表面を完全に
模写しており、収差がなく、そして30〜40psiの
SEB摩耗抵抗を有していた。このコーテイング
の厚さは約6μであつた。85℃で8時間加熱する
ことにより、このコーテイングのポスト硬化を行
つた。ポスト硬化後のSEB摩耗抵抗は70psiであ
つた。 例 2 米国特許第4249011号(例1)に記載のごとく、
を有するポリ(エチレン状不飽和アルコキシアル
キル)複素環化合物を製造した。この複素環化合
物60部とメチルエチルケトン40部とを組合せ、均
一になるまで混ぜ合わせた。この混合物に重合開
始剤〔2重量%のα,α−ジメトキシ−α−フエ
ニルアセトフエノン、チバ・ガイギー(Ciba
Geigy)から市販の「イルガキユア」(Irgacure)
651〕を加え、均一な組成物が得られるまで攪拌
した。例1に記載したごとく、単一ビジヨン眼用
レンズ成形型の凹形表面上にこの組成物を塗布し
て、型面上に薄いコーテイングを得た。 コーテイングずみの型を数分間室温に放置し、
メチルエチルケトンをコーテイングから蒸発させ
た。次に約5cmの距離を置いて700ワツトのハノ
ビア中圧水銀アーク灯に10秒間露光させることに
より、コーテイングを一部重合させた。次にコー
テイングずみのダイを用い、アリルジグリコール
カーボネートモノマー及び3重量%の過酸化ベン
ゾイルから例1に記載のごとく眼用レンズの素材
を製造した。例1に記載したようにレンズを硬化
させた。 型からレンズを取外したとき、コーテイングは
本質的に完全に型面から分離し、そしてレンズの
表面に接着したままであつた。コーテイングはレ
ンズの凸面にしつかりと結合し、そしてASTM
D−3359のテープ接着試験で試験しても剥がすこ
とはできなかつた。コーテイングはレンズの凸形
表面を模写しており、収差は認められなかつた。
コーテイングレンズは40〜60psiのSEB摩耗抵抗
を有し、そしてコーテイングの厚さは10〜12μで
あつた。前記のように紫外線にさらしてコーテイ
ングのポスト硬化を行つた。ポスト硬化後の
SEB摩耗抵抗は90psiであつた。 例 3 例2に記載したポリ(エチレン状不飽和アルコ
キシアルキル)複素環化合物90部、シラン「A−
174」10部、α,α−ジメトキシ−α−フエニル
アセトフエノン2部及びメチルエチルケトン508
部を含む組成物を製造した。例1に記載したよう
に、この組成物を一連の多重ビジヨン眼用レンズ
成形型の凹形面に塗布した。溶剤を蒸発させた
後、700ワツトのハノビア中圧水銀アーク灯に5
秒間露光させてコーテイングを一部重合させた。 次にコーテイングのすんだダイを用い、例1に
記載した技法によつて多重ビジヨン眼用レンズを
製造した。硬化及び離型後、コーテイングは型面
から完全に分離し、そしてレンズの凸形表面にし
つかりと結合していた。ASTM D−3359テープ
接着試験によつて試験したところ、レンズの表面
からコーテイングを剥がすことは不可能であつ
た。コーテイングの露出面は、レンズの凸形表面
を正確に模写しており、そして収差は認められな
かつた。レンズは30〜50psiのSEB摩耗抵抗を有
し、そして多重ビジヨンセグメントのセグメント
ラインにおけるフローラインや塗膜蓄積は認めら
れなかつた。コーテイングの厚さは4〜5μであ
つた。 コーテイングから10cmの距離におかれた100ワ
ツト/インチのハノビア灯からの紫外線に2分間
ポスト露光させることにより、レンズのSEB摩
耗抵抗は75psiに改善された。これによつてレン
ズに対するコーテイングの接着力はなんら影響を
受けなかつた。 例 4 式 (式中、QはCH2=CH(CH3)COO(CH23
あり、mは3〜8の値であり、そしてpは2〜10
の値であつた)を有するエチレン状不飽和物質を
製造した。用いた手順は下記のとおりであつた。 2のフラスコを加熱マントル内に入れ、そし
て還流凝縮器、機械的攪拌機及び温度計を付し
た。1500gのこはく色のγ−メタクリルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン〔ユニオンカーバイド
製のA−174又はダウコーニング(Dow
Corning)製のZ−6030〕及び150gの無水炭酸
ナトリウムをフラスコに装入した。フラスコ及び
内容物を約130℃に加熱し、攪拌しながらその温
度に4時間保つた。混合物を周囲温度に冷却し、
濾過して不溶性の残渣を除いた。顆粒状水酸化カ
リウム約2.25g(0.15%)と共に濾液をフラスコ
に戻した。加熱せずに混合物を1時間攪拌したと
ころ、液の色がきわめて暗褐色ないし黒色に変わ
つた。液をデカンテーシヨンし、水銀柱1〜5mm
の圧力下に85〜110℃で減圧蒸留を行つて無色の
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ンを得た。 前記の精製γ−メタクリルオキシプロピリトリ
メトキシシラン150g、テトラヒドロフラン(分
析用試験級)150ml、ブチル化ヒドロキシトルエ
ン(安定剤である)0.03g及び1N塩酸33.6gを二
番目のフラスコに装入した。この混合物を1時間
還流してから減圧下に蒸発させ(5mmHg、45
℃)、空気でパージした後、上記の式を有し、粘
度が約11000センチポアズの無色透明のオリゴマ
ー性プレポリマーを残留物として得た。 このプレポリマーを100重量部の該プレポリマ
ー当り2重量部のα,α−ジメトキシ−α−フエ
ニルアセトフエノンと組合せ、わずかに温めてか
ら例1に記載した手法を用い、多重ビジヨン眼用
レンズ成形型の凹面に薄いコーテイングとして塗
布した。10cmの距離に置かれた100ワツト/イン
チのハノビア灯からの紫外線に2秒間露光させる
ことにより、このコーテイングの一部重合を行つ
た。次に例1に記載したようにこの型を用い、ア
リルジグリコールカーボネートモノマーから眼用
レンズを製造したが、本例の場合には、12時間の
間に水浴の温度を60℃から85℃に徐々に上げなが
らレンズを水浴中で加熱した。レンズを型から取
出した際、コーテイングは型面から完全に分離
し、そしてレンズの凸面にしつかりと結合してい
た。ASTM D−3359テープ接着試験で試験した
ところ、レンズからコーテイングを剥がすことは
不可能であつた。このコーテイングはレンズの凸
形表面を模写しており、そして多重焦点セグメン
トのセグメントラインにおけるフローラインや塗
膜の蓄積がないため、収差が認められなかつた。
レンズのSEB摩耗抵抗は30〜45psiであつた。 コーテイングから10cmの距離に置かれた100ワ
ツト/インチのハノビア灯からの紫外線にコーテ
イングを2分間ポスト露光させることにより、レ
ンズの摩耗抵抗は60psiに増加した。レンズに対
するコーテイングの接着性がこの処理によつて影
響されることはなかつた。 例 5 下記の成分を含む組成物を製造した: 例2のポリ(エチレン状不飽和アルコキシアル
キル)複素環化合物 60 ペンタエリトリトールテトラアクリレート 40 「イルガキユア」651 3 「FC−431」(3M社製のフルオロカーボン系界
面活性剤) 0.25 塩化メチレン 896.75 例2に記載した方法を用い、この組成物を一連
の多重ビジヨン眼用レンズ成形型に塗布し、そし
て一部反応させた。露光の過程で種々の水準の電
力を利用した。次に例1に記載したごとく、コー
テイングずみの型を用い、アリルジグリコールカ
ーボネートから眼用レンズを製造した。コーテイ
ングの終わつたレンズについて、赤外線吸収を利
用しての不飽和度の測定、SEB摩耗抵抗試験及
び接着力試験を行つた。摩耗抵抗及び接着力の試
験結果は、不良、可、良及び優として報告した。
不良(すなわち、受入れ不能)の摩耗抵抗という
のは、20psi未満の力の適用により、目視しうる
引つかき傷がコーテイングに生じたことを意味す
る。可(受入れ可能)の摩耗抵抗というのは、目
視可能な引つかき傷がコーテイングに生じる前に
20〜40psiの力が必要であつたことを意味する。
良の摩耗抵抗というのは、目視可能な引つかき傷
ができるまでに40〜60psiの力が必要であつたこ
とを意味する。優の摩耗抵抗というのは、コーテ
イングに目視可能な引つかき傷が生じなかつたか
又は60psiを超える力が適用された後においての
み、目視しうる引つかき傷が生じたかのいずれか
を意味する。不良(受入れ不能)の接着力という
のは、ASTM D−3359のテープ接着力試験で試
験した際、10%を超えるコーテイングが剥がれた
ことを意味する。可(受入れ可能)の接着力とい
うのは、ASTM D−3359の試験でコーテイング
の5〜10%が剥がれたにすぎなかつたことを意味
する。優の接着力というのは、ASTM D−3359
で試験したときに、剥がれたコーテイングが皆無
であつたことを意味する。これらの結果を下記に
示す。
【表】 例 6 例1に記載したコーテイング法を用い、眼用レ
ンズ成形型の凸形表面に、例2、3及び5に記載
したごとく製造したコーテイング組成物を塗布し
た。コーテイングずみの型を周囲室温において約
1分間風乾した後、個々の型を300ワツト/イン
チのハノビア中圧水銀灯にさらしてコーテイング
の一部硬化を行つた。次いでコーテイングの
SEB摩耗抵抗を調べた。結果を下記に示す。
【表】 コーテイングはいずれも引つかき傷が多く、不
透明になつた。 例 7 下記成分を含むコーテイング組成物を製造し
た:
【式】 14.08
【式】 4.7 脱イオン水 7.74 メチルアルコール 6.71 HCl(37%) 0.96 テトライソプロピルチタネート 5.64 メチルエチルケトン 59.92 フルオロケミカル系界面活性剤(FC−430)
0.24 例1に記載した技法を用い、上記の組成物を清
浄なガラス及び金属製のダイにフローコーテイン
グした。コーテイングずみのダイを約2分間室温
に放置した後、赤外加熱灯を用いて100℃で2分
間加熱し、コーテイングを一部反応させた。次に
これらの型を用い、アリルジグリコールカーボネ
ートから眼用レンズを注型成形した。48°〜85℃
に41/2時間加熱してレンズを硬化させた。型か
らレンズを取出し、90℃で4時間ポスト硬化を行
い、SEB摩耗抵抗及び接着力の試験を行つた。
コーテイングは70psiのSEB摩耗抵抗及びレンズ
に対する100%の接着力を有していた。 例 8 下記の成分を含む2種のコーテイング溶液を
別々に製造した:溶液A
【式】 18.78 脱イオン水 7.74 メチルアルコール 6.71 HCl(37%) 0.96 テトライソプロピルチタネート 5.64 メチルエチルケトン 59.92 フルオロカーボン系界面活性剤(FC−430)
0.24溶液B 例2のポリ(エチレン状不飽和アルコキシアル
キル)複素環化合物 6 ペンタエリトリトールテトラアクリレート 4 光開始剤(商標イルガキユア651) 0.3 フルオロカーボン系界面活性剤(FC−431)
0.03 塩化メチレン 89.67 下地処理した三焦点レンズ上に溶液Aを直接フ
ローコーテイングし、次いで200ワツト/インチ
の中圧灯を用い(1回通過、0.25ジユール/cm2)、
該溶液を一部反応させた。その後、80.5℃で12時
間、レンズのポスト硬化を行つた。 溶液Bでコーテイングされた三焦点レンズを例
1に記載の手法で製造したが、200ワツト/イン
チの中圧灯を用い、0.25ジユール/cm2の照度で型
を1回通過させるのみでコーテイングずみの型の
一部硬化を行つた。充填の終わつた型を48°〜85
℃に7時間加熱してレンズを硬化させた。硬化し
たレンズを型から取出し、300ワツト/インチの
中圧灯を用い、1ジユール/cm2で4回通過させる
ことにより、レンズのポスト硬化を行つた。 ロンキーグラフ(Ronchi Graph)を用いてコ
ーテイング面の収差を調べた。溶液Aを用いてコ
ーテイングした三焦点レンズは、すべてセグメン
トの周辺に収差を示したのに対し、溶液Bでコー
テイングした三焦点レンズの方は収差を示さなか
つた。 例 9 例5のコーテイング溶液を用い、4種類のコー
テイングずみ眼用レンズを製造した。0.25ジユー
ル/cm2の水準を用いて一部硬化を行つた以外は、
例1に記載したようにコーテイング溶液の塗布及
び一部硬化を行つた。レンズの硬化がすんだ後、
4ジユールcm2でコーテイングの露光を行つた。こ
れらのコーテイングは、レンズに対して100%の
接着力を有していた。 コーテイングずみのレンズを93℃の水浴中に10
分間浸漬してから取出し、ただちに2℃の氷/水
浴中に10分間浸漬した。このサイクルを5回繰返
した。 次にコーテイングの接着力を試験したところ、
レンズに対して100%の接着力を有していること
が見いだされた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 型成形された曲面状の、かつ、少なくとも
    20psiのSEB磨耗抵抗を有し、光の屈折を与える
    眼用レンズであつて、 光学的に透明で、固体である少なくとも20psi
    のSEB磨耗抵抗を有する室温安定性の基材であ
    つて、この基材は、コーテイングのエチレン性不
    飽和基と反応することができる官能基を有する有
    機物質の反応生成物を含んでなり、この有機物質
    はアリルジグリコールカーボネートモノマー、ア
    クリレートモノマー、アクリレートオリゴマー、
    ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、
    ポリ塩化ビニルおよびそれらの混合物から成る群
    から選ばれる、 および 前記の基材に緊密に結合した光学的に透明で、
    収差のない、耐磨耗性のコーテイングを含み、 そのコーテイングが型の面を正確に複写してい
    て、またそのコーテイングが反応性のエチレン性
    不飽和基を含有する組成物の重合生成物を含み、
    このエチレン性不飽和基は前記コーテイングと前
    記基材とを緊密に結合するために、前記基材の前
    記有機物質と反応することができ、また前記組成
    物は、アクリレート、メタクリレート、アクリル
    酸無水物、エチレン性不飽和無水物、オレフイン
    系化合物、アクリルアミド、エチレン性不飽和ア
    ミドおよびウレタン、ビニルエステル、ビニルエ
    ーテル、ビニルハライド、ビニルエポキシ樹脂、
    ビニルシラン、ビニルシロキサン、ビニル複素環
    化合物、メラミン、ポリ(エチレン性不飽和アル
    コキシアルキル)化合物、ならびにそれらのブレ
    ンド、ポリマーおよびコポリマーからなる群から
    選ばれる、 そのコーテイングの、ASTM D−3359に従つ
    て試験した基材への接着力が少なくとも90%であ
    る眼用レンズ。 2 特許請求の範囲第2項に記載のレンズであつ
    て、反応性のエチレン性不飽和基を含む物質が式
    A1−Z−A2を有するポリ(エチレン状不飽和ア
    ルコキシアルキル)化合物であり、式中 (a) A1及びA2が独立に末端エチレン状不飽和を
    有する基であり、該基が式: {式中、 1 R1は水素又はメチルから選ばれ、 2 R−O−は脂肪族の末端不飽和第一アルコ
    ールROHの一価の残基であり、Rは式 及び 〔E(−CH2b――〕n――R5(−CH2c―― 〔但し、Eは式 及び から選ばれ、 a及びcは独立に1〜6の整数であり、b
    は0又は1〜6の整数であり、R4は水素又
    はメチルから選ばれ、R5は炭素数1〜15の
    脂肪族基であつて、エーテル型酸素又は からなる部類から選ばれる、最高2個までの
    基が炭素原子の間に介在していてもよく、そ
    してR5の原子価はm+1(mは1〜5の整
    数)である〕から選ばれ、 3 R2は水素、【式】及び【式】 (但し、R6は炭素数5までのアルキル及
    びアルケニル基から選ばれ、R7は炭素数8
    までの脂肪族基又は炭素数8までの芳香族基
    である)から選ばれ、 4 R3は基内に1〜6個の炭素原子及び最高
    1個までのカテナリー酸素を有するアルキレ
    ン基である}を有し、 そして (b) Zが式: 〔式中、Xは5−又は6−員複素環を完成す
    るのに必要な二価の基であつて、【式】 【式】【式】【式】 【式】及び【式】 (但し、R8、R9、R10及びR11は水素、炭素
    数1〜4のアルキル基、炭素数3〜6のシクロ
    アルキル基、及びフエニル基から独立に選ば
    れ、そしてA3はA1と同じである)の群から選
    ばれる〕を有する複素環式基であるレンズ。 3 特許請求の範囲第2項に記載のレンズであつ
    て、組成物がさらに反応開始剤を含んでいるレン
    ズ。 4 特許請求の範囲第2項に記載のレンズであつ
    て、組成物がポリマー、安定剤、酸化防止剤、可
    撓性付与剤、着色剤、充填剤、界面活性剤、フロ
    ー助剤、及び硬度増進剤から選ばれた1種または
    それ以上の物質をさらに含んでいるレンズ。 5 特許請求の範囲第1項に記載のレンズであつ
    て、眼用レンズが眼鏡レンズであるレンズ。 6 特許請求の範囲第1項に記載のレンズであつ
    て、コーテイングが前記基材に化学的に結合され
    ているレンズ。 7 特許請求の範囲第1項に記載に眼用レンズ器
    具であつて、そこを通過する光の修正屈折を提供
    するレンズ。 8 特許請求の範囲第7項に記載のレンズであつ
    て、眼用レンズが多重焦点眼鏡レンズであるレン
    ズ。 9 特許請求の範囲第9項に記載のレンズであつ
    て、セグメントラインを付しているレンズ。 10 基材が実質的に正確なレンズの型のポジの
    複写を含む像の修正用の特許請求の範囲第1項記
    載のレンズ。 11 眼用器具の少なくとも1つの光学的表面
    に、薄い、光学的に透明なコーテイングを施す方
    法であつて、 前記眼用器具の製造に用いられる成形型の少な
    くとも一つの第一面に対し、反応性のエチレン性
    不飽和基含有物質からなる組成物の層を施し、そ
    れにより、前記眼用器具の第一の光学的表面が所
    望の光学的形状を前記型面から付与されるように
    し、かつ、前記組成物の反応を、それがその反応
    の前にもつていた不飽和度の約30%−約90%まで
    の不飽和度を示すまで行い、 前記成形型に、固体であつて室温安定性の状態
    に硬化しうる有機の液体物質を充填し、そして、 前記有機の液体物質を硬化させることにより、
    前記の眼用器具を形成し、しかも前記型面に対す
    る接着よりもさらにしつかり前記薄膜を前記の硬
    化した有機物質の前記光学的表面に接着させる工
    程からなることを特徴とする方法。 12 特許請求の範囲第11項に記載の方法であ
    つて、前記の組成物を反応させて、乾燥した、前
    記第一の表面に少なくとも弱く接着した、そして
    前記第一の表面を正確に収差を生じないように複
    写する薄膜を形成することを特徴とする方法。 13 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、器具を成形型から取り出す工程をさらに含
    み、その際、薄膜が第一の光学的表面に接着し、
    かつ、前記の成形型面から完全に分離する方法。 14 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、35℃から100℃までの範囲内の温度に組成
    物を1−10分間さらすことにより、前記組成物を
    一部反応させる方法。 15 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、組成物を活性化放射線にさらすことによつ
    て一部反応させる方法。 16 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、組成物を施す前の成形型の面を、水平面に
    対して約45°から60°までの範囲内の角度に位置さ
    せる方法。 17 特許請求の範囲第11項に記載の方法であ
    つて、第一面の上部端縁に組成物を施し、それに
    より前記組成物が約140°から160°までの範囲内の
    中心角を有する円弧をカバーし、成形型の面を横
    切つて流れるようにする方法。 18 特許請求の範囲第15項に記載の方法であ
    つて、紫外線にさらすことによつて組成物を反応
    させる方法。 19 特許請求の範囲第15項に記載の方法であ
    つて、電子ビーム線にさらすことによつて組成物
    を反応させる方法。 20 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、コーテイングが反応前に有していた不飽和
    度の40−75%の範囲内の不飽和度を示すに到るま
    で、コーテイングを反応させる方法。 21 特許請求の範囲第20項に記載の方法であ
    つて、55−70%の範囲内の不飽和度を示すまで、
    コーテイングを反応させる方法。 22 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、組成物の薄層を成形型の第二面に対して施
    すことにより、眼用器具の第二の表面上に所望の
    光学的形状が第二面によつて形成されるように
    し、そして前記第二面上において前記組成物を一
    部反応させる追加的な工程を含む方法。 23 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、アクリレート、メタクリレート、アクリル
    酸無水物、エチレン状不飽和無水物、オレフイン
    系化合物、アクリルアミド、エチレン状不飽和ア
    ミド及びウレタン、ビニルエステル、ビニルエー
    テル、ビニルハライド、ビニルエポキシ樹脂、ビ
    ニルシラン、ビニルシロキサン、ビニル複素環化
    合物、メラミン、ポリ(エチレン状不飽和アルコ
    キシアルキル)化合物、ならびにそれらのブレン
    ド、ポリマー及びコポリマーからなる群から前記
    の反応性エチレン性不飽和基含有物質を選ぶ方
    法。 24 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、反応性のエチレン性基含有物質が式A1
    Z−A2を有するポリ(エチレン状不飽和アルコ
    キシアルキル)化合物であり、前記の式中、 (a) A1及びA2が独立に末端エチレン状不飽和を
    有する基であり、該基が式: {式中、 1 R1は水素又はメチルから選ばれ、 2 R−O−は脂肪族の末端不飽和第一アルコ
    ール、ROHの一価の残基であり、Rは式 及び 〔E(−CH2b――〕n――R5(−CH2c―― 〔但し、Eは 及び から選ばれ、 a及びcは独立に1〜6の整数であり、b
    は0又は1〜6の整数であり、R4は水素又
    はメチルから選ばれ、R5は炭素数1〜15の
    脂肪族基であつて、エーテル型酸素又は からなる部類から選ばれる、最高2個までの
    基が炭素原子の間に介在していてもよく、そ
    してR5の原子価はm+1(mは1〜5の整
    数)である〕から選ばれ、 3 R2は水素、【式】及び【式】 (但し、R6は炭素数5までのアルキル及
    びアルケニル基から選ばれ、R7は炭素数8
    までの脂肪族基又は炭素数8までの芳香族基
    である)から選ばれ、 4 R3は基内に1〜6個の炭素原子及び最高
    1個までのカテナリー酸素を有すアルキレン
    基である}を有し、そして (b) Zが式: 〔式中、Xは5−又は6−員複素環を完成す
    るのに必要な二価の基であつて、【式】 【式】【式】【式】 【式】及び【式】 (但し、R8、R9、R10及びR11は水素、炭素
    数1〜4のアルキル基、炭素数3〜6のシクロ
    アルキル基、及びフエニル基から独立に選ば
    れ、そしてA3はA1と同じである)の群から選
    ばれる〕を有する複素環式基である方法。 25 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、組成物がさらに反応開始剤を含む方法。 26 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、組成物がポリマー、安定剤、酸化防止剤、
    可撓性付与剤、着色剤、充填剤、界面活性剤、フ
    ロー助剤、及び硬度増進剤から選ばれた1種また
    はそれ以上の物質をさらに含んでいる方法。 27 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、眼用レンズが眼鏡レンズである方法。 28 特許請求の範囲第27項に記載の方法であ
    つて、眼用レンズが多重焦点眼鏡レンズである方
    法。 29 特許請求の範囲第12項に記載の方法であ
    つて、有機液体の硬化が終わつた後、組成物をポ
    スト反応させる追加的な工程を含む方法。 30 眼用器具の少なくとも1つの光学的表面
    に、薄い、光学的に透明な耐磨耗性のコーテイン
    グを施す方法であつて、 前記眼用器具の製造に用いられる成形型の第一
    面が水平面から約45°から60°の角度となるよう前
    記成形型を位置付け、前記第一面が前記器具の第
    一の光学的な表面上に所望の光学的形状を付与
    し、 反応性のエチレン性不飽和記含有物質を含む組
    成物を、約140°から160°までの範囲内の中心角を
    なす円弧が前記組成物によつてカバーされるよう
    な量で前記第一面の上部端縁部に沿つて施し、 前記組成物を反応させ、その反応を、乾燥し
    た、前記第一面に少なくとも弱く接着し、かつ、
    収差が生じないようにして前記第一面を正確に複
    写する薄膜が前記組成物によつて形成される程度
    まで、即ち、前記組成物の反応を、それがその反
    応の前にもつていた不飽和度の約30%−約90%ま
    での不飽和度を示すまで行い、 前記成形型に、固体であつて室温安定性の状態
    に硬化しうる有機の液体物質を充填し、そして、 前記有機の液体物質を硬化させることにより、
    前記の眼用器具を形成し、しかも前記型面に対す
    る接着よりもさらにしつかり前記被覆を前記の硬
    化した有機物質の前記光学的表面に接着させる工
    程からなることを特徴とする方法。
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