JPH045296B2 - - Google Patents
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- JPH045296B2 JPH045296B2 JP58029639A JP2963983A JPH045296B2 JP H045296 B2 JPH045296 B2 JP H045296B2 JP 58029639 A JP58029639 A JP 58029639A JP 2963983 A JP2963983 A JP 2963983A JP H045296 B2 JPH045296 B2 JP H045296B2
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- fiber
- wavelength
- pulses
- soliton
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/29—Repeaters
- H04B10/291—Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
- H04B10/293—Signal power control
- H04B10/2933—Signal power control considering the whole optical path
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/50—Amplifier structures not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
- H04B10/2507—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
- H04B10/25077—Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion using soliton propagation
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
本発明は単一モード・フアイバによる電磁パル
ス信号の伝送装置に関する。
ス信号の伝送装置に関する。
従来技術
近年光遠隔通信の分野では大幅な進歩があつ
た。数キロメートルの距離がある中継器間で数メ
ガビツト/秒の速度のデータを伝送するシステム
が現在設置されつつある。しかし、例えば大陸間
海底ケーブル・システムの如きシステムの経済性
はデータ速度および中継器間隔によつて強い影響
を受けるので、これらシステムの上記パラメータ
を改善する努力が継続されている。
た。数キロメートルの距離がある中継器間で数メ
ガビツト/秒の速度のデータを伝送するシステム
が現在設置されつつある。しかし、例えば大陸間
海底ケーブル・システムの如きシステムの経済性
はデータ速度および中継器間隔によつて強い影響
を受けるので、これらシステムの上記パラメータ
を改善する努力が継続されている。
現在入手し得るフアイバが比較的低損失でかつ
低分散な信号を伝送することが出来るが、更なる
改善が望まれる。そのためフアイバ遠隔通信リン
クにあつてはフアイバ伝送チヤネルの送端、即ち
入力ロケーシヨンと受端、即ち出力ロケーシヨン
の間の中間点に設けた所謂「中継器」において信
号の再生を行う必要がある。ここで「入力ロケー
シヨン」および「出力ロケーシヨン」なる用語は
単方向伝送を意味するが、後続の伝送にあたり
「入力ロケーシヨン」と「出力ロケーシヨン」を
逆転させることも可能である。
低分散な信号を伝送することが出来るが、更なる
改善が望まれる。そのためフアイバ遠隔通信リン
クにあつてはフアイバ伝送チヤネルの送端、即ち
入力ロケーシヨンと受端、即ち出力ロケーシヨン
の間の中間点に設けた所謂「中継器」において信
号の再生を行う必要がある。ここで「入力ロケー
シヨン」および「出力ロケーシヨン」なる用語は
単方向伝送を意味するが、後続の伝送にあたり
「入力ロケーシヨン」と「出力ロケーシヨン」を
逆転させることも可能である。
中継器は典型例では2つの機能を実行する。即
ち信号パルスの電力レベルを増大させることと、
パルスの再整形を行うことである。これに加え
て、中継器はしばしばパルスの再タイミングを行
う。電力レベルの増大は実際のフアイバ中で信号
が受ける減衰のために必要である。再整形はフア
イバ中における分散効果によりパルスが広がるた
めに必要である。再タイミングは適当なパルス間
隔を保持するのにしばしば必要とされる。
ち信号パルスの電力レベルを増大させることと、
パルスの再整形を行うことである。これに加え
て、中継器はしばしばパルスの再タイミングを行
う。電力レベルの増大は実際のフアイバ中で信号
が受ける減衰のために必要である。再整形はフア
イバ中における分散効果によりパルスが広がるた
めに必要である。再タイミングは適当なパルス間
隔を保持するのにしばしば必要とされる。
フアイバ遠隔通信システムにおける中継器は典
型例では、信号を検出する手段、例えばフオトダ
イオード、フオトダイオードの出力に作用する手
段、例えば検出器の電気的出力信号の増幅および
再整形を行う手段、検出器の増幅および再整形さ
れた出力信号により典型例では変調される光放射
源、および光源の出力をフアイバに再結合する手
段により成る。前述の型の中継器は現在使用され
ているだけでなく、将来のフアイバ遠隔通信シス
テムでもまた使用されるものと考えられる。これ
に関しては例えばピー・イー・ラドレイ(P.E.
Radley)およびエー・ダブリユー・ホースレイ
(A.W.Horsley)のプロシーデイングズ・オブ・
ザ・インターナシヨナル・コンフアレンス・オ
ン・サブマリーン・テレコミユニケーシヨン・シ
ステムズ(Proceedings of the International
Conference on Submarine
Telecommonication Systems)、ロンドン、
1980年2月、頁173−176を参照されたい。
型例では、信号を検出する手段、例えばフオトダ
イオード、フオトダイオードの出力に作用する手
段、例えば検出器の電気的出力信号の増幅および
再整形を行う手段、検出器の増幅および再整形さ
れた出力信号により典型例では変調される光放射
源、および光源の出力をフアイバに再結合する手
段により成る。前述の型の中継器は現在使用され
ているだけでなく、将来のフアイバ遠隔通信シス
テムでもまた使用されるものと考えられる。これ
に関しては例えばピー・イー・ラドレイ(P.E.
Radley)およびエー・ダブリユー・ホースレイ
(A.W.Horsley)のプロシーデイングズ・オブ・
ザ・インターナシヨナル・コンフアレンス・オ
ン・サブマリーン・テレコミユニケーシヨン・シ
ステムズ(Proceedings of the International
Conference on Submarine
Telecommonication Systems)、ロンドン、
1980年2月、頁173−176を参照されたい。
従来の中継器は典型例では多数の素子を含む複
雑な装置である。例えば典型的な光中継器は約50
のトランジスタを含んでいる。
雑な装置である。例えば典型的な光中継器は約50
のトランジスタを含んでいる。
(前出書参照)このように「電子的」に複雑で
あると、特に高いビツト速度のシステムにおける
レーザ源の信頼性の観点から、現在考えられてい
るフアイバ遠隔通信システムに対しては中継器の
コストがコストの主要な部分を占めることにな
る。
あると、特に高いビツト速度のシステムにおける
レーザ源の信頼性の観点から、現在考えられてい
るフアイバ遠隔通信システムに対しては中継器の
コストがコストの主要な部分を占めることにな
る。
これらの事実に対する従来の対応策はとりわけ
フアイバの質を改良することであり、その結果現
在では約50Kmの中継器間隔も可能であるように思
われる。それにも拘らず中継器の使用に伴つて生
じる困難さは別の解決法を要求しており、本発明
はその他の解決法に関連するものである。以下本
発明と関連したフアイバのいくつかの特性につい
て議論する。
フアイバの質を改良することであり、その結果現
在では約50Kmの中継器間隔も可能であるように思
われる。それにも拘らず中継器の使用に伴つて生
じる困難さは別の解決法を要求しており、本発明
はその他の解決法に関連するものである。以下本
発明と関連したフアイバのいくつかの特性につい
て議論する。
光フアイバを通して伝送された電磁エネルギー
のパルスは減衰および分散を生じる。特に分散は
パルスを時間領域において広ろげることになる。
もしパルスの広がりが大であると、隣接パルスは
オーバラツプし、その結果信号の検出が不可能と
なる。単一モード・フアイバにあつては(即ちシ
ステムの動作波長において信号の基本モードのみ
が伝播するフアイバにあつては)、2つの主要な
分散メカニズムは物質分散と導波管分散である。
屈折率nなる物質は波長λにおいてd2n/dλ2が
0でない場合、物質分散を呈する。物理的には、
これはこの媒質中を伝播する平面波の位相速度が
波長と共に非線形に変化し、その結果光パルスが
該媒質中を伝播するとき広がることを意味する。
導波管分散は典型的にはまた波長に依存する。こ
こでは物質分散と導波管分散を組合わせたものを
“色分散”と呼ぶことにする。例えば典型的な単
一モード・フアイバにおける色分散効果により搬
送波の波長が1.5μmの10ピコ秒パルスは約650メ
ートル進むとその幅は倍となる。
のパルスは減衰および分散を生じる。特に分散は
パルスを時間領域において広ろげることになる。
もしパルスの広がりが大であると、隣接パルスは
オーバラツプし、その結果信号の検出が不可能と
なる。単一モード・フアイバにあつては(即ちシ
ステムの動作波長において信号の基本モードのみ
が伝播するフアイバにあつては)、2つの主要な
分散メカニズムは物質分散と導波管分散である。
屈折率nなる物質は波長λにおいてd2n/dλ2が
0でない場合、物質分散を呈する。物理的には、
これはこの媒質中を伝播する平面波の位相速度が
波長と共に非線形に変化し、その結果光パルスが
該媒質中を伝播するとき広がることを意味する。
導波管分散は典型的にはまた波長に依存する。こ
こでは物質分散と導波管分散を組合わせたものを
“色分散”と呼ぶことにする。例えば典型的な単
一モード・フアイバにおける色分散効果により搬
送波の波長が1.5μmの10ピコ秒パルスは約650メ
ートル進むとその幅は倍となる。
ある媒質中で波長範囲全体にわたつてd2n/dλ2>
0であると、その媒質はその波長範囲において常
分散状態にあると呼ばれる。他方d2n/dλ2<0であ るような波長範囲はいわゆる異常分散範囲を形成
する。例えば硅素にあつては正規分散の範囲は短
い波長から約1.27μmまでの範囲であり、異常分
散範囲は約1.27μmからより長い波長の範囲であ
る。2つの範囲を分離する波長はd2n/dλ2=0とな る波長であり、この波長において物質分散は1次
の0となる。この波長は媒質の組成に依存する。
色分散が1次の0となる波長も同様に組成に依存
するが、それに加えてフアイバの直径、ドーピン
グ・プロフイール等のフアイバのパラメータに依
存する。この波長は例えば適当に設計された単一
モードの硅素をベースとするフアイバでは約1.5μ
m程度にも長くなり得る。
分散状態にあると呼ばれる。他方d2n/dλ2<0であ るような波長範囲はいわゆる異常分散範囲を形成
する。例えば硅素にあつては正規分散の範囲は短
い波長から約1.27μmまでの範囲であり、異常分
散範囲は約1.27μmからより長い波長の範囲であ
る。2つの範囲を分離する波長はd2n/dλ2=0とな る波長であり、この波長において物質分散は1次
の0となる。この波長は媒質の組成に依存する。
色分散が1次の0となる波長も同様に組成に依存
するが、それに加えてフアイバの直径、ドーピン
グ・プロフイール等のフアイバのパラメータに依
存する。この波長は例えば適当に設計された単一
モードの硅素をベースとするフアイバでは約1.5μ
m程度にも長くなり得る。
データ速度の速いフアイバ遠隔通信システムに
おける搬送波波長の最も自然な選び方はフアイバ
における色分散が1次の0となる波長を選ぶこと
である。しかし、この波長においてさえ分散の高
次の項によるパルスの広ろがりが存在する。これ
に関しては例えばエフ・ピー・カプロン(F.P.
Kapron)の論文、エレクトロニクス・レターズ
(Electronics Letters)、第13巻、頁96−97(1977
年)を参照されたい。
おける搬送波波長の最も自然な選び方はフアイバ
における色分散が1次の0となる波長を選ぶこと
である。しかし、この波長においてさえ分散の高
次の項によるパルスの広ろがりが存在する。これ
に関しては例えばエフ・ピー・カプロン(F.P.
Kapron)の論文、エレクトロニクス・レターズ
(Electronics Letters)、第13巻、頁96−97(1977
年)を参照されたい。
最近色分散効果を補償するために単一モード・
フアイバの誘電率の非線形変化(ケル(Kerr)
効果)を使用すること、即ち「ソリトン
(Soliton)を使用することが提案されている。
フアイバの誘電率の非線形変化(ケル(Kerr)
効果)を使用すること、即ち「ソリトン
(Soliton)を使用することが提案されている。
ソリトン・パルスは、色分散による広ろがり効
果が、屈折率の電界への非線形依存性による収縮
により平衡した場合に生じる。単一モード・フア
イバ中におけるソリトンの存在とその安定な伝送
の可能性はエー・ハセガワ(A.Hasegawa)およ
びエフ・タパート(F.Tappert)の論文、アプラ
イド・フイジツクス・レターズ(Applied
Physics Letters)、第23巻、第3号、頁142−144
(1973年)により予測されていた。この論文は無
損失の単一モード・フアイバを扱つており、フア
イバのパラメータ、パルス幅および搬送波の波長
に依存するソリトンが存在し得る最小パルス・ピ
ーク電力の存在を明らかにしている。ハゼガワお
よびタパートのこれらの予測は1.45μmにおいて
約1ワツトのピーク電力を有する7ピコ秒のパル
スを単一モードフアイバを通して約700メートル
の距離だけ分散のない伝送を行なわせることによ
り実証された。これに関してはエル・エフ・モレ
ナウア(L.F.Mollenauer)等の論文、フイジカ
ル・レビユー・レターズ(Physical Review
Letters、第45巻、第13号、頁1095−1098(1980
年)を参照されたい。モレナウア等はまたいわゆ
る「平衡」ピーク電力P0を越えたピーク電力を
有するソリトン・パルスは狭くなるというハセガ
ワおよびタパートの予測も実証した。
果が、屈折率の電界への非線形依存性による収縮
により平衡した場合に生じる。単一モード・フア
イバ中におけるソリトンの存在とその安定な伝送
の可能性はエー・ハセガワ(A.Hasegawa)およ
びエフ・タパート(F.Tappert)の論文、アプラ
イド・フイジツクス・レターズ(Applied
Physics Letters)、第23巻、第3号、頁142−144
(1973年)により予測されていた。この論文は無
損失の単一モード・フアイバを扱つており、フア
イバのパラメータ、パルス幅および搬送波の波長
に依存するソリトンが存在し得る最小パルス・ピ
ーク電力の存在を明らかにしている。ハゼガワお
よびタパートのこれらの予測は1.45μmにおいて
約1ワツトのピーク電力を有する7ピコ秒のパル
スを単一モードフアイバを通して約700メートル
の距離だけ分散のない伝送を行なわせることによ
り実証された。これに関してはエル・エフ・モレ
ナウア(L.F.Mollenauer)等の論文、フイジカ
ル・レビユー・レターズ(Physical Review
Letters、第45巻、第13号、頁1095−1098(1980
年)を参照されたい。モレナウア等はまたいわゆ
る「平衡」ピーク電力P0を越えたピーク電力を
有するソリトン・パルスは狭くなるというハセガ
ワおよびタパートの予測も実証した。
最近、エー・ハセガワおよびワイ・コダマ
(Y.Kodama)は高データ速度単一モード・フア
イバ遠隔通信システムでソリトン・パルスを使用
することを提案した。これに関してはプロシーデ
イングズ・オブ・ザ・アイ・イー・イー・イー
(Proceedings of the IEEE)、第69巻、第9号、
1981年9月、頁1145−1150を参照されたい。この
論文な理想光フアイバ中でのソリトンの性質、高
次分散および損失のソリトンに対する効果ならび
に設計例および評価法について詳細に述べてい
る。
(Y.Kodama)は高データ速度単一モード・フア
イバ遠隔通信システムでソリトン・パルスを使用
することを提案した。これに関してはプロシーデ
イングズ・オブ・ザ・アイ・イー・イー・イー
(Proceedings of the IEEE)、第69巻、第9号、
1981年9月、頁1145−1150を参照されたい。この
論文な理想光フアイバ中でのソリトンの性質、高
次分散および損失のソリトンに対する効果ならび
に設計例および評価法について詳細に述べてい
る。
この提案されている遠隔通信システムは高いデ
ータ伝送速度を達成するために自己閉じ込む効果
を使用している。しかし彼らはパルス再生の問題
ならびに前述した従来の再生法に固有な問題点に
ついては何らふれていない。
ータ伝送速度を達成するために自己閉じ込む効果
を使用している。しかし彼らはパルス再生の問題
ならびに前述した従来の再生法に固有な問題点に
ついては何らふれていない。
発明の概要
本発明に従う光フアイバ遠隔通信装置はソリト
ン・パルスを伝送することの出来る単一モードの
光フアイバと、該フアイバ中を伝播するソリト
ン・パルスを増幅するべくフアイバに沿う中間位
置に各々配置された1つまたはそれ以上の非電子
的増幅器を含んでいる。ここで非電子的増幅器と
は、信号が増幅過程全体を通して光パルスの形態
を保存したまま光パルス信号を増幅するようつく
られた増幅器と定義される。
ン・パルスを伝送することの出来る単一モードの
光フアイバと、該フアイバ中を伝播するソリト
ン・パルスを増幅するべくフアイバに沿う中間位
置に各々配置された1つまたはそれ以上の非電子
的増幅器を含んでいる。ここで非電子的増幅器と
は、信号が増幅過程全体を通して光パルスの形態
を保存したまま光パルス信号を増幅するようつく
られた増幅器と定義される。
適当な増幅器の例としてガラス・レーザ、即ち
適当なイオン(即ちhをプランクの定数、cを真
空中の光速とするとき、hc/λ0だけエネルギー
が隔つたエネルギー・レベルを有するイオン)で
ドープされ、エネルギー・レベルの集団反転を生
じさせる電磁放射によつてポンピングされたガラ
ス媒質(典型例ではフアイバ)がある。他の増幅
手段の例としてはラーマン(Raman)増幅器、
例えばλ0ポンピング放射の「ストークス」
(Stokes)波長帯内にあるガラス媒質(典型例で
はフアイバ)がある。これに関しては例えばエ
ス・イー・ミラー(S.E.Miller)およびエー・ジ
ー・チノウエス(A.G.Chynoweth)編の本「オ
プテイカル フアイバ テレコミユニケーシヨン
ズ」(Optical Fiber Telecommunications)ア
カデミツクス・プレス(Academic Press)1979
年、頁127−132を参照されたい。更に他の増幅手
段の例として、λ0に等しい波長を有し、ソリトン
と同相で、パルス振幅より小さい振幅を有する連
続波(CW)を注入し、それによつてパルスと
CWの間の非線形相互作用によつてパルス振幅を
増大させる増幅手段がある。更に他の増幅手段の
例として増幅媒体として作用する半導体レーザが
ある。
適当なイオン(即ちhをプランクの定数、cを真
空中の光速とするとき、hc/λ0だけエネルギー
が隔つたエネルギー・レベルを有するイオン)で
ドープされ、エネルギー・レベルの集団反転を生
じさせる電磁放射によつてポンピングされたガラ
ス媒質(典型例ではフアイバ)がある。他の増幅
手段の例としてはラーマン(Raman)増幅器、
例えばλ0ポンピング放射の「ストークス」
(Stokes)波長帯内にあるガラス媒質(典型例で
はフアイバ)がある。これに関しては例えばエ
ス・イー・ミラー(S.E.Miller)およびエー・ジ
ー・チノウエス(A.G.Chynoweth)編の本「オ
プテイカル フアイバ テレコミユニケーシヨン
ズ」(Optical Fiber Telecommunications)ア
カデミツクス・プレス(Academic Press)1979
年、頁127−132を参照されたい。更に他の増幅手
段の例として、λ0に等しい波長を有し、ソリトン
と同相で、パルス振幅より小さい振幅を有する連
続波(CW)を注入し、それによつてパルスと
CWの間の非線形相互作用によつてパルス振幅を
増大させる増幅手段がある。更に他の増幅手段の
例として増幅媒体として作用する半導体レーザが
ある。
前述の増幅器の例は非電子的増幅器の例であ
る。これら増幅器に共有の性質はパルスの位相の
保存を許容することにある。
る。これら増幅器に共有の性質はパルスの位相の
保存を許容することにある。
ソリトン・パルスは「増幅」の時点、即ちエネ
ルギーがパルスに転写される(これに関しては前
出のハセガワおよびコダマの論文を参照された
い)ときにその最終的(即ち漸近的)形状および
パルスの高さを達成するのではなく、パルスは増
幅を受けた後にフアイバ中を通つて伝播して行く
間にパルス幅と振幅の変化を受け、以下で規定す
るオーダの距離LNLを伝播した後その最終形状と
振幅を達成することが理解されよう。
ルギーがパルスに転写される(これに関しては前
出のハセガワおよびコダマの論文を参照された
い)ときにその最終的(即ち漸近的)形状および
パルスの高さを達成するのではなく、パルスは増
幅を受けた後にフアイバ中を通つて伝播して行く
間にパルス幅と振幅の変化を受け、以下で規定す
るオーダの距離LNLを伝播した後その最終形状と
振幅を達成することが理解されよう。
初期パルス電力およびパルス幅ならびに増幅器
の間隔および増幅率は、前述の変化によりパルス
が狭くなり、かつ振幅が増大するように選ぶと有
利である。
の間隔および増幅率は、前述の変化によりパルス
が狭くなり、かつ振幅が増大するように選ぶと有
利である。
以下付図を参照して本発明の実施例について述
べる。
べる。
実施例の説明
ハセガワおよびコダマ(前掲書P.1147)によつ
て示されたように、ソリトン・パルスの平衡ピー
ク電界φ0、即ち無損失理想フアイバ中において
そのパルス波形を無限に保持する信号のピーク電
界は次式で与えられる。
て示されたように、ソリトン・パルスの平衡ピー
ク電界φ0、即ち無損失理想フアイバ中において
そのパルス波形を無限に保持する信号のピーク電
界は次式で与えられる。
φ0=√2(−λ2∂2n/∂λ2)/ω0t0√n2 1/2 (1)
この式でλは自由空間における搬送波の波長、
nはフアイバの屈折率、ω0は搬送波の角周波数、
t0は半値パルス幅、n2はフアイバの非線形屈折率
である。式(1)は平衡ピーク電力P0を規定するの
に使用することが出来る。
nはフアイバの屈折率、ω0は搬送波の角周波数、
t0は半値パルス幅、n2はフアイバの非線形屈折率
である。式(1)は平衡ピーク電力P0を規定するの
に使用することが出来る。
P0=(1/2)vgφ0 2ε0sn2 (2)
この式でvgは群速度c/n(cは光速)であり、
ε0は真空の誘電率、Sはフアイバの断面積、nは
フアイバの屈折率である。
ε0は真空の誘電率、Sはフアイバの断面積、nは
フアイバの屈折率である。
ハセガワおよびコダマによつて示されたよう
に、1ソリトン・パルスは1/4P0と9/4P0の間の
ピーク電力に対して存在することが出来る。P0
と9/4P0の間のピーク電力を有するソリトンは伝
送期間中にパルスが狭くなり、1/4P0とP0の間の
ピーク電力を有するソリトンは伝送期間中にパル
スが広ろがる。前出の著者らはまたソリトン・パ
ルスの発生に必要な要件ならびに単一モード・フ
アイバソリトン伝送システムの設計条件について
明らかにしているが、ここではこれら要件および
条件については繰返さない。複数個のソリトン・
パルスは9/4P0を越すピーク電力を有している。
本発明において複数個のソリトン・パルスを使用
することも可能であるが、望ましくはない。
に、1ソリトン・パルスは1/4P0と9/4P0の間の
ピーク電力に対して存在することが出来る。P0
と9/4P0の間のピーク電力を有するソリトンは伝
送期間中にパルスが狭くなり、1/4P0とP0の間の
ピーク電力を有するソリトンは伝送期間中にパル
スが広ろがる。前出の著者らはまたソリトン・パ
ルスの発生に必要な要件ならびに単一モード・フ
アイバソリトン伝送システムの設計条件について
明らかにしているが、ここではこれら要件および
条件については繰返さない。複数個のソリトン・
パルスは9/4P0を越すピーク電力を有している。
本発明において複数個のソリトン・パルスを使用
することも可能であるが、望ましくはない。
ここはパルス再生とパルス増幅を区別する方が
便利である。「再生」とは少くともパルスの振幅
が増大され、パルス幅が減少される過程を意味す
るものとする。この再生は典型例では通常中継器
と呼ばれる装置で実行され、信号を担う実体が光
子から例えば電子に、そして再び電子から光子に
変化することを含んでいる。
便利である。「再生」とは少くともパルスの振幅
が増大され、パルス幅が減少される過程を意味す
るものとする。この再生は典型例では通常中継器
と呼ばれる装置で実行され、信号を担う実体が光
子から例えば電子に、そして再び電子から光子に
変化することを含んでいる。
これに対し「増幅」はパルスの振幅が実質的に
変化される過程を意味し、パルスの幅、即ち形状
を変化させる手段は設けられていない場合を言
う。ここで言う振幅の変化とは増加を指す。増幅
過程の少くとも1部分は典型例ではここでは増幅
器と呼ぶ装置により実行される。
変化される過程を意味し、パルスの幅、即ち形状
を変化させる手段は設けられていない場合を言
う。ここで言う振幅の変化とは増加を指す。増幅
過程の少くとも1部分は典型例ではここでは増幅
器と呼ぶ装置により実行される。
本発明を実現するに当り、増幅器に加えて例え
は大きなケル(Kerr)係数を有する物質より成
るフアイバのセクシヨンよりなる付加的な非電子
的パルス整形手段を用いることも考えられる。
は大きなケル(Kerr)係数を有する物質より成
るフアイバのセクシヨンよりなる付加的な非電子
的パルス整形手段を用いることも考えられる。
パルスの広ろがりによりソリトン・パルスを劣
化させる唯一の要因はフアイバの損失であり、損
失および色分散(高次の分散を含む)はソリト
ン・パルスの基本形状を実質的には変化させない
から、本質的でないパルス整形手段を設けること
なく、ソリトン・パルスの非電子的増幅手段を提
供することによりパルス幅保存チヤネルを得るこ
とが可能である。換言すると、ソリトン・パルス
の非電子的増幅は、従来必要とされていた複雑な
パルス再生の役目を果すことになる。
化させる唯一の要因はフアイバの損失であり、損
失および色分散(高次の分散を含む)はソリト
ン・パルスの基本形状を実質的には変化させない
から、本質的でないパルス整形手段を設けること
なく、ソリトン・パルスの非電子的増幅手段を提
供することによりパルス幅保存チヤネルを得るこ
とが可能である。換言すると、ソリトン・パルス
の非電子的増幅は、従来必要とされていた複雑な
パルス再生の役目を果すことになる。
第1図は本発明を具現する一般化されたフアイ
バ遠隔通信システムの概略図である。パルス発生
手段(電磁放射のパルス源)10により放射され
た電磁放射パルスは結合手段11により単一モー
ド・フアイバ12に結合される。パルスの発生は
入力信号15により制御される。いかなる実際の
フアイバもそこを通して伝送されるパルスを減衰
させるので、非電子的増幅器13に到来するパル
スの振幅もフアイバの入力ロケーシヨンに結合さ
れたときに比べると小さくなつている。増幅器1
3で増幅されたのち、パルスはフアイバを通して
更に伝送され、更なる増幅器13で周期的に再増
幅され、最終的にパルスは伝送チヤネルの出力ロ
ケーシヨンに達し、検出手段14により検出され
る。パルスの再整形は典型例では伝送期間中に行
なわれる。信号16は検出手段から抽出される。
この信号16は信号15が担つていた情報を含ん
でいる。
バ遠隔通信システムの概略図である。パルス発生
手段(電磁放射のパルス源)10により放射され
た電磁放射パルスは結合手段11により単一モー
ド・フアイバ12に結合される。パルスの発生は
入力信号15により制御される。いかなる実際の
フアイバもそこを通して伝送されるパルスを減衰
させるので、非電子的増幅器13に到来するパル
スの振幅もフアイバの入力ロケーシヨンに結合さ
れたときに比べると小さくなつている。増幅器1
3で増幅されたのち、パルスはフアイバを通して
更に伝送され、更なる増幅器13で周期的に再増
幅され、最終的にパルスは伝送チヤネルの出力ロ
ケーシヨンに達し、検出手段14により検出され
る。パルスの再整形は典型例では伝送期間中に行
なわれる。信号16は検出手段から抽出される。
この信号16は信号15が担つていた情報を含ん
でいる。
ソリトン・パルスが存在するための要件は搬送
波の波長がフアイバの異常分散領域中に存在する
ことである。ここで「搬送波の波長」とはパル
ス・スペクトラムの中心波長を意味する。硅素を
ベースとするフアイバの場合、この条件は搬送波
の波長が約1.27μm以上でなければならないこと
を意味する。本発明に従うシステムの動作に有利
な波長は1.5μmの近傍である。何故ならば硅素を
ベースとするフアイバは典型例ではこの波長領域
で最小の損失(フアイバの損失は0.2db/Km程度
に低くなる)を有しているからである。
波の波長がフアイバの異常分散領域中に存在する
ことである。ここで「搬送波の波長」とはパル
ス・スペクトラムの中心波長を意味する。硅素を
ベースとするフアイバの場合、この条件は搬送波
の波長が約1.27μm以上でなければならないこと
を意味する。本発明に従うシステムの動作に有利
な波長は1.5μmの近傍である。何故ならば硅素を
ベースとするフアイバは典型例ではこの波長領域
で最小の損失(フアイバの損失は0.2db/Km程度
に低くなる)を有しているからである。
適当な波長と強度を有する任意のコヒーレント
電磁放射源を使用することが出来る。例えば放射
源として適当な半導体レーザやガス・レーザを使
用することが出来る。パルス状放射をフアイバ中
に結合する手段はまた当業者にあつては周知であ
り、ここでは述べない。同様に信号パルスを検出
する手段も当業者にあつては周知であり、ここで
は議論しない。
電磁放射源を使用することが出来る。例えば放射
源として適当な半導体レーザやガス・レーザを使
用することが出来る。パルス状放射をフアイバ中
に結合する手段はまた当業者にあつては周知であ
り、ここでは述べない。同様に信号パルスを検出
する手段も当業者にあつては周知であり、ここで
は議論しない。
増幅器手段としてはドープされたガラス・レー
ザ、ラーマン・レーザ・半導体レーザおよび以下
で詳述する連続波(CW)注入を使用する増幅器
などが考えられる。
ザ、ラーマン・レーザ・半導体レーザおよび以下
で詳述する連続波(CW)注入を使用する増幅器
などが考えられる。
第2図は元来各々が約14ピコ秒のパルス幅を有
し、約57ピコ秒離れた2つのパルスが、断面積
20μm2なる硅素をベースとする単一モード・フア
イバを通つて伝播した場合のパルス形状を時間的
な順序をおつて計算した結果を示すものである。
このパルスは1.5μmの搬送波波長を有し、フアイ
バはこの波長の周波数において0.2db/Kmの損失
を有するものと仮定している。更にパルスは1.26
×106V/mの入力電圧を有し、仮定の条件の下
における平衡ピーク電力P0は105mWであるもの
とする。曲線20はソリトンに対する計算で求め
られたパルス波形である。即ちここではn2=1.2
×10-22(m/V)2なる非線形屈折率が計算に使用
された。第2図から分るように、増幅が行なわれ
ないと、ソリトン・パルスは大幅に広ろがり、
22.5Km後にはパルスは実質的に合体してしまう。
曲線21は曲線20のパルスと同じ初期振幅と幅
を有する2つの線形パルスに対する計算で求めら
れたパルス波形である。ここで「線形」とは屈折
率の非線形係数が0であることを意味する。図か
ら分かるように、約7.5Km後に線形パルスは極端
な変形を受けることになる。
し、約57ピコ秒離れた2つのパルスが、断面積
20μm2なる硅素をベースとする単一モード・フア
イバを通つて伝播した場合のパルス形状を時間的
な順序をおつて計算した結果を示すものである。
このパルスは1.5μmの搬送波波長を有し、フアイ
バはこの波長の周波数において0.2db/Kmの損失
を有するものと仮定している。更にパルスは1.26
×106V/mの入力電圧を有し、仮定の条件の下
における平衡ピーク電力P0は105mWであるもの
とする。曲線20はソリトンに対する計算で求め
られたパルス波形である。即ちここではn2=1.2
×10-22(m/V)2なる非線形屈折率が計算に使用
された。第2図から分るように、増幅が行なわれ
ないと、ソリトン・パルスは大幅に広ろがり、
22.5Km後にはパルスは実質的に合体してしまう。
曲線21は曲線20のパルスと同じ初期振幅と幅
を有する2つの線形パルスに対する計算で求めら
れたパルス波形である。ここで「線形」とは屈折
率の非線形係数が0であることを意味する。図か
ら分かるように、約7.5Km後に線形パルスは極端
な変形を受けることになる。
第3図は2つの周期的に増幅されたソリトンに
対する計算により求めたパルス波形を示す。フア
イバの性質は第2図の場合と同一であるものと仮
定しており、また同一の初期パルス波形および振
幅が使用されている。9.4Km、18.8Kmおよび28.2Km
後に1.9dbの増幅が行なわれるものと仮定してい
る。図から分かるように、これらの条件の下では
ソリトン・パルスは実質的にその形状および他の
属性を保持している。
対する計算により求めたパルス波形を示す。フア
イバの性質は第2図の場合と同一であるものと仮
定しており、また同一の初期パルス波形および振
幅が使用されている。9.4Km、18.8Kmおよび28.2Km
後に1.9dbの増幅が行なわれるものと仮定してい
る。図から分かるように、これらの条件の下では
ソリトン・パルスは実質的にその形状および他の
属性を保持している。
第4図は、第2図および第3図で仮定したと同
じ初期条件の2つのソリトンが先に仮定したと同
じ性質を有するフアイバを通して伝播し、かつ
CW注入を行つた場合のパルス波形を計算した図
である。CWはパルスの搬送波の波長と同じ波長
を有し、ソリトンと同相であり、初期ソリトンの
ピーク振幅の11%の振幅を有するものと仮定して
いる。注入は9.4Km、18.8Kmおよび28.2Kmのところ
で行なわれるものと仮定する。第4図から分るよ
うに、仮定した条件の下では、ソリトン・パルス
はまたその形状および他の属性を実質的に保持し
ている。
じ初期条件の2つのソリトンが先に仮定したと同
じ性質を有するフアイバを通して伝播し、かつ
CW注入を行つた場合のパルス波形を計算した図
である。CWはパルスの搬送波の波長と同じ波長
を有し、ソリトンと同相であり、初期ソリトンの
ピーク振幅の11%の振幅を有するものと仮定して
いる。注入は9.4Km、18.8Kmおよび28.2Kmのところ
で行なわれるものと仮定する。第4図から分るよ
うに、仮定した条件の下では、ソリトン・パルス
はまたその形状および他の属性を実質的に保持し
ている。
第5図および第6図は6.75Km毎に約1.3dbの増
幅を行つた場合における1080Kmおよび5940Kmのと
ころでのソリトン・パルス対を計算によつて求め
たものである。仮定したフアイバの特性は第2図
の場合と同一であり、入力ピーク電力は11.2m
W、最大値の1/2のところのパルス幅は約42ピコ
秒、パルス間隔は約170ピコ秒、搬送波波長は
1.5μmである。第5および6図の曲線50は入力
パルスを表わし、第5図の曲線51はフアイバを
1000Km以上通つた後のソリトンを表わし、第6図
の曲線60はフアイバを約6000Km通つた後の同じ
ソリトン対を示す。図から分かるように、パルス
の形状は仮定の条件の下では極めて良く保存され
ている。第6図で見られるパルス間隔の変化は2
つのソリトン間の相互干渉によるものである。
幅を行つた場合における1080Kmおよび5940Kmのと
ころでのソリトン・パルス対を計算によつて求め
たものである。仮定したフアイバの特性は第2図
の場合と同一であり、入力ピーク電力は11.2m
W、最大値の1/2のところのパルス幅は約42ピコ
秒、パルス間隔は約170ピコ秒、搬送波波長は
1.5μmである。第5および6図の曲線50は入力
パルスを表わし、第5図の曲線51はフアイバを
1000Km以上通つた後のソリトンを表わし、第6図
の曲線60はフアイバを約6000Km通つた後の同じ
ソリトン対を示す。図から分かるように、パルス
の形状は仮定の条件の下では極めて良く保存され
ている。第6図で見られるパルス間隔の変化は2
つのソリトン間の相互干渉によるものである。
ハセガワおよびコダマ(前掲書P.1147)が述べ
ているように、平衡ピーク電力以外の初期ピーク
電力を有するパルスは伝播によりパルス幅および
振幅が変化することになる。例えばその包絡線が
aq0 sech(q0τ)(但し1/2a3/2)で与えられ
る入力パルスはa∽q0 sech(a∽q0τ)(但しa∽=
(1+2α)、a=1+α、1α1<1/2)で与えられ
る包絡線を有する1つのソリトン・パルス(減衰
のない場合)を漸近的に与える。従つて、a=3/
2の場合1つのソリトン・パルスの最大可能な振
幅はa∽=2となり、漸近ソリトンのピーク電力
は入力パルスのピーク電力の約4倍となり、漸近
幅は初期パルス幅の約1/2に減少する。同様に、
ソリトン・パルスがa(a>1)倍されると、フ
アイバの振幅が無い場合、結果として得られる漸
近ソリトンの振幅は元のソリトン・パルスの約
(2a−1)倍となり、幅は元のパルス幅の約(2a
−1)-1倍に減少する。
ているように、平衡ピーク電力以外の初期ピーク
電力を有するパルスは伝播によりパルス幅および
振幅が変化することになる。例えばその包絡線が
aq0 sech(q0τ)(但し1/2a3/2)で与えられ
る入力パルスはa∽q0 sech(a∽q0τ)(但しa∽=
(1+2α)、a=1+α、1α1<1/2)で与えられ
る包絡線を有する1つのソリトン・パルス(減衰
のない場合)を漸近的に与える。従つて、a=3/
2の場合1つのソリトン・パルスの最大可能な振
幅はa∽=2となり、漸近ソリトンのピーク電力
は入力パルスのピーク電力の約4倍となり、漸近
幅は初期パルス幅の約1/2に減少する。同様に、
ソリトン・パルスがa(a>1)倍されると、フ
アイバの振幅が無い場合、結果として得られる漸
近ソリトンの振幅は元のソリトン・パルスの約
(2a−1)倍となり、幅は元のパルス幅の約(2a
−1)-1倍に減少する。
パルス波形がその漸近的な1つのソリトンに落
ち着く前にその形状は振動し、パルスはエネルギ
ーを幾分失うことに注意されたい。硅素をベース
とするフアイバの場合、振動周期LNL(メートル)
はほぼ次式で与えられている。
ち着く前にその形状は振動し、パルスはエネルギ
ーを幾分失うことに注意されたい。硅素をベース
とするフアイバの場合、振動周期LNL(メートル)
はほぼ次式で与えられている。
LNL(m)=5.3λ(μm)S(μm2)/P(W)
ここでP(W)はパルスのピーク電力(watt)、
λ(μm)はμmで表わした搬送波の波長、Sは
フアイバ・コアのコア断面積を(μm)2で表わし
たものである。
λ(μm)はμmで表わした搬送波の波長、Sは
フアイバ・コアのコア断面積を(μm)2で表わし
たものである。
ソリトン・パルスを増幅する手段としてソリト
ン搬送波と同じ波長および実質的に同じ位相を有
するCWをフアイバ中に注入する手段が使用でき
る。この注入を用いるとより狭い幅とより大きな
振幅を有するソリトン・パルスが得られる。パル
スの増幅に使用されないCWの部分は、適当な位
置に設けられた後続の増幅点において更にCWを
注入するとCWの破壊相互作用が生じ、除去され
る。
ン搬送波と同じ波長および実質的に同じ位相を有
するCWをフアイバ中に注入する手段が使用でき
る。この注入を用いるとより狭い幅とより大きな
振幅を有するソリトン・パルスが得られる。パル
スの増幅に使用されないCWの部分は、適当な位
置に設けられた後続の増幅点において更にCWを
注入するとCWの破壊相互作用が生じ、除去され
る。
解析の結果によると搬送波とCWの波長および
位相が等しいソリトンの振幅はCWの振幅の約π
倍だけ増加し、幅も同じ量だけ減少することが示
される。このようにして、減衰によつてソリトン
の振幅が約1/πE0に減少したとき振幅E0なる
CWをフアイバ中に注入するならば、元のソリト
ン構造が復元されることになる。
位相が等しいソリトンの振幅はCWの振幅の約π
倍だけ増加し、幅も同じ量だけ減少することが示
される。このようにして、減衰によつてソリトン
の振幅が約1/πE0に減少したとき振幅E0なる
CWをフアイバ中に注入するならば、元のソリト
ン構造が復元されることになる。
使用されないCWの望ましくない累積は、相続
いて注入されたCWに破壊的相互作用を及ぼすと
同時に、ソリトン搬送波には常に建設的相互作用
を及ぼすように注入点の間隔を定めることにより
回避することが出来る。このような間隔を選ぶこ
とは常に可能である。何故ならばソリトンの位相
は伝播している間に連続的にシフトするのに対
し、CWは一定位相に留るからである。ハセガワ
およびコダマ(前出)は伝播距離の関数としてソ
リトン位相を決定する式を与えたが、適当なCW
の注入点はこの式を使用することにより決定でき
る。ソリトンの初期位相がτ0であると、CWの注
入はmを正の整数として、位相が τ(T)=2π/m+τ0 となるような伝播距離Tのところで行えばよい。
いて注入されたCWに破壊的相互作用を及ぼすと
同時に、ソリトン搬送波には常に建設的相互作用
を及ぼすように注入点の間隔を定めることにより
回避することが出来る。このような間隔を選ぶこ
とは常に可能である。何故ならばソリトンの位相
は伝播している間に連続的にシフトするのに対
し、CWは一定位相に留るからである。ハセガワ
およびコダマ(前出)は伝播距離の関数としてソ
リトン位相を決定する式を与えたが、適当なCW
の注入点はこの式を使用することにより決定でき
る。ソリトンの初期位相がτ0であると、CWの注
入はmを正の整数として、位相が τ(T)=2π/m+τ0 となるような伝播距離Tのところで行えばよい。
第2図に関連して述べたと同じパラメータを用
いるCWの繰返し注入による増幅の例として、元
のソリトンが約14ピコ秒の幅を有し、約105mW
の平衡ピーク電力を与える場合、9.4Km毎に振幅
1.8×105V/mのCWを注入することによりソリ
トン・パルスを実質的に不変に保持することが可
能である。
いるCWの繰返し注入による増幅の例として、元
のソリトンが約14ピコ秒の幅を有し、約105mW
の平衡ピーク電力を与える場合、9.4Km毎に振幅
1.8×105V/mのCWを注入することによりソリ
トン・パルスを実質的に不変に保持することが可
能である。
単一モード光フアイバ 12
非電子的増幅器 13
第1図は本発明を具現した遠隔通信システムの
例を示す図、第2図は増幅を行なわない場合の1
対のソリトン・パルスと、1対の線形パルスに対
する計算によつて求めたパルス波形を示す図、第
3図は周期的に増幅した1対のソリトン・パルス
に対する計算によつて求めたパルス波形を示す
図、第4図は周期的な連続波(CW)注入を行つ
た1対のソリトン・パルスならびに連続波
(CW)注入を行なわない場合のソリトン・パル
ス対に対する計算によつて求めたパルス波形を示
す図、第5および6図は夫々約1000Kmおよび約
6000Kmのフアイバを通して伝播した周期的に増幅
されたソリトン・パルス対に対する計算により求
めたパルス波形を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕特許請求の範囲 符号
例を示す図、第2図は増幅を行なわない場合の1
対のソリトン・パルスと、1対の線形パルスに対
する計算によつて求めたパルス波形を示す図、第
3図は周期的に増幅した1対のソリトン・パルス
に対する計算によつて求めたパルス波形を示す
図、第4図は周期的な連続波(CW)注入を行つ
た1対のソリトン・パルスならびに連続波
(CW)注入を行なわない場合のソリトン・パル
ス対に対する計算によつて求めたパルス波形を示
す図、第5および6図は夫々約1000Kmおよび約
6000Kmのフアイバを通して伝播した周期的に増幅
されたソリトン・パルス対に対する計算により求
めたパルス波形を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕特許請求の範囲 符号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 搬送波波長λ0の電磁放射のパルス源1
0、 (b) 入力ロケーシヨンおよび入力ロケーシヨンか
ら離間した出力ロケーシヨンを有するフアイバ
伝送チヤンネルであつて、波長λ0の放射に対し
て単一モードフアイバで有り、かつ与えられた
波長領域で異常分散を有する光フアイバからな
るフアイバ伝送チヤンネル12、 (c) 入力ロケーシヨンで1つ以上の該パルスを該
チヤンネルに結合するための手段11およびチ
ヤンネルを通して入力ロケーシヨンから出力ロ
ケーシヨンまで伝送されるパルスを出力ロケー
シヨンで検出するための手段14であつて、チ
ヤンネルにおける与えられた位置でのパルス波
形がピークパワーおよびパルス幅で規定される
ものであり、該単一モードフアイバが波長λ0で
損失を有し、その損失によりパルスのピークパ
ワーが入力ロケーシヨンからの距離の増大とと
もに減少するような手段、および (d) 入力ロケーシヨンと出力ロケーシヨンの中間
に位置し、パルスのピークパワーを増加するた
めの少なくとも1つの非電子的増幅器13であ
つて、信号が増幅過程を通して光パルスの形態
を保持したまま光パルス信号を増幅するよう作
られた非電子的増幅器を含む光フアイバ遠隔通
信装置において、 (e) λ0は光フアイバの異常分散波長領域にあり、 (f) 該パルスは、そのパルス幅が非電子的増幅器
における増幅の結果として減少するような性質
を有するものであり、これにより近接パルスの
合併を実質的に予防することができる、 ことを特徴とする光フアイバ遠隔通信装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
て、 該パルスがフアイバ伝送チヤンネルの少なくと
も一部においてソリトンパルスで有ることを特徴
とする光フアイバ遠隔通信装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
て、 非電子的増幅器が「ポンプ」放射と呼ばれる実
質的に連続的な波形の電磁放射を単一モード光フ
アイバに注入するための手段を含むことを特徴と
する光フアイバ遠隔通信装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の装置におい
て、 非電子的増幅器のおのおのがガラスフアイバ増
幅器を含むことを特徴とする光フアイバ遠隔通信
装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の装置におい
て、 ガラスフアイバ増幅器が、hをプランク定数、
cを真空中の光速度とするとき、h・c/λ0に実
質的に等しいエネルギーによつて分離されたエネ
ルギーレベルを有するイオンでドープされたフア
イバからなることを特徴とする光フアイバ遠隔通
信装置。 6 特許請求の範囲第3項、第4項又は第5項に
記載の装置において、 ポンプ放射の波長はλ0よりは短いことを特徴と
する光フアイバ遠隔通信装置。 7 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
て、 λ0は少なくとも1.5μmであることを特徴とする
光フアイバ遠隔通信装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US35233082A | 1982-02-25 | 1982-02-25 | |
| US352330 | 1982-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157233A JPS58157233A (ja) | 1983-09-19 |
| JPH045296B2 true JPH045296B2 (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=23384696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58029639A Granted JPS58157233A (ja) | 1982-02-25 | 1983-02-25 | 光フアイバ遠隔通信装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157233A (ja) |
| FR (1) | FR2522225B1 (ja) |
| GB (1) | GB2116391B (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2151868B (en) * | 1983-12-16 | 1986-12-17 | Standard Telephones Cables Ltd | Optical amplifiers |
| US4633524A (en) * | 1984-04-23 | 1986-12-30 | At&T Bell Laboratories | Generation of pulses of electromagnetic radiation by use of the induced modulational instability |
| EP0186299B1 (en) * | 1984-12-13 | 1990-04-18 | Stc Plc | Optical amplifier |
| US4741587A (en) * | 1986-02-20 | 1988-05-03 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Optical communications system and method for the generation of a sequence of optical pulses by means of induced modulational instability |
| JP2798681B2 (ja) * | 1988-10-03 | 1998-09-17 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバ伝送路 |
| JP2659234B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1997-09-30 | 日本電信電話株式会社 | 光ソリトン伝送方式 |
| GB2238199B (en) * | 1989-11-15 | 1994-06-01 | Stc Plc | Optical communications systems |
| GB2240228B (en) * | 1990-01-23 | 1993-11-03 | Stc Plc | Optical transmission system. |
| GB2243737B (en) * | 1990-05-01 | 1994-01-26 | Stc Plc | Optical transmission system |
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Also Published As
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