JPH0452975Y2 - - Google Patents
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- JPH0452975Y2 JPH0452975Y2 JP16956786U JP16956786U JPH0452975Y2 JP H0452975 Y2 JPH0452975 Y2 JP H0452975Y2 JP 16956786 U JP16956786 U JP 16956786U JP 16956786 U JP16956786 U JP 16956786U JP H0452975 Y2 JPH0452975 Y2 JP H0452975Y2
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- unit coil
- winding
- conductor
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Links
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、条導体を巻回して構成した誘導機器
用巻線に関する。
用巻線に関する。
(従来の技術)
近年、この種の巻線は変圧器等に多用されてい
るが、これにはターン数を多くする必要上条導体
を薄くすると導体の占積率が低下するという欠点
がある。そこで、これに対処すべく例えば実開昭
56−174826号に示されるように、巻線を2個の単
位コイルに軸方向に分割し、各単位コイルを互い
に直列接続する構成が考えられている。これによ
れば、条導体を十分に厚くして所要ターン数が確
保でき導体の占積率を向上させることが可能とな
る。
るが、これにはターン数を多くする必要上条導体
を薄くすると導体の占積率が低下するという欠点
がある。そこで、これに対処すべく例えば実開昭
56−174826号に示されるように、巻線を2個の単
位コイルに軸方向に分割し、各単位コイルを互い
に直列接続する構成が考えられている。これによ
れば、条導体を十分に厚くして所要ターン数が確
保でき導体の占積率を向上させることが可能とな
る。
上記構成を採用した場合、各単位コイルを直列
接続するには2つの方法が考えられる。1つは、
第4図に示されるもので、第1及び第2の各単位
コイル1,2を共に整数ターンだけ巻回し、即ち
各単位コイルにおいて巻回始端と巻回終端とが周
方向の同一位置となるように条導体を巻回すると
共に、各単位コイル1,2を夫々の巻回始端及び
巻回終端が互いに上下に重なつて位置するように
配置した構成である。この構成では、第1の単位
コイル1の外周側に位置する巻回終端に設けた口
出し導体1bと、第2の単位コイル2の内周側に
位置する巻回始端に設けた口出し導体2aとが接
続部3にて接続されて両単位コイル1,2が直列
接続される。ところが、上記構成では全ての口出
し部が1か所に集中して設けられているから、接
続部3における直列接続のための作業は単位コイ
ル1の巻回始端に設けた口出し導体1aや単位コ
イル2の巻回終端に設けた口出し導体2bが邪魔
になつて相当に困難になり、また、例えば相間の
接続の際には逆に接続部3が邪魔になつて作業が
やはり困難になる。更には、斯かる巻線を変圧器
の二次巻線とし、その外周に一次巻線を巻装する
場合には、各口出し導体が1か所に集中している
ため、一次巻線が偏心してバランスが悪くなると
いう問題もある。
接続するには2つの方法が考えられる。1つは、
第4図に示されるもので、第1及び第2の各単位
コイル1,2を共に整数ターンだけ巻回し、即ち
各単位コイルにおいて巻回始端と巻回終端とが周
方向の同一位置となるように条導体を巻回すると
共に、各単位コイル1,2を夫々の巻回始端及び
巻回終端が互いに上下に重なつて位置するように
配置した構成である。この構成では、第1の単位
コイル1の外周側に位置する巻回終端に設けた口
出し導体1bと、第2の単位コイル2の内周側に
位置する巻回始端に設けた口出し導体2aとが接
続部3にて接続されて両単位コイル1,2が直列
接続される。ところが、上記構成では全ての口出
し部が1か所に集中して設けられているから、接
続部3における直列接続のための作業は単位コイ
ル1の巻回始端に設けた口出し導体1aや単位コ
イル2の巻回終端に設けた口出し導体2bが邪魔
になつて相当に困難になり、また、例えば相間の
接続の際には逆に接続部3が邪魔になつて作業が
やはり困難になる。更には、斯かる巻線を変圧器
の二次巻線とし、その外周に一次巻線を巻装する
場合には、各口出し導体が1か所に集中している
ため、一次巻線が偏心してバランスが悪くなると
いう問題もある。
他の1つの方法は、第5図に示されるもので、
第1及び第2の各単位コイル1,2を共に整数タ
ーンと半ターンだけ巻回して各単位コイル1,2
の巻回始端と巻回終端とが互いに略半ターン分ず
れるように設けると共に、第1の単位コイル1の
巻回終端と第2の単位コイル2の巻回始端とを同
一方向に導出した構成である。これによると、図
に示すように、第1の単位コイル1の巻回終端に
設けた口出し導体1bと、第2の単位コイル2の
巻回始端に設けた口出し導体2aとが図中左側に
位置してここで接続され、第1の単位コイル1の
巻回始端に設けた口出し導体1aと、第2の単位
コイル2の巻回終端に設けた口出し導体2bとが
図中右側に位置することになる。従つて、計4本
の口出し導体は左右2本づつに分散されるから、
直列接続作業や相間接続作業が大幅に容易にな
り、また、その外周に一次巻線を巻装する場合で
も一次巻線が偏心する虞がない等の利点がある。
第1及び第2の各単位コイル1,2を共に整数タ
ーンと半ターンだけ巻回して各単位コイル1,2
の巻回始端と巻回終端とが互いに略半ターン分ず
れるように設けると共に、第1の単位コイル1の
巻回終端と第2の単位コイル2の巻回始端とを同
一方向に導出した構成である。これによると、図
に示すように、第1の単位コイル1の巻回終端に
設けた口出し導体1bと、第2の単位コイル2の
巻回始端に設けた口出し導体2aとが図中左側に
位置してここで接続され、第1の単位コイル1の
巻回始端に設けた口出し導体1aと、第2の単位
コイル2の巻回終端に設けた口出し導体2bとが
図中右側に位置することになる。従つて、計4本
の口出し導体は左右2本づつに分散されるから、
直列接続作業や相間接続作業が大幅に容易にな
り、また、その外周に一次巻線を巻装する場合で
も一次巻線が偏心する虞がない等の利点がある。
しかしながら、上記構成では、各単位コイル
1,2の巻回始端及び巻回終端が互いに略半ター
ン分ずれているから、各単位コイル1,2の巻線
形態が互いに異なることになつてしまう。これを
明らかにするために第1及び第2の各単位コイル
1,2の断面形態を第6図A及びBに示す。両図
の比較から明らかなように、第1の単位コイル1
の外周側の半ターン分及び第2の単位コイル2の
内周側の半ターン分の領域に条導体が存在しない
空隙a,bが生ずる。従つて、このような形態で
各単位コイル1,2を巻装するとすれば、各単位
コイル1,2のターン間絶縁物4は両者に共通で
あるから、上記空隙a,bのために、各単位コイ
ル1,2間で段差が生じ、亀裂が発生する等して
絶縁破壊を生ずる虞がある。そこで、これに対処
するために従来は、第7図に示すように、各空隙
a,bにプレスボード等の絶縁性詰物5を挿入す
る構成としていた。しかし、斯かる絶縁性詰物5
は、機器の運搬時の衝撃、運転時の振動或は短絡
時の強大な電磁力に耐えて脱落や変形を起こさな
いように、接着やしばり付け等により強固に固定
しておくことが必要で、製造作業を悪化させる原
因となり、また絶縁性詰物5は一般に熱の不良導
体であるから、巻線内外を流れる冷却媒体と巻線
との間が熱的に遮断されることになり、巻線の冷
却性が低下するという問題がある。
1,2の巻回始端及び巻回終端が互いに略半ター
ン分ずれているから、各単位コイル1,2の巻線
形態が互いに異なることになつてしまう。これを
明らかにするために第1及び第2の各単位コイル
1,2の断面形態を第6図A及びBに示す。両図
の比較から明らかなように、第1の単位コイル1
の外周側の半ターン分及び第2の単位コイル2の
内周側の半ターン分の領域に条導体が存在しない
空隙a,bが生ずる。従つて、このような形態で
各単位コイル1,2を巻装するとすれば、各単位
コイル1,2のターン間絶縁物4は両者に共通で
あるから、上記空隙a,bのために、各単位コイ
ル1,2間で段差が生じ、亀裂が発生する等して
絶縁破壊を生ずる虞がある。そこで、これに対処
するために従来は、第7図に示すように、各空隙
a,bにプレスボード等の絶縁性詰物5を挿入す
る構成としていた。しかし、斯かる絶縁性詰物5
は、機器の運搬時の衝撃、運転時の振動或は短絡
時の強大な電磁力に耐えて脱落や変形を起こさな
いように、接着やしばり付け等により強固に固定
しておくことが必要で、製造作業を悪化させる原
因となり、また絶縁性詰物5は一般に熱の不良導
体であるから、巻線内外を流れる冷却媒体と巻線
との間が熱的に遮断されることになり、巻線の冷
却性が低下するという問題がある。
更に、上述の如く巻線を2つの単位コイルから
構成するようにしたものでは、次のようにサージ
電圧に対する配慮が必要である。即ち、この種の
巻線では、各単位コイル1,2間の直列接続部分
におけるサージインピーダンスが不連続となるこ
とを避け得ないので、第8図に示すように、一端
を接地して他端にインパルス電圧を印加すると、
第1の単位コイル1が略全ての電圧を分担するこ
とがある。このようになると、各単位コイル1,
2が均等に電圧を分担する場合に比べ、ターン間
絶縁物に約2倍のストレスが加わるから、これに
耐えるべくターン間絶縁物の厚さを十分に厚くす
る必要があり、このため占積率及び冷却性が一層
低下してしまう。
構成するようにしたものでは、次のようにサージ
電圧に対する配慮が必要である。即ち、この種の
巻線では、各単位コイル1,2間の直列接続部分
におけるサージインピーダンスが不連続となるこ
とを避け得ないので、第8図に示すように、一端
を接地して他端にインパルス電圧を印加すると、
第1の単位コイル1が略全ての電圧を分担するこ
とがある。このようになると、各単位コイル1,
2が均等に電圧を分担する場合に比べ、ターン間
絶縁物に約2倍のストレスが加わるから、これに
耐えるべくターン間絶縁物の厚さを十分に厚くす
る必要があり、このため占積率及び冷却性が一層
低下してしまう。
(考案が解決しようとする問題点)
以上述べたように、導体の占積率を高めるため
に巻線を一対の単位コイルにて構成してこれらを
直列接続するようにした従来構造では、接続作業
上の困難を避けるべく口出し導体を分散して設け
るようにすると各単位コイルの巻線形態が異なつ
てしまうため、単位コイルに絶縁性詰物を設けね
ばならず、このために製造作業性を悪化させ、且
つ巻線の冷却性を低下させるという問題があり、
更には、この種のコイルに共通する問題としてサ
ージ電圧に対してターン間絶縁物を厚くする等の
絶縁上の配慮が必要で占積率及び冷却性を十分に
向上させ得ないという問題があつた。
に巻線を一対の単位コイルにて構成してこれらを
直列接続するようにした従来構造では、接続作業
上の困難を避けるべく口出し導体を分散して設け
るようにすると各単位コイルの巻線形態が異なつ
てしまうため、単位コイルに絶縁性詰物を設けね
ばならず、このために製造作業性を悪化させ、且
つ巻線の冷却性を低下させるという問題があり、
更には、この種のコイルに共通する問題としてサ
ージ電圧に対してターン間絶縁物を厚くする等の
絶縁上の配慮が必要で占積率及び冷却性を十分に
向上させ得ないという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、従
つてその目的は、導体の占積率を高めることがで
き且つ接続作業性にも優れることは勿論のこと、
製造作業性、絶縁性及び冷却性も併せて向上させ
ることができる誘導機器用巻線を提供するにあ
る。
つてその目的は、導体の占積率を高めることがで
き且つ接続作業性にも優れることは勿論のこと、
製造作業性、絶縁性及び冷却性も併せて向上させ
ることができる誘導機器用巻線を提供するにあ
る。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
本考案の誘導機器用巻線は、第1及び第2の各
単位コイルを直列接続する接続部を、第1の単位
コイルの巻回始端及び第2の単位コイルの巻回終
端に夫々設けた口出し導体とは反対側に位置する
ように配置すると共に、第1の単位コイルの最外
周部にその巻回終端と第2の単位コイルの巻回終
端位置との間に略半ターン分の外周側ダミー導体
を設けて第2の単位コイルの巻回終端に設けた口
出し導体に接続し、前記第2の単位コイルの最内
周部にその巻回始端と第1の単位コイルの巻回始
端位置との間に内周側ダミー導体を設けてこれを
第1の単位コイルの巻回始端に設けた口出し導体
に接続したところに特徴を有するものである。
単位コイルを直列接続する接続部を、第1の単位
コイルの巻回始端及び第2の単位コイルの巻回終
端に夫々設けた口出し導体とは反対側に位置する
ように配置すると共に、第1の単位コイルの最外
周部にその巻回終端と第2の単位コイルの巻回終
端位置との間に略半ターン分の外周側ダミー導体
を設けて第2の単位コイルの巻回終端に設けた口
出し導体に接続し、前記第2の単位コイルの最内
周部にその巻回始端と第1の単位コイルの巻回始
端位置との間に内周側ダミー導体を設けてこれを
第1の単位コイルの巻回始端に設けた口出し導体
に接続したところに特徴を有するものである。
(作用)
第1及び第2の各単位コイルには外周側及び内
周側のダミー導体が設けられているから、両単位
コイルの形態が略同一となる。この結果、各単位
コイルに共通のターン間絶縁物に段差が生ずるこ
とが防止されるから、ターン間絶縁物が亀裂に起
因する絶縁破壊がなくなり、しかもダミー導体は
熱伝導性に優れるから単位コイルからの放熱性も
良好に確保される。また、各ダミー導体は所定の
口出し導体に接続されるから、各単位コイルと並
列にコンデンサが接続された形態となり、各単位
コイルの過渡的結合度が向上してインパルス電圧
の分担度合いが各単位コイルに関して均等化され
る。
周側のダミー導体が設けられているから、両単位
コイルの形態が略同一となる。この結果、各単位
コイルに共通のターン間絶縁物に段差が生ずるこ
とが防止されるから、ターン間絶縁物が亀裂に起
因する絶縁破壊がなくなり、しかもダミー導体は
熱伝導性に優れるから単位コイルからの放熱性も
良好に確保される。また、各ダミー導体は所定の
口出し導体に接続されるから、各単位コイルと並
列にコンデンサが接続された形態となり、各単位
コイルの過渡的結合度が向上してインパルス電圧
の分担度合いが各単位コイルに関して均等化され
る。
(実施例)
以下本考案の一実施例につき第1図ないし第3
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
まず、全体的構成を示す第2図において、10
は巻枠、11及び12は巻枠10の上下に巻装し
た第1及び第2の単位コイルである。各単位コイ
ル11,12は共に条導体13を共通のターン間
絶縁物14と共に巻回して成るもので、整数回数
と略半ターンだけ巻回することにより各単位コイ
ル11,12の巻回始端と巻回終端とが略半ター
ン分ずれて位置するようになつている。そして、
各単位コイル11,12の巻回始端及び巻回終端
には夫々口出し導体11a,11b,12a,1
2bが溶接等により接続されており、第1図A及
びBに示すように、第1の単位コイル11の巻回
始端に設けた口出し導体11aと第2の単位コイ
ル12の巻回終端に設けた口出し導体12bとは
図中右側に、第1の単位コイル11の巻回終端に
設けた口出し導体11bと第2の単位コイル12
の巻回始端に設けた口出し導体12aとは図中左
側に位置するように配置されている。また、第2
の単位コイル12の巻回始端に設けた口出し導体
12aは第1の単位コイル11の内周部を通つて
上方に突出すると共に、第1の単位コイル11の
巻回終端に設けた口出し導体11bは同単位コイ
ル11の上面部において外周側から内周側に向け
て折曲され、第1の単位コイル11の上方におい
て前記口出し導体12aと口出し導体11bとが
溶接或は銀ろう付け等により接続されて接続部1
5を構成し、もつてこの接続部15により両単位
コイル11,12が直列接続されている。16は
第1の単位コイル11の外周部の半ターン分に設
けた外周側ダミー導体で、これは各単位コイル1
1,12を構成するものと同一の条導体を所定長
さに切断して形成され、第2の単位コイル12の
巻回終端に設けた口出し導体12bのうち第1の
単位コイル11の外周部に延長された部分に溶接
等によつて接続されている。17は第2の単位コ
イル12の内周側の半ターン分に設けた内周側ダ
ミー導体で、これもやはり条導体を所定長さに切
断して形成されており、第1の単位コイル11の
巻回始端に設けた口出し導体11aのうち第2の
単位コイル12の内周側に延びるよう延長された
部分に溶接等により接続されている。
は巻枠、11及び12は巻枠10の上下に巻装し
た第1及び第2の単位コイルである。各単位コイ
ル11,12は共に条導体13を共通のターン間
絶縁物14と共に巻回して成るもので、整数回数
と略半ターンだけ巻回することにより各単位コイ
ル11,12の巻回始端と巻回終端とが略半ター
ン分ずれて位置するようになつている。そして、
各単位コイル11,12の巻回始端及び巻回終端
には夫々口出し導体11a,11b,12a,1
2bが溶接等により接続されており、第1図A及
びBに示すように、第1の単位コイル11の巻回
始端に設けた口出し導体11aと第2の単位コイ
ル12の巻回終端に設けた口出し導体12bとは
図中右側に、第1の単位コイル11の巻回終端に
設けた口出し導体11bと第2の単位コイル12
の巻回始端に設けた口出し導体12aとは図中左
側に位置するように配置されている。また、第2
の単位コイル12の巻回始端に設けた口出し導体
12aは第1の単位コイル11の内周部を通つて
上方に突出すると共に、第1の単位コイル11の
巻回終端に設けた口出し導体11bは同単位コイ
ル11の上面部において外周側から内周側に向け
て折曲され、第1の単位コイル11の上方におい
て前記口出し導体12aと口出し導体11bとが
溶接或は銀ろう付け等により接続されて接続部1
5を構成し、もつてこの接続部15により両単位
コイル11,12が直列接続されている。16は
第1の単位コイル11の外周部の半ターン分に設
けた外周側ダミー導体で、これは各単位コイル1
1,12を構成するものと同一の条導体を所定長
さに切断して形成され、第2の単位コイル12の
巻回終端に設けた口出し導体12bのうち第1の
単位コイル11の外周部に延長された部分に溶接
等によつて接続されている。17は第2の単位コ
イル12の内周側の半ターン分に設けた内周側ダ
ミー導体で、これもやはり条導体を所定長さに切
断して形成されており、第1の単位コイル11の
巻回始端に設けた口出し導体11aのうち第2の
単位コイル12の内周側に延びるよう延長された
部分に溶接等により接続されている。
上記構成とすれば、次の効果を得ることができ
る。
る。
(1) 第1及び第2の単位コイル11,12を直列
に接続する接続部15と口出し導体11a,1
2bとは半ターン分ずれて反対側に位置するよ
うになるから、接続部15の周囲及び口出し導
体11a,12bの周囲に夫々十分なスペース
を確保することができる。従つて、その分各単
位コイル11,12の直列接続作業及び相間接
続作業を共に容易に行うことができ、生産性が
向上する。
に接続する接続部15と口出し導体11a,1
2bとは半ターン分ずれて反対側に位置するよ
うになるから、接続部15の周囲及び口出し導
体11a,12bの周囲に夫々十分なスペース
を確保することができる。従つて、その分各単
位コイル11,12の直列接続作業及び相間接
続作業を共に容易に行うことができ、生産性が
向上する。
(2) 第1の単位コイル11に外周側ダミー導体1
6を設けると共に、第2の単位コイル12に内
周側ダミー導体17を設けたことから、第1図
A及びBに示すように各単位コイル11,12
は横断面形状が略同一となり、この結果、ター
ン間絶縁物14のうち両単位コイル11,12
の境界部分において段差が生じ、ひいては段差
部分に亀裂が生じて絶縁破壊に至ることを未然
に防止することができる。
6を設けると共に、第2の単位コイル12に内
周側ダミー導体17を設けたことから、第1図
A及びBに示すように各単位コイル11,12
は横断面形状が略同一となり、この結果、ター
ン間絶縁物14のうち両単位コイル11,12
の境界部分において段差が生じ、ひいては段差
部分に亀裂が生じて絶縁破壊に至ることを未然
に防止することができる。
(3) 外周側及び内周側の各ダミー導体16,17
は口出し導体11a,12bに接続されている
から構造的に強固になり、絶縁性詰物を接着や
しばり付け等により配する従来構成に比べて運
転時の振動或は短絡時の電磁力に対する信頼性
が向上する。
は口出し導体11a,12bに接続されている
から構造的に強固になり、絶縁性詰物を接着や
しばり付け等により配する従来構成に比べて運
転時の振動或は短絡時の電磁力に対する信頼性
が向上する。
(4) 外周側及び内周側の両ダミー導体16,17
は熱の良導体であるから、条導体に発生する熱
を空気や絶縁油等の冷却媒体に効果的に伝達で
き、熱の不良導体である絶縁性詰物を配した従
来構成に比べて冷却性が向上する。
は熱の良導体であるから、条導体に発生する熱
を空気や絶縁油等の冷却媒体に効果的に伝達で
き、熱の不良導体である絶縁性詰物を配した従
来構成に比べて冷却性が向上する。
(5) 外周側及び内周側の各ダミー導体16,17
は夫々口出し導体12b,11aに電気的に接
続された状態にあるから、等価的に見ると第3
図に示すように、外周側ダミー導体16により
第1の単位コイル11の巻回終端近くの半ター
ン部分と第2の単位コイル12の巻回終端との
間に静電容量C1が挿入され、内周側ダミー導
体17により第2の単位コイル12の巻回始端
近くの半ターン部分と第1の単位コイル11の
巻回始端との間に静電容量C2が挿入されるこ
とになる。従つて、静電容量C1、C2により各
単位コイル11,12の過渡的結合度が向上す
るから、一端を接地した状態で雷撃を受ける等
して他端にインパルス電圧が印加される場合
に、各単位コイル11過12が略均等に電圧を
分担するようになる。このため、各ダミー導体
16,17と各単位コイル11,12との間の
絶縁さえ十分に配慮すれば、ターン間絶縁物1
4を巻線全体にわたり厚くする必要がなく、そ
の分占積率及び冷却性の向上を図ることができ
る。
は夫々口出し導体12b,11aに電気的に接
続された状態にあるから、等価的に見ると第3
図に示すように、外周側ダミー導体16により
第1の単位コイル11の巻回終端近くの半ター
ン部分と第2の単位コイル12の巻回終端との
間に静電容量C1が挿入され、内周側ダミー導
体17により第2の単位コイル12の巻回始端
近くの半ターン部分と第1の単位コイル11の
巻回始端との間に静電容量C2が挿入されるこ
とになる。従つて、静電容量C1、C2により各
単位コイル11,12の過渡的結合度が向上す
るから、一端を接地した状態で雷撃を受ける等
して他端にインパルス電圧が印加される場合
に、各単位コイル11過12が略均等に電圧を
分担するようになる。このため、各ダミー導体
16,17と各単位コイル11,12との間の
絶縁さえ十分に配慮すれば、ターン間絶縁物1
4を巻線全体にわたり厚くする必要がなく、そ
の分占積率及び冷却性の向上を図ることができ
る。
尚、上記実施例では各ダミー導体16,17
を、単位コイル11,12を構成するものと同一
の条導体により形成するようにしたから単にその
条導体を切断するだけで材料の準備ができるが、
本考案はこれに限られず、各ダミー導体を専用の
導電材料により形成しても良いことは勿論であ
る。また、上記実施例では一対の段位コイル1
1,12により巻線を構成する例を示したが、二
対以上の単位コイルから巻線を構成しても良い
等、本考案は要旨を逸脱しない範囲内で種々変形
して実施することができるものである。
を、単位コイル11,12を構成するものと同一
の条導体により形成するようにしたから単にその
条導体を切断するだけで材料の準備ができるが、
本考案はこれに限られず、各ダミー導体を専用の
導電材料により形成しても良いことは勿論であ
る。また、上記実施例では一対の段位コイル1
1,12により巻線を構成する例を示したが、二
対以上の単位コイルから巻線を構成しても良い
等、本考案は要旨を逸脱しない範囲内で種々変形
して実施することができるものである。
[考案の効果]
本考案は以上述べたように、各単位コイルの巻
回始端と巻回終端とが互いに略半ターン分ずれて
位置するように巻回すると共に、両コイルの接続
部と口出し導体とが互いに反対側に位置するよう
に配置し、第1及び第2の単位コイルに夫々外周
側及び内周側のダミー導体を設けるようにしたと
こめに特徴を有し、この結果、各単位コイルにつ
いての接続作業を簡単化することができる上に、
ターン間絶縁物の絶縁破壊を未然に防止し得、し
かも冷却性、占積率及び耐衝撃電圧性を併せて向
上させることができるという優れた効果を奏する
ものである。
回始端と巻回終端とが互いに略半ターン分ずれて
位置するように巻回すると共に、両コイルの接続
部と口出し導体とが互いに反対側に位置するよう
に配置し、第1及び第2の単位コイルに夫々外周
側及び内周側のダミー導体を設けるようにしたと
こめに特徴を有し、この結果、各単位コイルにつ
いての接続作業を簡単化することができる上に、
ターン間絶縁物の絶縁破壊を未然に防止し得、し
かも冷却性、占積率及び耐衝撃電圧性を併せて向
上させることができるという優れた効果を奏する
ものである。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、第1図A及びBは第2図中の切断線A−
A及びB−Bに沿つて示す横断面図、第2図
は全体の斜視図、第3図は等価回路図、第4図は
従来例を示す側面図、第5図は異なる従来例を示
す側面図、第6図A及びBは第5図中の切断線
A−A及びB−Bに沿つて示す横断面図、
第7図は第5図に示す従来例の縦断面図、第8図
は従来例の等価回路図である。 図面中、11は第1の単位コイル、12は第2
の単位コイル、13は条導体、14はターン間絶
縁物、15は接続部、16は外周側ダミー導体、
17は内周側ダミー導体である。
し、第1図A及びBは第2図中の切断線A−
A及びB−Bに沿つて示す横断面図、第2図
は全体の斜視図、第3図は等価回路図、第4図は
従来例を示す側面図、第5図は異なる従来例を示
す側面図、第6図A及びBは第5図中の切断線
A−A及びB−Bに沿つて示す横断面図、
第7図は第5図に示す従来例の縦断面図、第8図
は従来例の等価回路図である。 図面中、11は第1の単位コイル、12は第2
の単位コイル、13は条導体、14はターン間絶
縁物、15は接続部、16は外周側ダミー導体、
17は内周側ダミー導体である。
Claims (1)
- 軸方向に沿つて配置されて互いに直列接続した
第1及び第2の単位コイルから成り、それらの各
単位コイルを、条導体を各単位コイルについて共
通のターン間絶縁物と共に各単位コイルの巻回始
端と巻回終端とが互いに略半ターン分ずれて位置
するように巻回すると共に、前記第1の単位コイ
ルの巻回終端及び前記第2の単位コイルの巻回始
端を接続する接続部と前記第1の単位コイルの巻
回始端及び第2の単位コイルの巻回終端に夫々設
けた口出し導体とが反対側に位置するように配置
したものにおいて、前記第1の単位コイルの最外
周部にその巻回終端と第2の単位コイルの巻回終
端位置との間に略半ターン分の外周側ダミー導体
を設けて第2の単位コイルの巻回終端に設けた口
出し導体に接続し、前記第2の単位コイルの最内
周部にその巻回始端と第1の単位コイルの巻回始
端位置との間に内周側ダミー導体を設けてこれを
第1の単位コイルの巻回始端に設けた口出し導体
に接続したことを特徴とする誘導機器用巻線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16956786U JPH0452975Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16956786U JPH0452975Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375010U JPS6375010U (ja) | 1988-05-19 |
| JPH0452975Y2 true JPH0452975Y2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31103496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16956786U Expired JPH0452975Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452975Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2574230Y2 (ja) * | 1992-05-14 | 1998-06-11 | 株式会社明電舎 | シート巻線変圧器 |
| DE112012005124T5 (de) * | 2011-12-07 | 2014-10-16 | Nec Tokin Corporation | Spule, Drosselspule und Verfahren zur Bildung einer Spule |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP16956786U patent/JPH0452975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375010U (ja) | 1988-05-19 |
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