JPH0453728A - 液晶性ポリマーフィルムの製造装置とそれを用いた液晶性ポリマーフィルムの製造方法 - Google Patents

液晶性ポリマーフィルムの製造装置とそれを用いた液晶性ポリマーフィルムの製造方法

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JPH0453728A
JPH0453728A JP16506590A JP16506590A JPH0453728A JP H0453728 A JPH0453728 A JP H0453728A JP 16506590 A JP16506590 A JP 16506590A JP 16506590 A JP16506590 A JP 16506590A JP H0453728 A JPH0453728 A JP H0453728A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、異方性溶融物を形成する液晶性ポリマーから
フィルムを製造する上で有用な液晶性ポリマーフィルム
の製造装置とそれを用いた液晶性ポリマーフィルムの製
造方法に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]異方性溶
融物を形成する液晶性ポリマー、ずなわちサーモI・ロ
ピック液晶性ポリマーは、エンジニアリングプラスチッ
クの領域に属し、機械的性質、11法安定性、耐薬品性
、耐熱性、電気的特性等が優れており、各種の分野にお
ける要求性能を満足するフィルム用素祠として注「1さ
れている。
この液晶性ポリマーは、フィルム成形により高弾性率の
スプリットファイバーが1すられること(特公昭60−
42287号公報参照)からも明らかなように、配向性
が高いので、フィルムの縦方向、すなわち引取り方向(
以下、MD方向という)及びMD方向と直交する幅方向
(以上、TDh向という)に対する機械的異方性が大き
い。
そこで、例えば、特公昭63−33450号公報及び特
開昭11i1−102234号公報には、インフレーシ
ョン法によるフィルム成形時に、筒状フィルムをMD方
向およびTD力方向延伸することにより、機械的強度が
大きく、異方性の小さな液晶性ポリマーフィルム得られ
ることが開示されている。なお、インフレーション法に
よるフィルム成形は、通常、インフレーションダイの環
状スリ・ソトから上方へ押出された筒状フィルムを、膨
脹させてTD力方向延伸すると共に、引取り機の二・ツ
ブロールで折畳みながら引取ることによりMD方向に延
伸している。その際、ダイから2〜5m程度離れて逆V
字状に配設された一対の案内板で、筒状フィルムの対向
面を近接させながら案内し、引取り機のニップロールで
折畳んでいる。
しかしながら、液晶性ポリマーは、弾性率が大きいため
か、延伸後の筒状フィルムを折畳む際、多数の皺が発生
する。また、液晶性ポリマーは、溶融粘度が比較的小さ
いだけでなく、溶融状態でのフィルムの強度(fl)が
、オレフィン系ポリマーなどよりも小さい。従って、溶
融した液晶性ポリマーをインフレーションダイの環状ス
リットから上方へ押出す場合には、溶融状態の筒状フィ
ルムに自重が作用し、偏肉し易く、均一な筒状フィルム
を形成することが困難である。また、膨脹に伴ない筒状
フィルムの薄肉部から破裂し品いだけでなく、バブルと
称される筒状フィルムが横揺れする。従って、筒状フィ
ルムを安定かつ均一に延伸することが困難であり、フィ
ルムの機械的異方性がさほど改善されない。
従って、本発明の目的は、偏肉がなく、均一な筒状フィ
ルムを形成できると共に、筒状フィルムを安定かつ均一
に延伸でき、皺のないフィルムを得ることができる液晶
性ポリマーフィルムの製造装置を提Otすることにある
本発明の他の目的は、前記の如き優れた特性を示す液晶
性ポリマーフィルムの製造方法を提供することにある。
[発明の構成] 上記[1的を達成するため、本発明者は、鋭意検討の結
果、(a)インフレーション成形法において、液晶性ポ
リマーの溶融物を環状スリットから下方へ押出す場合に
は、筒状フィルムを自重により垂トさせながら安定かつ
均一に膨脹させ、円滑に延伸できること、(b)折畳む
時の筒状フィルムの温度が皺の発生に大きく関与してい
ることを見いだし本発明を完成した。すなわち、本発明
は、異方性溶融物を形成する液晶性ポリマーが押出され
る環状スリット、および該環状スリットから押出された
筒状フィルムの中空部に気体を圧入する気体供給路が形
成されたインフレーションダイと、気体の圧入により膨
脹した筒状フィルムの対向面を近接させながら案内する
ガイド部材と、ガイド部材により案内された筒状フィル
ムを折畳みながら引取る引Jν機とを有する装置であっ
て、前記ダイの環状スリットが下方に臨んでいると共に
、膨脹した筒状フィルムの膨脹開始部と前記ガイド部材
との間に、筒状フィルムを保温する保温筒が配設されて
いる液晶性ポリマーフィルムの製造装置を提供する。
また、本発明は、前記装置において、保!!筒を用いる
ことなく、膨脹した筒状フィルムの膨脹開始部の近傍と
折畳み部との間に、前記ガイド部材が配設されている液
晶性ポリマーフィルムの製造装置を提供する。
さらに、本発明は、異方性溶融物を形成する液晶性ポリ
マーを溶融して環状スリットから下方へ押出し、生成し
た筒状フィルムを引取り方向と、引取り方向と直交する
幅方向に延伸し、延伸した筒状フィルムを、前記保温筒
で保温しながら、または前記ガイド部材で案内しながら
折畳む液晶性ポリマーフィルムの製造方法を提供する。
本明細書において、液晶性ポリマーとは、加熱によって
軟化流動して成形可能となり、かつ溶融時には複屈折を
有する異方性溶融相を示すサーモトロピック液晶性ポリ
マーとその組成物とを意味する。
フィルムとは、当該技術分野でシート等と呼ばれること
のある比較的薄く、実質的に平らな構造物全てを包含す
る。
以下に、添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する
第1図は本発明の一例である液晶性ポリマーフィルムの
製造装置と製造方法を示す概略図である。
ホッパー(1)から投入された液晶性ポリマーは、押出
し機(3)により溶融され、かつスクリ、 −(2)に
より押出され、押出し機(3)に取付けられたインフレ
ーションダイ(4)に供給される。ダイ(4)内では液
晶性ポリマーは、環状流路を紅て、下方に臨んでいる環
状スリット(5)から下方に、筒状フィルム(6)とし
て押出される。
本発明の第1の特徴は、液晶性ポリマーをダイ(4)の
環状スリット(5)から下方に押出す点にある。
筒状フィルム(6)を下方へ押出す場合には、上方へ押
出す場合と異なり、自重が筒状フィルム(6)に作用し
ないので、溶融粘度が小さな液晶性ポリマーであっても
、偏肉させることなく、自重により垂下させながら均一
な厚みの筒状フィルム(6)を形成できる。また、筒状
フィルム(6)を均一かつ安定に膨脹させることができ
る 液晶性ポリマーの溶融押出し温度は、ポリマーの構成単
位の種類や組成比などに応じて選択できる。液晶性ポリ
マーの適切な溶融押出し温度は、例えば、180〜36
0℃程度の範囲から選択できる。
環状スリット(5)の間隙、すなわちリップクリアラン
スは、通常0.2〜10+nm、好ましくは0゜5〜4
闘程度である。環状スリット(5)の直径は、成形する
フィルムの幅に応じて設定でき、特に制限されないが、
環状スリット6)の直径が大きすぎる場合には、筒状フ
ィルム(6)を安定して膨脹させることが困難となり、
フィルムの特性が低下し昌い。従って、環状スリット(
5)の直径は、200 mm以下、特に120輔以下で
あるのが好ましい。
筒状フィルム(6)の中空部に、空気、窒素、炭酸ガス
などの気体を供給して筒状フィルム(6)を膨脹させる
ため、ダイ(4)には気体供給パイプ(7)が接続され
ている。また、ダイ(4)から押出した筒状フィルム(
6)を、膨脹させるまでの間、所定の温度に冷却するた
め、ダイ(4)の下方には、ニアリング[F])が設け
られている。なお、このニアリング(8)は必ずしも必
要ではなく、筒状フィルム(6)を自然に冷却してもよ
い。
前記気体供給バイブ(7)により供給された気体を、ダ
イ(4)内の気体供給路(7a)を通じて筒状フィルム
(6)の中空部に圧入することにより、バブルと称され
る筒状フィルム(6)を引取り方向と直交するTD力方
向延伸すると共に、引取機のニップロール(lla)(
llb)で引取りながらドラフトをかけてMD方向に延
伸する。ダイ(4)から押出された筒状フィルム(6)
は、筒状フィルム(6)の温度と圧入気体の圧力とがバ
ランスした位置で膨脹する。
筒状フィルム(6)を膨脹させるときの温度は、通常、
液晶性ポリマーの二次転移温度以上であって、かつ押出
し温度よりも10〜100℃、特に20〜70℃程度低
い温度である。フィルム温度が低すぎる場合には、延伸
効果が低下し、高すぎる場合には、筒状フィルムを均一
に膨脹させることが困難である。
TD力方向びMD方向の延伸倍率、TD力方向延伸倍率
とMD方向の延伸倍率の比率は、均一な延伸を妨げない
範囲であればよい。TDh向の延伸倍率、すなわちブロ
ー比(D Ld)は、例えば、1.5〜10倍、好まし
くは2.5〜6倍程度である。MD方向の延伸倍率Da
dは、例えば、1゜5〜40倍、好ましくは5〜25倍
程度である。
また、DidとDadとの比は、例えば、0.1≦D 
td/ Dad< 2 、 5、好ましくは0.4≦D
 td/ D sd≦1.5程度である。
そして、膨脹した筒状フィルム(6)に皺が発生するの
を防1にするため、筒状フィルム(6)の膨脹開始部と
一対のガイド部材(10a)(101+)との間には、
筒状フィルム(6)を保温する保7m n (9)が設
けられている。一対のガイド部材(10a) (10b
)は、■字状に配され、筒状フィルム(6)の対向面を
近接させながら案内する。また、前記保温筒(9)は、
上部のサイジングリング(9a)と、該サイジングリン
グ(9a)から筒状に垂下する筒体(9b)で形成され
ている。筒体(9b)としては、例えば布、金属などが
使用できる。
この保温筒(9)を設けることにより、液晶性ポリマー
の弾性率を低下させ、筒状フィルム(6)を軟質化して
折畳むことができる。しかも、保温筒(9)により筒状
フィルム(6)の横揺れを抑制できる。従って、皺の発
生を防止しつつ、筒状フィルム(6)を円滑に折畳むこ
とができる。
保温筒(9)内の温度は、液晶性ポリマーの二次転移温
度以上であって、折畳み時に融着を防止できる範囲であ
ればよい。保温筒(9)内の温度は、例えば、80〜2
0 (] ’C程度である。
前記のようにして延伸した筒状フィルム(6)は、前記
ガイド部祠(10a) (fob)により対向面を近接
させながら案内され、前記ニップロール(Ila)(l
lb)で引取られ折畳まれる。ニップロール(l la
) (l l b)を通過させるときのフィルム温度は
、50〜170℃、好ましくは70〜150℃程度であ
る。
ニップロール(lla)(月b)で折畳んだフィルムは
、ローラ(12)、一対のローラ(13a) (+3b
)を経て、スリッタ(14)でスリットされる。スリ・
ントにより生成する2枚の液晶性ポリマーフィルム(1
6a) (16b)は、一対のローラ(15a)(15
b)を経て、巻き取りロール(17a)(17b)に巻
き取られる。
本発明の製造装置および製造方法に従って、液晶性ポリ
マーフィルムを製造する場合には、皺のない均一な厚み
のフィルムが得られる。また、筒状フィルム(6)を均
一かつ安定に延伸することができると共に、筒状フィル
ム(6)を膨脹させてTDh向に延伸しながら、引取っ
てMD方向に延伸するので同時二軸配向が可能である。
従って、得られた液晶性ポリマーフィルムは、引張り弾
性率および引張り強度が大きいたけでなく異方性が杵し
く小さく、機械的特性に優れている。特に好ましい液晶
性ポリマーフィルムは等方性を示す。
第2図は本発明の他の例を示すf部概略図である。なお
、前記第1図と同一の要素には、同一の符号を付して説
明する。
この例では、前記保温筒(9)を設けることなく、ダイ
(4)の環状スリット(図示せず)から押出された筒状
フィルム(6)の対向面を近接させながら案内する一対
のガイド部材(20a) (20b)を、筒状フィルム
(6)の膨脹開始部側に近接させている。
より詳細には、ダイ(4)から筒状フィルム(6)を下
りへ押出す場合に、筒状フィルム(6)の膨脹開始部と
、一対のガイド部材(20a) (20b)の上端との
距離を、筒状フィルムを上方へ押出す従来のインフレジ
ョン成形法と同じく、2〜5m程度に設定すると、筒状
フィルム(6)がガイド部材(20a) (2ob)へ
至る間に大きく冷却される。筒状フィルム(6)が冷却
されると、その弾性率が大さ(なり、ニップロル(l 
la) (11tr)による折畳み時に多数の皺が発生
する。一方、一対のガイド部材(20a) (20b)
を筒状フィルム(6)の膨脹開始部側に近接させる場合
には、膨脹した筒状フィルム(6)の冷却を抑制でき、
かつ一対のガイド部材(20a)(20b)により横揺
れを防止できる。従って、筒状フィルム(6)に皺を発
生させることなく、筒状フィルム(6)を円滑に折畳む
ことができる。
なお、筒状フィルム(6)の膨脹開始部は、ガイド部+
4’ (20a) (20b)の上端の上方および下方
のいずれであってもよい。前記筒状フィルム(6)をガ
イド部材(20a) (20b)の上端の上方で膨脹さ
せる場合には、膨脹開始部と、ガイド部材(20a) 
(20b)の上端との距離りは、通常0〜1m、好まL
 <は0〜5ocIll程度である。また、筒状フィル
ム(6)をガイド部材(20a)(20b)の上端の下
方で膨脹させる場合には、ガイド部材(20a) (2
0b)の上端と、膨脹開始部との距離は、通常、0〜1
m程度である。
第3図は本発明のさらに他の例を示す要部概略図である
この例では、ダイ(4)の環状スリット(図示せず)か
ら押出された筒状フィルム(6)の対向面を近接させな
がら案内する一対のガイド部材(!1Oa) (301
+)が、鋭角に配設されている。すなわち、■字状に配
設された一対のガイド部材’ (30a) (30b)
の角度を小さくする場合には、筒状フィルム(6)の対
向面を徐々に近接させながら折畳むことができる。従っ
て、皺の発生を防止しながら、筒状フィルム(6)を円
滑に折畳むことができる。
なお、前記一対のガイド部材(30a) (30b)の
角度は、従来のガイド部材の角度40〜7()0よりも
小さい範囲で選択され、例えば10〜4o°、好ましく
は15〜3〔]″程度である。
前記第2図及び第3図に示す装置において、第1図に示
す装置と同様に、筒状フィルム(6)の膨脹開始部とガ
イド部+4’ (20a) (20b) (30a) 
(30b)との間に保′fA筒を設けCもよい。
第4図は本発明の他の例を示す要部概略図である。この
例では、前記第1図に示す装置と同様に、膨脹した筒状
フィルム(6)を保温する保温g?i (91と、一対
のガイド部材(40a) (40b)が配設されている
この一対のガイド部材(40a) (40b)のニップ
ロール(l Ia) (llb)側は平行平板状に形成
されている。すなわち、各ガイド部材(40a) (4
01))は、案内始端部側、すなわちダイ(4)側の傾
斜部(41a)(41b)と、案内終端部側、すなわち
ニップロール(lla)(IlbH7l!1の平行平板
部(42a) (421+)とで構成されている。
このような装置では、ガイド部材(40a)(40b)
の平行平板部(42a) (42b)において、圧入気
体により、筒状フィルム(6)の対向方向と直交する方
向、すなわち紙面前後方向に張力が作用するので、対向
面が近接する筒状フィルム(6)を緊張させて折畳むこ
とがてき、皺がよることがない。
なお、第4図に示す装置において、保温筒(9)は必ず
し7も必要ではなく、前記一対のガイド部材(40a)
 (40b)の上端を、第2図及び第3図に示す装置と
同様に、筒状フィルム(6)の膨脹開始部の近傍に位置
させてもよい。また、前記一対のガイド部材(40a)
 (401))のニップロール(11a) (Ilb)
側は平行平板状に限定されない。例えば、ダイ(4)側
の傾斜部(41a) (41b)よりも、ニップロール
(lla) (llb)側、すなわち案内終端部側の一
対のガイド部材(40a)(40b)間の角度が小さけ
ればよい。
皺の発生を防止するためには、一対のガイド部材(40
a) (40b)の角度の小さな案内終端部側の長さが
、20cm以上であるのが好ましい。
本発明に使用可能な液晶性ポリマーは、特に制限されず
、例えば、ポリエステル、ポリエステルアミド、ポリチ
オールエステル、ポリアゾメチン、ポリエステルカーボ
ネートなどが例示できる。
これらの液晶性ポリマーの中で、機械的強度、機械的特
性、司法安定性、耐薬品性、耐熱性および電気的特性に
優れる芳香族系液晶性ポリマー特に完全芳香族ポリエス
テル、完全芳香族ポリエステルアミドが好ましい。
液晶性ポリマーの分子量は、その種類によって異なるの
で一概に決定でき、ないが、好適な完全芳香族ポリエス
テルの場合には、例えば、重量平均分子m約2,000
〜200,000 、好ましく l、t 約10,00
0〜50,000、さらに好ましくは約20,000〜
25,000テある。また好適な完全芳香族ポリエステ
ルアミドの分子量は、例えば、約5.000〜50,0
00、好ましくは約10,000〜30,000. サ
らに好ましく j、115,000〜17,000であ
る。
本発明のフィルムの製造において、液晶性ポリマーは単
独で、またはポリマー組成物として使用できる。ポリマ
ー組成物には、その他の異方性溶融相を形成するポリマ
ー;異方性溶融相を形成しない熱可塑性樹脂;熱硬化性
樹脂;可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤
、難燃剤、着色剤、発泡剤、架橋剤、滑剤などの添加剤
;無機繊維、ウィスカー、炭酸カルシウム、高分散性け
い酸、アルミナ、水酸化アルミニウム、タルク粉、マイ
カ、硫酸バリウムなどの充填剤なとを含有させてもよい
。前記ポリマー組成物中、液晶性ポリマーは少なくとも
50重ff196、好ましくは少なくとも80重量%含
有される。
上記のようにして得られたフィルムには、必要に応じて
熱処理が施される。この熱処理は、フィルムの緊張下、
または無緊張下で行なうことができる。熱処理は、適宜
の雰囲気、たとえば、空気、窒素、真空雰囲気中で、7
0〜300”C程度の温度で行なうことができる。熱処
理の温度履歴サイクル、熱処理時間、張力などは、フィ
ルムの種類、必要とするフィルムの物性に応じて設定で
きる。
さらに、液晶性ポリマーフィルムには、コロナ放電処理
などの表面処理を施してもよい。
液晶性ポリマーフィルムの膜厚は特に制限されないが、
通常、1〜500μm1好ましくは10〜250μm程
度である。
本発明の装置および方法により得られた液晶性ポリマー
フィルムは、包装用フィルム、写真フィルム、磁気記録
テープなどの記録奴体用フィルム、電気絶縁用フィルム
等の種々の用途で使用できる。
[発明の効果] 本発明の製造装置および製造方法では、偏肉がなく、均
一な筒状フィルムを形成できると共に、筒状フィルムを
安定かつ均一に延伸でき、皺のない液晶性ポリマーフィ
ルムを得ることができる。
[実施例] 以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する
実施例1 下記反復単位[11および[1] で構成されたポリニスデルからなる液晶性ポリマ(ポリ
プラスチックf#製、商品名ベクトラA900)のベレ
ットを、予め150℃の温度でg ((!1間乾燥し、
第1図に示すような装置を用いて、下記の条件で下方に
押出して延伸し、ニップロールにより折畳みながら引取
った。
押  出   し  方  向 : 下方押  出  
 し  温  度 : 280℃環状スリットの直径:
50mm リップクリアランス=1゜0■ ブロー比(Dtd):5.0倍 ド゛ラフト比(Dad): 6.0倍 筒状フィルムの膨脹開始部:ダイの下方25 cm保温
筒の内径と長さ:27cllφX 30 cm保温n内
の温度:180℃ 保温nの上端と筒状フィルム の膨脹開始部との距離:5as 一対のガイド板の角度:45’ 筒状フィルムの引取り速度:15m/分実施例2 第2図に示すように、保温筒を用いることなく、筒状フ
ィルムの膨脹開始部と一対のガイド板の上端との距離を
o cmとする以外、実施例1と同様にして、液晶性ポ
リマーフィルムを得た。
実施例3 第3図に示すように、保温筒を用いることな(、筒状フ
ィルムの膨脹開始部と、一対のガイド板の上端との距離
を5C11、一対のガイド板の角度を20°とする以外
、実施例1と同様にして、液晶性ポリマーフィルムを得
た。
実施例4 第4図に示すように、実施例1の一対のガイド板に代え
て、ダイ側の傾斜部(長さ60cm1、角度50°)と
、ニップロール側の平行平板部(長さ15c鵬)とで構
成された一対のガイド部材を用いる以外、実施例1と同
様にして、液晶性ポリマーフィルムを得た。
比較例1 保温筒を用いることなく、実施例1と同様にして、液晶
性ポリマーフィルムを得た。
比較例2 保温筒を用いることなく、実施例1の液晶性ポリマーを
用い、下記の条件で筒状フィルムを上方へ押出し、フィ
ルム成形した。
押  出  し  方  向 : 上方押  出  し
  温  度 : 280℃リップクリアランス:1.
Omm ブロー比(Dtd):3.0倍 ドラフト比(Dad):12.0倍 フィルム成形性を以下の基準で評価した。
皺の発生 優 :皺の発生がない 良 :若干皺が発生 不可:多数の皺が発生 バブルの膨脹性 優 :空気圧を十分にかけることができる良 :膨脹性
が若干劣る 可 :所定の空気圧をかけることができない不可:短時
間しか膨脂できず、バブルが破裂する フィルム成形性の結果を表に示す。
表より明らかなように、各実施例のフィルムには皺が発
生せず、均一かつ安定に延伸できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例である液晶性ポリマーフィルムの
製造装置及び製造方法を示す概略図、第2図は本発明の
他の例を示す要部概略図、第3図は本発明の更に他の例
を示す要部概略図、第4図は本発明の他の例を示す要部
概略図である。 (3)・・・押出し機、(4)・・・インフレーション
ダイ、(5)・・・環状スリット、(6)・・・筒状フ
ィルム、(7a)・・・気体供給路、(9)・・・保温
筒、(10a) (lob) (20a) (20b)
 (30a) (30b) (40a) (40b)・
・・ガイド部材、 (11a) (1lb) −ニップロール、(lea)
 (16b)・・・液晶性ポリマーフィルム特許出願人
  ダイセル化学工業株式会社代  理  人   弁
理士  鍬  1) 充  生第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異方性溶融物を形成する液晶性ポリマーが押出され
    る環状スリット、および該環状スリットから押出された
    筒状フィルムの中空部に気体を圧入する気体供給路が形
    成されたインフレーションダイと、気体の圧入により膨
    脹した筒状フィルムの対向面を近接させながら案内する
    ガイド部材と、ガイド部材により案内された筒状フィル
    ムを折畳みながら引取る引取機とを有する装置であって
    、前記ダイの環状スリットが下方に臨んでいると共に、
    膨脹した筒状フィルムの膨脹開始部と前記ガイド部材と
    の間に、筒状フィルムを保温する保温筒が配設されてい
    る液晶性ポリマーフィルムの製造装置。 2、異方性溶融物を形成する液晶性ポリマーが押出され
    る環状スリット、および該環状スリットから押出された
    筒状フィルムの中空部に気体を圧入する気体供給路が形
    成されたインフレーションダイと、気体の圧入により膨
    脹した筒状フィルムの対向面を近接させながら案内する
    ガイド部材と、ガイド部材により案内された筒状フィル
    ムを折畳みながら引取る引取機とを有する装置であって
    、前記ダイの環状スリットが下方に臨んでいると共に、
    膨脹した筒状フィルムの膨脹開始部の近傍と折畳み部と
    の間に、前記ガイド部材が配設されている液晶性ポリマ
    ーフィルムの製造装置。 3、異方性溶融物を形成する液晶性ポリマーを溶融して
    環状スリットから下方へ押出し、生成した筒状フィルム
    を引取り方向と、引取り方向と直交する幅方向に延伸し
    、延伸した筒状フィルムを、請求項1記載の保温筒で保
    温しながら、または請求項2記載のガイド部材で案内し
    ながら折畳む液晶性ポリマーフィルムの製造方法。
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