JPH0454198B2 - - Google Patents
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- JPH0454198B2 JPH0454198B2 JP23217486A JP23217486A JPH0454198B2 JP H0454198 B2 JPH0454198 B2 JP H0454198B2 JP 23217486 A JP23217486 A JP 23217486A JP 23217486 A JP23217486 A JP 23217486A JP H0454198 B2 JPH0454198 B2 JP H0454198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sine wave
- output
- trigger
- wave signal
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は微小時間差計測回路に関し、更に詳し
くはトリガパルスが発生してからサンプリングパ
ルスが発生するまでの時間を正確に計測すること
ができる微小時間差計測回路に関する。
くはトリガパルスが発生してからサンプリングパ
ルスが発生するまでの時間を正確に計測すること
ができる微小時間差計測回路に関する。
(従来の技術)
デイジタルオシロスコープ等においては、繰り
返し波形をA/D変換する時にトリガポイントと
サンプリングパルス間の微小時間差を計測するこ
とが有用である。この微小時間差を計測すること
により、ランダムサンプルにより等価サンプルレ
ートを高くした場合にもプリ・トリガ(トリガポ
イント以前の観測)が可能となる。
返し波形をA/D変換する時にトリガポイントと
サンプリングパルス間の微小時間差を計測するこ
とが有用である。この微小時間差を計測すること
により、ランダムサンプルにより等価サンプルレ
ートを高くした場合にもプリ・トリガ(トリガポ
イント以前の観測)が可能となる。
第7図は種々のサンプルモードを示す図であ
る。イはリアルタイムサンプルを、ロはシーケン
シヤルサンプルを、ハはランダムサンプルをそれ
ぞれ示す。各サンプルにおいて、波形上の数字は
サンプルの順序をそれぞれ示している。イに示す
リアルタイムサンプルの場合には、この数字が全
てであり、1回の現象の発生時に全点をサンプ
ルすることを示している。これに対し、ロに示す
シーケンシヤルサンプルの場合には、繰り返し発
生する現象を発生する毎に経時的に所定の間隔で
サンプル点をずらせて,,……とシーケン
シヤルにサンプルしていく。又、ハに示すランダ
ムサンプルの場合には、繰り返し発生する現象を
図に示すようにランダムに波形の位置をサンプル
している。従つて、ランダムサンプルはリアルタ
イムサンプルに比較して同一のサンプルレートの
A/D変速器を用いてより高速の繰り返し現象を
捕捉観測できることがわかる。又、通常のサンプ
リングオシロスコープと比較してトリガポイント
以前の現象を観測することができる。このような
ランダムサンプルを実現するためには、A/D変
換器のサンプリングパルスと、トリガポイントと
のズレの量つまり微小時間差を計測する必要があ
る。
る。イはリアルタイムサンプルを、ロはシーケン
シヤルサンプルを、ハはランダムサンプルをそれ
ぞれ示す。各サンプルにおいて、波形上の数字は
サンプルの順序をそれぞれ示している。イに示す
リアルタイムサンプルの場合には、この数字が全
てであり、1回の現象の発生時に全点をサンプ
ルすることを示している。これに対し、ロに示す
シーケンシヤルサンプルの場合には、繰り返し発
生する現象を発生する毎に経時的に所定の間隔で
サンプル点をずらせて,,……とシーケン
シヤルにサンプルしていく。又、ハに示すランダ
ムサンプルの場合には、繰り返し発生する現象を
図に示すようにランダムに波形の位置をサンプル
している。従つて、ランダムサンプルはリアルタ
イムサンプルに比較して同一のサンプルレートの
A/D変速器を用いてより高速の繰り返し現象を
捕捉観測できることがわかる。又、通常のサンプ
リングオシロスコープと比較してトリガポイント
以前の現象を観測することができる。このような
ランダムサンプルを実現するためには、A/D変
換器のサンプリングパルスと、トリガポイントと
のズレの量つまり微小時間差を計測する必要があ
る。
第8図は従来の微小時間差計測装置の構成例を
示す図、第9図は各部の動作を示すタイミングチ
ヤートである。入力信号とトリガ制御信号を受け
て、トリガ発生回路1は第9図イに示すようなト
リガ信号を発生する。このトリガ信号はコンデン
サCの短絡用スイツチSW1を第9図ロに示すよう
にオフにする。この時点では、電流源2に直列接
続されるスイツチSW2は第9図ホに示すようにオ
ンになつている。従つて、トリガ信号が発生した
時刻t1からコンデンサCに定電流Iが注入され、
コンデンサCの電圧Vaは第9図ヘに示すように
漸増する。
示す図、第9図は各部の動作を示すタイミングチ
ヤートである。入力信号とトリガ制御信号を受け
て、トリガ発生回路1は第9図イに示すようなト
リガ信号を発生する。このトリガ信号はコンデン
サCの短絡用スイツチSW1を第9図ロに示すよう
にオフにする。この時点では、電流源2に直列接
続されるスイツチSW2は第9図ホに示すようにオ
ンになつている。従つて、トリガ信号が発生した
時刻t1からコンデンサCに定電流Iが注入され、
コンデンサCの電圧Vaは第9図ヘに示すように
漸増する。
一方、トリガ信号は第1のDタイプフリツプフ
ロツプ3のD入力にも入つており、CLK入力に
入るA/D変換器のサンプルクロツクの最初の立
上り(時刻t2、第9図ハ参照)によりD入力デー
タ(この場合は“1”レベル)がラツチされ、そ
の1出力は第9図ニに示すようにそれまでの
“1”から“0”に立下る。この1信号によりス
イツチSW2は第9図ホに示すようにオンからオフ
になる。この結果、コンデンサCへの電流Iの注
入はストツプし、この時までの電圧状態が第9図
ヘに示すように保持される。ここで、コンデンサ
Cの保持電圧Vaはt1からt2までの微小時間差Δt
に比例するから、この電圧Vaを時間差計測用
A/D変換器4でデイジタルデータに変換し、時
間差Δtを計測することができる。
ロツプ3のD入力にも入つており、CLK入力に
入るA/D変換器のサンプルクロツクの最初の立
上り(時刻t2、第9図ハ参照)によりD入力デー
タ(この場合は“1”レベル)がラツチされ、そ
の1出力は第9図ニに示すようにそれまでの
“1”から“0”に立下る。この1信号によりス
イツチSW2は第9図ホに示すようにオンからオフ
になる。この結果、コンデンサCへの電流Iの注
入はストツプし、この時までの電圧状態が第9図
ヘに示すように保持される。ここで、コンデンサ
Cの保持電圧Vaはt1からt2までの微小時間差Δt
に比例するから、この電圧Vaを時間差計測用
A/D変換器4でデイジタルデータに変換し、時
間差Δtを計測することができる。
A/D変換器4に入力されるA/Dスタート信
号は、第2のDタイプフリツプフロツプ5の2
出力から与えられる。即ち、第2のフリツプフロ
ツプ5のD入力には第1のフリツプフロツプ3の
Q1出力が入つており、CLK入力にはA/D変換
器のサンプルクロツクが入つており、第9図ハに
示すように時刻t3における立上りで2出力を
“0”から“1”に転じる。そして、この2信号
をA/D変換器4のA/Dスタート信号として用
いる。
号は、第2のDタイプフリツプフロツプ5の2
出力から与えられる。即ち、第2のフリツプフロ
ツプ5のD入力には第1のフリツプフロツプ3の
Q1出力が入つており、CLK入力にはA/D変換
器のサンプルクロツクが入つており、第9図ハに
示すように時刻t3における立上りで2出力を
“0”から“1”に転じる。そして、この2信号
をA/D変換器4のA/Dスタート信号として用
いる。
(発明が解決しようとする問題点)
前述した従来装置の場合、微小時間差の測定精
度は主としてコンデンサC及びスイツチSW1,
SW2の特性にかかつてくる。一般にコンデンサC
にはもれ抵抗直列インダクタンス、直列抵抗が存
在し、微小時間差が1nsec以下のような場合、直
列インダクタンスが大きなインピーダンスとな
り、測定精度を低下させる。又、キヤパシタンス
の容量精度とその安定度が必要であるが、一般に
高周波特性が良い高精度、高安定のコンデンサを
得ることは極めて困難であり、特性も経時的に変
化する。
度は主としてコンデンサC及びスイツチSW1,
SW2の特性にかかつてくる。一般にコンデンサC
にはもれ抵抗直列インダクタンス、直列抵抗が存
在し、微小時間差が1nsec以下のような場合、直
列インダクタンスが大きなインピーダンスとな
り、測定精度を低下させる。又、キヤパシタンス
の容量精度とその安定度が必要であるが、一般に
高周波特性が良い高精度、高安定のコンデンサを
得ることは極めて困難であり、特性も経時的に変
化する。
更に、従来装置の場合、スイツチSW1をオフに
する時と、スイツチSW2をオフにするタイミング
が競合してきた時に、スイツチング時の電荷注入
による測定誤差が生じる。以上の理由により、従
来の装置によれば、高精度の時間差測定を行うこ
とが困難である。
する時と、スイツチSW2をオフにするタイミング
が競合してきた時に、スイツチング時の電荷注入
による測定誤差が生じる。以上の理由により、従
来の装置によれば、高精度の時間差測定を行うこ
とが困難である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あつて、その目的は、高精度の時間差測定を行う
ことができる微小時間差計測装置を実現すること
にある。
あつて、その目的は、高精度の時間差測定を行う
ことができる微小時間差計測装置を実現すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決する本発明は、正弦波発
振器の出力をパルス化してA/D変換器用のサン
プルクロツクとすると共に、正弦波発振器の出力
の位相をずらして余弦波をつくり、トリガ発生回
路からのトリガパルスにより正弦波及び余弦波の
同一時刻におけるそれぞれの振幅値或いは正弦波
のみの所定時間離れた時刻における2つの振幅値
を測定し、これら測定値に基づいてトリガ時刻と
サンプリング時刻との微小時間差を計測するよう
に構成したことを特徴とするものである。
振器の出力をパルス化してA/D変換器用のサン
プルクロツクとすると共に、正弦波発振器の出力
の位相をずらして余弦波をつくり、トリガ発生回
路からのトリガパルスにより正弦波及び余弦波の
同一時刻におけるそれぞれの振幅値或いは正弦波
のみの所定時間離れた時刻における2つの振幅値
を測定し、これら測定値に基づいてトリガ時刻と
サンプリング時刻との微小時間差を計測するよう
に構成したことを特徴とするものである。
(作用)
クロツクパルスをつくる正弦波発振器から正弦
波と余弦波をつくり同一時刻(トリガポイント)
におけるそれぞれの振幅値或いは所定時間離れた
時刻における正弦波の2つの振幅値からトリガ時
刻とサンプリング時刻までの時間差を計測する。
波と余弦波をつくり同一時刻(トリガポイント)
におけるそれぞれの振幅値或いは所定時間離れた
時刻における正弦波の2つの振幅値からトリガ時
刻とサンプリング時刻までの時間差を計測する。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロツク
図である。図において、11は基準となる正弦波
を発生させる正弦波発振器、12は該正弦波発振
器11の出力を受けて正弦波の純度を向上させる
フイルタ、13は高純度の正弦波を受けてOレベ
ルと比較し、A/D変換器のサンプルクロツクを
発生するコンパレータである。
図である。図において、11は基準となる正弦波
を発生させる正弦波発振器、12は該正弦波発振
器11の出力を受けて正弦波の純度を向上させる
フイルタ、13は高純度の正弦波を受けてOレベ
ルと比較し、A/D変換器のサンプルクロツクを
発生するコンパレータである。
14,15はフイルタ12を通過した正弦波信
号を受けるバツフア、16はバツフア14の出力
を受けるバツフア、17はバツフア16の出力を
デイジタルデータに変換する時間差計測用の第1
のA/D変換器、18はバツフア15の出力を受
けて90°位相をずらす移相器、19は該移相器1
8の出力を受けるバツフア、20はバツフア19
出力をデイジタルデータに変換する時間差計測用
の第2のA/D変換器である。尚、バツフア14
と16はなくてもよい。即ち、これらバツフア1
4と16を通過した信号は同位相であるので、後
段回路との整合性が問題にならない時には省略で
きる。
号を受けるバツフア、16はバツフア14の出力
を受けるバツフア、17はバツフア16の出力を
デイジタルデータに変換する時間差計測用の第1
のA/D変換器、18はバツフア15の出力を受
けて90°位相をずらす移相器、19は該移相器1
8の出力を受けるバツフア、20はバツフア19
出力をデイジタルデータに変換する時間差計測用
の第2のA/D変換器である。尚、バツフア14
と16はなくてもよい。即ち、これらバツフア1
4と16を通過した信号は同位相であるので、後
段回路との整合性が問題にならない時には省略で
きる。
移相器18としては、例えばデイレイラインが
用いられる。デイレイラインが用いられた場合、
その遅延時間は正弦波周波数に対して90°の位相
になるように選択する。従つて、移相器18の出
力は90°遅れることになるので90°だけ位相が遅れ
た正弦波、即ち余弦波が出力される。21は入力
信号及びトリガ制御信号を受けてトリガパルスを
発生するトリガ発生回路で、その出力は第1
(#1)及び第2(#2)のA/D変換器17,2
0にA/Dスタート信号として入つている。この
ように構成された装置の動作を第2図に示すタイ
ミングチヤートを参照して詳細に説明する。
用いられる。デイレイラインが用いられた場合、
その遅延時間は正弦波周波数に対して90°の位相
になるように選択する。従つて、移相器18の出
力は90°遅れることになるので90°だけ位相が遅れ
た正弦波、即ち余弦波が出力される。21は入力
信号及びトリガ制御信号を受けてトリガパルスを
発生するトリガ発生回路で、その出力は第1
(#1)及び第2(#2)のA/D変換器17,2
0にA/Dスタート信号として入つている。この
ように構成された装置の動作を第2図に示すタイ
ミングチヤートを参照して詳細に説明する。
発振器11から発生された第2図のロのf1に示
すような正弦波は、フイルタ12によりノイズ成
分が除去された後、コンパレータ13に入りOレ
ベルと比較される。この結果、コンパレータ13
は第2図イに示すようなA/D変換器のサンプル
クロツクを発生し、このサンプルクロツクはサン
プリング用A/D変換器(図示せず)にA/Dス
タート信号として与えられる。
すような正弦波は、フイルタ12によりノイズ成
分が除去された後、コンパレータ13に入りOレ
ベルと比較される。この結果、コンパレータ13
は第2図イに示すようなA/D変換器のサンプル
クロツクを発生し、このサンプルクロツクはサン
プリング用A/D変換器(図示せず)にA/Dス
タート信号として与えられる。
一方、正弦波信号はバツフア15う経て移相器
18に入り、90°位相を遅らせられる。この結果、
正弦波信号をsinωt(ω;角周波数)とすると、移
相器18の出力は sin(ωt−90°)=−cosωt となり余弦波信号が得られる。この余弦波信号を
第2図ロのf2に示す。移相器18の出力はバツフ
ア19を経て第2のA/D変換器20に入力され
る。正弦波信号はバツフア14,16を経て第1
のA/D変換器17に入力される。
18に入り、90°位相を遅らせられる。この結果、
正弦波信号をsinωt(ω;角周波数)とすると、移
相器18の出力は sin(ωt−90°)=−cosωt となり余弦波信号が得られる。この余弦波信号を
第2図ロのf2に示す。移相器18の出力はバツフ
ア19を経て第2のA/D変換器20に入力され
る。正弦波信号はバツフア14,16を経て第1
のA/D変換器17に入力される。
ここで、時刻tにおいてトリガ発生回路21か
ら第2図ハに示すようなトリガパルスが発生した
ものとすると、2つのA/D変換器17,20は
時刻tにおける入力信号をA/D変換してデイジ
タルデータに変換する。この時の第1のA/D変
換器17の変換データをY、第2のA/D変換器
20の変換データをXとするとX,Y,ωtの間
には、第3図に示すような関係があるからコンパ
レータ13の出力を基準時間として次式が成立す
る。
ら第2図ハに示すようなトリガパルスが発生した
ものとすると、2つのA/D変換器17,20は
時刻tにおける入力信号をA/D変換してデイジ
タルデータに変換する。この時の第1のA/D変
換器17の変換データをY、第2のA/D変換器
20の変換データをXとするとX,Y,ωtの間
には、第3図に示すような関係があるからコンパ
レータ13の出力を基準時間として次式が成立す
る。
Y=a sin ωt ……(1)
X=−a cos ωt ……(2)
但し a=√2+2
(1),(2)式をそれぞれtについて解くと
t=(1/ω)sin-1(Y/√2+2) ……(3)
t=(1/ω)cos-1(−X/√2+2) ……(4)
(3)又は(4)式におけるtは、求めるべき微小時間
差そのものである。従つて、(3)式又は(4)式を演算
することにより微小時間差を求めることができ
る。
差そのものである。従つて、(3)式又は(4)式を演算
することにより微小時間差を求めることができ
る。
本発明によれば、従来装置のようにコンデンサ
に電流を注入したり、スイツチで切換えたりする
必要がないので高精度に微小時間差を計測するこ
とができる。尚、トリガパルスを発生する時刻
は、第2図に示すようにX,Y共にA/D変換器
のフルスケール近辺でA/D変換が行われるべく
セツトすることにより計測精度を上げることがで
きる。
に電流を注入したり、スイツチで切換えたりする
必要がないので高精度に微小時間差を計測するこ
とができる。尚、トリガパルスを発生する時刻
は、第2図に示すようにX,Y共にA/D変換器
のフルスケール近辺でA/D変換が行われるべく
セツトすることにより計測精度を上げることがで
きる。
第4図は本発明の他の実施例を示す構成ブロツ
ク図である。第1図と同一とものは、同一の番号
を付して示す。図に示す実施例は、正弦波は1つ
で、トリガパルスを移相器で90°遅らせて、同一
正弦波信号の2点の値を測定し、等価的に正弦波
信号と余弦波信号の同時刻における値を測定する
のと同一の効果を奏しめるようにしたものであ
る。
ク図である。第1図と同一とものは、同一の番号
を付して示す。図に示す実施例は、正弦波は1つ
で、トリガパルスを移相器で90°遅らせて、同一
正弦波信号の2点の値を測定し、等価的に正弦波
信号と余弦波信号の同時刻における値を測定する
のと同一の効果を奏しめるようにしたものであ
る。
図において、フイルタ12の出力(正弦波信
号)はコンパレータ13に入ると共にバツフア3
0を経て時間差計測用A/D変換器31に入る。
一方、トリガ発生回路21から出力されたトリガ
パルスはバツフア32及びオアゲート35に入
る。オアゲート35から出力されたトリガパルス
はA/D変換器31にA/Dスタート信号として
入り、時刻tにおける正弦波信号の値を測定す
る。
号)はコンパレータ13に入ると共にバツフア3
0を経て時間差計測用A/D変換器31に入る。
一方、トリガ発生回路21から出力されたトリガ
パルスはバツフア32及びオアゲート35に入
る。オアゲート35から出力されたトリガパルス
はA/D変換器31にA/Dスタート信号として
入り、時刻tにおける正弦波信号の値を測定す
る。
一方、ゲート32に入つたトリガパルスは、デ
イレイ回路33に入つて、ωtの90°に相当する時
間差だけ遅らされる。この遅延されたトリガパル
スは、バツフア34を経てオアゲート35に入
る。この結果、オアゲート35からは図に示すよ
うに時間差Tの2個のパルスが出力されてA/D
変換器31に与えられることになる。時間差T
は、前述したようにデイレイ回路33によつて遅
らされる遅れ時間でωtの90°に相当する時間差で
ある。最初のパルスにより、時刻tにおける正弦
波信号の値が測定され、次のパルスで時間T後に
おける正弦波信号の値が測定される。このT後の
正弦波信号の値は、とりもなおさず時刻tにおけ
る余弦波信号の値と同じであるので、最初の測定
値をY、次の測定値をXとして(3),(4)式がそのま
ま適用できる。このようにして、第4図に示す実
施例では、A/D変換器を1個にすることができ
る。
イレイ回路33に入つて、ωtの90°に相当する時
間差だけ遅らされる。この遅延されたトリガパル
スは、バツフア34を経てオアゲート35に入
る。この結果、オアゲート35からは図に示すよ
うに時間差Tの2個のパルスが出力されてA/D
変換器31に与えられることになる。時間差T
は、前述したようにデイレイ回路33によつて遅
らされる遅れ時間でωtの90°に相当する時間差で
ある。最初のパルスにより、時刻tにおける正弦
波信号の値が測定され、次のパルスで時間T後に
おける正弦波信号の値が測定される。このT後の
正弦波信号の値は、とりもなおさず時刻tにおけ
る余弦波信号の値と同じであるので、最初の測定
値をY、次の測定値をXとして(3),(4)式がそのま
ま適用できる。このようにして、第4図に示す実
施例では、A/D変換器を1個にすることができ
る。
又、上記の90°の遅延は、270°、450°等の遅延で
あつても、同一の原理で(3),(4)式がそのまま適用
出来る。
あつても、同一の原理で(3),(4)式がそのまま適用
出来る。
デイジタルオシロスコープを実現する場合、第
5図に示すようにアナログ入力を複数個のサンプ
ルホールド回路と、A/D変換器を用いてシーケ
ンシヤルパルスによりA/D変換器を順次使用し
て高速サンプルレートを得る方法が公知である。
このような構成を用いた時、第4図に示す微小時
間差計測装置は図に示す複数個のA/D変換器の
うちで“空いている”1つを用いることにより時
間差計測用A/D変換器を省略することができ
る。
5図に示すようにアナログ入力を複数個のサンプ
ルホールド回路と、A/D変換器を用いてシーケ
ンシヤルパルスによりA/D変換器を順次使用し
て高速サンプルレートを得る方法が公知である。
このような構成を用いた時、第4図に示す微小時
間差計測装置は図に示す複数個のA/D変換器の
うちで“空いている”1つを用いることにより時
間差計測用A/D変換器を省略することができ
る。
第6図は、このような考え方に基づいた本発明
の他の実施例を示す構成ブロツク図である。第4
図と同一のものは同一の符号を付して示す。フイ
ルタ12を通過した正弦波信号をバツフア41を
介して高速サンプルレート回路の各チヤネル入力
に与える。そして、スイツチの切換えにより、ア
ナログ入力と正弦波信号の何れか一方をサンプル
ホールド回路に入力するようにしている。オアゲ
ート35から出力される2個のトリガパルスは高
速サンプルレート回路側の制御回路42に入る。
制御回路42は、空いているチヤネルを捜して、
空いているチヤネルに正弦波信号を入れ、2個の
正弦波信号測定値を得る。
の他の実施例を示す構成ブロツク図である。第4
図と同一のものは同一の符号を付して示す。フイ
ルタ12を通過した正弦波信号をバツフア41を
介して高速サンプルレート回路の各チヤネル入力
に与える。そして、スイツチの切換えにより、ア
ナログ入力と正弦波信号の何れか一方をサンプル
ホールド回路に入力するようにしている。オアゲ
ート35から出力される2個のトリガパルスは高
速サンプルレート回路側の制御回路42に入る。
制御回路42は、空いているチヤネルを捜して、
空いているチヤネルに正弦波信号を入れ、2個の
正弦波信号測定値を得る。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
サンプルレート用のクロツクパルスをつくる正弦
波発振器から正弦波と余弦波をつくり同一時刻
(トリガポイント)における正弦波、余弦波の値
からトリガ時刻とサンプリング時刻までの時間差
を計測することによりサンプルクロツク立上り時
からトリガポイントまでの微小時間差を高精度に
計測することができる微小時間差計測装置を実現
することができる。本発明によれば、コンデンサ
に注入される電流量を測定して微小時間差を測定
する方法を用いていないので、コンデンサ、スイ
ツチによる影響を受けず、又正弦波信号の振幅の
変動の影響を全く受けない。
サンプルレート用のクロツクパルスをつくる正弦
波発振器から正弦波と余弦波をつくり同一時刻
(トリガポイント)における正弦波、余弦波の値
からトリガ時刻とサンプリング時刻までの時間差
を計測することによりサンプルクロツク立上り時
からトリガポイントまでの微小時間差を高精度に
計測することができる微小時間差計測装置を実現
することができる。本発明によれば、コンデンサ
に注入される電流量を測定して微小時間差を測定
する方法を用いていないので、コンデンサ、スイ
ツチによる影響を受けず、又正弦波信号の振幅の
変動の影響を全く受けない。
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロツク
図、第2図は各部の動作を示すタイミングチヤー
ト、第3図はX,Y測定時の説明図、第4図は本
考案の他の実施例を示す構成ブロツク図、第5図
はサンプルレート回路の構成図、第6図は本発明
の他の実施例を示す構成ブロツク図、第7図は
種々のサンプルモードを示す図、第8図は従来装
置の構成ブロツク図、第9図は各部の動作を示す
タイミングチヤートである。 1,21……トリガ発生回路、2……定電流
源、3,5……フリツプフロツプ、4,17,2
0,31……A/D変換器、11……発振器、1
2……フイルタ、13……コンパレータ、14〜
16,19,30,32,34,41……バツフ
ア、18……移相器、33……デイレイ回路、3
5……オアゲート、42……制御回路、SW1,
SW2……スイツチ。
図、第2図は各部の動作を示すタイミングチヤー
ト、第3図はX,Y測定時の説明図、第4図は本
考案の他の実施例を示す構成ブロツク図、第5図
はサンプルレート回路の構成図、第6図は本発明
の他の実施例を示す構成ブロツク図、第7図は
種々のサンプルモードを示す図、第8図は従来装
置の構成ブロツク図、第9図は各部の動作を示す
タイミングチヤートである。 1,21……トリガ発生回路、2……定電流
源、3,5……フリツプフロツプ、4,17,2
0,31……A/D変換器、11……発振器、1
2……フイルタ、13……コンパレータ、14〜
16,19,30,32,34,41……バツフ
ア、18……移相器、33……デイレイ回路、3
5……オアゲート、42……制御回路、SW1,
SW2……スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非同期に発生するトリガ事象を検出するトリ
ガ・パルス発生回路、このトリガ事象の発生タイ
ミングを計測する為の基準となる周波数fの正弦
波信号を発生する正弦波信号発振器、この正弦波
信号発振器の出力をゼロ・レベルと比較し基準ク
ロツクを発生する基準クロツク発生器、前記トリ
ガ・パルス発生回路の出力パルスを前記正弦波信
号発振器の出力周波数fの位相角90度に相当する
時間遅延させるデイレイ回路、前記トリガ・パル
ス発生回路の出力パルスがサンプリング信号とし
て与えられて前記正弦波信号発振器の出力Yの値
をA/D変換すると共に、デイレイ回路の出力パ
ルスがサンプリング信号として与えられて前記正
弦波信号発振器の出力XをA/D変換するA/D
変換器、及びこのA/D変換器より得られる前記
YとXのデイジタル・データを基にして下式の演
算を行うことにより前記トリガ事象の発生タイミ
ングと基準クロツク間の時間差tを求める演算手
段を具備した微小時間差計測装置。 t=(1/ω)sin-1(Y/√2+2) 又は t=(1/ω)cos-1(−X/√2+2)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23217486A JPS6385489A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 微小時間差計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23217486A JPS6385489A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 微小時間差計測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6385489A JPS6385489A (ja) | 1988-04-15 |
| JPH0454198B2 true JPH0454198B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=16935162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23217486A Granted JPS6385489A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 微小時間差計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6385489A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2678071B1 (fr) * | 1991-06-18 | 1994-11-04 | Thomson Csf | Dispositif electronique de mesure de retards. |
| US7202898B1 (en) * | 1998-12-16 | 2007-04-10 | 3Dv Systems Ltd. | Self gating photosurface |
| JP2006133214A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-05-25 | Topcon Corp | 時間差測定装置および測定方法並びに測距装置および測距方法 |
| JP4878127B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2012-02-15 | 株式会社トプコン | 時間差測定装置および距離測定装置並びに距離測定方法 |
| US7378854B2 (en) | 2005-10-28 | 2008-05-27 | Teradyne, Inc. | Dual sine-wave time stamp method and apparatus |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP23217486A patent/JPS6385489A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6385489A (ja) | 1988-04-15 |
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