JPH0454330A - 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 - Google Patents
鉄道車両用ディスクブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0454330A JPH0454330A JP16234390A JP16234390A JPH0454330A JP H0454330 A JPH0454330 A JP H0454330A JP 16234390 A JP16234390 A JP 16234390A JP 16234390 A JP16234390 A JP 16234390A JP H0454330 A JPH0454330 A JP H0454330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- rotating shaft
- inner hole
- shaft portion
- cooling space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、駆動車両により牽引される車両に取り付けら
れる鉄道車両用ディスクブレーキ装置に係り、特に、当
該ディスクブレーキ装置にて発生する熱に対処するため
の技術に関する。
れる鉄道車両用ディスクブレーキ装置に係り、特に、当
該ディスクブレーキ装置にて発生する熱に対処するため
の技術に関する。
周知のように、駆動車両により牽引される車両(以下、
牽引車両という)は、駆動用電動機を有していないため
、そのブレーキ装置の研究開発の途は当然の事ながら駆
動車両とは異なっている。
牽引車両という)は、駆動用電動機を有していないため
、そのブレーキ装置の研究開発の途は当然の事ながら駆
動車両とは異なっている。
具体的には、駆動車両については、例えば実開昭64−
4933号や実開平1−1)7972号に示されている
ように、車軸に回転を付与する駆動用電動機の回転子軸
にディスクを固着し且つ該ディスクの両側面を圧接挟持
するキャリバーを備えてなる構成が公知となっているの
に対し、牽引車両については、第9図及び第10図に示
す型式のブレーキ装置を採用しているのが一般的である
。
4933号や実開平1−1)7972号に示されている
ように、車軸に回転を付与する駆動用電動機の回転子軸
にディスクを固着し且つ該ディスクの両側面を圧接挟持
するキャリバーを備えてなる構成が公知となっているの
に対し、牽引車両については、第9図及び第10図に示
す型式のブレーキ装置を採用しているのが一般的である
。
即ち、第9図に示す型式のものは、牽引車両の車軸10
0にディスク102を固着し、リンク機構でなるキャリ
バー103をブレーキシリンダ104が連係作動させる
ことにより、一対のライニング105゜105が前記デ
ィスク102の両側面を圧接挟持する構成としたもので
ある。
0にディスク102を固着し、リンク機構でなるキャリ
バー103をブレーキシリンダ104が連係作動させる
ことにより、一対のライニング105゜105が前記デ
ィスク102の両側面を圧接挟持する構成としたもので
ある。
また、第10図に示す型式のものは、牽引車両の車輪1
)1の両側面1)1a、 1llbに直接ディスクを取
り付け、リンク機構でなるキャリバー1)2を油圧シリ
ンダ1)3が連係作動させることにより、一対のライニ
ング1)4.1)4が前記車輪1)1の両側面(両ディ
スク) 1)1a、1)1bを圧接挟持する構成とした
ものである。
)1の両側面1)1a、 1llbに直接ディスクを取
り付け、リンク機構でなるキャリバー1)2を油圧シリ
ンダ1)3が連係作動させることにより、一対のライニ
ング1)4.1)4が前記車輪1)1の両側面(両ディ
スク) 1)1a、1)1bを圧接挟持する構成とした
ものである。
しかしながら、上記第9図に示す型式のブレーキ装置は
、近年における鉄道車両の高速化に対しては充分に対処
できるものではない。即ち、制動時特に高速走行からの
制動が続いた時には、ディスク102と一対のライニン
グ105.105との摺動部に多量の摩擦熱が発生し、
ディスク102の強度が熱により惣激に低下して該ディ
スク102に偏摩耗や亀裂が生じ、寿命の低下を余儀無
くされるという難点がある。これに加えて、高温状態の
ディスク102カラ車軸100に多量の熱が伝導されて
、車軸100の強度及び耐久性が低下する共に、車軸1
00と車輪101との結合部が損傷するといった不具合
をも生ぜしめる。
、近年における鉄道車両の高速化に対しては充分に対処
できるものではない。即ち、制動時特に高速走行からの
制動が続いた時には、ディスク102と一対のライニン
グ105.105との摺動部に多量の摩擦熱が発生し、
ディスク102の強度が熱により惣激に低下して該ディ
スク102に偏摩耗や亀裂が生じ、寿命の低下を余儀無
くされるという難点がある。これに加えて、高温状態の
ディスク102カラ車軸100に多量の熱が伝導されて
、車軸100の強度及び耐久性が低下する共に、車軸1
00と車輪101との結合部が損傷するといった不具合
をも生ぜしめる。
一方、第10図に示す型式のブレーキ装置によるにして
も、ディスクl1la、1llb及び車輪1)1が高温
状態となることに起因して、上記と同様に、ディスクl
1la、 l1lbの寿命の低下、車軸!10への多量
の熱伝導による車軸強度の低下、車軸1)0と車輪1)
1との結合部の損傷等の不具合を住することとなる。
も、ディスクl1la、1llb及び車輪1)1が高温
状態となることに起因して、上記と同様に、ディスクl
1la、 l1lbの寿命の低下、車軸!10への多量
の熱伝導による車軸強度の低下、車軸1)0と車輪1)
1との結合部の損傷等の不具合を住することとなる。
本発明は、上記諸事情に鑑みてなされたものであり、デ
ィスクの構成自体に改良を加えて当該ブレーキ装置の高
温化をできるだけ防止するのはもとより、高速走行から
の制動時に当該ブレーキ装置の構成要素が高温状態とな
っても他の部位への熱伝導を可及的軽減させ得るように
することを技術的課題とするものである。
ィスクの構成自体に改良を加えて当該ブレーキ装置の高
温化をできるだけ防止するのはもとより、高速走行から
の制動時に当該ブレーキ装置の構成要素が高温状態とな
っても他の部位への熱伝導を可及的軽減させ得るように
することを技術的課題とするものである。
上記技術的課題を達成するための具体的手段とするとこ
ろは、駆動車両により牽引される車両に取り付けられる
鉄道車両用ディスクブレーキ装置であって、車軸の回転
が伝達装置を介して伝達される回転軸部と、該回転軸部
と共に回転し且つ該回転軸部を内孔に嵌入してなる中空
状のブレーキ軸と、該ブレーキ軸と共に回転し且つ該ブ
レーキ軸の軸方向に摺動自在に取り付けられた複数枚の
ロータ部材と、これら複数枚のロータ部材の各相互間に
配設され且つキー部材に軸方向にのみ摺動自在に取り付
けられた複数枚のステータ部材と、前記ロータ部材及び
ステータ部材に制動力を作用さ廿る押圧部材とを有する
と共に、前記ブレーキ軸の内孔と前記回転軸部の外周と
の間に冷却空間を形成し、且つ、該冷却空間に対して冷
却用空気を導入する空気連通路を形成したところにある
。
ろは、駆動車両により牽引される車両に取り付けられる
鉄道車両用ディスクブレーキ装置であって、車軸の回転
が伝達装置を介して伝達される回転軸部と、該回転軸部
と共に回転し且つ該回転軸部を内孔に嵌入してなる中空
状のブレーキ軸と、該ブレーキ軸と共に回転し且つ該ブ
レーキ軸の軸方向に摺動自在に取り付けられた複数枚の
ロータ部材と、これら複数枚のロータ部材の各相互間に
配設され且つキー部材に軸方向にのみ摺動自在に取り付
けられた複数枚のステータ部材と、前記ロータ部材及び
ステータ部材に制動力を作用さ廿る押圧部材とを有する
と共に、前記ブレーキ軸の内孔と前記回転軸部の外周と
の間に冷却空間を形成し、且つ、該冷却空間に対して冷
却用空気を導入する空気連通路を形成したところにある
。
C作用〕
上記手段によると、当該ディスクブレーキ装置は、押圧
部材による制動力の非作用時においては、車軸の回転が
伝達装置を介して伝達される回転軸部ひいてはブレーキ
軸と共に回転する複数枚のロータ部材が、キー部材に取
り付けられた複数枚のステータ部材に対して自由に回転
することとなるが、その一方において、押圧部材による
制動力の作用時においては、ロータ部材及びステータ部
材が軸方向−大側に摺動し且つ押し集められて該各部材
間は圧接した状態となり、この時に生じる摩擦によって
ロータ部材のステータ部材に対する相対回転が阻止され
る。つまり、ステータ部材が取り付けられているキー部
材は、台車に支持される伝達装置等の車両側部材に対し
て固定状態とされるものであるため、上記のようにロー
タ部材のステータ部材に対する相対回転が阻止された場
合には、ロータ部材と共に回転するブレーキ軸ひいては
回転軸部に伝達装置を介して回転伝達可能に接続されて
いる車軸の回転が止まることになる。
部材による制動力の非作用時においては、車軸の回転が
伝達装置を介して伝達される回転軸部ひいてはブレーキ
軸と共に回転する複数枚のロータ部材が、キー部材に取
り付けられた複数枚のステータ部材に対して自由に回転
することとなるが、その一方において、押圧部材による
制動力の作用時においては、ロータ部材及びステータ部
材が軸方向−大側に摺動し且つ押し集められて該各部材
間は圧接した状態となり、この時に生じる摩擦によって
ロータ部材のステータ部材に対する相対回転が阻止され
る。つまり、ステータ部材が取り付けられているキー部
材は、台車に支持される伝達装置等の車両側部材に対し
て固定状態とされるものであるため、上記のようにロー
タ部材のステータ部材に対する相対回転が阻止された場
合には、ロータ部材と共に回転するブレーキ軸ひいては
回転軸部に伝達装置を介して回転伝達可能に接続されて
いる車軸の回転が止まることになる。
そして、本発明は、複数枚のロータ部材と複数枚のステ
ータ部材と押圧部材とからなる多板式のディスクブレー
キ装置を牽引車両に採用したことにより、当該車両の高
速走行からの制動時に発生する熱は前記複数枚のロータ
部材及びステータ部材の各相互間の摩擦熱に分散されて
、個々の部材についてのQ熱量が大幅に軽減される。
ータ部材と押圧部材とからなる多板式のディスクブレー
キ装置を牽引車両に採用したことにより、当該車両の高
速走行からの制動時に発生する熱は前記複数枚のロータ
部材及びステータ部材の各相互間の摩擦熱に分散されて
、個々の部材についてのQ熱量が大幅に軽減される。
更に、本発明は、前記多板式のディスクブレーキ装置の
ブレーキ軸に内孔を形成すると共に、車軸に伝達装置を
介して回転伝達可能に接続された回転軸部を前記ブレー
キ軸の内孔に嵌入し、且つ該内孔と前記回転軸部外周と
の間に冷却空間を形成するように構成したので、近年に
おける鉄道車両の高速化に伴って、仮に当該車両の高速
走行からの制動時に前記ブレーキ装置のロータ部材及び
ステータ部材が高温状態となったとしても、ロータ部材
が取り付けられているブレーキ軸は、空気連通路を介し
て前記冷却空間に導入される冷却用空気の作用によって
好適に冷却される(この時、回転軸部についても同様の
作用により冷却される)。
ブレーキ軸に内孔を形成すると共に、車軸に伝達装置を
介して回転伝達可能に接続された回転軸部を前記ブレー
キ軸の内孔に嵌入し、且つ該内孔と前記回転軸部外周と
の間に冷却空間を形成するように構成したので、近年に
おける鉄道車両の高速化に伴って、仮に当該車両の高速
走行からの制動時に前記ブレーキ装置のロータ部材及び
ステータ部材が高温状態となったとしても、ロータ部材
が取り付けられているブレーキ軸は、空気連通路を介し
て前記冷却空間に導入される冷却用空気の作用によって
好適に冷却される(この時、回転軸部についても同様の
作用により冷却される)。
尚・前記冷却空間に導入された冷却用空気は、別途設け
られた排出通路から大気中に排出される。
られた排出通路から大気中に排出される。
これにより、ロータ部材とステータ部材との間で発生し
た摩擦熱がブレーキ軸及び回転軸部に伝導されるといっ
た事態は可及的軽減され、これらの軸を回動自在に保持
している軸受の損傷等が回避されることとなる。
た摩擦熱がブレーキ軸及び回転軸部に伝導されるといっ
た事態は可及的軽減され、これらの軸を回動自在に保持
している軸受の損傷等が回避されることとなる。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第8図に基づいて説
明する。
明する。
先ず、第1図に示す概略構成に基づいて、本発明に係る
ディスクブレーキ装置1の取付状態を説明すると、牽引
車両における台車50の下方には軸バネ(不図示)を介
して軸箱51,51が取り付けられていると共に、この
軸箱51,51に車軸2の両端が回動自在に保持され、
且つこの車軸2に一対の車輪53.53が圧入されてい
る。そして、台車50の突出フレーム50aと車輪2と
にまたがって伝達装置3が保持されており、この伝達装
置3の一側面(当該装置3のケースの一側面)にはブラ
ケット4.4を介してディスクブレーキ装置1が固設さ
れている。前記伝達装置3は、ディスクブレーキ装置1
の構成要素であるブレーキ軸9(後述する)と共に回転
する回転軸部30に車軸2の回転を伝達させるための歯
車伝達機構を内蔵している。
ディスクブレーキ装置1の取付状態を説明すると、牽引
車両における台車50の下方には軸バネ(不図示)を介
して軸箱51,51が取り付けられていると共に、この
軸箱51,51に車軸2の両端が回動自在に保持され、
且つこの車軸2に一対の車輪53.53が圧入されてい
る。そして、台車50の突出フレーム50aと車輪2と
にまたがって伝達装置3が保持されており、この伝達装
置3の一側面(当該装置3のケースの一側面)にはブラ
ケット4.4を介してディスクブレーキ装置1が固設さ
れている。前記伝達装置3は、ディスクブレーキ装置1
の構成要素であるブレーキ軸9(後述する)と共に回転
する回転軸部30に車軸2の回転を伝達させるための歯
車伝達機構を内蔵している。
次に、前記ディスクブレーキ装置1の細部にわたる構造
を、第2図及び第3図に基づいて説明する。
を、第2図及び第3図に基づいて説明する。
このディスクブレーキ装置1は、前記伝達装置3にブラ
ケット4.4を介して固定されたドラム状のケース7を
有し、該ケース7の内周面部には複数のキー部材8・・
・8が固定されていると共に、該ケース7の内方中心部
には前記回転軸部30が挿入されている。そして、この
回転軸部30は、内孔90を有するブレーキ軸9に嵌入
され且つビン91を用いて固定されており、該内孔90
と回転軸部30外周との間には冷却空間92が形成され
ている。更に、前記回転軸部30は、左端が開口する小
径内孔31を有しており、該小径内孔31はフィルター
62を介して大気に連通され且つ通孔32・・・32を
介して前記冷却空間92に連通されている。従って、こ
の実施例においては、前記回転軸部30の小径内孔31
と通孔32とが、冷却空間92に冷却用空気を導入する
ための空気連通路とされている。
ケット4.4を介して固定されたドラム状のケース7を
有し、該ケース7の内周面部には複数のキー部材8・・
・8が固定されていると共に、該ケース7の内方中心部
には前記回転軸部30が挿入されている。そして、この
回転軸部30は、内孔90を有するブレーキ軸9に嵌入
され且つビン91を用いて固定されており、該内孔90
と回転軸部30外周との間には冷却空間92が形成され
ている。更に、前記回転軸部30は、左端が開口する小
径内孔31を有しており、該小径内孔31はフィルター
62を介して大気に連通され且つ通孔32・・・32を
介して前記冷却空間92に連通されている。従って、こ
の実施例においては、前記回転軸部30の小径内孔31
と通孔32とが、冷却空間92に冷却用空気を導入する
ための空気連通路とされている。
一方、前記ブレーキ軸9の外周には、該ブレーキ軸9と
共に回転し且つ軸方向(第2図a−b方向)に摺動自在
な二枚のロータ部材10.10が取り付けられ、また前
記キー部材8・・・8の内周には、軸方向にのみ摺動自
在な三枚のステータ部材1)・・・1)が取り付けられ
ている。詳述すれば(第3図参照)、前記ブレーキ軸9
には等角度間隔で外方に突出する複数の凸条9a・・・
9aが軸方向に沿うように一体形成されていると共に該
ブレーキ軸9の外形と同形状の貫通孔10aが前記ロー
タ部材10の中心部に形成され且つこの両者が嵌合され
ることによりロータ部材10がブレーキ軸9と共に回転
し而も軸方向に摺動自在とされているのに対し、前記キ
ー部材8・−・8は等角度間隔毎に配設されてケース7
に固定支持されていると共にこれらのキー部材8・・・
8の外形と同形状の切欠部1)a・・・Ilaがステー
タ部材1)の外周縁に形成され且つこの両者が嵌合され
ることによりステータ部材1)がキー部材8・・・8に
対して軸方向にのみ摺動自在とされている。
共に回転し且つ軸方向(第2図a−b方向)に摺動自在
な二枚のロータ部材10.10が取り付けられ、また前
記キー部材8・・・8の内周には、軸方向にのみ摺動自
在な三枚のステータ部材1)・・・1)が取り付けられ
ている。詳述すれば(第3図参照)、前記ブレーキ軸9
には等角度間隔で外方に突出する複数の凸条9a・・・
9aが軸方向に沿うように一体形成されていると共に該
ブレーキ軸9の外形と同形状の貫通孔10aが前記ロー
タ部材10の中心部に形成され且つこの両者が嵌合され
ることによりロータ部材10がブレーキ軸9と共に回転
し而も軸方向に摺動自在とされているのに対し、前記キ
ー部材8・−・8は等角度間隔毎に配設されてケース7
に固定支持されていると共にこれらのキー部材8・・・
8の外形と同形状の切欠部1)a・・・Ilaがステー
タ部材1)の外周縁に形成され且つこの両者が嵌合され
ることによりステータ部材1)がキー部材8・・・8に
対して軸方向にのみ摺動自在とされている。
この場合、前記ロータ部材10とステータ部材1)とは
軸方向に交互に配設されており、ロータ部材10の外周
面10bとキー部材8・・・8の内周面との間、及びス
テータ部材1)の内周面1)bと中空軸9の外周面との
間には、僅かな隙間が存在している。尚、前記ロータ部
材10及びステータ部材1)の枚数は、第2図示のもの
に限定されるものではなく、これ以上或いはこれ以下の
枚数であっても差し支えない。
軸方向に交互に配設されており、ロータ部材10の外周
面10bとキー部材8・・・8の内周面との間、及びス
テータ部材1)の内周面1)bと中空軸9の外周面との
間には、僅かな隙間が存在している。尚、前記ロータ部
材10及びステータ部材1)の枚数は、第2図示のもの
に限定されるものではなく、これ以上或いはこれ以下の
枚数であっても差し支えない。
更に、第2図に示すように、前記各部材のうちの左端に
配設されたステータ部材1)の左側方には熱強度、伝導
性の良い金属材料でなるリング状の加圧プレート12が
近接配置されており、この加圧プレー目2は前記ステー
タ部材1)と同様にしてキー部材8・・・8に軸方向に
摺動自在に嵌合されていると共に、前記各部材のうちの
右端に配設されたステータ部材1)の右側方には前記加
圧プレート12と同様の金属材料でなるリング状のスト
ッパプレート13が配置されており、このストッパプレ
ート13はその右側面がケース7の右側壁7a内面に当
接した状態で前記キー部材8・・・8に堅固に固定され
ている。また、前記複数のキー部材8・・・8には、ロ
ータ部材10.10及びステータ部材1)・・・1)の
外周部を全周にわたって覆うように薄肉の金属環板63
(例えばステンレス1!1)が取り付けられている。
配設されたステータ部材1)の左側方には熱強度、伝導
性の良い金属材料でなるリング状の加圧プレート12が
近接配置されており、この加圧プレー目2は前記ステー
タ部材1)と同様にしてキー部材8・・・8に軸方向に
摺動自在に嵌合されていると共に、前記各部材のうちの
右端に配設されたステータ部材1)の右側方には前記加
圧プレート12と同様の金属材料でなるリング状のスト
ッパプレート13が配置されており、このストッパプレ
ート13はその右側面がケース7の右側壁7a内面に当
接した状態で前記キー部材8・・・8に堅固に固定され
ている。また、前記複数のキー部材8・・・8には、ロ
ータ部材10.10及びステータ部材1)・・・1)の
外周部を全周にわたって覆うように薄肉の金属環板63
(例えばステンレス1!1)が取り付けられている。
従って、ロータ部材10.10及びステータ部材1)・
・・1)の両側方及び外周は、前記加圧プレート12と
ストンバブレート13と金属環板63とにより覆われた
状態となっている。この場合、前記加圧プレート12に
は、第4図に示すように、その−側面に多数の溝12x
−・・12χが放射状に形成されている(符号12y・
・・12yは凸部、符号12a・・・12aはピストン
15先端が当接する平坦部、符号12b・・・12bは
ピストンロッド21が嵌入される孔部、符号12c・・
・12cはキー部材8が嵌合される切欠部を示す)。ま
た、前記ストッパプレート13にも、第5図に示すよう
に、多数の溝13x・・・13xが放射状に形成されて
いる(符号13y・・・13yは凸部、符号13c・・
・13cはキー部材8が嵌合される切欠部を示す)。更
に、前記金属環板63には、第6図に示すように、多数
の貫通孔63x・・・63xが形成されている(符号6
3y・・・63yはリベフト等の固定部材を示す)、そ
して、第2図に示すように、ケース7の右側壁7aとス
トッパプレート13との間の隙間(溝13x)は、ブレ
ーキ軸9の右端部に穿設された通孔93を介して前記冷
却空間92に通じていると共に、ケース7の左側壁7b
と加圧プレート12との間の隙間14xは、ブレーキ軸
9の左端部に穿設された通孔94を介して前記冷却空間
92に通じている。また、前記金属環板63とケース7
内周面との間の隙間Wは、空気排出口66を介して大気
に通じており、この空気排出口66の内方にはフィルタ
ー66aが装着されている。
・・1)の両側方及び外周は、前記加圧プレート12と
ストンバブレート13と金属環板63とにより覆われた
状態となっている。この場合、前記加圧プレート12に
は、第4図に示すように、その−側面に多数の溝12x
−・・12χが放射状に形成されている(符号12y・
・・12yは凸部、符号12a・・・12aはピストン
15先端が当接する平坦部、符号12b・・・12bは
ピストンロッド21が嵌入される孔部、符号12c・・
・12cはキー部材8が嵌合される切欠部を示す)。ま
た、前記ストッパプレート13にも、第5図に示すよう
に、多数の溝13x・・・13xが放射状に形成されて
いる(符号13y・・・13yは凸部、符号13c・・
・13cはキー部材8が嵌合される切欠部を示す)。更
に、前記金属環板63には、第6図に示すように、多数
の貫通孔63x・・・63xが形成されている(符号6
3y・・・63yはリベフト等の固定部材を示す)、そ
して、第2図に示すように、ケース7の右側壁7aとス
トッパプレート13との間の隙間(溝13x)は、ブレ
ーキ軸9の右端部に穿設された通孔93を介して前記冷
却空間92に通じていると共に、ケース7の左側壁7b
と加圧プレート12との間の隙間14xは、ブレーキ軸
9の左端部に穿設された通孔94を介して前記冷却空間
92に通じている。また、前記金属環板63とケース7
内周面との間の隙間Wは、空気排出口66を介して大気
に通じており、この空気排出口66の内方にはフィルタ
ー66aが装着されている。
一方、前記ケース7の左側壁7bはボルト57・・・5
7を用いて取り外し可能に固定されており、該左側壁7
bには、その先端が前記加圧プレート12に当接する複
数個のピストン(押圧部材)15・・・15が軸方向に
摺動自在に嵌合保持されていると共に、該ピストン15
の後面に液圧(例えば油圧)を作用させる液圧室16が
形成されている。そして、該液圧室16は第3図示のよ
うに液圧通路17を介して液圧供給口18(液圧源に通
じている)に連通されている。
7を用いて取り外し可能に固定されており、該左側壁7
bには、その先端が前記加圧プレート12に当接する複
数個のピストン(押圧部材)15・・・15が軸方向に
摺動自在に嵌合保持されていると共に、該ピストン15
の後面に液圧(例えば油圧)を作用させる液圧室16が
形成されている。そして、該液圧室16は第3図示のよ
うに液圧通路17を介して液圧供給口18(液圧源に通
じている)に連通されている。
更に、前記ケース7の左側壁7bには、複数の隙間調整
機構19・・・19が設けられている。この隙間調整機
構19は、第2図に示すように、圧縮コイルバネ20に
より左方に付勢されたピストンロフト21と、該ピスト
ンロフト21の段付面が当接してその左動を規制するス
トッパ板22と、該ストツバ板22に固定されたリテー
ナ23の右動を規制するフリクションリング24とを有
する。そして、前記ピストンロフト21の右端部は前記
加圧プレー目2に固定されており、従って加圧プレート
12は前記圧縮コイルバネ20により左方に付勢された
状態にある。また、前記フリクションリング24は所定
力以上の力が作用することにより左右動じ、この左右動
に応じて、前記ピストンロフト21に嵌着された鍔部材
25と前記リテーナ23との間の隙間Xつまりピストン
口。
機構19・・・19が設けられている。この隙間調整機
構19は、第2図に示すように、圧縮コイルバネ20に
より左方に付勢されたピストンロフト21と、該ピスト
ンロフト21の段付面が当接してその左動を規制するス
トッパ板22と、該ストツバ板22に固定されたリテー
ナ23の右動を規制するフリクションリング24とを有
する。そして、前記ピストンロフト21の右端部は前記
加圧プレー目2に固定されており、従って加圧プレート
12は前記圧縮コイルバネ20により左方に付勢された
状態にある。また、前記フリクションリング24は所定
力以上の力が作用することにより左右動じ、この左右動
に応じて、前記ピストンロフト21に嵌着された鍔部材
25と前記リテーナ23との間の隙間Xつまりピストン
口。
ド2Iの移動範囲が変化するようになっているゆ尚、こ
の実施例においては、第1図に示すように、当該ディス
クブレーキ装置lの重量を受止している伝達装置3が台
車50と車軸2とにまたがって保持されている関係上、
台車50(突出フレーム50a)と伝達装置3との連結
支点Zから車軸2までの寸法を1)、連結支点Zからブ
レーキ軸9までの寸法を12とすれば、車軸2に対する
ディスクブレーキ装置1の重量の負担W工は12 /
l tとなる。この場合、ディスクブレーキ装置1は、
その重量が比較的軽い場合には上記のように伝達装置3
に固設すればよいが、その重量が重い場合には台車50
(突出フレーム50a)に固設することも可能である。
の実施例においては、第1図に示すように、当該ディス
クブレーキ装置lの重量を受止している伝達装置3が台
車50と車軸2とにまたがって保持されている関係上、
台車50(突出フレーム50a)と伝達装置3との連結
支点Zから車軸2までの寸法を1)、連結支点Zからブ
レーキ軸9までの寸法を12とすれば、車軸2に対する
ディスクブレーキ装置1の重量の負担W工は12 /
l tとなる。この場合、ディスクブレーキ装置1は、
その重量が比較的軽い場合には上記のように伝達装置3
に固設すればよいが、その重量が重い場合には台車50
(突出フレーム50a)に固設することも可能である。
また、この実施例においては、第2図及び第3図に示す
ロータ部材10及びステータ部材1)が双方共に、C/
Cコンポジットで構成されている。このC/Cコンボシ
フト (Carbon/ Carbon Compo
si tes )は、炭素繊維をレジン、ピッチ等で結
合強化した後に炭化及び黒鉛化熱処理を行って製造され
た炭素繊維/炭素複合材料である。そして、第7図に示
すように、その温度特性は、鋼が符号(イ)で示す特性
曲線を有するのに対し、C/Cコンポジットは符号(ロ
)で示す特性曲線を有する。つまり、C/Cコンポジッ
トは、高温状態にある場合においても常温と変わらぬ或
いはそれ以上の引張強度を有するのである。これ以外に
も、C/Cコンポジットの特性としては、軽量、高弾性
、異方性の少ない微細組織、優れた摺動性及び耐摩耗性
等が挙げられる。
ロータ部材10及びステータ部材1)が双方共に、C/
Cコンポジットで構成されている。このC/Cコンボシ
フト (Carbon/ Carbon Compo
si tes )は、炭素繊維をレジン、ピッチ等で結
合強化した後に炭化及び黒鉛化熱処理を行って製造され
た炭素繊維/炭素複合材料である。そして、第7図に示
すように、その温度特性は、鋼が符号(イ)で示す特性
曲線を有するのに対し、C/Cコンポジットは符号(ロ
)で示す特性曲線を有する。つまり、C/Cコンポジッ
トは、高温状態にある場合においても常温と変わらぬ或
いはそれ以上の引張強度を有するのである。これ以外に
も、C/Cコンポジットの特性としては、軽量、高弾性
、異方性の少ない微細組織、優れた摺動性及び耐摩耗性
等が挙げられる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
当該牽引車両の走行時には、車軸2の回転が伝達装置3
(歯車伝達機構)を介して回転軸部30及びブレーキ軸
9に伝達されて、ロータ部材10.10が回転すること
になるが、この場合には、ピストンI5の後面の液圧室
16が無圧状態となっているため、該ピストン15が加
圧プレート12を第2図右方へ押圧するための力は発生
せず、従って前記ロータ部材10.10はステータ部材
1)・・・1)に対して自由に回転できることとなる。
(歯車伝達機構)を介して回転軸部30及びブレーキ軸
9に伝達されて、ロータ部材10.10が回転すること
になるが、この場合には、ピストンI5の後面の液圧室
16が無圧状態となっているため、該ピストン15が加
圧プレート12を第2図右方へ押圧するための力は発生
せず、従って前記ロータ部材10.10はステータ部材
1)・・・1)に対して自由に回転できることとなる。
一方、ブレーキ指令が発せられた時には、前記液圧室1
6が加圧状態となり、これに伴ってピストン15が右方
へ移動して加圧プレート12を押圧し且つロータ部材1
0.10及びステータ部材1)・・・1)をストッパプ
レート13に対して押し付け、この時に生じるロータ部
材10.10とステータ部材1)・・・1)との各相互
間の摩擦によって、ロータ部材10,10 、ブレーキ
軸9、回転軸部30及び車軸20回転が止まる。そして
、ブレーキ指令が解除された場合には、前記液圧室16
が無圧状態となり、加圧プレート12は隙間調整機N1
)9の圧縮コイルバネ20のバネ力により左方へ移動し
て当初の状態に復帰する。
6が加圧状態となり、これに伴ってピストン15が右方
へ移動して加圧プレート12を押圧し且つロータ部材1
0.10及びステータ部材1)・・・1)をストッパプ
レート13に対して押し付け、この時に生じるロータ部
材10.10とステータ部材1)・・・1)との各相互
間の摩擦によって、ロータ部材10,10 、ブレーキ
軸9、回転軸部30及び車軸20回転が止まる。そして
、ブレーキ指令が解除された場合には、前記液圧室16
が無圧状態となり、加圧プレート12は隙間調整機N1
)9の圧縮コイルバネ20のバネ力により左方へ移動し
て当初の状態に復帰する。
この場合において、前記車両の制動時に発生する熱は、
ロータ部材10.10とステータ部材1)・・・1)と
の各相互間に発生する複数箇所の摩擦熱として分散され
ることになるので、個々の部材10.10.1)・・・
1)についての発熱量は大幅に軽減されることになる。
ロータ部材10.10とステータ部材1)・・・1)と
の各相互間に発生する複数箇所の摩擦熱として分散され
ることになるので、個々の部材10.10.1)・・・
1)についての発熱量は大幅に軽減されることになる。
更に、この場合において、ケース7の左側壁7bに装着
されたフィルター62を介して回転軸部30の小径内孔
31に流入した冷却用空気は、第2図に矢印で示すよう
に通孔32を通過して冷却空間92に導入され、この冷
却空間92にてブレーキ軸9及び回転軸部30に対して
所要の冷却作用を行った後、通孔93,94を通過して
隙間13x、14xに流入し、更に隙間Wに流入した後
にフィルター66aを介して空気排出口66より大気中
に排出される。このように、冷却用空気が前記冷却空間
92においてブレーキ軸9及び回転軸部30を冷却する
ことにより、仮に高速走行からの制動時にロータ部材1
0.10及びステータ部材1)・・・1)が高温状態と
なったとしても・回転軸部30への熱伝導は可及的抑制
される。これにより、回転軸部30の高温化に伴う種々
の弊害、例えば回転軸部30の左端部を回動自在に保持
している軸受95の早期損傷や、該回転軸部30の右端
部を回動自在に保持している伝達装置3内の軸受(不図
示)の早期損傷等が効果的に防止される。
されたフィルター62を介して回転軸部30の小径内孔
31に流入した冷却用空気は、第2図に矢印で示すよう
に通孔32を通過して冷却空間92に導入され、この冷
却空間92にてブレーキ軸9及び回転軸部30に対して
所要の冷却作用を行った後、通孔93,94を通過して
隙間13x、14xに流入し、更に隙間Wに流入した後
にフィルター66aを介して空気排出口66より大気中
に排出される。このように、冷却用空気が前記冷却空間
92においてブレーキ軸9及び回転軸部30を冷却する
ことにより、仮に高速走行からの制動時にロータ部材1
0.10及びステータ部材1)・・・1)が高温状態と
なったとしても・回転軸部30への熱伝導は可及的抑制
される。これにより、回転軸部30の高温化に伴う種々
の弊害、例えば回転軸部30の左端部を回動自在に保持
している軸受95の早期損傷や、該回転軸部30の右端
部を回動自在に保持している伝達装置3内の軸受(不図
示)の早期損傷等が効果的に防止される。
尚、上記のようにして冷却用空気がケース7内を流れる
際には、既述のように表面積が広くなっている加圧プレ
ート12及びストッパプレート13と金属環板63とか
ら放熱が行われて、ロータ部材10゜10及びステータ
部材II・・・1)の過度な温度上昇が防止されると共
に、ロータ部材10.10及びステータ部材1)・・・
1)がC/Cコンポジットで構成される場合には、各部
材相互間の摺動により発生した粉塵が金属環板63の貫
通孔63x・・・63xを介して隙間Wに流出し且つ空
気排出口66内方のフィルター66aにより捕集される
。
際には、既述のように表面積が広くなっている加圧プレ
ート12及びストッパプレート13と金属環板63とか
ら放熱が行われて、ロータ部材10゜10及びステータ
部材II・・・1)の過度な温度上昇が防止されると共
に、ロータ部材10.10及びステータ部材1)・・・
1)がC/Cコンポジットで構成される場合には、各部
材相互間の摺動により発生した粉塵が金属環板63の貫
通孔63x・・・63xを介して隙間Wに流出し且つ空
気排出口66内方のフィルター66aにより捕集される
。
第8図は、本発明の他の実施例を示すものであり、既述
の実施例と共通の構成要件については同一符号を付して
その説明を省略する。
の実施例と共通の構成要件については同一符号を付して
その説明を省略する。
同図に示すように、当該他の実施例が既述の実施例と異
なるところは、ブレーキ軸9と回転軸部30とを固定す
るビン91の配設位置を変更した点と、ブレーキ軸9が
軸受95により保持されている点(既述の実施例では回
転軸部30が軸受95に保持されている)と、ブレーキ
軸9の内孔を大径内孔9゜aと小径内孔90bとから構
成した点と、回転軸部30の左端面とブレーキ軸9の内
端面との間に隙間を形成し且つこの隙間を空気通路とし
た点とである。従って、フィルター62を介してブレー
キ軸9の小径内孔90bに流入した冷却用空気は、矢印
で示す経路を通過して冷却空間92に導入されると共に
、通孔93,94を介して隙間13x、 14xに流出
していくことになる。そして、この実施例においても、
冷却用空気が冷却空間92を通過する際にブレーキ軸9
及び回転軸部30を好適に冷却することになるので、ロ
ータ部材10.10及びステータ部材1)・・・1)相
互間で発生した摩擦熱がブレーキ軸9及び回転軸部30
に伝導される度合が可及的軽減され、この両軸9,30
の高温化に伴う種々の弊害が効果的に防止されることと
なる。
なるところは、ブレーキ軸9と回転軸部30とを固定す
るビン91の配設位置を変更した点と、ブレーキ軸9が
軸受95により保持されている点(既述の実施例では回
転軸部30が軸受95に保持されている)と、ブレーキ
軸9の内孔を大径内孔9゜aと小径内孔90bとから構
成した点と、回転軸部30の左端面とブレーキ軸9の内
端面との間に隙間を形成し且つこの隙間を空気通路とし
た点とである。従って、フィルター62を介してブレー
キ軸9の小径内孔90bに流入した冷却用空気は、矢印
で示す経路を通過して冷却空間92に導入されると共に
、通孔93,94を介して隙間13x、 14xに流出
していくことになる。そして、この実施例においても、
冷却用空気が冷却空間92を通過する際にブレーキ軸9
及び回転軸部30を好適に冷却することになるので、ロ
ータ部材10.10及びステータ部材1)・・・1)相
互間で発生した摩擦熱がブレーキ軸9及び回転軸部30
に伝導される度合が可及的軽減され、この両軸9,30
の高温化に伴う種々の弊害が効果的に防止されることと
なる。
以上のように本発明によれば、牽引車両に取り付けられ
るブレーキ装置として、複数枚のロータ部材と複数枚の
ステータ部材とを有してなる多板式のディスクブレーキ
装置を用いたことにより、当該車両の制動時に発生する
熱が、前記各部材相互間の複数箇所にて生じる摩擦熱と
なって分散されることになり、各部材の発熱量が軽減さ
れて、偏摩耗の発生や寿命の低下等の不具合が回避され
ると共に、当該装置のレイアウトの簡素化や取付性の容
易化等をも図り得るという利点が得られることとなる。
るブレーキ装置として、複数枚のロータ部材と複数枚の
ステータ部材とを有してなる多板式のディスクブレーキ
装置を用いたことにより、当該車両の制動時に発生する
熱が、前記各部材相互間の複数箇所にて生じる摩擦熱と
なって分散されることになり、各部材の発熱量が軽減さ
れて、偏摩耗の発生や寿命の低下等の不具合が回避され
ると共に、当該装置のレイアウトの簡素化や取付性の容
易化等をも図り得るという利点が得られることとなる。
そして、特に本発明によれば、前記ロータ部材が取り付
けられているブレーキ軸の内孔に、車軸の回転が伝達装
置を介して伝達される回転軸部を嵌入すると共に、前記
ブレーキ軸の内孔と回転軸部の外周との間に冷却空間を
形成し、且つ該冷却空間に対して冷却用空気を導入する
空気連通路を形成したから、前記冷却空間に導入される
冷却用空気の作用によりブレーキ軸及び回転軸部が好適
に冷却されることになり、これによりロータ部材及びス
テータ部材相互間で発生した摩擦熱の他の部位への伝導
が可及的軽減されると共に、前記ブレーキ軸及び回転軸
部の高温化に伴う種々の弊害(例えば軸受の損傷等)が
回避される。また、従来のように摩擦熱が車軸に伝導さ
れるといった不具合は確実に回避されることになる。
けられているブレーキ軸の内孔に、車軸の回転が伝達装
置を介して伝達される回転軸部を嵌入すると共に、前記
ブレーキ軸の内孔と回転軸部の外周との間に冷却空間を
形成し、且つ該冷却空間に対して冷却用空気を導入する
空気連通路を形成したから、前記冷却空間に導入される
冷却用空気の作用によりブレーキ軸及び回転軸部が好適
に冷却されることになり、これによりロータ部材及びス
テータ部材相互間で発生した摩擦熱の他の部位への伝導
が可及的軽減されると共に、前記ブレーキ軸及び回転軸
部の高温化に伴う種々の弊害(例えば軸受の損傷等)が
回避される。また、従来のように摩擦熱が車軸に伝導さ
れるといった不具合は確実に回避されることになる。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は鉄道車両用ディスクブレーキ装置の取付状態を示
す概略平面図、第2図は鉄道車両用ディスクブレーキ装
置の内部構造を示す要部縦断正面図、第3図は鉄道車両
用ディスクブレーキ装置の内部構造を示す要部縦断側面
図、第4図は加圧プレートの単体側面図、第5図はスト
ッパプレートの単体側面図、第6図はキー部材に金属環
板が取り付けられた状態を示す斜視図、第7図はC/C
コンボジントの特性を示すグラフである。 また、第8図は本発明の他の実施例を示すもので、鉄道
車両用ディスクブレーキ装置の内部構造を示す要部縦断
正面図である。更に、第9図は−の従来例を示す概略平
面図、第10図は他の従来例を示す概略平面図である。 1・・・ディスクブレーキ装置 2・・・車軸 3・・・伝達装置 8・・・キー部材 9・・・ブレーキ軸 10・・・ロータ部材 1)・・・ステータ部材 15・・・押圧部材(ピストン) 30・・・回転軸部 90−・・内孔 90a・・・内孔(大径内孔) 92・・・冷却空間
1図は鉄道車両用ディスクブレーキ装置の取付状態を示
す概略平面図、第2図は鉄道車両用ディスクブレーキ装
置の内部構造を示す要部縦断正面図、第3図は鉄道車両
用ディスクブレーキ装置の内部構造を示す要部縦断側面
図、第4図は加圧プレートの単体側面図、第5図はスト
ッパプレートの単体側面図、第6図はキー部材に金属環
板が取り付けられた状態を示す斜視図、第7図はC/C
コンボジントの特性を示すグラフである。 また、第8図は本発明の他の実施例を示すもので、鉄道
車両用ディスクブレーキ装置の内部構造を示す要部縦断
正面図である。更に、第9図は−の従来例を示す概略平
面図、第10図は他の従来例を示す概略平面図である。 1・・・ディスクブレーキ装置 2・・・車軸 3・・・伝達装置 8・・・キー部材 9・・・ブレーキ軸 10・・・ロータ部材 1)・・・ステータ部材 15・・・押圧部材(ピストン) 30・・・回転軸部 90−・・内孔 90a・・・内孔(大径内孔) 92・・・冷却空間
Claims (1)
- (1)駆動車両により牽引される車両に取り付けられる
鉄道車両用ディスクブレーキ装置であって、車軸の回転
が伝達装置を介して伝達される回転軸部と、該回転軸部
と共に回転し且つ該回転軸部を内孔に嵌入してなる中空
状のブレーキ軸と、該ブレーキ軸と共に回転し且つ該ブ
レーキ軸の軸方向に摺動自在に取り付けられた複数枚の
ロータ部材と、これら複数枚のロータ部材の各相互間に
配設され且つキー部材に軸方向にのみ摺動自在に取り付
けられた複数枚のステータ部材と、前記ロータ部材及び
ステータ部材に制動力を作用させる押圧部材とを有する
と共に、前記ブレーキ軸の内孔と前記回転軸部の外周と
の間に冷却空間を形成し、且つ、該冷却空間に対して冷
却用空気を導入する空気連通路を形成したことを特徴と
する鉄道車両用ディスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2162343A JP2566482B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2162343A JP2566482B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0454330A true JPH0454330A (ja) | 1992-02-21 |
| JP2566482B2 JP2566482B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=15752753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2162343A Expired - Fee Related JP2566482B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566482B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008083884A1 (de) * | 2007-01-08 | 2008-07-17 | Mann+Hummel Gmbh | Bremsstaubaufnahmevorrichtung für kraftfahrzeuge |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2162343A patent/JP2566482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008083884A1 (de) * | 2007-01-08 | 2008-07-17 | Mann+Hummel Gmbh | Bremsstaubaufnahmevorrichtung für kraftfahrzeuge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2566482B2 (ja) | 1996-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101269928B1 (ko) | 휠 내장형 모터를 갖춘 차량 | |
| KR100471909B1 (ko) | 디스크 브레이크 시스템 | |
| GB476339A (en) | Vehicle brake | |
| JPH01164827A (ja) | ブレーキ | |
| US5085295A (en) | Brake rotor and stator discs with multiple rings joined by pins | |
| MX2008014714A (es) | Sistema de palanca para accionar un embrague. | |
| JPH01288635A (ja) | 回転部材用制動装置 | |
| JPH0454330A (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| US6502674B2 (en) | Friction engagement device | |
| JP2551496B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| US2071107A (en) | Disk brake | |
| EP1409884B1 (en) | Disc brake | |
| KR100836460B1 (ko) | 클러치용 액츄에이터와 이를 구비한 트랜스퍼 케이스 | |
| CN103453036B (zh) | 三盘式双离合机构 | |
| JP3028136B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JP2566483B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JP2566481B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JP2568476B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JPH0443156A (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| DE3224876A1 (de) | Scheibenbremse mit kohle-kohlefaser-reibbelag, insbesondere fuer kraftfahrzeuge | |
| KR20000071151A (ko) | 하이브리드 다-디스크 제동시스템 | |
| JPH0632511Y2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JPH0632510Y2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
| JP2745274B2 (ja) | 多板ディスクブレーキ装置 | |
| JP2706685B2 (ja) | 多板ディスクブレーキ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |