JPH0455183Y2 - - Google Patents

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JPH0455183Y2
JPH0455183Y2 JP13581887U JP13581887U JPH0455183Y2 JP H0455183 Y2 JPH0455183 Y2 JP H0455183Y2 JP 13581887 U JP13581887 U JP 13581887U JP 13581887 U JP13581887 U JP 13581887U JP H0455183 Y2 JPH0455183 Y2 JP H0455183Y2
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fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複合建具の取付け構造に関するもので
あり、特に戸袋内に収納された複数の建具を任意
に選択してあけしめできる複合建具の取付け構造
に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
長期間床についている病人は、いつも同じ壁、
同じ天井、同じ建具と周りの同じものを見てお
り、天井のシミの様子、節の数までも覚える程に
退屈し、無聊をかこつものである。そこで、本願
考案者は病人の無聊を慰めるため例えば障子等の
建具を入替えることにより周りの様子に変化をも
たせ得ることに着目し、本願考案を完成した。す
なわち、障子等の建具をいちいち取外して、入替
えることは、手間が掛かる上に、ある程度の力が
いるので病人はもちろんのこと、看護人が簡単に
入替えることがてきないし、また取外した建具を
別に収納する場所を設けなければならないので実
現が困難である。そこで、鋭意研究の結果複数の
建具を常時戸袋内に収納しておき、しかもこれら
の建具は戸袋内外において鴨居と敷居とに設けた
複数の溝やレールに案内されて、あけしめ可能と
すればよいことを見出し本願考案を完成するに至
つたのである。
本考案はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、本考案の目的とするところは、複数
の建具の変更使用が容易な複合建具の取付け構造
を提供することにある。
〔従来技術の問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような目的を達成するためになさ
れたものであり、本考案の要旨とするところは、 柱と柱との間に配置する複合建具の取付け構造
であつて、前記両柱の互いに対向する面側に取付
けるための一対の側方部材の上端部間と下端部間
とにそれぞれ鴨居と敷居とを設け、かつこの鴨居
と敷居とには複数の建具をあけしめ可能に案内す
る複数の溝またはレールを設けると共に前記両側
方部材間のいずれか一端側に複数の建具を収納す
る戸袋を設け、しかも戸袋内に収納された各建具
は手にて引出し可能に建具端部が戸袋の側方に突
出されると共に、鴨居と敷居とに設けられた前記
溝もしくはレールの間隔はこの溝もしくはレール
により案内されかつ戸袋内に収納された各建具が
その一端を指で把持して引出し得る隙間を生ずる
ようにされてなる複合建具の取付け構造を構成し
たことにある。ここに溝またはレールとは、溝と
レールのうちのいずれか一方の場合に限らず、溝
とレールの両方を含む場合も意味するものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図、第2図、第3図に示すように、住居の
柱10,12の互いに対向する面側には板状の側
方部材14,16が取付けられ、かつその上端部
間には鴨居18が、下端部間には敷居20が配設
され、それぞれに設けられた複数の溝やレールに
よつて、5種の建具22,24,26,28,3
0があけしめ可能に配置されると共に、柱10,
12間の一端側に設けた戸袋32内に収容できる
ようにされ、他端側に窓が形成されている。
すなわち、側方部材14は第4図イに示すよう
に長手状の板状部材であり、表面には各建具をし
めたときに建具の側端部が嵌り込む浅い5本の溝
34が設けられると共に下端側には敷居20を嵌
込むための段付状の切欠溝36が形成されてい
る。側方部材16は第4図ロに示すように前記側
方部材14と同様な板状の部材であり、下端側に
は敷居嵌込み用の切欠溝38が前記切欠溝36と
対象に形成されている。なお、側方部材14,1
6は各柱に対し、大形のねじ釘(図示せず)によ
り取外し可能に取付られている。
敷居20は第2図、第4図ホに示すように段付
状をなし、段の部分には建具22,24を案内す
るレール40,42が取付られ、上方の平坦部に
は建具26,28,30を案内する3本の浅い溝
44が設けられている。敷居20の両端は前記側
方部材14,16の切欠溝36,38に嵌込ま
れ、取外し可能に組付けられると共に、第2図に
示すように、敷居20の上面はたたみの上面45
と一致するようにされている。ここに、取外し可
能に組付けるとは、分解後再使用が困難な程に完
全に釘付け等をするのではなく、分解後再使用で
きる程度に組付けることを意味する。取外し可能
に取付けるという場合も同じである(以下同様な
意味に使用する)。鴨居18は第2図、第4図ニ
に示すようにやや幅広の板状の部材であり、各建
具の上端側を案内する5本の溝46が設けられる
と共にその両端側には、側方部材14,16の上
端部が嵌り込む切欠溝48,50が形成されてい
る。
鴨居18は切欠溝48,50に、それぞれ側方
部材14,16の上端部を嵌込むことにより、取
外し可能に組付けられる。鴨居18は溝46の両
端側および側方に延出し、ひさしの役割をなして
いる。そして、第2図に示すように鴨居18の上
方には屋根組材52,54を介して屋根板材56
が取付けられている。なお、上方に大きな屋根等
がある場合には、鴨居18の延出しや屋根組材5
2,54、屋根板材56の取付けは不要である。
第3図において、2点鎖線67は鴨居18の投影
面の輪郭を示す。第2図において58は下見板、
60は付鴨居である。
戸袋32は、第3図に示すように屋外側に耐寒
耐風雨の戸袋部材62が取外し可能に取付けら
れ、室内側に内側部材64が取外し可能に取付け
られている。戸袋部材62は第5図イに示すよう
に木枠の外側に耐水材を、内側に耐寒材を貼付し
て構成され、内側部材64は第4図ハに示すよう
に付柱66に乾式壁68が取付けられて構成され
ている。
戸袋32には、第3図に示すように屋外側から
室内側に向かつて建具22,24,26,28,
30が収納されているが、第5図ロ〜ヘに示すよ
うに、建具22は外側に耐水材を、内側に耐寒材
を貼付けた耐寒風雨の雨戸、建具24は厚ガラス
を入れた防音ガラス戸、建具26は網張りの内側
に小ガラス戸を左右に引違い可能に配置した2段
型の網付引違式開閉調節戸、建具28は小よしず
張戸を上下に引違い可能に配置した2段型のすり
上げ式遮光調節戸、建具30は小紙貼り障子を左
右に引違い可能に配置した2段型の紙貼式猫間障
子である。なお、建具22,24は耐重戸車付
き、建具26,28,30は底車式戸車付きであ
る。このように、戸袋内に複数の建具が並列に収
納され、かつ各建具はそれぞれ専用のレールもし
くは溝により案内されているので、任意の建具を
引出して使用することが容易である。従つて部屋
の雰囲気を種々変更することが容易で、また自然
通風による室内空気の換気や明るさの調節が容易
である。
例えば、天気の良い日には建具30を使用し、
さらに陽気のよい日には上下の障子をあけしめす
ることにより、またあける程度を加減することで
種々変化をもたせ得ると共に屋外の様子も見るこ
とができ、さらに室内が明るすぎる場合には建具
28のよしず張戸を使用し開閉の調節により遮光
を加減し、室内を適度な明るさもしくは暗さに調
節でき、さらにまた、防虫のためには建具26の
網付きの調節戸を使用すればよく、また屋外が騒
がしいときや屋外の景色を見たいときには、建具
24の防音ガラス戸を使用すればよい。さらに、
建具28,30などを併せて使用することによ
り、種々の雰囲気をかもし出すことも可能であ
る。従つて、長い間床についている病人の無聊を
慰めることができるばかりか、健康な人にとつて
も趣のある生活を楽しむことも可能である。雨天
の際や夜間には、さらに建具22の雨戸を使用す
ることにより、寒さや風雨を防いだり、戸締まり
を厳重にしたりなどすることもできる。
さらに、建具26,28,30は小ガラス戸や
小よしず張戸、小障子を上下2段に配置している
ことから、そのあけしめにより自然の通風や遮光
の程度を加減でき、室内空気の入れ替えや明るさ
の調節範囲を広くできるので、気分が爽快とな
り、また心地よく眠ることが可能となる。特に、
長い間寝たきりとなつている場合には、その部屋
は外部から入つてきた人にとつて一種の悪臭を感
じさせるものであるが、上記のように十分な換気
ができるので、臭気の除去に効果がある。なお、
従来のサツシユ戸では、小ガラス戸等が2段式に
なつていないので、開閉の微細な調節が困難であ
ることから空気の入れ替えは換気扇に頼ることに
なり、騒音を出し易いが、本実施例ではこのよう
なことがない。
敷居20の建具26,28,30を案内する部
分は、浅い溝をなしているので、人があがつても
足が痛くない利点があり、また建具26,28,
30は底部に取付けた底車式戸車が前記溝内を転
動するようにされているので、軽くあけしめで
き、さらに重い雨戸やガラス戸は耐重戸車を使用
し、レール上を動くようにされているので軽くあ
けしめすることができる。
戸袋32の入口部分には、第3図に示すように
収納された各建具間の隙間を塞ぐための4つの方
立70が着脱可能に取付けられ、建具をしめた際
に前記隙間から外気や風雨が戸袋内に入り、さら
に室内に入ることを防止している。なお、方立7
0は第4図ヘに示すように長手状をなしている
が、着脱可能とする手段は例えば鴨居18と敷居
20とに方立70の端部が嵌り得る角孔を設け、
かつ鴨居側を深くし、まず方立70の上端部を上
の角孔に入れ、ついで下端部を下げて角孔に入れ
て方立70を取付け、また逆に移動させて取外す
など、種々の公知の手段を採用してもよい。方立
72も同様に着脱可能に取付けられている。
戸袋32内に収納された各建具は、第3図に示
すようにその側端部が戸袋32の入口部から若干
外方に突出され、手で容易に各建具を引出し、窓
をしめることができるようにされている。なお、
各建具の側縁には、第5図に示すように表裏両面
に引手74を設け、あけしめを容易にしている。
また、レールや敷居20、鴨居18の溝の間
隔、レールと溝の間隔は、第3図に示すように戸
袋32内に収納された各建具の端部を少なくとも
指で挟んで引出せる程度の隙間を生ずるようにさ
れている。従つて、建具の端部が突出しているこ
とと相まつて、引出すことが容易であり、その結
果建具のあけしめが容易に行い得る。それ故、体
の不自由な人や病人、看護人にとつても取扱いが
容易である。
各建具は通常の住宅の建具と同様に、取外した
り、入替えたりすることも可能である。従つて、
例えば、桟の間隔の粗い障子を使用してモダンな
感じを出したり、桟の間隔が特に細かい障子を使
用して純和風な感じを出したりなど、瞬時にして
部屋の雰囲気を変えることなども可能である。
前記実施例において敷居20や鴨居18の溝や
レールの数を適宜増減し、これに対応する建具の
数を増減することもできる。また、各部材の組付
け方法等も公知の手段により、適宜変更してもよ
い。また、前記実施例は、住宅の新築時、改造時
のいずれの場合でも適用できる。
以上本考案のいくつかの実施例について説明し
たが、本考案はこのような実施例に何等限定され
るものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲
において種々なる態様で実施し得ることはもちろ
んである。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案によれば複数の建具
が敷居、鴨居に設けた複数の溝やレールにより、
それぞれ案内されて戸袋内外に移動させ得るよう
にされているので、任意の建具を選択してあけし
めができ、部屋の雰囲気を種々変更でき、病人の
無聊を慰め得ることは勿論、健康な人の気分転換
を図つたり、趣味感を満足させることもできる。
さらに、戸袋内に収納された各建具は外方へ引出
し易いように突出させると共に間隔をもたせてい
るので、体の不自由な人にとつても使用が容易で
あり、また、室内の空気の入れ替えも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す室内側から見
た一部破断正面図、第2図は第1図における−
拡大断面図、第3図は第1図における−拡
大断面図、第4図イ〜ヘは同実施例に使用する部
品の一部を破断した正面図、第5図イ〜ヘは同実
施例に使用する建具等の正面図(一部破断を含
む)である。 10,12……柱、14,16……側方部材、
18……鴨居、20……敷居、22,24,2
6,28,30……建具、32……戸袋、44,
46……溝、40,42……レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱と柱との間に配置する複合建具の取付け構造
    であつて、前記両柱の互いに対向する面側に取付
    けるための一対の側方部材の上端部間と下端部間
    とにそれぞれ鴨居と敷居とを設け、かつこの鴨居
    と敷居とには複数の建具をあけしめ可能に案内す
    る複数の溝またはレールを設けると共に前記両側
    方部材間のいずれか一端側に複数の建具を収納す
    る戸袋を設け、しかも戸袋内に収納された各建具
    は手にて引出し可能に建具端部が戸袋の側方に突
    出されると共に、鴨居と敷居とに設けられた前記
    溝もしくはレールの間隔はこの溝もしくはレール
    により案内されかつ戸袋内に収納された各建具が
    その一端を指で把持して引出し得る〓間を生ずる
    ようにされてなる複合建具の取付け構造。
JP13581887U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0455183Y2 (ja)

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JP13581887U JPH0455183Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6441596U JPS6441596U (ja) 1989-03-13
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